JP6637276B2 - インクジェット用水性インク組成物及び固体製剤 - Google Patents

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Description

本発明はインクジェット用水性インク組成物及び固体製剤に関し、より詳細には、医薬品や食品等の錠剤等に対して、インクジェット方式で直接印刷することが可能な可食性のインクジェット用水性インク組成物及び固体製剤に関する。
錠剤の医薬品やサプリメント等の食品に対しては、パッケージだけでなく錠剤本体にも製品情報を表示することによって、それらの識別性を向上させ、調剤ミスや誤飲防止などが図られている。表面がコーティングされた錠剤は、グラビア印刷などの接触方式で印刷できるため、識別性の高い情報表示が行われている半面、表面の平滑性が悪い素錠やOD(口腔内崩壊)錠では接触方式による印刷が困難となっている。そのため、これらの錠剤に対しては、簡単な文字しか表示できない刻印方式が主流となっている。その結果、特に製薬業界では、素錠やOD錠等に対しても識別性の高い情報表示が可能な、新たな印刷方法に対するニーズが高まっている。
そのような印刷方法としては、例えば、染料を用いた水性インク組成物によるインクジェット方式の印刷が挙げられる(下記特許文献1参照)。しかしながら、従来の水性インク組成物は、インクジェットヘッドのノズルでのメニスカス面形成不良等による吐出不良により、吐出安定性が低下するという問題がある。
特開2011−236279号公報
本発明は前記問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、医薬品や食品等の固体製剤に対して、インクジェット方式で直接印刷することが可能な可食性を有し、かつ、吐出安定性に優れたインクジェット用水性インク組成物及び固体製剤を提供することにある。
本願発明者等は、前記問題点を解決すべく、インクジェット用水性インク組成物及び固体製剤について検討した。その結果、下記構成を採用することにより前記の問題点を解決できることを見出して、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明に係るインクジェット用水性インク組成物は、前記の課題を解決する為に、少なくとも1種の染料と、表面張力調整剤とを含み、前記表面張力調整剤が、カプリル酸デカグリセリル、ラウリン酸ヘキサグリセリンエステル、オレイン酸ヘキサグリセリンエステル、縮合リノレン酸テトラグリセリンエステル、脂肪酸エステルヤシパーム、HLBが15以下のラウリン酸デカグリセリル及びHLBが13未満のオレイン酸デカグリセリルからなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする。
前記の構成によれば、染料を用いたインクジェット用水性インク組成物において、前記に挙げた少なくとも1種以上の表面張力調整剤を含有させることにより、インクジェットヘッドにおけるノズルでのメニスカス面形成不良等による吐出不良を防止することができる。その結果、当該ノズルの目詰まりや印刷画像にかすれが発生するのを防止し、吐出安定性に優れたインクジェット用水性インク組成物を提供することができる。また、前記表面張力調整剤としては、薬事法で定める医薬品添加物、日本薬局方又は食品添加物公定書の基準に適合したカプリル酸デカグリセリル等を用いるので、例えば、医薬品や食品等の固体製剤に対してインクジェット方式での印刷を可能にする。
前記の構成に於いては、前記染料が、食用合成色素又は食用天然色素であることが好ましい。
前記の構成に於いては、前記食用合成色素が、アゾ系染料、トリフェニルメタン系染料、キサンテン系染料及びインジゴイド系染料からなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
さらに、前記の構成に於いては、前記アゾ系染料が、赤色2号、赤色102号、赤色40号、黄色4号及び黄色5号からなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
また、前記の構成に於いては、前記トリフェニルメタン系染料が、青色1号又は緑色3号の少なくとも何れかであることが好ましい。
また、前記の構成に於いては、前記キサンテン系染料が、赤色3号、赤色104号、赤色105号及び赤色106号からなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
また、前記の構成に於いては、前記インジゴイド系染料が、青色2号であることが好ましい。
前記の構成に於いては、前記食用天然色素が、コチニール色素、銅クロロフィリンナトリウム、カカオ色素及びカラメル色素からなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
