JP2007146797A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パージ弁毎の流量特性のばらつきに関わらず、パージする蒸発燃料量を高精度に安価に制御する蒸発燃料処理装置を提供する。
【解決手段】切換弁48は、パージ弁36とキャニスタ34側または大気側の通路220との連通を切り換える三方電磁弁である。内燃機関10の始動直後において、切換弁48がパージ弁36と大気側の通路220とを連通し、絞り212の両側が大気開放されると、吸気通路14の負圧により通路220からパージ弁36側に空気が吸入されることにより、切換弁42、ポンプ46、絞り212、切換弁40を通り、パージ弁36側に空気が吸入される。差圧センサ44により検出される絞り212の差圧と、吸気圧センサ22により検出される吸気通路14の負圧とから、パージ弁36に供給する電流のデューティ比に対するパージ弁36の流量特性を求め、パージ弁36の流量特性を補正する。
【選択図】図1
【解決手段】切換弁48は、パージ弁36とキャニスタ34側または大気側の通路220との連通を切り換える三方電磁弁である。内燃機関10の始動直後において、切換弁48がパージ弁36と大気側の通路220とを連通し、絞り212の両側が大気開放されると、吸気通路14の負圧により通路220からパージ弁36側に空気が吸入されることにより、切換弁42、ポンプ46、絞り212、切換弁40を通り、パージ弁36側に空気が吸入される。差圧センサ44により検出される絞り212の差圧と、吸気圧センサ22により検出される吸気通路14の負圧とから、パージ弁36に供給する電流のデューティ比に対するパージ弁36の流量特性を求め、パージ弁36の流量特性を補正する。
【選択図】図1
Description
本発明は、燃料タンクで発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタから蒸発燃料を吸気通路にパージする蒸発燃料処理装置に関する。
従来、燃料タンク内で発生した蒸発燃料をキャニスタに一時的に吸着し、キャニスタから脱離させた蒸発燃料を必要に応じてパージ通路から内燃機関の吸気通路に導いてパージする蒸発燃料処理装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。このような蒸発燃料処理装置においては、パージ通路に設置した電磁駆動式のパージ弁に供給する電流を例えばデューティ比制御することにより、パージ弁を流れる蒸発燃料流量を調整している。そして、パージ弁から吸気通路にパージされる蒸発燃料量と燃料噴射弁から噴射される噴射量とを合わせて、エンジン運転状態に応じた目標空燃比を実現しようとしている。
しかしながら、パージ弁毎の流量特性のばらつきや、流量特性の経時変化のために、同じデューティ比の電流をパージ弁に供給しても、図5に示すように、パージ弁を流れる流量にばらつきが発生する。したがって、予め設定されているパージ弁の流量特性に基づいて目標空燃比となるようにパージ弁の流量を制御しても、パージされる蒸発燃料量が目標値と異なることがある。その結果、内燃機関の実際の実空燃比が目標空燃比からずれる恐れがある。
特に、低燃費を実現するために吸気通路に発生する負圧を低減した低負圧エンジンに蒸発燃料処理装置を使用する場合、吸気通路が低負圧であっても必要量の蒸発燃料量をパージするためには、パージ弁の通路面積を大きくする必要がある。しかしながら、パージ弁の通路面積を大きくすると、パージ弁毎の流量特性のばらつきがさらに大きくなるという問題がある。
このようなパージ弁毎の流量特性を解消するために、パージ弁の製造精度を向上したり、流量調整機構等をパージ弁に追加しても、流量特性のばらつきの解消には限界がある。
また、例えばパージ弁をリニア制御する場合に、パージ弁に供給する電流値とパージ弁内の弁部材の移動量とをフィードバック制御してパージ弁を制御する電流値を補正する場合、パージ弁内の弁部材の移動量を検出する変位センサ等が必要になり、製造コストが上昇する。
