JP6587736B2 - フィンスタック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フィンをスタックするフィンスタック装置に関するものである。
フィンスタックとは、プレス機から搬送されてきたフィンをスタックピンで刺すように受け止めてフィンを積層させることを言う。フィンスタックの概要を説明すると、複数の穴が穿孔されたサクションプレート上をプレス機から送り出されたフィンが吸着されながら移動し、移動後にフィンはカットされる。その後、サクションプレートは吸着力を解除し、フィンが落下する。落下したフィンをスタックピンと称する先端が針形状の棒で刺すように受け止め、順次積層させる(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−164741号公報
特許文献1の装置では、フィンがサクションプレートから落下してスタックピンに挿入された後、スタックピンに引っ掛かってしまう場合がある。例えば、低剛性なフィン、長尺フィンのように変形しやすいフィン、スタック穴がフィンの中心から偏心しているフィン、スタック穴の内周部とスタックピンの外周部とのクリアランスが小さいフィンなどは、フィンのスタック穴の内周部とピンの外周部とが接しやすく、フィンがスタックピンに引っ掛かる場合がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためのものであり、サクションプレートから落下したフィンが、スタックピンにスタックする際に引っ掛かることを防止するフィンスタック装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係るフィンスタック装置は、平板状に形成された複数の穴を有するフィンをスタックするフィンスタック装置において、複数の穴を有し、数の穴からの吸引の有無によりィンを保持又は落下させるサクションプレートと、サクションプレートの下方に設けられ、サクションプレートから脱着されたフィンの穴が挿入される複数のスタックピンと、少なくとも1つのスタックピンの軸を中心に周方向に回転させるスタックピン駆動部と、スタックピン駆動部の回転を制御する制御部と、を備え、フィンは、サクションプレート上を移動し、制御部は、フィンが脱着の位置に配置されるまで第2設定回転速度で回転させ、フィンがスタックピンに挿入されるときに第1設定回転速度にするものである。
本発明に係るフィンスタック装置によれば、スタックピンを回転させることで、フィンの穴の内周部とスタックピンの外周部との接触点を移動させ、そこに隙間を生じさせる。その結果、スタックピンに挿入された後にスタックピンをフィンが落下移動中に引っ掛かることを防止できる。
本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置の正面図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置に使用されるスタック穴が千鳥で並んでいるフィンの上面図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置に使用されるスタック穴が列方向に揃って並んでいるフィンの上面図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置に使用されるフィンの隣接するフィンの区切り方をフィンの進行方向に対して略直角方向にしたフィンの上面図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置の部分拡大図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置におけるスタックピンとフィンの拡大図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置に使用されるフィンが進行方向に長い場合を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置の動作のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置に使用されるスタック穴の位置が偏心しているフィンの上面図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置に使用されるフィンがスタックピンに挿入された後、傾いて落下している様子を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置におけるスタックピンの回転動作を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置に使用されるフィンが変形した長尺フィンである場合を示す図である。 本発明の実施の形態4に係るフィンスタック装置の正面図である。 本発明の実施の形態4に係るフィンスタック装置におけるスタックピンの回転動作と軸方向動作を示す図である。 本発明の実施の形態5に係るフィンスタック装置の正面図である。 本発明の実施の形態5に係るフィンスタック装置におけるスタックピンの回転動作と横方向動作を示す図である。 本発明の実施の形態6に係るフィンスタック装置の正面図である。 本発明の実施の形態6に係るフィンスタック装置におけるスタックピンの回転動作と振動動作を示す図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置の正面図である。図1のフィンスタック装置1は、サクションユニット10と、サクションユニット10の下方(Z軸)に配置されるフィン積層ユニット20とを有する。サクションユニット10は、ブロア13と、ブロア13の下方に配置されたサクションボックス12と、サクションボックス12の下方に配置されたサクションプレート11とを備える。
