JP2000328599A - スイベルジョイント - Google Patents
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- JP2000328599A JP2000328599A JP11139372A JP13937299A JP2000328599A JP 2000328599 A JP2000328599 A JP 2000328599A JP 11139372 A JP11139372 A JP 11139372A JP 13937299 A JP13937299 A JP 13937299A JP 2000328599 A JP2000328599 A JP 2000328599A
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- swivel joint
- annular oil
- hydraulic
- airframe
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Links
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- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims abstract description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 16
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 3
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 2
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints, Joints allowing movement
- F16L27/08—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/006—Pivot joint assemblies
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/08—Superstructures; Supports for superstructures
- E02F9/10—Supports for movable superstructures mounted on travelling or walking gears or on other superstructures
- E02F9/12—Slewing or traversing gears
- E02F9/121—Turntables, i.e. structure rotatable about 360°
- E02F9/123—Drives or control devices specially adapted therefor
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2264—Arrangements or adaptations of elements for hydraulic drives
- E02F9/2275—Hoses and supports therefor and protection therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自走可能の走行部の上方に、機体を左右旋回
自在に載設したパワーショベルにおいて、機体の旋回作
動にかかわらず、機体と走行部との間の作動油流通を可
能とするためのスイベルジョイントが占有するスペース
を小さくして、機体側機器の配設を容易にする。 【解決手段】 機体の旋回中心に上側摺動体を固設し、
同上側摺動体の下面に上記旋回中心と同心円的に複数の
円環状油溝を形成し、各円環状油溝に機体側の油圧配管
を、上側摺動体をそれぞれ上下方向に挿通した連通孔を
介して連通連結する一方、走行部に下側摺動体を固着し
て、同下側摺動体の上面を上記上側摺動体の下面に、上
記旋回中心を中心として回動自在に摺接させて、走行部
側の油圧配管を、下側摺動体をそれぞれ上下方向に挿通
した導通孔を介して、上記各円環状油溝に連通連結して
スイベルジョイントを構成する。
自在に載設したパワーショベルにおいて、機体の旋回作
動にかかわらず、機体と走行部との間の作動油流通を可
