JP2007093930A - 画像形成装置とその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 両面印刷用のシートは反転され、再度、画像形成部を通過して排出されるため、排出するまでに多くの時間を要していた。
【解決手段】 排出部と、記録材の表裏を反転させて画像形成部に搬送するための反転経路とに介在し、記録材を反転経路又は前記排出部に搬送するように記録材の搬送方向を切り替えるための反転部で、反転経路での記録材の搬送駆動を行う反転搬送部に係合することなく記録材が残留している場合(S1)、排出部の方向へ記録材を排出する(S2,S5)。また反転搬送部に係合して記録材が残留している場合に記録材の両面への画像形成が完了する場合と同じ経路で記録材を排出する(S3,S4,S6〜S8)。
【選択図】 図9

Description

本発明は、記録データ応じて記録材に画像を形成する画像形成装置及びその制御方法に関するものである。
複写機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置は、給紙部から画像形成部に記録材(記録シート)を搬送して転写(間接方式)或いは直接方式にて画像形成を実行し、画像形成済みの記録材を排紙部に排出している。このような画像形成部としては、電子写真機構、静電記録機構、磁気記録機構、感熱記録機構、インクジェット機構、インパクト印刷機構等の種々の作像原理、プロセスのものが知られている。また記録材としては、転写材、感光紙(エレクトロファックス紙)、静電記録紙、感熱紙、印刷用紙、印刷用紙、フォーマット用紙、カード、はがき、封筒、OHP用紙等が使用される。
このような画像形成装置には、シート反転装置が装着可能、或は実装されているものもある。シート反転装置は、画像形成部によって印刷された記録シートを反転させて再び画像形成部に搬送することにより、その記録シートの両面に印刷するための装置である。
特許文献1には、上述したようなシート反転装置が設けられた画像形成装置が開示されている。これによると片面印刷時、画像形成本体に装着されたカセットから給紙されたシートは、画像形成部に搬送され画像形成を行い、定着部で画像を定着された後に排紙部に排紙される。また両面印刷時には、1枚目のシートの片面に記録された画像の定着が終わった後、そのシートは反転部の正逆転ローラによって排紙部から排紙された経路と同じ経路に反転して搬送される。そして、そのシートは表裏逆転した状態で再び画像形成装置に搬送され、表裏逆転された画像形成されていない裏面に画像が形成される。こうして両面印刷されたシートは定着部で定着された後、排紙部に排紙される。また特許文献1には、シートの反転搬送路における残留シートを検出して、残留シートが存在していると判定した場合に、その残留しているシートを自動的に排出することが記載されている。
特開平6−316125号公報
しかし、上記公報に開示されたシート反転装置では、例えば両面印刷中にジャムが発生した場合に、両面印刷予定のシートを自動排紙している。この際、シート反転装置で反転されて装置内に残留しているシートは、再度、画像形成装置を通過した後に排出されることが一般的に想定される。つまり両面印刷用のシートは反転され、再度、画像形成部を通過して排出されるため、排出するまでに多くの時間を要していた。
本発明の目的は上記従来技術の問題点を解決することにある。
本願発明の特徴は、記録材の両面への画像形成中に、残留している記録材の場所に応じて、その記録材の排出方法を変更することにより、装置内に残留している記録材の排出処理をより簡潔に、かつ迅速に行うことにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、
記録材の両面への画像形成が可能な画像形成装置であって、
記録材の表裏を反転させて画像形成部に搬送するための反転経路と、
前記反転経路での前記記録材の搬送駆動を行う反転搬送部と、
排出部と前記反転経路に介在し、記録材を前記反転経路、又は前記排出部に搬送するように前記記録材の搬送方向を切り替えるための反転部と、
前記反転部における前記記録材の残留状態に応じて、前記記録材の排出搬送方向を設定する制御手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像形成装置の制御方法は以下のような工程を備える。即ち、
記録材の両面への画像形成が可能な画像形成装置の制御方法であって、
排出部と、記録材の表裏を反転させて画像形成部に搬送するための反転経路とに介在し、記録材を前記反転経路、又は前記排出部に搬送するように前記記録材の搬送方向を切り替えるための反転部における前記記録材の残留状態に応じて、前記記録材の搬送方向を設定し、設定した搬送方向に基づいて前記記録材を排出する排出工程を有することを特徴とする。
本発明によれば、装置内に残留している記録材の排出処理をより簡潔に、かつ迅速に行うことができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成図である。本実施の形態では、画像形成装置として多色画像を形成するカラーレーザプリンタを例に説明する。
