JP6602370B2 - 均一なプラズマ処理のためのノズル - Google Patents

均一なプラズマ処理のためのノズル Download PDF

Info

Publication number
JP6602370B2
JP6602370B2 JP2017507997A JP2017507997A JP6602370B2 JP 6602370 B2 JP6602370 B2 JP 6602370B2 JP 2017507997 A JP2017507997 A JP 2017507997A JP 2017507997 A JP2017507997 A JP 2017507997A JP 6602370 B2 JP6602370 B2 JP 6602370B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outlet
nozzle
gas
inlet
outlets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017507997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017527116A (ja
Inventor
ロヒト ミシュラ,
シヴァ スリ チャンドラ ラオ ベーセッティ,
エン シェン ペー,
シリスカンタラジャ ティルナヴカラス,
ショージュ ヴァイヤプロン,
チョン スン,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Applied Materials Inc
Original Assignee
Applied Materials Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Applied Materials Inc filed Critical Applied Materials Inc
Publication of JP2017527116A publication Critical patent/JP2017527116A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6602370B2 publication Critical patent/JP6602370B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/50Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating using electric discharges
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/455Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating characterised by the method used for introducing gases into reaction chamber or for modifying gas flows in reaction chamber
    • C23C16/45563Gas nozzles
    • C23C16/45565Shower nozzles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/3244Gas supply means

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)