また、前記構成のインクジェット用水性インク組成物は可食性を有することが好ましい。可食性とは、医薬品若しくは医薬品添加物として経口投与が認められている物質、及び/又は食品若しくは食品添加物として認められている物質のみからなることを意味する。
本発明に係る固体製剤は、前記の課題を解決する為に、錠剤又はカプセル剤からなり、インクジェット用水性インクの乾燥皮膜を表面に有する固体製剤であって、前記インクジェット用水性インクが、前記のインクジェット用水性インク組成物からなることを特徴とする。
前記の構成によれば、インクジェット用水性インクとして、少なくとも1種の染料と、カプリル酸デカグリセリル等の表面張力調整剤を含むインクジェット用水性インク組成物を用いるので、当該インクジェット用水性インクでインクジェット記録方法により錠剤又はカプセル剤の表面に直接印刷しても、吐出不良や画像のかすれがなく、良好な印刷画像の形成が可能な乾燥皮膜を形成することができる。これにより、固体製剤本体にも製品情報を表示することが可能になり、識別性を向上させ、調剤ミスや誤飲防止を図ることが可能な固体製剤を提供することができる。尚、本発明の固体製剤は、食品製剤及び医薬製剤を含む意味である。
本発明によれば、少なくとも1種の染料と、インクジェットヘッドにおけるノズルでのメニスカス面形成不良等による吐出不良を防止することが可能なカプリル酸デカグリセリル等の表面張力調整剤を含有するので、インクジェットヘッドのノズルの目詰まりや吐出不良、画像のかすれがなく、吐出安定性に優れたインクジェット用水性インク組成物を提供することができる。これにより、例えば、医薬品又は食品等の固体製剤に対しても、インクジェット方式での印刷を可能にする。
(インクジェット用水性インク組成物)
本実施の形態に係るインクジェット用水性インク組成物(以下、「水性インク組成物」という。)について、以下に説明する。本実施の形態の水性インク組成物は、少なくとも1種の染料と表面張力調整剤を含み、主溶媒が水である水性インクである。また、本実施の形態の水性インク組成物は、薬事法で定める医薬品添加物、日本薬局方又は食品添加物公定書の基準に適合した材料を用いることにより、可食性を有するものにすることができ、かつ、インクジェット記録用として好適に用いられるものである。
前記染料としては、食用色素であれば特に限定されず、具体的には、食用合成色素(合成タール色素)、食用天然色素が挙げられる。
前記食用合成色素としては、アゾ系染料、トリフェニルメタン系染料、キサンテン系染料及びインジゴイド系染料からなる群より選ばれる少なくとも1種が挙げられる。さらに、前記アゾ系染料としては特に限定されず、例えば、赤色2号、赤色102号、赤色40号、黄色4号及び黄色5号からなる群より選ばれる少なくとも1種が挙げられる。前記トリフェニルメタン系染料としては特に限定されず、例えば、青色1号又は緑色3号の少なくとも何れかが挙げられる。前記キサンテン系染料としては特に限定されず、例えば、赤色3号、赤色104号、赤色105号及び赤色106号からなる群より選ばれる少なくとも1種が挙げられる。前記インジゴイド系染料としては、青色2号が挙げられる。
また、前記食用天然色素としては、コチニール色素、銅クロロフィリンナトリウム、カカオ色素及びカラメル色素からなる群より選ばれる少なくとも1種が挙げられる。
これらの染料は、適宜必要に応じて、単独で又は二種以上を混合して用いることができる。また、これらの染料は、薬事法で定める医薬品添加物、日本薬局方又は食品添加物公定書の基準に適合したものである。さらに、錠剤やカプセル剤からなる固体製剤に対する浸透性が、他の染料と比較して良好である。
染料の含有量は、水性インク組成物の全質量に対し、0.5質量%〜10質量%の範囲内であることが好ましく、1質量%〜5質量%の範囲内であることがより好ましい。染料の含有量が0.5質量%以上であると、多くの染料で印刷画像の濃度の濃度が不十分となるのを防止することができる。その一方、染料の含有量が10質量%以下であると、インクジェットヘッドのノズルにおいて、染料成分が析出するのを防止することができる。
前記表面張力調整剤は、カプリル酸デカグリセリル、ラウリン酸ヘキサグリセリンエステル、オレイン酸ヘキサグリセリンエステル、縮合リノレン酸テトラグリセリンエステル、脂肪酸エステルヤシパーム、HLBが15以下のラウリン酸デカグリセリル及びHLBが13未満のオレイン酸デカグリセリルからなる群より選ばれる少なくとも1種である。これらは一種単独で、又は二種以上を混合して用いてもよい。