図1において、このプリンタは、4個の像担持体である感光体ドラム1(1a〜1d)を有している。これら感光体ドラム1a〜1dのそれぞれの周囲には順に、帯電ユニット2(2a〜2d)、露光ユニット3(3a〜3d)、現像ユニット4(4a〜4d)、転写部材5(5a〜5d)そしてクリーニングユニット6(6a〜6d)が配されている。帯電ユニット2a〜2dのそれぞれは帯電ローラにより、各対応する感光体ドラム1の表面を一様に帯電する。露光ユニット3a〜3dはそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の画像情報に基づいてレーザビームを照射して、感光体ドラム1a〜1dのそれぞれに各色に対応する静電潜像を形成する。現像ユニット4a〜4dは、感光体ドラム1a〜1dそれぞれの静電潜像に各色に対応するトナーを付着させてトナー像として顕像化する。転写部材5a〜5dは、感光体ドラム1a〜1dのそれぞれのトナー像を記録材(以下、記録シート)上に転写させる。クリーニングユニット6a〜6d転写後の感光体ドラム1a〜1dのそれぞれの表面に残留した転写後トナーを除去する。こうして各色に対応する画像形成部が構成されている。尚、ここで感光体ドラム1と帯電ユニット2、現像ユニット4、クリーニングユニット6は一体的にカートリッジ化され、プロセスカートリッジ7a〜7dを形成している。
給送部8から給送された記録シートは、搬送ベルト9aで構成された搬送ユニット9によって画像形成部へ搬送され、各色のトナー像が順次転写されて多色画像が形成される。その後、定着ユニット10で加熱定着されて排出ローラ対11,12によって排出部13に排出されて積載される。搬送ユニット9を構成する記録シートの担持体としての転写搬送ベルト9aは、駆動ローラ9bと従動コロ9c,9dの3本のローラで張架支持され、全ての感光体ドラム1a〜1dに対向して配設されている。転写搬送ベルト9aは、感光体ドラム1に対向する外周面にシートを静電吸着して感光体ドラム1に記録シートを接触させるべく駆動ローラ9bによって循環移動される。この駆動ローラ9bは、後述する搬送モータ101(図8)により回転駆動されている。これにより記録シートは転写搬送ベルト9aにより転写位置まで搬送され、感光体ドラム1上のトナー像が転写される。また転写搬送ベルト9aの最上流位置には、この搬送ベルト9aと共にシ記録ートを挟持し、かつシートをベルト9aに吸着させる吸着ローラ9eが配設されている。記録シートの搬送に際しては、吸着ローラ9eに電圧を印加することで、対向している設置された従動コロ9cとの間に電界を形成し、転写搬送ベルト9a及びシートの間に誘電分極を発生させて両者に静電吸着力を生じさせるようになっている。
給送部8は、給送カセット8a、マルチ給送トレイ8b、マルチ給送部8c及びレジストローラ8dを有している。給送カセット8aは複数枚の記録シートを収納して装置本体内底部に装填される。画像形成時、記録シートは給送カセット8aからカセットピックアップローラ8d1によって一枚ずつ分離給送され、カセット搬送ローラ8d2及びレジストローラ8dによって搬送ユニット9に搬送される。マルチ給送トレイ8bは、通常は装置本体正面に格納されているが、使用時に装置本体から回動して開き、複数枚のシートを積載する。画像形成する際には、記録シートはマルチピックアップローラ8c1によって一枚ずつ分離給送され、マルチ搬送ローラ8c2及びレジストローラ8dによって搬送ユニット9に搬送される。給送カセット8a、マルチ給送部8cにおけるシートの分離や搬送は、給送部8にある給送モータ(不図示)によりギア駆動列を介して行われる。
ここで像担持体である感光体ドラム1は、アルミニウム製シリンダの外周面に有機光導電体層(OPC)を塗布して構成されている。この感光体ドラム1はその両端部がフランジによって回転自在に支持されており、一方の端部に駆動モータ(不図示)から駆動力を伝達することにより、図1において反時計回りに回転駆動される。
各帯電ユニット2は、ローラ状に形成された導電性のローラで、これを感光体ドラム1表面に当接させる。これと共に図示しない電源によって帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1の表面を一様に帯電させる。
露光ユニット3はポリゴンミラーを有し、このポリゴンミラーにはレーザダイオードから画像信号に対応する画像光が照射される。
現像ユニット4は、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色のトナーを収納したトナー収納部4a1〜4d1を有している。これらトナー収納部4a1〜4d1に収容されたトナーは、感光体ドラム1の表面に隣接して回転するとともに、現像バイアス電源(不図示)により現像バイアス電圧が印加されて現像を行う。
また後述する転写搬送ベルト9aの内側には、4個の感光体ドラム1a〜1dに対向して、転写搬送ベルト9aに当接する転写部材5a〜5dがそれぞれ併設されている。これら転写部材5a〜5dは転写バイアス用電源(不図示)と接続されており、転写部材5a〜5dから正極性の電荷が転写搬送ベルト9aを介して記録シートに印加される。この電界により感光体ドラム1に接触中の記録シートに、感光体ドラム11〜1dのそれぞれの負極性の各色トナー像が順次転写され、多色画像が形成される。
