JP2005067831A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートの満載検知を安定して確実に行えるシート搬送装置及び画像形成装置を提供する
【解決手段】シート搬送装置及び画像形成装置がシート排出手段140から排出されるシートの通過時間を検知し、所定時間以上連続して検知信号を検知した場合にはシート積載手段112が満載であると判断するシート検知手段150を有し、該シート検知手段150はプリンタ本体101の電源投入時等のイニシャル動作時における前記所定時間である第1所定時間を、プリンタ本体101の連続排出動作時における前記所定時間である第2所定時間よりも短くすることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート積載手段に積載されるシートが満載であるか否かを検知するシート検知手段を備えたシート搬送装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、シート搬送装置又は画像形成装置には、排紙部から排出されたシートが積載されるシート積載部の満載状態を検知してユーザーに知らせる満載検知手段を備えたものがある。このような満載検知手段としては、前記シート積載部の上部で、且つ排紙部近傍に、排出されるシートが通過するたびに、シートの通過時間を検知するシート検知手段を有し、前記シート検知手段を通過するシートの通過時間が所定時間以上である場合には、前記シート積載部が満載であると判断するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このような満載検知手段においては、前記シート検知手段を通過するシートの通過時間について予め設定された所定時間が長すぎると、満載検知のタイミングが遅れ、シート積載部に許容量以上のシートが排紙されて積載性を損ねる恐れがある。一方、前記所定時間が短すぎると、前記シート検知手段の検出精度や誤差要因などによって、誤判断を引き起こす恐れがある。このため、通常は、前記所定時間の設定を、前記排出部からシートが排出される時間に若干の余裕を加えた時間として、予め固定された値として設定されている。
特開2001-106426号公報
しかしながら、上記従来のシート搬送装置又は画像形成装置では、シートの満載状態を判断するための前記所定時間の時間設定が非常に難しい。
特に、装置本体への電源投入時等のイニシャル動作に要される時間は、通常のシート排出動作時に前記排出部から一枚のシートを排出するのに要される時間に比べて短く、前記所定時間を通常のシート排出動作を基準に設定したのでは、前記イニシャル動作中に満載状態の判断をすることができない。
また、前記イニシャル動作に入る前から、既に前記シート積載部上にシートが満載である場合には、短期間にシートの満載状態を検知して、イニシャル動作期間を短縮するとともに、ただちにシートの排出動作を停止することが望まれる。
一方、通常のシート排出動作時には、誤判断を防止して確実にシートの満載を検出する必要がある。また、シートの排出動作に複数の動作スピードの設定が設けられている場合や、異なるシートサイズの連続排出動作の設定が設けられている場合などでは、前記満載検知手段の前記シート検知手段を通過するシートの通過時間について前記所定時間が予め固定されていると、満載状態を正しく判断することが非常に困難であった。
本発明は、上記した従来のシート搬送装置又は画像形成装置の問題点を解決し、シートの満載状態を安定して確実に行えるシート搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、シートの排出を行うシート排出手段と、前記シート排出手段から排出されたシートを積載するシート積載手段と、前記シート排出手段よりシート排出方向下流側に設けられシートの通過時間を検知するシート検知手段と、を有し、前記シート検知手段を通過するシートの通過時間が所定時間以上である場合には、前記シート積載手段が満載であると判断するシート搬送装置において、前記シート搬送装置のイニシャル動作時における前記所定時間である第1所定時間を、前記シート搬送装置のシート排出動作時における前記所定時間である第2所定時間よりも短くすることを特徴とする。
また、本発明にあっては、シートの排出を行うシート排出手段と、前記シート排出手段から排出されたシートを積載するシート積載手段と、前記シート排出手段よりシート排出方向下流側に設けられシートの通過時間を検知するシート検知手段と、を有し、前記シート検知手段を通過するシートの通過時間が所定時間以上である場合には、前記シート積載手段が満載であると判断するシート搬送装置において、前記シート排出手段から排出されるシートの排出スピードに応じて前記所定時間を異ならせることを特徴とする。
