JP6620978B2 - 現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents

現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ Download PDF

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Description

本発明は、現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジに関するものである。
従来から、内部に磁界発生手段を備え、現像剤収容部に収容された磁性キャリアとトナーとからなる二成分の現像剤を磁力によって外周面上に担持して潜像担持体との対向部まで搬送する現像剤担持体を有する現像装置が知られている。
例えば、特許文献1には、回転する現像剤担持体の表面との間に規制ギャップを形成し、現像剤担持体の表面に担持された現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、現像剤担持体の下方に位置する現像剤収容部内の現像剤を攪拌・搬送する搬送スクリュウとを備える現像装置が記載されている。搬送スクリュウは、軸部と、軸部の外周面に螺旋状に設けられた羽根とで構成されている。搬送スクリュウにより搬送中の現像剤は、磁界発生手段が備える汲み上げ磁極の磁力の作用により現像剤担持体表面に引き寄せられ、現像剤担持体の表面に担持される。また、搬送スクリュウの回転軸方向から現像装置を見たとき、現像剤担持体の中心と搬送スクリュウの中心とを結ぶ線の位置から、現像剤担持体の表面移動で、現像剤担持体の中心と規制ギャップの周方向中央とを結ぶ線の位置に至るまでの現像剤担持体表面移動角度を2等分する2等分線よりも、現像剤担持体の表面移動方向上流側に汲み上げ磁極を配置している。
この特許文献1に記載の現像装置においては、現像された画像に、搬送スクリュウの羽根ピッチに応じた画像濃度ムラが生じるという不具合があった。
上記課題を解決するために、本発明は、内部に磁界発生手段を有し、現像剤を表面上に担持して現像領域へ搬送する現像剤担持体と、上記現像剤担持体の中心を通る水平線よりも上方に配置され、前記現像剤担持体の表面との間に規制ギャップを形成し、前記現像剤担持体の表面に担持された現像剤を規制する現像剤規制部材と、外形の最上部が上記現像剤担持体の外形の最下部よりも下方に位置するように現像剤収容部内に配置され、該現像剤収容部内の現像剤を搬送する搬送スクリュウとを有する現像装置において、上記搬送スクリュウの軸部の直径が、上記搬送スクリュウの半径よりも大きくなっており、上記磁界発生手段は、現像剤収容部内の現像剤を上記現像剤担持体の表面に汲み上げる汲み上げ磁極を有し、上記搬送スクリュウの回転軸方向から当該現像装置を見たとき、上記現像剤担持体の中心と上記搬送スクリュウの中心とを結ぶ線の位置から、上記現像剤担持体の表面移動で、上記現像剤担持体の中心と上記規制ギャップとを結ぶ線の位置に至るまでの現像剤担持体表面移動角度を2等分する2等分線よりも、現像剤規制部材側に、上記汲み上げ磁極を配置した特徴とするものである。
本発明によれば、搬送スクリュウの羽根ピッチに応じた画像濃度ムラが生じるのを抑制することができる。
画像形成装置の概略を示す図。 (a)は、プロセスカートリッジの斜視図。(b)は、プロセスカートリッジの断面図。 現像装置の外観を示す斜視図。 現像装置の現像剤収容部内が視認できるように上部ケーシングと下部ケーシングとを分解した状態を示す斜視図。 現像装置内の現像剤の循環経路を模式的に示す図。 現像装置の概略断面図。 従来の現像装置の一例を示す図。 第二の剤収容室の底面を上げた従来の現像装置の一例を示す図。 (a)は、本実施形態の現像装置における、汲み上げ磁極P4の配置位置を説明する概略断面図。(b)は、本実施形態の現像装置における、汲み上げ磁極P4により汲み上げられた現像剤を示す図。 本実施形態の現像装置の法線方向の磁束密度について説明する図。 ガイド部材が無い場合の規制された現像剤の移動について説明する図。 (a)は、現像ドクターを、ブレード状にした構成を示す図。(b)は、図12(a)の点線部分の拡大図。 (a)は、ガイド部材を、現像ローラ側に撓ませて現像ドクターに当接させた場合を示す図であり、(b)は、ガイド部材を、現像ローラ側とは反対側に撓ませて現像ドクターに当接させた場合を示す図。
図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略を示す図である。
画像形成装置たる複写機の装置本体100の上部には、画像読取装置200が取り付けられている。
装置本体100の内部には、プロセスカートリッジ1が設けられている。
図2(a)は、プロセスカートリッジの斜視図であり、図2(b)は、プロセスカートリッジの断面図である。
図2(b)に示すように、プロセスカートリッジ1は、潜像担持体たる感光体10と、感光体10の周囲に配置され、感光体10に作用するプロセス手段としての帯電装置11、現像装置12およびクリーニング装置14などを備えている。プロセスカートリッジ1は、装置本体100に着脱可能に装着されている。感光体10、帯電装置11、現像装置12及びクリーニング装置14がプロセスカートリッジ1としてユニット化されることにより、交換やメンテナンスの作業が容易になる。また、各部材間の位置精度を高精度の維持することができ、形成される画像品質の向上を図ることができる。
帯電手段たる帯電装置11は、帯電バイアスを印加され、感光体10表面に電荷を与えて感光体10を一様帯電する帯電ローラ11aと、帯電ローラ11aの表面に付着したトナーなどの付着物を除去する除去ローラ11bとを備えている。
現像手段たる現像装置12は、現像剤搬送手段としての第一搬送スクリュウ12bが配設された第一剤収容室V1を有している。また、現像剤搬送手段としての第二搬送スクリュウ12c、現像剤担持体としての現像ローラ12a、現像剤規制部材としての現像ドクター12dなどが配設された第二剤収容室V2も有している。
これら2つの剤収容室V1,V2内には、磁性キャリアとマイナス帯電性のトナーとからなる二成分現像剤である現像剤が内包されている。第一搬送スクリュウ12bは、駆動手段によって回転駆動することで、第一剤収容室V1内の現像剤を図中の手前側へ搬送する。そして、第一搬送スクリュウ12bにより第一剤収容室V1の図中手前側端部まで搬送された現像剤は、第二剤収容室V2に進入する。
