JP6608333B2 - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents
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Description
図1を参照し、蒸発燃料処理装置20を備える燃料供給システム6について説明する。燃料供給システム6は、燃料タンク14内に貯留されている燃料をエンジン2に供給するためのメイン供給経路10と、燃料タンク14内で発生した蒸発燃料をエンジン2に供給するためのパージ供給経路22を備えている。
図4、図5を参照して、第1実施例と異なる点を説明する。本実施例の蒸発燃料処理装置20は、ポンプ52がパージ経路24に配置されている。分岐経路25にはポンプは配置されていない。分岐経路25の一端は、ポンプ52と制御弁26との間のパージ経路24に接続されている。
図6、図7を参照して、第1実施例と異なる点を説明する。本実施例の蒸発燃料処理装置20は、分岐経路25に換えて、分岐経路125を備える。このため、キャニスタ19の大気ポート19aは、常時大気に連通する。蒸発燃料処理装置20は、さらに、温度センサ154と、遮断弁156と、を備える。分岐経路125の一端(即ち上流端)は、パージ経路24に接続されている。分岐経路125は、パージ経路24から延びて、その他端(即ち下流端)が連通経路18に接続されている。これにより、分岐経路125は、パージ経路24とキャニスタ19とを連通させている。分岐経路125には、ポンプ52と遮断弁156が配置されている。ポンプ52は、分岐経路125のポンプ52よりもパージ経路24側のパージガスを吸入し、分岐経路125のポンプ52よりもキャニスタ19側(図6の矢印参照)に送出する。
図8、図9を参照して、第3実施例と異なる点を説明する。本実施例の蒸発燃料処理装置20は、温度センサ154を備えていない。また、ポンプ52は、パージ経路24の分岐経路125の上流端よりもキャニスタ19側に配置されている。分岐経路125には、ポンプは、配置されていない。
図10を参照して、第4実施例と異なる点を説明する。本実施例の蒸発燃料処理装置20では、分岐経路125は、その下流端がキャニスタ19に直接的に接続されている。詳細には、キャニスタ19は、分岐経路125が接続されるリターンポート19iを有する。リターンポート19iは、パージポート19bとタンクポート19cとの間に配置されている。パージポート19bとリターンポート19iとの間には、第3仕切板19jが配置されている。第3仕切板19jは、パージポート19bとリターンポート19iの間において、活性炭19dとキャニスタ19の内壁の間の空間を分離している。
図11、図12を参照して、第3実施例と異なる点を説明する。本実施例の蒸発燃料処理装置20は、分岐経路125上に配置される温度センサ155と、濃度センサ158と、をさらに備える。温度センサ155及び濃度センサ158は、遮断弁156よりもパージ経路24側に配置されている。なお、温度センサ155及び濃度センサ158の順番は限定されない。温度センサ155は、分岐経路125内のパージガスの温度を検出するサーミスタである。濃度センサ158は、温度センサ155と遮断弁156との間に配置されている。濃度センサ158は、分岐経路125内のパージガスの濃度を検出する。例えば、濃度センサ158は、音波式濃度計を備えている。音波式濃度計は、分岐経路125上に配置される円筒形状を有しており、円筒形状内に向けて信号を発信し、受信することによって、パージガスの濃度(即ち、バージガスの分子量)を特定する。
図13を参照して、第4実施例と異なる点を説明する。本実施例では、ポンプ52は、キャニスタ19の側壁に取り付けられている。この構成によれば、ポンプ52の駆動による発熱で、キャニスタ19を直接的に加熱することができる。
4 :インジェクタ
6 :燃料供給システム
10 :メイン供給経路
19 :キャニスタ
19a :大気ポート
19b :パージポート
19c :タンクポート
19d :活性炭
19i :リターンポート
20 :蒸発燃料処理装置
24 :パージ経路