尚、前記所定時間は、3種以上のシート排出スピードが存在する場合には、全ての排出スピードにそれぞれ対応して所定時間を異ならせることも可能であり、また、最速及び最遅の排出スピードのみに対応して所定時間を異ならせ、それ以外の排出スピード時には例えば最遅の排出スピードに対応する所定時間とすることもできる。
また、本発明にあっては、シートの排出を行うシート排出手段と、前記シート排出手段から排出されたシートを積載するシート積載手段と、前記シート排出手段よりシート排出方向下流側に設けられシートの通過時間を検知するシート検知手段と、を有し、前記シート検知手段を通過するシートの通過時間が所定時間以上である場合には、前記シート積載手段が満載であると判断するシート搬送装置において、前記シート排出手段から排出されるシートの排出方向の長さに応じて前記所定時間を異ならせることを特徴とする。
尚、前記所定時間は、3種類以上のシートサイズが存在する場合には、全てのシートサイズに対応して所定時間を異ならせることも可能であり、また、最長及び最小のシートサイズのみに対応して所定時間を異ならせ、それ以外のシートサイズ時には例えば最長のシートサイズに対応する所定時間とすることもできる。
本発明の好ましい態様によれば、前記シート排出手段がシートの排出を停止している期間は前記シート検知手段によるシートの通過時間の検知を行わないことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置にあっては、シートに画像を形成する画像形成部と、前記シート搬送装置と、を有することを特徴とする。
以上説明したように、本発明のシート搬送装置及び画像形成装置によれば、装置への電源投入時等のイニシャル動作時、シートの排出動作に複数の動作スピードの設定が設けられている場合、又は異なるシートサイズの連続排出動作の設定が設けられている場合でも、シートの満載検知を安定して確実に行うことができる。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のもので
はない。
〔第1の実施の形態〕図1は本発明のシート搬送装置を有する画像形成装置としてのレ−ザービームプリンタを示した概略構成図である。
本実施の形態の画像形成装置は、画像形成装置であるところのレーザービームプリンタ(以下、「プリンタ本体」という。)101と、前記プリンタ本体101下部に備えられ、記録紙Sを収納する給紙カセット102と、前記給紙カセット102の上方に設けられ、前記給紙カセット102に積載された記録紙の有無を検知する給紙カセット有無センサ103と、前記給紙カセット102の先端側に並列して配置される複数個のマイクロスイッチであって、カセット102の記録紙のサイズを検知するカセットサイズセンサ104と、前記プリンタ本体101の上部に配置され原稿の画像信号に基づいてポリゴンミラー114により走査レーザ光を発光するレーザスキャナ部107と、前記レーザスキャナ部107の下方に配置され、前記レーザスキャナ部107からの走査レーザ光に基づいて静電潜像が形成される感光ドラム117及び該感光ドラム117上に現像されたトナー画像を前記給紙カセット102から給紙された記録紙に転写して画像を形成する転写ローラ121等を有する画像形成部108と、前記画像形成部108より記録紙の搬送方向下流側に設けられ、記録紙Sに転写されたトナーを熱定着する定着ローラ109a及びセラミックヒータ109bを有する定着部109と、前記定着部109を通過して画像が形成された記録紙を前記プリンタ本体101の上面に排出するシート排出手段であるところの排紙ローラ対140と、前記プリンタ本体101の上面に形成され、記録紙を積載するシート積載手段であるところの積載トレイ112とを、備えている。
また、前記給紙カセット102から前記画像形成部108の間の記録紙の搬送経路には、上流側から前記給紙カセット102から記録紙を繰り出す給紙ローラ105aおよび繰り出された記録紙を前記搬送経路に沿って搬送する搬送ローラ対105b、105c、105dが設けられている。前記搬送ローラ対105dの下流には、前記画像形成部108に搬送する記録紙の同期取り、及び斜行修正を行うレジストローラ対106が設けられている。また、前記レジストローラ対106の下流側には、記録紙の先端と後端を検知し、画像書き込みタイミング取りを行うための給紙センサ124が設けられている。また、前記定着部109の下流側には前記定着部109でトナーが定着された記録紙を前記排出ローラ対140に搬送するための搬送ローラ対111が設けられている。