第二剤収容室V2内の第二搬送スクリュウ12cは、駆動手段によって回転駆動することで、現像剤を図中の奥側へ搬送する。このようにして現像剤を搬送する第二搬送スクリュウ12cの上方には、現像剤担持体たる現像ローラ12aが第二搬送スクリュウ12cと平行な姿勢で配設されている。この現像ローラ12aは、回転駆動する非磁性スリーブからなる現像スリーブ内に固定配置された磁界発生手段たるマグネットローラを内包した構成となっている。
第二搬送スクリュウ12cによって搬送される現像剤の一部は、現像ローラ12a内のマグネットローラの発する磁力によって現像ローラ12aの表面に汲み上げられる。そして、現像ローラ12aの表面と所定の間隙を保持するように配設された丸棒からなる現像剤規制部材たる現像ドクター12dによってその層厚が規制される。その後、感光体10と対向する現像領域まで搬送され、感光体10上の静電潜像にトナーを付着させる。この付着により、感光体10上にトナー像が形成される。現像によってトナーを消費した現像剤は、現像ローラ12aの表面移動に伴って第二搬送スクリュウ12c上に戻される。そして、第二搬送スクリュウ12cにより第二剤収容室V2の端部まで搬送された現像剤は、第一剤収容室V1内に戻る。このようにして、現像剤は現像装置内を循環搬送される。
また、現像装置12は、第一剤収容室V1の現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段たるトナー濃度センサ124(図5参照)を有している。トナー濃度センサ124は、現像剤の透磁率から現像剤のトナー濃度を測定するもので、トナー濃度が低くなると磁性体のキャリアが密集してくるので透磁率は高くなる。このトナー濃度センサ124によって測定された値が、狙いの値(閾値)を超える場合は図1に示すトナー収容器としてのトナーボトル20からトナー補給され、トナー濃度を一定濃度に制御する。狙いの値は、事前に感光体10に形成されたトナーパターンのトナー付着量を光学センサで検知し、その検知結果に基づいて決められる。
このような動作によって、感光体上の基準パターン濃度を一定に保つように制御しているが、トナーボトル20のトナーがなくなった場合は、現像剤のトナー濃度低下を抑制できなくなる。このような状況においては、所定期間、トナーボトル20からトナーを補給する動作をしたにも係わらず、その後の光学センサによるトナーパターンの検知結果が改善されない。従って、トナーボトル20からトナーを補給する動作をしたにも係わらず、光学センサによるトナーパターンの検知結果が改善されなかった場合は、トナーがなくなった(トナーエンド)と、判断(あるいは推定判断)する。
また、トナーエンドと判断した後、トナーボトル20を交換し、交換したトナーボトル20内のトナーを現像装置12へ供給するトナーエンドのリカバリのときは、以下のような動作を行う。すなわち、補給されたトナーと現像剤を良好に混合させるために、現像ローラ12aや各搬送スクリュウ12b,12cを回転させる。また、このとき、現像ローラ12a上の現像剤に不均一な摺動が生じるのを防ぐために、感光体10にトナーが付着しない電位の感光体10も回転させるよう、駆動を付与する。
クリーニング手段たるクリーニング装置14は、感光体10表面に当接して感光体10に付着している転写残トナーを掻き取るクリーニングブレード14aを備えている。また、回収部Wに収容され、クリーニングブレード14aにより回収された回収トナーを搬送するトナー回収コイル14bを備えている。トナー回収コイル14bにより搬送された回収トナーは、トナー搬送装置により、現像装置12または廃トナーボトル41へ搬送される。
図1に示す転写手段たる転写装置17は、転写ローラ16を備えており、転写ローラ16は、感光体10の周面に押圧されて当接されている。また、転写装置17の上方には、定着手段たる熱定着装置24が設けられている。熱定着装置24は、加熱ローラ25と加圧ローラ26を有する。また、装置本体100には、潜像形成手段たるレーザ書込装置21が備えられている。レーザ書込装置21には、レーザ光源、走査用の回転多面鏡、ポリゴンモータ、fθレンズなどを備えている。また、装置本体は、転写紙、OHPフィルムなどのシートSを収納するシートカセット22が多段に備えられている。
以上のような構成の装置を用いてコピーするとき、ユーザーがスタートスイッチを押す。すると、まず、画像読取装置200にセットされた原稿内容を読み取る。また、このとき同時に、感光体駆動モータで感光体10を回転し、帯電ローラ11aを用いた帯電装置11で感光体10の表面を一様に帯電する。次いで画像読取装置200によって読み取った原稿内容に応じてレーザ光を照射してレーザ書込装置21を用いて書き込み工程を実行する。そして、感光体10の表面に静電潜像を形成した後、現像装置12を用いてトナーを付着させて静電潜像を可視像化(現像)する。
また、スタートスイッチをユーザーが押すと同時に、多段のシートカセット22から選択されたシートSを呼出ローラ27により送り出す。次いで、供給ローラ28と分離ローラ29で1枚ずつ分離して供給路R1に送る。供給路R1に送られたシートSは、シート搬送ローラ30で搬送されて、レジストローラ23に突き当てて止められる。そして、感光体10の可視像化したトナー画像と回転タイミングを合わせて、転写ローラ16が感光体10と当接して形成された転写ニップへと送り込まれる。
転写ニップへと送り込まれたシートSは、転写装置17により感光体10上のトナー画像を転写される。画像転写後の感光体10上の残留トナーはクリーニング装置14で除去・清掃され、残留トナーを除去された感光体10上の残留電位は、除電装置で除去される。そして、帯電装置11から始まる次の画像形成に備える。
一方、画像転写された後のシートSは、熱定着装置24に導かれ、加熱ローラ25と加圧ローラ26の間に通されて、これらローラに搬送されながら、熱と圧力を加えられてトナー画像を定着される。画像定着されたシートSは、その後、排紙ローラ31により排紙スタック部32上に排出されてスタックされる。
次に、現像装置12の構成及び動作について、さらに詳しく説明する。
図3は、現像装置12の外観を示す斜視図である。
図4は、現像装置12の現像剤収容部内が視認できるように上部ケーシング1211と下部ケーシング1212とを分解した状態を示す斜視図である。
図5は、現像装置12内の現像剤の循環経路を模式的に示す図である。図5中の破線の矢印が現像剤の流れを示し、図5中の実線の矢印が、トナー補給口12eから補給されるトナーの流れを示している。
