JP6598658B2 - 液体吐出ヘッドの素子基板及び液体吐出ヘッド - Google Patents
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Description
本発明は高画質な印字性能と保護膜の性能を確保しつつ、保護膜の膜厚を低減可能な液体吐出ヘッドの素子基板を提供することを目的とする。
以下、図面を参照して本発明の液体吐出ヘッドの素子基板の第1の実施形態について説明する。図15は液体吐出ヘッドの素子基板100の平面図であり、吐出口形成部材の図示を省略している。図1は図15において1つの発熱抵抗素子の周辺領域に関して拡大した模式図であり、図1(a)は発熱抵抗素子の近傍の平面図、図1(b)は図1(a)のb−b線に沿った断面図である。以下の説明では発熱抵抗素子に電流が流れる方向を第1の方向XまたはX方向、発熱抵抗素子の第1の方向Xと直交する方向を第2の方向YまたはY方向とする。Y方向は発熱抵抗素子ないし吐出口が配列する方向に沿っている。X方向及びY方向と直交する方向をZ方向とする。Z方向は吐出口形成面と直交する方向であり、液体が吐出する方向に沿っている。以下に説明する実施形態は印字用のインクを吐出させるインクジェットプリントヘッドを対象とするが、本発明は任意の液体を吐出する液体吐出ヘッドに適用することができる。
本実施形態では、絶縁膜104中に、発熱抵抗素子101に電流を流す為の電気配線層103c、103dと、発熱抵抗素子を駆動するための信号配線層やロジック電源配線層のための電気配線層103a、103bの4層の電気配線層を備えている。第2及び第1の電気配線層103c、103dは第3及び第4の電気配線層103a、103bに対して発熱抵抗素子101に近い側に配されており、第2及び第1の電気配線層103c、103dの膜厚は相対的に厚い方が効率を考慮すると好ましい。逆に第3及び第4の電気配線層103a、103bは第2及び第1の電気配線層103c、103dに対して駆動回路203に近い側に配されており、第3及び第4の電気配線層103a、103bの膜厚は相対的に薄い方が好ましい。
式中の各記号は図1(a)に示した通りである。amin,bmin,cminはレイアウト上の最小寸法であり、パターニングの際のマスクのずれ、エッチングのずれ、接続部材102のずれなど製造装置の性能に依存する。(式1)は発熱抵抗素子101のY方向幅Wに対して、接続部材102の数nが最大となるように配置することを示している。余った寸法はオーバーラップ幅cに割り当てられる。
第1の実施形態では図2のシミュレーション結果に示すように、発熱抵抗素子101の四隅の電流分布が低下する可能性がある。第1の実施形態における額縁領域112の幅では問題のないレベルであるが、発熱抵抗素子101の膜構成や熱伝導率によっては、額縁領域112の幅が縮まった場合、四隅の電流分布の低下が問題となる可能性がある。本実施形態では複数の接続部材102が一列で配置された構成において、より電流分布が均一化される。
式中の各記号は第1の実施形態と同じであり、図1に示すとおりである。本実施形態によれば、接続部材102の位置によらず接続部材102周りの電流分布は実質的に同じになる。図4に(式2)を満たす接続部材102配置の電流密度分布のシミュレーション結果を示す。シミュレーション条件は第1の実施形態と同様である。図示した位置は発熱抵抗素子101の左下で、額縁領域112の幅は第1の実施形態と同様2μmとしている。接続部材102の間隔bは図4(a)でb=0.6μm、図4(b)でb=1.2μm、図4(c)でb=1.8μmである。(式2)の条件を満たすことで、端部の接続部材102も中央の接続部材102も電流の流れ方が実質的に等しくなり、図2で見られたような四隅の電流密度が低下する現象が生じにくくなる。ただし、接続部材102の間隔bが広がるにつれ接続部材102近傍の電流分布が不均一な領域が広がっていき、b=1.2μm付近(不図示)からその不均一な領域が発泡領域111に広がってゆく。このことから接続部材102の間隔bは極力小さいことが望ましく、具体的には1.2μm以下であることが望ましい。
式中の各記号は第1の実施形態と同じであり、図1に示すとおりである。amin、bminは第1の実施形態と同様、レイアウト上の最小寸法を示している。(式2)と(式3)を同時に満たすということは、c=b/2の関係を満たすとともに、接続部材102が製造プロセス上可能な最小の寸法及び間隔で配置されることを示している。
第2の実施形態はオーバーラップ幅cを小さくすることが可能な場合は特に有効であるが、オーバーラップ幅cが大きい場合は図4(c)に示すように、電流密度の不均一な領域が発泡領域111まで広がる可能性がある。本実施形態は発熱抵抗素子101の四隅の電流密度の低下を抑えることができるだけでなく、オーバーラップ幅cの変動や接続部材102の製造上の位置のばらつきに対しても電流分布の変動が生じにくい。