前記給紙カセット102の上方にはメインモータ123が備えられており、不図示のクラッチにより適宜駆動力が断続される構成を有し、前記給紙ローラ105a、前記レジストローラ対106、更に感光ドラム117を含む前記画像形成部108の各ユニット、前記定着器109、各搬送ローラ対105b、105c、105d、111、前記排紙ローラ対140に駆動力を与える。
また、前記プリンタ本体101は、エンジンコントラーラ126及びビデオコントローラ127を制御部として有している。
前記エンジンコントローラ126は、前記レーザスキャナ部107、前記画像形成部108及び前記定着部109による画像形成プロセスの制御、並びに前記記録紙の搬送制御を行っている。
前記ビデオコントローラ127は、パーソナルコンピュータ等の外部装置131と汎用のインターフェース(セントロニクス、RS232C、USB等)130で接続されており、この汎用インターフェース130を介して外部装置131から送られてくる画像情報をビットデータに展開し、そのビットデータをVDO信号として、前記エンジンコントロ
ーラ126へ送信する。また、前記エンジンコントローラ126と前記ビデオコントローラ127との間は、コマンド/ステータス信号線、クロック信号線、VDO信号線、同期信号線等の信号線128により接続されている。
前記プリンタ本体101の前記排出ローラ対140よりも記録紙の排出方向下流側には、前記排出ローラ対140から排出される記録紙の通過時間を検知するシート検知手段150を備えている。
前記シート検知手段150は、図2に示すように、レバー部材151と、前記レバー部材151の上方に配置されるフォトインタラプタ方式のシート検知センサ部152とを有している。
前記レバー部材151は、基端側が前記プリンタ本体101に支軸151aを介して軸支され、前記支軸151aを中心として先端部151bが首振り運動可能とされる。
前記レバー部材151の基端側には遮蔽部151cが設けられ、前記遮蔽部151cが、前記シート検知センサ部152に出入りすることで前記レバー部材151の状態を検知できるようになっている。
ここで、図2は、記録紙が前記排出ローラ対140から排紙されている時、又は記録紙が前記積載トレイ112上で満載になったときの前記シート検知手段150の状態を示す。この時、前記レバー部材151は、前記先端部151bが排出される記録紙によって押し上げられ、前記遮蔽部151cが、フォトインタラプタ方式の前記シート検知センサ部152の光を遮ること無く該センサ部152の下方に位置することになる。この状態で前記シート検知センサ部152はON状態となる。
一方、図3は、記録紙が前記排出ローラ対140から排出されていない時、又は記録紙の積載量が少ない時の前記シート検知手段150の状態を示す。この時、前記レバー部材151は、前記先端部151bが記録紙によって押し上げられることなく、前記レバー部材151の自重で前記先端部151bが前記支軸151aを中心に下方に回動して下部で安定するように構成されている。そして、前記遮蔽部151cは、前記シート検知センサ部152を構成する対向壁面間に入りこんでフォトダイオードの光を遮る。この状態で前記シート検知センサ部152はOFF状態となる。
尚、前記シート検知手段150については、本実施の形態に限られるものではなく、例えば、マイクロスイッチや、フラグ部材を用いず、光センサ等によって排紙部を通過する記録紙の有無及び通過時間を直接検知しても良い。
次に本実施の形態に係るプリンタ本体101の動作を説明する。
前記プリンタ本体101に設けられた前記エンジンコントローラ126は、ビデオコントローラ127からプリント動作開始命令を受けると、前記メインモータ123の駆動を開始し、その駆動力は不図示のクラッチを介して前記定着部109、レーザスキャナ部107を構成するポリゴンミラー114、感光ドラム117、及び排紙ローラ111に対して伝達される。また同時に定着部109を構成する定着ローラ109aに配置されたセラミックヒータ109bの加熱を開始する。
更に、前記エンジンコントローラ126は、レーザスキャナ部107の光量制御を開始するとともに、画像形成部108への駆動電圧の印加を開始する。その後、給紙ローラ105aのクラッチをオンにして給紙ローラ105aの駆動を開始して給紙カセット102
内の記録紙をレジストローラ対106に向けて給紙する。
前記エンジンコントローラ126は、記録紙が給紙センサ124に到達したことを検知すると同期信号をビデオコントローラ127に出力するとともに、給紙ローラ105aのクラッチをオフにして給紙ローラ105aによる給紙動作を停止する。