定着ユニット10は、定着ベルト10aと弾性加圧ローラ10bとを有し、記録シート上に形成した画像に熱及び圧力を加えてトナー像を定着させる。弾性加圧ローラ10bは、定着ベルト10aを挟み、ベルトガイド部材10cと所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部Nを形成している。この定着ニップ部Nが所定の温度に立ち上がって温調された状態で、画像形成部から搬送された未定着トナー画像が形成された記録シートが定着ニップ部Nの定着ベルト10aと弾性加圧ローラ10bとの間に画像面を定着ベルト10aに対向して導入される。こうして定着ニップ部Nにおいて画像面が定着ベルト10aの外面に密着して定着ベルト10aと一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送されていく。この定着ニップ部Nを、定着ベルト10aと一緒に記録シートが挟持搬送されていく過程で定着ベルト10aで加熱され、記録シート上の未定着トナー画像が加熱定着される。
図2は、シート反転部を装着した画像形成装置の全体構成図で,図1と共通する部分は同じ記号で示し,それらの説明を省略する。
図1と比較すると、図2では両面搬送路15、斜送ローラ16a,16b、Uターンローラ17、フラッパ18、シート反転部19、反転ローラ対20,21、再搬送ローラ対22,23、そして搬送路24が追加されている。以下、詳しく説明する。
図3及び図4は、このシート反転装置の詳細図である。
両面印刷の際には、定着ユニット10でシートが定着された後、排出ローラ対11,12のすぐ下流に配置されたフラッパ18がソレノイド等(不図示)により位置が変えられて記録シートをシート反転部19に案内する。こうしてシート反転部19に送られた記録シートは、反転ローラ対20,21により搬送される。そして、反転ローラ対20,21近傍の反転センサ107(図5または図8)によって記録シートの後端を検知する。即ち、記録シートの後端が確実にフラッパ18より下流に搬送されたことを検知すると、ソレノイド等によって再びフラッパ18を元の位置に戻す。こうして記録シートを再搬送ローラ対22,23に搬送するための搬送路24を確保する(図4)。こうしてこれ以降は、再搬送ローラ対22,23の回転により記録シート15は搬送路15内を搬送される。これら再搬送ローラ対22,23は、図8の両面モータ102により回転駆動される。
このとき記録シートは片面、或は両面を外気に晒すことにより冷やされ画像形成装置本体の温度上昇を抑える。図4に示すように、フラッパ18が両面搬送ローラ対22,23への搬送路24を確実に確保した後、別の駆動源(図8の反転モータ103)を持つ反転ローラ対20,21が逆転駆動されて記録シートを両面搬送ローラ対22,23へ搬送する。そして両面搬送ローラ22,23の回転により記録シートが両面搬送路15に搬送され、この画像形成装置本体の正面に取り付けられている斜送ローラ16a,16b(図2)を通過してUターンローラ17まで搬送される。その後、Uターンローラ17及びレジストローラ8dによって再び画像形成部まで搬送される。
図5は、シート搬送路の概略図で、前述の図面と共通する部分は同じ記号で示し、それらの説明を省略する。また図中の太い実線は片面の搬送路を示しており、破線は両面の搬送路15を示している。また、500は再給紙待機位置、501はシート反転部駆動停止位置、502はセンサ109によるシートの先後端検出位置であり、これらについては下記で詳細に説明する。
図6(A)〜(O)は、ホストから送信されるプリント信号の順番を示す図である。ここでは、「(1枚目のシートの表に印刷)、(2枚目のシートの表に印刷)、(1枚目のシートの裏に印刷()、(3枚目のシートの表に印刷)、(2枚目のシートの裏に印刷)、(3枚目のシートの裏に印刷()」と指示されている。このプリント順はいわゆる交互給紙両面のときの両面プリントシーケンス(プリントするページの順番)を説明するものである。ここでは、画像形成の対象となる記録シートが普通紙であり、画像形成速度が通常の速度(普通紙の画像形成速度)である場合の両面プリントシーケンスについて、図5及び図6を参照しながら説明する。
図6(A)では、給送カセット8aからカセットピックアップローラ8d1によって分離給送された1枚目の記録シート600が、カセット搬送ローラ8d2及びレジストローラ8dによって搬送ユニット9に搬送される。ここでは1枚目の記録シート600の表に画像が印刷される。
次に図6(B)で、1枚目の記録シート600の表が印刷されて定着ユニット10で定着された後、排出ローラ対11,12のすぐ下流に配置されたフラッパ18によりシート反転部19に案内される。こうしてシート反転部19に案内された記録シート600は、反転ローラ対20,21により排紙方向に搬送される。そして2枚目の表に印刷される2枚目の記録シート601の給送カセット8aからの給紙を開始する。ここでは、1枚目の表が印刷された記録シート600の後端と2枚目の表が印刷される記録シート601の先端が重送せずに、かつ1枚目の記録シート600の裏面が再給紙されるタイミングで、記録シート601の後端が502を通過するように制御される。
図6(C)では、反転ローラ対20,21近傍のセンサ107によって記録シート600の後端を検知し、記録シートの後端が確実にフラッパ18より下流に搬送された時に再びフラッパ18を元の位置に戻す。ここでフラッパ18より下流に搬送された時というのは、記録シートの後端が検知されたタイミングから所定時間経過した時点である。こうして再搬送ローラ対22,23への搬送路24を確保した後、反転モータ103を回転駆動して反転ローラ対20,21を逆転させて、記録シート600を両面搬送ローラ対22,23の方向に搬送する。そして両面搬送ローラ対22,23を回転駆動して両面搬送路15に搬送する。
