JPH07206218A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH07206218A
JPH07206218A JP6015856A JP1585694A JPH07206218A JP H07206218 A JPH07206218 A JP H07206218A JP 6015856 A JP6015856 A JP 6015856A JP 1585694 A JP1585694 A JP 1585694A JP H07206218 A JPH07206218 A JP H07206218A
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JP
Japan
Prior art keywords
jam
recording paper
paper
jam generation
downstream side
Prior art date
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Pending
Application number
JP6015856A
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English (en)
Inventor
Yukio Hashimoto
幸雄 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP6015856A priority Critical patent/JPH07206218A/ja
Publication of JPH07206218A publication Critical patent/JPH07206218A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、ジャムが発生した場合に、画像
形成装置内に残留する記録紙の数を少なくできる画像形
成装置を提供することを目的とする。 【構成】 画像形成装置において、ジャムが発生したと
きにジャム発生箇所を判別する手段、およびジャム発生
箇所より下流側の記録紙搬送装置を継続して駆動させ
て、ジャム発生箇所より下流側の記録紙を排出させる手
段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機等の画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機においては、紙詰まりが発
生(ジャムが発生)したときには、ジャムの発生箇所に
係わらず、複写動作が強制的に停止されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ジャムの発生箇所に
は、給紙部、給紙部から転写部の間、転写部と定着部と
の間、排出部等がある。給紙部でジャムが発生したとき
に、直ちに複写動作を停止させると、給紙部より下流側
に存在する記録紙が複写機内に残ったままとなり、ジャ
ム処理において、ジャム発生箇所より下流側の記録紙ま
で取り除く必要がある。
【0004】また、一般的に、複写機においては、ジャ
ム処理において記録紙を除去し易い箇所と、除去しにく
い箇所とがある。記録紙を除去しにくい箇所以外でジャ
ムが発生したときに、記録紙を除去しにくい箇所に記録
紙が存在していることがある。そうすると、ジャム処理
において、記録紙を除去しにくくなる。
【0005】この発明は、ジャムが発生した場合に、画
像形成装置内の記録紙搬送経路に残留する記録紙の数を
少なくできる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0006】また、この発明は、ジャムが発生した場合
に、画像形成装置内の記録紙の除去しにくい箇所に、記
録紙が残留することを最小限に抑えることができる画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の画
像形成装置は、ジャムが発生したときにジャム発生箇所
を判別する手段、およびジャム発生箇所より下流側の記
録紙搬送装置を継続して駆動させて、ジャム発生箇所よ
り下流側の記録紙を排出させる手段を備えていることを
特徴とする。
【0008】この発明による第2の画像形成装置は、ジ
ャムが発生したときにジャム発生箇所を判別する手段、
