JP6592327B2 - 作業機械のスイベルジョイント - Google Patents
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Description
油圧シリンダの作動はコントローラによって制御される。コントローラには種々のセンサからの検出情報が入力されるようになっており、コントローラは、自動運転または半自動運転において、これらの各種検出情報に基づいて各油圧シリンダの伸縮を適宜制御することで、アーム機構に所望の動作を行わせる。
また、ロータの外周面に被検出面を設けるとともに、被検出面に転動ローラを押圧するなど、旋回角度を検出するための構成が複雑であり、旋回角度計測装置を設置するのに手間が掛かる。また、旋回角度計測装置を設置しないスイベルジョイントに較べて構造が大きく異なるため、旋回角度計測装置を装備していないスイベルジョイントに旋回角度計測装置を後付けするのは困難である。
さらに、回転角度を検出するための装備に伴うスイベルジョイントのサイズの増大を抑制することができる。つまり、パイロット油路は、操作レバーから操作機器にパイロット圧を伝達できるようにて圧力伝達媒体としてパイロット油が満たされていることが重要であって、ロッドをパイロット油路に挿通する場合は、ロッドをドレン油路のような他の油路に挿通する場合に較べると、油の流通に与える影響が比較的少なく、ロッドを挿通する場合でも、ロッドを挿通しない場合とパイロット油路のサイズを略同等にすることができ、回転角度センサやロッドの装備に伴うスイベルジョイントのサイズアップを抑制することができる。
以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。以下の実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができるとともに、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることが可能である。
また、以下の説明では、特に説明しない限り、重力の方向を下方とし、その逆を上方として説明する。また、スイベルジョイントの説明では、特に説明しない限り、スイベルジョイントが水平状態の作業機械に搭載された状態を基準として上下方向を定める。
本発明の一実施形態に係る油圧ショベル1の構成を、図1を参照して説明する。
この油圧ショベル1は、クローラ式の走行装置を装備した下部走行体2と、下部走行体2の上に旋回自在に搭載された上部旋回体3とを備えて構成される。上部旋回体3の車両前方側には、オペレータ(操作者)が搭乗するキャビン5と、これに隣接して設けられたフロント作業装置(以下、作業装置という)4とが設けられている。また、上部旋回体3の最後端部には機体の重量バランスを保つためのカウンタウェイト6が配設されている。
同様に、スティック4Bはその基端部をブーム4Aの先端部に対して揺動自在に軸支され、さらにスティック4Bの先端部にバケット4Cが軸支されている。ブーム4A及びスティック4Bの間にはスティックシリンダ4bが介装され、スティック4B及びバケット4Cの間にはバケットシリンダ4cが介装されている。スティック4B及びバケット4Cはそれぞれ、スティックシリンダ4b及びバケットシリンダ4cの伸縮動作に応じて揺動する。
キャビン5の内部には、これらの各種油圧装置の作動量を入力するための図示しない各種の操作レバーやペダルが設けられている。
本発明の一実施形態に係るスイベルジョイントの構成を、図2〜図4を参照してさらに説明する。
以下、単に軸方向といった場合は、外側ボディ71や内側ボディ72の軸線方向(換言すれば回転中心線CLに沿った方向、このため、軸線方向CLともいう)をいい、単に径方向といった場合は回転中心線CLに対して垂直な方向をいう。
フランジ部71bは径方向に延びた円環プレート形状のものであり、その外周縁には厚み方向に貫通する孔71baが間隔を空けて配置されている。これらの孔71baにそれぞれボルト挿通させ、これらのボルトにより外側ボディ71が下部走行体2に固定される。なお、フランジ部71bの形状は、円環プレート形状のものに限定されず、例えば外形が正方形のフランジであっても良い。