ブロア13は、サクションユニット10の最上部に位置し、下方(Z軸)に設けられたサクションボックス12の内部が負圧状態になるように吸い上げ動作を行う。サクションボックス12は、ブロア13による吸引力をサクションプレート11の全体に渡り発揮させる。ダンパー25は、サクションボックス12の外側に開閉するようにサクションボックス12の外壁面に設置されている。サクションボックス12は、閉じた状態ではサクションボックス12内の負圧状態を維持し、開いた状態ではサクションボックス12内を大気に開放し負圧状態を解除する。サクションプレート11は、サクションボックス12の下方に配置され、下面にはフィン30を吸着するために複数の穴が穿孔されている。また、サクションプレート11の下面には、図示されていない溝形状が形成されている。フィン30のスタック穴の周縁に形成された凸部がこの溝形状にはまりこむように位置決めされ、その状態でフィン30はサクションプレート11の表面を移動する。
ここでサクションプレート11に吸着され移動するフィン30について説明する。図2は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置に使用されるスタック穴が千鳥で並んでいるフィンの上面図である。図3は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置に使用されるスタック穴が列方向に揃って並んでいるフィンの上面図である。図2及び図3に示すフィン30及びフィン34のように、図1のプレス機2から搬送されてくるフィン30及びフィン34は進行方向55(X軸)に平行な方向に区切られている。また、フィン30及びフィン34は所定の間隔で進行方向55(X軸)に沿ってスタック穴32を有している。
図4は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置に使用されるフィンの隣接するフィンの区切り方をフィンの進行方向に対して略直角方向にしたフィンの上面図である。図4に示すフィン35のように、図1のプレス機2から搬送されてくるフィン35は進行方向55(X軸)に対する略直角方向(Y軸)に平行な方向に区切られている。また、フィン35は所定の間隔で進行方向に対する略直角方向(Y軸)に沿ってスタック穴32を有している。
図5は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置の部分拡大図である。図1のサクションプレート11を脱着したフィン30が積層されるフィン積層ユニット20について図5と共に説明する。図1のフィン積層ユニット20は、台座21と、台座21の上方に配置されるエレベータ24と、エレベータ24を貫通し、針形状の先端をZ軸上方に向けて台座21に設置されている複数のスタックピン23とを備える。また、台座21のスタックピン23の基底部にはスタックピン駆動部22が設置されている。サクションプレート11から鉛直方向54に落下したフィン30は、サクションプレート11の下方(Z軸)に構えているスタックピン23に積層される。スタックピン23の位置はフィン30のスタック穴32の真下に位置している。スタックピン23の形状は、スタック穴32よりも僅かに小さい径をしており、かつフィン30が積層する高さに応じた長さをしている。図6は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置におけるスタックピンとフィンの拡大図である。フィン30はスタック穴32とスタック穴32の周縁に形成された凸部33とを有する。スタックピン23の先端はフィン30の挿入時、フィン30を下方に案内しやすいように、テーパ形状になっている。よって、スタックピン23の外周部とフィン30のスタック穴32の内周部との間にはクリアランス44が存在する。
スタックピン駆動部22は、スタックピン23を、スタックピンの軸を中心に例えば一定速度で回転させるものである。スタックピン駆動部22の回転方向と速度は制御部4で制御される。なお、図5の回転方向53は、時計回りであるが、反時計回りであってもよい。スタックピン駆動部22は、例えばモーターからなり、またモーターの取り付け方法としては、例えば個々のスタックピン23に取り付けられる。あるいは、フィン30の進行方向(X軸方向)同士や、フィン30の進行方向に対する略直角方向同士のスタックピン23をプーリや歯車、チェーン等で連結し、1つのモーターで複数のスタックピン23を同時に回転させることも可能である。
エレベータ24は、スタックピン23の上部に位置しており、積層フィン31の最上面が一定の高さ位置に保たれるように下降するものである。このときセンサが設けられセンサの出力により制御され、また、フィン30が規定の枚数落下した後、エレベータ24は既定の距離を下降するといった動作を繰り返す。
図7は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置に使用されるフィンが進行方向に長い場合を示す図である。図7のようにフィン30の長さが進行方向(X軸)へ増加した場合のフィン30やフィン30の厚みが薄くなった場合など、剛性が低い形状をしている場合は、スタックピン23に沿って落下中のフィン30はより変形しやすくなるためにスタックピン23に引っ掛かり易くなる。この場合、図7のようにフィン30の長さが増加した分だけスタックピン23の数を増加させる。
図8は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置の動作のフローチャートを示す図である。図8を基に、図1を参照して動作について説明する。
まずブロア13が吸い上げを開始する(ステップS1)。次に、スタックピン23が軸方向を中心に回転を開始する(ステップS2)。スタックピン23の回転はブロア13の吸い上げ開始と同時に開始する。なお、スタックピン23の回転はスタックが完了するまで停止せず、常時一定方向かつ一定速度で回転し続ける。次にプレス機2が起動し(ステップS3)、フィン30が送り出される(ステップS4)。送り出されたフィン30は、ブロア13によりサクションプレート11の下面に吸着した状態で移動する(ステップS5)。所定の長さまで送り出されたフィン30はカットオフ部3によりカットされる(ステップS6)。それとほぼ同時にサクションプレート11が鉛直方向に下降し(ステップS7)、直後にダンパー25が開き大気開放することでサクションボックス12の内部を復圧し、サクションプレート11上に発生していた吸着力を解除する(ステップS8)。その後フィン30は鉛直方向に落下し(ステップS9)、サクションプレート11は上昇する(ステップS10)。フィン30はスタック穴がスタックピン23に刺さるように案内され(ステップS11)、エレベータ24に着地する(ステップS12)。エレベータ24はスタックピン23の上部に位置しており、落下したフィン30は順次積層される。この時、スタックピン23は回転しており、スタックピン23に刺さるように案内されたフィン30がスタックピン23に沿って落下中に接触して引っ掛かることを防止している。またこのとき、積層フィン31の最上面を図示しないセンサにより検知しており(ステップS13)、この面が一定の位置に保たれるようにエレベータ24が下降する(ステップS14)。この動作を繰り返し、スタックが進行する。