Description

[0001]本出願は、2014年8月5日に出願の「NOZZLE FOR UNIFORM PLASMA PROCESSING」と題する先行米国非仮特許出願第14/461,318号の優先権を主張し、その出願全体は、ここで参照することによって本願の一部をなしている。
[0002]本発明の実施形態は、電子装置の製造分野に関し、より具体的には、均一なプラズマ処理のためのノズルの製造に関する。
[0003]現在、多くの電子システム、例えば高電圧集積回路(IC)、微小電気機械システム(MEMS)、光電子工学、及び他の電子システムでは、高アスペクト比のビア及びトレンチが必要とされる。一般に、例えばビア、トレンチ、ピラー(pillar)等の電子部品の製造には、半導体基板のエッチングが伴う。通常、高アスペクト比のSi貫通電極(TSV)及びトレンチは、プラズマエッチングと堆積モードとを交互に繰り返すボッシュ法を使用して製造される。通常、ボッシュ法では、プラズマ堆積及びエッチングモードを交互に繰り返し使用して、垂直方向にビアをエッチングしながら、ポリマー側面のパッシベーション層を形成する。
[0004]現在、堆積されるポリマーのパッシベーション層は、好ましくない非均一形状を有する。ビアの製造は現在、既存の標準ノズルに限定されている。
[0005]一般に、ウエハ全体での非均一なプラズマエッチング及び堆積は、電子部品(例:ピラー、ビア、及びトレンチ)の形状の変化につながる。つまり、プラズマ堆積及びエッチング工程のいずれかのいかなる非均一性も、ビア深さの均一性だけでなく、ウエハ全体の形状均一性にも大きな影響を与えうるということである。更に、ウエハ全体での非均一なプラズマエッチング及び堆積により、電子装置の欠陥(例:縞、湾曲及び先細り)が生じうる。このため、ウエハ全体でのプラズマエッチング及び堆積の非均一性は、歩留まりに影響を与え、電子装置の製造コストを上げることになる。
[0006]均一なプラズマ処理のためのノズルを提供する方法及び装置が記載されている。一実施形態では、均一なプラズマ処理のためのノズルは、入口部及び出口部を備える。入口部は、垂直軸に対してほぼ平行に延びている側面を有する。入口部は、複数のガスチャネルを備える。出口部は、入口部に連結されている。出口部は、複数の出口を備える。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。
[0007]一実施形態では、均一なプラズマ処理のためのノズルは、入口部と出口部とを備える。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を有する。入口部は、複数のガスチャネルを備える。出口部は、入口部に連結されている。出口部は、複数の出口を備える。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。少なくとも1つのガスチャネルは、垂直軸に対してある角度をなして延びている。
[0008]一実施形態では、均一なプラズマ処理のためのノズルは、入口部と出口部とを備える。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を有する。入口部は、複数のガスチャネルを備える。出口部は、入口部に連結されている。出口部は、複数の出口を備える。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。入口部と出口部との間に空洞がある。
[0009]一実施形態では、均一なプラズマ処理のためのノズルは、入口部と出口部とを備える。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を有する。入口部は、複数のガスチャネルを備える。出口部は、入口部に連結されている。出口部は、複数の出口を備える。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。出口部は、凸形状を有する。
[0010]一実施形態では、均一なプラズマ処理のためのノズルは、入口部と出口部とを備える。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を有する。入口部は、複数のガスチャネルを備える。出口部は、入口部に連結されている。出口部は、複数の出口を備える。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。出口部は、凹形状を有する。
[0011]一実施形態では、均一なプラズマ処理のためのノズルは、入口部と出口部とを備える。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を有する。入口部は、複数のガスチャネルを備える。出口部は、入口部に連結されている。出口部は、複数の出口を備える。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。出口部は、少なくとも1つの段を備える。
[0012]一実施形態では、均一なプラズマ処理のためのノズルは、入口部と出口部とを備える。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を有する。入口部は、複数のガスチャネルを備える。出口部は、入口部に連結されている。出口部は、複数の出口を備える。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。出口部は、垂直軸に対してある角度をなして延びる側面を備える。
[0013]一実施形態では、均一なプラズマ処理のためのノズルは、入口部と出口部とを備える。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を有する。入口部は、複数のガスチャネルを備える。出口部は、入口部に連結されている。出口部は、複数の出口を備える。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。出口の数は、ガスチャネルの数を上回る。
[0014]一実施形態では、プラズマ処理システムは、処理チャンバと、プラズマ源、及びガスを受け入れて、処理チャンバにおいてプラズマを生成するためにプラズマ源に連結されたノズルとを備える。処理チャンバは、基板を含むワークピースを保持するペデスタルを備える。ノズルは、入口部と、入口部に連結された出口部とを備える。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を備える。入口部は、複数のガスチャネルを備える。出口部は、複数の出口を備える。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。
[0015]一実施形態では、プラズマ処理システムは、処理チャンバと、プラズマ源、及びガスを受け入れて、処理チャンバにおいてプラズマを生成するためにプラズマ源に連結されたノズルとを備える。処理チャンバは、基板を含むワークピースを保持するペデスタルを備える。ノズルは、入口部と、入口部に連結された出口部とを備える。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を備える。入口部は、複数のガスチャネルを備える。出口部は、複数の出口を備える。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。少なくとも1つのガスチャネルは、垂直軸に対してある角度をなして延びている。
[0016]一実施形態では、プラズマ処理システムは、処理チャンバと、プラズマ源、及びガスを受け入れて、処理チャンバにおいてプラズマを生成するためにプラズマ源に連結されたノズルとを備える。処理チャンバは、基板を含むワークピースを保持するペデスタルを備える。ノズルは、入口部と、入口部に連結された出口部とを備える。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を備える。入口部は、複数のガスチャネルを備える。出口部は、複数の出口を備える。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。入口部と出口部との間に空洞がある。
[0017]一実施形態では、プラズマ処理システムは、処理チャンバと、プラズマ源、及びガスを受け入れて、処理チャンバにおいてプラズマを生成するためにプラズマ源に連結されたノズルとを備える。処理チャンバは、基板を含むワークピースを保持するペデスタルを備える。ノズルは、入口部と、入口部に連結された出口部とを備える。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を備える。入口部は、複数のガスチャネルを備える。出口部は、複数の出口を備える。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。出口部は、凸形状を有する。
[0018]一実施形態では、プラズマ処理システムは、処理チャンバと、プラズマ源と、ガスを受け入れて、処理チャンバにおいてプラズマを生成するためにプラズマ源に連結されたノズルとを備える。処理チャンバは、基板を含むワークピースを保持するペデスタルを備える。ノズルは、入口部と、入口部に連結された出口部とを備える。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を含む。入口部は、複数のガスチャネルを含む。出口部は、複数の出口を含む。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。出口部は、凹形状を有する。
[0019]一実施形態では、プラズマ処理システムは、処理チャンバと、プラズマ源と、ガスを受け入れて、処理チャンバにおいてプラズマを生成するためにプラズマ源に連結されたノズルとを備える。処理チャンバは、基板を含むワークピースを保持するペデスタルを備える。ノズルは、入口部と、入口部に連結された出口部とを備える。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を含む。入口部は、複数のガスチャネルを含む。出口部は、複数の出口を含む。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。出口部は、少なくとも1つの段を含む。
[0020]一実施形態では、プラズマ処理システムは、処理チャンバと、プラズマ源と、ガスを受け入れて、処理チャンバにおいてプラズマを生成するためにプラズマ源に連結されたノズルとを備える。処理チャンバは、基板を含むワークピースを保持するペデスタルを備える。ノズルは、入口部と、入口部に連結された出口部とを備える。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を含む。入口部は、複数のガスチャネルを含む。出口部は、複数の出口を含む。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。出口部は、垂直軸に対してある角度をなして延びる側面を含む。
[0021]一実施形態では、プラズマ処理システムは、処理チャンバと、プラズマ源と、ガスを受け入れて、処理チャンバにおいてプラズマを生成するためにプラズマ源に連結されたノズルとを備える。処理チャンバは、基板を含むワークピースを保持するペデスタルを備える。ノズルは、入口部と、入口部に連結された出口部とを備える。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を含む。入口部は、複数のガスチャネルを含む。出口部は、複数の出口を含む。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。出口の数は、ガスチャネルの数を上回る。
[0022]一実施形態では、複数のガスチャネルを備えるノズルの入口部が形成される。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を有する。入口部に連結された出口部が形成される。出口部は、複数の出口を含む。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。
[0023]一実施形態では、複数のガスチャネルを備えるノズルの入口部が形成される。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を有する。入口部に連結された出口部が形成される。出口部は、複数の出口を含む。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。少なくとも1つのガスチャネルは、垂直軸に対してある角度をなしている。
[0024]一実施形態では、複数のガスチャネルを備えるノズルの入口部が形成される。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を有する。入口部に連結された出口部が形成される。出口部は、複数の出口を含む。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。入口部と出口部との間に空洞が形成される。
[0025]一実施形態では、複数のガスチャネルを備えるノズルの入口部が形成される。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を有する。入口部に連結された出口部が形成される。出口部は、複数の出口を含む。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。出口部は、凸形状を有する。
[0026]一実施形態では、複数のガスチャネルを備えるノズルの入口部が形成される。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を有する。入口部に連結された出口部が形成される。出口部は、複数の出口を含む。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。出口部は、凹形状を有する。
[0027]一実施形態では、複数のガスチャネルを備えるノズルの入口部が形成される。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を有する。入口部に連結された出口部が形成される。出口部は、複数の出口を含む。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。出口の数は、ガスチャネルの数を上回る。
[0028]一実施形態では、複数のガスチャネルを備えるノズルの入口部が形成される。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を有する。入口部に連結された出口部が形成される。出口部は、複数の出口を含む。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。出口部は、少なくとも1つの段を含む。
[0029]本発明の他の特徴は、以下の添付図面及び詳細説明から明らかとなるだろう。
