JP4508830B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、レーザビームプリンタのような画像形成装置において、定着器内の定着フィルム又は加圧ローラへの記録紙の巻き付きを検出する方法として、定着器内において定着フィルム及び加圧ローラよりも下流側に定着センサを配置し、このセンサの検知情報(紙有無情報)をもとに巻き付きジャム(jam)を検出する方法がある。
以下、図9を参照し、従来の巻き付き検知方法について説明する。レーザビームプリンタ9101において、カセット9102に積載された記録紙Sは、給紙ローラ9105により給紙され、フィードローラ9132、中間ローラ9133により搬送される。
一方、感光ドラム9117には画像情報に応じた静電潜像が形成され、現像器9120により静電潜像にトナーを供給して、感光ドラム9117の回転に同期してレジストローラ対9106が記録紙Sを感光体ドラム9117と転写ローラ9121との間に供給し、転写ローラ9121の作用により感光体ドラム9117の表面に形成されたトナー像が記録紙Sに転写される。
トナー像が転写された記録紙Sは定着フィルム9109aと加圧ローラ9109bにより挟持され加熱、加圧処理されて記録紙Sにトナー像が永久定着された後、必要に応じて表裏を反転する反転搬送部9200を介して積載トレイ9112へ排出される。
記録紙Sの搬送経路において、レジストローラ対9106と転写ローラ9121との間にはトップセンサ9135が配置されており、定着器9109内における定着フィルム9109aと加圧ローラ9109bの下流には定着センサ9110が配置されている。
定着器9109の近傍で発生する記録紙Sのジャムを検出する場合には、遅延ジャムを検出するために記録紙Sの先端をトップセンサ9135が検出してから所定時間以内に定着センサ9110が記録紙Sの先端を検出したか否かを検出する方法、滞留ジャムを検出するために定着センサ9110が記録紙Sの先端を検出してから記録紙Sのサイズに応じた所定時間以内に定着センサ9110が記録紙Sの後端を検出したか否かを検出する方法、及び巻き付きジャムを検出するために、上記遅延ジャム、滞留ジャムの検出時の所定タイミングで定着センサ9110の紙有無状態を確認して検出する方法が用いられている。
以上に説明した巻き付きジャムの検出方法に対し、検出の精度を高めるものとして、定着器内に定着センサ9110を2個配置することによる検出方法がある(特許文献1参照)。
特開2000−34038号公報
しかしながら、上記従来例(特許文献1)では、定着器内に定着センサを記録紙搬送方向に複数個(2個)配置するため、定着器自体のサイズアップ及びコストアップを避けられない。更に、記録紙における巻き付きが発生する個所(記録紙の中間あたり)によっては検出が遅れてしまい、その際のジャム処理作業が困難となるというという解決すべき課題が従来技術にはあった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、単純な構成で早期に巻き付きジャム検知が可能な、画像形成装置及びその制御方法並びにプログラムを提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像が形成された記録媒体を加熱する加熱体と、記録媒体に形成された画像を定着させるために記録媒体を加圧する前記加熱体に対向配置された加圧部材と、を有する定着手段と、前記定着手段によって画像を定着された記録媒体を積載する積載手段と、を有する画像形成装置において、前記定着手段は、画像を定着させた記録媒体の有無を検知する定着後記録媒体検知手段と、前記定着手段から前記積載手段へ記録媒体を搬送するための搬送手段と、前記定着手段から前記積載手段へ反転位置を介して記録媒体を反転させて搬送するための反転搬送手段と、前記搬送手段に設けられ、前記積載手段への搬送路における記録媒体の有無を検知する搬送記録媒体検知手段と、前記反転搬送手段に設けられ、搬送路における記録媒体の有無を検知する反転搬送記録媒体検知手段と、記録媒体を搬送するに際し、前記搬送手段または前記反転搬送手段のいずれが選択されているか判定する搬送判定手段と、を備え、前記搬送判定手段によって前記搬送手段が選択されていると判定された場合、前記定着後記録媒体検知手段及び前記搬送記録媒体検知手段の検出結果に基づいて、前記定着手段における記録媒体の巻き付きを検出し、前記搬送判定手段によって前記反転搬送手段が選択されていると判定された場合、前記定着後記録媒体検知手段及び前記反転搬送記録媒体検知手段の検出結果に基づいて、前記定着手段における記録媒体の巻き付を検出することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置において、安価且つ簡単な構成で、定着器内における記録紙の巻き付きの早期検出を可能とし、ジャム処理作業を容易にする効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明を適用できる実施形態を詳細に説明する。なお、各図面において同様の機能を有する箇所には同一の符号を付し、説明の重複は省略する。