このとき反転ローラ対20,21、両面搬送ローラ対22,23、斜送ローラ16a,16b、Uターンローラ17によって与えられる記録シート600の搬送速度は、シート反転装置に設けられた駆動源(モータ102,103)によって別の制御が可能である。このため、次に給紙される記録シート間の距離や両面搬送距離によって、その搬送速度を変化させることができる。図2の構成の場合、反転ローラ対20,21が逆転をするときに増速を行う。記録シートの搬送速度を増速させるのは、可能な限り記録シート間の間隔を短くするようにして単位時間あたりのプリント速度(スループット)を向上するためである。その後、1枚目の記録シート600はUターンローラ17の手前(再給紙待機位置500)で減速され、シート反転装置の搬送速度と画像形成装置の搬送速度を等しくする制御を行う(図6(D))。このとき、500に記録シート600が搬送されるまでに裏面のプリント信号がホストから送信されていない場合、又は、搬送停止を行わずに1枚目の記録シート600の再給紙を行うと2枚目の記録シート601の後端との距離が所定の距離よりも短くなる場合が発生する。このような場合には、両面搬送路15における記録シート600の搬送を停止される。。
図6(E)(F)では、500から画像形成装置本体の搬送速度で再給紙された1枚目の記録シート600は、シート反転部の駆動停止位置501まで搬送されて駆動が停止される。そして501以降は、記録シート600は給送部8の駆動のみで搬送される。このとき、シート反転部19の斜送ローラ16a,16bは、ワンウェイクラッチによりシート反転部19の駆動を停止しても画像形成装置本体の給紙部8の駆動により記録シートの搬送が可能な構成となっている。
図6(G)では、こうして両面が印刷された記録シート600は機外へ排出される。また2枚目の記録シート601は、シート反転部19により両面搬送ローラ対22,23へと搬送される。そして2枚目の記録シート601の後端と3枚目の記録シート602の先端が重送しないタイミングで、3枚目の記録シートを給送カセット8aから給紙し、3枚目の記録シート602への印刷(3枚目表)を開始する。
図6(H)では、2枚目の記録シート601がUターンローラ17の手前(再給紙待機位置500)で減速され、シート反転装置からの搬送速度と画像形成装置の搬送速度を等しくする制御を行う。このとき、500までに裏面のプリント信号を受信していない場合、或は搬送停止を行わずに2枚目の記録シート601の再給紙を行うと3枚目の記録シート602の後端との距離が所定量よりも短くなる場合は記録シート601の搬送を停止する。これは1枚目の記録シートと2枚目の記録シートの場合と同じである。また後続の記録シートへの両面印刷が実行される場合でも同様である。
図6(I)(J)では、500から画像形成装置本体の搬送速度で再給紙された2枚目の記録シート601は、シート反転部の駆動停止位置501まで搬送されて停止される。そして、この501以降は、給送部8の駆動のみで記録シート601が搬送される。
こうして図6(K)では、両面印刷が終了した2枚の記録シート601が機外へ排出される。また3枚目の記録シート602は、シート反転部19により両面搬送ローラ対22,23へ搬送される。
図6(L)では、3枚目の記録シート603はUターンローラ17の手前(再給紙待機位置500)で減速され、シート反転装置からの搬送速度と画像形成装置の搬送速度を等しくするように制御される。
500から画像形成装置本体の搬送速度で再給紙された3枚目の記録シート603は、駆動停止位置501まで搬送されて、シート反転部19の駆動が停止される。そしてこれ以降は、給送部8の駆動のみでシート搬送を行う(図6(M)(N))。そして図6(O)で、両面印刷が終了した3枚目の記録シート603が機外へ排出される。
図7(A)〜(D)は、シート反転部19に記録シートが残留した場合の状態を説明する図である。
図7(A)は、記録シートがフラッパ18と反転ローラ対20,21の間に残留している状態を示している。図7(B)は、記録シートが反転ローラ対20,21と再搬送ローラ対22,23の間に残留している状態を示している。また図7(C)は、記録シートが反転ローラ対20,21と再搬送ローラ対22,23の両方に挟持された状態で残留している状態を示している(。更に図7(D)は、記録シートが再搬送ローラ対22,23より下流で、かつ、Uターンローラ17に到達していない状態で残留している状態を示している。
この(A)〜(D)の状態は以下のように検知する。
(A):記録シートの後端をセンサ107で検知してからの経過時間をカウントして、所定時間経過するまでの時点である場合。
(B):記録シートの搬送を一時停止して、フラッパ18が元の位置に戻るタイミングである場合。
(C):記録シートの反転動作が開始されてから所定時間経過するまでの時点である場合。(この所定時間とは記録シートが搬送ローラ対22,23に到達するまでの距離を搬送されると予測される時間であり予め設定されている。)