およびジャム発生箇所が記録紙を除去しにくい箇所より
下流側にあるときに、ジャム発生箇所より上流側にある
所定の記録紙搬送装置を継続して駆動させて、記録紙を
除去しにくい箇所にある記録紙をジャム発生箇所付近ま
で搬送させる手段を備えていることを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明による第1の画像形成装置では、ジャ
ムが発生したときにジャム発生箇所が判別される。そし
て、ジャム発生箇所より下流側の記録紙搬送装置が継続
して駆動されて、ジャム発生箇所より下流側の記録紙が
排出される。
【0010】この発明による第2の画像形成装置では、
ジャムが発生したときにジャム発生箇所が判別される。
そして、ジャム発生箇所が記録紙を除去しにくい箇所よ
り下流側にあるときには、ジャム発生箇所より上流側に
ある所定の記録紙搬送装置が継続して駆動されて、記録
紙を除去しにくい箇所にある記録紙がジャム発生箇所付
近まで搬送される。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。
【0012】図1は、電子写真式複写機の構成を示して
いる。
【0013】複写機の上部には、複写すべき原稿が載置
されるコンタクトレンズ1が設けられている。複写機本
体の一方の側面には、手差原稿用トレイ2が設けられて
いる。複写機本体の他方の側面には、排出トレイ3が設
けられている。また、複写機本体内の下部には、複数の
給紙カセット4、5、6が上下方向に間隔をおいて設け
られているとともに、給紙デッキ7が設けられている。
さらに、複写機本体内には、露光機構、プリント機構お
よび記録紙搬送機構が設けられている。
【0014】プリント機構は、感光体ドラム11を備え
ている。感光体ドラム11は、ドラムモータ73(図3
参照)によって矢印の方向に回転駆動される。感光体ド
ラム11の周囲には、その回転方向の順に、感光体ドラ
ム11の表面の感光層を帯電させる帯電器12、余白部
を形成するためのブランクランプ13、感光層上に形成
された静電潜像をトナー顕像として顕像化する現像装置
14、感光層上に形成されたトナー顕像を記録紙に転写
する転写用放電器15、感光体ドラム11から記録紙を
分離するための分離用放電器16、転写後の感光体ドラ
ム11上に残留しているトナーを除去するクリーニング
装置17および感光体ドラム11表面の電荷を除去する
除電器18が配されている。
【0015】感光体ドラム11の表面の帯電器12と現
像装置14との間位置において、原稿からの反射光が照
射されることにより、露光が行われ、感光層上に静電潜
像が形成される。
【0016】露光機構は、コンタクトガラス1上に載置
された原稿の画像を露光走査するための露光ランプ21
および原稿からの反射光を反射する反射ミラー22を備
えた第1光学系走行体31、第1ミラー22によって反
射された光をレンズ25に導くための第2および第3ミ
ラー23、24を備えた第2光学系走行体32、ならび
にレンズ25から出射された光を感光体ドラム11の表
面に導くための第4、第5および第6ミラー26、2
7、28を備えている。
【0017】第1光学系走行体31および第2光学系走
行体32は、図示しないスキャンモータによって左右方
向に往復動される。第2光学系走行体32は、第1光学
系走行体31の速度の1/2の速度で、第1光学系走行
体31の移動距離の1/2の距離を移動する。
【0018】図1および図2を参照して、記録紙搬送機
構について説明する。各給紙カセット4、5、6ごと
に、記録紙を給紙するための給紙ローラ41、42、4
3および給紙された記録紙の重送を防止するためのさば
きローラ対44、45、46が設けられている。給紙デ
ッキ7に対しても、同様に、給紙ローラ47およびさば
きローラ対48が設けられている。さらに、手差用トレ
イ2に対しても、給紙ローラ49およびさばきローラ対
50が設けられている。
【0019】最下段の各給紙カセット3から給紙された
記録紙は、第1送りローラ対51、第2送りローラ対5
2、第3送りローラ対53および第4送りローラ対54
を介して、レジストローラ対60に送られる。中段の各
給紙カセット4から給紙された記録紙は、第2送りロー
ラ対52、第3送りローラ対53および第4送りローラ
対54を介して、レジストローラ対60に送られる。最
上段の各給紙カセット3から給紙された記録紙は、第3
送りローラ対53および第4送りローラ対54を介し