能とするためのスイベルジョイントが占有するスペース
を小さくして、機体側機器の配設を容易にする。 【解決手段】 機体の旋回中心に上側摺動体を固設し、
同上側摺動体の下面に上記旋回中心と同心円的に複数の
円環状油溝を形成し、各円環状油溝に機体側の油圧配管
を、上側摺動体をそれぞれ上下方向に挿通した連通孔を
介して連通連結する一方、走行部に下側摺動体を固着し
て、同下側摺動体の上面を上記上側摺動体の下面に、上
記旋回中心を中心として回動自在に摺接させて、走行部
側の油圧配管を、下側摺動体をそれぞれ上下方向に挿通
した導通孔を介して、上記各円環状油溝に連通連結して
スイベルジョイントを構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイベルジョイン
トに関する。
トに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、油圧モータ等の走行用油圧アクチ
ュエータを備えた走行部に略円筒状の旋回基台を設け、
同旋回基台上に、油圧ポンプや油圧制御弁等の油圧源を
搭載した機体フレームを左右旋回可能に載設したパワー
ショベルがあり、上記旋回基台と機体フレームとの間
に、縦長の略筒状に形成したスイベルジョイントを介設
して、走行部と機体フレームとの相対回動にかかわらず
両者の間に作動油を流通可能としている。
ュエータを備えた走行部に略円筒状の旋回基台を設け、
同旋回基台上に、油圧ポンプや油圧制御弁等の油圧源を
搭載した機体フレームを左右旋回可能に載設したパワー
ショベルがあり、上記旋回基台と機体フレームとの間
に、縦長の略筒状に形成したスイベルジョイントを介設
して、走行部と機体フレームとの相対回動にかかわらず
両者の間に作動油を流通可能としている。
【０００３】また、走行部上に機体フレームを回動自在
に支持するために、上記スイベルジョイントとは別体の
大径のベアリングが用いられている。
に支持するために、上記スイベルジョイントとは別体の
大径のベアリングが用いられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記スイベ
ルジョイントとベアリングとが別体であるため、これら
の配設にスペースを要し、更に、スイベルジョイントが
縦長の略筒状であり、同スイベルジョイントには水平方
向に延出した複数の油圧配管が併設されているため、こ
れらが広いスペース、特に、スイベルジョイント上方に
広いスペースを占有し、そのため、機体フレーム側機器
の配置に困難が生じていた。
ルジョイントとベアリングとが別体であるため、これら
の配設にスペースを要し、更に、スイベルジョイントが
縦長の略筒状であり、同スイベルジョイントには水平方
向に延出した複数の油圧配管が併設されているため、こ
れらが広いスペース、特に、スイベルジョイント上方に
広いスペースを占有し、そのため、機体フレーム側機器
の配置に困難が生じていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、自
走可能の走行部の上方に、機体を左右旋回自在に載設し
たパワーショベルにおいて、機体の旋回作動にかかわら
ず、機体と走行部との間の作動油流通を可能とするため
のスイベルジョイントであって、機体の旋回中心に上側
摺動体を固設し、同上側摺動体の下面に上記旋回中心と
同心円的に複数の円環状油溝を形成し、各円環状油溝に
機体側の油圧配管を、上側摺動体をそれぞれ上下方向に
挿通した連通孔を介して連通連結する一方、走行部に下
側摺動体を固着して、同下側摺動体の上面を上記上側摺
動体の下面に、上記旋回中心を中心として回動自在に摺
接させて、走行部側の油圧配管を、下側摺動体をそれぞ
れ上下方向に挿通した導通孔を介して、上記各円環状油
溝に連通連結したことを特徴とするスイベルジョイント
を提供せんとするものである。
走可能の走行部の上方に、機体を左右旋回自在に載設し
たパワーショベルにおいて、機体の旋回作動にかかわら
ず、機体と走行部との間の作動油流通を可能とするため
のスイベルジョイントであって、機体の旋回中心に上側
摺動体を固設し、同上側摺動体の下面に上記旋回中心と
同心円的に複数の円環状油溝を形成し、各円環状油溝に
機体側の油圧配管を、上側摺動体をそれぞれ上下方向に
挿通した連通孔を介して連通連結する一方、走行部に下
側摺動体を固着して、同下側摺動体の上面を上記上側摺
動体の下面に、上記旋回中心を中心として回動自在に摺
接させて、走行部側の油圧配管を、下側摺動体をそれぞ
れ上下方向に挿通した導通孔を介して、上記各円環状油