(D):記録シートの反転動作が開始されてから所定時間経過するまでの時点である場合。(この所定時間とは記録シートが搬送ローラ対22,23を通過して、さらに斜送ローラ16a,16b(図5)に到達するまでの距離を搬送されると予測される時間であり予め設定されている。)
尚、ここでは、それぞれの状態を記録シートがセンサを通過してからの搬送量(センサでシートを検知してからの所定時間で設定)、また、記録シートが反転動作を開始してからの搬送量で判断(反転してからの所定時間で設定)している。しかし、本発明はこれに限定されるものでなく、例えば、記録シートを検知するためのセンサを搬送路上に複数設けて、複数のセンサによって位置を検知及び判断する手法を用いても良い。
図8は、本実施の形態に係る画像形成装置の機能構成を説明するブロック図である。
図において、制御部100は、この画像形成装置全体の動作を制御している。この制御部100は、マイクロコンピュータなどのCPU120、CPU120により実行されるプログラム記憶しているROM121、CPU120による制御処理時に各種データを記憶するワークエリアを提供するRAM122を有している。101は画像形成装置本体で記録シートを搬送駆動するための搬送モータ、104は、そのモータドライバである。102は両面モータで、モータドライバ105により回転駆動され、両面搬送路15での記録シートの搬送駆動を行う。また反転モータ103は、モータドライバ106により回転駆動され、シート反転部19における反転ローラ対20,21を回転駆動している。尚、両面モータ102と反転モータ103は本実施の形態では別々に設けているが、クラッチ等を用いて1つもモータで実現しても良いことはもちろんである。画像形成部112は、図1や図2に示すような構成を有するプリンタエンジン部である。
図9は、本発明の実施の形態1に係る画像形成装置において、シート反転部19或は両面搬送路15に記録シートが残留した場合に、その残留シートを排出する処理を説明するフローチャートである。この処理は、画像形成中にジャムやユーザによるドアオープン等が発生して画像形成装置が停止した場合に、シート反転部19或は両面搬送路15に残留している記録シートの状態を検知して両面モータ102や反転モータ103の駆動方向を決定するものである。尚、この処理を実行するプログラムはROM121に記憶されており、CPU120の制御の下に実行される。
この処理は何らかの理由により画像形成装置が停止した場合に開始され、まずステップS1で、残留している記録シートの状態を判定する。ここで図7(A)或は図7(B)に示す状態であればステップS2に進み、両面モータ102や反転モータ103を正転させて、排紙部13に残留している記録シートを排出する。
一方、記録シートが図7(C)或は図7(D)に示す状態で残留している場合は、両面モータ102や反転モータ103を逆転させて両面搬送路15を搬送させる。そしてステップS6で、Uターンローラ17を経てシート反転部の駆動停止位置501まで搬送するとステップS7に進み、モータ102,103の回転を停止する。そしてこれ以降は給送部8の搬送モータ101の回転駆動でシート搬送が可能な位置まで記録シートを搬送する。その後は、画像形成部本体の搬送モータ101を回転駆動し(ステップS8)、画像形成部の搬送路を経由して排紙部13に排出する(ステップS5)。
以上説明したように本実施の形態1によれば、両面印刷用の搬送路を有する画像形成装置において、機内に残留する記録シートを機外に排出する際、その残留箇所に応じて記録シートの排出方法を変更することができるため、記録シートの残留状態から速やかに復帰できるという効果がある。
[実施の形態2]
次に本発明の実施の形態2について説明する。この実施の形態2では、前述の実施の形態1の画像形成装置構成に対して着脱可能な中間搬送部14を有する画像形成装置において、中間搬送部14の有無によりシート反転部に記録シートが残留したときの残留紙排出方法を変更する方法を提案する。尚、この実施の形態2に係る画像形成装置のハードウェア構成は、中間搬送部14が設けられている以外は前述の実施の形態1に係る構成と同じであるため、その説明を省略する。
図10は、本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の排紙部の概略構成を示す図である。ここでは、画像形成装置に、着脱可能な中間搬送部14と、第2の排紙部15とが接続された状態での記録シート搬送路を示している。
給送部8から給送された記録シートは、搬送ベルト9aを含む搬送ユニット9によって画像形成部に搬送される。この画像形成部では、各色のトナー像が順次に記録シートに転写されて多色画像が形成される。その後、その記録シートは定着ユニット10で加熱定着され、排出ローラ対11,12を経由してシート反転部9、又は中間搬送部14に搬送される。ここでシート反転部9へ搬送される場合のシート搬送は、前述の実施の形態1と同様であるため説明を省略する。ここでは記録シートは中間搬送部14に搬送される。この中間搬送部14内では、駆動ユニット(例えばモータ(不図示))により中間搬送部14内のローラ対が回転駆動されて搬送され、最終的に第2の排紙部15へ排出される。
この実施の形態2では、着脱可能な第2の排紙部15への搬送路を確保するための中間搬送部14を有する画像形成装置において、中間搬送部14の有無によりシート反転部に記録シートが残留したときの残留紙排出方法を変更する方法を提案する。
