JP6605421B2 - 車両用ドアミラー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ミラーが装着されるミラーハウジングに、前部サイドドアに取付けられるミラーベースに立設される支軸が突入され、その支軸で回動自在に支持されるとともに前記ミラーハウジング内に収容されつつ該ミラーハウジングに結合される電動格納ユニットの少なくとも一部が、モータケースと、そのモータケースを上方から覆うモータカバーとで構成され、前記ミラーハウジングを格納位置および起立位置間で前記支軸の軸線まわりに回動する動力を発揮するようにして前記モータケースおよび前記モータカバー間に収容される電動モータのモータハウジングが、前記モータカバーとの間に弾性材料から成るクッションを介在させて前記モータケースおよび前記モータカバー間に挟持される車両用ドアミラー装置に関する。
電動モータのモータハウジングが、モータカバーとの間に弾性材料から成るクッションを介在させて、モータケースおよびモータカバー間に挟持されるようにした車両用ドアミラー装置が、特許文献1で知られている。
特開2005−193823号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、モータハウジングおよびモータカバー間に介装されるクッションがリング状に形成されるものであり、クッションをモータカバーの外側から視認できないので、組み立て完了時にモータハウジングおよびモータカバー間にクッションが確実に介在しているか否かを確認することができない。
また上記特許文献1では、クッションがどのように組み付けられているかが開示されていないが、仮にモータカバー側にクッションを組み付けてからモータハウジングをモータケースとの間に挟むようにモータカバーを組み付けるようにした場合には、クッションが落下してしまう可能性があり、組付け性が良いとは言えず、モータハウジングにクッションを載せてからモータカバーを組み付けるようにした場合には、クッションが所望の位置からずれてしまう可能性がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、クッションがモータハウジングおよびモータカバー間に確実に介装されているか否かを容易に確認可能とするとともに、組み付け時にクッションが落下したり、ずれたりすることを防止して組付け性を高めた車両用ドアミラー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ミラーが装着されるミラーハウジングに、前部サイドドアに取付けられるミラーベースに立設される支軸が突入され、その支軸で回動自在に支持されるとともに前記ミラーハウジング内に収容されつつ該ミラーハウジングに結合される電動格納ユニットの少なくとも一部が、モータケースと、そのモータケースを上方から覆うモータカバーとで構成され、前記ミラーハウジングを格納位置および起立位置間で前記支軸の軸線まわりに回動する動力を発揮するようにして前記モータケースおよび前記モータカバー間に収容される電動モータのモータハウジングが、前記モータカバーとの間に弾性材料から成るクッションを介在させて前記モータケースおよび前記モータカバー間に挟持される車両用ドアミラー装置において、前記クッションが、前記モータカバーおよび前記モータハウジング間に介在するクッション主部と、前記モータカバーに設けられる貫通孔を貫通して外部に突出する貫通軸部とを一体に有し、前記貫通軸部は、前記貫通孔への前記モータカバー内側からの挿通を可能として前記クッション主部に突設されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記貫通軸部に、前記クッション主部が前記モータカバーの内面に弾発的に当接した状態で前記モータハウジングの外面に弾発的に当接する環状の第1止水部が一体に設けられ、その第1止水部が、前記モータカバーの外面への当接時に当該外面から離反するにつれて小径となるテーパ面を外周に有しつつ前記モータカバーの内側からの前記貫通孔への挿通を可能として形成されることを第2の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記貫通軸部に、前記貫通孔の内面に弾発的に外面を当接させるようにして環状に突出する第2止水部が一体に設けられることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記モータカバーの内面に、前記貫通軸部の周囲で前記クッション主部に弾発的に当接する環状の第3止水部が一体に突設されることを第4の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第4の特徴の構成のいずれかに加えて、前記貫通孔の内端周縁部にテーパ状の被当接面が形成され、円形である前記クッション主部に、前記被当接面に弾発的に当接するテーパ状の