[0030]同じ要素が同じ参照番号で示される下記の添付図面において、本書に記載される実施形態は単なる例に過ぎず、限定するものではない。
本発明の一実施形態に係る均一なプラズマ処理のためのノズルを示す図である。 本発明の一実施形態に係る均一なプラズマ処理のためのノズルを示す図である。 本発明の一実施形態に係る均一なプラズマ処理のためのノズルを示す図である。 本発明の一実施形態に係る均一なプラズマ処理のためのノズルを示す図である。 本発明の一実施形態に係る均一なプラズマ処理のためのノズルを示す図である。 プラズマ処理の均一性を高めるプラズマシステムの一実施形態を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマ処理チャンバの三次元図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマチャンバに配置されたウエハの上のノズルを通って流れるガスの速度分布を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電子デバイス構造を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る開口部904へのパッシベーション層908の堆積を示す、図9Aと同様の図910である。 本発明の一実施形態に係る開口部904の底部のパッシベーション層を通る素子層の一部のエッチングを示す、図9Bと同様の図920である。 本発明の一実施形態に従って、図9B及び図9Cに示すエッチング及び堆積工程を多数回繰り返した後の図930である。 本発明の一実施形態に係る様々なノズルの設計に対するガス速度を示すグラフである。
[0044]下記の説明において、本発明の一又は複数の実施形態を詳細に理解することができるようにするために、特定材料、化学的性質、要素の寸法等の多数の詳細情報が記載されている。しかしながら当業者には、本発明の一又は複数の実施形態がこれらの具体的な詳細がなくとも実践可能であることが、明らかになろう。他の例では、本記載内容が無用に曖昧にならないように、半導体の製造プロセス、技法、材料、機器等をあまり詳しく説明していない。本書に含まれた記載内容を用いることで、当業者が必要以上の実験を行うことなく、適切な機能性を実行することが可能になるだろう。
[0045]本発明の特定の例示の実施形態を記載し、添付の図面に示したが、上記実施形態は単なる例示に過ぎず、本発明を限定するものではなく、当業者が他の変形例を発想することが可能であるため、本発明が、図示し記載した特定の構造物及び配置に限定されないことを理解すべきである。
[0046]本明細書全体を通じて、「ある実施形態」又は「別の実施形態」、又は「一実施形態」 への言及は、実施形態との関連で述べられる特定の特徴、構造、又は特質が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。従って、「ある実施形態で」又は「一実施形態で」とのフレーズが本明細書の様々な箇所で現れたとしても、必ずしも同じ実施形態をさすものではない。更に、特定の特徴、構造、又は特質は、一つ又は複数の実施形態において、任意の適当な方法で組み合わされ得る。
[0047]更に、本発明の態様が、1つの開示の実施形態の全ての特徴を有するわけではない。従って、発明を実施するための形態の後の特許請求の範囲は、これにより明示的にこの発明を実施するための形態に組み込まれ、各請求項は、本発明の単独の実施形態として自立するものである。本発明は幾つかの実施形態の観点から記載されているが、当業者には、本発明が記載された実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲の要旨及び範囲内で、修正及び変更を伴って実施され得ることが認識されよう。従って、本記載内容は例であって、限定的なものではないと見なされるべきである。
[0048]プラズマ処理のための、ウエハに対してほぼ平行に均一性を高めるシャワーノズルを提供する方法及び装置が記載される。既存のガスノズルが有する水平及び垂直ガスチャネルは数が限定されており、ウエハ全体において均一なガス流速度分布を提供するものではない。
[0049]一実施形態では、プラズマ処理のための、ウエハに対してほぼ平行に均一性を高めるシャワーノズルは、入口部と出口部とを備える。入口部は、垂直軸にほぼ平行する側面を有する。入口部は、複数のガスチャネルを含む。出口部は、入口部に連結される。出口部は、複数の出口を含む。少なくとも1つの出口は、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。一実施形態では、ノズルは、以下に更に詳しく記載するように、既存のノズル設計のガスのシャワーよりはるかに均一なガスのシャワーをウエハに分配し、ウエハに対してほぼ平行にプラズマ処理の均一性を有利に高める。
[0050]一実施形態では、ノズルにより、以下に更に詳しく記載するように、ノズルにおける局所的なプラズマ点火が有利に防止される。本書に記載されるノズルの実施形態は以下に更に詳しく記載するように、簡単に組み立てられ、既存のプラズマチャンバリッド上に設置され、製造コストを有利に下げることができる。一実施形態では、以下に更に詳しく記載するように、ノズルにより、ウエハ中心での速度が既存のノズル設計の速度よりも速いガス流が得られる。一実施形態では、以下に更に詳しく記載するように、ノズルは、ウエハ中心での速度が既存のノズル設計の速度よりも速いガス流を有利に放出する。
[0051]一般に、プラズマ処理用ノズルは、プラズマ処理チャンバにおいてガス流の特性(例:率、速度、方向、質量、形状、圧力、又はこれら任意の組み合わせ)を制御するように設計されたデバイスである。一実施形態では、プラズマの堆積及びエッチングの均一性は、チャンバ内のガス分布によって変化する。一実施形態では、エッチング均一性は、チャンバ内のガス分布よりも誘導結合プラズマ(ICP)電力分布により依存する一方で、ポリマー堆積の均一性は、ICP電力分布よりもガス分布からより大きく影響される。一実施形態では、既存のノズルの欠点を特定し、プラズマ処理チャンバ内のウエハ上のガス流分布を均一にするノズルを開発するために、計算流体力学(CFD)に基づくモデリングが使用される。
[0052]一実施形態では、以下の図1〜5に関して記載する入口部と出口部とを備えるノズルは、ノズルの出口部によりウエハ上に均一なガスのシャワーが分配されるという利点を提供する。一実施形態では、図1〜5に関して記載するノズルのガスチャネル設計により、ノズルにおける局所的なプラズマ点火が有利に防止される。一実施形態では、以下の図3〜5に関して記載する2点ノズルは、ウエハにシャワー状の滑らかな流れを放出するために、入口部と出口部との間の空洞内にガスが蓄積することを可能にするという利点を提供する。
[0053]図1は、本発明の一実施形態に係る均一なプラズマ処理のためのノズルを示す図である。図100は、ノズル上面の三次元図である。図110は、ノズル底面の三次元図である。図120は、A−A´軸にほぼ平行するノズルの断面図である。図1に示すように、ノズルは入口部101と出口部106とを備える。出口部106と入口部101とにより、空洞のない1つの連続的な部品が形成される。入口部101は、垂直Y軸112にほぼ平行する側面104を含む。一実施形態では、入口部101は円筒形状を有する。一実施形態では、出口部106は円筒形状を有する。入口部は、水平X軸111にほぼ平行する上面105を有する。一実施形態では、上面105は、処理チャンバの既存のリッド設計との整合性を提供するように構成される。入口部は、上面105から下の出口部106まで貫通するガスチャネル102及び103等の複数のガスチャネルを含む。上面105を貫通するガスチャネルは、図100において複数の入口孔として示されている。図120に示すように、例えばガスチャネル102等の少なくとも1つのガスチャネルが、垂直Y軸に対してある角度123をなして延びている。図120に示すように、例えばガスチャネル103等の少なくとも1つのガスチャネルが、垂直Y軸にほぼ平行して延びている。
[0054]出口部106は、入口部101の下にある。出口部106は、出口部106の底部を貫通するガス出口107、ガス出口108、及びガス出口126等の複数のガス出口とを含む。外側部分506の底部を貫通するガス出口は、図110の複数の出口孔によって示される。図110及び120に示すように、ガス出口107は、出口部底部の中心周囲に位置決めされたガス出口の1つである。ガス出口108及び126は、側面124を貫通する。図120及び110に示すように、側面124は、垂直Y軸に対してある角度125をなして延びている。一実施形態では、少なくとも1つのガス出口が出口部において、垂直Y軸及び水平X軸に対して直角(90度)以外の角度をなして延びている。一実施形態では、少なくとも1つのガス出口が出口部において、垂直Yにほぼ平行して延びている。図1の図120に示すように、ガス出口108は、下方向114に延びる垂直Y軸に対して鋭角121(90度の角度よりも小さい角度)をなし、上方向112に延びる垂直Y軸に対して鈍角127(90度よりも大きい角度)をなしている。ガス出口108は、右方向111に延びる水平X軸に対して鋭角122をなし、左方向115に延びる水平X軸に対して鈍角128をなしている。図120に示すように、ガス出口126は、垂直Y軸及び水平X軸に対して90度以外の角度をなしている。
[0055]一実施形態では、上面105を貫通するガスチャネルに関連付けられる入口孔の数は、出口部106の外面を貫通する出口に関連付けられる孔の数と同じである。より具体的な実施形態では、入口孔の数は約16個であり、出口孔の数は約16個である。一実施形態では、出口部106の出口孔の数は、入口部101の入口孔の数を上回る。
[0056]一実施形態では、入口孔の直径は、出口孔の直径よりも大きい。一実施形態では、入口孔の直径は約0.08インチから約0.14インチである。より具体的な実施形態では、入口孔の直径は約0.12インチである。
一実施形態では、出口孔の直径は約0.03インチから約0.07インチである。より具体的な実施形態では、出口孔の直径は約0.05インチである。
[0057]図2は、本発明の一実施形態に係る均一なプラズマ処理のためのノズルを示す図である。図200は、ノズルの上面図である。図210は、ノズルの底面図である。図230は、ノズルの三次元図である。図220は、A−A´軸にほぼ平行するノズルの断面図である。
[0058]図2に示すように、ノズルは、入口部201と出口部206とを備える。出口部206と入口部201とにより、空洞のない1つの連続的な部品が形成される。入口部201は、水平X軸211にほぼ平行する上面205と、上面205を貫通するガスチャネル202及び203等の複数のガスチャネルとを含む。一実施形態では、入口部201は円筒形状を有する。入口部201は、処理チャンバ(図示せず)の既存のリッド設計との整合性を提供する、もしくはそうでなければ処理チャンバのリッドに連結されるウインドウポケット234を上面205に有する。
[0059]上面205を貫通するガスチャネル202及び203等のガスチャネルは、図200及び230において複数の入口孔によって示されている。少なくとも1つのガスチャネルは、垂直Y軸212にほぼ平行する側面204に対してある角度をなしている。図220に示すように、ガスチャネル202は、垂直Y軸212に対してある角度223をなして延びている。図2に示すように、ガスチャネル202は、垂直Y軸212に対して鋭角235をなしている。一実施形態では、入口部201の少なくとも1つのガスチャネルは垂直Y軸に平行している。出口部206は、入口部201の下にある。出口部206は、様々な角度で出口部206の底面を貫通するガス出口207とガス出口208等の複数のガス出口を含む。出口部206の底面を貫通するガス出口207とガス出口208等のガス出口は、図210において複数の出口孔によって示される。
[0060]図2に示すように、ノズルの出口部は、例えば第1の段224、段228、段229、及び最後の段227等の同心の段を出口部206の底部の中心に含む。ガス出口は、出口に関連付けられる孔が各段に位置づけされるように、出口部206の壁を通して延びている。図210に示すように、出口207の孔は段228にあり、出口208の孔は段229にある。一実施形態では、入口部201のガスチャネルは、出口部206の複数のガス出口に連結される。図220に示すように、ガスチャネル203はガス出口241と242に接続される。
[0061]一実施形態では、少なくとも1つのガス出口が、垂直Y軸及び水平X軸に対して90度以外の角度をなして出口部に延びている。一実施形態では、少なくとも1つのガス出口が出口部において、垂直Y軸に対してほぼ平行に延びている。図220に示すように、ガス出口208は、下方向214に延びる垂直Y軸に対して鋭角221をなし、上方向212に延びる垂直Y軸に対して鈍角231をなしている。ガス出口208は、右方向211に延びる水平X軸に対して鋭角232をなし、左方向215に延びる水平X軸に対して鈍角233をなしている。
[0062]図220に示すように、第1の段224は、垂直Y軸に対して鋭角225をなし、最後の段227は、垂直Y軸に対してある角度226をなしている。一実施形態では、第1の段224は垂直Y軸に対して約30度の角度をなし、後続の段は12度ずつ徐々に傾いて形成され、最後の段227は、垂直Y軸に対して約90度の角度をなしている。一実施形態では、各段は4つまたは8つの出口孔を含む。図210に示すように、段227は4つの出口孔を有し、各段228及び229は8つの出口孔を有する。
[0063]一実施形態では、上面205を貫通するガスチャネルへの入口孔の数は、出口部206の段のついた底面を貫通する出口に関連付けられる孔の数と同じである。より具体的な実施形態では、入口孔の数は約24であり、出口孔の数は約24である。一実施形態では、出口部206の出口孔の数は、入口部201の入口孔の数を上回る。
[0064]一実施形態では、入口孔の直径は、出口孔の直径よりも大きい。一実施形態では、入口孔の直径は、約0.08 インチから約0.14インチである。より具体的な実施形態では、入口孔の直径は約0.12インチである。
一実施形態では、出口孔の直径は、約0.03インチから約0.07インチである。より具体的な実施形態では、出口孔の直径は約0.05インチである。
[0065]一実施形態では、図1〜2に示すように、ウエハ上へのシャワー状のガス流の均一な分布を促進するノズルは、例えばセラミック等の誘電材料、又は他の誘電材料でできている。一実施形態では、図1〜2に示すノズルは、焼結、研削及び切削プロセス、又はノズル製造業者に既知の他の技法を介して製造される。一実施形態では、図1に関連して記載されるノズルのガスチャネルと出口は、焼結、研削及び切削プロセス、又はノズル製造業者に既知の他の技法を介して形成される。
[0066]図3は、本発明の一実施形態に係る均一なプラズマ処理のためのノズルを示す図である。図300は、ノズルの三次元上面図である。図310は、ノズルの三次元底面図である。図320は、A−A´軸にほぼ平行するノズルの断面図である。