て、レジストローラ対60に送られる。
【0020】給紙デッキ6から給紙された記録紙は、第
4送りローラ対54を介して、レジストローラ対60に
送られる。手差用トレイ2から給紙された記録紙は、第
5送りローラ対55を介して、レジストローラ対60に
送られる。
【0021】レジストローラ対60に送られた記録紙
は、レジストローラ対60によって、感光体ドラム11
の周囲の転写位置に送られて、感光体ドラム11上に形
成されたトナー顕像が転写され、その後、感光体ドラム
11から剥離される。感光体ドラム11から剥離された
記録紙は、搬送ベルト61によって定着ローラ対62に
送られ、記録紙に転写されたトナー顕像が記録紙に定着
される。この後、第6送りローラ56および第7送りロ
ーラ57によって排出トレイ3上に排出される。
【0022】給紙ローラ41、42、43、47、4
9、さばきローラ対44、45、46、48、50、送
りローラ対51、52、53、54、55、56、5
7、搬送ベルト61およびレジストローラ対60は、搬
送モータ74(図3参照)によって回転駆動される。
【0023】給紙ローラ41およびさばきローラ対44
は、給紙クラッチ41a(図3参照)が入れられること
により回転駆動される。給紙ローラ42およびさばきロ
ーラ対45は、給紙クラッチ42a(図3参照)が入れ
られることにより回転駆動される。給紙ローラ43およ
びさばきローラ対46は、給紙クラッチ43a(図3参
照)が入れられることにより回転駆動される。給紙ロー
ラ47およびさばきローラ対48は、給紙クラッチ47
a(図3参照)が入れられることにより回転駆動され
る。給紙ローラ49およびさばきローラ対50は、給紙
クラッチ49a(図3参照)が入れられることにより回
転駆動される。
【0024】第1送りローラ対51および第2送りロー
ラ対52は、送りローラ用クラッチ51a(図3参照)
が入れられることにより回転駆動される。第3送りロー
ラ対53および第4送りローラ対54は、送りローラ用
クラッチ53a(図3参照)が入れられることにより回
転駆動される。第5送りローラ対55は、クラッチ55
a(図3参照)が入れられることにより回転駆動され
る。レジストローラ対60は、レジストクラッチ60a
(図3参照)が入れられることにより回転駆動される。
【0025】各送りローラ対51、52、53、54、
55、56および57のすぐ上流位置には、ジャム検知
のための記録紙検出器51b、52b、53b、54
b、55b、56bおよび57bがそれぞれ設けられて
いる。また、レジストローラ対60のすぐ上流位置に
も、ジャム検知のための記録紙検出器60bが設けられ
ている。さらに、搬送ベルト61の長さ中央付近にもジ
ャム検知のための記録紙検出器61bが設けられてい
る。これらの記録紙検出器としては、リードスイッチが
用いられている。
【0026】この複写機では、ジャムが発生したとき
に、複写機内の記録紙搬送経路に残った記録紙を取り除
くために、次のような工夫がなされている。つまり、第
1〜第3送りローラ対51〜53の一方のローラ群を含
むユニットが、図1に矢印Aで示すように、他方のロー
ラ群に対して接近離間自在にスライド移動できるように
なっている。また、搬送ベルト61を含むユニットは、
手前に引き出せるようになっている。さらに、第7送り
ローラ対57を含むユニットは、鎖線で示すように揺動
できるようになっている。
【0027】この複写機では、このように、記録紙搬送
経路に残った記録紙が取り除きやすくなっているが、記
録紙搬送経路のうち感光体ドラム11の転写部付近に残
った記録紙は、他の部分に残った記録紙より取り除きに
くくなっている。
【0028】図3は、複写機の電気的構成であって、主
としてジャム発生時に自動的に行われるジャム制御に関
係のある部分を示している。
【0029】複写機は、CPU70によって制御され
る。CPU70は、そのプログラム等を記憶するROM
71および必要なデータを記憶するRAM72を備えて
いる。CPU70には、各記録紙検出器51b、52
b、53b、54b、55b、56b、57b、60b
および61bの検知信号が入力する。
【0030】CPU70は、ドラムモータ73の駆動回
路73a、搬送モータ74の駆動回路74a、ブランク
ランプ13の駆動回路13a、各クラッチ41a、42
a、43a、47a、49a、51a、53a、55a