また、例えばパージ弁をリニア制御する場合に、パージ弁に供給する電流値とパージ弁内の弁部材の移動量とをフィードバック制御してパージ弁を制御する電流値を補正する場合、パージ弁内の弁部材の移動量を検出する変位センサ等が必要になり、製造コストが上昇する。
また、パージ弁を流れる流量を測定してパージ弁の流量特性を補正することも考えられるが、パージ弁を流れる流体は蒸発燃料と空気との混合気であるから、パージ弁に供給する電流のデューティ比または電流値等の制御量が同じであっても、蒸発燃料の濃度または燃料の性状により流量が変動するので、パージ弁の流量特性を高精度に補正することは困難である。また、流量特性を補正するまでは目標値からずれた蒸発燃料量がパージされるので、空燃比が目標値からずれるという問題がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、パージ弁毎の流量特性のばらつきに関わらず、パージする蒸発燃料量を高精度に安価に制御する蒸発燃料処理装置を提供することを目的とする。
請求項1から8に記載の発明によると、パージ切換弁によりパージ弁と大気側とが連通し、吸気通路の負圧により大気側からパージ切換弁、パージ弁、吸気通路に空気が流れることにより生じる空気の圧力を測定手段が測定する。したがって、例えばパージ切換弁として公知の三方電磁弁を用いるという簡単な構成で、蒸発燃料濃度または燃料性状に関わらず、パージ弁を流れる流体流量を高精度に求めることができる。その結果、パージ弁を電磁駆動する制御量、例えばデューティ比や電流値に対するパージ弁の流量特性を高精度に補正できる。したがって、パージ弁毎に流量特性がばらついていても、あるいはパージ弁の流量特性が経時変化しても、補正した流量特性に基づいて吸気通路にパージする蒸発燃料量を高精度に制御できる。また、流量特性を補正してパージ弁を使用するので、パージ弁を高精度に製造する必要がない。したがって、安価なパージ弁を使用できる。
請求項2に記載の発明によると、補正手段は、内燃機関の始動直後にパージ弁の流量特性を補正する。通常、内燃機関の始動直後はパージを実行しないので、このタイミングでパージ弁を大気側と連通させてパージ弁の流量特性を補正することにより、パージ処理を中断することなく流量特性を補正できる。また、内燃機関が通常運転に移行する前にパージ弁の流量特性を補正するので、例えばパージ弁に作動不良等が発生している場合に内燃機関の始動直後の段階でパージ弁の不良を検出できる。
請求項3に記載の発明によると、測定手段が絞りと圧力検出手段とを利用しているので、パージ弁が開弁したときの圧力を正確に測定することができ、パージ弁の流量特性の補正を精度良く行うことができる。
請求項4から6に記載の発明によると、圧力検出手段に種々の圧力センサを利用することで、パージ弁の流量特性の補正ができる。
請求項4から6に記載の発明によると、圧力検出手段に種々の圧力センサを利用することで、パージ弁の流量特性の補正ができる。
請求項7に記載の発明によると、測定手段が蒸発燃料濃度を測定する測定手段を兼ねているので、蒸発燃料濃度を測定する蒸発燃料処理装置において、追加部品量および変更部品量を極力低減してパージ弁の流量特性を補正できる。
請求項8に記載の発明によると、測定手段が測定する圧力値と、パージ弁を電磁駆動する制御量と、吸気通路の圧力とに基づいてパージ弁の流量特性を補正するので、吸気通路の圧力に応じてパージ弁の流量特性を補正できる。
請求項8に記載の発明によると、測定手段が測定する圧力値と、パージ弁を電磁駆動する制御量と、吸気通路の圧力とに基づいてパージ弁の流量特性を補正するので、吸気通路の圧力に応じてパージ弁の流量特性を補正できる。
尚、本発明に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、またはそれらの組み合わせにより実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。