当接面が形成されることを第5の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、クッションが有する貫通軸部がモータカバーの貫通孔を貫通して外部に突出し、貫通軸部は、貫通孔へのモータカバー内側からの挿通を可能としてクッション主部に突設されるので、モータカバーの組み付け完了後にクッションがモータハウジングおよびモータカバー間に確実に介装されているか否かを外部から容易に確認することができ、しかも貫通軸部を貫通孔に貫通させたままでモータカバーを組み付けることで、組み付け時にクッションが落下したり、ずれたりすることを防止することができ、組付け性を高めることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、クッションの貫通軸部に一体に設けられた環状の第1止水部が、モータカバーの内面へのクッション主部の弾発的な当接時にモータカバーの外面に弾発的に当接するので、モータカバー内への水の浸入を防止することができるとともに、貫通軸部を貫通孔に貫通させたままでモータカバーを組み付ける際にモータカバーから貫通軸部すなわちクッションが脱落するのを防止することができる。また第1止水部がモータカバーの内側からの貫通孔への挿通を可能として形成されるので、貫通軸部の貫通孔への挿通時に第1止水部を撓ませて挿通することが比較的容易となる。
本発明の第3の特徴によれば、貫通孔の内面に環状である第2止水部の外面が弾発的に当接するので、モータカバー内への水の浸入を防止することができる。
本発明の第4の特徴によれば、貫通軸部の周囲でクッション主部に弾発的に当接する環状の第3止水部がモータカバーの内面に一体に突設されるので、モータカバー内への水の浸入を防止することができる。
さらに本発明の第5の特徴によれば、貫通孔の内端周縁部に形成されるテーパ状の被当接面に、クッション主部のテーパ状の当接面が当接するので、モータカバーに対するクッションの相対位置を正確に定めることができ、クッションによる電動モータのがたつき防止効果および作動音防止効果を最大限発揮することができる。
車両の前後方向後方から見たドアミラー装置の斜視図である。 車両の前後方向前方から見たドアミラー装置の斜視図である。 ドアミラー装置の分解斜視図である。 支軸のミラーベースへの取付け状態を示す縦断面図である。 電動格納ユニットの斜視図である。 図5の6−6線に沿う断面図である。 クッションの斜視図である。 モータカバーへのクッションの組み付け過程を順次示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付の図1〜図8を参照しながら説明すると、先ず図1および図2において、乗用車両における左右の前部サイドドアには、ミラー11が装着されたミラーハウジング12が、前記前部サイドドアから側方に突出した起立位置と、前記前部サイドドア側に格納される格納位置との間で回動することを可能として配設される。
前記前部サイドドアには、前記ミラーハウジング12を回動可能に支持するミラーベース13が取付けられるものであり、このミラーベース13は、軽金属によって型成形されて前記前部サイドドアに取付けられるインナベース14と、そのインナーベース14を覆う第1および第2ベースカバー15,16とで構成される。第1ベースカバー15は、前記前部サイドドアから側方に突出する支持腕部15aを有しつつ前記インナーベース14を外側方から覆う形状に形成され、第2ベースカバー16は前記支持腕部15aを下方から覆って第1ベースカバー15の下部に連設される。
図3を併せて参照して、前記ミラーハウジング12は、ミラー11が収容されるミラー収容凹部17を有する合成樹脂製のハウジング本体18と、そのハウジング本体18を前記ミラー11とは反対方向から覆う合成樹脂製の上部カバー19と、前記ハウジング本体18の下部を下方から覆う下部カバー20とで構成され、前記上部カバー19および前記下部カバー20間に形成されるスリット21にサイドターンランプ22が配置され、このサイドターンランプ22は、前記ハウジング本体18に締結される。
前記ハウジング本体18の開口部すなわち前記ミラー収容凹部17の開口端部には、車両の後方側を視認するための前記ミラー11と、該ミラー11を保持する合成樹脂製のミラーホルダ23とが配置される。
前記ミラーハウジング12内には、アクチュエータ24のアクチュエータケース25が、その一部を前記ミラーホルダ23に対向させて収容、固定され、前記ミラーホルダ23は車幅方向で左右に揺動すること、ならびに上下方向に揺動することを可能として前記アクチュエータ24に支持され、前記アクチュエータ24の作動に応じて前記ミラー11および前記ミラーホルダ23が揺動駆動されることになる。