25 :分岐経路
26 :制御弁
28 :連通経路
34 :吸気経路
52 :ポンプ
60 :切替弁
62 :大気導入経路
100 :ECU
125 :分岐経路
152 :ポンプ
154 :温度センサ
155 :温度センサ
156 :遮断弁
158 :濃度センサ
Claims (7)
- 車両に搭載される蒸発燃料処理装置であって、
燃料タンク内の蒸発燃料を吸着する吸着体を有するキャニスタであって、大気に連通する大気ポートと、燃料タンクに連通するタンクポートと、内燃機関の吸気経路に連通するパージポートと、を備えるキャニスタと、
内燃機関の吸気経路とキャニスタのパージポートとの間に接続されており、キャニスタから吸気経路に送られるパージガスが通過するパージ経路と、
パージ経路上に配置されており、キャニスタと吸気経路とをパージ経路を介して連通する連通状態と、キャニスタと吸気経路とをパージ経路上で遮断する遮断状態と、に切り替える制御弁と、
大気ポートに連通する大気導入経路と、
制御弁よりも上流側において、上流端でパージ経路から分岐して、下流端で大気ポートに連通する分岐経路と、
大気ポートと大気導入経路と分岐経路とに接続される切替弁であって、大気ポートと大気導入経路とを連通するとともに、大気ポートと分岐経路とを遮断する大気導入状態と、大気ポートと分岐経路とを連通するとともに、大気ポートと大気導入経路とを遮断する還流状態と、に切り替える切替弁と、
制御弁を遮断状態とし、切替弁を還流状態とした場合に、キャニスタからパージガスを吸引し、パージ経路と分岐経路とを経てキャニスタに戻すポンプと、
パージガスの温度を検出する温度検出部と、
温度検出部によって検出されるパージガスの温度が基準値以下である場合に、ポンプを駆動させて、キャニスタからパージガスを吸引し、パージ経路と分岐経路とを経たパージガスをキャニスタに戻す制御部と、を備える、蒸発燃料処理装置。 - 車両に搭載される蒸発燃料処理装置であって、
燃料タンク内の蒸発燃料を吸着するキャニスタであって、大気に連通する大気ポートと、燃料タンクに連通するタンクポートと、内燃機関の吸気経路に連通するパージポートと、を備えるキャニスタと、
内燃機関の吸気経路とキャニスタのパージポートとの間に接続されており、キャニスタから吸気経路に送られるパージガスが通過するパージ経路と、
パージ経路上に配置されており、キャニスタと吸気経路とをパージ経路を介して連通する連通状態と、キャニスタと吸気経路とをパージ経路上で遮断する遮断状態と、に切り替える制御弁と、
制御弁よりも上流側において、上流端でパージ経路から分岐して、下流端で大気ポートと異なる箇所からキャニスタに連通する分岐経路と、
制御弁が遮断状態である場合に、キャニスタからパージガスを吸引し、パージ経路と分岐経路とを経たパージガスをキャニスタに戻すポンプと、
パージガスの温度を検出する温度検出部と、
温度検出部によって検出されるパージガスの温度が基準値以下である場合に、ポンプを駆動させて、キャニスタからパージガスを吸引し、パージ経路と分岐経路とを経たパージガスをキャニスタに戻す制御部と、を備える、蒸発燃料処理装置。 - 分岐経路は、タンクポートに連通する、請求項2に記載の蒸発燃料処理装置。
- キャニスタは、さらに、分岐経路に連通する専用ポートを備える、請求項2に記載の蒸発燃料処理装置。
- パージガス中の蒸発燃料の濃度を検出する濃度検出部をさらに備え、
制御部は、濃度検出部によって検出された濃度に応じて、異なる基準値を用いる、請求項1から4のいずれか一項に記載の蒸発燃料処理装置。 - 分岐経路上に配置されており、分岐経路を連通する状態と遮断する状態に切り替える遮断弁を、さらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の蒸発燃料処理装置。
- ポンプは、キャニスタに隣接して、又は、キャニスタ内に配置されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の蒸発燃料処理装置。
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