JP6595754B2 - 金属空気電池 - Google Patents
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Description
かかる金属空気電池が有する基本的構成を以下に示す。
かかる金属空気電池にあっては、全体として(1)式に示す反応が生じる。
2Mg+O2+2H2O→2Mg(OH)2↓ ・・・(1)
Mg→Mg2++2e− ・・・(2)
O2+2H2O+4e−→4OH− ・・・(3)
正極の一部が、液体の電解液と接触している。このため、時間が経つと、多孔質の炭素における毛細管現象によって、正極が電解液に浸かった状態となってしまう。この結果、正極へ大気からの酸素の供給が妨げられてしまう。そして、正極に酸素が供給されないために、正極では、(3)式の還元反応が生じる替わりに、(4)式に示す還元反応が生じることになる。
2H2O+2e−→H2+2OH− ・・・(4)
Mg+2H2O→Mg(OH)2↓+H2 ・・・(5)
しかし、金属空気電池において、(5)式の反応が生じる場合には、水素が正極で発生する。正極で発生する水素は、いわゆる分極の原因となる。正極で発生した水素は、気泡となって正極表面を覆い、正極における(3)式の還元反応を妨げ、正極で水酸イオンが生じることを妨げ、金属空気電池における放電を妨げてしまう。また、正極表面近傍において、(6)式に示す酸化反応を生じるため、水素が電子を放出して水素イオンに戻ってしまう。この酸化反応によっても、金属空気電池の放電が妨げられてしまう。
H2→2H++2e− ・・・(6)
金属空気電池において放電が起こると、マグネシウムイオンが、電解部に吸収された水分中に負極から溶出する。マグネシウムイオンの溶出に伴って、負極は脆くなったり、負極の形状が崩れる等しやすくなる。例えば、負極が、外部の負荷等につながる導線から電解液中に吊り下がっている状態にあるならば、負極の脆さの増大に伴って、負極が導線から切り離されてしまうおそれが大きくなる。
また、電解部は水分を吸収してゲル状をなしているので、ゲル状の電解部に含まれる電解質は、電解部中に保持された状態にあり、電解質が負極や正極に接続された導線近傍に析出することが防止されている。これにより、導線近傍に析出する電解質によって、導線が損傷することが防止されている。
また、本願発明者が行った計算によれば、全体として(1)式に示す反応を生じる金属空気電池において、この金属空気電池の重量エネルギー密度は、4.26Wh/gである。一方で、全体として(5)式に示す反応を生じる金属空気電池において、この金属空気電池の重量エネルギー密度は、3.38Wh/gである。なお、重量エネルギー密度は、単位重量当たりの金属空気電池の容量を示す。
さらに、本願発明者が行った計算によれば、全体として(1)式に示す反応を生じる金属空気電池において、この金属空気電池の体積エネルギー密度は7.36Wh/ccである。一方で、全体として(5)式に示す反応を生じる金属空気電池において、この金属空気電池の体積エネルギー密度は5.83Wh/ccである。なお、体積エネルギー密度は、単位体積当たりの金属空気電池の容量を示す。
また、本願発明者の知見と考察によれば、電解部を、スルホン酸基を有する強酸性陽イオン交換樹脂によって形成することは好ましくない。
正極では、(3)式の還元反応により水酸イオンが生じている。本願発明者の知見と考察によれば、強塩基性陰イオン交換樹脂が電解部を形成している場合、正極で生じた水酸イオンは、強塩基性陰イオン交換樹脂を通って負極側へ移動する。そして、イオン選択性が最も小さな水酸イオンは、強塩基性陰イオン交換樹脂から離れ、電解部が吸収した水分の中のマグネシウムイオンと結合し、水酸化マグネシウムが負極に析出する。
したがって、水分を吸収してゲル状をなす弱塩基性陰イオン交換樹脂を電解部とすることは、金属空気電池の放電がすぐに停止することになってしまい、好ましくない。
金属空気電池1Aは、容器10と、電解部12Aと、正極14と、負極16と、を有している。
なお、ポリアクリル酸ナトリウムは、弱酸性陽イオン交換樹脂であり、そのイオン選択性は、Na+<K+<Mg2+<Ca2+<H+である。
容器10の側面の一部は、シート状の活性炭17によって形成されており、この活性炭17が正極14をなしている。活性炭17の表側面18は容器10の外側に露出して露出面をなし、活性炭17の裏側面19は容器10の内側に面している。容器10の内側において、活性炭17の裏側面19は、電解部12Aに接触している。
以上が、金属空気電池1Aの構成である。
電解部12Aのポリアクリル酸ナトリウムが水分を吸収しており、電解部12Aに吸収された水分はポリアクリル酸ナトリウムの構造中に捕捉されている。ポリアクリル酸ナトリウムの構造中に捕捉された水分は、水素イオンと水酸イオンとに分かれている。
正極14では、活性炭17の表側面18から、大気中の酸素が取り入れられる。また、正極14では、活性炭17の裏側面19に接触する電解部12Aから、電解部12Aに吸収されていた水分が取り入れられる。
また、弱酸性陽イオン交換樹脂としてのポリアクリル酸ナトリウムを通って負極16から正極14へ移動してきたマグネシウムイオンは、(3)式の還元反応によって生じた水酸イオンと結合し、水酸化マグネシウムを形成する。この結果として、水酸化マグネシウムが、正極14の活性炭17の裏側面19上に析出する。