図4に示すように現像ローラ12aは、上部ケーシング1211に回転自在に支持されている。また、丸棒からなる現像ドクター12dが、上部ケーシング1211の両側壁に設けた嵌合穴1211aに嵌合している。
また、下部ケーシング1212によって、現像装置12の内部には、現像剤収容部が形成される。現像剤収容部には、第一の剤収容室V1と第二の剤収容室V2とに仕切る仕切壁122を有している。第一の剤収容室V1と、第二の剤収容室V2には、それぞれ、搬送スクリュウ12b,12cが設けられている。各搬送スクリュウ12b、12cは、下部ケーシング1212に回転自在に支持されている。第一の剤収容室V1と第二の剤収容室V2とは、仕切壁122の端部の受け渡し開口部122a,122bにより連通している。
搬送スクリュウ12cにより第二の剤収容室V2の下流端まで搬送された現像剤は仕切壁122の端部の受け渡し開口部122aを通過し、第一の剤収容室V1へと移動する。第一の剤収容室V1内の現像剤は、第一搬送スクリュウ12bにより攪拌されながら第二の剤収容室V2内の現像剤とは反対方向に搬送される。そして、第一の剤収容室V1の搬送方向下流側端部に達すると、仕切壁122の端部の受け渡し開口部122bを通過して第二の剤収容室V2へと移動する。このように現像剤は、第一の剤収容室V1と第二の剤収容室V2とにそれぞれ設けた各搬送スクリュウ12b,12cによって、仕切壁122により仕切られた現像剤収容部内を循環している。
また、第一の剤収容室V1の現像剤搬送上流側端部には、補給トナー搬送路123が連結されている。補給トナー搬送路123には、トナー補給口12eが設けられており、このトナー補給口12eから、新品のトナーや、クリーニング装置14で回収された回収トナーが補給される。第一の剤収容室V1に設けられた第一搬送スクリュウ12bは、補給トナー搬送路123まで延設されている。トナー補給口12eから補給されたトナーは、第一搬送スクリュウ12bにより補給トナー搬送路123内を搬送された後、第一の剤収容室V1と補給トナー搬送路123とを連通する連通穴123aを通って第一の剤収容室V1に受け渡される。また、図5中の符号124は、現像剤のトナー濃度を検知する濃度検知センサであり、現像ケーシング121の第一の剤収容室V1の下に設置されている。
図6は、現像装置12の概略断面図である。
本実施形態の現像ローラ12aは、現像スリーブ12a2と、現像スリーブ12a2内に固定配置された磁界発生手段たるマグネットローラ12a1とを有している。マグネットローラ12a1は、樹脂に磁性粉を混合してなる円柱状の部材に対し、その周面に着磁処理を施して5つの法線方向の磁束密度のピークである磁極P1〜P5を形成したものである。感光体10と対向する磁極P1は、現像磁極であり、磁極P2は、現像後の現像剤を現像ケース内に搬送するための搬送磁極である。また、磁極P4が、第二の剤収容室V2の現像剤の汲み上げを行う汲み上げ磁極であり、ドクターギャップDGよりも現像ローラ表面移動方向下流側に配置された磁極P5は、規制磁極である。また、磁極P3は、搬送磁極P2と同極性であり、現像スリーブから現像剤を離す剤離れ磁極である。
図7は、従来の現像装置の一例を示す図である。
図7に示すように、従来の現像装置においては、第二搬送スクリュウ12cの軸部12c1が隠れるレベルまで現像剤収容部内に現像剤を充填させていた。現像剤のキャリアは、消費されることなく、現像装置内に留まり続け、経時の使用で劣化し定期的に交換が必要である。第二搬送スクリュウ12cの軸部12c1が隠れるレベルまで現像剤収容部内に現像剤を充填させた場合、交換時において、大量の劣化したキャリアが廃棄されることになり、環境負荷が大きいという課題がある。そこで、本実施形態では、このような環境負荷の低減のために、従来に比べて50%、現像剤収容部内に充填する現像剤を減らした。また、現像剤収容部内の現像剤を減らすことで、装置の軽量化を図ることができ、輸送時に省エネルギ化を図ることができる。さらには、搬送スクリュウ12b、12cの回転負荷低減による動作時の省エネルギ化も図ることができ、環境負荷低減効果を得ることができる。
現像剤を減らすことで、第二の剤収容室V2内の現像剤の剤面高さが低下してしまう。その結果、現像剤の大半は、第二の剤収容室の図中左側の壁面の途中までしか汲み上がらず、第二搬送スクリュウ12cの羽根12c2により汲み上げ磁極P4の法線方向の磁束密度の範囲にまで持ち上げられる現像剤が少なくなる。その結果、汲み上げ磁極P4で現像剤を十分に汲み上げることができず、規定の画像濃度に対して濃度の薄い画像が形成されてしまう。
そこで、本実施形態においては、図6に示すように、第二搬送スクリュウ12cの軸部12c1の直径rを、第二搬送スクリュウ12cの半径Rよりも大きくしている。これにより、第二搬送スクリュウ12cの軸部12c1により第二の剤収容室V2の容積を減少させることができる。その結果、第二の剤収容室V2内の現像剤の剤面の高さを、嵩上げすることができ、従来に比べて50%現像剤収容部内に充填する現像剤を減らした構成としても、第二の剤収容室V2の現像剤の剤面高さが低くなるのを抑制することができる。その結果、第二搬送スクリュウ12cの羽根12c2により、現像剤を現像ローラ12aの近傍に持ち上げることができ、第二の剤収容室V2の現像剤を良好に汲み上げ磁極P4により捉えることができる。よって、従来に比べて50%現像剤収容ケース内に充填する現像剤を減らしても、現像剤の汲み上げ量の低下を抑制することができ、画像濃度の低下を抑制することができる。
また、図7に示すように、従来の現像装置においては、現像ローラ12aの回転中心O1から第二搬送スクリュウ12cの回転中心O2とを結んだ第一の線Z1と、現像ローラ12aの回転中心O2と現像ローラの表面と現像ドクターとの間の最小隙間であるドクターギャップDGとを結んだ第二の線Z2とにより形成される角度のうち、現像スリーブの回転で、第一の線Z1から第二の線Z2に至る側の角度の二等分線Z3よりも現像ローラ回転方向上流側に汲み上げ磁極P4を配置している。かかる構成においては、図7に示すように、汲み上げ磁極P4の法線方向の磁束密度のピークが、現像ローラ12aの中心を通る第二搬送スクリュウの2つの接線X間の範囲に入っている。その結果、汲み上げ磁極P4の法線方向の磁束密度の範囲に、第二搬送スクリュウ12cの一部が位置している。このような構成においては、汲み上げ磁極P4の法線方向の磁力により汲み上げられた現像剤Wの一部が、第二搬送スクリュウ12cの配置部分に及ぶ。この第二搬送スクリュウ12cの配置部分に及んだ汲み上げられた現像剤は、第二搬送スクリュウの羽根12c2により現像ローラ12aの表面に押し付けられるような形となる。その結果、その部分の現像剤が締まり、他の部分よりも密となる。