ボス部71cは、側面視で、軸方向に対し斜めに延在する湾曲形状のものである。各ボス部71cの側面は、平坦な面とされ、外部配管接続用の接続ポート9B,10Bが設けられている。
内側ボディ72の上端面には、回転中心線CL上にセンサ取付用のポート8Cが配置され、このポート8Cを囲むようにして、回転中心線CLを中心とした円周上に外部配管接続用のポート9A,10Aが設けられている。
径方向油路8aは、内側ボディ72に径方向に沿って形成され、一端が、内側ボディ上部72aの外周面に接続ポート8Aとして開口し、他端が軸方向油路8bに連通している。
軸方向油路8bは、内側ボディ72に軸方向に貫通して設けられ、回転中心線CL上に配置されている。軸方向油路8bは、内側ボディ72の上端に開口するポート8Cから、後述の回転角度センサ11aが液密に挿入されている。換言すれば、軸方向油路8bを、回転角度センサ11aの取り付け部の空間として利用している。軸方向油路8bの上端が回転角度センサ11aにより栓をされてしまうため、前記の径方向油路8aを設けて、この径方向油路8aを、回転角度センサ11aの下方において軸方向油路8bと接続させている。
油孔8dは、回転中心線CLから外れた位置において、油室8cの下方を画成する外側ボディ71の底壁71aaに軸方向に貫通して設けられており、底壁71aaの下端面に接続ポート8Bとして開口している。
つまり、プレート72dが設けられていないと、油室8cから、内側ボディ72の下端面72baの全体に油圧が作用して、内側ボディ72を上方に押し上げて外側ボディ71から抜けてしまうおそれがあるので、プレート72dを設けることでこれを防止している。そこで、以降、プレート72dを、抜け防止プレート72dという。
各高圧油路9は、軸方向油路9a,径方向油路9b,環状油路(第1高圧油路)9c及び径方向油路9dを備えて構成される。軸方向油路9a及び径方向油路9bは、内側ボディ72に形成され、本発明の第2高圧油路を構成する。
径方向油路9bは、内側ボディ下部72bに径方向に沿って穿設され、一端が上述のように軸方向油路9aの下端に接続し、他端が環状油路9cに接続する。
外側ボディ71に内周面には、径方向油路9bと同じ高さに、回転中心線CLを中心とした環状の溝が開口しており、環状油路9cは、この環状の溝と内側ボディ72の外周面との間に形成される環状の油路である。
径方向油路9dは、径方向に沿って外側ボディ71のボス部71cに貫通して形成され、一端が環状油路9cの外周に接続され、他端がボス部71cの側面に接続ポート9Bとして開口している。
なお、複数の高圧油路9を構成する径方向油路9b,環状油路9c及び径方向油路9dは、軸方向に対し位置をずらして配置されている。
軸方向油路10aは、内側ボディ72に、回転中心線CLから外れた位置において軸方向に沿って、複数の高圧油路9の何れよりも下方まで穿設されている。軸方向油路10aは、その上端が内側ボディ72の上面に接続ポート10Aとして開口し、その下端が径方向油路10bの一端に接続される。
径方向油路10bは、高圧油路9の環状油路9cの何れよりも低い位置において、内側ボディ下部72bに径方向に沿って穿設され、一端が上述のように軸方向油路10aの下端に接続し、他端が環状油路10cに接続される。
径方向油路10dは二つあり、外側ボディ71の両ボス部71cに径方向に沿ってそれぞれ貫通して形成される。各径方向油路10dは、一端が環状油路10cの外周に接続され、他端がボス部71cの外周面に接続ポート10Bとして開口する。
外側ボディ71に内周面には、径方向油路10eと同じ高さに、回転中心線CLを中心とした環状の溝が開口しており、ドレン溝10fは、この環状の溝と内側ボディ72の外周面との間に形成される環状の油路である。
つまり、高圧油路9の一部を構成する環状油路9cの周囲には、後述するようにシールリング12a〔図3(a)参照〕が配設されているが、万が一、このシールリング12aが損傷して高圧油がシールリンング12aを通過しても、この高圧油(リーク油)を回収できるように、径方向油路10e及びドレン溝10fが設けられている。
リーク油の流量はドレン油の流量に較べて少量であるため、リーク油の回収を目的とする油路10e,10fは、ドレン油の流通を主目的とする油路10a〜10dよりも流路断面積が小さく設定されている。