[0067]図3に示すように、ノズルは2つの部分を備える。第1の部分は入口部301を含み、第2の部分は出口部306を含む。図3に示すように、出口部306は凹形状を有するため、入口部301と出口部306との間に空洞324が形成される。出口部306は凹状半径313を有する。一実施形態では、出口部306の凹状半径は約0.5インチから約1.5インチである。より具体的な実施形態では、出口部306の凹状半径は約1インチである。
[0068]入口部301は、水平X軸311にほぼ平行する上面305と、上面305を貫通するガスチャネル302及び303等の複数のガスチャネルとを含む。上面305を貫通するガスチャネル302及び303等のガスチャネルは、図300において複数の入口孔によって示されている。入口部301は、垂直軸にほぼ平行する側面304を有する。一実施形態では、入口部301は円筒形状を有する。入口部301は、処理チャンバ(図示せず)の既存のリッド設計との整合性を提供する、もしくはそうでなければ処理チャンバのリッドに連結されるウインドウポケット341を有する。
[0069]一実施形態では、入口部301の少なくとも1つのガスチャネルは、側面304に対してある角度を有する。一実施形態では、入口部301の少なくとも1つのガスチャネルは、垂直Y軸に平行する側面304に平行する。図3に示すように、ガスチャネル302及び303は、垂直Y軸に平行する。
[0070]出口部306は、入口部301の下にある。出口部306は、図320に示すように、様々な角度で出口部306の凹状底壁を貫通するガス出口307及びガス出口308等の複数のガス出口を含む。出口部306の凹状底壁を貫通するガス出口307及びガス出口308等のガス出口は、図310及び320において複数の出口孔によって示されている。一実施形態では、出口部の凹状底壁を貫通する少なくとも1つのガス出口は、垂直Y軸及び水平X軸に対して90度の角度以外の角度をなしている。一実施形態では、出口部の凹状底壁を貫通する少なくとも1つのガス出口は、垂直Y軸にほぼ平行する。一実施形態では、垂直Y軸にほぼ平行する少なくとも1つのガス出口は、出口部の凹状底壁の中心を貫通する。図320に示すように、ガス出口308は、下方向314に延びる垂直Y軸に対して鋭角321をなしている。ガス出口308は、左方向315に延びる水平X軸に対して鋭角331をなしている。
[0071]一実施形態では、上面305を貫通するガスチャネルに関連付けられる入口孔の数は、凹状出口部306を貫通する出口に関連付けられる孔の数よりも少ない。より具体的な実施形態では、入口孔の数は約24個であり、出口孔の数は約84個である。一実施形態では、入口孔の直径は出口孔の直径よりも大きい。一実施形態では、入口孔の直径は約0.08インチから約0.14インチである。より具体的な実施形態では、入口孔の直径は約0.12インチである。一実施形態では、出口孔の直径は約0.03インチから約0.07インチである。より具体的な実施形態では、出口孔の直径は約0.05インチである。
[0072]図4は、本発明の一実施形態に係る均一なプラズマ処理のためのノズルを示す図である。図400は、ノズルの三次元図である。図410は、ノズルの三次元底面図である。図420は、A−A´軸にほぼ平行するノズルの断面図である。
[0073]図4に示すように、ノズルは2つの部分を備える。第1の部分は入口部401を含み、第2の部分は出口部406を含む。図4に示すように、出口部406は凸形状を有するため、入口部401と出口部406との間に空洞424が形成される。出口部406は凸状半径413を有する。一実施形態では、凸状半径413は約0.8インチから約1.8インチである。より具体的な実施形態では、凸状半径413は約1.24インチから約1.25インチである。
[0074]入口部401は、水平X軸411にほぼ平行する上面405と、上面405を貫通するガスチャネル402と403等の複数のガスチャネルとを含む。上面405を貫通するガスチャネル402及び403等のガスチャネルは、図400において複数の入口孔によって示されている。入口部401は、垂直Y軸412にほぼ平行する側面404を有する。
[0075]一実施形態では、入口部401は円筒形状を有する。入口部401は、処理チャンバ(図示せず)の既存のリッド設計との整合性を提供する、もしくはそうでなければ処理チャンバのリッドに連結されるウインドウポケット434を有する。
[0076]一実施形態では、入口部401の少なくとも1つのガスチャネルは、側面404に対してある角度を有する。一実施形態では、入口部401の少なくとも1つのガスチャネルは、側面404に平行する。図4に示すように、ガスチャネル402及び403は、側面404に平行する。
[0077]出口部406は入口部401の下にある。出口部406は、様々な角度で出口部406の凸状底部を貫通するガス出口407及びガス出口408等の複数のガス出口を含む。出口部406の凸状底部を貫通するガス出口407及びガス出口408等のガス出口は、図410及び420において複数の出口孔によって示されている。支持体フィーチャ431は、入口部401と出口部406との間の空洞424にある。出口部の壁を貫通する少なくとも1つのガス出口は、垂直Y軸及び水平X軸に対して90度の角度以外の角度をなしている。図420に示すように、ガス出口408は、下方向414に延びる垂直Y軸に対して鋭角421をなしている。ガス出口408は、右方向411に延びる水平X軸に対して鋭角432をなしている。
[0078]一実施形態では、上面405を貫通するガスチャネルに関連づけられる入口孔の数は、出口部406の凸状底部を貫通する出口に関連付けられる孔の数よりも少ない。より具体的な実施形態では、入口孔の数は約24個であり、出口孔の数は約110個である。一実施形態では、入口孔の直径は、出口孔の直径よりも大きい。一実施形態では、入口孔の直径は約0.08インチから約0.14インチである。より具体的な実施形態では、入口孔の直径は約0.10インチから約0.12インチである。一実施形態では、出口孔の直径は約0.03インチから約0.07インチである。より具体的な実施形態では、出口孔の直径は約0.05インチである。
[0079]一実施形態における、図4に示す入口部401と出口部406とを備える2点ノズルの設計では、ノズルの出口部により、ウエハ上にガスのシャワーが均一に分配される。2点ノズルの設計により、ウエハに滑らかなシャワー状の流れが放出される前に、入口部と出口部との間の空洞内にガスが蓄積することが可能になるという利点が得られる。
[0080]一実施形態では、図3〜4に示すように、ウエハ上へのシャワー状のガス流の均一な分布を促進するノズルは、例えばセラミック等の誘電材料、又はウエハ上へのシャワー状のガス流の均一な分布を促進する他の誘電材料でできている。
[0081]一実施形態では、図3〜4に示す2点ノズルは、焼結、研削及び切削プロセス、又はノズル製造業者に周知の他の技法を介して製造される。一実施形態では、図3〜4に関連して記載されるガスチャネル及びノズルの出口は、焼結、研削及び切削プロセス、又はノズル製造業者に周知の他の技法を介して形成される。
[0082]図5は、本発明の一実施形態に係る均一なプラズマ処理のためのノズルを示す図である。図500は、ノズルの三次元上面図である。図510は、A−A´軸にほぼ平行するノズルの断面図である。図520は、ノズルの三次元底面図である。図5に示すように、ノズルは2つの部分を備える。内側部分501は、外側部分506内に配置される。内側部分501は入口部を示し、外側部分506は出口部を示す。図5に示すように、外側部分506の底壁は凸形状を有するため、入口部と出口部との間に空洞534が形成される。外側部分506の底壁は、凸状半径513を有する。一実施形態では、凸状半径513は約0.8インチから約1.8インチである。より具体的な実施形態では、凹状半径は約1.24インチから約1.25インチである。
[0083]図510に示すように、内側部分501は、上部518と下部519とを含む。上部518の直径は、下部519の直径よりも大きい。上部518には、外側部分506の内側側壁から突出する支持体フィーチャ517が配置されている。内側部分501は、水平X軸511にほぼ平行する上面505と、上面505を貫通する複数のガスチャネルとを有する。上面505を貫通するガスチャネル502及び503等のガスチャネルは、図500において複数の入口孔によって示されている。内側部分501は、垂直軸512にほぼ平行する側面504を有する。一実施形態では、内側部分501は円筒形状を有する。内側部分501は、処理チャンバ(図示せず)の既存のリッド設計との整合性を提供する、もしくはそうでなければ処理チャンバのリッドに連結されるウインドウポケット531を有する。
[0084]図520に示すように、各ガスチャネル502及び503は、側面504に対してある角度をなしている。一実施形態では、内側部分501の少なくとも1つのガスチャネル(図示せず)は側面504に平行である。外側部分506は、様々な角度で外側部分506の凸状底壁を貫通するガス出口507及びガス出口508等の複数のガス出口を含む。外側部分506の凸状壁を貫通するガス出口507及び508等のガス出口は、図520において複数の出口孔によって示されている。支持体フィーチャ522は、内側部分501の底面と、外側部分506の凸状壁との間の空洞534にある。少なくとも1つのガス出口は、垂直Y軸及び水平X軸に対して90度の角度以外の角度で延びている。図520に示すように、ガス出口507は、上方向511に延びる垂直Y軸に対して鋭角521をなしている。ガス出口507は、右方向511に延びる水平X軸に対して鋭角524をなしている。ガス出口516は、図520に示すように、外側部分の底面中心を貫通している。
[0085]一実施形態では、上面505を貫通するガスチャネルに関連づけられる入口孔の数は、外側部分506の凸状壁を貫通する出口に関連付けられる孔の数よりも少ない。より具体的な実施形態では、ガスチャネルに関連づけられる入口孔の数は約24であり、出口孔の数は約114である。一実施形態では、入口孔の直径は出口孔の直径よりも大きい。一実施形態では、入口孔の直径は約0.08インチから約0.14インチである。より具体的な実施形態では、入口孔の直径は約0.10インチから約0.12インチである。一実施形態では、出口孔の直径は約0.03インチから約0.07インチである。より具体的な実施形態では、出口孔の直径は約0.05インチである。
[0086]一実施形態では、図5に示す内側入口部501、及び外側出口部506を備える2点ノズルの設計において、ノズルの外側出口部により、ウエハ上に均一なガスのシャワーが分配される。2点ノズルの設計は、ウエハに滑らかなシャワー状の流れが放出される前に、入口部と外側出口部との間の空洞内にガスが蓄積することが可能になるという利点を提供する。
[0087]一実施形態では、図5に示す均一なプラズマ処理のためのノズルは、ウエハ上へのシャワー状のガス流の均一な分布を促進するために、例えばセラミック等の誘電材料、又は他の誘電材料でできている。
一実施形態では、図5に示す2点ノズルは、焼結、研削及び切削プロセス、又はノズル製造業者に既知の他の技法を介して製造される。一実施形態では、図5に関連して記載されるガスチャネル及びノズルの出口は、焼結、研削及び切削プロセス、又はノズル製造業者に既知の他の技法を介して形成される。
[0088]図6は、プラズマ処理の均一性を高めるプラズマシステム600の一実施形態を示すブロック図である。図6に示すように、システム600は処理チャンバ101を有する。ワークピース603を保持する可動ペデスタル602が、処理チャンバ601に配置される。ペデスタル602は、静電チャック(「ESC」)、ESCに埋め込まれたDC電極、及び冷却/加熱ベースを備える。一実施形態では、ペデスタル602は移動カソードとして機能する。一実施形態では、ESCはAl材料、Y、又は電子デバイス製造業者に周知の他のセラミック材料を含む。DC電源604は、ペデスタル602のDC電極に接続される。
[0089]図6に示すように、ワークピース603は開口部608を通してロードされ、ペデスタル602に配置される。一実施形態では、ワークピース603は、水平軸111にほぼ平行にペデスタル602に配置される。一実施形態では、ワークピースは、図9に関連して以下に更に詳しく記載するように、基板上にマスク層を備える。ワークピースは半導体ウエハ上にマスクを備えていてよい、あるいは、電子デバイス製造業者に周知の他のワークピースであってよい。少なくとも幾つかの実施形態では、ワークピースは集積回路、受動(例:コンデンサ、誘導子)及び能動(例:トランジスタ、光検知器、レーザー、ダイオード)マイクロ電子デバイスのいずれかを形成する任意の材料を含む。
[0090]ワークピースは、上記能動及び受動マイクロ電子デバイスを、その上に形成された一又は複数の導電層から離す絶縁(例:誘電)材料を含みうる。一実施形態では、ワークピースは、一又は複数の誘電体層、例えば二酸化ケイ素、窒化ケイ素、サファイア、及び他の誘電材料を含む半導体基板の上にマスクを備える。一実施形態では、ワークピースは、一又は複数の層を含むウエハスタックの上にマスクを備える。ワークピースの一又は複数の層は、導電層、半導電層、絶縁層、又はこれらいずれかの組み合わせの層を含みうる。
[0091]システム600は、一又は複数のプロセスガス612がマスフローコントローラ611を通してプラズマ源613まで流入する入口を備える。シャワーノズル614を備えるプラズマ源613は、一又は複数のガス612を受け入れて、ガスからプラズマ615を生成するために、処理チャンバ601に連結される。一実施形態では、シャワーノズル614は、図1〜5に関連して上記に記載したシャワーノズルのうちの1つを示すものである。シャワーノズル614は、ワークピース603の上に位置づけされる。
[0092]一実施形態では、ノズル614は、上述したように、入口部と、入口部に連結された出口部とを備える。入口部は、垂直Y軸612にほぼ平行する側面を有する。ワークピース603の上に均一に分配するために、一又は複数のガスが、ノズル614の入口部の複数のガスチャネルを通ってノズル614の出口部の複数の出口まで供給される。一実施形態では、ノズル614のガス出口のうちの少なくとも1つが、上述したように、垂直軸に対して直角以外の角度をなしている。
[0093]プラズマ源613は、RFソース電源610に連結される。プラズマ源613は処理チャンバ601において高周波電界を使用して、シャワーノズル614を通して一又は複数のプロセスガス612からプラズマ615を生成する。プラズマ 615は、イオン、電子、ラジカル、又はこれらの任意の組み合わせ等のプラズマ粒子を含む。一実施形態では、電源610は、プラズマ115を生成するために、13.56MHzの周波数において約0Wから約7500Wの電力を供給する。プラズマバイアス電力605は、プラズマを活性化するために、RF整合器607を介してペデスタル602(例:カソード)に連結される。