(装置構成)
図1は、画像形成装置の一例として電子写真プロセスを用いたレーザビームプリンタの構成を示す断面図である。
レーザビームプリンタ本体101(以下、本体101)には、記録媒体である記録紙Sを収納するカセット102、カセット102内の記録紙Sの有無を検知するカセット紙有無センサ103、カセット102内の記録紙Sのサイズを検知するカセットサイズセンサ104(複数個のマイクロスイッチで構成される)、カセット102から記録紙Sを一枚ずつ分離して給紙するための給紙ローラ105、給紙ローラ105により給紙された記録紙Sを搬送するフィードローラ132が設けられている。
図中符号106はレジストローラ対であり、フィードローラ132及び中間ローラ133により搬送された記録紙Sを搬送する。
符号107はレーザスキャナ部であり、後述する外部装置131から送出される画像情報を展開処理した画像信号(VDO信号)に基づいて変調されたレーザ光を発光するレーザユニット113、レーザユニット113からのレーザ光を後述する感光ドラム117上に走査するためにポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータ114、ポリゴンミラーからのレーザ光を感光ドラム117上に結像させる結像レンズ115、折り返しミラー116により構成されている。
また、レジストローラ対106の搬送方向下流にはレーザスキャナ部107からのレーザ光に基づいて記録紙S上にトナー像を形成するカートリッジ108が設けられている。カートリッジ108は電子写真方式で画像を記録紙S上に形成するための構成を有し、感光ドラム117、感光ドラム117の表面を一様な電位に帯電させる1次帯電ローラ119、レーザ光により露光されて感光ドラム117の表面に形成された静電潜像をトナーによって現像する現像器120、感光ドラム117上に現像されたトナー像をレジストローラ対106により搬送される記録紙Sに転写させるべく記録紙Sの裏面から感光ドラム117に対してトナーと逆極性の電圧を印加する転写ローラ121、転写ローラ121により記録紙Sへ転写されずに感光ドラム117上に残留した転写残トナーを回収するクリーナ122から構成されている。また、レジストローラ対106と転写ローラ121の間には画像形成及び定着制御の基準タイミングとなるトップセンサ135が設けられている。
さらに、符号109はカートリッジ108の搬送方向下流にて記録紙S上に形成されたトナー像を熱定着する定着器であり、定着フィルム109a、加圧ローラ109b、定着フィルム109aの内部に設けられ発熱により記録紙S上のトナー像を加熱するセラミックヒータ109c、セラミックヒータ109cの表面温度を検出するサーミスタ109dから構成されている。
定着器109の搬送方向下流には記録紙Sの有無を検知する定着センサ110、定着器109によりトナー像が定着された記録紙Sを排紙する定着ローラ111、定着ローラ111の搬送方向下流において、記録紙Sをフェイスアップ(以下、FU)又は必要に応じて表裏反転したフェイスダウン(以下、FD)で本体101から排出するための反転搬送部200が設けられている。
トナー像が転写された記録紙Sは定着フィルム109aと加圧ローラ109bにより挟持され加熱、加圧処理されて記録紙Sにトナー像が永久定着された後、反転搬送部200を介して積載トレイ112へ排出される。
ここで図2を参照し反転搬送部200の構成について説明する。図2は、反転搬送部200の構成を示す断面図である。
反転搬送部200は、画像形成面を上向きとされて定着器109を通過した記録紙Sを画像形成面を上向きとしたまま図中のA点からB点を経由して積載トレイ112へ排紙するための第1の搬送路であるFU搬送路と、画像形成面を上向きとされて定着器109を通過した記録紙Sを画像形成面を下向きとして排紙すべく図中のA点からC点、B点を経由して積載トレイ112へ排紙するための第2の搬送路であるFD搬送路とを有する。
