JPH0327091Y2 - - Google Patents

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JPH0327091Y2
JPH0327091Y2 JP1984072806U JP7280684U JPH0327091Y2 JP H0327091 Y2 JPH0327091 Y2 JP H0327091Y2 JP 1984072806 U JP1984072806 U JP 1984072806U JP 7280684 U JP7280684 U JP 7280684U JP H0327091 Y2 JPH0327091 Y2 JP H0327091Y2
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JP
Japan
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oil
hydraulic oil
hydraulic
swivel joint
base
Prior art date
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JP1984072806U
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English (en)
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JPS60186367U (ja
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、バツクホーのスイベルジヨイント潤
滑構造に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来、バツクホーでは、走行部に設けた旋回基
台上に、原動機部を搭載した機体フレームが回転
台を介して左右旋回自在に枢支載設されており、
回転台と旋回基台の間で油圧作動油を流通させる
ために、両者間にスイベルジヨイントが介設され
ており、同ジヨイントは、回転台下面に垂設した
同ジヨイントの略円柱状インナーを、旋回基台に
立設した下端閉塞筒状のアウターに挿入し、イン
ナー及びアウターに設けた連通溝により、回転台
の回動にかかわらず支障なく作動油を流通させる
ように構成されているが、アウターとインナー相
互摺動面は、極めて僅かな間隙で摺接しており、
摺接面と流通溝との間には、作動油の漏洩を防止
するためにOリングが設けられている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 従つて、摺接面には回転台旋回のたびに摩擦が
作用するが、アウターの開放端近傍の摺動面に
は、上記のOリングにより作動油の流入が阻まれ
ているため焼付きを起すおそれがあつた。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案では、走行フレームに立設した旋回基台
と、同基台上に左右旋回自在に枢支した回転台と
の間に、下端閉塞筒状のアウターと、同アウター
内部に回転自在に挿入した略円柱状のインナーよ
りなるスイベルジヨイントを、インナーを介して
回転台下面に垂設し、アウターを旋回基台に連結
してアウターとインナーの摺接面にそれぞれ形成
した連通溝により、作動油がインナーとアウター
間で流通できるように構成すると共に、アウター
の開放上端近傍の摺接面に、上下2本のリング溝
を所定の間隔を保持して形成し、各リング溝にそ
れぞれOリングを嵌入し、各リング溝の間に油溝
を形成し、インナーの内部に作動油タンクと連通
したドレン孔を設け、油孔を介し上記ドレン孔と
油溝とを連通せしめてなるバツクホーのスイベル
ジヨイント潤滑構造を提供せんとするものであ
る。
(ホ) 作用 ドレン油回路には油圧がかかつていないので、
摺接面に過大な油圧が加わることなく、潤滑に必
要な作動油のみ流入させるものであり、逆にOリ
ング不良等により同摺接面に作動油が漏出して
も、同摺接面は、ドレン油回路と連通しているの
で、漏洩作動油は作動油タンクに返送回収されア
ウター開放端から作動油が流出することが防止さ
れている。
(ヘ) 効果 本考案によれば、スイベルジヨイントの潤滑構
造を上記のように構成することにより、スイベル
ジヨイントの焼付きを防止すると共に、同ジヨイ
ントからの漏油を防止するという効果がある。
(ト) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
Aはバツクホールを示し、走行部としてのクロー
ラ1を装備した走行フレーム2の略中央部に旋回
基台3を立設し、同基台3上に回転台4を介して
機体フレーム5を左右旋回自在に枢支載設し、同
フレーム5上面後部には原動機部6同中央部には
運転部7を配設し、同フレーム5前端中央部に設
けたブーム支持体8を介して、後方から順にブー
ム、アーム、バケツト9,10,11を枢支連設
し、各々に配設した油圧シリンダ9′,10′,1
1′の作動により上下回動せしめて掘削作業を行
うように構成されている。
走行部には、クローラ1駆動のために左右一対
の油圧アクチユエータとしての油圧モータ12,
12′が配設されており、旋回基台3前方に設け
た排土板13を昇降作動させるための油圧アクチ
ユエータとしての油圧シリンダ14が配設されて
おり、上記3個の油圧アクチユエータ12,1
2′,14は、原動機部6に配設した油圧ポンプ
15から制御弁16を介して油圧アクチユエータ
12,12′,14に供給され、そののち作動油
タンク17に還流する作動油により駆動されてお
り、回転台4側の制御弁16及び作動油タンク1
7と旋回基台3側の油圧アクチユチータ12,1
2′,14の間には、回転台4が回動しても作動