第二搬送スクリュウ12cは、回転搬送しているため、羽根12c2により押し込む位置が、搬送スクリュウ12cの回転軸方向(搬送スクリュウの現像剤搬送方向)に刻々と変化する。また、現像ローラ12aは回転しているため、第二搬送スクリュウの羽根により押し込まれる位置が、現像ローラの回転方向で刻々と変化する。その結果、現像ローラ12aの表面移動方向に対して傾斜した直線状に現像剤が密となる部分が、搬送スクリュウの羽根ピッチに対応して現れる。その密の部分においては、他の部分よりも多くのトナーが存在し、現像能力が高い。その結果、その密の部分の画像濃度が高くなり、現像された画像に、傾斜したスジ状の画像濃度の高い部分が、第二搬送スクリュウ12cの羽根ピッチに対応して現れる画像濃度ムラが生じる。
特に、図8に示すように、現像剤収容部内に充填する現像剤を減らした構成において、第二の剤収容室V2の底面を上げて、第二の剤収容室V2内の現像剤の剤面の位置を現像ローラに近づけるようにした場合、第二搬送スクリュウ12cが現像ローラ12aに近づいてしまう。その結果、汲み上げられた現像剤が、第二搬送スクリュウ12cの羽根12c2により強く現像ローラ12aの表面に押し付けられ、密の状態となりやすく、上述した第二搬送スクリュウ12cの羽根ピッチに対応した画像濃度ムラが生じやすい。
図9(a)は、図6に示した本実施形態の現像装置12における、汲み上げ磁極P4の配置位置を説明する概略断面図であり、(b)は、図6に示した本実施形態の現像装置における、汲み上げ磁極P4により汲み上げられた現像剤を示す図である。また、図10は、図6に示した本実施形態の現像装置の法線方向の磁束密度について説明する図である。
図10に示すように、本実施形態においては、規制磁極P5を、ドクターギャップDGよりも現像ローラ12aの表面移動方向下流側に配置しており、規制磁極P5の法線方向の磁束密度、汲み上げ磁極P4の法線方向の磁束密度のいずれもほとんど作用しない箇所にドクターギャップDGが位置するように、現像ドクター12dが配設されている。現像ローラ12aの表面に担持された現像剤は、法線方向の磁束密度がピークのところで穂立ちし、法線方向の磁束密度がほとんどないところで穂倒れする。ドクターギャップDGを法線方向の磁束密度がほとんどない箇所に配置することにより、ドクターギャップDGを通過する現像剤を増やすことができ、現像能力を高めることができる。
また、図9(a)に示すように、本実施形態では、汲み上げ磁極P4を、以下のように配置している。すなわち、現像ローラ12aの回転中心O1から第二搬送スクリュウ12cの回転中心O2とを結んだ第一の線Z1と、現像ローラ12aの回転中心O2と現像ドクターの中心O3(ドクターギャップDG)とを結んだ第二の線Z2とでなす2つの角度のうち、現像スリーブの回転で、第一の線Z1から第二の線Z2に至る側の角度の二等分線Z3よりも現像ドクター側に汲み上げ磁極P4を配置している。具体的には、汲み上げ磁極P4〜現像ローラ12a中心O1と第二搬送スクリュウ12c中心O2を結ぶ第1の線Z1の角度=α°、汲み上げ磁極P4〜現像ローラ12a中心O1と現像ドクター12dの中心O3(ドクターギャップDG)を結ぶ第2の線Z2の角度=β°としたとき、α°>β°となるように、汲み上げ磁極P4を配置した。
かかる構成とすることで、図10に示すように、汲み上げ磁極P4の法線方向の磁束密度のピークが、現像ローラの中心を通る2つの第二搬送スクリュウの接線のうち現像ドクター側(現像ローラ回転方向下流側)の接線Xよりも現像ドクター側に位置する。これにより、先の図7に示す従来例よりも、現像ローラに汲み上げらた現像剤が、第二搬送スクリュウの配置箇所に及ぶのを抑制することができる。特に、本実施形態では、図10に示すように汲み上げ磁極P4の法線方向の磁束密度が、第二搬送スクリュウ12cの配置された箇所にほとんどおよばないように、汲み上げ磁極P4を配置している。その結果、汲み上げ磁極P4の磁力により捉えられて汲み上げられた現像剤は、図9(b)の斜線に示す範囲となり、第二搬送スクリュウ12cの配置された箇所には及ばない。その結果、汲み上げられた現像剤が、第二搬送スクリュウ12cの羽根12c2により、現像ローラ12aの表面に押し付けられることがなく、現像ローラ12aの表面に担持された現像剤に密な部分が生じるのを抑制することができる。これにより、第二搬送スクリュウ12cの羽根ピッチに応じた傾斜したスジ状の画像濃度ムラが生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態においては、図9(a)に示すように、現像ローラ12aの中心O1を通る水平線Yよりも上方に、現像ドクター12dの中心O3を位置させている。これにより、上記二等分線Z3よりも現像ドクター側に汲み上げ磁極P4を配置したとき、現像ローラ12aよりも下方に配置した第二搬送スクリュウ12cから離すことができる。これにより、汲み上げ磁極P4の法線方向の磁束密度の範囲が、第二搬送スクリュウの配置箇所に及ぶのをより一層抑制することができる。
また、図10に示すように、剤離れ磁極P3の法線方向の磁束密度の範囲が、第二搬送スクリュウの配置箇所に及んでいるが、剤離れ磁極P3の磁力に捉えられて、現像ローラ表面に担持される現像剤は、ほとんどない。よって、剤離れ磁極P3の磁力に捉えられた現像剤が、第二搬送スクリュウの配置箇所に及ぶことはほぼなく、剤離れ磁極P3の磁力に捉えられた現像剤が第二搬送スクリュウの羽根により現像ローラの表面に押し付けられることはない。
また、本実施形態では、先の図6に示すように、現像ドクター12dとして断面円形状の丸棒部材を用いている。現像ドクター12dとして、丸棒部材を用いることで、無垢の棒材を切り出して端面処理を施しただけのものを用いることができ、安価に構成することができる。また、図4に示したように、現像ローラ12aを回転自在に支持する上部ケーシング1211に現像ドクター12dを圧入することで、同一部材に現像ドクター12dと、現像ローラ12aとを位置決めすることができる。これにより、寸法公差の積み上げを最小限に抑えることができ、現像ローラ12aと現像ドクター12dとの間の最小の隙間であるドクターギャップDGを精度よく形成することができる。