反転搬送部200は更に、合流モータ209により駆動される合流ローラ201、反転モータ210により正転及び逆転可能に駆動される反転ローラ202、排紙モータ211により駆動される中間ローラ203、同じく排紙モータ211により駆動される排紙ローラ204、FU搬送路とFD搬送路のいずれを経由して積載トレイ112へ記録紙Sを排紙すべきかを切替えるFD/FU切替フラッパ212、FD/FU切替フラッパ212の先端位置を図中aとbとに切替えるFD/FU切替ソレノイド205を有する。反転搬送部200はまた更に、反転ローラ202を構成するローラ対を図中cの当接状態から図中dの離間状態へ切替える離間ソレノイド206、A点からC点のFD搬送路上の合流ローラ201の搬送方向下流に設けられて記録紙Sの有無を検知する反転センサ207、C点からB点のFD搬送路上の中間ローラ203の搬送方向下流に設けられて記録紙Sの有無を検知する排紙センサ208が設けられている。
図1に戻ると、本体101は、更に、メインモータ123を備えている。メインモータ123は、本体101において各部に駆動力を供給し、給紙ローラ105、フィードローラ132、中間ローラ133、レジストローラ106、感光ドラム117、1次帯電ローラ119、転写ローラ121、定着器109、排紙ローラ111等に駆動力を供給する。
なお、給紙ローラ105、レジストローラ対106についてはメインモータが回転している間に常に回転するわけではなく、後述するエンジンコントローラ126によりオンオフ状態が制御される給紙ローラクラッチ124、レジストローラクラッチ125によりメインモータ123の駆動力が伝達される状態と伝達されない状態とに切替えられて、記録紙Sが所望のタイミングで搬送するように制御される。
図3は、本体101の制御構成を示すブロック図である。図3を参照し本体101の制御構成を説明する。
図中符号131はパーソナルコンピュータ等の外部装置であり、汎用のインタフェース130(セントロニクス、RS232C等)を介して本体101へプリントすべき画像情報をプリント情報とともに送信する。プリント情報は、記録紙Sのサイズ情報、給紙カセットの指定情報、両面印刷の有無情報等である。
符号127はビデオコントローラであり、外部装置131から送信される画像情報をビットデータに展開して画像信号(VDO信号)へ変換するとともに、ビデオインタフェース170を介してVDO信号をエンジンコントローラ126へ送信する。
符号126はエンジンコントローラであり、本体101の各部を制御し、1次帯電ローラ119に印加する帯電バイアス、レーザユニット113の光量、ポリゴンモータ114の回転数、現像器120を構成する現像ローラに印加する現像バイアス等の制御を行うとともに、記録紙Sの搬送にかかわる各部の制御を行う。
モータ141、ソレノイド145、センサ150は、反転搬送部200を構成するアクチュエータ部である。
そして、ここでいうモータ141は合流モータ209、反転モータ210、排紙モータ211の総称であり、ソレノイド145はFD/FU切替ソレノイド205、離間ソレノイド206の総称である。また、センサ150は反転センサ207、排紙センサ208の総称である。
反転搬送部200の合流モータ209、反転モータ210及び排紙モータ211はステッピングモータであり、エンジンコントローラ126からの信号により駆動される。
そして図3に示すように、エンジンコントローラ126は、モータドライブIC140へパルス信号を送信することによりステッピングモータの励磁切替えを行う。エンジンコントローラ126からパルス信号を受信したモータドライブIC140は、パルス信号に対応してモータ141内のコイルに流れる電流の方向を制御する。その際にモータ141内の界磁極が反転してマグネットが回転する仕組みとなっている。
なお、モータ141の回転速度はエンジンコントローラ126から送られるパルス信号の周期に依存しており、このパルス周期が短い程、モータ141内における界磁極の反転周期が速くなり、モータ141の回転速度も速くなる。
また、エンジンコントローラ126は、FU/FD切替ソレノイド205、離間ソレノイド206にH/Lの信号を送信することによりON/OFF状態が切替えられる。
図3中の符号142は抵抗、143はトランジスタ、144は保護用のダイオードであり、エンジンコントローラ126が出力する信号がH(ハイ)の場合、トランジスタ143がON状態となり、これに伴ってソレノイド145のコイルに流れる電流により磁界が発生して、プランジャー146がソレノイド内に引き込まれる仕組みとなっている。
