JP3535962B2 - 旋回作業機のスイベルジョイントとこれを用いた旋回作業機の油圧回路 - Google Patents
旋回作業機のスイベルジョイントとこれを用いた旋回作業機の油圧回路Info
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Description
等の旋回作業機に採用されるスイベルジョイントとこれ
を用いた旋回作業機の油圧回路に関するものである。
は、掘削装置やこれを駆動する油圧ポンプはすべて旋回
体側に搭載され、この旋回体をクローラ式走行装置の上
面側に回動自在に設けている。このため、走行装置側に
ある走行モータやドーザシリンダ等のアクチュエータに
油圧ポンプからの作動油を供給するために、前記旋回体
と走行装置との間に回動自在な配管接続部としてスイベ
ルジョイントが設けられている。
数のシャフト油路を内部に有する縦向きのシャフトと、
このシャフトの胴部に回動自在に外嵌されたアウタスリ
ーブと、を備え、このシャフトの胴部とアウタスリーブ
と間の摺動面には、各シャフト油路がそれぞれ連通する
複数の環状溝が縦方向に間隔を置いて形成されていると
ともに、これらの各環状溝同士を互いに油密にシールす
るシール部材が介装されている。また、アウタスリーブ
には、その各環状溝に連通するスリーブ油路が形成され
ている。
油圧回路は、旋回体に搭載されたメインポンプからの作
動油を走行装置に搭載された走行モータの駆動部に供給
するメインラインと、走行モータからの戻り油を旋回体
に搭載された作動油タンクに戻すためのドレンライン
と、旋回体に搭載されたサブポンプからの作動油を走行
モータのパイロット弁に供給するパイロットラインとを
備え、これらの各ラインをすべてスイベルジョイントを
介在して配管することにより構成される。
トの複数の環状室はすべてシール部材で油密にシールさ
れているが、ドレンラインやパイロットラインに比べて
高圧なメインラインに接続されている環状室から油漏れ
を完全に防止するのは困難である。しかるに、従来のス
イベルジョイントでは、アウタスリーブの上下端部に位
置する環状溝をメインラインとして設定していたので、
同スリーブの上下から作動油が漏れ出すことがあった。
からの油漏れを防止する手段として、アウタスリーブの
下端開放部を底蓋で閉塞してシャフトの下方に油室を形
成し、この油室を旋回体側の作動油タンクに連通するた
めのタンク油路をシャフトの軸心部に形成するととも
に、最上位の環状室をそのタンク油路に接続したものが
ある(特開平8−285163号公報参照)。
方に油室を構成するための底蓋をアウタスリーブに固定
する必要があるので、その分だけ部品点数及び製作手間
が多くなるという欠点がある。本発明は、このような実
情に鑑み、アウタスリーブの下端を底蓋で閉塞しなくて
も油漏れを有効に防止できるようにして、部品点数及び
製作手間を増大させることなくスイベルジョイントのシ
ール性能を向上させることを目的とする。
本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本発明の
スイベルジョイントは、複数のシャフト油路を内部に有
する縦向きのシャフトと、このシャフトの胴部に回動自
在に外嵌されたアウタスリーブと、を備え、前記シャフ
トの胴部と前記アウタスリーブと間の摺動面に、前記各
シャフト油路がそれぞれ連通する複数の環状溝が縦方向
に間隔を置いて形成されているとともにこれらの各環状
溝を油密にシールするシール部材が介装され、前記各環
状溝に連通する前記スリーブ油路が前記アウタスリーブ
に形成されているものにおいて、前記複数の環状溝のう
ち、最上位及び最下位に位置する環状溝が低圧用の油圧
経路に設定されているものである。
に位置する環状溝の双方が低圧用の油圧経路に設定され
ているので、それらの間の高圧用の油圧経路に設定され
ている環状溝から作動油が漏れ出しても、その作動油は
当該最上位及び最下位の環状溝に入り込み、最上位及び
最下位の各環状溝が他の高圧の環状溝からの油漏れの受
け入れ部として機能する。
閉塞しなくても、アウタスリーブとシャフトとの間から
作動油が漏れ出るのが有効に防止される。一方、上記低
圧用の油圧経路としては、走行二速式の走行モータを変
速するためのパイロットラインと、走行モータからの作
動油を作動油タンクに戻すためのドレンラインとが考え
られる。このため、上記スイベルジョイントを用いて油
圧回路を構成するには、具体的には、これらのラインの
何れか一方が最上位の環状溝を流通し、残りの他方が最