および60aのオンオフを制御する。また、CPU70
には、表示器75が接続されている。
【0031】ジャムの種類には、主として、次のような
ものがある。
【0032】(1)ケース1(給紙ローラ付近でのジャ
ム) 給紙カセット4、5、6、給紙デッキ7および手差トレ
イ2のうち給紙が行われるべき給紙部の給紙クラッチ4
1a、42a、43a、47aまたは49aがオンされ
た後、当該給紙ローラ41、42、43、47または4
9に最も近い下流側の記録紙検出器51b、52b、5
3b、54bまたは55bが所定時間内にオンしなかっ
た場合。
【0033】(2)ケース2(記録紙検出器51bと5
3bとの間でのジャム) 記録紙検出器51bがオンした後、記録紙検出器52b
が所定時間内にオンしなかった場合または記録紙検出器
52bがオンした後、記録紙検出器53bが所定時間内
にオンしなかった場合。
【0034】(3)ケース3(記録紙検出器53bと6
0bとの間でのジャム) 記録紙検出器53bがオンした後、記録紙検出器54b
が所定時間内にオンしなかった場合または記録紙検出器
54bがオンした後、記録紙検出器60bが所定時間内
にオンしなかった場合。
【0035】(4)ケース4(記録紙検出器55bと6
0bとの間でのジャム) 記録紙検出器55bがオンした後、記録紙検出器60b
が所定時間内にオンしなかった場合。
【0036】(5)ケース5(レジストローラ対60と
記録紙検出器61bとの間でのジャム) レジストクラッチ60aがオンした後、記録紙検出器6
1bが所定時間内にオンしなかった場合。
【0037】(6)ケース6(記録紙検出器61bと5
6bとの間でのジャム) 記録紙検出器61bがオンした後、記録紙検出器56b
が所定時間内にオンしなかった場合。
【0038】(7)ケース7(記録紙検出器56bと5
7bとの間でのジャム) 記録紙検出器56bがオンした後、記録紙検出器57b
が所定時間内にオンしなかった場合。
【0039】図4および図5は、ジャムが発生したとき
にCPU70によって行われるジャム制御処理の手順を
示している。
【0040】ジャムが発生すると、ジャムの種類が上記
のどのケースに該当するかが判別される(ステップ
1)。
【0041】(1)ケース1(給紙ローラ付近でのジャ
ム)に該当する場合の処理。
【0042】ケース1に該当すると判別されたときに
は、該当する給紙部に対応する給紙クラッチ41a、4
2a、43a、47aまたは49aがオフにされる(ス
テップ2)。これにより、それまで回転駆動されていた
給紙ローラ41、42、43、47または49の駆動が
停止する。この際、複写動作は継続される。
【0043】そして、給紙カウンタのカウンタ値と排出
カウンタのカウンタ値とが一致すると(ステップ3)、
すなわち、正常に給紙された記録紙の枚数と排出された
記録紙の枚数とが一致すると、複写動作が停止される
(ステップ4)。つまり、全クラッチ、搬送モータ74
およびドラムモータ73の駆動が停止される。そして、
表示器75にジャムが発生した旨が表示される(ステッ
プ5)。
【0044】(2)ケース2(記録紙検出器51bと5
3bとの間でのジャム)に該当する場合の処理。
【0045】ケース2に該当すると判別されたときに
は、該当する給紙部に対応する給紙クラッチ41aまた
は42aならびに送りローラ用クラッチ51aがオフに
される(ステップ6)。これにより、それまで回転駆動
されていた給紙ローラ41または42ならびに第1およ
び第2送りローラ対51および52の駆動が停止する。
この際、複写動作は継続される。
【0046】この後、ジャム発生箇所より下流側にある
記録紙が排出されるのに充分な所定時間が経過すると
(ステップ7)、複写動作が停止される(ステップ
8)。つまり、全クラッチ、搬送モータ74およびドラ
ムモータ73の駆動が停止される。そして、表示器75
に、ジャム発生位置等のジャム表示が行われる(ステッ
プ9)。
【0047】(3)ケース3(記録紙検出器53bと6
0bとの間でのジャム)に該当する場合の処理。
【0048】ケース3に該当すると判別されたときに
は、該当する給紙部に対応する給紙クラッチ41a、4
2a、43aまたは47aならびに送りローラ用クラッ
チ51aおよび53aがオフにされる(ステップ1
0)。これにより、それまで回転駆動されていた給紙ロ
ーラ41、42、43または47ならびに第1〜第4送
りローラ対51〜54の駆動が停止する。この際、複写