前記カプリル酸デカグリセリルとしては、市販品を用いることが可能であり、そのような市販品としては、例えば、リョートー(登録商標)ポリグリエステル CE19D(商品名、三菱化学フーズ(株)製、HLB値15)、SYグリスターMCA750(商品名、阪本薬品工業(株)製、HLB値16)等が挙げられる。
前記ラウリン酸デカグリセリルとしては、HLBが15以下のものを用いることができる。HLBが15を超えるラウリン酸デカグリセリルであると、インクジェットヘッドのノズルの目詰まりに起因してかすれ等が発生するなど、吐出安定性が低下する。HLBの下限は、水溶媒に対する溶解度の観点からは、10以上であることが好ましい。また、HLBが15以下のラウリン酸デカグリセリルとしては、市販品を用いることが可能であり、そのような市販品としては、例えば、NIKKOL(登録商標) DECAGLYN 1−L(商品名、日光ケミカルズ(株)製、HLB値14.5)、SYグリスターML−750(商品名、阪本薬品工業(株)製、HLB値14.8)等が挙げられる。
尚、前記HLBの値は、グリフィン法によるHLB値であり、下記式によって得られる値を意味する。
HLB値=20×(親水基の式量の和/分子量)
HLB値は0〜20の範囲内の値となり、HLB値が大きいほど親水性が強くなり、HLB値が小さいほど疎水性が強くなる。
前記オレイン酸デカグリセリルとしては、HLBが13未満のものを用いることができる。HLBが13以上であると、インクジェットヘッドのノズルの目詰まりに起因してかすれ等が発生するなど、吐出安定性が低下する。尚、HLBの下限は、水溶媒に対する溶解度の観点からは、10以上であることが好ましい。また、HLBが13未満のオレイン酸デカグリセリルとしては、市販品を用いることが可能であり、そのような市販品としては、例えば、NIKKOL(登録商標) DECAGLYN 1−OV(商品名、日光ケミカルズ(株)製、HLB値12)、SYグリスターMO−7S(商品名、阪本薬品工業(株)製、HLB値12.9)等が挙げられる。
前記ラウリン酸ヘキサグリセリンエステルとしては、市販品を用いることが可能であり、そのような市販品としては、例えば、NIKKOL(登録商標) HEXAGLYN 1−L(商品名、日光ケミカルズ(株)製、HLB値14.5)、SYグリスターML−500(商品名、阪本薬品工業(株)製、HLB値13.5)等が挙げられる。
前記オレイン酸ヘキサグリセリンエステルとしては、市販品を用いることが可能であり、そのような市販品としては、例えば、SYグリスターMO−5S(商品名、阪本薬品工業(株)製、HLB値11.6)等が挙げられる。
前記縮合リノレン酸テトラグリセリンエステルとしては、市販品を用いることが可能であり、そのような市販品としては、例えば、SYグリスターCR−310(商品名、阪本薬品工業(株)製)等が挙げられる。
脂肪酸エステルヤシパームとしては、市販品を用いることが可能であり、そのような市販品としては、例えば、チラバゾールW−01(商品名、太陽化学(株)製)等が挙げられる。
表面張力調整剤の含有量は、水性インク組成物の全質量に対し、0.5質量%〜5質量%の範囲内であることが好ましく、1質量%〜3質量%の範囲内であることがより好ましい。表面張力調整剤の含有量が0.5質量%以上であると、インクジェット方式で印刷を行った場合に、インクジェットヘッドにおけるノズルでのメニスカス面形成不良等による吐出不良を防止し、当該ノズルの目詰まりや印刷画像にかすれが発生するのを防止することができる。その結果、吐出安定性の向上が図れる。その一方、表面張力調整剤の含有量が5質量%以下であると、表面張力調整剤の不溶分や乳化不良による吐出への悪影響を防止することができる。
本実施の形態に係る水性インク組成物に於いては、水(主溶媒としての水)を含有する。前記水としては、イオン交換水、限外ろ過水、逆浸透水、蒸留水等の純水、又は超純水等のイオン性不純物を除去したものを用いるのが好ましい。特に、紫外線照射等により滅菌処理した水は、長期間にわたってカビやバクテリアの発生を防止することができるので好適である。また、水の含有量としては特に限定されず、適宜必要に応じて設定することができる。
本実施の形態の水性インク組成物には、湿潤剤が含まれていてもよい。湿潤剤は、薬事法等の基準に適合するものであれば特に限定されず、具体的には、例えば、プロピレングリコール、グリセリン等が挙げられる。
湿潤剤の添加量は、水性インク組成物の全質量に対し、20質量%〜50質量%が好ましく、30質量%〜40質量%がより好ましい。湿潤剤の含有量を20質量%以上にすることにより、インクジェットヘッドのノズル近傍での目詰まりを防止し、吐出性能の一層の向上が図れる。その一方、湿潤剤の含有量を50質量%以下にすることにより、水性インク組成物の粘度を適性に制御することができる。