図11は、本実施の形態2に係る画像形成装置における残留シートの排出処理を説明するフローチャートである。この処理は、画像形成中にジャムやユーザによるドアオープン等が発生して画像形成装置が停止した場合に、シート反転部19或は両面搬送路15に残留している記録シートの状態を検知して両面モータ102や反転モータ103の駆動方向を決定するものである。尚、この処理を実行するプログラムはROM121に記憶されており、CPU120の制御の下に実行される。
この処理は何らかの理由により画像形成装置が停止した場合に開始され、まずステップS11で、中間搬送部14の有無を確認する。ここで中間搬送部14がない場合の処理は、前述の実施の形態1に係る図9のフローチャートで示す処理と同じであるため、その説明を省略する。
ステップS11で、中間搬送部14が存在すると判定するとステップS12に進み、図7(A)〜(D)のいずれにおいても両面モータ102を逆転する必要がある。その理由は、両面モータ102を正転した場合は、記録シートが排紙部として構成されていない部分に排出されてしまうためである。従って、中間搬送部14が接続されている場合に、図7(A)〜(D)のいずれかの状態でシートが装置内に残留している場合はステップS13に進み、両面モータ102を逆転させる。次にステップS14で、Uターンローラ17を経てシート反転部の駆動停止位置501まで搬送する。そして501に到達した以降はステップS15で、給送部8による搬送駆動が可能な位置まで記録シートを搬送し、画像形成部を通過する通常の搬送路を経由し、排出ローラ対11,12を経由して排出する。こうして中間搬送部14に搬送された記録シートは、中間搬送部の駆動ユニットにより中間搬送部14内のローラ対による搬送され(ステップS16)、最終的に第2の排紙部15へ排出される(ステップS17)。
このように本実施の形態2によれば、中間搬送部14が装着されている場合には、画像形成部を通過する通常の搬送路を経由して記録シートを排出するため、残留している記録シートを効率良く排出できる。
[実施の形態3]
前述の実施の形態1,2では、画像形成装置がジャムやユーザのドアオープン等で停止した後にシート反転部19に残留シートを検知して残留シートを排出するシーケンスを提案した。これに対して本実施の形態3では、両面印刷時の記録シートの表側への印刷中において、両面印刷が不可能な記録シートを検出した場合の記録シート排出方法を提案する。尚、両面印刷が不可能な記録シートとは、例えば、OHTや両面搬送路15を通紙できない記録シート(例えばコシの強い厚紙等)、指定された記録シートサイズと異なる記録シート等が該当する。尚、この実施の形態3に係る画像形成装置のハードウェア構成は、前述の実施の形態1に係る構成と同じであるため、その説明を省略する。
図12は、本発明の実施の形態3に係る画像形成装置において、両面印刷の実行中に両面印刷に適さない記録シート(以下、不適記録シート)を検出した場合に、その記録シートを機外に排出する処理を示すフローチャートである。尚、この処理を実行するプログラムはROM121に記憶されており、CPU120の制御の下に実行される。
不適記録シートの検出方法としては例えば以下の方法が挙げられる。
OHTか否か、及び、厚紙か否か、については、記録シートが画像形成部に到達する前に、記録シートの光透過性を検知するためのセンサを用いて検知可能である。図示してはいなが、例えばLEDとフォトトランジスタとからなる光学センサ等を用いることができる。
尚、シートサイズについては、センサ109(図5)でシートの先端及び後端とを検知して搬送方向のサイズ(長さ)を検知することができる。
まずステップS21で、記録シート種類の検知や記録シートサイズの検知により、その記録シートに対して両面印刷が可能であるか否かを判定する。この結果、両面印刷が可能であると判定した場合はステップS22からステップS23に進み、両面印刷処理を実行する。
一方、ステップS22で、両面印刷が継続できないと判定した場合はステップS24に進み、シート反転部19に、その不適記録シートを引き込む。次にステップS25で、前述の実施の形態2における中間搬送部14の有無を判定し、その後の動作を決定する。
中間搬送部14が接続されていない場合はステップS26に進み、不適記録シートの搬送をシート反転部19で停止させる。そしてステップS27で、先行している両面印刷が可能な記録シートへのプリントが終了するのを待つ。こうして両面印刷が可能な記録シートへのプリントが終了するとステップS28で両面モータ102を正転させる。そしてステップS29で、その不適記録シートを排紙部13に排出する。
一方、ステップS25で、画像形成装置に中間搬送部14が接続されていると判定した場合はステップS30に進み、両面モータ102を逆転させて再給紙待機位置500まで記録シートを搬送して記録シートを停止させる(ステップS31)。そしてステップS32で、先行している通常の記録シートへの印刷が終了するとステップS33に進み、再度、両面モータ102を逆転させ、Uターンローラ17を経て駆動停止位置501まで記録シートを搬送する。そして前述した図11のステップS14に進み、給送部8の駆動のみでシート搬送が可能な位置まで記録シートを搬送し、画像形成部を通過する搬送路を経由し、排出ローラ対11,12を経由して中間搬送部14に搬送する。そしてステップS16で、中間搬送部14の駆動ユニットにより搬送され、最終的に第2の排紙部15へ排出される。