[0094]一実施形態では、プラズマバイアス電力605は、400KHzの周波数において3000W以下のバイアス電力を供給する。一実施形態では、例えば約2MHzから約60MHzの周波数において1000W以下の別のバイアス電力を供給するために、プラズマバイアス電力606も供給されうる。一実施形態では、プラズマバイアス電力606とバイアス電力605は、二周波バイアス電力を供給するために、RF整合器607に接続される。一実施形態では、ペデスタル602に印加される総バイアス電力は、約10Wから約3000Wである。
[0095]図6に示すように、圧力制御システム609は、圧力を処理チャンバ601へ加える。図6に示すように、チャンバ601は、チャンバ内での処理中に生成された揮発性生成物を排出するために、一又は複数の排気口616を介して排気が行われる。一実施形態では、プラズマシステム600は、誘導結合プラズマ(「ICP」)システムである。一実施形態では、プラズマシステム600は、容量結合プラズマ(「CCP」)システムである。
[0096]制御システム617は、チャンバ601に連結されている。制御システム617は、プロセッサ618、プロセッサ618に連結された温度コントローラ619、プロセッサ618に連結されたメモリ620、及びプロセッサ618に連結された入出力デバイス621を備える。一実施形態では、プロセッサ618は、プラズマ粒子を生成して、ワークピース603の上にプラズマ粒子を均一に分配するために、ノズル614を介した一又は複数のガスの供給を制御する機器構成を有する。
[0097]一実施形態では、プロセッサ618は、図9に関連して以下に更に詳しく記載するように、プラズマ粒子を使用してワークピースの基板のエッチングを制御する機器構成を有する。一実施形態では、プロセッサ618は、図9に関連して以下に更に詳しく記載するように、プラズマ粒子を使用して基板に堆積される一又は複数の層の堆積を制御する機器構成を有する。
[0098]一実施形態では、メモリ620は、以下に更に詳しく記載するように、基板への一又は複数の層の堆積を制御するため、また基板のエッチングを制御するために、圧力、ソース電力、バイアス電力、ガス流、又は温度のうちの少なくとも1つを含む一又は複数のパラメータを保存している。制御システム617は、本明細書に記載される方法を実施するように構成され、ソフトウェア、又はハードウェア、又はこの両方の組み合わせのいずれかであってよい。
[0099]プラズマシステム600は、当技術分野で周知の、任意の種類の高性能半導体処理プラズマシステム、例えば非限定的に、エッチャー、クリーナー、加熱炉、又は電子デバイスを製造する他の任意のプラズマシステムであってよい。一実施形態では、システム600は、例えばカリフォルニア州サンタクララに位置するアプライドマテリアルズ社によって製造されたEtch Silvaチャンバシステム等のプラズマシステム、又は他の任意のプラズマシステムのうちの1つを表しうる。
[00100]図7は、本発明の一実施形態に係るプラズマ処理チャンバ700の三次元図である。プラズマ処理チャンバ700は、ワークピースを保持するESCが配置されたチャンバ本体701を備える。リッド703は、チャンバ本体701に配置される。一実施形態では、リッド703は、絶縁材料、例えばセラミック又は他の絶縁材料でできている。加熱パッド704は、リッド703の上にある。上述したシャワーノズル(図示せず)をリッド705に締め付けて、チャンバ本体701のワークピース(図示せず)の上に配置するために、クランプ705が使用される。上述したプラズマ処理の均一性を促進するシャワーノズルは、簡単に組み立てて、チャンバリッド703の供給ハブ及びウインドウポケット上に設置することができる。チャンバ700は、揮発性生成物を排出し、チャンバ内の真空を維持するために、チャンバ本体701に取り付けられた排気口702を備える。
[00101]図8は、本発明の一実施形態に係るプラズマチャンバに配置されたウエハの上のノズルを通るガス流の速度分布を示す図である。マップ801は、ウエハの1ミリメートル(mm)上の距離におけるガス流速度の分布を示している。マップ802は、ウエハの10mm上の距離におけるガス流速度の分布を示している。マップ803は、ウエハの5mm上の距離におけるガス流速度の分布を示している。一実施形態では、CFDモデリング技法を使用して、プラズマ処理チャンバにおけるウエハの上のガス流速度の分布が解析される。一実施形態では、ノズルから供給されたガスは、SF6、C4F8、又はこれらの任意の組み合わせを含む。一実施形態では、SF6ガスの流量は、約400立方センチメートル毎秒(sccm)である。一実施形態では、C4F8ガスの流量は、約400sccmである。
[00102]一実施形態では、プラズマチャンバの圧力は約140mTorrである。一実施形態では、プラズマ源からノズルを通って供給されるガスの温度は摂氏約95度である。一実施形態では、プラズマチャンバに配置されたESCのカソードの温度は摂氏約−10度である。一実施形態では、リッド(例:リッド703)の温度は摂氏約90度である。プラズマチャンバは、上述したいずれかのプラズマチャンバであってよい。ノズルは、上述したいずれかのノズルであってよい。一実施形態では、図5に示すように、ガスはノズルから供給される。
[00103]マップ801、802、及び803に示すように、ウエハの10mm、5mm、及び1mm上の距離におけるガス流の速度は、ほぼ均一に維持される。マップ801に示すように、中心部808、中間部809、及びエッジ部807の上の速度は約1.6m/sに維持されており、これはガス流分布がほぼ均一であることを示す。既存のノズル設計のウエハの上のガス流速度は、図10に示すように少なくとも6倍変化する(曲線1005)。
[00104]一般に、ガスデッドゾーンとは、ガスの循環に含まれないガス容量を指している。一実施形態では、図1〜5に関連して記載されたいずれかのノズルを通して供給されたガス流は、制限なくウエハへ流れ、デッドゾーンを示すことはない。一実施形態では、図1〜5に関連して記載されたいずれかのノズルを通して供給されたガス流は、ガス流の均一性を改善するために、ウエハの約1mm上の距離における再循環ゾーンを含む。
[00105]つまり、図1〜5に関連して記載されたシャワーノズル設計を用いた、ウエハの中心より約1mm上の距離におけるガス分布の均一性は、既存のノズル設計と比べて大幅に改善されるということである。
[00106]図10は、本発明の一実施形態に係る様々なノズル設計のガス速度を示すグラフ表示である。グラフ表示1001には、異なるノズル設計に対する、ウエハの約1mm上の距離における速度の大きさ1004に対する弦長1003の比較が示されている。グラフ表示1002には、グラフ表示1001の一部が示されている。曲線1005は、既存のノズルのガス速度の大きさを示すものである。曲線1006は、図1に示すノズルのガス速度の大きさを示すものである。曲線1007は、図2に示す段のついたノズルのガス速度の大きさを示すものである。曲線1008は、図3に示す凹状ノズルのガス速度の大きさを示すものである。曲線1009は、図4に示す凸状ノズルのガス速度の大きさを示すものである。曲線1011は、図5に示す凸状ノズルのガス速度の大きさを示すものである。図10に示すように、ガス速度の大きさの変化は、既存のノズル設計と比べて大幅に改善されている。図10に示すように、ガス速度の大きさの変化は、既存の設計(曲線1005)の約6から、図5に記載される設計(曲線1011)の約1.5にまで低下している。
[00107]一実施形態では、以下に更に詳しく記載するように、ボッシュ法、裏側ビアリビールエッチ(backside via reveal etch)、又は他の堆積及びエッチング工程においてウエハの上のプラズマ分布を均一にするために、図1〜5に関連して上述したシャワーノズルが使用される。
[00108]図9は、一実施形態に係る電子デバイス構造900を示す側面図である。電子デバイス構造900は基板を備える。一実施形態では、電子デバイス構造900は、図6に示すワークピース603として示される。一実施形態では、基板901は、例えば単結晶シリコン(「Si」)、ゲルマニウム(「Ge」)、シリコンゲルマニウム(「SiGe」)等の半導体材料、例えばガリウムヒ素(「GaAs」)等のIII−V材料ベースの材料、又はこれらの任意の組み合わせを含む。一実施形態では、基板901は、集積回路用の金属被覆配線層を含む。一実施形態では、基板901は、例えばトランジスタ、メモリ、コンデンサ、レジスタ、光電子デバイス、スイッチ、及び例えば層間絶縁膜、トレンチ絶縁層、又は電子デバイス製造業者に周知の他の何らかの絶縁層等の電気絶縁層によって分離された他の任意の能動及び受動電子デバイス等の電子デバイスを含む。少なくとも幾つかの実施形態では、基板901は、金属層を接続するように構成された例えばビア等の配線を含む。一実施形態では、基板901は、バルク下部基板、中間絶縁層、及び上部単結晶層を含む絶縁膜上に半導体が形成された(SOI)基板である。上部単結晶層は、例えばシリコン等の上述したいずれかの材料を含みうる。
[00109]基板901上に素子層902が堆積される。一実施形態では、素子層902は、隣接するデバイスを絶縁して、漏洩を防ぐのに好適な絶縁層を含む。一実施形態では、素子層902は、例えば酸化ケイ素、酸化アルミニウム(「Al2O3」)、酸窒化ケイ素(「SiON」)、窒化ケイ素層、これらの任意の組み合わせ、又は電子デバイスの設計によって決定された他の電気絶縁層等の酸化物層を含む。一実施形態では、素子層902は例えば、二酸化ケイ素等の層間絶縁膜(ILD)を含む。一実施形態では、素子層902は、ポリイミド、エポキシ系、感光性材料、例えばベンゾシクロブテン(BCB)、及びWPRシリーズ材料、又はスピンオングラス(spin−on−glass)を含む。
[00110]一実施形態では、素子層902は導電層を含む。一実施形態では、素子層902は、金属、例えば銅(Cu)、アルミニウム(Al)、インジウム(In)、スズ(Sn)、鉛(Pb)、銀(Ag)、アンチモン(Sb)、ビスマス(Bi)、亜鉛(Zn)、カドミウム(Cd)、金(Au)、ルテニウム(Ru)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、クロム(Cr)、鉄(Fe)、マンガン(Mn)、チタン(Ti)、ハフニウム(Hf)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、バナジウム(V)、モリブデン(Mo)、パラジウム(Pd)、金(Au)、プラチナ(Pt)、ポリシリコン、電子デバイス製造業者に周知の他の導電層、又はこれらのいずれかの組み合わせを含む。一実施形態では、素子層902は、上述した一又は複数の層のスタックである。
[00111]素子層902は、例えば非限定的に、化学気相堆積法(「CVD」)、例えばプラズマ化学気相堆積法(「PECVD」)、物理的気相堆積法(「PVD」)、分子線エピタキシ法(「MBE」)、有機金属化学気相成長法(「MOCVD」)、原子層堆積法(「ALD」)、又は電子デバイス製造業者に周知の他の堆積技法等の堆積技法のうちの1つを使用して堆積されうる。
[00112]一実施形態では、素子層902の厚さは、約2ナノメートル(「nm」)から約5ミクロン(「μm」)である。素子層902上にパターンマスク903が堆積される。一実施形態では、マスク903は、例えば酸化膜マスク、レジストマスク、アモルファス炭素層(ACL)マスク、又は下層の素子層902をエッチングするための他の何らかのマスク等のハードマスクである。一実施形態では、マスク903は、カリフォルニア州サンタクララに位置するアプライドマテリアルズ社によって製造されたホウ素をドープしたアモルファス炭素層(BACL)、又は他のBACLである。一実施形態では、マスク層903の厚さは約2nmから約5μmである。パターンマスク903は、電子デバイス製造業者に周知の堆積及びパターニング技法を使用して形成されうる。
[00113]図9Aに示すように、プラズマ粒子906を生成して、マスク903によってむき出しになった素子層902の一部をエッチングして開口部904を形成するために、ノズル905を通してガスが処理チャンバに供給される。プラズマ粒子906は、イオン、電子、ラジカル、又はこれらの任意の組み合わせを含む。一実施形態では、ノズル905は、図1〜5に関連して上述したノズルのうちの1つとして示される。プラズマチャンバは、上述したプラズマチャンバのうちの1つ、あるいは他のプラズマチャンバであってよい。一実施形態では、プラズマ粒子906を生成するためのガスは、SF6、CF4、O2、又はこれらいずれかの組み合わせを含む。一実施形態では、エッチングした開口部904の深さは、約10nmから約300nmである。
[00114]図9Bは、一実施形態に係る開口部904にパッシベーション層908を堆積させているところを示す、図9Aと同様の図910である。パッシベーション層908は、プラズマ粒子907を使用して堆積される。プラズマ粒子907は、イオン、電子、ラジカル、又はこれらの任意の組み合わせを含む。プラズマ粒子907を生成するために、ノズル905を通してガスが供給される。パッシベーション層908は、プラズマ粒子907を開口部904の側壁及び底部911に化学結合させることによって堆積される。パッシベーション層908により、基板の開口部904の側壁が更にエッチングされることが防止される。一実施形態では、プラズマ粒子907を生成するガスは、(CFx)n、SiFx、C4F8、C4F6、CHF3、SiF4又はこれらいずれかの組み合わせを含む。一実施形態では、パッシベーション層907は、フッ化炭素((CFx)n)層である。一実施形態では、パッシベーション層907の厚さは、約1nmから約100nmである。
[00115]図9Cは、本発明の一実施形態に係る開口部904の底部のパッシベーション層を通して素子層の一部をエッチングしているところを示す、図9Bと同様の図920である。エッチング工程の間に、素子層に衝突する例えばイオン、電子、ラジカル、又はこれらいずれかの組み合わせ等の指向性プラズマ粒子が、開口部904の底部911においてパッシベーション層にぶつかるが、開口部904の側壁上のパッシベーション層907は保たれる。プラズマ粒子909がパッシベーション層907と衝突して、開口部の底部912がむき出しになる。一実施形態では、むき出しになった部分912が、約10nmから約300nmの深さまでエッチングされる。
[00116]図9Dは、本発明の一実施形態に従って、図9B及び9Cに記載されるエッチング及び堆積工程を多数回繰り返し行った後の図930である。図9B及び9Cに記載されるエッチング及び堆積工程は、開口部913を形成するために、その側壁を保ちながら開口部の底部が基板902まで徐々にエッチングされるように繰り返し行われる。一実施形態では、開口部913の深さは、約数オングストローム(Å)から約何百ミクロンである。
[00117]上述の明細書では、本発明の特定の例示の実施形態を参照しながら本発明の実施形態を説明してきた。以下の特許請求の範囲に記載されるように、本発明の実施形態のより広い主旨及び範囲から逸脱しない限り、本発明に様々な修正を加えることができることが明らかになろう。従って、本明細書及び図面を限定的と捉えるのではなく、例として見なすべきである。