溝に連通連結したことを特徴とするスイベルジョイント
を提供せんとするものである。
【０００６】また、次のような特徴を併せ有するもので
ある。
ある。
【０００７】上記上側摺動体と下側摺動体との周縁部
に、多数のボールを介在させたスラストベアリングを形
成して、上側摺動体と下側摺動体との摺接状態を保持す
ると共に、走行部上に機体を旋回自在に支持すること。
に、多数のボールを介在させたスラストベアリングを形
成して、上側摺動体と下側摺動体との摺接状態を保持す
ると共に、走行部上に機体を旋回自在に支持すること。
【０００８】下側摺動体の外周縁に走行部側リングギヤ
を形成し、同走行部側リングギヤに旋回用油圧モータに
連動連結したピニオンを噛合させ、旋回用油圧モータの
作動により機体を旋回駆動すること。
を形成し、同走行部側リングギヤに旋回用油圧モータに
連動連結したピニオンを噛合させ、旋回用油圧モータの
作動により機体を旋回駆動すること。
【０００９】前記各円環状油溝の間に、それぞれＯリン
グを介装したこと。
グを介装したこと。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は次の通りで
ある。
ある。
【００１１】上記機体フレーム下面の旋回中心位置に上
側摺動体を水平に配置し、同上側摺動体の下面に複数の
円環状油溝を同心円状に形成して、各油溝に機体フレー
ム側の油圧配管をそれぞれ連通連結する一方、旋回基台
上面の旋回中心位置に下側摺動体を配置して、同下側摺
動体上面の上記各円環状油溝に符合する位置に走行部側
の油圧配管を連通連結し、上下側摺動体の周縁部にスラ
ストベアリングを形成して、スイベルジョイントを構成
すると共に、下側摺動体の外周縁部に走行部側リングギ
ヤを形成し、同走行部側リングギヤにピニオンを噛合さ
せ、同ピニオンに機体フレームに設けた油圧モータに連
動連結して、同油圧モータの作動により機体フレームを
旋回させるようにしている。
側摺動体を水平に配置し、同上側摺動体の下面に複数の
円環状油溝を同心円状に形成して、各油溝に機体フレー
ム側の油圧配管をそれぞれ連通連結する一方、旋回基台
上面の旋回中心位置に下側摺動体を配置して、同下側摺
動体上面の上記各円環状油溝に符合する位置に走行部側
の油圧配管を連通連結し、上下側摺動体の周縁部にスラ
ストベアリングを形成して、スイベルジョイントを構成
すると共に、下側摺動体の外周縁部に走行部側リングギ
ヤを形成し、同走行部側リングギヤにピニオンを噛合さ
せ、同ピニオンに機体フレームに設けた油圧モータに連
動連結して、同油圧モータの作動により機体フレームを
旋回させるようにしている。
【００１２】上記のように、スイベルジョイントの高さ
を低くし、しかも、スイベルジョイントと、機体フレー
ムを旋回自在に支持する機構と、走行部側リングギヤと
を一体に構成して、構造の簡単化とスペースの有効利用
をはかっている。
を低くし、しかも、スイベルジョイントと、機体フレー
ムを旋回自在に支持する機構と、走行部側リングギヤと
を一体に構成して、構造の簡単化とスペースの有効利用
をはかっている。
【００１３】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
する。
【００１４】図１は、本発明に係るスイベルジョイント
Ａを具備するパワーショベルＢを示しており、同パワー
ショベルＢは、走行部１の上方に機体２を左右旋回自在
に載設し、同機体２の前方に配設した掘削作業部３によ
り土砂等を掘削して、トラック等に移送するようにして
いる。
Ａを具備するパワーショベルＢを示しており、同パワー
ショベルＢは、走行部１の上方に機体２を左右旋回自在
に載設し、同機体２の前方に配設した掘削作業部３によ
り土砂等を掘削して、トラック等に移送するようにして
いる。
【００１５】走行部１は、左右一対のクローラ４を装備
した走行部フレーム５の略中央部に略円筒形状の旋回基
台６を立設し、同旋回基台６の上面に機体フレーム７を
左右旋回自在に載設している。
した走行部フレーム５の略中央部に略円筒形状の旋回基
台６を立設し、同旋回基台６の上面に機体フレーム７を
左右旋回自在に載設している。
【００１６】機体２は、上記機体フレーム７上面の前端
部に各種操作レバー８を配置した操作スタンド９を立設
し、同機体フレーム７の中途部から後部にかけてエンジ
ン、油圧ポンプ及び油圧制御弁等を内蔵した原動機部10
を配置し、同原動機部10の上面に座席11を載設してい
る。
部に各種操作レバー８を配置した操作スタンド９を立設
し、同機体フレーム７の中途部から後部にかけてエンジ