詳しくは、高圧油の環状油路9cの各相互間と軸方向外方には高圧用のシールリング12aが、ドレン油の環状油路10cの軸方向外方(図3(a)において下方)及びドレン溝10fの軸方向外方(図3(a)において上方)にはそれぞれ低圧用のシールリング12bが取り付けられている。
ロッド11bの上端は、上述した内側ボディ72に取り付けられた回転角度センサ11aに隙間を空けて対向している。回転角度センサ11aは、非接触式のセンサであり、ロッド11bと接触することなくロッド11bの角度を検出することができる。下部走行体2に対する上部旋回体2の旋回角度に応じて、外側ボディ71を介して下部走行体2に固定されたロッド11bと、内側ボディ72を介して上部走行体3に固定された回転角度センサ11aとの角度も変化する。したがって、回転角度センサ11aによりロッド11bの角度を検出することで、上部旋回体2の旋回角度を検出することができる。
なお、回転角度センサ11aには、磁気を利用した角度センサのような種々の公知の非接触式のセンサを適用することができる。
逆の言い方をすれば、回転角度センサ11aやロッド11bが無い場合でも、プラグ13を外してロッド11b及び回転角度センサ11aを後付することで上部旋回体3の旋回角度を検出できるようになる。
本発明の一実施形態としての作業機械のスイベルジョイントによれば、上部旋回体3の角度を検出するためのロッド11bをパイロット油路8内に挿通している。
パイロット油路8に替えてドレン油路10を回転中心線CL上に設け、このドレン油路10にロッド11bを挿通することも考えられるが、この場合には、ドレン油路10を流通する油量を確保するためにロッド11bを挿通する分だけドレン油路10を大きな径としなければならない。
そこで、本発明では、ロッド11bをパイロット油路8内に挿通することにより、パイロット油路8の径を、ロッド11bを挿通しない場合に較べて略同等にすることができ、それに加えて、ロッド11bを設置するためのスペースを特別に設けることが不要となるので、スイベルジョイントのサイズの増大を抑制しつつ旋回角度を検出することができる。
ここで、先ず、従来のスイベルジョイントの構成を図5(a),(b)を参照しつつ説明する。
従来のスイベルジョイント7′は、図5(a),(b)に示すように、下部走行体に取り付けられる外側ボディ71′と、上部旋回体に取り付けられる内側ボディ72′とを備えて構成されており、内側ボディ72′は、外側ボディ71′に相対回転自在に内嵌されている。
外側ボディ71′は、有底円筒形状の本体部71a′と、本体部71a′の上端外周に設けられたフランジ部71b′とを備えている。
内側ボディ上部72a′には、その上端面に、回転中心線CL′上に外部油配管接続用のポート10A′が配置され、その側面に外部配管接続用のポート8A′が設けられている。
径方向油路8a′は、一端が、内側ボディ上部72a′の外周面に接続ポート8A′として開口し、他端が軸方向油路8b′に接続している。
軸方向油路8b′は、内側ボディ上部72a′から内側ボディ下部72b′の上部に亘って軸方向に穿設されて、その下端が径方向油路8c′に接続されている。なお、軸方向油路8b′の上端は図示しないプラグによって封止されている。
環状油路8d′は、外側ボディ71′の内周面に形成された溝と内側ボディ72′の外周面との間に形成され、スイベルジョイント7′の回転中心線CL′を中心とした環状の油路である。
さらに、外側ボディ71′には、周壁の厚み方向に貫通する図示しない径方向油路が設けられている。この径方向油路は、その一端が環状油路8d′の外周側に接続され、その他端が外側ボディ71′の外周面に接続ポートとして開口している。
各高圧油路9′は、内側ボディ72′に形成される図示しない油路と、外側ボディ71′に形成される環状油路9a′及び図示しない径方向油路を備えて構成される。
環状油路9a′の内周側には、内側ボディ72′に形成される図示しない油路の一端が接続される。この図示しない油路の他端は、内側ボディ上部72a′の外面に開口して接続ポートを構成する。また、環状油路9a′の外周側には、外側ボディ71′に形成される図示しない径方向油路の一端が接続される。この図示しない径方向油路の他端は、外側ボディ71′の外周面に開口して接続ポートを構成する。
