JP2012137230A

JP2012137230A - 空気調和機の室外機

Info

Publication number: JP2012137230A
Application number: JP2010289366A
Authority: JP
Inventors: Tsukasa Ishizone; 司石曽根
Original assignee: Panasonic Corp
Current assignee: Panasonic Corp
Priority date: 2010-12-27
Filing date: 2010-12-27
Publication date: 2012-07-19

Abstract

【課題】作業スペースが狭小であっても、安全に取り外し作業を行なうことができる空気調和機の室外機を提供すること。
【解決手段】本発明の空気調和機の室外機は、冷媒と外気とが熱交換を行なう室外熱交換器４と、室外熱交換器４へ送風を行なう室外送風機２と、室外送風機２を固定する固定台１１とを備え、天板１０が取り外し可能な空気調和機の室外機であって、天板１０は最上面から一段下がった位置に下がり天面１８を有し、下がり天面１８と最上面との間には、室外機の前面と略平行な第１の垂直面１７を設け、第１の垂直面１７と固定台１１とをネジ１９ａで固定する。
【選択図】図１

Description

本発明は、分離型空気調和機の室外機の構成に関する。

従来、この種の空気調和機の室外機は、室外熱交換器と室外送風機とを備え、室外送風機を保持するための固定台が設けられている（例えば、特許文献１参照）。

図３は、従来の空気調和機の室外機の斜視図であり、図４は、同室外機における天板および送風機固定台の要部断面図である。図３、図４に示すように、従来の空気調和機の室外機２０は、筐体の内部に室外送風機２２と、室外送風機２２を保持するための固定台２３を有しており、固定台２３の上部が天板２１に背面側からネジで固定されている。

特開２００６−１７７６２０号公報

しかしながら、前記従来の構成では、例えば、ベランダ上部に吊り架台に載置して据え付けた場合は、十分に作業スペースを確保できず、サービスマンなどが室外機を分解する際には、目視できない状態で背面側のネジを取り外す必要があり、作業性が悪いという課題を有していた。

本発明は、前記従来の課題を解決するもので、作業スペースが狭小であっても、安全に取り外し作業を行なうことができる空気調和機の室外機を提供することを目的とする。

前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機の室外機は、冷媒と外気とが熱交換を行なう室外熱交換器と、室外熱交換器へ送風を行なう室外送風機と、室外送風機を固定する固定台とを備え、天板が取り外し可能な空気調和機の室外機であって、天板は最上面から一段下がった位置に下がり天面を有し、下がり天面と最上面との間には、室外機の前面と略平行な第１の垂直面を設け、第１の垂直面と固定台とをネジで固定することにより、室外機の前面から天板の取り外し作業を行なうことができるため、作業スペースが狭小であったとしても作業性を損なうことが無く作業を行なうことができる。

本発明は、作業スペースが狭小であっても、安全に取り外し作業を行なうことができる空気調和機の室外機を提供することができる。

本発明の実施の形態１における空気調和機の室外機の分解斜視図同実施の形態１における空気調和機の室外機の要部断面図従来の空気調和機の室外機の分解斜視図従来の空気調和機の室外機の要部断面図

第１の発明の空気調和機の室外機は、冷媒と外気とが熱交換を行なう室外熱交換器と、
室外熱交換器へ送風を行なう室外送風機と、室外送風機を固定する固定台とを備え、天板が取り外し可能な空気調和機の室外機であって、天板は最上面から一段下がった位置に下がり天面を有し、下がり天面と最上面との間には、室外機の前面と略平行な第１の垂直面を設け、第１の垂直面と固定台とをネジで固定することにより、室外機の前面から天板の取り外し作業を行なうことができるため、作業スペースが狭小であったとしても作業性を損なうことが無く作業を行なうことができる。

第２の発明の空気調和機の室外機は、特に第１の発明において、第１の垂直面から天板の後縁までの長さは、固定台の上面の前縁から後縁までの長さよりも短いことにより、天板で固定台の上面を圧着固定できるので、固定台を強固に固定することができる。

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。

（実施の形態１）
図１は、本発明の実施の形態１における空気調和機の室外機の分解斜視図であり、図２は要部断面図である。

図１において本実施の形態１における室外機１は、筐体の内部に大気と冷媒とを熱交換する室外熱交換器４と、室外熱交換器４へ送風し熱交換を促進する室外送風機２（羽根部分は省略する）と、室外送風機２を固定する固定台１１、冷媒を圧縮する圧縮機３を備えている。なお、図１に示していないが、冷凍サイクルを構成する冷媒配管や、電気部品を収納する電装品箱を有していることは言うまでも無い。

また、室外機１の筐体６は、前面を構成する前板７と、左側面を構成する左側板８と、右側面を構成する右側板９と、底面を構成する底板１２と、天面を構成する天板１０で構成され、略直方体形状となっている。

また、天板１０はその四方が下向きに折曲げられたトレー形状となっており、トレー形状の天板１０の内方側に前板７、左側板８、右側板９の上縁が配置されるようになっている。

また、固定台１１の下側は底板１２の上面にネジで固定されており、固定台１１の上側はコの字形状になっており、図２に示すように、固定台１１のコの字部分で室外熱交換器４の上側を挟んで固定されている。

次に、天板１０の構成について説明する。天板１０には最上面から一段下がった位置に最上面と略平行をなすような下がり天面１８を有しており、最上面と下がり天面１８との間には、前板７と略平行となるような第１の垂直面１７を有している。

また、第１の垂直面１７にはネジ穴１６が設けられ、また、固定台１１の上側の垂直面１４にもネジ穴１５が設けられる。そして、天板１０を取り付けた際に、ネジ穴１５とネジ穴１６との位置が重なり、その結果、ネジ１９ａで固定可能となる。

このように構成することによって、ネジ１９ａは、室外機１の前側から取り外し可能となるため、作業性を損なうことがなくなる。

さらに、第１の垂直面から天板１０の後縁までの長さＡと、固定台１１の上面部の前縁から後縁までの長さＢとを比較する。本実施の形態では長さＡ＜長さＢとしている。

このように構成することで、天板１０の長さＡの部分で、固定台１１の上面部の長さＢの部分をはさみこむことができ、さらに長さＡ＜長さＢとしているので、圧着されるように挟むことになる。そのため、非常に強固に固定することができる。

本発明にかかる空気調和機の室外機は、熱交換器や送風機を内蔵するヒートポンプ式給湯機の室外機にも適用できる。

１室外機
２室外送風機
４室外熱交換器
６筐体
７前板
８左側板
９右側板
１０天板
１１固定台
１５ネジ穴
１６ネジ穴
１７第１の垂直面
１８下がり天面
１９ａネジ

Claims

冷媒と外気とが熱交換を行なう室外熱交換器と、前記室外熱交換器へ送風を行なう室外送風機と、前記室外送風機を固定する固定台とを備え、天板が取り外し可能な空気調和機の室外機であって、前記天板は最上面から一段下がった位置に下がり天面を有し、前記下がり天面と前記最上面との間には、前記室外機の前面と略平行な第１の垂直面を設け、前記第１の垂直面と前記固定台とをネジで固定することを特徴とする空気調和機の室外機。
前記第１の垂直面から前記天板の後縁までの長さは、前記固定台の上面の前縁から後縁までの長さよりも短いことを特徴とする請求項１に記載の空気調和機の室外機。