一方、ビデオコントローラ127は、画像情報のドットイメージへの展開を開始し、VDO信号出力開始の準備を完了する。そして、ビデオコントローラ127が、エンジンコントローラ126からの前記同期信号を受信すると1ページ分の画像データとしてVDO信号の出力を開始する。
一方、エンジンコントローラ126は、前記同期信号の出力開始とともに、レジストローラ対106のクラッチをオンにして、レジストローラ対106の駆動を開始する。レジストローラ対106の駆動は、記録紙Sの後端がレジストローラ対106を通過するまでの間行われる。この間、エンジンコントローラ126はビデオコントローラ127からのVDO信号に応じてレーザスキャナ部107を駆動する。
レーザスキャナ部107から発せられた走査レーザ光は感光ドラム117に照射され、感光ドラム117上に1ページ分の潜像が形成される。
潜像の形成が終了したときには、エンジンコントローラ126は1ページ分の画像データのVDO信号の出力が終了したと判断し、ビデオコントローラ127へ同期信号の出力を停止する。
画像形成部108を構成する感光ドラム117上に形成された潜像は、トナー像として現像され、その後、転写帯電ローラ121によって記録紙Sに転写される。転写を終了すると、記録紙Sは定着器109に搬送され、トナーが記録紙に定着された後、フェースアップ排紙ローラ対140によって装置外の積載トレイ112に排紙される。
次に、満載検知手段による満載検知方法について説明する。
本実施の形態に係るプリンタは、メインモータ123の回転駆動中のみ前記シート検知手段150が記録紙の通過時間を検知するように構成されている。これは、メインモータ123が回転していない、例えばプリンタ本体101のスタンバイ時にはノイズやその他、人的操作によりシートが満載と誤検知することを防ぐためである。
メインモータ123の回転駆動中は、前記シート検知手段150の状態をエンジンコントローラ126が検知し、前記シート検知手段150のON状態(図2の状態)が所定時間T1を超えて連続して検出された場合に積載トレイ112が満載であると判断する。
図4に、例えば、n枚目の記録紙が印字を終了して排出された時点で満載の状態となった場合の前記シート検知手段150からの検出信号を示す。
前記シート検知手段150からの検知信号に基づいて記録紙が前記積載トレイ112上で満載であると判断された場合、連続プリント動作中の本体101は、給紙動作を停止し、プリンタ本体101内部に残されている記録紙が全て排紙されたところでメインモータ123が停止される。
また、この場合でも、ユーザーが記録紙を取り除くことによって満載状態が解消されると、前記シート検知手段150の状態検知を行っていたエンジンコントローラ127が、
前記シート検知手段150のONからOFFへの状態変化を検知して、直ちにプリント動作を再開する。
前記所定時間T1は、通常複数枚分の記録紙が前記シート検知手段150を通過する時間に設定されており、記録紙の不安定な動きに対しても、満載状態を誤検知することなく、正確に検知することができる。
一方、プリンタ本体101の電源投入時などのイニシャル動作時において、装置各部の動作確認を行うためにメインモータ123が適宜駆動される。このイニシャル動作時に、既に前記積載トレイ112上に記録紙が満載状態で積載されている場合には、ただちに満載状態であることを検知する必要がある。
イニシャル動作で行うメインモータ123の回転時間T(int)は、通常、前述の連続プリント動作中の所定時間T1に対して短く設定されている。従って、所定時間T1が固定されたままでは、満載状態の検知時間T1が経過するまでイニシャル動作を終了できないか、または、メインモータ123の回転駆動中のみ前記シート検知手段150が満載検知を行うように構成されている場合には満載状態の検知を行うことができない。
そこで、本発明の第1の実施の形態に係るプリンタでは、イニシャル動作中の満載検知時間T2をT(int)より短く設定している。すなわち、連続プリント動作中の所定時間T1、プリンタ本体101の立ち上がり動作で行うメインモータ123の回転時間T(i
nt)、及びプリンタのイニシャル動作中の満載検知時間T2をそれぞれ、T1>T(i
nt)>T2となるように設定している。
このようにイニシャル動作中の満載検知時間T2を設定することで、イニシャル動作中においても満載検知を確実に行うことが可能となると共に、連続プリント動作中においては誤検知無く満載検知を行うことが可能となる。