Claims (12)

  1. 均一なプラズマ処理のためのノズルであって、
    複数のガスチャネルを含み、垂直軸にほぼ平行する側面を有する入口部と、
    前記複数のガスチャネルの下方に配された空洞と、
    前記空洞の下方に配され、複数の出口と最外表面とを含む出口部であって、前記出口のうちの少なくとも1つは、前記垂直軸に対して直角以外の角度をなす出口部と
    前記入口部と前記出口部との間の前記空洞内にある支持体フィーチャであって、該支持体フィーチャは、前記出口部の前記複数の出口よりも内側の中心部に位置しており、該支持体フィーチャは、前記出口部の前記最外表面に延在する湾曲表面を有する、支持体フィーチャと、
    を備えるノズル。
  2. 前記ガスチャネルのうちの少なくとも1つが、前記垂直軸に対してある角度をなして延びている、請求項1に記載のノズル。
  3. 前記出口部は、凸形状、凹形状及び段のうちの1つを有する、請求項1または2に記載のノズル。
  4. 前記出口の数が、前記ガスチャネルの数を上回る、請求項1から3のいずれか1項に記載のノズル。
  5. 基板を備えるワークピースを保持するペデスタルを備える処理チャンバと、
    プラズマ源と、
    ガスを受け入れて、前記処理チャンバ内でプラズマを生成するために前記プラズマ源に連結されたノズルと、
    を備えたプラズマ処理システムであって、
    前記ノズルは、
    複数のガスチャネルを含み且つ垂直軸にほぼ平行する側面を含む入口部と、
    前記複数のガスチャネルの下方に配された空洞と、
    前記空洞の下方に配され、且つ複数の出口と最外表面とを含む出口部であって、前記出口のうちの少なくとも1つが前記垂直軸に対して直角以外の角度をなしている出口部と
    前記入口部と前記出口部との間の前記空洞内にある支持体フィーチャであって、該支持体フィーチャは、前記出口部の前記複数の出口よりも内側の中心部に位置しており、該支持体フィーチャは、前記出口部の前記最外表面に延在する湾曲表面を有する、支持体フィーチャと、
    を備えたノズルである、システム。
  6. 前記ガスチャネルのうちの少なくとも1つが、前記垂直軸に対してある角度をなして延びている、請求項に記載のシステム。
  7. 前記出口部が、凸形状、凹形状及び段のうちの1つを有する、請求項5または6に記載のシステム。
  8. 前記出口の数が、前記ガスチャネルの数を上回る、請求項5から7のいずれか1項に記載のシステム。
  9. 均一なプラズマ処理のためのノズルを製造する方法であって、
    複数のガスチャネルを含み、垂直軸にほぼ平行する側面を有する入口部を形成することと、
    前記入口部の下方に連結され、複数の出口と最外表面とを含む出口部であって、前記出口のうちの少なくとも1つが、前記垂直軸に対して直角以外の角度をなしている出口部を、該出口部と前記入口部との間に空洞が形成されるように形成することと
    前記入口部と前記出口部との間の前記空洞内にある支持体フィーチャであって、該支持体フィーチャは、前記出口部の前記複数の出口よりも内側の中心部に位置し、該支持体フィーチャは、前記出口部の前記最外表面に延在する湾曲表面を有する、支持体フィーチャを形成することと、
    を含む方法。
  10. 前記ガスチャネルのうちの少なくとも1つが、前記垂直軸に対してある角度をなしている、請求項に記載の方法。
  11. 前記出口部が、凸形状、凹形状、及び段のうちの1つを有する、請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記出口の数が前記ガスチャネルの数を上回る、請求項9から11のいずれか1項に記載の方法。
JP2017507997A 2014-08-15 2015-07-30 均一なプラズマ処理のためのノズル Active JP6602370B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/461,318 US10465288B2 (en) 2014-08-15 2014-08-15 Nozzle for uniform plasma processing
US14/461,318 2014-08-15
PCT/US2015/043019 WO2016025187A1 (en) 2014-08-15 2015-07-30 Nozzle for uniform plasma processing