図4を併せて、前記ミラーハウジング12内には、電動格納ユニット27が収容されるものであり、この電動格納ユニット27は、前記ミラーベース13に立設されて前記ミラーハウジング12内に突入される支軸26で回動可能に支持され、前記ミラーハウジング12の前記ハウジング本体18が電動格納ユニット27に取付けられる。すなわち前記ハウジング本体18は、前記前部サイドドアに取付けられるミラーベース13に立設される前記支軸26に、前記電動格納ユニット27を介して支持されており、前記ミラーハウジング12は、前記電動格納ユニット27の作動によって、前記前部サイドドアから側方に突出する起立位置と、前記前部サイドドア側に格納される格納位置との間で回動する。
前記支軸26は、亜鉛合金等の軽合金によって形成される軸部材28と、その軸部材28の下端部に締結される合成樹脂製の取付け部材29とから成り、前記取付け部材29が、前記ミラーベース13における第1ベースカバー15の前記支持腕部15aに固定される。
前記軸部材28は、上下に延びる円筒状の軸部28aと、該軸部28aの下部から側方に張り出す鍔部28bと、前記軸部28aの周方向に等間隔をあけた3箇所で前記軸部28aの下端部および前記鍔部28bに連なるようにして下方に突出する円筒状の取付けボス部28cとを一体に有する。
前記取付け部材29は、前記軸部材28の前記鍔部28bに下方から対向しつつ前記取付けボス部28cにねじ部材30で締結されるとともに前記ミラーハウジング12の下部から前記第1ベースカバー15の前記支持腕部15a側に臨むように形成される。この取付け部材29に、前記軸部28aに同軸に連なる中心孔31が設けられるとともに、3個の前記取付けボス部28c相互間に配置されるようにして前記支持腕部15a側に突出する3個のボス部29aが一体に突設され、それらのボス部29aが前記支持腕部15aにねじ部材32で締結される。
図5および図6を併せて参照して、前記電動格納ユニット27は、前記支軸26に回動可能に支持されるギヤケース34と、そのギヤケース34に取付けられるモータケース35と、このモータケース35を上方から覆うモータカバー36とで構成される。
前記ギヤケース34には、前記ミラーハウジング12のハウジング本体18が締結され、そのギヤケース34との間にギヤ室37を形成するモータケース35が前記ギヤケース34に上方から結合され、前記モータカバー36は、前記モータケース35との間にモータ室38を形成して前記ギヤケース34に結合される。
前記ギヤケース34の下部には、前記支軸26の前記軸部28aを貫通させる支持孔39を有する第1軸受部34aが前記軸部28aで回動可能に支持されるようにして形成され、前記ギヤケース34は前記軸部材28の鍔部28bでスラスト支持される。また前記モータケース35には、前記軸部28aの上端部で回動可能に支持されるようにして前記軸部28aの上端部に嵌合される円筒状の第2軸受部35aが一体に形成され、前記モータカバー36には、前記軸部28aの上端に同軸に連なるようにして上方に延びる円筒部36aが一体に形成される。
前記電動格納ユニット27には、前記ミラーハウジング12を前記格納位置および前記起立位置間で前記支軸26の軸線まわりに回動する動力を発揮する電動モータ40と、その電動モータ40の作動に応じて前記ミラーハウジング12を前記支軸26の軸線まわりに回動するようにして前記電動モータ40および前記支軸26間に設けられる駆動機構41とが収納される。
前記電動モータ40は、前記支軸26の軸線と平行な回転軸線を有するものであり、前記電動格納ユニット27の少なくとも一部(この実施の形態では一部)を構成する前記モータケース35および前記モータカバー36間の前記モータ室38に収容され、前記電動モータ40のモータハウジング42は、前記モータカバー36との間に弾性材料から成るクッション43を介在させて前記モータケース35および前記モータカバー36間に挟持される。
前記駆動機構41は、前記ギヤ室37に収容されるものであり、前記電動モータ40のモータ軸44に同軸にかつ相対回転不能に設けられるウォームギヤ45と、該ウォームギヤ45からの回転動力を伝達するギヤ列(図示せず)と、そのギヤ列から動力が伝達されるクラッチギヤ46とを有しており、前記クラッチギヤ46は、第1軸受部34aに当接しつつ前記支軸26の前記軸部28aに回転可能に装着される。
前記クラッチギヤ46を前記第1軸受部34aとの間に挟むクラッチプレート47が、前記軸部28aに回転不能かつ軸方向移動可能に装着されており、このクラッチプレート47と、第2軸受部35aに近接した位置で前記モータケース35に設けられた受け部35bで受けられるようにしたリテーナ48との間に、コイル状のクラッチばね49が縮設される。
前記ミラーハウジング12に所定値以上の外力が作用していない状態では、前記クラッチギヤ46は、前記第1軸受部34aおよび前記クラッチプレート47間に挟まれることで前記軸部28aの軸線まわりに回転することが阻止されており、この状態で電動モータ40が作動すると、電動格納ユニット27すなわちミラーハウジング12は、前記軸部28aの軸線まわりに、前部サイドドア側に格納される格納位置と、前部サイドドアから側方に突出する起立位置との間で回動する。