また、本実施形態においては、図9,図10に示すように、上記二等分線Z3よりも現像ドクター側に汲み上げ磁極P4を配置して、汲み上げ磁極P4の法線方向の磁束密度が、第二搬送スクリュウ12cの配置された箇所にほとんどおよばないようにしている。かかる構成としているため、第二搬送スクリュウにより持ち上げられた現像剤を、汲み上げ磁極P4の磁力で捉えて汲み上げることがほとんどできなくなる。よって、本実施形態では、主に、第二搬送スクリュウの回転の勢いで第二搬送スクリュウから飛び出した現像剤のうち、現像ローラに向って飛び出した現像剤が、汲み上げ磁極P4の磁力に捉えられて、現像ローラ表面に担持されることになる。そこで、本実施形態では、このような第二搬送スクリュウから飛び出した現像剤を、汲み上げ磁極P4の法線方向の磁束密度の範囲に案内するガイド部材12gを設けて、第二剤収容室の現像剤を、効率よく現像ローラの表面に担持できるようにしている。
このガイド部材12gは、PET(ポリエチレンテレフタラート)などの弾性変形可能な樹脂材料からなり、厚さ0.2mmである。また、ガイド部材12gは、上部ケーシング1211の第二の剤収容室V2の上壁を形成する内面に貼り付けられており、その貼り付けられた箇所から、斜め上方に延び出して端部が、現像ドクター12dに当接している。また、ガイド部材12gは、現像ローラ12a側に撓むように、現像ドクター12dに当接させている。これにより、第二搬送スクリュウの上方に、現像ローラに向って斜め上方に延びる傾斜面が形成される。
搬送スクリュ12cは図中時計回りに回転しており、第二の剤収容室V2の現像剤は、第二の剤収容室V2の図中左側の壁面(仕切壁122の壁面(図4、図5参照))に沿って、第二の搬送スクリュウ12cの羽根12c2によって上方に持ち上げられる。羽根により持ち上げられた現像剤の一部は、第二搬送スクリュウ12cの回転の勢いにより、第二搬送スクリュウから上方に飛び出す。これら上方に飛び出した現像剤の一部は、現像ローラの表面に向って飛び出し、そのまま、汲み上げ磁極P4の磁力に捉えられて、現像ローラ12aの表面に担持される。また、これら上方に飛び出した現像剤の残りは、ガイド部材12gに接触し、ガイド部材12gにより、汲み上げ磁極P4の法線方向の磁束密度の範囲へ案内され、汲み上げ磁極P4の磁力に捉えられて、現像ローラ12aの表面に担持される。
このように、本実施形態では、ガイド部材12gを備えることで、例えば、真上へ飛び出すなど、本来なら現像ローラ表面へ向わずに、そのまま、第二剤収容室V2に落下してしまうような現像剤を、ガイド部材12gにより汲み上げ磁極P4の法線方向の磁束密度の範囲へ案内し、現像ローラ12aの表面に担持させることができる。これにより、効率よく第二剤収容室V2の現像剤を、現像ローラ12aの表面に担持させることができる。よって、上記二等分線Z3よりも現像ドクター側に汲み上げ磁極P4を配置することにより、第二の剤収容室V2内の現像剤から汲み上げ磁極P4が離れても、安定的に現像剤を現像ローラ12aの表面に現像剤を担持させることができる。これにより、常に一定以上の現像剤量を、汲み上げ磁極P4の磁力により保持させることができる。
また、ガイド部材12gをドクターギャップ近傍に延ばし、その先端を現像ドクター12dに当接させている。
現像ドクター12dにより規制された現像剤は、後続の現像剤に押される。図11に示すように、ガイド部材12gが無い場合は、現像ドクター12dにより規制された現像剤が、後続の現像剤に押されると、押された現像剤の一部は、図中矢印Qに示すように、現像ローラの表面から離れる方向に移動する。そして、最終的には、汲み上げ磁極P4の法線方向の磁束密度の範囲外まで移動し、そのまま、ケースの内壁に沿って落下し、第二剤収容室V2へ戻ってしまい、現像に利用できなくなってしまう。
一方、先の図6に示すように、ガイド部材12gをドクターギャップ近傍に延ばし、現像ドクター12dに当接させることにより、現像ドクター12dにより規制された現像剤が、後続の現像剤に押されて、現像ローラから離れた方向へ移動するのを、ガイド部材12gにより規制することができる。これにより、現像ドクター12dにより規制された現像剤を、汲み上げ磁極P4の法線方向の磁束密度の範囲に留めておくことができ、第二剤収容室V2へ落下するのを抑制することができる。その結果、ドクターギャップの近傍の現像ローラ回転方向上流側に現像剤を集めておくことができる。これにより、現像ローラ表面に汲み上げられた現像剤量が、現像ローラの軸方向で均一でなくても、ドクターギャップを通過するまでに、均一にすることができる。これにより、ドクターギャップを通過した現像剤量を均一にでき、現像された画像の濃度ムラを良好に抑制することができる。
また、ガイド部材12gを、剛体で構成してもよいが、ガイド部材12gを、撓みやすいシート状の弾性体で構成するのがより好ましい。ガイド部材12gを弾性体で構成することで、ガイド部材12gの寸法が規定の寸法よりも多少長くても、ガイド部材12gを撓ませて現像ドクター12dに当接させることができる。これにより、ガイド部材12gの寸法精度をラフに設定することができる。
図12(a)は、現像ドクターを、ブレード状にした構成を示す図であり、図12(b)は、図12(a)の点線部分の拡大図である。なお、現像ドクターをブレード状にした以外は、図6に示した本実施形態の現像装置と同様な構成である。
図12(b)に示すように、現像ドクターをブレード状とした場合、ガイド部材12gを、ブレードの先端に当接させることは、部品のばらつきなどの影響により難しい。その結果、ガイド部材12gは、ブレードの先端から離れた位置に当接してしまう。このように、ガイド部材12gが、ブレードの先端から離れた位置に当接することで、ガイド部材12gと現像ローラ81aとの隙間がドクターギャップDGに向けて徐々に狭くなっていたものが、ガイド部材12gと現像ローラ81aとの当接箇所から急激にその隙間が狭くなる。その結果、ガイド部材12gによりドクターギャップDGに向けて案内された現像剤は、ブレード状の現像ドクター12d2の先端部分Eにより堰き止められるような形となる。この先端部分Eにより堰き止められた現像剤は、ドクターギャップDGに流れ込み難く、ドクターギャップDG付近で現像剤の滞留が発生しやすい。滞留した現像剤は、後続の現像剤により現像ドクターに押し付けられ、最終的には、この先端部分Eに固着してしまう。