動作は継続される。
【0049】この後、ジャム発生箇所より下流側にある
記録紙が排出されるのに充分な所定時間が経過すると
(ステップ11)、複写動作が停止される(ステップ1
2)。つまり、全クラッチ、搬送モータ74およびドラ
ムモータ73の駆動が停止される。そして、表示器75
に、ジャム発生位置等のジャム表示が行われる(ステッ
プ13)。
【0050】(4)ケース4(記録紙検出器55bと6
0bとの間でのジャム)に該当する場合の処理。
【0051】ケース4に該当すると判別されたときに
は、給紙クラッチ49aおよび送りローラ用クラッチ5
5aがオフにされる(ステップ14)。これにより、そ
れまで回転駆動されていた給紙ローラ49ならびに第5
送りローラ対55の駆動が停止する。この際、複写動作
は継続される。
【0052】この後、ジャム発生箇所より下流側にある
記録紙が排出されるのに充分な所定時間が経過すると
(ステップ15)、複写動作が停止される(ステップ1
6)。つまり、全クラッチ、搬送モータ74およびドラ
ムモータ73の駆動が停止される。そして、表示器75
に、ジャム発生位置等のジャム表示が行われる(ステッ
プ17)。
【0053】(5)ケース5(レジストローラ対60と
記録紙検出器61bとの間でのジャム)に該当する場合
の処理。
【0054】ケース5に該当すると判別されたときに
は、全給紙クラッチ41a、42a、43a、47aお
よび49a、全送りローラ用クラッチ51a、53aお
よび55a、レジストクラッチ60aならびにドラムモ
ータ73がオフにされる(ステップ18)。これによ
り、それまで駆動されていた給紙ローラ41、42、4
3、47または49、第1〜第5送りローラ対51〜5
5、レジストローラ対60ならびに感光体ドラム11の
駆動が停止する。この際、ジャム発生箇所より下流側に
ある記録紙を排出させるために、複写動作は継続され
る。
【0055】この後、ジャム発生箇所より下流側にある
記録紙が排出されるのに充分な所定時間が経過すると
(ステップ19)、複写動作が停止される(ステップ2
0)。つまり、全クラッチ、搬送モータ74およびドラ
ムモータ73の駆動が停止される。そして、表示器75
に、ジャム発生位置等のジャム表示が行われる(ステッ
プ21)。
【0056】(6)ケース6(記録紙検出器61bと5
6bとの間でのジャム)に該当する場合の処理。
【0057】ケース6に該当すると判別されたときに
は、全給紙クラッチ41a、42a、43a、47aお
よび49aがオフにされる(ステップ22)。これによ
り、それまで回転駆動されていた給紙ローラ41、4
2、43、47または49の駆動が停止する。
【0058】ジャム発生時に、記録紙検出器60bがオ
ンであるときには(ステップ23)、記録紙除去の行い
にくいレジストローラ対60付近にある記録紙の先端部
を記録紙検出器61b側に送るために、複写動作が継続
して行われる(ステップ24)。そして、記録紙検出器
61bがオンとなると(ステップ25)、複写動作が停
止される(ステップ26)。つまり、全クラッチ、搬送
モータ74およびドラムモータ73の駆動が停止され
る。そして、表示器75に、ジャム発生位置等のジャム
表示が行われる(ステップ27)。
【0059】ジャム発生時に、記録紙検出器60bがオ
フであるときには(ステップ23)、送りローラ用クラ
ッチ51a、53aおよび55aならびにレジストクラ
ッチ60aがオフされた後(ステップ28)、複写動作
が停止される(ステップ29)。つまり、搬送モータ7
4およびドラムモータ73の駆動が停止される。そし
て、表示器75に、ジャム発生位置等のジャム表示が行
われる(ステップ27)。
【0060】(7)ケース7(記録紙検出器56bと5
7bとの間でのジャム)に該当する場合の処理。
【0061】ケース7に該当すると判別されたときに
は、該当する給紙部の給紙クラッチ41a、42a、4
3a、47aまたは49aがオフにされる(ステップ3
0)。これにより、それまで回転駆動されていた給紙ロ
ーラ41、42、43、47または49の駆動が停止す
る。
【0062】ジャム発生時に、記録紙検出器61bがオ
ンであるときには(ステップ31)、複写動作が停止さ
れる(ステップ34)。つまり、全クラッチ、搬送モー
タ74ならびにドラムモータ73がオフにされる。そし
て、表示器75に、ジャム発生位置等のジャム表示が行
われる(ステップ35)。