一方、前記ミラーハウジング12に所定値以上の外力が作用すると、前記クラッチギヤ46は、第1軸受部34aおよび前記クラッチプレート47間で滑りつつ前記軸部28aの軸線まわりに、後方傾倒位置および前方傾倒位置間で回動することが可能となり、ミラーハウジング12を手動で回動操作したり、他の障害物との衝接によってミラーハウジング12を回動させたりすることができる。なおこの実施の形態では、前記後方傾倒位置は前記格納位置と同じ位置であり、前記前方傾倒位置は前記起立位置よりもさらに前方に回動した位置に設定される。
図7を併せて参照して、前記クッション43は、前記モータカバー36および前記モータハウジング42間に介在するクッション主部43aと、前記モータカバー36に設けられる貫通孔50を貫通して外部に突出する貫通軸部43bとを一体に有するようにして弾性材料により形成され、前記貫通軸部43bは、前記貫通孔50への前記モータカバー36内側からの挿通を可能として前記クッション主部43aに突設されている。
前記モータハウジング42の一端部からは前記モータ軸44の一端部が突出されており、このモータハウジング42の前記一端部が前記モータケース35に当接される。一方、前記モータハウジング42の他端部中央部には、前記モータ軸44の他端部を回転自在に支持するための有底の段付き円筒状である軸受ハウジング42aが一体に突出されており、前記クッション43のクッション主部43aは前記軸受ハウジング42aおよび前記モータカバー36間に挟まれる。また前記モータカバー36の内面には、前記軸受ハウジング42aを収容する凹部51が形成され、前記貫通孔50は前記凹部51に同軸に連なるようにして前記モータカバー36に設けられる。
前記貫通軸部43bには、前記クッション主部43aが前記モータカバー36の内面に弾発的に当接した状態で前記モータカバー36の外面に弾発的に当接する環状の第1止水部52が一体に設けられ、その第1止水部52は、前記モータカバー36の外面への当接時に当該外面から離反するにつれて小径となるテーパ面52aを外周に有しつつ前記モータカバー36の内側からの前記貫通孔50への挿通を可能として形成される。
また前記貫通軸部43bには、前記貫通孔50の内面に弾発的に外面を当接させるようにして環状に突出する第2止水部53が一体に設けられる。
また前記モータカバー36の内面には、前記貫通軸部43bの周囲で前記クッション主部43aに弾発的に当接する環状の第3止水部54が一体に突設される。
さらに前記貫通孔50の内端周縁部にはテーパ状の被当接面55が形成され、円形である前記クッション主部43aには、前記被当接面55に弾発的に当接するテーパ状の当接面56が形成される。
前記クッション43を前記モータカバー36に組み付けるにあたっては、図8(a)で示すように、前記貫通軸部43bが貫通孔50に挿通されるようにして前記モータカバー36の内側から前記クッション43の前記クッション主部43aに押圧治具57によって上から押圧力を加え、図8(b)で示すように、前記貫通軸部43bの一部が前記モータカバー36の外部に突出した状態で前記貫通軸部43bの前記モータカバー36からの突出部を引き抜き治具58で挟んで下方に引っ張ることによって、図8(c)で示すように、クッション主部43aがモータカバー36の内面に当接してクッション43のモータカバー36への組み付けが完了する。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、モータカバー36およびモータハウジング42間に介在するクッション43が、モータカバー36およびモータハウジング42間に介在するクッション主部43aと、モータカバー36に設けられる貫通孔50を貫通して外部に突出する貫通軸部43bとを一体に有し、貫通軸部43bは、貫通孔50へのモータカバー36内側からの挿通を可能としてクッション主部43aに突設されるので、モータカバー36を組み付けて電動格納ユニット27の組み付け完了後にクッション43がモータハウジング42およびモータカバー36間に確実に介装されているか否かを外部から容易に確認することができ、しかも貫通軸部43bを貫通孔50に貫通させたままでモータカバー36を組み付けることで、組み付け時にクッション43が落下したり、ずれたりすることを防止することができ、組付け性を高めることができる。
また前記貫通軸部43bに、前記クッション主部43aが前記モータカバー36の内面に弾発的に当接した状態で前記モータカバー36の外面に弾発的に当接する環状の第1止水部52が一体に設けられるので、モータカバー36内への水の浸入を防止することができるとともに、貫通軸部43bを貫通孔50に貫通させたままでモータカバー36を組み付ける際にモータカバー36から貫通軸43bすなわちクッション43が脱落するのを防止することができる。しかも第1止水部52が、前記モータカバー36の外面への当接時に当該外面から離反するにつれて小径となるテーパ面52aを外周に有しつつ前記モータカバー36の内側からの前記貫通孔50への挿通を可能として形成されるので、貫通軸部43bの貫通孔50への挿通時に第1止水部52を撓ませて挿通することが比較的容易となる。