下位の環状溝を流通するように油圧回路を構成すればよ
い。
搭載されたメインポンプからの作動油を走行装置に搭載
された走行モータの駆動部に供給するメインラインと、
前記走行モータからの戻り油を前記旋回体に搭載された
作動油タンクに戻すためのドレンラインと、前記旋回体
に搭載されたサブポンプからの作動油を前記走行モータ
のパイロット弁に供給するパイロットラインと、を備
え、これらの各ラインがすべてスイベルジョイントを介
在して配管されている旋回作業機の油圧回路において、
前記ドレンラインとパイロットラインが前記スイベルジ
ョイントの最上位及び最下位の環状室をそれぞれ通過す
るように同ジョイントに接続されているものである。
ンよりは低圧といえドレンラインよりは高圧であるか
ら、最上位の環状溝をパイロットラインに利用し、最下
位の環状溝をドレンラインに利用することが好ましい。
この場合、ドレンラインとして設定されている環状溝が
最下位にあるため、その上の高圧用の油圧経路に設定さ
れている環状溝から作動油が漏れても、その作動油が最
下位の環状溝からドレンラインによって即座に作動油タ
ンクに戻され、アウタスリーブの下方からの油漏れをよ
り有効に防止できるようになる。
施の形態を説明する。図6は本発明を採用した旋回作業
機として例示する小旋回バックホー1を示しており、こ
のバックホー1は走行装置2と旋回体3と掘削装置4と
から主構成されている。
6の左右方向)を前後方向といい、この前後方向に直交
する横方向(図6の紙面貫通方向)を左右方向という。
図6に示すように、走行装置2は、ゴム製又は鉄製のク
ローラ5が巻き付けられたクローラ走行体6を左右一対
備え、これらの走行体6を左右の各走行モータML,M
Rで駆動するようにしたクローラ式走行装置が採用され
ている。
サイドフレーム7を中央のセンタフレーム8によって互
いに連結してなるトラックフレーム9と、各サイドフレ
ーム7の後端部に設けた駆動輪10と、各サイドフレー
ム7の前端部に設けたアイドラ(遊転輪)11と、各サ
イドフレーム7の下部に設けた小転輪12と、駆動輪1
0からアイドラ11に至る範囲に巻き付けられた前記ク
ローラ5と、を備えている。
3が設けられており、この走行装置2の各サイドフレー
ム7内には、クローラ5のテンション調整装置(図示せ
ず)が設けられている。旋回体3は、走行装置2のセン
タフレーム8の上部に設けた旋回ベアリング14に上下
方向の旋回軸心回りに回動自在に支持された旋回フレー
ム15と、この旋回フレーム15に搭載された各種機器
を覆うボンネット16と、このボンネット16上に設け
た座席17やその前の操縦部18を覆うキャビン19と
を備えている。
付ブラケットを有するベースプレート19の外周をFR
P製のカバー部材で覆うことで構成され、この旋回フレ
ーム15の後部は、前記ベースプレー19トに固定され
かつ当該旋回フレーム15の前部の掘削装置4等との重
量バランスを図るカウンタウェイト20によって構成さ
れている。旋回フレーム15は、そのベースプレート1
9に固定した旋回モータ(図示せず)によって旋回軸心
X回りに回動されるようになっている。
旋回タイプのもので、旋回体3の後側面が走行装置2の
車幅からはみ出ないように円弧状に形成されている。す
なわち、旋回体3が旋回したとき、この旋回体3の後面
が描く旋回軌跡が左右クローラ走行体6の左右幅内に収
まるようになっている。旋回フレーム15の前端部に
は、掘削装置4を支持する上下一対の支持部材21が突
出されている。この支持部材21には支軸を介してスイ
ングブラケット22が上下軸回りに左右揺動自在に枢着
され、このスイングブラケット22は旋回フレーム15
の内部に設けた図外のスイングシリンダで揺動される。
22に左右軸回りに揺動自在に枢着されたブーム23
と、このブーム23の先端側に左右軸回りに揺動自在に
枢着されたアーム24と、このアーム24の先端側にス
クイ・ダンプ自在に取付けられたバケット25とを備え
てなる。ブーム23は、スイングブラケット22とブー
ム23の中途部との間に設けたブームシリンダ26によ
って揺動され、アーム24は、ブーム23の中途部とア
ーム24の基部との間に設けたアームシリンダ27によ
って揺動され、バケット25は、アーム24の基部とバ
ケット25の取付リンクとの間に設けたバケットシリン
ダ28によってスクイ・ダンプされる。
9のセンタフレーム8の底板30には、チャンネル材よ
りなる取付台31を介してスイベルジョイント32が立
設され、このスイベルジョイント32は、旋回体3側に
搭載されている油圧駆動源からの作動油を走行装置2側