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019184508A Division JP2020043079A (ja) 2014-08-15 2019-10-07 均一なプラズマ処理のためのノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017527116A JP2017527116A (ja) 2017-09-14
JP6602370B2 true JP6602370B2 (ja) 2019-11-06

Family

ID=55301722

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017507997A Active JP6602370B2 (ja) 2014-08-15 2015-07-30 均一なプラズマ処理のためのノズル
JP2019184508A Pending JP2020043079A (ja) 2014-08-15 2019-10-07 均一なプラズマ処理のためのノズル

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019184508A Pending JP2020043079A (ja) 2014-08-15 2019-10-07 均一なプラズマ処理のためのノズル

Country Status (6)

Country Link
US (2) US10465288B2 (ja)
JP (2) JP6602370B2 (ja)
KR (1) KR20170042727A (ja)
CN (2) CN106575597B (ja)
TW (2) TWI687134B (ja)
WO (1) WO2016025187A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9076634B2 (en) * 2009-09-10 2015-07-07 Lam Research Corporation Replaceable upper chamber parts of plasma processing apparatus
KR101817212B1 (ko) * 2016-04-29 2018-02-21 세메스 주식회사 처리액 분사 유닛 및 기판 처리 장치
KR102553629B1 (ko) 2016-06-17 2023-07-11 삼성전자주식회사 플라즈마 처리 장치
TWI618111B (zh) * 2017-02-10 2018-03-11 台灣美日先進光罩股份有限公司 電漿蝕刻腔體的氣體側噴嘴與電漿反應裝置
KR101884852B1 (ko) * 2017-11-10 2018-08-02 세메스 주식회사 처리액 분사 유닛 및 기판 처리 장치
US10876208B2 (en) 2018-01-16 2020-12-29 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Ltd. Apparatus and method for fabricating a semiconductor device
US10943768B2 (en) * 2018-04-20 2021-03-09 Applied Materials, Inc. Modular high-frequency source with integrated gas distribution
KR102034729B1 (ko) * 2018-05-04 2019-10-21 (주)뉴젠텍 플라즈마 발생 및 유도를 위한 플라즈마 블록
KR101981559B1 (ko) * 2018-07-11 2019-05-23 세메스 주식회사 기판 처리 장치
WO2020023409A1 (en) * 2018-07-24 2020-01-30 Applied Materials, Inc. Optically transparent pedestal for fluidly supporting a substrate
KR102530856B1 (ko) * 2018-11-26 2023-05-10 교세라 가부시키가이샤 가스 노즐, 가스 노즐의 제조 방법, 및 플라즈마 처리 장치
CN109600898B (zh) * 2018-12-13 2020-04-17 大连理工大学 一种喷淋式电极及放电系统
GB202001781D0 (en) * 2020-02-10 2020-03-25 Spts Technologies Ltd Pe-Cvd apparatus and method
TWI767244B (zh) * 2020-05-29 2022-06-11 朗曦科技股份有限公司 半導體製程腔體之氣體噴頭
JP2021048405A (ja) * 2020-11-30 2021-03-25 ピコサン オーワイPicosun Oy 基板の保護
CN117427792A (zh) * 2022-07-14 2024-01-23 中微半导体设备(上海)股份有限公司 等离子体处理设备、气体喷淋头及其制造方法