一方、本実施形態においては、現像ドクターを丸棒とすることで、多少、ガイド部材12gの現像ドクターへの当接位置にバラツキが生じても、ガイド部材12gと丸棒の現像ドクターの外周面とで、徐々にドクターギャップDGに向けて現像ローラとの隙間が徐々に狭まるような緩やかに傾斜した傾斜面を形成することができる。これにより、ガイド部材12gと現像ドクター12dとの外周面とで、現像剤のドクターギャップDGへの流れに沿うような現像ローラ表面と対向する傾斜面を作ることができる。その結果、ガイド部材12gと現像ドクター12dとの外周面により形成された傾斜面に接触した現像剤は、後続の現像剤に押されると、この傾斜面に沿って、ドクターギャップDGへ移動する。よって、現像剤の滞留を抑制して、徐々密集するような形でスムーズにドクターギャップDGへ現像剤を移動させることができる。これにより、ガイド部材12gや現像ドクター12dに現像剤が固着するのを抑制することができる。また、ドクターギャップDGへ向けて、現像剤が密集しなが移動するので、現像ローラ表面に汲み上げられた現像剤量に多少のムラがあっても、ドクターギャップDGを通過するまでの間に十分に均すことができる。これにより、ドクターギャップDG通過後の現像剤量を均一にすることができ、現像後の画像に濃度ムラが生じるのを抑制することができる。
また、ガイド部材12gを、現像ローラ側に撓ませて現像ドクターに当接させることで、ガイド部材12gを、現像ローラ側と反対側に撓ませて現像ドクターに当接させた場合に比べて次の利点を有する。
図13(a)は、ガイド部材12gを、現像ローラ側に撓ませて現像ドクター12dに当接させた場合を示す図であり、図13(b)は、ガイド部材12gを、現像ローラとは反対側に撓ませて現像ドクター12dに当接させた場合を示す図である。
図13(b)に示すように、ガイド部材12gを、現像ローラ側と反対側に撓ませて現像ドクター12dに当接させた場合、現像ドクター12dと、ガイド部材12gの撓んだ部分とでくさび状の隙間Lが形成される。すなわち、ガイド部材12gと現像ローラ81aとの隙間がドクターギャップDGに向けて徐々に狭くなっていたものが、ガイド部材12gの撓んだ部分で、その隙間が急激に広がってしまう。その結果、ガイド部材12gによってドクターギャップDGへ向けて搬送されていた現像剤が、ガイド部材12gの撓んだ部分で、その移動方向が、現像ローラから離れる方向に変更され、このくさび状の隙間Lに現像剤が入り込んで、現像剤が滞留してしまうおそれがある。
一方、図13(a)に示すように、ガイド部材12gを、現像ローラ側に撓ませて現像ドクター12dに当接させることで、現像ローラとの隙間が徐々に狭まるようにガイド部材12gを現像ドクター12dに連結することができる。これにより、ガイド部材12gを現像剤のドクターギャップDGへの流れに沿うような形で、現像ドクター12dに連結させることができる。よって、ガイド部材12gの撓んだ部分で、現像剤が滞留することなく、スムーズにドクターギャップDGに向けて現像剤を搬送することができる。
以上に説明したものは一例であり、以下の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
内部にマグネットローラ12a1などの磁界発生手段を有し、現像剤を表面上に担持して現像領域へ搬送する現像ローラ12aなどの現像剤担持体と、現像剤担持体の表面との間にドクターギャップDGなどの規制ギャップを形成し、現像剤担持体の表面に担持された現像剤を規制する現像ドクター12dなどの現像剤規制部材と、上記現像剤担持体の下方に位置する第二剤収容室V2などの現像剤収容部内に配置され現像剤収容部内の現像剤を搬送する第二搬送スクリュウ12cなどの搬送スクリュウとを有する現像装置12において、上記搬送スクリュウの軸部の直径が、上記搬送スクリュウの半径よりも大きくなっており、上記磁界発生手段は、現像剤収容部内の現像剤を上記現像剤担持体の表面に汲み上げる汲み上げ磁極P4を有し、上記搬送スクリュウの回転軸方向から当該現像装置を見たとき、上記現像剤担持体の中心と上記搬送スクリュウの中心とを結ぶ第一の線Z1など線の位置から、上記現像剤担持体の表面移動で、上記現像剤担持体の中心と上記規制ギャップとを結ぶ第二の線Z2などの線の位置に至るまでの現像剤担持体表面移動角度を2等分する2等分線Z3よりも、現像剤規制部材側に、上記汲み上げ磁極P4を配置した。
なお、上記規制ギャップは、上記現像剤規制部材と現像剤担持体の表面との間の最小ギャップのことである。
汲み上げ磁極の磁力で現像剤担持体の表面に汲み上げられた現像剤は、汲み上げ磁極の法線方向の磁束密度のピークを中心にして山状となって、現像剤担持体の表面に担持される。上記特許文献1に記載の現像装置においては、汲み上げ磁極が、上記2等分線よりも現像剤担持体表面移動方向上流側にあるため、汲み上げ磁極の法線方向の磁束密度の範囲の大半が搬送スクリュウが配置された箇所に及んでいる。その結果、現像剤担持体の表面に担持された山状の汲み上げ現像剤の一部が、搬送スクリュウの螺旋状の羽根に当接する。搬送スクリュウの羽根は、搬送スクリュウの回転軸方向に対して傾斜した面となっており、搬送スクリュウの羽根に当接した汲み上げ現像剤は、搬送スクリュウの羽根により現像剤担持体表面に押し付けられる。これにより、汲み上げ現像剤の羽根に当接した部分が、他の部分より密となる。そして、密の状態で、現像剤規制部材をすり抜けて、現像領域へ搬送される。この密の部分は、トナーが多いため、他の部分より現像能力が高い。よって、その密の部分に対応した部分の画像濃度が高くなる。その結果、搬送スクリュウの羽根ピッチに応じた濃度ムラが生じるのである。
これに対し、(態様1)では、汲み上げ磁極を、上記2等分線よりも現像剤担持体表面移動方向下流側配置したので、上記2等分線よりも現像剤担持体表面移動方向上流側配置した特許文献1に記載の現像装置に比べて、搬送スクリュウから離すことができる。よって、汲み上げ磁極の磁力により捉えられた現像剤が、搬送スクリュウの配置箇所に及ぶのを抑制することができる。これにより、現像剤担持体表面の汲み上げ現像剤の一部が搬送スクリュウの羽根により現像剤担持体の表面に押し付けられてしまうのを抑制することができる。その結果、現像剤担持体表面に担持された現像剤の搬送スクリュウの羽根に対応した部分が、他の部分より密となるのを抑制することができる。よって、搬送スクリュウの羽根ピッチに応じた画像濃度ムラが生じるのを抑制することができる。
また、(態様1)において、第二搬送スクリュウ12cなどの搬送スクリュウの軸部12c1の直径rを、搬送スクリュウの半径Rよりも大きくしている。