以下、本発明の複数の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による蒸発燃料処理装置30を車両の内燃機関10に適用した例を示している。
(内燃機関10)
内燃機関10は、燃料タンク32内に収容されたガソリンを燃焼して動力を発生させるガソリンエンジンである。内燃機関10の吸気管12の吸気通路14側には、燃料噴射量を制御する燃料噴射弁16、吸気流量を制御するスロットル弁18、吸気流量を検出するエアフローセンサ20、吸気圧を検出する吸気圧センサ22等が設置されている。また、吸気管12の排気通路24側には、空燃比を検出する空燃比センサ26等が設置されている。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による蒸発燃料処理装置30を車両の内燃機関10に適用した例を示している。
(内燃機関10)
内燃機関10は、燃料タンク32内に収容されたガソリンを燃焼して動力を発生させるガソリンエンジンである。内燃機関10の吸気管12の吸気通路14側には、燃料噴射量を制御する燃料噴射弁16、吸気流量を制御するスロットル弁18、吸気流量を検出するエアフローセンサ20、吸気圧を検出する吸気圧センサ22等が設置されている。また、吸気管12の排気通路24側には、空燃比を検出する空燃比センサ26等が設置されている。
(蒸発燃料処理装置30)
蒸発燃料処理装置30は、燃料タンク32内で発生した蒸発燃料を処理して内燃機関10に供給するものであり、キャニスタ34、パージ弁36、大気開放弁38、切換弁40、42、48、差圧センサ44、ポンプ46、および電子制御ユニット(ECU)50等を備えている。ECU50は、エンジン運転状態に応じて決定される目標空燃比になるように、キャニスタ34から吸気通路14にパージする蒸発燃料量と、燃料噴射弁16からの燃料噴射量とを制御している。ECU50は、特許請求の範囲に記載したパージ弁制御手段、測定手段および補正手段を構成している。
蒸発燃料処理装置30は、燃料タンク32内で発生した蒸発燃料を処理して内燃機関10に供給するものであり、キャニスタ34、パージ弁36、大気開放弁38、切換弁40、42、48、差圧センサ44、ポンプ46、および電子制御ユニット(ECU)50等を備えている。ECU50は、エンジン運転状態に応じて決定される目標空燃比になるように、キャニスタ34から吸気通路14にパージする蒸発燃料量と、燃料噴射弁16からの燃料噴射量とを制御している。ECU50は、特許請求の範囲に記載したパージ弁制御手段、測定手段および補正手段を構成している。
燃料タンク32とキャニスタ34とは通路200により接続されている。燃料タンク32内で発生する蒸発燃料は、通路200を通りキャニスタ34内の活性炭等の吸着材に吸着される。キャニスタ34に吸着された蒸発燃料は、パージ弁36を開弁することにより、吸気通路14の負圧によりキャニスタ34からパージ通路202を通りスロットル弁18の下流側の吸気通路14にパージされる。
大気開放弁38は二方電磁弁であり、通電オフの状態で大気開放弁38は開弁している。大気開放弁38が開弁すると、キャニスタ34に接続している通路204は大気側に開放される。パージ弁36および大気開放弁38が開弁していると、キャニスタ34に吸着されている蒸発燃料は、吸気通路14の負圧によりパージ通路202を通ってスロットル弁18の下流側にパージされる。
測定切換弁としての切換弁40は、切換弁48の大気側またはキャニスタ34に接続しているパージ通路202と絞り212との連通を切り換える三方電磁弁である。切換弁40は、通電オフの状態で図1に示す切換状態になっており、切換弁48の大気側と絞り212とを連通している。切換弁42は、ガス流発生手段としてのポンプ46と大気側またはキャニスタ34に接続している通路204との連通を切り換える三方電磁弁である。切換弁42は、通電オフの状態で図1に示す切換状態になっており、ポンプ46の排出口を大気側に開放している。減圧手段として使用されるポンプ46は、通電オフの状態で吸入口と排出口とが連通する構成となっている。
