JP6635820B2 - 画像形成システム、及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は像形成システム、及びその制御方法に関し、特に、例えば、電子写真方式に従ってート状の記録媒体に画像を形成する画像形成装置とシート処理装置で構成される画像形成システム、及びその制御方法に関する。
従来より、画像形成装置とその画像形成装置で画像が形成された記録媒体の処理を行う後処理装置(シート処理装置)との間の搬送路でその記録媒体にジャムが発生した場合には、画像形成装置と後処理装置とを離間させてその記録媒体を取り除いていた。
一方、近年の画像形成装置の小型化に応じて装置の設置面積を削減するため画像形成装置の後処理装置の離間機構を持たない構成や、画像形成装置の側面を大きく開口させて、ジャムの発生した記録媒体を取り除くような機構が考えられている。このような構成では画像形成装置から搬送されてきた記録媒体のジャム発生を後処理装置の入り口付近で検出する際は、次のような制御を行なう。
即ち、画像形成装置の記録媒体の排出口付近に設けられたセンサから検知信号を後処理装置に転送する。後処理装置では、その信号をトリガにしてその装置の記録媒体の入り口付近に設けられたセンサで記録媒体の検知を監視する。画像形成装置側のセンサと後処理装置側のセンサとの間の距離dは決まっているので、画像形成装置から記録媒体を距離d+αに相当する距離を搬送したと認識した場合でも、後処理装置側のセンサでその記録媒体を検知できないならジャム発生と認識する。その場合、後処理装置はジャム発生として記録媒体の搬送動作を停止し、その状態を画像形成装置側に通知する。これに応じて、画像形成装置側も搬送機構の動作を停止する。
また、特許文献1は記録媒体のジャムを1つの用紙センサで検知し、複数の用紙センサを用いてそのジャム解除を行う構成を開示している。
特許第4921086号公報
しかしながら、後処理装置の記録媒体の受入口付近のセンサでジャムの発生を監視しているだけでは、記録媒体を距離d+αに相当する距離を搬送した後でないと、ジャムの発生を認識することができない。ジャムが発生すると記録媒体の座屈等でその記録媒体が後処理装置の受入口で蛇腹状になったりすることがある。このようになると、その記録媒体を取り除くことが困難になり、ユーザにとってはジャム対応のための操作性が悪くなることがある。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、記録媒体にジャムが発生した場合でも迅速にそのジャムを検出できる像形成システム、及びその制御方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の画像形成システムは次のような構成からなる。
即ち、シートに画像を形成する画像形成装置と、該画像が形成されたシートを前記画像形成装置から受け取ってシートに処理を施すシート処理装置と、を有する画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、画像が形成されたシートを前記画像形成装置の外に排出する排出手段と、シートの搬送方向に関し前記排出手段の上流側で前記画像形成装置の外に排出中のシートを検知可能な第1の検知手段と、を有し、前記シート処理装置は、前記排出手段により排出されたシートを受け取って前記シート処理装置内に搬送する搬送手段と、シートの搬送方向に関し前記搬送手段の下流側で前記シート処理装置内に受け取り中のシートを検知可能な第2の検知手段と、を有し、前記第1の検知手段前記シートを検知開始してから定の時間が経過したとき、前記第2の検知手段が前記シートを検知しない場合、および前記第1の検知手段が前記シートを検知開始してから前記所定の時間が経過する前に前記第1の検知手段と前記第2の検知手段が共に前記シートを検知しな場合、前記第1の検知手段と前記第2の検知手段との間で前記シートの滞留ジャムが発生していると判断し、前記搬送手段によるシートの搬送動作を停止させるとを特徴とする。
従って本発明によれば、迅速に記録媒体のジャムの発生を検出することができるという効果がある。これにより、ジャム発生検出の遅延により記録媒体が装置内でひどく座屈して蛇腹状になる前にジャムが発生した記録媒体の搬送を停止し、記録媒体を取り除きやすくすることが可能になる。
本発明の代表的な実施例である電子写真方式に従って画像を形成する画像形成装置の構成を示す側断面図である。 図1に示す画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 図1に示した画像形成装置が実行するジャム処理を示すフローチャートである。 画像が形成された記録媒体の搬送・排出・ジャム発生の様子を示す図である。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例について、さらに具体的かつ詳細に説明する。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。さらに人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かも問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等も含む。
