JP2595400Y2 - 掘削装置の泥土中回転軸保持装置 - Google Patents

掘削装置の泥土中回転軸保持装置

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JP2595400Y2 JP1992092333U JP9233392U JP2595400Y2 JP 2595400 Y2 JP2595400 Y2 JP 2595400Y2 JP 1992092333 U JP1992092333 U JP 1992092333U JP 9233392 U JP9233392 U JP 9233392U JP 2595400 Y2 JP2595400 Y2 JP 2595400Y2
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征二 森
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、多軸オーガの軸間維持
装置や振止め装置等、泥土中もしくは泥土をかぶる位置
にある回転軸保持部に設ける掘削装置の泥土中回転軸保
持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アースオーガ装置によって地下連続壁を
構築するとき、掘削孔は円孔が交叉した連続孔R(図
3)として掘削されるが、この掘削孔の連続は各軸の刃
先どうしを互いに段違いに位置させ、且つ干渉させるこ
とにより行なわれ、そしてこの刃先の干渉状態は多軸オ
ーガどうしの間隔を強制的に一定にする軸間維持装置に
よって維持される。またアースオーガ装置においては、
リーダマストの下部に位置させた振止め装置によって、
オーガの振れを阻止して掘削孔の方向を規制している。
しかしてこれらの泥土中回転軸保持装置は、回転する軸
と軸受部材との間に泥土やセメントミルク等が侵入し
て、軸受部が損耗し易く、しばしば軸受部材を取り換え
ねばならず、この交換時の部材費、修理費と人件費等、
従来装置には経費面と能率面において問題点があり、軸
受け部に潤滑油を注入しても油漏れが発生し易い等の欠
点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、回転軸分に
泥土やセメントミルク等の侵入や潤滑油漏れがなく、シ
ール部材、軸受部材等の耐久性が向上して、経費面と能
率面において有利であると共に、潤滑油の適量を確認で
きる掘削装置の泥土中回転軸保持装置を得ることを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、装置本体に固
設した固定筒Cに回転軸Bを枢着し、固定筒Cの上端部
12に固定筒側テーパー内面20を形成し、同固定筒C
の下端部13に固定筒側テーパー内面22を形成して、
同固定筒の上下端部に、それぞれ蓋盤16,17を設け
るに際し、各蓋盤を回転軸Bに固定すると共に周端面ど
うしを小間隙を置いて対向させ、各蓋盤16,17にそ
れぞれ前記固定筒側テーパー内面20,22と面対称に
蓋盤側テーパー内面21,23を形成し、それぞれテー
パ外面25,25aを有する2個のテーパリング26,
26aの底面を最大径部を含む小幅輪状面D1で密着さ
せて構成したテーパーリング対D,Dの、各外位置テー
パ外面25と蓋盤側テーパー内面21,23との間、お
よび各内位置のテーパ外面25a,25aと対応する固
定筒側テーパー内面20,22との間に、それぞれOリ
ング17を弾圧的且つ液密的に介装することにより、固
定筒Cの上下端部12,13と蓋盤16,17間に形成
される上下の環状空間28,29に、それぞれテーパリ
ング対D,Dを浮き支持状態で設け、前記Oリング24
と、テーパリング対D,DとOリング27によって液密
的に閉じられる回転軸Bの周囲空間に連通する潤滑油注
入口31を設け、且つ同周囲空間に連通させて各テーパ
ーリング対Dに対する潤滑油適量確認手段Eを設けて成
る掘削装置の泥土中回転軸保持装置である。
【0005】
【作用】回転軸保持装置の回転動作に先立って、潤滑油
注入口31から、固定筒C内のテーパリング対D,Dと