ン、油圧ポンプ及び油圧制御弁等を内蔵した原動機部10
を配置し、同原動機部10の上面に座席11を載設してい
る。
【００１７】掘削作業部３は、機体フレーム７の前端縁
中央部にブラケット12を突設し、同ブラケット12に作業
部基台13を左右首振り自在に枢着し、作業部基台13にブ
ーム14、アーム15及びバケット16を上記の順でそれぞれ
上下回動自在に連設し、これらの間にブームシリンダ1
7、アームシリンダ18及びバケットシリンダ19を介設し
て、各シリンダ17,18,19の伸縮作動により、上記バケッ
ト16中に土砂を掬い取り、機体２の旋回により、バケッ
ト16中の土砂をトラック等に積込むようにしている。
中央部にブラケット12を突設し、同ブラケット12に作業
部基台13を左右首振り自在に枢着し、作業部基台13にブ
ーム14、アーム15及びバケット16を上記の順でそれぞれ
上下回動自在に連設し、これらの間にブームシリンダ1
7、アームシリンダ18及びバケットシリンダ19を介設し
て、各シリンダ17,18,19の伸縮作動により、上記バケッ
ト16中に土砂を掬い取り、機体２の旋回により、バケッ
ト16中の土砂をトラック等に積込むようにしている。
【００１８】スイベルジョイントＡは、上記旋回基台６
と機体フレーム７との間に介設されており、機体フレー
ム７の旋回中心位置に、平面視円形状の上側摺動体20を
複数の取付ボルト21を介して機体フレーム７の下面に固
着し、同上側摺動体20の下面に上記旋回中心を中心とし
た複数の円環状油溝22を形成し、各円環状油溝22にそれ
ぞれ上側摺動体20を挿通した連通孔23を介して機体側配
管を連通連結している。
と機体フレーム７との間に介設されており、機体フレー
ム７の旋回中心位置に、平面視円形状の上側摺動体20を
複数の取付ボルト21を介して機体フレーム７の下面に固
着し、同上側摺動体20の下面に上記旋回中心を中心とし
た複数の円環状油溝22を形成し、各円環状油溝22にそれ
ぞれ上側摺動体20を挿通した連通孔23を介して機体側配
管を連通連結している。
【００１９】上側摺動体20の下方には、平面視略円形状
の下側摺動体25を配置しており、同下側摺動体25の上面
に上記上側摺動体20を収納するため円形凹部26を形成
し、同円形凹部26の上面を上記上側摺動体20の下面に回
動自在に摺接させており、上記各円環状油溝22に相当す
る位置にそれぞれ導通孔27を形成し、同導通孔27を介し
て走行部側油圧配管を上記各円環状油溝22に連通させて
いる。
の下側摺動体25を配置しており、同下側摺動体25の上面
に上記上側摺動体20を収納するため円形凹部26を形成
し、同円形凹部26の上面を上記上側摺動体20の下面に回
動自在に摺接させており、上記各円環状油溝22に相当す
る位置にそれぞれ導通孔27を形成し、同導通孔27を介し
て走行部側油圧配管を上記各円環状油溝22に連通させて
いる。
【００２０】また、上記上側摺動体20の外周縁部に外側
方向に突出した延設部28を周設し、同延設部28の上下面
にボール溝29,29 を形成し、各ボール溝29,29 にそれぞ
れ多数のボール30を挿入すると共に、上記円形凹部26の
上面外周縁部に下側のボール30を収納するためのボール
溝29を形成し、内周縁部下面に上側のボール30を収納す
るためのボール溝29を形成したリング31を、旋回基台６
への取付を兼ねる複数の組立ボルト32を介し下側摺動体
25の外周縁部上面に固着して、複列のスラストベアリン
グ33を構成し、下側摺動体25と上側摺動体20との摺接状
態を保持しながら相対回動可能として、機体２の走行部
１に対する旋回作動にかかわらず、機体２と走行部１と
の間で作動油の流通を可能としている。
方向に突出した延設部28を周設し、同延設部28の上下面
にボール溝29,29 を形成し、各ボール溝29,29 にそれぞ
れ多数のボール30を挿入すると共に、上記円形凹部26の
上面外周縁部に下側のボール30を収納するためのボール
溝29を形成し、内周縁部下面に上側のボール30を収納す
るためのボール溝29を形成したリング31を、旋回基台６
への取付を兼ねる複数の組立ボルト32を介し下側摺動体
25の外周縁部上面に固着して、複列のスラストベアリン
グ33を構成し、下側摺動体25と上側摺動体20との摺接状
態を保持しながら相対回動可能として、機体２の走行部
１に対する旋回作動にかかわらず、機体２と走行部１と
の間で作動油の流通を可能としている。
【００２１】なお、パワーショベルＢが小型であり、作
動油の圧力が低い場合には、上記スラストベアリング33