の走行モータML,MRやドーザシリンダDC等のアク
チュエータに配管するための回動自在な配管接続部とし
ての機能を有する。
ョイント32は、複数のシャフト油路33A〜33Hを
内部に有する縦向きのシャフト34と、このシャフト3
4の胴部35に回動自在に外嵌されたアウタスリーブ3
6とを備えており、このうち、上部に旋回体3側の配管
が接続されるシャフト34は、取付ステー37を介して
旋回体3の旋回フレーム15に固定され、側面に走行装
置2側の配管が接続されるアウタスリーブ36は、前記
取付台31を介してセンタフレーム8の底板30に固定
されている。
〜38Hを上面及び外周面に有する短円柱状の頭部39
と、前記アウタスリーブ36が外嵌される長円柱状の胴
部35とを一体に備えた鋼鉄棒状体よりなり、この胴部
35を頭部39よりもやや小径に形成することにより全
体が段付き棒状に形成されている。また、前記各シャフ
ト油路33A〜33Hは各接続口38A〜38Hから胴
部35に至るまで下方に延び、それぞれ異なる高さ位置
において胴部35の外周面に連通している。
は、アウタスリーブ36の上端面に対するスペーサとし
て機能する摺動リング40が外嵌され、胴部35の下端
部には、アウタスリーブ36に対する抜け止め部材とし
て機能する固定リング41が外嵌されている。前記アウ
タスリーブ36の内周面には、前記シャフト油路33A
〜33Hと同じ数の環状溝42A〜42Hが軸心方向
(縦方向)に一定間隔おきに形成されている。この各環
状溝42A〜42Hの配置間隔は各シャフト油路33A
〜33Hの下端開口部の間隔の配置間隔と一致してお
り、従って、各シャフト油路33A〜33Hの下端開口
部はそれに対応する各環状溝42A〜42Hにそれぞれ
連通している。
は、上記各環状溝42A〜42Hを油密にシールするた
めのOリング等よりなるシール部材43を収納する収納
溝44が形成され、この収納溝44は各環状溝42A〜
42Hを上下から挟む位置に配置されている。なお、前
記環状溝42A〜42Hは、シャフト34とアウタスリ
ーブ36との間の摺動面に環状の油室を形成するための
ものであるから、図例のようにアウタスリーブ36の内
周面に形成するだけでなく、シャフト34の胴部35の
外周面に形成することができ、また、アウタスリーブ3
6の内周面とシャフト34の胴部35の外周面の双方に
形成するともできる。
4も、アウタスリーブ36の内周面に形成することがで
き、また、アウタスリーブ36の内周面とシャフト34
の胴部35の外周面の双方に形成するともできる。アウ
タスリーブ36の内部には上記各環状溝42A〜42に
対応するスリーブ油路45A〜45Hが放射方向に延び
て形成され、アウタスリーブ36の外周面にはその各ス
リーブ油路45A〜45Hに配管を連通させるための接
続ボス部46A〜46Hが形成されている。また、アウ
タスリーブ36の下端部外周面には、前記取付台31に
対するボルト締結部47が突設され、同スリーブ36の
下端は開放されている。
装置2側のアクチュエータとして前記左右の走行モータ
ML,MRとドーザシリンダDCを備えており、このう
ち、走行モータML,MRには正逆回転可能な斜板式二
速モータが採用され、この走行モータML,MRはパイ
ロット圧により斜板角を二速に切り換える二速切換スプ
ール(パイロット弁)を内部に備えている。また、ドー
ザシリンダDCには復動式の油圧シリンダが採用されて
いる。
の頭部39に形成すべき各接続口38A〜38Hとし
て、左側の走行モータML後進用の第一接続部38A及
び前進用の第二接続部38Bと、ドーザシリンダDC上
昇用の第三接続部38C及び下降用の第四接続部38D
と、右側の走行モータMR前進用の第五接続部38E及
び後進用の第六接続部38Fと、両走行モータML,M
Rの二速切換スプールにパイロット圧を付与するための
第七接続部38Gと、両走行モータML,MRからの戻
り油を作動油タンク48に戻すためのドレン用の第八接
続部38Hと、を設けている。
38Hのうち、第一〜第七接続部38A〜38Gは頭部
39の外周面に放射状に形成され、第八接続部38Hは
頭部39の上面に形成されている。そして、上記各接続
口38A〜38Hに対応して、これに連通するシャフト
油路33A〜33H、環状溝42A〜42H、スリーブ
油路45A〜45H及び接続ボス部46A〜46Hも第
一〜第八の合計八つ設けられており、このうち、左モー
タ後進用の第一接続部38Aに対応する第一環状溝42
Aは下から二番目に設定され、左モータ前進用の第二接