図9は第4の実施形態における発熱抵抗素子101の近傍の平面図である。2つの電極領域121と中央領域122は第2の方向Yに関し同じ寸法を有しており、発熱抵抗素子101は長方形の平面形状を有している。接続部材102は第2の方向Yに沿って連続して設けられている。換言すれば、接続領域110は接続部材102によって完全に埋められている。接続部材102をスリット状の長方形形状にすることで、第1〜3の実施形態に比べ、発熱抵抗素子101内の電流密度をより均一化することができる。
図12は第5の実施形態における発熱抵抗素子101の近傍の平面図である。2つの電極領域121と中央領域122は第2の方向Yに関し異なる寸法を有しており、発熱抵抗素子101の形状は第3の実施形態と同様である。接続部材102は第2の方向Yに沿って連続して設けられており、接続部材102の形状は第4の実施形態と同様である。従って、接続部材102の電圧ロスは第4の実施形態と同様極めて小さい。本実施形態においても、接続部材102をスリット状の長方形形状にすることによって、第1〜3の実施形態に比べ、発熱抵抗素子101内の電流密度をより均一化することが可能となる。図13に本実施形態におけるシミュレーション結果を示す。第4の実施形態と同様電圧ロスは0.1%以下であり、ほぼ電圧ロスなく発熱抵抗素子101にエネルギーを与えることが可能となる。本実施形態でも接続部材102の端部を除き電流分布が一様になっており、理想的な発熱抵抗素子101の構成が得られる。
図16に第6の実施形態における素子基板100の構成を示す。図16(a)は素子基板100の吐出口109が形成される側の面の平面図を示し、図16(b)は図16(a)のAで示した部分の拡大図を示す。本実施形態における素子基板100の外見は、略平行四辺形の外径形状であり、素子基板100の吐出口形成部材108に、CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の各インク色に対応する4列の吐出口列が2次元的に配列されている。なお、以後、複数の吐出口109が配列される吐出口列が延びる方向を「吐出口列方向S」と呼称する。
また複数の素子基板100を配列することで、記録媒体の幅に対応した長さを有するライン型の液体吐出ヘッドを提供することが可能である。特に本実施形態のように素子基板100の外形を略平行四辺形の形状とし、複数の素子基板100を直線上(インライン)に配列することで、短手方向の長さを抑えた小型のライン型ヘッドの提供が可能となる。
101 発熱抵抗素子
102 接続部材
103d 第1の電気配線層
103c 第2の電気配線層
104 絶縁膜
105 保護膜
110 接続領域
113 基材
X 第1の方向
Y 第2の方向
Claims (28)
- 基材と、前記基材上に位置する絶縁膜と、液体を吐出するための熱エネルギーを発生する発熱抵抗素子と、前記発熱抵抗素子を覆う保護膜と、前記絶縁膜内に設けられ前記発熱抵抗素子に電流を供給するための第1の電気配線層と、前記絶縁膜内を延びて前記第1の電気配線層と前記発熱抵抗素子とを接続する複数の第1の接続部材と、前記絶縁膜内を延びて前記第1の電気配線層と前記発熱抵抗素子とを接続する複数の第2の接続部材と、を有する液体吐出ヘッドの素子基板であって、
前記電流は、前記複数の第1の接続部材から前記複数の第2の接続部材へ、前記発熱抵抗素子を第1の方向に沿って流れるようにされ、
前記素子基板の前記発熱抵抗素子が設けられる面に直交する方向からみて、前記複数の第1の接続部材および前記複数の第2の接続部材は前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って配設されている、液体吐出ヘッドの素子基板。 - 前記複数の第1の接続部材の前記発熱抵抗素子との当接面と、前記複数の第2の接続部材の前記発熱抵抗素子との当接面と、前記絶縁膜の前記発熱抵抗素子との当接面とは同一平面に設けられている、請求項1に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記直交する方向からみて、前記複数の第1の接続部材および前記複数の第2の接続部材は前記発熱抵抗素子に覆われている、請求項1または2に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記絶縁膜の、前記第1の電気配線層とは異なる層に設けられ、前記発熱抵抗素子に電流を供給するための第2の電気配線層と、
前記絶縁膜の、前記第1の電気配線層および前記第2の電気配線層とは異なる層に設けられ、前記発熱抵抗素子を駆動するためのロジック電源配線を含む第3の電気配線層と、を備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。 - 前記第1の電気配線層および前記第2の電気配線層は、前記第3の電気配線層よりも、前記発熱抵抗素子に近い側に配されている、請求項4に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記絶縁膜の、前記第1の電気配線層とは異なる層に設けられ、前記発熱抵抗素子に電流を供給するための第2の電気配線層と、