<画像形成装置の概要(図1〜図2)>
図1は本発明の代表的な実施例である電子写真方式に従って画像を形成する画像形成装置の構成を示す側断面図である。
図1に示すように、画像形成装置200は、画像形成装置200の上部に設けられた画像読取装置(スキャナ)100と、画像読取装置100の上部に設けられた開閉自在の自動原稿供給装置(ADF)500とともに、複写機システム10を構成している。画像形成装置200には、画像が形成された、例えば、シート状のカット紙のような記録媒体にステイプル処理や仕分け処理のようなシート処理を施すシート処理部を備えた後処理装置(シート処理装置又はシート搬送装置)400が接続されている。
複写機システム10は、後処理装置400と画像形成装置200との間には互いを離間して分離する分離機構を備えておらず、離間不能な構成である。なお、図1に示す構成では、後処理装置400は画像形成装置200と別体構成となっているが、後処理装置400は画像形成装置200の内部に組み込まれていてもよい。
画像を複写する場合、自動原稿供給装置500はその載置台に置かれた、例えば、シート原稿のような記録媒体を1枚ずつ分離して画像読取装置100に供給する。画像読取装置100は、自動原稿供給装置500によって原稿台ガラス102の所定の位置に給送されるシート原稿を光学的に読取る。具体的には、シート原稿が原稿台ガラス102の所定位置へ給送されると、光学ユニット104のランプ103が点灯し、原稿を照射する。そして、このシート原稿からの反射光が、ミラー105、106、107及びレンズ108を通してCCDイメージセンサ109に入力され、CCDイメージセンサ109により光電変換されてアナログ画像信号が取得される。そして、このアナログ画像信号がA/D変換されて、デジタル画像信号が取得される。
以上のようにして取得されたデジタル画像信号(以下、画像信号)は画像形成装置200の制御部201に入力される。制御部201には半導体レーザとその駆動回路が備えらており、入力された画像信号に基づいて駆動回路は半導体レーザを駆動し、レーザ光により感光ドラム202を照射する。これにより、感光ドラム202には静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器203によって現像されて可視化され、感光ドラム202上でトナー像となる。
次に、このトナー像の先端とタイミングを合わせて、シートカセット204、205から、例えば、シート状のカット紙のような記録媒体Sが搬送され、転写部206にてトナー像が記録媒体Sに転写される。そして、記録媒体Sに転写されたトナー像は、定着器207で定着される。この後、記録媒体Sは排出ローラ208から画像形成装置200の外部に排出される。
以上のように、画像形成装置200は、電子写真方式に従って画像を形成するプリンタエンジンを備えている。
このように画像が形成され、排出ローラ208から排出された記録媒体Sは、後処理装置(シート処理装置)400へと搬送される。そして、後処理装置400で予め指定された動作モードに応じて仕分け、綴じ等の処理が行われて、排出口400Aよりスタックトレイ421に積載される。なお、仕分け処理に当っては、オフセットローラ407が駆動され、例えば、所定枚数の記録媒体ごとに、スタックトレイ421で所定距離ずらして排出することもできる。
なお、複写機システム10は画像信号をシート原稿の画像を読取って取得するのみならず、パソコンのような外部装置から転送されてきた画像信号を画像形成装置200が受信して、その画像信号に基づいて記録媒体に画像を形成するようにしても良い。さらに、ネットワークを介して受信した画像信号や通信回線を介して受信したファクシミリ画像信号に基づいて記録媒体に画像を形成するようにしても良い。
さて、図1の下側には複写機システム10の上面図を示している。上述のように、複写機システム10は、画像形成装置200後処理装置400を離間分離する構成を備えていないので、ジャムが発生した記録媒体を取り除くには扉500Aを開ける必要がある。扉500Aは図1の下側の上面図が示すように開放され、後処理装置400に続く記録媒体の搬送路から記録媒体を取り出すことが可能になっている。
図2は図1に示す画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。特に、図2は画像形成装置200において画像形成された記録媒体が後処理装置に搬送され後処理(シート処理)を実行する構成に係る制御構成を示している。
画像形成装置200の制御部201はCPU201A、ROM201B、RAM201C、シリアルI/O201Dを備え、排出検知センサ300と搬送モータ320の動作を制御する。排出検知センサ300は画像形成装置200の搬送路の最下流にある排出ローラ208の直前に備えられ、記録媒体が画像形成装置200より排出されることを検知する。搬送モータ320は排出ローラ208などの搬送路に沿って設けられた搬送ローラ(不図示)を駆動する。