圧力検出手段としての差圧センサ44は、ポンプ46と切換弁40との間の測定通路210に設けられた絞り212の両端に接続しており、絞り212の両端間の差圧を検出する。ポンプ46の作動時、切換弁40が切換弁48の大気側と絞り212とを連通しているときには、差圧センサ44は、空気だけが絞り212を通過しているときの絞り212の両端間の差圧である空気圧トPAIRを検出する。また、ポンプ46の作動時、切換弁40が絞り212とパージ通路202とを連通しているときには、差圧センサ44は、キャニスタ34に吸着されている蒸発燃料と空気との混合気が絞り212を通過しているときの絞り212の両端間の差圧である混合気圧トPGASを検出する。
測定通路210、絞り212、切換弁40、差圧センサ44、ポンプ46、およびECU50は、特許請求の範囲に記載した測定手段を構成している。
パージ切換弁としての切換弁48は、パージ弁36とキャニスタ34側または大気側の通路220との連通を切り換える三方電磁弁である。切換弁48は、通電オフの状態でパージ弁36とキャニスタ34側とを連通する切換状態になっている。
パージ切換弁としての切換弁48は、パージ弁36とキャニスタ34側または大気側の通路220との連通を切り換える三方電磁弁である。切換弁48は、通電オフの状態でパージ弁36とキャニスタ34側とを連通する切換状態になっている。
ECU50は、エアフローセンサ20、吸気圧センサ22、空燃比センサ26の検出信号に加え、イグニション信号、エンジン回転数、冷却水温、アクセル開度等の検出信号に基づいて、燃料噴射弁16およびスロットル弁18等の内燃機関10の各部の作動を制御する。またECU50は、パージ弁36、大気開放弁38、切換弁40、42、48、ポンプ46の作動を制御し、吸気通路14にパージする蒸発燃料量を制御する。ECU50の図示しないRAMには、ECU50で処理されるデータやプログラムを一時的に格納されている。ECU50の図示しないROMは、ECU50で実行される制御プログラムを格納している書き換え可能な不揮発性のメモリであり、EEPROM等を用いる。
(蒸発燃料処理装置30の作動)
図3に示すメインルーチンは、パージ弁36の流量特性を補正した後に、蒸発燃料濃度を測定し、測定した蒸発燃料濃度に基づいてパージする蒸発燃料量を決定するためのメインルーチンであり、イグニションキーをオンしてからECU50に記憶されている制御プログラムをECU50の図示しないCPUが実行することにより処理される。内燃機関10の始動直後の初期状態において、図2に示すように、パージ弁36、大気開放弁38、切換弁40、42、48、およびポンプ46への通電はオフされている。通電オフの状態で、パージ弁36は閉弁し、大気開放弁38は開弁している。また、通電オフの状態で、切換弁40、切換弁42は図1に示す切換状態になっており、切換弁48は、パージ弁36とキャニスタ34側とを連通する切換状態になっている。
図3に示すメインルーチンは、パージ弁36の流量特性を補正した後に、蒸発燃料濃度を測定し、測定した蒸発燃料濃度に基づいてパージする蒸発燃料量を決定するためのメインルーチンであり、イグニションキーをオンしてからECU50に記憶されている制御プログラムをECU50の図示しないCPUが実行することにより処理される。内燃機関10の始動直後の初期状態において、図2に示すように、パージ弁36、大気開放弁38、切換弁40、42、48、およびポンプ46への通電はオフされている。通電オフの状態で、パージ弁36は閉弁し、大気開放弁38は開弁している。また、通電オフの状態で、切換弁40、切換弁42は図1に示す切換状態になっており、切換弁48は、パージ弁36とキャニスタ34側とを連通する切換状態になっている。