本実施の形態の水性インク組成物においては、その他の添加剤が配合されていてもよい。但し、医薬品等の固体製剤に対するインクジェット用インクとして用いる場合には、薬事法で定める医薬品添加物、日本薬局方又は食品添加物公定書の基準に適合するものであることが好ましい。前記添加剤としては、水溶性樹脂、有機アミン、界面活性剤、pH調整剤、キレート化剤、防腐剤、粘度調整剤、消泡剤等が挙げられる。これらの添加剤の含有量は特に限定されず、適宜必要に応じて設定することができる。
本実施の形態の水性インク組成物は、前述の各成分を適宜な方法で混合することよって製造することができる。混合方法及び添加順序は特に限定されない。混合後は、十分に撹拌し、必要に応じて目詰まりの原因となる粗大粒径及び異物を除去するための濾過を行う。これにより、本実施の形態に係る水性インク組成物を得ることができる。
各材料の混合方法としては特に限定されず、例えば、ディスパー、メカニカルスターラー、マグネチックスターラー等の撹拌装置を備えた容器に順次材料を添加して撹拌混合を行うことができる。また、濾過方法としては特に限定されず、例えば、遠心濾過、フィルター濾過等を採用することができる。
本実施の形態の水性インク組成物は、インク及び塗料に適用することができる。また、本実施の形態の水性インク組成物は、インクジェット方式での印刷に用いた場合には、吐出安定性に優れているので、インクジェット用インクに好適に使用することができる。特に、本実施の形態の水性インク組成物は、薬事法等で定められている医薬品添加物、日本薬局方又は食品添加物公定書の基準に適合した染料及び表面張力調整剤を用いているので、可食性を有しており、医薬品又はサプリメント等の錠剤やカプセル剤からなる固体性剤の表面に直接印刷することが可能である。また、素錠及びOD錠など表面の平滑性が悪い錠剤に対しても、インクジェット方式による非接触印刷を可能にする。
(固体製剤)
本実施の形態の固体製剤は、錠剤又はカプセル剤からなり、当該固体性剤の表面には、前記水性インク組成物からなるインクジェット用水性インクを用いて、インクジェット記録方法により直接印刷されたものである。上述の通り、水性インク組成物は吐出安定性に優れ、インクジェットヘッドの目詰まりやかすれの発生がなく、良好な印刷画像が得られるので、固体製剤には、製品情報など使用者の識別性を向上させるための各種情報を印刷することできる。その結果、調剤ミスや誤飲の防止が可能になる。
錠剤は常温下において固体状であり、例えば、有効成分を含む錠剤材料を一定の形状に圧縮及び/又は成形により製造されたものが好ましい。また、カプセル剤は、粉末状、顆粒状、液状等の医薬品等を、ゼラチンやセルロース誘導体等からなるカプセルに充填され、又はカプセル基剤で被包成形して製造されたものが好ましい。錠剤及びカプセル剤の形状は特に限定されず、任意の形状を採用することができる。また、錠剤及びカプセル剤は、医薬品用途のものであってもよく、食品用途のものであってもよい。食品用途の錠剤の例としては、錠菓やサプリメント等の健康食品が挙げられる。
固体製剤の表面に対するインクジェット記録方法については、特に限定されない。具体的には、例えば、微細なノズルより前記水性インク組成物を液滴として吐出し、その液滴を固体製剤表面に付着させることにより行うことができる。吐出方法として特に限定されず、例えば、連続噴射型(荷電制御型、スプレー型等)、オンデマンド型(ピエゾ方式、サーマル方式、静電吸引方式等)等の公知の方法を採用することができる。
以下に、この発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但し、下記の実施例に記載されている材料や含有量等は、特に限定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定するものではない。
(実施例1〜16)
実施例1〜16においては、表面張力調整剤であるカプリル酸デカグリセリルとして、SYグリスターMCA−750(商品名、阪本薬品工業(株)製、HLB16)を用い、染料として下記表1及び2に示す各種のものを用いた。
また、実施例1〜16の水性インク組成物の調製については、表1又は2に示す各材料を容器中に入れ、ディスパーにて撹拌することにより行った。尚、下記表1及び2中の数値は、特に記載がない限り全て質量%で表したものである。このことは、後述するその他の表中の数値についても同様である。また、各材料は何れも薬事法で定める医薬品添加物、日本薬局方又は食品添加物公定書の基準に適合するものである。
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(実施例17〜32)