これにより、搬送スクリュウの軸部12c1の直径rが、搬送スクリュウの半径Rよりも小さいものに比べて第二の剤収容室V2などの現像剤収容部内の容積を減らすことができ、現像剤収容部の現像剤の剤面高さを嵩上げすることができる。これにより、現像剤収容部内の現像剤を従来よりも減らしても、現像剤収容部の現像剤を、汲み上げ磁極P4に近づけることができる。これにより、良好に汲み上げ磁極P4で現像剤収容部内の現像剤を汲み上げることができ、現像ローラ12aなどの現像剤担持体に担持される現像剤量が低下するのを抑制することができる。これにより、画像濃度の低下を抑制することができる。また、現像剤収容部内の現像剤量を少なくすることができ、装置の環境負荷を低減することができる。
(態様2)
(態様1)において、現像ドクター12dなどの現像剤規制部材は、丸棒部材である。
これによれば、実施形態で説明したように、無垢の棒材を切り出して端面処理を施しただけのものを用いることができ、装置を安価に構成することが可能となる。
(態様3)
(態様1)または(態様2)において、上記搬送スクリュウの上方に配置され、上記汲み上げ磁極の法線方向の磁束密度の範囲に向って斜め上方に延びるガイド部材を備えた。
これによれば、実施形態で説明したように、上記二等分線よりも現像ドクター側に汲み上げ磁極P4を配置して、第二の剤収容室V2などの現像剤収用部内の現像剤から汲み上げ磁極P4が離れてしまい、汲み上げ磁極P4の法線方向の磁束密度が、ほとんど搬送スクリュウの配置箇所に及ばない構成となっている。その結果、搬送スクリュウの羽根により持ち上げられた現像剤を汲み上げ磁極により汲み上げ難い構成となっており、主に、搬送スクリュウの回転の勢いで搬送スクリュウから上記汲み上げ磁極の法線方向の磁束密度の範囲に向って飛び出した現像剤が、汲み上げ磁極P4に捉えられて、現像剤担持体に担持されるような構成である。(態様3)によれば、ガイド部材12gを設けることで、第二搬送スクリュウ12cなどの搬送スクリュウから飛び出した現像剤のうち、上記汲み上げ磁極の法線方向の磁束密度の範囲に向わない現像剤も、ガイド部材により上記汲み上げ磁極の法線方向の磁束密度の範囲に向わせることができる。これにより、第二剤収容室の現像剤を、効率よく現像ローラの表面に担持でき、常に一定以上の現像剤量を汲み上げ磁極P4により保持することができる。
(態様4)
(態様3)において、現像ドクター12dなどの現像剤規制部材は、丸棒部材であり、上記ガイド部材12gを、上記現像剤規制部材に当接させた。
これによれば、実施形態で説明したように、ガイド部材と現像ドクター12dとの外周面とにより、現像剤担持されている現像剤の規制ギャップへの移動に沿って徐々に現像剤担持体表面との隙間が狭まるような現像剤担持体表面と対向する傾斜面を形成することができる。これにより、現像剤が滞留するのを抑制して、スムーズに規制ギャップへ向けて現像剤を移動させることができる。
また、ガイド部材を現像剤規制部材に当接させることにより、現像剤規制部材により規制された現像剤が、現像剤担持体表面から離れる方向に移動するのをガイド部材により規制することができる。これにより、現像剤規制部材の近傍に現像剤を留めておくことができ、現像剤担持体表面に担持された現像剤量に多少のムラがあっても、規制ギャップを通過するまでの間に均すことができる。これにより、現像された画像に濃度ムラが生じるのを抑制することができる。
また、現像剤規制部材が丸棒部材とすることで、現像剤規制部材がブレード部材の場合とは異なり、ガイド部材の現像剤規制部材への当接位置に多少のばらつきがあっても、現像剤を規制ギャップに向けて緩やかな傾斜とすることができる。これにより、現像剤規制部材をブレード部材としたものとは異なり、ガイド部材により案内された現像剤が現像剤規制部材によりせき止められてしまうのを防止することができ、現像剤の滞留を抑制することができる。
(態様5)
(態様1)乃至(態様4)いずれかにおいて、現像ドクター12dなどの現像剤規制部材を、現像ローラ12aなどの現像剤担持体の中心を通る水平線よりも上方に配置した。
これによれば、実施形態で説明したように、汲み上げ磁極P4を、第二搬送スクリュウ12cなどの搬送スクリュウから離れた位置に配置しやすくなり、汲み上げ磁極P4の法線方向の磁束密度を、より一層、搬送スクリュウの配置箇所におよび難くすることができる。
(態様6)
内部にマグネットローラ12a1などの磁界発生手段を有し、現像剤を表面上に担持して現像領域へ搬送する現像ローラ12aなどの現像剤担持体と、現像剤担持体の表面との間にドクターギャップDGなどの規制ギャップを形成し、現像剤担持体の表面に担持された現像剤を規制する現像ドクター12dなどの現像剤規制部材と、上記現像剤担持体の下方に位置する第二剤収容室V2などの現像剤収容部内に配置され現像剤収容部内の現像剤を搬送する第二搬送スクリュウ12cなどの搬送スクリュウとを有する現像装置12において、上記搬送スクリュウの軸部の直径が、上記搬送スクリュウの半径よりも大きくなっており、上記磁界発生手段は、現像剤収容部内の現像剤を上記現像剤担持体の表面に汲み上げる汲み上げ磁極P4を有し、搬送スクリュウの回転軸方向から当該現像装置を見たとき、上記現像剤担持体の中心を通る上記搬送スクリュウの2つの接線のうち、現像剤規制部材側の接線よりも、上記汲み上げ磁極の法線方向の磁束密度のピーク位置を、現像剤規制部材側にした。
これによれば、実施形態で説明したように、上記汲み上げ磁極の法線方向の磁束密度のピーク位置が、上記現像剤規制部材側の接線よりも現像剤担持体移動方向上流側に位置するものに比べて、汲み上げ磁極P4の磁力により汲み上げられた現像剤が、搬送スクリュウの配置範囲に及ぶのを抑制することができる。これにより、現像剤担持体表面の汲み上げ現像剤の一部が搬送スクリュウの羽根により現像剤担持体の表面に押し付けられてしまうのを抑制することができる。その結果、現像剤担持体表面に担持された現像剤の搬送スクリュウの羽根に対応した部分が、他の部分より密となるのを抑制することができる。よって、搬送スクリュウの羽根ピッチに応じた画像濃度ムラが生じるのを抑制することができる。
また、第二搬送スクリュウ12cなどの搬送スクリュウの軸部12c1の直径rを、搬送スクリュウの半径Rよりも大きくしている。よって、搬送スクリュウの軸部12c1の直径rが、搬送スクリュウの半径Rよりも小さいものに比べて第二の剤収容室V2などの現像剤収容部内の容積を減らすことができ、現像剤収容部の現像剤の剤面高さを嵩上げすることができる。これにより、現像剤収容部内の現像剤を従来よりも減らしても、現像剤収容部の現像剤を、汲み上げ磁極P4に近づけることができる。これにより、良好に汲み上げ磁極P4で現像剤収容部内の現像剤を汲み上げることができ、現像ローラ12aなどの現像剤担持体に担持される現像剤量が低下するのを抑制することができる。これにより、画像濃度の低下を抑制することができる。また、現像剤収容部内の現像剤量を少なくすることができ、装置の環境負荷を低減することができる。