図3に示すように、ECU50は、ステップ300において内燃機関が始動されると、ステップ302においてパージ弁36に供給する電流のデューティ比をパージ弁36の流量特性を補正するときの所定値に設定する。デューティ比に対するパージ弁36の流量特性をマップとして記憶している場合には、パージ弁36が開弁を開始するデューティ比とデューティ比100%との間で順次デューティ比を変更してもよいし(図2参照)、デューティ比に対するパージ弁36の流量特性を関数として記憶している場合には、例えばパージ弁36が開弁を開始するデューティ比近傍の値に所定値を設定し、流量特性の関数の係数を決定してもよい。
次にECU50は、ステップ304において、切換弁48への通電をオンしてパージ弁36を大気側の通路220と連通させる。その結果、吸気通路14の負圧により、通路220から切換弁48、パージ弁36を空気が通過する。そして、切換弁40、42は図1に示す切換状態であり、ポンプ46は通電をオフされて吸入口と排出口とが連通している状態であるから、通路220からパージ弁36側に空気が吸入されることにより、切換弁42、ポンプ46、絞り212、切換弁40を通り、パージ弁36側に空気が吸入される。したがって、絞り212の両端には、空気だけが通ることによる差圧が発生する。この差圧は、パージ弁36を流れる空気の流量により決定される。パージ弁36を流れる空気の流量は、吸気通路14の負圧と、パージ弁36に供給する電流のデューティ比とにより決定される。言い換えれば、差圧センサ44により検出される絞り212の差圧と、吸気圧センサ22により検出される吸気通路14の負圧とから、パージ弁36に供給する電流のデューティ比に対するパージ弁36の流量特性を求めることができる。こうして求めたデューティ比に対するパージ弁36の流量特性により、例えばマップとしてROM等に記憶している流量特性をステップ306の流量特性補正ルーチンで補正できる。
ステップ306の流量特性補正ルーチンを実行すると、ECU50は、ステップ308において、蒸発燃料濃度の測定条件が成立しているかを判定する。例えば、エンジン回転数が所定回転数以上になるか、冷却水温が所定温度以上になると、ECU50は濃度測定条件が成立したと判断する。また、例えば減速中等のエンジン運転中において蒸発燃料のパージが停止されている期間も、濃度測定条件が成立していると判断する。ハイブリッド車に蒸発燃料処理装置30を適用する場合には、内燃機関10を停止しモータにより車両が走行しているときも、濃度測定条件が成立していると判断する。
これに対し、ステップ314で判定するパージ実行条件は、例えば濃度測定条件が成立するときの冷却水温よりも高い温度に冷却水温が達したときに成立する。したがって、濃度測定条件は、パージ実行条件が成立するよりも先に成立する。
蒸発燃料濃度の測定条件が成立していない場合、ECU50は、イグニションキーがオフされたかを判定し(ステップ310)、イグニションキーがオフされればこのルーチンを終了する。イグニションキーがオン状態であれば、ステップ308に戻る。
蒸発燃料濃度の測定条件が成立していない場合、ECU50は、イグニションキーがオフされたかを判定し(ステップ310)、イグニションキーがオフされればこのルーチンを終了する。イグニションキーがオン状態であれば、ステップ308に戻る。
蒸発燃料濃度の測定条件が成立すると、ECU50は、ステップ312において濃度測定ルーチンを実行する。ステップ312の濃度測定ルーチンにおいては、図1に示す状態においてポンプ46を駆動するとともに切換弁40、42を切換制御することにより、絞り212の両側を大気開放して絞り212を空気だけが通るときの絞り212両端の差圧である空気圧トPAIRと、キャニスタ34、絞り212、キャニスタ34と循環して蒸発燃料と空気との混合気が絞り212を通るときの絞り212両端の差圧である混合気圧トPGASとを検出する。そして、トPGAS/トPAIRから、ECU50は、キャニスタ34から吸気通路14にパージされる混合気中の蒸発燃料濃度を測定する。