図5に以上説明した満載検知の動作をフローチャートに表す。上述のとおりメインモータ123の回転駆動中のみ前記シート検知手段150が満載検知を行うように構成されているので、S502においてメインモータ123の動作が開始されているかを判別し、その動作中のみ満載検知が行われる。そして、メインモータ123の動作が開始されている場合には、メインモータ123がイニシャル動作中であるか否かをS503で判断し、その判断に基づいて上述のとおり満載検知が行われる。
〔第2の実施の形態〕次に本発明第2の実施の形態について説明する。主な構成は、本発明第1の実施の形態において説明した通りであるので省略する。
プリンタ本体101が、例えば、印字解像度、電子写真プロセス条件、及び定着条件などを変更する必要がある場合に、一連のプリント動作中であってもそれらの変更に応じてプリント動作スピードを変更させる必要がある場合がある。プリント動作スピードが変更されると、前記シート検知手段150を記録紙が通過する時間も変わる。従って、本実施の形態では、このプリント動作スピードに応じて、満載検知の所定時間も変化させるものである。
本実施の形態では、2つのプリント動作スピードを有している場合について説明する。ここで、プリント動作スピードをSP1、SP2として、それぞれのプリント動作スピードが、SP1>SP2であるとすると、前記シート検知手段150のON状態が連続して所定時間続いた場合に積載トレイ112が満載であると判断する前記所定時間をこのプリント動作スピードに応じてT3<T4とするように設定する。すなわち、プリント動作ス
ピードSP1の時には、前記シート検知手段150のON状態が連続して所定時間T3間連続して続いた場合に前記積載トレイ112が満載であると判断する。また、プリント動作スピードSP2の時には、前記シート検知手段150のON状態が連続して所定時間T4間連続して続いた場合に前記積載トレイ112が満載であると判断する。
この所定時間T3またはT4は、それぞれのプリント動作スピードに応じて複数枚の記録紙が前記シート検知手段150を通過する時間に予め設定されており、記録紙の不安定な動きに対しても、満載状態を誤検知することなく、正確に検知することができることは前記第1の実施の形態と同様である。
尚、満載を検知した後のプリンタの動作は前記第1の実施の形態と同じなので説明を省略する。
図6は以上説明した満載検知の動作を表したフローチャートである。前述のとおり、メインモータ123の回転駆動中のみ前記シート検知手段150が満載検知を行うように構成されているので、S602においてメインモータ123の動作が開始されているかを判別し動作中のみ満載検知が行われる。そして、メインモータ123の動作が開始されている場合には、プリント動作スピードがSP1(高速)であるかSP2(低速)であるかをS603で判別し、その判断に基づいて上述のとおり満載検知が行われる。
ここでは、プリント動作スピードとして2種類の動作スピードを有する場合について説明したが、プリント動作スピードとして3種類以上の動作スピードを有する場合や、動作スピードが無段階に変化可能なプリンタにおいてもそのプリント動作スピードに応じて所定時間を設定することも可能である。
この場合には、全てのプリント動作スピードに対応させて満載検知までの所定時間を変化させても良いし、所定のプリント動作スピードのみに対応させて満載検知までの所定時間を設定し、プリント動作スピードに最もふさわしい所定時間を選択しても良い。例えば、最速のプリント動作スピード及び最遅のプリント動作スピードに対応させて所定時間を設定し、その中間のプリント動作スピードでは最遅のプリント動作スピードに対応した所定時間として満載検知を行っても良い。
更に、プリンタ本体101のシート排出手段がシートの排出動作を停止している期間は前記満載検知を行わないようにすることもできる。
例えば、スイッチバックによる両面画像形成モードを備えたプリンタの場合において、片面の画像形成が終了しシート排出手段にシートがニップされ、反転動作を待機している場合には、シート排出動作が停止されるが、この期間中は満載検知手段による検知を停止して、予め設定されている所定時間が経過しても前記積載トレイ112上にシートが満載であると誤判断することがなくなる。
〔第3の実施の形態〕次に本発明の第3の実施の形態について説明する。主な構成は、本発明第1の実施の形態において説明した通りであるので省略する。
連続プリント動作中において搬送される記録紙の搬送方向のサイズが複数種類存在する場合、すなわち、ユーザーがプリントを行う記録紙のサイズを複数種類設定した場合には、記録紙が前記シート検知手段150を通過する時間も記録紙のサイズに応じて変わる。従って、本実施の形態では、記録紙の搬送方向のサイズに応じて、満載検知までの時間を変化させるものである。