FD/FU切替ソレノイド205のプランジャー146は、FD/FU切替フラッパ212の先端に接続されており、エンジンコントローラ126は、FD/FU切替ソレノイド205に出力する信号をHかLにすることで、FD/FU切替フラッパ212の先端位置を図2中のa又はbのいずれかの位置として、記録紙が搬送される搬送路をFD搬送路(FD/FU切替フラッパ212の先端位置をaの位置とした場合)またはFU搬送路(FD/FU切替フラッパ212の先端位置をbの位置とした場合)とする。
反転センサ207、排紙センサ208は記録紙の搬送状態を検知するフォトセンサであり、記録紙Sがセンサ150の位置にくると、記録紙Sにより搬送路上に設けられた遮光部材が押されてセンサ150内のフォトダイオードとフォトトランジスタ間が遮光され、センサ150からエンジンコントローラ126へはH信号(本実施形態では“紙あり”)が送られる。なお、記録紙Sがセンサ150の位置に無いときはセンサ150からエンジンコントローラ126へはL信号(本実施形態では“紙なし”)が送られる。
また、エンジンコントローラ126は、内部のメモリ等の記憶部に、外部装置131からビデオコントローラ127を介して入力される前述のプリント情報や、ビデオコントローラ127から指定されるVDO信号を格納するプリント情報格納部171を有する。
(動作説明)
本実施形態は、画像形成装置において、定着器109内で定着フィルム109a及び加圧ローラ109bよりも下流側にセンサ110を配置し、且つ、定着器109よりも下流に配置されている反転搬送部200内の各搬送経路にもセンサ(207、208)を配置し、記録紙の先端が定着器109内のセンサ110、反転搬送部200内のセンサ(207、208)を順次通過した後、反転搬送部200内のセンサ110が先に紙なし状態となった時、定着器109内で記録紙の巻き付きジャムが発生したことを検出することに特徴がある。
図4は、記録紙Sが定着器109内の定着センサ110から反転搬送部(FD搬送経路)内の反転センサ207まで搬送される際に行われる様々なジャム検出方法を一連の流れとして示すフローチャートである。図4の処理手順は、エンジンコントローラ126のCPU(不図示)が実行するジャム検出処理の内容を示し、エンジンコントローラ126のCPUが、エンジンコントローラ126内部のROM(不図示)に記憶されている制御プログラムを読み出して実行することにより行われる。
上述の構成を有するレーザビームプリンタ本体101において、最初に、FD排紙を行う場合に記録紙Sが定着器109内の定着フィルム109a又は加圧ローラ109bへ巻き付いたか否かを検出する方法を、図4のフローチャートを参照し説明する。図4のフローチャートにおいて、本実施形態の特徴部分はステップS507〜ステップS517における巻き付きジャムの検知方法である。
エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS501及びステップS502において、画像形成された記録紙Sの先端が定着器109の下流に位置する定着センサ110まで到達するのに所定時間T1が経過したか否かを判定している。この所定時間T1を経過しても定着センサ110まで記録紙Sが到達しない場合には、エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS503で定着遅延ジャムを検出する。一方、エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS502で定着センサ110がON(紙あり)となったと判定し、ステップS504でFD排紙(記録紙が搬送される搬送路がFD搬送路、即ちFD/FU切替フラッパ212の先端位置がaの位置)と判定した場合、定着センサ110による巻き付きジャム検知を開始する(ステップS505)。
エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS506及びステップS507で、記録紙Sの先端が定着センサ110に到達してから反転センサ207に到達するのに所定時間T2が経過したか否かを判定している。この所定時間T2を経過しても反転センサ207まで記録紙Sが到達しない場合には、エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS508で反転遅延ジャムを検出する。また、反転センサ207に記録紙Sが到達する前に、即ちステップS507で反転センサ207がON(紙あり)となる前に、ステップS509で定着センサ110がOFF(紙なし)となった場合は、エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS510で巻き付きジャムを検出する。