軸方向油路10a′は、回転中心線CL′上に、内側ボディ72′に軸方向に貫通して設けられており、内側ボディ72′の上面に接続ポート10A′として開口している。
油室10b′は、内側ボディ72′と外側ボディ71′との間に形成された空間により構成される。油室10c′は、その上部が、軸方向油路10a′の下端と連通している。
油孔10c′は、油室10b′の下方を画成する外側ボディ71′の底壁71aa′に軸方向に貫通して設けられており、底壁71aa′の下端面に接続ポート10B′として開口している。
なお、内側ボディ72′の下端面には、軸方向油路10a′の開口と一致する開口が設けられた抜け防止プレート72d′が重合されている。抜け防止プレート72d′は、油室10b′からの圧力を受けて内側ボディ72′が上方に抜けてしまうことを防止するためのものである。
ドレン溝10d′,10g′は、それぞれ、外側ボディ71′の内周面に形成された回転中心線CL′を中心とする環状の溝と、内側ボディ72′の外周面との間に形成された環状の油路である。
ドレン溝10d′は、パイロット油の環状油路8d′の上方に配置され、ドレン溝10g′は、パイロット油の環状油路8d′の下方に配置されている。つまり、パイロット油の環状油路8d′を上下で挟むようにしてドレン溝10d′,10g′が配置されている。
さらには、環状油路の総数を削減に伴い、環状油路の相互間及びその軸方向外方にもうけるシールリングの総数を削減できる。
その上、軸方向に沿って併設する環状油路及びシールリングの削減により、従来のスイベルジョイント7′よりも、内側ボディ72ひいてはスイベルジョイント7の軸方向長さを短くすることができるとともに、製造の簡素化を図ることができる。
(1)上記実施形態では、回転角度センサ11aを非接触式としたが、接触式とすることも可能である。
(2)上記実施形態では、環状油路9c,10c,10fを、外側ボディ71の内周面に開口した環状溝と、内側ボディの外周面との間で形成したが、外側ボディ71の内周面と、内側ボディの外周面に開口した環状溝との間で形成しても良いし、外側ボディ71の内周面に開口した環状溝と、内側ボディの外周面に開口した環状溝との間で形成しても良い。
(3)上記実施形態では、外側ボディ71を下部走行体2に設置し、内側ボディ72を上部旋回体3に設置したが、逆に、外側ボディ71を上部旋回体3に設置し、内側ボディ72を下部走行体2に設置した構成、つまり、図2(a),(b)に示す構造を上下反対にして建設機械に取り付けるような構成も可能である。
(4)上記実施形態では、外側ボディ71にロッド11bを固定し、内側ボディ71に回転角度センサ11aを固定したが、逆に、外側ボディ71に回転角度センサ11aを固定し、内側ボディ71にロッド11bを固定しても良い。
同様に、パイロット油の軸方向油路8bから外周面の接続ポート8Aを繋ぐ油路8aを径方向油路としたが、油路8aを径方向に対して傾斜した油路により構成しても良い。
さらに、上記実施形態では、高圧油やドレン油の接続ポートを内側ボディ72の上端面に設けたが(高圧油やドレン油の油路を内側ボディ72の上端面に開口させたが)、高圧油やドレン油の接続ポートを内側ボディ72の側面に設けても良い(高圧油やドレン油の油路を内側ボディ72の側面に開口させても良い)。
要するに内側ボディ72に形成される各油路は、内側ボディ72の外面に開口する接続ポートと、外側ボディ71と内側ボディ72との間に形成される環状油路とを繋ぐものであればその形状は特定の形状に限定されない。
3 上部旋回体
7 スイベルジョイント
8 パイロット油路
8A,8B パイロット油路8の接続ポート
8C パイロット油路8に設けられたセンサ取付用のポート
8a パイロット油路8を構成する径方向油路
8b パイロット油路8を構成する軸方向油路
8c パイロット油路8を構成する油室(空間)
8d パイロット油路8を構成する油孔
9A,9B 高圧油路9の接続ポート
9 高圧油路
9a 高圧油路9を構成する軸方向油路
9b 高圧油路9を構成する径方向油路
9c 高圧油路9を構成する環状油路(第1高圧油路)
9d 高圧油路9を構成する径方向油路
10 ドレン油路
10A,10B ドレン油路10の接続ポート