本実施の形態では、搬送方向のサイズが異なる2種類の記録紙をプリントする場合について説明する。ここで、記録紙の搬送方向の用紙サイズをL1、L2とし、用紙サイズの関係を、L1(大)>L2(小)とする。前記シート検知手段150のON状態が連続して所定時間続いた場合に、前記積載トレイ112が満載であると判断するように設定される場合における用紙サイズL1(大)の時の所定時間をT5、用紙サイズL2(小)の時の所定時間をT6とする。即ち、用紙サイズL1(大)の時には、前記シート検知手段150のON状態が連続して所定時間T5間連続して続いた場合、及び用紙サイズL2(小)の時には、前記シート検知手段150のON状態が連続して所定時間T6間連続して続いた場合に積載トレイ112が満載であると判断する。
所定時間T5またはT6は、それぞれの記録紙の搬送方向のサイズに応じて、複数枚の記録紙が排紙部を通過する時間に予め設定(例えば記録紙の2枚分)されており、記録紙の不安定な動きに対しても、満載状態を誤検知することなく、正確に検知することができる。
尚、満載を検知した後のプリンタの動作は前記第1の実施の形態と同じなので説明を省略する。
図7は以上説明した満載検知の動作を表したフローチャートである。上述のとおりメインモータ123の回転駆動中のみ前記シート検知手段150が満載検知を行うように構成されているので、S702においてメインモータ123の動作が開始されているかを判別し動作中のみ満載検知が行われる。そして、メインモータ123の動作が開始されている場合には、記録紙の搬送方向の用紙サイズがL1(大)であるかL2(小)であるかをS703で判断し、その判断に基づいて上述のとおり満載検知が行われる。
ここでは、記録紙の搬送方向のサイズとして2種類のサイズを有する場合について説明したが、記録紙の搬送方向のサイズとして、2種類以上のサイズを有する場合においても、その記録紙の搬送方向のサイズに応じて所定時間を設定することも可能である。
この場合、全ての記録紙の搬送方向のサイズに対応させて満載検知までの所定時間をそれぞれ変化させても良いし、所定の記録紙の搬送方向のサイズのみに対応させて満載検知までの所定時間を設定しても良い。例えば、最大の搬送方向のサイズ及び最小の搬送方向のサイズに対応させて所定時間を設定し、その中間のサイズには最大のサイズに対応させて所定時間として満載検知を行っても良い。
前述した実施の形態をまとめると下記の通りである。
(1)本発明のシート搬送装置は、シートの排出を行うシート排出手段140と、前記シート排出手段140から排出されたシートを積載するシート積載手段112と、前記シート排出手段140よりシート排出方向下流側に設けられシートの通過時間を検知するシート検知手段150と、を有し、前記シート検知手段150を通過するシートの通過時間が所定時間以上である場合には、前記シート積載手段112が満載であると判断するシート搬送装置において、前記シート搬送装置のイニシャル動作時における前記所定時間である第1所定時間を、前記シート搬送装置のシート排出動作時における前記所定時間である第2所定時間よりも短くする。
従って、シート搬送装置又は画像形成装置への電源投入時等のイニシャル動作時に、シート積載手段上にシートが満載であるか否かを短期間に検知して、装置の立ち上がり動作を短期間に終了させることを可能とするとともに、シートの連続排出動作時には、排出されるシートの通過時間を誤判断することなく検知して、シートの満載検知を確実に行うこ
とが可能となる。
(2)本発明のシート搬送装置は、シートの排出を行うシート排出手段140と、前記シート排出手段140から排出されたシートを積載するシート積載手段112と、前記シート排出手段140よりシート排出方向下流側に設けられシートの通過時間を検知するシート検知手段150と、を有し、前記シート検知手段150を通過するシートの通過時間が所定時間以上である場合には、前記シート積載手段112が満載であると判断するシート搬送装置において、前記シート排出手段140から排出されるシートの排出スピードに応じて前記所定時間を異ならせるものである。
従って、例えば、印字解像度等の条件設定によって、シートの排出動作に複数の動作スピードの設定が設けられる場合でも、シート排出スピードに応じて前記所定時間を異ならせることが可能となりシートの満載検知を安定して確実に行うことが出来る。
(3)本発明のシート搬送装置は、シートの排出を行うシート排出手段140と、前記シート排出手段140から排出されたシートを積載するシート積載手段112と、前記シート排出手段140よりシート排出方向下流側に設けられシートの通過時間を検知するシート検知手段150と、を有し、前記シート検知手段150を通過するシートの通過時間が所定時間以上である場合には、前記シート積載手段112が満載であると判断するシート搬送装置において、前記シート排出手段140から排出されるシートの排出方向の長さに応じて前記所定時間を異ならせるものである。