ここで、図5に、この定着センサ110による巻き付きジャム検出のタイムチャートを示す。図5では例として2枚の記録紙Sが連続通紙され、2枚目の記録紙Sで巻き付きジャムが発生した場合のタイムチャートを示している。
再度図4において、エンジンコントローラ126のCPUは、次にステップS507で反転センサ207がON(紙あり)と判定すると、ステップS511で反転センサ207による巻き付きジャム検知を開始する。これと同時にエンジンコントローラ126のCPUは、定着センサ110で行っていた巻き付きジャム検知を終了する。
エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS512及びステップS513で、記録紙Sの先端が反転センサ207に到達してから記録紙Sの後端が定着センサ110を抜けるのに所定時間T3が経過したか否かを判定している。この所定時間T3を経過しても記録紙Sの後端が定着センサ110を抜けない場合には、エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS514で定着滞留ジャムを検出する。また、記録紙Sの後端が定着センサ110を抜ける前、即ち定着センサ110がOFF(紙なし)となる前に、ステップS515で反転センサ207がOFF(紙なし)となった場合は、エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS516で巻き付きジャムを検出する。
ここで、図6に、この反転センサ207による巻き付きジャム検出のタイムチャートを示す。図6では例として2枚の記録紙Sが連続通紙され、2枚目の記録紙Sで巻き付きジャムが発生した場合のタイムチャートを示している。
再度図4において、ステップS513で定着センサ110がOFF(紙なし)となると、エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS517で反転センサ207による巻き付きジャム検知を終了する。
ステップS518及びステップS519で、エンジンコントローラ126のCPUは、記録紙Sの後端が定着センサ110をぬけてから反転センサ207をぬけるのに所定時間T4が経過したかを否かを判定している。この所定時間T3を経過しても記録紙Sの後端が反転センサ207を抜けない場合には、エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS520で反転滞留ジャムを検出する。エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS519で反転センサ207がOFF(紙なし)となると、フローチャートの処理を終了する。
尚、図8は本実施形態における反転センサ207と定着器109との位置関係を示した図である。図8に示すように記録紙Sの搬送方向に対応する長さ(本実施形態では記録紙Sの長手寸法)をLとした場合に、反転センサ207を定着器109(本実施形態では定着フィルム109aと加圧ローラ109bからなるニップ部の中心)からA<L/2(mm)を満たす距離だけ離れた位置に配置している。
図7は、記録紙Sが定着器109内の定着センサ110から反転搬送部(FU搬送経路)内の排紙センサ208まで搬送される際に行われる様々なジャム検出方法を一連の流れとして示すフローチャートである。図7の処理手順は、エンジンコントローラ126のCPU(不図示)が実行するジャム検出処理の内容を示し、エンジンコントローラ126のCPUが、エンジンコントローラ126内部のROM(不図示)に記憶されている制御プログラムを読み出して実行することにより行われる。
上述の構成を有するレーザビームプリンタ本体101において、FU排紙を行う場合に記録紙Sが定着器109内の定着フィルム109a又は加圧ローラ109bへ巻き付いたか否かを検出する方法を、図7のフローチャートに示す。図7のフローチャートは、図4のフローチャートにおけるステップS504でFD排紙ではない(記録紙が搬送される搬送路がFU搬送路、即ちFD/FU切替フラッパ212の先端位置がbの位置)と判定し分岐した図である。図7は、図4における反転センサ207を排紙センサ208と読み替えたフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、本実施形態のポイントはステップS803〜ステップS813における巻き付きジャムの検知方法である。