前記絶縁膜の、前記第1の電気配線層および前記第2の電気配線層とは異なる層に設けられ、前記発熱抵抗素子を駆動するための信号配線を含む第4の電気配線層と、を備える、請求項1から5のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。 - 前記発熱抵抗素子は、前記複数の第1の接続部材が接続される第1の接続領域と、前記複数の第2の接続部材が接続される第2の接続領域と、前記第1の接続領域と前記第2の接続領域との間に設けられ、液体が発泡する発泡領域と、を有し、前記第1の接続領域および前記第2の接続領域は、前記第2の方向において前記発泡領域の全長を含む範囲を延びている、請求項1から6のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記複数の第1の接続部材および前記複数の第2の接続部材は前記絶縁膜内を延びるプラグである、請求項1から7のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記発熱抵抗素子は、前記第1の方向に関して、前記複数の第1の接続部材が接続される第1の接続領域を含む第1の電極領域と、前記複数の第2の接続部材が接続される第2の接続領域を含む第2の電極領域と、前記第1の電極領域と前記第2の電極領域との間に位置する中央領域と、に区画され、前記第1の電極領域と前記第2の電極領域と前記中央領域とは前記第2の方向に関し同一の寸法を有している、請求項1から8のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記発熱抵抗素子は、前記第1の方向に関して、前記複数の第1の接続部材が接続される第1の接続領域を含む第1の電極領域と、前記複数の第2の接続部材が接続される第2の接続領域を含む第2の電極領域と、前記第1の電極領域と前記第2の電極領域との間に位置する中央領域と、に区画され、前記複数の第1の接続部材の前記第2の方向における長さの合計は前記第1の電極領域の前記第2の方向における長さの50%以下であり、前記複数の第2の接続部材の前記第2の方向における長さの合計は前記第2の電極領域の前記第2の方向における長さの50%以下である、請求項1から9のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記第2の方向に関して両端部の2つの前記第1の接続部材は、前記第2の方向において前記発熱抵抗素子の周縁部から同じ距離だけ離れており、前記第2の方向に関して両端部の2つの前記第2の接続部材は、前記第2の方向において前記発熱抵抗素子の周縁部から同じ距離だけ離れている、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記第2の方向に関して両端部の2つの前記第1の接続部材の各々と前記発熱抵抗素子の周縁部との間の距離は、前記複数の第1の接続部材の前記第2の方向における平均間隔の1/4以上1未満であり、前記第2の方向に関して両端部の2つの前記第2の接続部材の各々と前記発熱抵抗素子の前記周縁部との間の距離は、前記複数の第2の接続部材の前記第2の方向における平均間隔の1/4以上1未満である、請求項1から11のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記発熱抵抗素子は、前記第1の方向に関して、前記複数の第1の接続部材が接続される第1の接続領域を含む第1の電極領域と、前記複数の第2の接続部材が接続される第2の接続領域を含む第2の電極領域と、前記第1の電極領域と前記第2の電極領域との間に位置する中央領域と、に区画され、前記第1の電極領域および前記第2の電極領域は前記第2の方向に関し前記中央領域より長い寸法を有している、請求項1から8のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記第1の接続領域および前記第2の接続領域は、前記第2の方向に関し前記中央領域の範囲内に配置されている、請求項13に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記第2の方向に関して両端部の2つの前記第1の接続部材の各々と前記発熱抵抗素子の周縁部との間の距離は、前記複数の第1の接続部材の前記第2の方向における平均間隔より大きく、前記第2の方向に関して両端部の2つの前記第2の接続部材の各々と前記発熱抵抗素子の周縁部との間の距離は、前記複数の第2の接続部材の前記第2の方向における平均間隔より大きい、請求項1から11、13、14のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記発熱抵抗素子は、前記第1の方向に関して、前記複数の第1の接続部材が接続される第1の接続領域を含む第1の電極領域と、前記複数の第2の接続部材が接続される第2の接続領域を含む第2の電極領域と、前記第1の電極領域と前記第2の電極領域との間に位置する