の代わりに、上側摺動体20の外周面と円形凹部26の内周
面とに、それぞれボール溝29を形成してこれらのボール
溝29の間に多数のボール30を挿入した単列深溝型のボー
ルベアリングにしても良い。
動油の圧力が低い場合には、上記スラストベアリング33
の代わりに、上側摺動体20の外周面と円形凹部26の内周
面とに、それぞれボール溝29を形成してこれらのボール
溝29の間に多数のボール30を挿入した単列深溝型のボー
ルベアリングにしても良い。
【００２２】また、前記各円環状油溝22の間に、それぞ
れリング溝中に収納したＯリング34を配設して、各円環
状油溝22間の作動油の漏れを防止しており、上記リング
31の内周縁上部と上側摺動体20の外周縁上部との間にオ
イルシール35を介設して、外部への油漏れと外部からの
土砂・塵埃等の侵入とを防止している。
れリング溝中に収納したＯリング34を配設して、各円環
状油溝22間の作動油の漏れを防止しており、上記リング
31の内周縁上部と上側摺動体20の外周縁上部との間にオ
イルシール35を介設して、外部への油漏れと外部からの
土砂・塵埃等の侵入とを防止している。
【００２３】更に、上記下側摺動体25の外周縁部に外歯
を多数形成した大径の走行部側リングギヤ36を形成する
と共に、機体フレーム７に旋回用油圧モータ37を配設
し、同旋回用油圧モータ37の出力軸38に小径のピニオン
39を嵌着し、同ピニオン39を走行部側リングギヤ36に噛
合させて、旋回用油圧モータ37の作動により機体２を左
右旋回させるようにしている。
を多数形成した大径の走行部側リングギヤ36を形成する
と共に、機体フレーム７に旋回用油圧モータ37を配設
し、同旋回用油圧モータ37の出力軸38に小径のピニオン
39を嵌着し、同ピニオン39を走行部側リングギヤ36に噛
合させて、旋回用油圧モータ37の作動により機体２を左
右旋回させるようにしている。
【００２４】図中、40は油圧モータ取付座、41はラジア
ルボールベアリング、42はニードルローラベアリングで
ある。
ルボールベアリング、42はニードルローラベアリングで
ある。
【００２５】上記のように、機体２と走行部１との相対
回動にかかわらず作動油を流通させるスイベルジョイン
トＡを、上側摺動体20と下側摺動体25との摺接構造とし
て同スイベルジョイントＡの全高を低くし、更に、機体
２側の油圧配管を低位置かつ平面的に配置できるので、
スイベルジョイントＡと上記油圧配管が占有する機体２
側のスペース、特に、スイベルジョイントＡ上方のスペ
ースが小さくてすむことから、余裕を持って機体２側の
機器を配設でき、機器の間隔を広くできるのでメンテナ
ンスが容易になる。
回動にかかわらず作動油を流通させるスイベルジョイン
トＡを、上側摺動体20と下側摺動体25との摺接構造とし
て同スイベルジョイントＡの全高を低くし、更に、機体
２側の油圧配管を低位置かつ平面的に配置できるので、
スイベルジョイントＡと上記油圧配管が占有する機体２
側のスペース、特に、スイベルジョイントＡ上方のスペ
ースが小さくてすむことから、余裕を持って機体２側の
機器を配設でき、機器の間隔を広くできるのでメンテナ
ンスが容易になる。
【００２６】また、上記スイベルジョイントＡと、走行
部１上に機体２を旋回自在に支持するスラストベアリン
グ33と、機体２を旋回作動させるための走行部側リング
ギヤ36とをコンパクトに一体化したので、構造が簡単に
なり、特に、精密加工を要する部分が適度に集中して、
この部分の加工及びパワーショベルＢの組立作業が容易
になり製造コストを低減することができる。
部１上に機体２を旋回自在に支持するスラストベアリン
グ33と、機体２を旋回作動させるための走行部側リング
ギヤ36とをコンパクトに一体化したので、構造が簡単に
なり、特に、精密加工を要する部分が適度に集中して、
この部分の加工及びパワーショベルＢの組立作業が容易
になり製造コストを低減することができる。
【００２７】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果を得るこ
とができる。
とができる。
【００２８】請求項１記載の発明では、自走可能の走行
部の上方に、機体を左右旋回自在に載設したパワーショ
ベルにおいて、機体の旋回作動にかかわらず、機体と走
行部との間の作動油流通を可能とするためのスイベルジ
ョイントであって、機体の旋回中心に上側摺動体を固設
し、同上側摺動体の下面に上記旋回中心と同心円的に複
数の円環状油溝を形成し、各円環状油溝に機体側の油圧
配管を、上側摺動体をそれぞれ上下方向に挿通した連通