図7の処理手順は、エンジンコントローラ126のCPU(不図示)が実行するジャム検出処理の内容を示し、エンジンコントローラ126のCPUが、エンジンコントローラ126内部のROM(不図示)に記憶されている制御プログラムを読み出して実行することにより行われる。
エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS801及びステップS802において、画像形成された記録紙Sの先端が定着器109の下流に位置する定着センサ110まで到達するのに所定時間T5が経過したか否かを判定している。この所定時間T5を経過しても排紙センサ208まで記録紙Sが到達しない場合には、エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS804で排紙遅延ジャムを検出する。一方、エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS803で定着センサ110がON(紙あり)となったと判定し、ステップS805で定着センサ110がOFF(紙なし)であると判定した場合、定着センサ110による巻き付きジャム検知を開始する(ステップS806)。
エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS807で定着センサ110による巻き付きジャム検知を終了させ、排紙センサ208による巻き付きジャム検知を開始する。ステップS808で記録紙Sの先端が定着センサ110に到達してから定着センサ110がOFF(紙なし)するまでに所定時間T6が経過したか否かを判定している。S809で、この所定時間T6を経過しても定着センサ110がOFF(紙なし)しない場合には、エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS810で定着滞留ジャムを検出する。また、定着センサ110がOFF(紙なし)する前に、ステップS811で排紙センサ110がOFF(紙なし)となった場合は、エンジンコントローラ126のCPUは、ステップS812で巻き付きジャムを検出する。ステップS809で定着センサ110がOFF(紙なし)であれば、S813で排紙センサによる巻き付きジャム検知を終了する。
エンジンコントローラ126のCPUは、次に、S814で所定時間T7が経過したかを判断し、ステップS815で排紙センサがOFF(紙なし)であれば、処理を終了する。また、排紙センサOFF(紙なし)でない場合に、ステップS814で所定時間T7が経過した場合には排紙滞留ジャムと判断する。
また図4のフローチャートに関連した図5及び図6のタイムチャートにおいて、反転センサ207を排紙センサ208と読み替えたタイムチャートが、図7のフローチャートに関連するタイムチャートとなる。さらに図4のフローチャートに関連した図8の反転センサ207と定着器109との位置関係を示した図において、反転センサ207を排紙センサ208と読み替えた図が、図7のフローチャートに関連する排紙センサ208と定着器109との位置関係を示した図となる。
(実施形態の効果)
以上説明したように本実施形態によれば、画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、上記画像形成手段によって形成された画像を加熱する加熱体と、該加熱体によって加熱された画像を上記記録媒体に定着させるために上記記録媒体を加圧する、上記加熱体に対向配置された加圧部材とを有する定着手段と、上記定着手段によって画像を定着された上記記録媒体を積載する積載手段とを有する画像形成装置において、上記定着手段は、画像を定着させた上記記録媒体の有無を検知する定着後記録媒体検知手段を有し、上記定着手段から上記積載手段へ上記記録媒体を搬送するための搬送手段と、上記定着手段から上記積載手段へ上記記録媒体を反転位置を介して反転させて搬送するための反転搬送手段と、上記搬送手段によって上記積載手段へ搬送される上記記録媒体の有無を検知する搬送記録媒体検知手段であって、上記定着手段から上記記録媒体の搬送方向の長さの1/2未満の距離に