従って、異なるシートサイズの連続排出動作等が設定されている場合でも、シートの排出方向の長さに応じて前記所定時間を異ならせることが可能でありシートの満載検知を安定して確実に行うことが出来る。
この為、例えば、スイッチバックによる両面画像形成モードを備えたプリンタの場合において、片面の画像形成が終了しシート排出手段にシートがニップされ、反転動作を待機している場合には、シート排出動作が停止されるが、この期間中はシート検知手段150による検知を停止して、設定されている所定時間が経過することにより満載と誤判断することがなくなる。
(4)前記シート排出手段140がシートの排出を停止している期間は前記シート検知手段150によるシートの通過時間の検知を行わない。
従って、例えばスタンバイ時等の前記シート排出手段がシートの排出を停止している場合には、ノイズの影響や、その他、人的な要因により満載検知手段が満載と誤検知することが防止できる。
(5)本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部108と、前記シート搬送装置と、を有するものである。
図1は本発明のシート搬送装置を有する画像形成装置としてのレ−ザービームプリンタを示した概略構成図である。 図2はシート検知手段を示した図である(センサON時)。 図3はシート検知手段を示した図である(センサOFF時)。 図4はシート検知手段からの検出信号を示す図である。 図5は第1の実施の形態に係る満載検知の動作を表したフローチャートである。 図6は第2の実施の形態に係る満載検知の動作を表したフローチャートである。 図7は第3の実施の形態に係る満載検知の動作を表したフローチャートである。
符号の説明
101 画像形成装置(プリンタ本体)
108 画像形成部
112 シート積載手段(積載トレイ)
123 メインモータ
140 シート排出手段
150 シート検知手段

Claims (5)

  1. シートの排出を行うシート排出手段と、
    前記シート排出手段から排出されたシートを積載するシート積載手段と、
    前記シート排出手段よりシート排出方向下流側に設けられシートの通過時間を検知するシート検知手段と、を有し、
    前記シート検知手段を通過するシートの通過時間が所定時間以上である場合には、前記シート積載手段が満載であると判断するシート搬送装置において、
    前記シート搬送装置のイニシャル動作時における前記所定時間である第1所定時間を、前記シート搬送装置のシート排出動作時における前記所定時間である第2所定時間よりも短くすることを特徴とするシート搬送装置。
  2. シートの排出を行うシート排出手段と、
    前記シート排出手段から排出されたシートを積載するシート積載手段と、
    前記シート排出手段よりシート排出方向下流側に設けられシートの通過時間を検知するシート検知手段と、を有し、
    前記シート検知手段を通過するシートの通過時間が所定時間以上である場合には、前記シート積載手段が満載であると判断するシート搬送装置において、
    前記シート排出手段から排出されるシートの排出スピードに応じて前記所定時間を異ならせることを特徴とするシート搬送装置。
  3. シートの排出を行うシート排出手段と、
    前記シート排出手段から排出されたシートを積載するシート積載手段と、
    前記シート排出手段よりシート排出方向下流側に設けられシートの通過時間を検知するシート検知手段と、を有し、
    前記シート検知手段を通過するシートの通過時間が所定時間以上である場合には、前記シート積載手段が満載であると判断するシート搬送装置において、
    前記シート排出手段から排出されるシートの排出方向の長さに応じて前記所定時間を異ならせることを特徴とするシート搬送装置。
  4. 前記シート排出手段がシートの排出を停止している期間は前記シート検知手段によるシートの通過時間の検知を行わないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシート搬送装置。
  5. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記請求項1乃至4のいずれかに記載のシート搬送装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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