また、制御部201は後処理装置400の駆動制御部900と接続され、シリアル通信により制御部201と駆動制御部900との間で種々の情報(センサの検知信号やモータの制御信号や各種指示信号など)を授受する。その情報の授受は制御部201のシリアルI/O(入出力ポート)201Dと駆動制御部900のシリアルI/O901とを介してなされる。
後処理装置400は、駆動制御部900により制御されるステイプラユニット420により排出される記録媒体を複数枚ずつ束にして綴じることができるようになっている。ステイプラユニット420により綴られた束は、オフセットモータ407Aにより駆動されるオフセットローラ407により所定間隔ずつオフセットされてスタックトレイ421に排出される。スタックトレイ421は、排出された記録媒体の重量や厚さに従って昇降する。その昇降は、駆動制御部900により制御されるスタックトレイ昇降モータ421Aの駆動により実行される。また、綴られた記録媒体の束はシート束排出モータ407Bによる駆動される排出ローラ(不図示)により排出口400Aへと搬送され、後処理装置400から排出される。排出口400Aには排出検知センサ410が備えられ、制御部201のCPU201Bはシリアル通信によりその排出状況を知ることができる。
一方、画像形成装置200より後処理装置400へと搬送されてきた記録媒体は、搬送モータ310により駆動される搬送ローラ209により挟持され、記録媒体の搬送路をその搬送方向の下流方向へと搬送される。その搬送路において搬送ローラ209の下流側に入口センサ301が設けられており、後処理装置400へと搬送されてきた記録媒体の存在を検知する。
なお、後処理装置400は、ステイプラユニット420を備える代わりに穿孔装置を備えてシート束に孔をあける構成になっていてもよい。従って、後処理装置(シート処理装置)は、複数枚の記録媒体を束に綴じることのみに限定されるものではなく、シート綴じ処理と穿孔処理の少なくともいずれか、又は両方の機能を備えた構成でも良い。さらに、ステイプラユニットや穿孔装置を備えず、少なくとも記録媒体の後端を整合する機能のみを備えた後処理装置を用いてもよい。さらに、後処理装置の構成としては、上述のような1つのスタックトレイを備える構成に限らす、2つ以上の固定または可動の積載部を備えた構成でも良い。
次に、以上のような構成の画像形成装置と後処理装置とを用いた記録媒体のジャム検知制御について説明する。
図3は画像形成装置と後処理装置とが実行する記録媒体のジャム検知制御を示すフローチャートである。
図4は画像が形成された記録媒体の搬送・排出の様子を示す図である。図4は、図1に破線で示した排出ローラ208、搬送ローラ209、排出検知センサ300、入口センサ301を含む記録媒体の搬送路の近傍の拡大図である。
図4(a)は、シート状のカット紙のような記録媒体Pが画像形成装置200の排出検知センサ300へと搬送されてくる様子を示す図である。この段階では、記録媒体Pの先端が排出検知センサ300により検知されているが、記録媒体Pは排出ローラ208と搬送ローラ209のいずれによっても挟持されていない。
図4(b)は、記録媒体Pのジャムが排出ローラ208と搬送ローラ209との間で発生した様子を示す図である。この段階では、記録媒体Pの後端が排出検知センサ300により検知されているが、記録媒体Pは入口センサ301によっては検知されていない。
図4(c)は、正常に記録媒体Pが画像形成装置200から後処理装置400へと搬送される様子を示す図である。この段階では、記録媒体Pは排出ローラ208と搬送ローラ209の両方によって挟持されており、排出検知センサ300は記録媒体Pをもはや検知しないが、入口センサ301が記録媒体Pの先端を検知している。
なお、排出ローラ208と搬送ローラ209との間の距離は、画像形成装置200が画像形成に使用可能な最小記録媒体のサイズに基づいて定められており、例えば、B5横の記録媒体が搬送されたときに、両方のローラでその記録媒体を挟持可能になっている。
さて、画像形成装置200は排出検知センサ300により記録媒体Pを検出すると、記録媒体Pが画像形成装置200から排出されることを制御部201のCPU201Aはその旨を後処理装置400の駆動制御部900にシリアル通信で通知する。後処理装置400はその通知に応じて、排出検知センサ300と入口センサ301との間の距離L1から入口センサ301に記録媒体Pが到達するまでの時間をもとに、ジャムタイマにより時間監視(計時)を行う。その際、記録媒体Pのサイズによっては記録媒体Pが画像形成装置200と後処理装置400との間に滞留してしまうことがある。
なお、ジャムタイマによる監視時間Tは、
T=L1/記録媒体Pの排出速度(V)+α
とする。
以下、図3に戻って、フローチャートを参照してジャム検知制御を説明する。