油を流通させるためにスイベルジヨイントJが介
設されている。
同ジヨイントJは、下端閉塞筒状のアウター1
8を旋回基台3に立設し、同アウター18の外周
面には、油圧アクチユエータ12,12′,14
からの往復合わせて6本の油圧配管20が連結さ
れており、同アウター18内部に上方から挿入し
た略円柱状のインナー19の上部外側面には上記
油圧配管20に対応する6本の油圧ホース21が
連結しており、油圧配管20と油圧ホース21
は、インナー19内部に穿設した6本の連通孔2
2及び、アウター18及びインナー19の摺接面
23,24にそれぞれ形成した6条の連通溝2
5,26により回転台4の回動にかかわらずそれ
ぞれ独立した連通状態を保持している。
インナー19の摺接面24には、隣接した連通
溝26の中間位置にリング溝27が形成され、同
溝27にOリング28が嵌入して連通溝25,2
6に接した摺接面23,24からの作動油漏洩を
防止している。特に、作動油の同ジヨイントJ外
部への洩出を防止するために、アウター18の最
上段の連通溝25上方の摺接面23には、所定間
隔dを保持して二条のリング溝27及びOリング
28が配設されており、更にアウター18の開放
上端面の外周縁の面取り部にも防塵用のOリング
28が配設されている。
上記所定間隔d内方位置の摺接面24には、油
孔29が穿設されており、同油孔29は、各連通
溝25,26から漏出した作動油を排出するため
にアウター18の摺接面23に形成した油溝32
と、インナー19内部に穿設したドレン孔30に
連通し、ドレン孔30はインナー19上端面に連
結したドレンホース31を介して作動油タンク1
7に連通しており、従つて摺接面24には作動油
タンク17の油面とスイベルジヨイントJとの間
のヘツドhによる油圧が作用しており、同油圧は
上記摺接面23,24の潤滑に適当な油圧であ
り、同摺接面23,24の摩擦を緩和して焼付き
を防止すると共に、万一、Oリング28不良等に
より作動油が漏洩しても、漏洩作動油は摺接面2
3の油溝32、摺接面24の油孔29、ドレン孔
30及びドレンホース31を介して作動油タンク
17に返流回収され、同ジヨイントJ外部への漏
出が防止されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のスイベルジヨイント構造を
有するバツクホーの全体側面図、第2図は、同要
部の平面図、第3図は、第1図−断面図。 A……バツクホー、J……スイベルジヨイン
ト、2……走行フレーム、3……旋回基台、4…
…回転台、17……作動油タンク、18……アウ
ター、19……インナー、23……摺接面(アウ
ター側)、24……摺接面(インナー側)、25…
…連通溝(アウター側)、26……連通溝(イン
ナー側)、29……油孔、30……ドレン孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行フレーム2に立設した旋回基台3と、同基
    台3上に左右旋回自在に枢支した回転台4との間
    に、下端閉塞筒状のアウター18と、同アウター
    18内部に回転自在に挿入した略円柱状のインナ
    ー19よりなるスイベルジヨイントJを、インナ
    ー19を介して回転台4下面に垂設し、アウター
    18を旋回基台3に連結してアウター18とイン
    ナー19の摺接面23,24にそれぞれ形成した
    連通溝25,26により、作動油がインナー19
    とアウター18間で流通できるように構成すると
    共に、アウター18の開放上端近傍の摺接面23
    に、上下2本のリング溝27,27を所定の間隔
    を保持して形成し、各リング溝27,27にそれ
    ぞれOリング28,28を嵌入し、各リング溝2
    7,27の間に油溝32を形成し、インナー19
    の内部に作動油タンク17と連通したドレン孔3
    0を設け、油孔29を介し上記ドレン孔30と油
    溝32とを連通せしめてなるバツクホーのスイベ
    ルジヨイント潤滑構造。
JP7280684U 1984-05-17 1984-05-17 バツクホ−のスイベルジヨイント潤滑構造 Granted JPS60186367U (ja)

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JP7280684U JPS60186367U (ja) 1984-05-17 1984-05-17 バツクホ−のスイベルジヨイント潤滑構造

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JP7280684U JPS60186367U (ja) 1984-05-17 1984-05-17 バツクホ−のスイベルジヨイント潤滑構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60186367U JPS60186367U (ja) 1985-12-10
JPH0327091Y2 true JPH0327091Y2 (ja) 1991-06-12

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ID=30611564

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7280684U Granted JPS60186367U (ja) 1984-05-17 1984-05-17 バツクホ−のスイベルジヨイント潤滑構造

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JPS60186367U (ja) 1985-12-10

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