ステップ312の濃度測定ルーチンで蒸発燃料濃度を測定すると、ECU50は、ステップ314において、パージ実行条件が成立しているかを判定する。パージ実行条件が成立していれば、ECU50は、ステップ316においてパージルーチンを実行する。ECU50は、ステップ316のパージルーチンにおいて、このように測定された蒸発燃料濃度と、ステップ306において補正したパージ弁36の流量特性とに基づき、パージ弁36に供給する電流のデューティ比を制御し、パージ弁36から吸気通路14にパージする蒸発燃料量を決定する。そしてステップ316においてパージルーチンを実行すると、ECU50は、ステップ318において、濃度測定ルーチンを実行してから所定時間が経過しているかを判定する。濃度測定ルーチンを実行してから所定時間が経過している場合は、キャニスタ34に吸着されている蒸発燃料量が変化し、蒸発燃料濃度が変化している恐れがある。そこで、濃度測定ルーチンを実行してから所定時間が経過している場合、ECU50は、ステップ308に処理を戻し、ステップ312において再度濃度測定ルーチンを実行する。ステップ318において判定する所定時間は、蒸発燃料濃度の時間変化を考慮し、要求される蒸発燃料濃度の精度に応じて設定される。濃度測定ルーチンを実行してから所定時間が経過していない場合、ECU50はステップ314に処理を戻す。
ステップ314においてパージ実行条件が成立していない場合、ECU50はステップ318に処理を移行し、濃度測定ルーチンを実行してから所定時間が経過しているかを判定する。
このように第1実施形態では、蒸発燃料濃度を測定する絞り212を利用して、パージ弁36の流量特性を補正するときにパージ弁36の大気側の差圧を検出するので、パージ弁36の流量特性を補正するために、切換弁48の追加と一部の通路構成の変更とだけを行えばよい。したがって、部品の追加および変更を極力低減できる。
このように第1実施形態では、蒸発燃料濃度を測定する絞り212を利用して、パージ弁36の流量特性を補正するときにパージ弁36の大気側の差圧を検出するので、パージ弁36の流量特性を補正するために、切換弁48の追加と一部の通路構成の変更とだけを行えばよい。したがって、部品の追加および変更を極力低減できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図4に示す。尚、第1実施形態と実質的に同一構成部分に同一符号を付す。
図4に示す蒸発燃料処理装置60は、図1に示す第1実施形態の蒸発燃料処理装置30の構成から、蒸発燃料濃度を測定するための切換弁40、42、ポンプ46および通路を削除し、測定通路210と通路220とを直接連通している。
本発明の第2実施形態を図4に示す。尚、第1実施形態と実質的に同一構成部分に同一符号を付す。
図4に示す蒸発燃料処理装置60は、図1に示す第1実施形態の蒸発燃料処理装置30の構成から、蒸発燃料濃度を測定するための切換弁40、42、ポンプ46および通路を削除し、測定通路210と通路220とを直接連通している。
この構成において、切換弁48への通電をオンしてパージ弁36を大気側の通路220と連通させると、吸気通路14の負圧により、絞り212から通路220、切換弁48、パージ弁36を空気が通過する。したがって、絞り212の両端には、空気だけが通ることによる差圧が発生する。したがって、差圧センサ44により検出される絞り212の差圧と、吸気圧センサ22により検出される吸気通路14の負圧とから、パージ弁36に供給する電流のデューティ比に対するパージ弁36の流量特性を求め、パージ弁36の流量特性を補正できる。
以上説明したように上記複数の実施形態では、パージ弁36と大気側またはキャニスタ側との連通を、例えば公知の三方電磁弁を使用した切換弁48で切り換えるという簡単な構成で、吸気通路14の負圧を利用してパージ弁36に大気だけが流れるときのパージ弁36の流量を測定することにより、パージ弁36に供給する電流のデューティ比に対するパージ弁36の流量特性を補正している。これにより、吸気通路14にパージされる蒸発燃料濃度および燃料性状に関わらず、パージ弁36毎の流量特性のばらつきを簡単な構成で高精度に補正できる。このように補正された流量特性に基づいてパージ弁36からパージされる蒸発燃料量と、燃料噴射弁から噴射される燃料噴射量とにより、実空燃比を目標空燃比に近づけることができる。