中央領域と、に区画され、前記中央領域と前記基材との間の前記絶縁膜には前記第1の電気配線層とは別の電気配線層が配されている、請求項1から15のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記別の電気配線層は前記基材と電気的に接続されている、請求項16に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記発熱抵抗素子は、前記第1の方向に関して、前記複数の第1の接続部材が接続される第1の接続領域を含む第1の電極領域と、前記複数の第2の接続部材が接続される第2の接続領域を含む第2の電極領域と、前記第1の電極領域と前記第2の電極領域との間に位置する中央領域と、に区画され、前記中央領域と前記基材との間の前記絶縁膜にはトランジスタが配されている、請求項1から17のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記発熱抵抗素子の膜厚は0.01〜0.05μmの範囲にあり、前記保護膜の膜厚は0.15〜0.3μmの範囲にある、請求項1から18のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記複数の第1の接続部材の前記第2の方向における平均間隔および前記複数の第2の接続部材の前記第2の方向における平均間隔は、1.2μm以下である、請求項1から19のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記第2の方向は、前記素子基板の長手方向である、請求項1から20のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 複数の前記発熱抵抗素子と、前記複数の発熱抵抗素子の配列される方向に沿って配列され、前記複数の発熱抵抗素子に液体を供給するための複数の供給口と、を備える、請求項1から21のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 前記複数の発熱抵抗素子の配列される方向に沿って配列され、前記複数の供給口から供給された液体を回収するための複数の回収口を含み、前記供給口と前記回収口とを介して液体が循環される、請求項22に記載の液体吐出ヘッドの素子基板。
- 素子基板を備える液体吐出ヘッドであって、
前記素子基板は、基材と、前記基材上に位置する絶縁膜と、液体を吐出するための熱エネルギーを発生する発熱抵抗素子と、前記発熱抵抗素子を覆う保護膜と、前記絶縁膜内に設けられ前記発熱抵抗素子に電流を供給するための第1の電気配線層と、前記第1の電気配線層と前記発熱抵抗素子の前記保護膜が設けられる側の裏面とを接続する、前記絶縁膜内を延びる複数の第1の接続部材と、前記第1の電気配線層と前記発熱抵抗素子の前記裏面とを接続する、前記絶縁膜内を延びる複数の第2の接続部材と、を有し、
前記素子基板の前記発熱抵抗素子が設けられる面に直交する方向からみて、前記複数の第1の接続部材は前記発熱抵抗素子の第1の方向における一端側と接続され、前記複数の第2の接続部材は前記発熱抵抗素子の前記第1の方向における他端側と接続され、
前記直交する方向からみて、前記複数の第1の接続部材および前記複数の第2の接続部材は、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って配設されている、液体吐出ヘッド。 - 前記絶縁膜の、前記第1の電気配線層とは異なる層に設けられ、前記発熱抵抗素子に電流を供給するための第2の電気配線層と、
前記絶縁膜の、前記第1の電気配線層および前記第2の電気配線層とは異なる層に設けられ、前記発熱抵抗素子を駆動するためのロジック電源配線を含む第3の電気配線層と、を備える、請求項24に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記絶縁膜の、前記第1の電気配線層とは異なる層に設けられ、前記発熱抵抗素子に電流を供給するための第2の電気配線層と、
前記絶縁膜の、前記第1の電気配線層および前記第2の電気配線層とは異なる層に設けられ、前記発熱抵抗素子を駆動するための信号配線を含む第4の電気配線層と、を備える、請求項24または25に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記第1の電気配線層および前記第2の電気配線層は、前記第3の電気配線層に対して前記発熱抵抗素子に近い側に配されている、請求項25に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記基材の前記絶縁膜側には、前記発熱抵抗素子を駆動するための駆動回路が設けられており、前記第3の電気配線層は、前記第1の電気配線層および前記第2の電気配線層に対して前記駆動回路に近い側に配されている、請求項25に記載の液体吐出ヘッド。
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