以上述べたことからわかるように、金属空気電池1Aの負極16においては、(2)式の酸化反応が生じる。また、正極14においては、(3)式の還元反応が生じる。そして、全体として(1)式の反応が生じる。金属空気電池1Aは、負極16のマグネシウムが存在し、電解部12Aが水分を含んでいる限り、放電し続ける。
金属空気電池1Bは、容器10と、電解部12Bと、正極14と、負極16と、を有する。金属空気電池1Bが有する容器10、正極14、負極16の構成は、金属空気電池1Aと同じであり、重複する説明を省略する。
容器10中には、電解部12Bとして、水分を吸収してゲル状をなす強塩基性陰イオン交換樹脂が収められている。
強塩基性陰イオン交換樹脂は、第4級アンモニウム基を有し、そのイオン選択性の大きさは、OH−<HSiO3 −<HCO3 −<Cl−<NO3 −<SO4 2−である。
以上が、金属空気電池1Bの構成である。
電解部12Bの強塩基性陰イオン交換樹脂が水分を吸収しており、強塩基性陰イオン交換樹脂に吸収された水分は、強塩基性陰イオン交換樹脂の構造中に捕捉されている。この構造中に捕捉された水分は、水素イオンと水酸イオンとに分かれている。
なお、電解部12Bに吸収されている水分は、外部からの圧力等を加えなければ、電解部12Bから外に漏れ出ることがない量であるので、正極14が、電解部12Bに吸収されている水分に浸った状態となることは防止されている。
負極16から溶出するマグネシウムイオンは、正極14で生じた水酸イオンと、結合し、水酸化マグネシウムを形成していく。このため、電解部12Bに吸収されている水分中で、負極16から溶出したマグネシウムイオンが飽和することはなく、負極16からのマグネシウムイオンの溶出が止まることもない。なお、本願発明者は、負極16上に析出する水酸化マグネシウムが、負極16における(2)式の酸化反応の妨げにはならないことを、確認している。
金属空気電池1Cは、容器10と、電解部12Bと、正極14と、負極16と、を有する。金属空気電池1Cが有する容器10、正極14、負極16の構成は、金属空気電池1Aと同じであり、重複する説明を省略する。
容器10中には、電解部12Cとして、水分を吸収してゲル状をなす寒天が収められている。
電解部12Cのゲル状をなす寒天に吸収されている水分の量は、この寒天に外部からの圧力等を加えなければ、寒天から外に水分が漏れ出ることがない量である。あるいは、電解部12Cのゲル状をなす寒天に吸収されている水分は、この寒天のみを、例えば、平坦なガラス板上に静置しておいても、寒天から外に水分が漏れ出ることがない量である。
以上が、金属空気電池1Cの構成である。
負極16において、(2)式の酸化反応が生じ、マグネシウムイオンが、電解部12Cに吸収された水分中へ溶出する。同時に、マグネシウムがイオン化することによって、電子が負極16から導線21Bへ流れる。導線21Bへ流れた電子は、さらに負荷22と導線21Aを通って正極14へ流れる。
なお、電解部12Cのゲル状をなす寒天に吸収されている水分は、外部からの圧力等を加えなければ、電解部12Cのゲル状をなす寒天から外に漏れ出ることがない量である。すなわち、正極14が、電解部12Cのゲル状をなす寒天に吸収されている水分に浸った状態となることは防止されている。
正極14で生じた水酸イオンは、電解部12Cが吸収した水分を通って負極16近傍へ移動し、負極16から溶出したマグネシウムイオンと結合し、水酸化マグネシウムを形成する。なお、本願発明者は、負極16上に析出する水酸化マグネシウムが、負極16における(2)式の酸化反応の妨げにはならないことを、確認している。
10 容器
12A、12B、12C 電解部
14 正極
16 負極
17 活性炭
18 活性炭の表側面
19 活性炭の裏側面
21A、21B 導線
22 負荷
Claims (3)
- 大気中に露出する露出面を有して当該露出面から大気中の酸素を取り込み可能に形成された炭素からなる正極と、
マグネシウムからなる負極と、
当該負極と当該正極との間に存在し、水分を吸収してゲル状をなす電解部と、を備え、
前記電解部は、強塩基性陰イオン交換樹脂と、寒天と、のうちのいずれかによって形成されており、
前記電解部が吸収した水分は、電解質を含んでいることを特徴とする金属空気電池。 - 大気中に露出する露出面を有して当該露出面から大気中の酸素を取り込み可能に形成された炭素からなる正極と、
マグネシウムからなる負極と、
当該負極と当該正極との間に存在し、水分を吸収してゲル状をなす電解部と、を備え、
前記電解部は、ナトリウム又はカリウムが結合したカルボキシル基を有する弱酸性陽イオン交換樹脂によって形成されており、
前記水分は電解質を含んでいないことを特徴とする金属空気電池。 - 前記電解部が吸収している水分の量は、この電解部に外部から力を加えなければ、この電解部から外に水分が漏れ出ることがない量、又は、この電解部のみを平坦なガラス板上に静置しておいても、この電解部から外に水分が漏れ出ることがない量であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の金属空気電池。
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