Oリング27によって液密的に閉じられた回転軸Bの周
囲空間に、潤滑油を注入する。潤滑油が上昇して潤滑油
適量確認手段Eに達したとき、たとえば同手段の油量確
認孔40から潤滑油が滴下し、あるいは別例で監視窓3
2の下部面が暗くなることで、潤滑油の適量を確認し、
すべてのテーパーリング対Dに潤滑油が行き渡ったこと
を知る。回転軸Bが軸受14,14に受けられて回転す
ると、テーパーリング対D,Dの外のテーパリング26
が回転軸Bに固定された蓋盤16,17とともに回転
し、内のテーパリング26aが固定筒C側で停止し、外
のテーパリング26は内のテーパリング26aに対して
底面の小幅輪状面D1どうしで油幕を介して密着して摺
回動する。もし回転軸Bと固定筒Cの軸心がずれたり、
回転軸Bがオーガ4によって傾いても、これらの変位が
許容範囲にあるかぎり、Oリング17の弾力によって常
に両テーパリング26,26aが軸心平行になるように
制御され、小幅輪状面間に環状の連続密着面が残り、こ
の連続密着面から泥土や、セメントミルクが侵入して軸
受14,14の部分に至ることがなく、回転軸Bが固定
筒Cに対して円滑に回転する。そして適時に、潤滑油適
量確認手段Eにより潤滑油の補給状態を監視すれば、各
テーパーリング対Dに潤滑油切れが生じることがない。
【0006】
【実施例】本考案の一実施例を説明する。図8に示すも
のは、アースオーガ装置で、1は機台2上のアーム2a
によって支持して地上に立柱したリーダマストで、3は
リーダマスト1のトップシーブ5から繰出し繰込みされ
る主索条6に吊下げられて、リーダマスト1に設けた平
行案内棒7に沿って昇降するモータ部である。4はモー
タ部3に連結した3本のアースオーガで、掘削刃4aを
有する。Aは平行案内棒7の下部に抱込み腕11によっ
て取付けられて、アースオーガ4の振れを防止するため
の振止め装置で、裏部に設けた抱込み腕11によって平
行案内棒7に抱込み嵌合している。8はキャッチフオー
クで、9はアーム起伏用油圧シリンダである。A1は、
地下連続壁を構築するときの下孔として、円孔が交叉し
た連続孔R(図3)を掘削する際、多軸オーガの刃先ど
うしを干渉させるためにオーガどうしの間隔を一定に保
つ軸間維持装置ある。
【0007】前記軸間維持装置A1を図1乃至図2によ
って詳述する。Bは各オーガ2の下部の途中に連結する
中間軸からなる回転軸で、各回転軸Bは、上下端部1
2,13の内方にそれぞれ軸受14,14を装着した固
定筒Cに枢着され、3個の固定筒は各軸心が同一平面で
軸平行になるように連結板35a(図4)で一体的に連
結される。前記軸受14,14は、軸方向に働く力に対
抗するためにスラストラジアル軸受を用いるとよい。1
6は回転軸Bの上端部12に一体的に設けた鍔部15の
下面に固定した蓋盤で、固定筒Cの上端部12に、対向
する周端面間に小間隙を置いて設けられる。17は回転
軸Bの下端部13の雄ねじ部19に螺着した鍔部18の
上面に固定した蓋盤で、固定筒Cの下端部に、対向する
周端面間に小間隙を置いて設けられる。15a,18a
は、回転軸Bをそれぞれ上と下のオーガ軸間に連結する
ためのプラグ部である。20,22は前記固定筒Cの上
下端部にそれぞれ形成した外開き形の筒体側テーパー内
面である。21,22は上下の蓋盤16,17のそれぞ
れに前記筒体側テーパー内面20,22と面対称に形成
した蓋盤側テーパー内面である。
【0008】D,Dはそれぞれ上下のテーパーリング対
で、それぞれテーパ外面25,25aを有する2個のテ
ーパリング26,26aの底面を最大径部を含む小幅輪
状面でスライド自在に密着させて構成したものである。
(ここで内位置、外位置とは、固定筒Bの中間部分から
見て内位置か外位置かをいう。)上のテーパーリング対
Dの外位置のテーパ外面25と蓋盤16側テーパー内面
21との間にOリング27を、そして内位置のテーパ外
面25aと筒体側テーパー内面20との間にOリング2
7を弾圧的且つ液密的に介装し、下のテーパーリング対
Dの外位置のテーパ外面25aと蓋盤17側テーパー内
面23との間にOリング27を、そして内位置のテーパ
外面25aと筒体側テーパー内面22との間にOリング