孔を介して連通連結する一方、走行部に下側摺動体を固
着して、同下側摺動体の上面を上記上側摺動体の下面
に、上記旋回中心を中心として回動自在に摺接させて、
走行部側の油圧配管を、下側摺動体をそれぞれ上下方向
に挿通した導通孔を介して、上記各円環状油溝に連通連
結したことによって、スイベルジョイントの全高を低く
して、同スイベルジョイントが占有する機体側のスペー
ス、特に、スイベルジョイント上方のスペースが少なく
てすみ、余裕を持って機体側機器を配設して、各機器間
の間隔を大きく取ることができるので、これらのメンテ
ナンスが容易になり、更に、機体側の油圧配管を低位置
かつ平面的に配置できるので、機体側機器の配設を更に
容易にすることができる。
部の上方に、機体を左右旋回自在に載設したパワーショ
ベルにおいて、機体の旋回作動にかかわらず、機体と走
行部との間の作動油流通を可能とするためのスイベルジ
ョイントであって、機体の旋回中心に上側摺動体を固設
し、同上側摺動体の下面に上記旋回中心と同心円的に複
数の円環状油溝を形成し、各円環状油溝に機体側の油圧
配管を、上側摺動体をそれぞれ上下方向に挿通した連通
孔を介して連通連結する一方、走行部に下側摺動体を固
着して、同下側摺動体の上面を上記上側摺動体の下面
に、上記旋回中心を中心として回動自在に摺接させて、
走行部側の油圧配管を、下側摺動体をそれぞれ上下方向
に挿通した導通孔を介して、上記各円環状油溝に連通連
結したことによって、スイベルジョイントの全高を低く
して、同スイベルジョイントが占有する機体側のスペー
ス、特に、スイベルジョイント上方のスペースが少なく
てすみ、余裕を持って機体側機器を配設して、各機器間
の間隔を大きく取ることができるので、これらのメンテ
ナンスが容易になり、更に、機体側の油圧配管を低位置
かつ平面的に配置できるので、機体側機器の配設を更に
容易にすることができる。
【００２９】請求項２記載の発明では、上記上側摺動体
と下側摺動体との周縁部に、多数のボールを介在させた
スラストベアリングを形成して、上側摺動体と下側摺動
体との摺接状態を保持すると共に、走行部上に機体を旋
回自在に支持することによって、構造が簡単になりパワ
ーショベルの製造コストを低減することができる。
と下側摺動体との周縁部に、多数のボールを介在させた
スラストベアリングを形成して、上側摺動体と下側摺動
体との摺接状態を保持すると共に、走行部上に機体を旋
回自在に支持することによって、構造が簡単になりパワ
ーショベルの製造コストを低減することができる。
【００３０】請求項３記載の発明では、下側摺動体の外
周縁に走行部側リングギヤを形成し、同走行部側リング
ギヤに旋回用油圧モータに連動連結したピニオンを噛合
させ、旋回用油圧モータの作動により機体を旋回駆動す
ることによって、構造をコンパクトにし、パワーショベ
ルの製造コストを低減することができる。
周縁に走行部側リングギヤを形成し、同走行部側リング
ギヤに旋回用油圧モータに連動連結したピニオンを噛合
させ、旋回用油圧モータの作動により機体を旋回駆動す
ることによって、構造をコンパクトにし、パワーショベ
ルの製造コストを低減することができる。
【００３１】請求項４記載の発明では、前記各円環状油
溝の間に、それぞれＯリングを介装したことによって、
各円環状油溝間の作動油の漏れを防止して、作動の確実
性を確保することができる。
溝の間に、それぞれＯリングを介装したことによって、
各円環状油溝間の作動油の漏れを防止して、作動の確実
性を確保することができる。
【図１】本発明に係るスイベルジョイントを具備するパ
ワーショベルの側面図。
ワーショベルの側面図。
【図２】スイベルジョイントの断面側面図。
【図３】図２のＩ−Ｉ線断面図。
Ａ スイベルジョイント １ 走行部 ２ 機体 Ｂ パワーショベル 20 上側摺動体 22 円環状油溝 23 連通孔 25 下側摺動体 27 導通孔 30 ボール 33 スラストベアリング 36 走行部側リングギヤ 37 旋回用油圧モータ 39 ピニオン 34 Ｏリング
Claims (4)
- 【請求項１】 自走可能の走行部(1) の上方に、機体
(2) を左右旋回自在に載設したパワーショベルＢにおい
て、機体(2) の旋回作動にかかわらず、機体(2) と走行
部(1) との間の作動油流通を可能とするためのスイベル
ジョイント(A)であって、 機体(2) の旋回中心に上側摺動体(20)を固設し、同上側
摺動体(20)の下面に上記旋回中心と同心円的に複数の円
環状油溝(22)を形成し、各円環状油溝(22)に機体(2) 側