実施例17〜32においては、下記表3及び4に示す通り、表面張力調整剤であるカプリル酸デカグリセリルとして、リョートー(登録商標)ポリグリエステルCE19D(商品名、三菱化学フーズ(株)製、HLB15)を用いた。それ以外は、実施例1〜16とそれぞれ同様にして、各実施例17〜32の水性インク組成物を調製した。
Figure 0006637276
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(実施例33〜48)
実施例33〜48においては、下記表5及び6に示す通り、表面張力調整剤として、ラウリン酸デカグリセリル(NIKKOL(登録商標) DECAGLYN 1−Y、日光ケミカルズ(株)製、HLB14.5)を用いた。それ以外は、実施例1〜16とそれぞれ同様にして、各実施例33〜48の水性インク組成物を調製した。
Figure 0006637276
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(実施例49〜64)
実施例49〜64においては、下記表7及び8に示す通り、表面張力調整剤であるラウリン酸デカグリセリルとして、SYグリスターML−750(商品名、阪本薬品工業(株)製、HLB14.8)を用いた。それ以外は、実施例1〜16とそれぞれ同様にして、各実施例49〜64の水性インク組成物を調製した。
Figure 0006637276
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(比較例1〜16)
比較例1〜16においては、下記表9及び10に示す通り、表面張力調整剤としてラウリン酸ポリグリセリル−10(グリサーフ10ML、青木油脂工業(株)製、HLB15.2)を用いた。それ以外は、実施例1〜16と同様にして、本比較例1〜16の水性インク組成物を調製した。
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(比較例17〜32)
比較例17〜32においては、下記表11及び12に示す通り、表面張力調整剤としてミリスチン酸デカグリセリンエステル(グリサーフ 10MM、青木油脂工業(株)製、HLB14.9)を用いた。それ以外は、実施例1〜16とそれぞれ同様にして、各比較例17〜32の水性インク組成物を調製した。
Figure 0006637276
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(比較例33〜48)
比較例33〜48においては、下記表13及び14に示す通り、表面張力調整剤としてミリスチン酸デカグリセリンエステル(リョートー(登録商標)ポリグリエステルM−7D、三菱化学フーズ(株)製、HLB16)を用いた。それ以外は、実施例1〜16とそれぞれ同様にして、各比較例33〜48の水性インク組成物を調製した。
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(比較例49〜64)
比較例49〜64においては、下記表15及び16に示す通り、表面張力調整剤としてミリスチン酸デカグリセリンエステル(リョートー(登録商標)ポリグリエステルM−10D、三菱化学フーズ(株)製、HLB15)を用いた。それ以外は、実施例1〜16とそれぞれ同様にして、各比較例49〜64の水性インク組成物を調製した。
Figure 0006637276
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(比較例65〜80)
比較例65〜80においては、下記表17及び18に示す通り、表面張力調整剤としてステアリン酸デカグリセリンエステル(NIKKOL(登録商標) DECAGLYN 1−50SV、日光ケミカルズ(株)製、HLB12)を用いた。それ以外は、実施例1〜16とそれぞれ同様にして、各比較例65〜80の水性インク組成物を調製した。
Figure 0006637276
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(比較例81〜96)
比較例81〜96においては、下記表19及び20に示す通り、表面張力調整剤としてステアリン酸デカグリセリンエステル(リョートー(登録商標)ポリグリエステルSWA−10D、三菱化学フーズ(株)製、HLB14)を用いた。それ以外は、実施例1〜16とそれぞれ同様にして、各比較例81〜96の水性インク組成物を調製した。
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(比較例97〜112)
比較例97〜112においては、下記表21及び22に示す通り、表面張力調整剤としてステアリン酸デカグリセリンエステル(リョートー(登録商標)ポリグリエステルSWA−15D、三菱化学フーズ(株)製、HLB13)を用いた。それ以外は、実施例1〜16とそれぞれ同様にして、各比較例97〜112の水性インク組成物を調製した。