27を弾圧的且つ液密的に介装することにより、固定筒
の上下端部と上下の蓋盤16,17間に、それぞれ形成
される上下の環状空間28,29にテーパリング対D,
Dを浮き支持状態で設ける。24は各蓋盤と回転軸B間
を液密的にシールするOリングである。
【0009】31は、鍔部15と蓋盤16から上のテー
パーリング対Dのある環状空間28の上部空間28aに
連通する栓31a付き潤滑油注入口で、前記Oリング2
4と、テーパリング対D,DとOリング27によって液
密的に閉じられる回転軸Bの周囲空間に、この潤滑油注
入口31から潤滑油が注入される。これで回転軸Bが軸
受14に受けられて回転するとき、0リング27の弾力
によってテーパーリング対D,Dを構成する外のテーパ
リング26が、底面の小幅輪状面D1(図2)で油幕を
介して内のテーパリング26aの底面の小幅輪状面D1
に一様に密着して摺回動する。よってテーパリング対D
のこの接触小幅輪状面D1から潤滑油が漏れたり、泥土
や水分が浸入することがない。Eは潤滑油適量確認手段
で、図2に詳述するように上のテーパーリング対Dのあ
る環状空間28の上部空間28aから側方へ開通する横
孔28bの、蓋盤16の側部における開口部を、栓39
で油密的に閉じた油量確認孔40よりなる。この油量確
認孔40は上のテーパーリング対Dより上に位置するよ
うに設けられる。このようにして、栓31a,39を外
して注入部31から潤滑油を入れると、上部空間28a
へ油液面が上昇して横孔28bを通って油量確認孔40
からこぼれ落ちる。これで潤滑油の充分な充填が確認で
きる。作業始めと適時に油量を確認すれば、上のテーパ
ーリング対Dに潤滑油切れが生じることがない。図1に
おいて、38は下のテーパーリング対Dのある環状空間
29の下部から側方へ開通する横孔29bに連通した栓
38a付きドレンで、汚れた潤滑油等を抜くときに用い
る。30は各蓋盤の取付けボルトである。
【0010】前記振止め装置Aを図5乃至図7によって
詳述する。図5において、Bは各オーガ4を軸方向摺動
且つ回動自在に保持する筒形の回転軸で、装置本体10
と一体的に固設した固定筒Cに、同回転軸Bが上下端部
12,13の内方においてスラスト兼ラジアル軸受1
4,14によって枢着されて、固定筒Cに対して軸方向
の力に対して上下に移動しないようになっている。16
は回転軸Bの上端部12の周囲に一体的に設けた鍔部1
5の下面に固定した蓋盤で、固定筒Cの上端の周端面間
と小間隙を置いて設けられる。17は回転軸Bの下端部
13の周囲の雄ねじ部19に螺着した鍔部18の上面に
固定した蓋盤で、固定筒Cの周端面間に小間隙を置いて
設けられる。20,22は固定筒Cの上下周端面の内側
に、それぞれ形成した外開き形の固定筒側テーパー内面
である。21,23は上下の蓋盤16,盤側テーパー内
面である。
【0011】D,Dはそれぞれ上下のテーパーリング対
で、それぞれテーパ外面25,25aを有する2個のテ
ーパリング26,26aの底面を最大径部を含む小幅輪
状面でスライド自在に密着させて構成したものである。
リング対Dの外位置のテーパ外面25と蓋盤16側テー
パー内面21との間にOリング27を、そして内位置の
テーパ外面25aと固定筒側テーパー内面20との間に
Oリング27を弾圧的且つ液密的に介装し、下のテーパ
ーリング対Dの外位置のテーパ外面25と蓋盤17側テ
ーパー内面23との間にOリング27を、そして内位置
のテーパ外面25aと固定筒側テーパー内面22との間
にOリング27を弾圧的且つ液密的に介装することによ
り、固定筒Cの上下端部と上下の蓋盤16,17間に、
それぞれ形成される上下の環状空間28,29にテーパ
リング対D,Dを浮き支持状態で設ける。24は各蓋盤
と回転軸B間を液密的にシールするOリングである。3
0は各蓋盤の取付けボルトである。
【0012】31は鍔部15と蓋盤16に穿設した栓3
1a付き潤滑油注入口で、Oリング27とテーパリング
対D,Dによって液密的に閉じられる回転軸Bの周囲空
間に連通する。前記空間に潤滑油が注入され、回転軸B
が軸受14,14に受けられて回転するとき、テーパー