以上説明したように本実施の形態3によれば、両面印刷に適さない記録シートが挿入されている場合に、その記録シートの排出を速やかに行うことができる。
以上説明したように本実施の形態によれば、シート反転装置及び外シート反転装置を用いて記録材の両面に画像形成を行う装置において、両面印刷を行う際に、シート反転装置に残留した記録シートを効率よく画像形成装置本体外へ排出できる。
また両面印刷が正常に行えない記録シートを検出した場合にも、その両面印刷を行えない記録シートを効率良く画像形成装置の外へ排出できる。
また本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用しても良い。
また本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に装着し、その記憶媒体からインストールされたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される。またそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれ、本体のCPUが処理の一部又は全部を実行して本実施形態の機能が実現されても良い。
またプログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等がある。更に、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)も含まれる。
またクライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、或は圧縮され自動インストール機能を含むファイルを記憶媒体にダウンロードしても良い。また本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも本発明のクレームに含まれるものである。
以上、本発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更することが可能である。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成図である。 本実施の形態に係るシート反転部を装着した画像形成装置の全体構成図である。 本実施の形態に係るシート反転装置のフラッパの状態を示す図である。 本実施の形態に係るシート反転装置のフラッパの状態を示す図である。 本実施の形態に係るシート搬送路の概略図である。 実施の形態に係る画像形成装置における交互給紙両面のときの両面プリントシーケンスを説明する図である。 本実施の形態に係るシート反転部に記録シートが残留した場合の状態を説明する図である。 本実施の形態に係る画像形成装置の機能構成を説明するブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置において、残留シートを排出する処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の排紙部の概略構成を示す図である。 本実施の形態2に係る画像形成装置における残留シートの排出処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る画像形成装置において、両面印刷の実行中に両面印刷に適さない不適記録シートを検出した場合における処理を示すフローチャートである。

Claims (14)

  1. 記録材の両面への画像形成が可能な画像形成装置であって、
    記録材の表裏を反転させて画像形成部に搬送するための反転経路と、
    前記反転経路での前記記録材の搬送駆動を行う反転搬送部と、
    排出部と前記反転経路に介在し、記録材を前記反転経路、又は前記排出部に搬送するように前記記録材の搬送方向を切り替えるための反転部と、
    前記反転部における前記記録材の残留状態に応じて、前記記録材の排出搬送方向を設定する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記反転部で前記反転搬送部に係合することなく記録材が残留している場合に前記排出部の方向へ記録材を排出し、前記反転搬送部に係合して記録材が残留している場合には前記記録材の両面への画像形成が完了する場合と同じ経路で前記記録材を排出するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記反転部は、前記排出部側で前記記録材を搬送する第1搬送用ローラと、前記反転経路側で前記記録材を搬送する第2搬送用ローラとを有し、前記記録材が前記第1搬送用ローラにのみ係合している場合、前記制御手段は、前記第1搬送用ローラの回転により前記記録材を前記排出部に排出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記記録材が前記第1搬送用ローラと前記第2搬送用ローラの両方に係合している場合は、前記記録材の両面への画像形成が完了する場合と同じ経路で前記記録材を排出することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記排出部から排出される記録材を別の排出部へバイパスする中間搬送部が装着可能であって、前記中間搬送部の有無を判断する判断手段を更に有し、前記制御手段は、前記判断手段が前記中間搬送部が有ると判断した場合、前記記録材の両面への画像形成が完了する場合と同じ経路で前記記録材を排出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記記録材が両面への画像形成が可能な記録材であるか否かを判定する判定手段と、