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(実施例65〜80)
実施例65〜80においては、下記表23及び24に示す通り、表面張力調整剤として、モノオレイン酸デカグリセリル(NIKKOL(登録商標) DECAGLYN 1−OV、日光ケミカルズ(株)製、HLB12)を用いた。それ以外は、実施例1〜16とそれぞれ同様にして、各実施例65〜80の水性インク組成物を調製した。
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(比較例113〜128)
比較例113〜128においては、下記表27及び28に示す通り、表面張力調整剤としてオレイン酸デカグリセリル(リョートー(登録商標)ポリグリエステルO−15D、三菱フーズ(株)製、HBL13)を用いた。それ以外は、実施例1〜16と同様にして、本比較例113〜128の水性インク組成物を調製した。
Figure 0006637276
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(実施例81〜96)
実施例81〜96においては、下記表27及び28に示す通り、表面張力調整剤として、モノラウリン酸ヘキサグリセリン(NIKKOL(登録商標) HEXAGLYN 1−L、日光ケミカルズ(株)製、HLB14.5)を用いた。それ以外は、実施例1〜16とそれぞれ同様にして、各実施例81〜96の水性インク組成物を調製した。
Figure 0006637276
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(比較例129〜144)
比較例129〜144においては、下記表29及び30に示す通り、表面張力調整剤としてミリスチン酸ヘキサグリセリンエステル(NIKKOL(登録商標) HEXIAGLYN 1−M、日光ケミカルズ(株)製、HLB11)を用いた。それ以外は、実施例1〜16とそれぞれ同様にして、各比較例129〜144の水性インク組成物を調製した。
Figure 0006637276
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(実施例97〜112)
実施例97〜112においては、下記表31及び32に示す通り、表面張力調整剤として、ラウリン酸ヘキサグリセリンモノエステル(SYグリスターML−500、阪本薬品工業(株)製、HLB13.5)を用いた。それ以外は、実施例1〜16とそれぞれ同様にして、各実施例97〜112の水性インク組成物を調製した。
Figure 0006637276
Figure 0006637276
(実施例113〜128)
実施例113〜128においては、下記表33及び34に示す通り、表面張力調整剤として、オレイン酸ヘキサグリセリンモノエステル(SYグリスターMO−5S、阪本薬品工業(株)製、HLB11.6)を用いた。それ以外は、実施例1〜16とそれぞれ同様にして、各実施例113〜128の水性インク組成物を調製した。
Figure 0006637276
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(実施例129〜144)
実施例129〜144においては、下記表35及び36に示す通り、表面張力調整剤として、縮合リノレン酸テトラグリセリンエステル(SYグリスターCR−310、阪本薬品工業(株)製)を用いた。それ以外は、実施例1〜16とそれぞれ同様にして、各実施例129〜144の水性インク組成物を調製した。
Figure 0006637276
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(実施例145〜160)
実施例145〜160においては、下記表37及び38に示す通り、表面張力調整剤として、脂肪酸エステルヤシパーム(チラバゾールW−01、太陽化学工業(株)製)を用いた。それ以外は、実施例1〜16とそれぞれ同様にして、各実施例145〜160の水性インク組成物を調製した。
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(ノズル抜け及びかすれ評価)
各実施例及び比較例の水性インク組成物の吐出安定性として、ノズル抜け及び印刷画像のかすれの評価を行った。すなわち、記録媒体としてマット紙(商品名:スーパーファイン紙、エプソン(株)製)を用意し、各実施例及び比較例で調製した水性インク組成物を用いてそれぞれ印刷を行った。印刷は、インクジェットプリンタ(KC 600dpiヘッド搭載印字治具)を用いて、シングルパス(ワンパス)方式にて行った。