続部38Bに対応する第二環状溝42Bは下から四番目
に設定されている。
対応する第三環状溝42Cは下から七番目に設定され、
ドーザ下降用の第四接続部38Dに対応する第四環状溝
42Dは下から六番目に設定されており、右モータ前進
用の第五接続部38Eに対応する第五環状溝42Eは下
から五番目に設定され、右モータ後進用の第六接続部3
8Fに対応する第六環状溝42Fは下から三番目に設定
されている。
に対応する第七環状溝42Gは下から八番目(最上位)
に設定され、走行モータドレン用の第八接続部38Hに
対応する第八環状溝42Hは下から一番目(最下位)に
設定されている。なお、図2に示すように、アウタスリ
ーブ36の外周面には、上記各用途の配管種別を明示す
るためのA〜Hまでの表示記号49が各接続ボス部46
A〜46Hに隣接して刻印されている。
を用いた当該バックホー1の油圧回路の一例を示してい
る。同図において、旋回体3側に搭載されている油圧ポ
ンプは、右モータ駆動用の第一メインポンプP1と、左
モータ駆動用の第二メインポンプP2と、ドーザ等駆動
用の第一サブポンプP3と、パイロット用の第二サブポ
ンプP4とからなり、このうち、第一及び第二メインポ
ンプP1,P2は走行速度を無段階調整するために二連
式可変容量型のものを採用している。
一サブポンプP3は、多数の制御バルブを直列に連結し
てなるコントロールバルブ50に接続され、第二サブポ
ンプP4は二速切換バルブ51及びパイロット操作弁5
2を介して同コントロールバルブ50に接続されてい
る。コントロールバルブ50の各制御弁のうち、右モー
タ制御弁C1は、二本の配管によってスイベルジョイン
ト32の第五及び第六接続口38E,38Fに接続さ
れ、同スイベルジョイント32の第五及び第六接続ボス
部46E,46Fに接続した二本の配管によって右側の
走行モータMRの駆動部に接続されている。
によってスイベルジョイント32の第一及び第二接続口
38A,38Bに接続され、同スイベルジョイント32
の第一及び第二接続ボス部46A,46Bに接続した二
本の配管によって左側の走行モータMLの駆動部に接続
されている。しかして、旋回体3側のメインポンプP
1,P2からの作動油を走行装置2に搭載された走行モ
ータML,MRの駆動部に供給するメインラインがスイ
ベルジョイント32を介在して配管されている。
よってスイベルジョイント32の第三及び第四接続口3
8C,38Dに接続され、このスイベルジョイント32
の第三及び第四接続ボス部46C,46Dに接続した二
本の配管によってドーザシリンダDCに接続されてい
る。他方、二速切換バルブ51は、常時は旋回体3側の
パイロット操作弁52にパイロット作動油を振り向けて
おり、このパイロット操作弁52は、コントロールバル
ブ50の旋回モータ用の制御バルブや、ブームやアーム
用の制御バルブ等に接続されており、旋回体3の操縦部
に立設した左右一対の操作レバーによって操作される。
けた操作ペダルによって切り換えられると、パイロット
作動油を走行モータML,MR側に振り向けるようにな
っており、スイベルジョイント32の第七接続部38G
に配管を介して接続され、このスイベルジョイント32
の第七接続ボス部46Gに接続した配管を介して各走行
モータML,MRのパイロット弁に接続されている。
は走行モータ用のドレン配管53が接続され、このドレ
ン配管53は、スイベルジョイント32の第八接続口3
8Hに接続され、このスイベルジョイント32の第八接
続ボス部46Hに接続したドレン配管54を介して各走
行モータML,MRに接続されている。しかして、旋回
体3に搭載されたサブポンプP4からの作動油を走行モ
ータML,MRのパイロット弁に供給するパイロットラ
インと、走行モータML,MRからの戻り油を旋回体3
に搭載された作動油タンク48に戻すためのドレンライ
ンとが、スイベルジョイント32を介在して配管されて
いる。
回路によれば、比較的低圧のパイロットラインが最上位
の第七環状溝42Gを通過し、これより低圧のドレンラ
インが最下位の第八環状溝42Hを通過することにな
る。このため、その他のより高圧の油圧経路に利用され
ている第一〜第六環状溝42A〜42Fからの油漏れが
発生しても、その作動油がこれら第七及び第八環状溝4
2G,42Hに受け入れられ、アウタスリーブ36の上
下から油漏れが発生するのを有効に防止することができ
る。
して設定されている第八環状溝42Hが最下位に位置し
ているので、漏れ出た作動油をドレン配管53を介して
作動油タンク48に即座に戻すことができ、アウタスリ