したがって、特に低負圧エンジンに使用される蒸発燃料処理装置において、流量の大きなパージ弁を使用しパージ弁毎の流量特性が大きくばらつく場合に、本実施形態の蒸発燃料処理装置を使用することが望ましい。
したがって、特に低負圧エンジンに使用される蒸発燃料処理装置において、流量の大きなパージ弁を使用しパージ弁毎の流量特性が大きくばらつく場合に、本実施形態の蒸発燃料処理装置を使用することが望ましい。
また、内燃機関10の始動直後のパージを実行しないタイミングでパージ弁36の流量特性の補正処理を実行するので、パージ処理を中断する必要がない。また、内燃機関10の始動直後に毎回パージ弁36の流量特性の補正処理を実行するので、パージ弁36または配管等の経時変化によりパージ弁36の流量特性が変化しても、経時変化による流量特性の変化を補正できる。また、パージ処理を開始する前にパージ弁36の流量特性の補正処理を実行するので、パージ弁36の故障等でパージ弁36が作動不能になっても、パージ処理の前にパージ弁36の異常を検出できる。
また、高精度なパージ弁36でなくても、流量特性を補正することによりパージ弁36からパージする蒸発燃料量を高精度に制御できるので、安価なパージ弁を使用できる。
また、高精度なパージ弁36でなくても、流量特性を補正することによりパージ弁36からパージする蒸発燃料量を高精度に制御できるので、安価なパージ弁を使用できる。
(他の実施形態)
以上説明した上記複数の実施形態においては、パージ弁36をデューティ比制御したが、リニア制御されるパージ弁を使用し、パージ弁に供給する電流値に対するパージ弁の流量特性を補正してもよい。
また上記複数の実施形態では、絞り212を利用してパージ弁36の大気側を流れる空気の圧力を検出してパージ弁36の流量特性を補正したが、パージ弁36の大気側を流れる空気の流量を検出してパージ弁36の流量特性を補正してもよい。また、パージ弁36の流量特性を補正する場合に、大気側から切換弁48、パージ弁36、吸気通路14に空気が流れる通路中のいずれの箇所で圧力または流量を検出し、パージ弁36に供給する電流のデューティ比に対する流量特性を補正してもよい。
以上説明した上記複数の実施形態においては、パージ弁36をデューティ比制御したが、リニア制御されるパージ弁を使用し、パージ弁に供給する電流値に対するパージ弁の流量特性を補正してもよい。
また上記複数の実施形態では、絞り212を利用してパージ弁36の大気側を流れる空気の圧力を検出してパージ弁36の流量特性を補正したが、パージ弁36の大気側を流れる空気の流量を検出してパージ弁36の流量特性を補正してもよい。また、パージ弁36の流量特性を補正する場合に、大気側から切換弁48、パージ弁36、吸気通路14に空気が流れる通路中のいずれの箇所で圧力または流量を検出し、パージ弁36に供給する電流のデューティ比に対する流量特性を補正してもよい。
また、絞り212両端の差圧と吸気通路14の負圧とから、パージ弁36に供給する電流のデューティ比に対するパージ弁36の流量を求めたが、エンジン始動直後の吸気通路14の負圧を予め設定した所定値とし、吸気通路14の負圧を検出することなく、絞り212両端の差圧からパージ弁36に供給する電流のデューティ比に対するパージ弁36の流量を求めてもよい。
また、差圧センサ44に代えて、相対圧センサまたは絶対圧センサを圧力検出手段として使用し、測定通路210の圧力を測定してもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