また前記貫通軸部43bに、前記貫通孔50の内面に弾発的に外面を当接させるようにして環状に突出する第2止水部53が一体に設けられるので、モータカバー36内への水の浸入をより確実に防止することができ、貫通軸部43bの周囲でクッション主部43aに弾発的に当接する環状の第3止水部54がモータカバー36の内面に一体に突設されるので、モータカバー36内への水の浸入を一層効果的に防止することができる。
さらに前記貫通孔50の内端周縁部にテーパ状の被当接面55が形成され、円形である前記クッション主部43aには、前記被当接面55に弾発的に当接するテーパ状の当接面56が形成されるので、モータカバー36に対するクッション43の相対位置を正確に定めることができ、クッション43による電動モータ40のがたつき防止および作動音防止効果を最大限発揮することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
11・・・ミラー
12・・・ミラーハウジング
13・・・ミラーベース
26・・・支軸
27・・・電動格納ユニット
35・・・モータケース
36・・・モータカバー
40・・・電動モータ
42・・・モータハウジング
43・・・クッション
43a・・・クッション主部
43b・・・貫通軸部
50・・・貫通孔
52・・・第1止水部
52a・・・テーパ面
53・・・第2止水部
54・・・第3止水部
55・・・被当接面
56・・・当接面

Claims (5)

  1. ミラー(11)が装着されるミラーハウジング(12)に、前部サイドドアに取付けられるミラーベース(13)に立設される支軸(26)が突入され、その支軸(26)で回動自在に支持されるとともに前記ミラーハウジング(12)内に収容されつつ該ミラーハウジング(12)に結合される電動格納ユニット(27)の少なくとも一部が、モータケース(35)と、そのモータケース(35)を上方から覆うモータカバー(36)とで構成され、前記ミラーハウジング(12)を格納位置および起立位置間で前記支軸(26)の軸線まわりに回動する動力を発揮するようにして前記モータケース(35)および前記モータカバー(36)間に収容される電動モータ(40)のモータハウジング(42)が、前記モータカバー(36)との間に弾性材料から成るクッション(43)を介在させて前記モータケース(35)および前記モータカバー(36)間に挟持される車両用ドアミラー装置において、
    前記クッション(43)が、前記モータカバー(36)および前記モータハウジング(42)間に介在するクッション主部(43a)と、前記モータカバー(36)に設けられる貫通孔(50)を貫通して外部に突出する貫通軸部(43b)とを一体に有し、
    前記貫通軸部(43b)は、前記貫通孔(50)への前記モータカバー(36)内側からの挿通を可能として前記クッション主部(43a)に突設されることを特徴とする車両用ドアミラー装置。
  2. 前記貫通軸部(43b)に、前記クッション主部(43a)が前記モータカバー(36)の内面に弾発的に当接した状態で前記モータハウジング(42)の外面に弾発的に当接する環状の第1止水部(52)が一体に設けられ、その第1止水部(52)が、前記モータカバー(36)の外面への当接時に当該外面から離反するにつれて小径となるテーパ面(52a)を外周に有しつつ前記モータカバー(36)の内側からの前記貫通孔(50)への挿通を可能として形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアミラー装置。
  3. 前記貫通軸部(43b)に、前記貫通孔(50)の内面に弾発的に外面を当接させるようにして環状に突出する第2止水部(53)が一体に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ドアミラー装置。
  4. 前記モータカバー(36)の内面に、前記貫通軸部(43b)の周囲で前記クッション主部(43a)に弾発的に当接する環状の第3止水部(54)が一体に突設されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ドアミラー装置。
  5. 前記貫通孔(50)の内端周縁部にテーパ状の被当接面(55)が形成され、円形である前記クッション主部(43a)に、前記被当接面(55)に弾発的に当接するテーパ状の当接面(56)が形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用ドアミラー装置。
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