ノズル抜け及びかすれの評価は、ヘッドから水性インク組成物を吐出させた後、インクジェットプリンタを停止させ、その後、再度印刷したときの印刷画像にノズル抜けやかすれが観察されるか否かにより行った。結果を前記表1〜35に示す。表中の○は、ノズル抜け及びかすれの何れも観察されなかった場合を意味する。×は、印刷途中でノズル抜け又はかすれの少なくとも何れかが発生した場合を意味する。
尚、ノズル抜けとは、目詰まりが発生したノズルから水性インク組成物からなるインク滴(液滴)が吐出されないことを意味する。かすれとは、印刷の書き出し部分における画像のかすれを意味する。また、各表中における15minとは、最初にヘッドから水性インク組成物を吐出させた後に停止し、その後、再度印刷させるまでの時間間隔(オープンタイム)を表す。
(結果)
前記表1〜8、23、24、27、28、31〜38に示す通り、表面張力調整剤として、カプリル酸デカグリセリル、ラウリン酸ヘキサグリセリンエステル、オレイン酸ヘキサグリセリンエステル、縮合リノレン酸テトラグリセリンエステル、脂肪酸エステルヤシパーム、HLBが15以下のラウリン酸デカグリセリル、HLBが13未満のオレイン酸デカグリセリルを用いた場合には、何れの染料においても、印刷途中でノズル抜け及びかすれは発生せず、吐出安定性に優れていることが確認された。
その一方、表9〜22、25、26、29、30に示す通り、表面張力調整剤として、HLBが15を超えるラウリン酸デカグリセリル、HLBが13以上のオレイン酸デカグリセリル、ミリスチン酸デカグリセリンエステル、ステアリン酸デカグリセリンエステル、ミリスチン酸ヘキサグリセリンエステルを用いた場合には、何れの染料においても、印刷途中でノズル抜け又はかすれの少なくとも何れかが発生した。

Claims (11)

  1. 少なくとも1種の染料と、表面張力調整剤とを含み、
    前記表面張力調整剤が、ウリン酸ヘキサグリセリンエステル、オレイン酸ヘキサグリセリンエステル、縮合リノレン酸テトラグリセリンエステル、脂肪酸エステルヤシパーム、HLBが15以下のラウリン酸デカグリセリル及びHLBが13未満のオレイン酸デカグリセリルからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、
    前記表面張力調整剤の含有量が、インクジェット用水性インク組成物の全質量に対し、2質量%〜5質量%の範囲であるインクジェット用水性インク組成物。
  2. 前記染料が、食用合成色素又は食用天然色素である請求項1に記載のインクジェット用水性インク組成物。
  3. 前記食用合成色素が、アゾ系染料、トリフェニルメタン系染料、キサンテン系染料及びインジゴイド系染料からなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項2に記載のインクジェット用水性インク組成物。
  4. 前記アゾ系染料が、赤色2号、赤色102号、赤色40号、黄色4号及び黄色5号からなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項3に記載のインクジェット用水性インク組成物。
  5. 前記トリフェニルメタン系染料が、青色1号又は緑色3号の少なくとも何れかである請求項3に記載のインクジェット用水性インク組成物。
  6. 前記キサンテン系染料が、赤色3号、赤色104号、赤色105号及び赤色106号からなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項3に記載のインクジェット用水性インク組成物。
  7. 前記インジゴイド系染料が、青色2号である請求項3に記載のインクジェット用水性インク組成物。
  8. 前記食用天然色素が、コチニール色素、銅クロロフィリンナトリウム、カカオ色素及びカラメル色素からなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項2に記載のインクジェット用水性インク組成物。
  9. 前記染料の含有量が、インクジェット用水性インク組成物の全質量に対し、0.5質量%〜10質量%の範囲である請求項1〜8の何れか1項に記載のインクジェット用水性インク組成物。
  10. 可食性を有する請求項1〜の何れか1項に記載のインクジェット用水性インク組成物。
  11. 錠剤又はカプセル剤からなり、インクジェット用水性インクの乾燥皮膜を表面に有する固体製剤であって、
    前記インクジェット用水性インクが、請求項1〜10の何れか1項に記載のインクジェット用水性インク組成物からなる固体製剤。
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