また、差圧センサ44に代えて、相対圧センサまたは絶対圧センサを圧力検出手段として使用し、測定通路210の圧力を測定してもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
10:内燃機関、14:吸気通路、30、60:蒸発燃料処理装置、32:燃料タンク、34:キャニスタ、36:パージ弁、40:切換弁(測定切換弁、測定手段)、44:差圧センサ(圧力検出手段、測定手段)、46:ポンプ(ガス流発生手段、測定手段)、48:切換弁(パージ切換弁)、50:ECU(パージ弁制御手段、補正手段、測定手段)、202:パージ通路、210:測定通路(測定手段)、212:絞り(測定手段)
Claims (8)
- 燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着するキャニスタから吸気通路に蒸発燃料をパージするパージ通路に設置され、前記吸気通路にパージされる蒸発燃料量を制御する電磁駆動式のパージ弁と、
前記パージ弁を電磁駆動する制御量に対する前記パージ弁の流量特性に基づいて前記パージ弁を電磁駆動し、前記パージ弁の流量を制御するパージ弁制御手段と、
前記パージ弁と、前記キャニスタ側または大気側との連通を切り換えるパージ切換弁と、
前記パージ弁が開弁することにより生じる流体の圧力を測定する測定手段と、
前記パージ切換弁を切換制御し、前記パージ切換弁が前記パージ弁と大気側とを連通しているときに前記測定手段が測定する圧力値と、前記パージ弁制御手段が前記パージ弁を電磁駆動する制御量とに基づいて前記流量特性を補正する補正手段と、
を備える蒸発燃料処理装置。 - 前記補正手段は、内燃機関の始動直後に前記パージ切換弁により前記パージ弁と大気側とを連通させ、前記測定手段が測定する圧力値と、前記パージ弁制御手段が前記パージ弁を電磁駆動する制御量とに基づいて前記流量特性を補正する請求項1に記載の蒸発燃料処理装置。
- 前記測定手段は、
通路中に絞りを有する測定通路と、
前記測定通路に設置される圧力検出手段と、
を有し、
前記測定通路は前記パージ切換弁の大気側と連通しており、
前記補正手段は、前記パージ切換弁により前記パージ弁と大気側とを連通させているときに、前記圧力検出手段が検出する圧力値と、前記パージ弁制御手段が前記パージ弁を電磁駆動する制御量とに基づいて前記流量特性を補正する請求項1または2に記載の蒸発燃料処理装置。 - 前記圧力検出手段は、前記絞りと前記パージ切換弁との間に設置される相対圧センサである請求項3に記載の蒸発燃料処理装置。
- 前記圧力検出手段は、前記絞りと前記パージ切換弁との間に設置される絶対圧センサである請求項3に記載の蒸発燃料処理装置。
- 前記圧力検出手段は、前記絞りの両端の差圧を検出する差圧センサである請求項3に記載の蒸発燃料処理装置。
- 前記測定手段は
前記絞りを挟んで前記測定通路の一方側に設置され、前記絞りと前記パージ切換弁の大気側との連通と、前記絞りと前記キャニスタ側との連通とを切り換える測定切換弁と、
前記絞りを挟んで前記測定切換弁と反対側の前記測定通路に接続するガス流発生手段と、
をさらに有し、
前記パージ弁制御手段は、前記ガス流発生手段を作動させ、前記測定切換弁を切換制御して前記絞りと大気側とが連通しているときに前記圧力検出手段が検出する圧力値と、前記キャニスタから前記吸気通路への蒸発燃料のパージ停止中に前記測定切換弁を切換制御して前記絞りと前記キャニスタとが連通しているときに前記圧力検出手段が検出する空気と蒸発燃料との混合気の圧力値と、に基づき前記吸気通路にパージされるパージ量を調整する請求項3から6のいずれか一項に記載の蒸発燃料処理装置。 - 前記補正手段は、前記パージ切換弁により前記パージ弁と大気側とを連通させているときに前記測定手段が測定する圧力値と、前記パージ弁制御手段が前記パージ弁を電磁駆動する制御量と、前記吸気通路の圧力とに基づいて前記流量特性を補正する請求項1から7のいずれか一項に記載の蒸発燃料処理装置。
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