Family Cites Families (78)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US410420A (en) * 1889-09-03 Machine for combing wool
US3592575A (en) * 1969-07-25 1971-07-13 Forney International Burner nozzle tip
US3745969A (en) * 1971-04-19 1973-07-17 Motorola Inc Offset top ejection vapor deposition apparatus
US3881863A (en) * 1973-07-09 1975-05-06 Aero Flow Dynamics Inc The Win Dual fuel burner
US3995811A (en) * 1975-05-22 1976-12-07 Eutectic Corporation Nozzle for depositing metal powder by spraying
DE2608417C3 (de) * 1976-03-01 1981-02-12 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Verfahren und vorrichtung zur herstellung von russ
US4080927A (en) * 1976-10-06 1978-03-28 General Atomic Company Fluidized bed-gas coater apparatus
US4069974A (en) * 1976-12-29 1978-01-24 Ford Motor Company Electrostatic powder coating apparatus
US4293755A (en) * 1978-10-23 1981-10-06 General Instrument Corporation Method of cooling induction-heated vapor deposition apparatus and cooling apparatus therefor
US4313721A (en) * 1979-03-15 1982-02-02 Joseph Henriques Oil burner diffuser
FR2504033A1 (fr) * 1981-04-17 1982-10-22 Sames Sa Procede de peinture electrostatique de petites pieces allongees, portees par un transporteur en omega, avec un projecteur a bol tournant sur l'axe de la boucle d'omega
US4389229A (en) * 1981-10-01 1983-06-21 Western Electric Co., Inc. Methods and apparatus for fabricating a lightguide preform
US4730775A (en) * 1986-01-10 1988-03-15 Afa Division Of Waynesboro Textiles, Inc. Two piece foamer nozzle assembly
JPH0280303A (ja) * 1987-06-04 1990-03-20 Tonen Corp 超伝導体薄膜の形成方法及びその為の装置
US4854263B1 (en) * 1987-08-14 1997-06-17 Applied Materials Inc Inlet manifold and methods for increasing gas dissociation and for PECVD of dielectric films
US5134965A (en) * 1989-06-16 1992-08-04 Hitachi, Ltd. Processing apparatus and method for plasma processing
FR2653633B1 (fr) * 1989-10-19 1991-12-20 Commissariat Energie Atomique Dispositif de traitement chimique assiste par un plasma de diffusion.
JPH086186B2 (ja) * 1990-02-09 1996-01-24 三菱電機株式会社 基板の処理装置およびその処理方法
US5232164A (en) * 1990-05-09 1993-08-03 Resch D R Precisely adjustable atomizer
DE4106563C2 (de) * 1991-03-01 1999-06-02 Bosch Gmbh Robert Vorrichtung zur elektrostatischen Zerstäubung von Flüssigkeiten
DE4106770C2 (de) * 1991-03-04 1996-10-17 Leybold Ag Verrichtung zum reaktiven Beschichten eines Substrats
JP3375646B2 (ja) * 1991-05-31 2003-02-10 株式会社日立製作所 プラズマ処理装置
BR9204887A (pt) * 1991-12-23 1993-06-29 Comision Nac Energ Atom Processo para formar sobre um substrato solido uma pelicula de propriedade similares as do diamante,os corpos solidos assim revestidos e a pelicula revestida assim obtida
US5567267A (en) * 1992-11-20 1996-10-22 Tokyo Electron Limited Method of controlling temperature of susceptor
US5614055A (en) * 1993-08-27 1997-03-25 Applied Materials, Inc. High density plasma CVD and etching reactor
US5522934A (en) * 1994-04-26 1996-06-04 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus using vertical gas inlets one on top of another
US5643394A (en) * 1994-09-16 1997-07-01 Applied Materials, Inc. Gas injection slit nozzle for a plasma process reactor
US5556521A (en) * 1995-03-24 1996-09-17 Sony Corporation Sputter etching apparatus with plasma source having a dielectric pocket and contoured plasma source
JP3380091B2 (ja) * 1995-06-09 2003-02-24 株式会社荏原製作所 反応ガス噴射ヘッド及び薄膜気相成長装置
US5772771A (en) * 1995-12-13 1998-06-30 Applied Materials, Inc. Deposition chamber for improved deposition thickness uniformity
EP0780615B1 (en) * 1995-12-21 1999-08-18 Benkan Corporation Vacuum exhaust valve
US6070551A (en) * 1996-05-13 2000-06-06 Applied Materials, Inc. Deposition chamber and method for depositing low dielectric constant films
JP2000514136A (ja) * 1996-06-28 2000-10-24 ラム リサーチ コーポレイション 高密度プラズマ化学蒸着装置および方法
US6013155A (en) * 1996-06-28 2000-01-11 Lam Research Corporation Gas injection system for plasma processing
US6106663A (en) * 1998-06-19 2000-08-22 Lam Research Corporation Semiconductor process chamber electrode
US6143078A (en) * 1998-11-13 2000-11-07 Applied Materials, Inc. Gas distribution system for a CVD processing chamber
US6230651B1 (en) * 1998-12-30 2001-05-15 Lam Research Corporation Gas injection system for plasma processing
KR100302609B1 (ko) * 1999-05-10 2001-09-13 김영환 온도가변 가스 분사 장치
KR100332314B1 (ko) * 2000-06-24 2002-04-12 서성기 박막증착용 반응용기
US6302965B1 (en) * 2000-08-15 2001-10-16 Applied Materials, Inc. Dispersion plate for flowing vaporizes compounds used in chemical vapor deposition of films onto semiconductor surfaces
JP4889144B2 (ja) * 2000-10-31 2012-03-07 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 成膜方法
KR100436941B1 (ko) * 2000-11-07 2004-06-23 주성엔지니어링(주) 박막 증착 장치 및 그 방법
KR100413145B1 (ko) * 2001-01-11 2003-12-31 삼성전자주식회사 가스 인젝터 및 이를 갖는 식각 장치
US20020129768A1 (en) * 2001-03-15 2002-09-19 Carpenter Craig M. Chemical vapor deposition apparatuses and deposition methods
JP2002299240A (ja) * 2001-03-28 2002-10-11 Tadahiro Omi プラズマ処理装置
US20020179247A1 (en) * 2001-06-04 2002-12-05 Davis Matthew F. Nozzle for introduction of reactive species in remote plasma cleaning applications
US20030000924A1 (en) * 2001-06-29 2003-01-02 Tokyo Electron Limited Apparatus and method of gas injection sequencing
US20030070620A1 (en) * 2001-10-15 2003-04-17 Cooperberg David J. Tunable multi-zone gas injection system
US6916398B2 (en) * 2001-10-26 2005-07-12 Applied Materials, Inc. Gas delivery apparatus and method for atomic layer deposition
US20030141178A1 (en) * 2002-01-30 2003-07-31 Applied Materials, Inc. Energizing gas for substrate processing with shockwaves
US20050092245A1 (en) * 2003-11-03 2005-05-05 Ahn-Sik Moon Plasma chemical vapor deposition apparatus having an improved nozzle configuration
US6983892B2 (en) 2004-02-05 2006-01-10 Applied Materials, Inc. Gas distribution showerhead for semiconductor processing
US7429410B2 (en) * 2004-09-20 2008-09-30 Applied Materials, Inc. Diffuser gravity support
TWI287279B (en) * 2004-09-20 2007-09-21 Applied Materials Inc Diffuser gravity support
KR100782369B1 (ko) 2004-11-11 2007-12-07 삼성전자주식회사 반도체 제조장치
KR100854995B1 (ko) 2005-03-02 2008-08-28 삼성전자주식회사 고밀도 플라즈마 화학 기상 증착 장치
US8298336B2 (en) * 2005-04-01 2012-10-30 Lam Research Corporation High strip rate downstream chamber
CN1850348A (zh) 2005-12-05 2006-10-25 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 提高气流分布均匀性的气体喷嘴
JP4833778B2 (ja) 2006-02-13 2011-12-07 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置及び基板処理方法
US20070187363A1 (en) * 2006-02-13 2007-08-16 Tokyo Electron Limited Substrate processing apparatus and substrate processing method
JP2007220504A (ja) 2006-02-17 2007-08-30 Noritsu Koki Co Ltd プラズマ発生ノズルおよびプラズマ発生装置ならびにそれを用いるワーク処理装置
JP5604622B2 (ja) * 2006-06-13 2014-10-08 北陸成型工業株式会社 シャワープレートの製造方法
US20080124944A1 (en) * 2006-11-28 2008-05-29 Applied Materials, Inc. Gas baffle and distributor for semiconductor processing chamber
US7758698B2 (en) * 2006-11-28 2010-07-20 Applied Materials, Inc. Dual top gas feed through distributor for high density plasma chamber
US7740706B2 (en) * 2006-11-28 2010-06-22 Applied Materials, Inc. Gas baffle and distributor for semiconductor processing chamber
US7976631B2 (en) 2007-10-16 2011-07-12 Applied Materials, Inc. Multi-gas straight channel showerhead
TWI498988B (zh) * 2008-02-20 2015-09-01 Tokyo Electron Ltd A gas supply device, a film forming apparatus, and a film forming method
US8110068B2 (en) * 2008-03-20 2012-02-07 Novellus Systems, Inc. Gas flow distribution receptacles, plasma generator systems, and methods for performing plasma stripping processes
US9591738B2 (en) * 2008-04-03 2017-03-07 Novellus Systems, Inc. Plasma generator systems and methods of forming plasma
CN102945783A (zh) 2009-06-25 2013-02-27 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 气体输入装置和等离子体加工设备
US20110121108A1 (en) 2009-11-24 2011-05-26 Stephan Rodewald Plasma polymerization nozzle
US8721747B2 (en) 2010-08-11 2014-05-13 General Electric Company Modular tip injection devices and method of assembling same
US9068265B2 (en) 2011-02-01 2015-06-30 Applied Materials, Inc. Gas distribution plate with discrete protective elements
US9082593B2 (en) 2011-03-31 2015-07-14 Tokyo Electron Limited Electrode having gas discharge function and plasma processing apparatus
WO2013065666A1 (ja) 2011-10-31 2013-05-10 京セラ株式会社 ガスノズル、これを用いたプラズマ装置およびガスノズルの製造方法
US9941100B2 (en) 2011-12-16 2018-04-10 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Adjustable nozzle for plasma deposition and a method of controlling the adjustable nozzle
KR101411993B1 (ko) * 2012-09-25 2014-06-26 (주)젠 안테나 어셈블리 및 이를 구비한 플라즈마 처리 챔버
JP6123208B2 (ja) * 2012-09-28 2017-05-10 東京エレクトロン株式会社 成膜装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN109637922A (zh) 2019-04-16
US10465288B2 (en) 2019-11-05
JP2020043079A (ja) 2020-03-19
WO2016025187A1 (en) 2016-02-18
TWI674040B (zh) 2019-10-01
TW201941664A (zh) 2019-10-16
KR20170042727A (ko) 2017-04-19
TWI687134B (zh) 2020-03-01
US11053590B2 (en) 2021-07-06
TW201616923A (zh) 2016-05-01
US20160047040A1 (en) 2016-02-18
US20200017972A1 (en) 2020-01-16
CN106575597B (zh) 2019-01-15
JP2017527116A (ja) 2017-09-14
CN106575597A (zh) 2017-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6602370B2 (ja) 均一なプラズマ処理のためのノズル
US9852916B2 (en) Single platform, multiple cycle spacer deposition and etch
TWI796358B (zh) 選擇性蝕刻的自對準通孔製程
TWI630654B (zh) 使用遠端電漿源以凹陷超低k介電質
US20150214066A1 (en) Method for material removal in dry etch reactor
JP6793711B2 (ja) 選択的にエッチングされた自己整合ビアプロセス
KR102096119B1 (ko) 플라즈마 에칭 방법 및 플라즈마 처리 장치
TW202004910A (zh) 用於低深寬比堆疊圖案化的方法和系統
KR20080054430A (ko) 에칭 방법 및 에칭 장치
US10950444B2 (en) Metal hard mask layers for processing of microelectronic workpieces
KR102170584B1 (ko) 플라즈마 처리 방법 및 플라즈마 처리 장치
TW202147517A (zh) 用於完全對準介層窗(fav)之導電帽的選擇性沉積
US20040261714A1 (en) Plasma processing apparatus
US20230343598A1 (en) Method For Improving Etch Rate And Critical Dimension Uniformity When Etching High Aspect Ratio Features Within A Hard Mask Layer
US20230094212A1 (en) Plasma etch process for fabricating high aspect ratio (har) features
US20230395385A1 (en) Plasma etching tools and systems
JP7426840B2 (ja) エッチング方法及びプラズマ処理装置
KR100604826B1 (ko) 웨이퍼 가장자리를 처리하기 위한 플라즈마 처리장치 및그 플라즈마 처리방법
KR20240044141A (ko) 기판 처리 장치, 기판 처리 방법 및 반도체 소자의 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191008

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6602370

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250