ーブ36の下方からの油漏れをより有効に防止すること
ができる。なお、トラックフレーム9の車幅を変更でき
る走行装置2を有するバックホー1の場合には、トラッ
クフレーム9の幅を変更するトラックシリンダ用の接続
口や環状溝がスイベルジョイント32に追加される。そ
こで、このトラックシリンダ用の環状溝を有するスイベ
ルジョイント32に本発明を採用するには、そのトラッ
クシリンダ用の環状溝をドーザ用の環状溝42C,42
Dと同様に最上位と最下位の環状溝42G,42Hの間
に設けるようにすればよい。
ホー1に本発明を採用した場合を例示したが、本発明
は、それより大型の標準型のバックホーや、掘削装置4
の最上昇時に同装置4が旋回体3の旋回軌跡からはみ出
ない超小旋回のバックホーにも採用することができる。
低圧用の油圧経路に設定された最上位及び最下位に位置
する環状溝が他の環状溝からの油漏れの受け入れ部とし
て機能するので、アウタスリーブの下端を底蓋で閉塞し
なくても油漏れを有効に防止でき、このため、部品点数
及び製作手間を増大させずにスイベルジョイントのシー
ル性能を向上することができる。
である。
の側面図である。
る。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のシャフト油路(33A〜33H)
を内部に有する縦向きのシャフト(34)と、このシャ
フト(34)の胴部(35)に回動自在に外嵌されたア
ウタスリーブ(36)と、を備え、前記シャフト(3
4)の胴部(35)と前記アウタスリーブ(36)と間
の摺動面に、前記各シャフト油路(33A〜33H)が
それぞれ連通する複数の環状溝(42A〜42H)が縦
方向に間隔を置いて形成されているとともにこれらの各
環状溝(42A〜42H)を油密にシールするシール部
材(43)が介装され、前記各環状溝(42A〜42
H)に連通する前記スリーブ油路(45A〜45H)が
前記アウタスリーブ(36)に形成されている旋回作業
機のスイベルジョイントにおいて、 前記複数の環状溝(42A〜42H)のうち、最上位及
び最下位に位置する環状溝(42G,42H)が低圧用
の油圧経路に設定されていることを特徴とする旋回作業
機のスイベルジョイント。 - 【請求項2】 最上位の環状溝(42G)の低圧用の油
圧経路はパイロットラインであり、最下位の環状溝(4
2H)の低圧用の油圧経路はドレンラインである請求項
1に記載の旋回作業機のスイベルジョイント。 - 【請求項3】 旋回体(3)に搭載されたメインポンプ
(P1,P2)からの作動油を走行装置(2)に搭載さ
れた走行モータ(ML,MR)の駆動部に供給するメイ
ンラインと、前記走行モータ(ML,MR)からの戻り
油を前記旋回体(3)に搭載された作動油タンク(4
8)に戻すためのドレンラインと、前記旋回体(3)に
搭載されたサブポンプ(P4)からの作動油を前記走行
モータ(ML,MR)のパイロット弁に供給するパイロ
ットラインと、を備え、これらの各ラインがすべてスイ
ベルジョイント(32)を介在して配管されている旋回
作業機の油圧回路において、 前記ドレンラインとパイロットラインが前記スイベルジ
ョイント(32)の最上位及び最下位の環状室(42
G,42H)をそれぞれ通過するように同ジョイント
(32)に接続されていることを特徴とする旋回作業機
の油圧回路。 - 【請求項4】 パイロットラインは最上位の環状溝(4
2G)を通過するようにスイベルジョイント(32)に
接続され、ドレンラインは最下位の環状溝(42H)を
通過するように同ジョイント(32)に接続されている
請求項3に記載の旋回作業機の油圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26045397A JP3535962B2 (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 旋回作業機のスイベルジョイントとこれを用いた旋回作業機の油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26045397A JP3535962B2 (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 旋回作業機のスイベルジョイントとこれを用いた旋回作業機の油圧回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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