リング対D,Dを構成する外のテーパリング25が、底
面の小幅輪状面D1(図6)で油幕を介して内のテーパ
リング25aの底面の小幅輪状面D1に密着して摺回動
する。Eは潤滑油適量確認手段で、図6に詳述するよう
に、上のテーパーリング対Dのある環状空間28の上部
空間28aに連通して側方へ開通する横孔28bが、斜
め切り込み溝36によって斜め上向きに切られて形成さ
れた開口部を、縁枠33aで固定する内側面反射型透明
板33をもって油密的に閉じた油量監視窓32よりな
る。この油量監視窓32は上のテーパーリング対Dより
上に位置するように設けられる。油液面上と液面下によ
って分かれる反射型透明板33の明暗の相違によって、
油量の減少を知ることができる。前記注入部31から潤
滑油を一杯入れると、監視窓32が暗くなるが、油量が
減少するにしたがって、上から下へ順に監視窓32が明
るくなってゆくので、監視窓32の下部面が暗いうちに
潤滑油を補給するように油量を監視すれば、上のテーパ
ーリング対Dに潤滑油切れが生じることがない。34
は、切り込み溝36に軸架したピン35に枢着して、ば
ね37によって窓側に付勢した保護板で、図6,図7に
示すように、ばね37の弾力に抗して矢印方向に跳ね上
げて、監視窓32の明暗をみる。38は、下のテーパー
リング対Dのある環状空間29の下部から側方へ開通す
る横孔29bに連通した栓38a付きドレンで、汚れた
潤滑油等を抜くときに用いる。
【0013】以上の構成は、多軸オーガの軸間維持装
置、振止め装置に限らず、泥土中で回転する縦軸、横軸
の保持構造にひろく応用できることは言うまでもない。
横軸の場合、左右のテーパリング対Dの下部が潤滑油に
浸かっていれば、外のテーパリング26が回転するとき
テーパリング対D全体に潤滑油がまわるから、潤滑油適
量確認手段Eをテーパリング対Dの上部よりも低く設け
てもよい。なお、これら回転軸保持装置では、Oリング
27とテーパリング対Dと固定筒Cによって液密的に閉
じられる回転軸B周囲の潤滑油空間と、泥土空間との境
界に、例えば固定筒Cの側壁にダイヤフラムを設けて、
熱膨張する潤滑油空間の圧力と泥土液の圧力の均衡を図
ると、テーパリング対Dから潤滑油が漏れたり、この部
分から泥土が浸入することが完全に防止される。
【0014】
【考案の効果】本考案は、装置本体に固設した固定筒C
に回転軸Bを枢着し、固定筒Cの上端部12に固定筒側
テーパー内面20を形成し、同固定筒Cの下端部13に
固定筒側テーパー内面22を形成して、同固定筒の上下
端部に、それぞれ蓋盤16,17を設けるに際し、各蓋
盤を回転軸Bに固定すると共に周端面どうしを小間隙を
置いて対向させ、各蓋盤16,17にそれぞれ前記固定
筒側テーパー内面20,22と面対称に蓋盤側テーパー
内面21,23を形成し、それぞれテーパ外面25,2
5aを有する2個のテーパリング26,26aの底面を
最大径部を含む小幅輪状面D1で密着させて構成したテ
ーパーリング対D,Dの、各外位置テーパ外面25と蓋
盤側テーパー内面21,23との間、および各内位置の
テーパ外面25a,25aと対応する固定筒側テーパー
内面20,22との間に、それぞれOリング17を弾圧
的且つ液密的に介装することにより、固定筒Cの上下端
部12,13と蓋盤16,17間に形成される上下の環
状空間28,29に、それぞれテーパリング対D,Dを
浮き支持状態で設け、前記Oリング24と、テーパリン
グ対D,DとOリング27によって液密的に閉じられる
回転軸Bの周囲空間に連通する潤滑油注入口31を設
け、且つ同周囲空間に連通させて各テーパーリング対D
に対する潤滑油適量確認手段Eを設けたから、回転軸B
と装置本体側の固定筒Cの軸心がずれたり、回転軸Bが
微小傾いても、Oリング27の弾力によって常に両テー
パリング26,26aが軸心平行になるように制御さ
れ、小幅輪状面間に密着面が連続環状に残り、この環状
密着面からの油漏れがなく、また泥土や、セメントミル
クの侵入が阻止され、したがって軸受部が損耗し難く、
適当時間ごとにテーパリング対を取り換えるだけで、軸
受部の耐久性を維持でき、潤滑油適量確認手段Eによっ
て油量を監視すればテーパリング対や軸受部に潤滑油切