位置する搬送記録媒体検知手段と、上記反転搬送手段によって上記反転位置へ搬送される上記記録媒体の有無を検知する反転搬送記録媒体検知手段であって、上記定着手段から上記記録媒体の搬送方向の長さの1/2未満の距離に位置する反転搬送記録媒体検知手段と、上記記録媒体を搬送するに際し、上記搬送手段または上記反転搬送手段のいずれが選択されているか判定する搬送判定手段(126、S504)と、上記搬送判定手段によって上記搬送手段が選択されていると判定された場合、上記定着後記録媒体検知手段が上記記録媒体の有ることを検知した後、上記定着後記録媒体検知手段よりも先に上記搬送記録媒体検知手段が上記記録媒体の無いことを検知した場合に、上記記録媒体の上記定着手段における巻き付きを検出する第1の検出手段(126、S806、S812)と、上記搬送判定手段によって上記反転搬送手段が選択されていると判定された場合、上記定着後記録媒体検知手段が上記記録媒体の有ることを検知した後、上記定着後記録媒体検知手段よりも先に上記反転搬送記録媒体検知手段が上記記録媒体の無いことを検知した場合に、上記記録媒体の上記定着手段における巻き付きを検出する第2の検出手段(126、図5、図6、S510、S516)とを備えたことを特徴とする。
以上の構成により、定着手段(109)内の定着後記録媒体検知手段(110)と、定着手段の下流の搬送経路上に配置されている搬送記録媒体検知手段(208、207)で巻き付きジャムを検出できる。
(他の実施形態)
以上、本発明を適用できる実施形態で、画像形成装置及びその制御方法について説明したが、これらの制御方法を実現するための制御プログラム、及び上述した画像形成装置を含む画像形成システムも、本発明を適用できる実施形態の範疇であることは言うまでもない。
本発明を適用できる実施形態の画像形成装置の構成を説明する図である。 本発明を適用できる実施形態の反転搬送部の構成を説明する図である。 本発明を適用できる実施形態の画像形成装置の電気的構成を説明する図である。 本発明を適用できる実施形態のフローチャートである。 本発明を適用できる実施形態の定着センサによる巻き付き検出のタイムチャートである。 本発明を適用できる実施形態の反転センサによる巻き付き検出のタイムチャートである。 本発明を適用できる実施形態のフローチャートである。 本発明を適用できる実施形態のセンサの配置を説明する図である。 従来の画像形成装置の構成を説明する図である。
符号の説明
101 画像形成装置本体
109 定着器
109a 定着フィルム
109b 加圧ローラ
109c セラミックヒータ
110 定着センサ
111 定着ローラ
112 積載トレイ
126 エンジンコントローラ
200 反転搬送部
207 反転センサ
208 排紙センサ
212 FD/FU切替フラッパ

Claims (1)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成された録媒体を加熱する加熱体と、録媒体に形成された画像を定着させるために録媒体を加圧する記加熱体に対向配置された加圧部材とを有する定着手段と、
    前記定着手段によって画像を定着された録媒体を積載する積載手段とを有する画像形成装置において、
    前記定着手段は、画像を定着させた録媒体の有無を検知する定着後記録媒体検知手段
    前記定着手段から前記積載手段へ録媒体を搬送するための搬送手段と、
    前記定着手段から前記積載手段へ転位置を介して記録媒体を反転させて搬送するための反転搬送手段と、
    前記搬送手段に設けられ、前記積載手段への搬送路における録媒体の有無を検知する搬送記録媒体検知手段と、
    前記反転搬送手段に設けられ、搬送路における録媒体の有無を検知する反転搬送記録媒体検知手段と、
    録媒体を搬送するに際し、前記搬送手段または前記反転搬送手段のいずれが選択されているか判定する搬送判定手段と、を備え、
    前記搬送判定手段によって前記搬送手段が選択されていると判定された場合、前記定着後記録媒体検知手段及び前記搬送記録媒体検知手段の検出結果に基づいて、前記定着手段における録媒体の巻き付きを検出し、前記搬送判定手段によって前記反転搬送手段が選択されていると判定された場合、前記定着後記録媒体検知手段及び前記反転搬送記録媒体検知手段の検出結果に基づいて、前記定着手段における録媒体の巻き付を検出するとを特徴とする画像形成装置。
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