まず、ステップS110では、画像形成装置200は複写機システム10に備えられた操作パネル(不図示)からの複写指示やパソコンなどの外部装置からの印刷指示などの画像形成指示を待ち合わせる。ここで、画像形成指示が受信されると処理はステップS120に進み、複写指示や印刷指示に伴って設定される記録媒体のサイズ(L)を確認する。サイズLによって記録媒体の先端が排出検知センサ300によって検知され、その記録媒体の後端が入口センサ301によって検知されるまでに要する時間が定まる。
ステップS130では画像形成指示に従って記録媒体Pに画像を形成する。その画像形成が完了すると、記録媒体Pは定着器207から排出ローラ208へと搬送される。このため、ステップS140では排出検知センサ300は、その搬送されてくる記録媒体Pの先端を検知するのを待ち合わせる。図4(a)に示すように、記録媒体Pの先端を排出検知センサ300が検知すると、排出検知センサ300からの検知信号はONになり、処理はステップS150に進む。このタイミングでCPU201aは後処理装置400に対してジャム検知制御を開始するよう指示する。そして、ステップS150では、後処理装置400の駆動制御部900はジャムタイマをONにして記録媒体Pの搬送を監視する。
次に、ステップS160ではジャムタイマによる監視の監視時間Tがタイムアウトになったかどうかを調べる。ここで、ジャムタイマによる監視がタイムアウトになった場合、図4(b)に示すように記録媒体Pにはジャムが発生していると判断し、処理はステップS200に進む。ステップS200では、後処理装置400の搬送モータ310の駆動を停止し、記録媒体Pの搬送を緊急停止する。これと同時にCPU201は複写機システム10に備えられた操作パネルや外部装置のパソコンのディスプレイなどにジャム発生のメッセージを表示して、ユーザにジャムが発生した記録媒体を取り除くように促す。そして、ステップS210でジャムの解消を待ち合わせ、ユーザが記録媒体を取り除くなどしてジャムの解消が確認されたなら、処理はステップS130に戻り、ジャムが発生した記録媒体に対する画像形成を再び実行する。
なお、ジャムが発生した記録媒体は、画像形成装置200の扉500Aを図1に示したように開くことで、その開口部から容易に取り出すことができる。
ステップS160において、ジャムタイマによる監視がタイムアウトしていない場合、即ち、監視中である場合、処理はステップS170に進み、入口センサ301が記録媒体Pの先端を検知したかどうかを調べる。ここで、図4(c)に示すように、記録媒体Pの先端を入口センサ301が検知すると、入口センサ301からの検知信号はONになる。この時点でCPU201aは後処理装置400の搬送ローラ209と画像形成装置200の排出ローラ208の両方で記録媒体Pは挟持されており、正常に記録媒体Pの搬送はなされると判断し、処理はステップS110に戻り、次の画像形成指示を待ち合わせる。
ステップS170において、入口センサ301からの検知信号がOFFである場合、記録媒体Pの先端がまだ入口センサ301の位置まで到達していないと判断し、処理はステップS180に進む。
ステップS180では排出検知センサ300からの検知信号がONであるかどうかを調べる。ここで、排出検知センサ300からの検知信号がOFFである場合、記録媒体Pの後端が既に排出ローラ208の位置を通過しており、図4(b)に示すように記録媒体Pにはジャムが発生していると判断し、処理はステップS190に進む。ステップS190では画像形成装置200の搬送モータ320の駆動を停止し、さらに処理はステップS200に進む。ステップS200以降の処理は上述した通りである。これに対して、排出検知センサ300からの検知信号がONである場合、画像形成装置200からの記録媒体Pの排出が継続中であると判断し、処理はステップS160に戻り、ジャムタイマによる監視を続行する。
従って以上説明した実施例に従えば、後処理装置側の入口センサと画像形成装置側の排出検知センサとの2つセンサからの情報によりジャムの発生を判断するので、後処理装置と画像形成装置との間で発生するジャムをより迅速に検出することができる。このようにして迅速にジャムの発生を検知し記録媒体の搬送を停止することで、その記録媒体が蛇腹状になって画像形成装置から取り除くことが困難になる前にユーザはその記録媒体を容易に取り除くことが可能になる。
なお、上述した実施例では、画像読取装置(スキャナ装置)と画像形成装置(LBP)とADF装置が一体化した複写機システムを例として説明したが本発明はこれによって限定されるものではない。本発明は、例えば、ADF装置やスキャナ装置を備えない単機能の画像形成装置にも適用できるし、さらに複写機システムにファクシミリ機能を加えた複合システムとしても良い。
また、上述した実施例では画像形成装置は電子写真方式に従って1つの感光ドラムを用いてモノクロ画像を形成する構成としたが、本発明はこれによって限定されるものではない。例えば、複数の感光ドラムに複数色のトナーにより画像を形成するフルカラー画像形成装置としてもよい。電子写真方式の画像形成装置のみならず、インクジェット方式、トナージェット方式、熱転写方式など各種の画像形成方式を採用したプリンタエンジン用いた画像形成装置にも本発明は適用可能である。