【0063】ジャム発生時に、記録紙検出器61bがオ
フであるときには(ステップ31)、記録紙除去の行い
にくいレジストローラ対60付近にある記録紙の先端部
を記録紙検出器61b側に送るために、複写動作が継続
して行われる(ステップ32)。そして、記録紙検出器
61bがオンとなると(ステップ33)、複写動作が停
止される(ステップ34)。そして、表示器75に、ジ
ャム発生位置等のジャム表示が行われる(ステップ3
5)。
【0064】この実施例によれば、ジャム発生箇所より
下流側の記録紙搬送装置が継続して駆動され、ジャム発
生箇所より下流側の記録紙が排出させられるので、ジャ
ムが発生した場合に、画像形成装置内の記録紙搬送経路
に残留する記録紙の数を少なくできる。
【0065】また、ケース6および7のように、ジャム
発生箇所が記録紙を除去しにくい転写位置付近より下流
側にあるときに、ジャム発生箇所より上流側にある所定
の記録紙搬送装置が継続して駆動され、転写位置付近に
ある記録紙がジャム発生箇所付近まで搬送されるので、
画像形成装置内の記録紙の除去しにくい箇所に、記録紙
が残留することを防止できる。
【0066】
【発明の効果】この発明による第1の画像形成装置によ
れば、ジャムが発生した場合に、画像形成装置内の記録
紙搬送経路に残留する記録紙の数を少なくできる。
【0067】この発明による第2の画像形成装置によれ
ば、ジャムが発生した場合に、画像形成装置内の記録紙
の除去しにくい箇所に、記録紙が残留することを最小限
に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真式複写機の構成を示す概略構成図であ
る。
【図2】電子写真式複写機の記録紙搬送機構の詳細を示
す構成図である。
【図3】電子写真式複写機の電気的構成であって、主と
してジャム制御処理に関係のある部分を示す電気ブロッ
ク図である。
【図4】ジャム発生時にCPUによって行われるジャム
制御処理手順を示すフローチャートである。
【図5】ジャム発生時にCPUによって行われるジャム
制御処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 手差トレー 4、5、6 給紙カセット 7 給紙デッキ 41、42、43、47、49 給紙ローラ 41a、42a、43a、47a、49a 給紙クラッ
チ 44、45、46、48、50 さばきローラ対 51、52、53、54、55、56、57 送りロー
ラ対 51a、53a、55a 送りローラ用クラッチ 51b、52b、53b、54b、55b、56b、5
7b 記録紙検出器 60b、61b 記録紙検出器 60 レジストローラ対 61 搬送ベルト 62 定着ローラ対 70 CPU 71 ROM 72 RAM 73 ドラムモータ 73a ドラムモータ駆動回路 74 搬送モータ 74a 搬送モータ駆動回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャムが発生したときにジャム発生箇所
    を判別する手段、およびジャム発生箇所より下流側の記
    録紙搬送装置を継続して駆動させて、ジャム発生箇所よ
    り下流側の記録紙を排出させる手段、 を備えている画像形成装置。
  2. 【請求項2】 ジャムが発生したときにジャム発生箇所
    を判別する手段、およびジャム発生箇所が記録紙を除去
    しにくい箇所より下流側にあるときに、ジャム発生箇所
    より上流側にある所定の記録紙搬送装置を継続して駆動
    させて、記録紙を除去しにくい箇所にある記録紙をジャ
    ム発生箇所付近まで搬送させる手段、 を備えている画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006124129A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法並びにプログラム
US8355642B2 (en) 2008-06-16 2013-01-15 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus which continues to convey a sheet if the sheet is only slightly delayed

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