の油圧配管を、上側摺動体(20)をそれぞれ上下方向に挿
通した連通孔(23)を介して連通連結する一方、走行部
(1) に下側摺動体(25)を固着して、同下側摺動体(25)の
上面を上記上側摺動体(20)の下面に、上記旋回中心を中
心として回動自在に摺接させて、走行部(1) 側の油圧配
管を、下側摺動体(25)をそれぞれ上下方向に挿通した導
通孔(27)を介して、上記各円環状油溝(22)に連通連結し
たことを特徴とするスイベルジョイント。 - 【請求項２】 上記上側摺動体(20)と下側摺動体(25)と
の周縁部に、多数のボール(30)を介在させたスラストベ
アリング(33)を形成して、上側摺動体(20)と下側摺動体
(25)との摺接状態を保持すると共に、走行部(1) 上に機
体(2) を旋回自在に支持することを特徴とする請求項１
記載のスイベルジョイント。 - 【請求項３】 下側摺動体(25)の外周縁に走行部側リン
グギヤ(36)を形成し、同走行部側リングギヤ(36)に旋回
用油圧モータ(37)に連動連結したピニオン(39)を噛合さ
せ、旋回用油圧モータ(37)の作動により機体(2) を旋回
駆動することを特徴とする請求項１又は２記載のスイベ
ルジョイント。 - 【請求項４】 前記各円環状油溝(22)の間に、それぞれ
Ｏリング(34)を介装したことを特徴とする請求項１〜３
のいずれかに記載のスイベルジョイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11139372A JP2000328599A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | スイベルジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11139372A JP2000328599A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | スイベルジョイント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000328599A true JP2000328599A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15243801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11139372A Pending JP2000328599A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | スイベルジョイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000328599A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006348965A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Myotoku Ltd | 多管配管装置並びに多管配管取付マニホールド |
| JP2010261500A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-18 | Mitsubishi Heavy Industries Food & Packaging Machinery Co Ltd | 回転シール円盤装置および同装置を備えた回転式流体充填機 |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP11139372A patent/JP2000328599A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006348965A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Myotoku Ltd | 多管配管装置並びに多管配管取付マニホールド |
| JP2010261500A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-18 | Mitsubishi Heavy Industries Food & Packaging Machinery Co Ltd | 回転シール円盤装置および同装置を備えた回転式流体充填機 |
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