    前記制御手段は、前記判定手段により前記記録材が前記両面への画像形成が可能でない記録材であると判定されると、直ちに、或は先行する記録材の片面への画像形成が終了した時点で前記排出部の方向へ記録材を排出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記排出部から排出される記録材を別の排出部へバイパスする中間搬送部が装着可能であって、前記中間搬送部の有無を判断する判断手段と、前記記録材が両面への画像形成が可能な記録材であるか否かを判定する判定手段と、を更に有し、
    前記制御手段は、前記判断手段が前記中間搬送部が有ると判断した場合、前記記録材の両面への画像形成が完了する場合と同じ経路で前記記録材を排出し、
    前記判断手段が前記中間搬送部が無いと判断した場合、前記排出部の方向へ記録材を排出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 記録材の両面への画像形成が可能な画像形成装置の制御方法であって、
    排出部と、記録材の表裏を反転させて画像形成部に搬送するための反転経路とに介在し、記録材を前記反転経路、又は前記排出部に搬送するように前記記録材の搬送方向を切り替えるための反転部における前記記録材の残留状態に応じて、前記記録材の搬送方向を設定し、設定した搬送方向に基づいて前記記録材を排出する排出工程を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  9. 前記排出工程は、前記反転部において、前記反転経路での前記記録材の搬送駆動を行う反転搬送部に係合することなく記録材が残留している場合、前記排出部の方向へ記録材を排出する第1排出工程と、
    前記反転搬送部に係合して記録材が残留している場合に前記記録材の両面への画像形成が完了する場合と同じ経路で前記記録材を排出する第2排出工程と、
    を含むことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置の制御方法。
  10. 前記反転部は、前記排出部側で前記記録材を搬送する第1搬送用ローラと、前記反転経路側で前記記録材を搬送する第2搬送用ローラとを有し、前記記録材が前記第1搬送用ローラにのみ係合している場合、前記第1排出工程では、前記第1搬送用ローラの回転により前記記録材を前記排出部に排出することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置の制御方法。
  11. 前記記録材が前記第1搬送用ローラと前記第2搬送用ローラの両方に係合している場合は、前記記録材の両面への画像形成が完了する場合と同じ経路で前記記録材を排出することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置の制御方法。
  12. 前記排出部から排出される記録材を別の排出部へバイパスする中間搬送部の有無を判断する判断工程を更に有し、前記判断工程で前記中間搬送部が有ると判断した場合、前記記録材の両面への画像形成が完了する場合と同じ経路で前記記録材を排出することを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法。
  13. 前記記録材が両面への画像形成が可能な記録材であるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程で前記記録材が前記両面への画像形成が可能でない記録材であると判定されると、直ちに、或は先行する記録材の片面への画像形成が終了した時点で前記排出部の方向へ記録材を排出する工程とを更に有することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置の制御方法。
  14. 前記記録材が両面への画像形成が可能な記録材であるか否かを判定する判定工程と、
    前記排出部から排出される記録材を別の排出部へバイパスする中間搬送部の有無を判断する判断工程と、
    前記判断工程で前記中間搬送部が有ると判断した場合、前記記録材の両面への画像形成が完了する場合と同じ経路で前記記録材を排出する工程と、
    前記判断工程で前記中間搬送部が無いと判断した場合、前記排出部の方向へ記録材を排出する工程と、
    を更に有することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置の制御方法。
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JP2019094149A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 キヤノン株式会社 画像形成装置

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