(態様7)
潜像を担持する感光体10などの潜像担持体と、潜像担持体上の潜像を現像する現像装置12などの現像手段とを備えた画像形成装置であって、現像手段として、(態様1)乃至(態様6)のいずれかの現像装置を用いた。
これにによれば、第二搬送スクリュウ12cなどの搬送スクリュウの羽根ピッチに応じた画像濃度ムラが生じるのを抑制することができ、良好な画像を得ることができる。
(態様8)
少なくとも潜像担持体と現像装置とを一体的に保持し、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、上記現像装置として(態様1)乃至(態様6)のいずれかの現像装置を用いた。
これによれば、第二搬送スクリュウ12cなどの搬送スクリュウの羽根ピッチに応じた画像濃度ムラが生じるのを抑制することができ、良好な画像を得ることができるプロセスカートリッジを提供することができる。
1:プロセスカートリッジ
10:感光体(潜像担持体)
12:現像装置
12a:現像ローラ(現像剤担持体)
12a1:マグネットローラ(磁界発生手段)
12a2:現像スリーブ
12c:第二搬送スクリュウ
12c1:軸部
12c2:羽根
12d:現像ドクター(現像剤規制部材)
12g:ガイド部材
121:現像ケーシング
122:仕切壁
1211:上部ケーシング
1212:下部ケーシング
DG:ドクターギャップ(規制ギャップ)
O1:現像ローラの回転中心
O2:第二搬送スクリュウの回転中心
O3:現像ドクターの中心
P4:汲み上げ磁極
r:軸部の直径
R:第二搬送スクリュウの半径
V2:第二の剤収容室
Y:水平線
特開2005−148413号公報

Claims (9)

  1. 内部に磁界発生手段を有し、現像剤を表面上に担持して現像領域へ搬送する現像剤担持体と、
    上記現像剤担持体の中心を通る水平線よりも上方に配置され、前記現像剤担持体の表面との間に規制ギャップを形成し、前記現像剤担持体の表面に担持された現像剤を規制する現像剤規制部材と
    外形の最上部が上記現像剤担持体の外形の最下部よりも下方に位置するように現像剤収容部内に配置され、該現像剤収容部内の現像剤を搬送する搬送スクリュウとを有する現像装置において、
    上記搬送スクリュウの軸部の直径が、上記搬送スクリュウの半径よりも大きくなっており、
    上記磁界発生手段は、現像剤収容部内の現像剤を上記現像剤担持体の表面に汲み上げる汲み上げ磁極を有し、
    上記搬送スクリュウの回転軸方向から当該現像装置を見たとき、上記現像剤担持体の中心と上記搬送スクリュウの中心とを結ぶ線の位置から、上記現像剤担持体の表面移動で、上記現像剤担持体の中心と上記規制ギャップとを結ぶ線の位置に至るまでの現像剤担持体表面移動角度を2等分する2等分線よりも、現像剤規制部材側に、上記汲み上げ磁極を配置したことを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1に記載の現像装置において、
    上記現像剤規制部材は、丸棒部材であることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1または2に記載の現像装置において、
    上記搬送スクリュウの上方に配置され、上記汲み上げ磁極の法線方向の磁束密度の範囲に向って斜め上方に延びるガイド部材を備えたことを特徴とする現像装置。
  4. 請求項3に記載の現像装置において、
    上記現像剤規制部材は、丸棒部材であり、
    上記ガイド部材を、上記現像剤規制部材に当接させたことを特徴とする現像装置
  5. 部に磁界発生手段を有し、現像剤を表面上に担持して現像領域へ搬送する現像剤担持体と、
    上記現像剤担持体の中心を通る水平線よりも上方に配置され、前記現像剤担持体の表面との間に規制ギャップを形成し、前記現像剤担持体の表面に担持された現像剤を規制する現像剤規制部材と、
    外形の最上部が上記現像剤担持体の外形の最下部よりも下方に位置するように現像剤収容部内に配置され該現像剤収容部内の現像剤を搬送する搬送スクリュウとを有する現像装置において、
    上記搬送スクリュウの軸部の直径が、上記搬送スクリュウの半径よりも大きくなっており、
    上記磁界発生手段は、現像剤収容部内の現像剤を上記現像剤担持体の表面に汲み上げる汲み上げ磁極を有し、
    前記搬送スクリュウの回転軸方向から当該現像装置を見たとき、上記現像剤担持体の中心を通る上記搬送スクリュウの2つの接線のうち、現像剤規制部材側の接線よりも、上記汲み上げ磁極の法線方向の磁束密度のピーク位置を、現像剤規制部材側にしたことを特徴とする現像装置。
  6. 請求項1乃至5いずれかに記載の現像装置において、
    上記磁界発生手段は、規制磁極を有し、
    上記現像剤担持体の表面移動方向で、上記規制ギャップは、上記汲み上げ磁極よりも下流側で上記規制磁極よりも上流側に位置していることを特徴とする現像装置。
  7. 請求項1乃至5いずれかに記載の現像装置において、
    上記磁界発生手段は、規制磁極を有し、
    上記規制ギャップは、上記汲み上げ磁極の法線方向の磁束密度と上記規制磁極の法線方向の磁束密度のいずれもが作用しない箇所に上記規制ギャップが位置するように上記現像剤規制部材が配置されていることを特徴とする現像装置。
  8. 潜像を担持する潜像担持体と、潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを備えた画像形成装置であって、
    上記現像手段として、請求項1乃至7のいずれかに記載の現像装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 少なくとも潜像担持体と現像装置とを一体的に保持し、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    上記現像装置として、請求項1乃至7のいずれかに記載の現像装置を用いたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
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