さらに、上述した実施例では、後処理装置の制御を画像形成装置の制御部によって実行する構成としたが、その制御を外部の制御装置で行わせても良いし、後処理装置が一部の制御、例えば、タイマ制御を行っても良い。
P 記録媒体(シート紙)、200 画像形成装置、201 制御部、
201A CPU、201B ROM、201C RAM、201D シリアルI/O、
207 定着器、208 排出ローラ、209 搬送ローラ、300 排出検知センサ、
301 入口センサ、310 搬送モータ、320 搬送モータ、
400 後処理装置(シート処理装置)、400A 排出口、401 受入れポート、
407 オフセットローラ、410 排出検知センサ、421 スタックトレイ、
500A 扉、900 駆動制御部

Claims (6)

  1. シートに画像を形成する画像形成装置と、該画像が形成されたシートを前記画像形成装置から受け取ってシートに処理を施すシート処理装置と、を有する画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置は、
    画像が形成されたシートを前記画像形成装置の外に排出する排出手段と、
    シートの搬送方向に関し前記排出手段の上流側で前記画像形成装置の外に排出中のシートを検知可能な第1の検知手段と、を有し、
    前記シート処理装置は、
    前記排出手段により排出されたシートを受け取って前記シート処理装置内に搬送する搬送手段と、
    シートの搬送方向に関し前記搬送手段の下流側で前記シート処理装置内に受け取り中のシートを検知可能な第2の検知手段と、を有し、
    前記第1の検知手段前記シートを検知開始してから定の時間が経過したとき、前記第2の検知手段が前記シートを検知しない場合、および前記第1の検知手段が前記シートを検知開始してから前記所定の時間が経過する前に前記第1の検知手段と前記第2の検知手段が共に前記シートを検知しな場合、前記第1の検知手段と前記第2の検知手段との間で前記シートの滞留ジャムが発生していると判断し、前記搬送手段によるシートの搬送動作を停止させるとを特徴とする画像形成システム
  2. 排出手段により排出されるシートを前記第1の検知手段が検知しなくなる前に前記第2の検知手段が検知した場合は、前記搬送手段によるシートの搬送動作を停止させないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム
  3. 前記所定の時間は、前記シートが前記第1の検知手段に到達してから前記第2の検知手段に到達するまでの時間よりも長いことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム
  4. 前記滞留ジャムを起こしたシートの除去は、前記画像形成装置と前記シート処理装置の間で離間動作を行うことなく前記画像形成装置側の扉を開けることで可能になることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の像形成システム
  5. 前記滞留ジャムの発生をユーザに通知する通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成システム
  6. シートに画像を形成する画像形成装置と、該画像が形成されたシートを前記画像形成装置から受け取ってシートに処理を施すシート処理装置と、を有する画像形成システムの制御方法であって、
    画像が形成されたシートを前記画像形成装置の外に排出ローラにより排出する排出工程と、
    前記排出工程において前記排出ローラよりシートの搬送方向に関し上流側で前記画像形成装置の外に排出中のシートを第1の検知手段により検知する第1の検知工程と、
    前記排出工程において排出されたシートを受け取って搬送ローラにより前記シート処理装置内に搬送する搬送工程と、
    前記搬送工程において前記搬送ローラよりシートの搬送方向に関し下流側で前記シート処理装置内に受け取り中のシートを第2の検知手段により検知する第2の検知工程と、
    前記第1の検知工程において前記第1の検知手段により前記シートを検知開始してから定の時間が経過したとき、前記第2の検知工程において前記第2の検知手段が前記シートを検知しない場合、および前記第の検知工程において前記第の検知手段が前記シートを検知開始してから前記所定の時間が経過する前に前記第1の検知手段と前記第2の検知手段が共に前記シートを検知しな場合、前記第1の検知手段と前記第2の検知手段との間で前記シートの滞留ジャムが発生していると判断し、前記搬送工程におけるシートの搬送動作を停止させる制御工程とを有することを特徴とする制御方法。
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