10a ドレン油路10を構成する軸方向油路(第2ドレン油路)
10b ドレン油路10を構成する径方向油路(第2ドレン油路)
10e,10d ドレン油路10を構成する径方向油路
10c ドレン油路10を構成する環状油路(第1ドレン油路)
10f ドレン油路10を構成する環状油路(ドレン溝、回収油路)
11a 回転角度センサ
11b ロッド
12a 高圧用のシールリング(シール部材)
12b 低圧用のシールリング(シール部材)
13 プラグ
21 切替弁
22 タンク
23 走行モータ
71 外側ボディ
71a 外側ボディ71の本体部
71aa 本体部71aの底壁
71ab 底壁71aaに設けられた孔部
72 内側ボディ
72a 内側ボディ72の上部
72b 内側ボディ72の下部
72ba 下部72bの下端面(内側ボディ72の一端)
CL 上部旋回体3及びスイベルジョイント7の回転中心線
Claims (6)
- 下部走行体と、前記下部走行体に旋回可能に取り付けられた上部旋回体との間で作動油を流通させる、作業機械のスイベルジョイントであって、
前記下部走行体及び前記上部旋回体の一方に固定され、一端に閉塞面を有する外側ボディと、
前記下部走行体及び前記上部旋回体の他方に固定され、一端を前記閉塞面に空間を空けて対向させて前記外側ボディに相対的に回転自在に内嵌される内側ボディと、
前記内側ボディの回転中心線上に形成され、パイロット油が流通するパイロット油路と、
前記パイロット油路に挿通され、前記外側ボディ及び前記内側ボディの一方に固定されるロッドと、
前記外側ボディ及び前記内側ボディの他方に固定され、前記ロッドの回転角度を検出する回転角度センサとを備え、
前記パイロット油路を画成する壁面と前記ロッドとの間の隙間をパイロット油が流通する
ことを特徴とする、作業機械のスイベルジョイント。 - 前記パイロット油路は、前記内側ボディの前記一端に開口し、
前記ロッドは、一端を、前記外側ボディの前記閉塞面に固定され、且つ、他端側を、前記内側ボディの前記一端から挿通されるようにして前記パイロット油路内に配置され、
前記回転角度センサは、前記ロッドの他端に対向して前記内側ボディに取り付けられた
ことを特徴とする、請求項1に記載の作業機械のスイベルジョイント。 - 前記回転角度センサは、前記ロッドの前記他端に間隔を空けて配置された、非接触式のセンサである
ことを特徴とする、請求項2に記載の作業機械のスイベルジョイント。 - 前記パイロット油路は、前記内側ボディに対して前記一端から他端に貫通して設けられ、
前記回転角度センサは、前記内側ボディの前記他端に、前記パイロット油路に挿入するようにして取り付けられた
ことを特徴とする、請求項2又は3に記載の作業機械のスイベルジョイント。 - 前記下部走行体には、前記パイロット油よりも圧力の高い高圧油により作動する走行モータが設置され、
前記外側ボディの内周面と前記内側ボディの外周面との間に形成され、前記走行モータに供給する前記高圧油が流通する複数の環状の第1高圧油路と、
前記外側ボディの内周面と前記内側ボディの外周面との間に形成され、前記走行モータからの漏れ油が流通する環状の第1ドレン油路と、
前記外側ボディの内周面と前記内側ボディの外周面との間に形成され、前記第1高圧油路からリークした高圧油を回収するための環状の回収油路と、
前記内側ボディに形成され、前記複数の第1高圧油路とそれぞれ連通する複数の第2高圧油路と、
前記内側ボディに形成され、前記第1ドレン油路と前記回収油路とに連通する第2ドレン油路とを備え、
前記第1ドレン油路と前記回収油路とを、前記外側ボディ及び前記内側ボディの軸心方向の外方から前記複数の第1高圧油路を挟みつけるように配置した
ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の作業機械のスイベルジョイント。 - 前記外側ボディの内周面と前記内側ボディの外周面との間において、前記複数の第1高圧油路,前記第1ドレン油路及び前記回収油路の各相互間と前記軸方向の両外方にシール部材が取り付けられた
ことを特徴とする、請求項5に記載の作業機械のスイベルジョイント。
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