れを発生させることなく、安全に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】まだ一実施例の側断面図である。
【図2】同実施例の要部の拡大側断面図である。
【図3】多軸オーガで掘削した連続孔の平面図である。
【図4】多軸オーガ部分の正面図である。
【図5】別実施例の側断面図である。
【図6】同実施例の要部の拡大側断面図である。
【図7】同要部を斜め上から見た斜視図である。
【図8】アースオーガ装置の側面図である。
【符号の説明】
A 振止め装置 A1 軸間維持装置 B 回転軸 C 固定筒 D テーパリング対 D1 小幅輪状面 E 潤滑油適量確認手段 4 アースオーガ 14 軸受 16 蓋盤 17 蓋盤 20 固定筒側テーパー内面 21 蓋盤側テーパー内面 22 固定筒側テーパー内面 23 蓋盤側テーパー内面 25 テーパ外面 25a テーパ外面 26 テーパリング 26a テーパリング 27 Oリング 28 環状空間 28b 横孔 29 環状空間 31 潤滑油注入口 32 油量監視窓 33 内側面反射型透明板 40 油量確認孔

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に固設した固定筒(C)に回転
    軸(B)を枢着し、固定筒(C)の上端部(12)に固
    定筒側テーパー内面(20)を形成し、同固定筒(C)
    の下端部(13)に固定筒側テーパー内面(22)を形
    成して、同固定筒の上下端部に、それぞれ蓋盤(16,
    17)を設けるに際し、各蓋盤を回転軸Bに固定すると
    共に周端面どうしを小間隙を置いて対向させ、各蓋盤
    (16,17)にそれぞれ前記固定筒側テーパー内面
    (20,22)と面対称に蓋盤側テーパー内面(21,
    23)を形成し、それぞれテーパ外面(25,25a)
    を有する2個のテーパリング(26,26a)の底面を
    最大径部を含む小幅輪状面(D1)で密着させて構成し
    たテーパーリング対(D,D)の、各外位置のテーパパ
    外面(25)と蓋盤側テーパー内面(21,23)との
    間、および各内位置のテーパ外面(25a,25a)と
    対応する固定筒側テーパー内面(20,22)との間
    に、それぞれOリング(27)を弾圧的且つ液密的に介
    装することにより、固定筒(C)の上下端部(12,1
    3)と蓋盤(16,17)間に形成される上下の環状空
    間(28,29)に、それぞれテーパリング対(D,
    D)を浮き支持状態で設け、前記Oリング(24)と、
    テーパリング対(D,D)とOリング(27)によって
    液密的に閉じられる回転軸(B)の周囲空間に連通する
    潤滑油注入口(31)を設け、且つ同周囲空間に連通さ
    せて各テーパーリング対(D)に対する潤滑油適量確認
    手段(E)を設けて成る掘削装置の泥土中回転軸保持装
  2. 【請求項2】 上のテーパーリング対(D)のある環状
    空間(28)の上部空間(28a)に連通して側方へ開
    通する横孔(28b)の、蓋盤(16)の側部における
    開口部を、栓(39)で油密的に閉じた油量確認孔(4
    0)より成る潤滑油適量確認手段(E)を設けた請求項
    1記載の掘削装置の泥土中回転軸保持装置
  3. 【請求項3】 上のテーパーリング対(D)のある環状
    空間(28)の上部空間(28a)に連通して側方へ開
    通する横孔(28b)の斜め上向きの開口部を、内側面
    反射型透明板(33)をもって油密的に閉じた油量監視
    窓(32)より成る潤滑油適量確認手段(E)を設けた
    請求項1記載の掘削装置の泥土中回転軸保持装置
JP1992092333U 1992-12-22 1992-12-22 掘削装置の泥土中回転軸保持装置 Expired - Lifetime JP2595400Y2 (ja)

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