以上のように、フィン30がスタックピン23に案内されてスタックピン23に沿って落下している時は、スタックピン23を回転させているため、落下中にスタックピン23に接して引っ掛かることを防止することができる。その結果、順次挿入されるフィン30を滞りなく所定の位置まで移動させスタックすることができ、整列性良くフィン30をスタックすることができる。すなわち、従来発明では、下記図9及び図10に示すように偏心しているフィンや傾いて落下したフィンは、スタックピンに引っ掛かることがある。本発明に係るフィンスタック装置は、フィンスタック装置におけるスタックピンの回転動作を行うことにより、フィンの落下中にスタックピンに接して引っ掛かることを防止することができるものである。
図9は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置に使用されるスタック穴の位置が偏心しているフィンの上面図である。フィン36は所定の間隔で進行方向55(X軸)に沿ってスタック穴32を有している。スタック穴32の中心点を結ぶ線A−Aは、フィン36の進行方向の幅(Y軸)の中心線B−Bとずれており、スタック穴32の位置が偏心しているものである。図10は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置に使用されるフィンがスタックピンに挿入された後、傾いて落下している様子を示す図である。従来発明では、図9のフィン36のように偏心したフィンや、図10のように傾いて落下したフィンがスタックピン23を鉛直方向54に落下中に傾き或いは変形し、スタック穴32の内周部とスタックピン23の外周部が接することで引っ掛かりが生じる場合がある。
図11は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置におけるスタックピンの回転動作を示す図である。フィン30がスタックピン23に案内されてスタックピン23に沿って鉛直方向54に落下している時、スタックピン23は、軸方向を中心に回転方向53に回転している。その結果、フィン30の落下中にスタックピン23に接して引っ掛かることを防止することができる。
図12は、本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置に使用されるフィンが変形した長尺フィンである場合を示す図である。図13の変形したフィン30のように引っ掛かり易くなったフィンに対しては、回転方向53に一定速度で回転しているスタックピン23の基準となる回転速度を変更して対応することもできる。
実施の形態2.
実施の形態1では、スタックピン23の回転速度は一定であるが、次にスタックピン23の回転速度を変化させた場合の実施の形態2を説明する。図1〜図3のフィンスタック装置と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。フィンスタック装置自体の構成と動作は変わらず、スタックピン23の制御方法だけを変えて使用する。スタックピン駆動部22は、制御部4により回転数を制御されている。
実施の形態2に係るフィンスタック装置は、フィン30をスタックピン23に挿入されるまではスタックピン23の回転を止めるものである。基本的には次のフィン30がスタックピン23に挿入される前に、前のフィン30は引っ掛かりが生じることなくスタックピン23へのスタックが完了している必要がある。したがって、フィン30が引っ掛かることなくスタックが完了出来れば、スタックピン23に挿入されるまでのフィン30の移動中はスタックピン23を回転させる必要がない。そこでフィン30をスタックピン23に挿入されるまではスタックピン23の回転を止めて、フィン30がスタックピン23に挿入されるときにスタックピン23の回転を第1設定回転速度にする。第1設定回転速度は、予め記憶させておくか、フィン30の移動速度や位置などを検知する図示しないセンサにより検知したデータに基づき制御部4により決定される。
以上のように、フィン30がスタックピン23に案内されてスタックピン23に沿って落下している時は、スタックピン23を回転させているため、落下中にスタックピン23に接して引っ掛かることを防止することができる。そのため、順次挿入されるフィン30を滞りなく所定の位置まで移動させスタックすることができ、整列性良くフィン30をスタックすることができる。また、フィン30がスタックピン23に挿入される前はスタックピン23の回転を停止することで、設備自体の消費電力を抑えることが出来る。
実施の形態3.
実施の形態1では、スタックピン23の回転速度は一定であるが、次にスタックピン23の回転速度を変化させた場合の実施の形態3を説明する。図1〜図3のフィンスタック装置と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。フィンスタック装置自体の構成と動作は変わらず、スタックピン23の制御方法だけを変えて使用する。スタックピン駆動部22は、制御部4により回転数を制御されている。
実施の形態3に係るフィンスタック装置は、フィン30をスタックピン23に挿入されるまでは、スタックピン23の回転速度をフィン30の挿入時の回転速度と比較して遅くするものである。例えばプレス機2によるフィン30の搬送速度を上げた場合、フィン30のフィード中の時間が短くなり、それに伴い、フィン30の引っ掛かりの解消に使用出来る時間も短くなる。この場合、スタックピン23が目標とする回転速度までの到達時間を早くし、引っ掛かりの解消に使用出来る時間を十分確保出来るようにする必要がある。その対応として、フィン30をスタックピン23に挿入されるまでは予めスタックピン23を第2設定回転速度で回転させておき、フィン30がスタックピン23に挿入されるときにスタックピン23の回転を第1設定回転速度にする。第2設定回転速度は、第1設定回転速度より遅い速度である。第1及び第2設定回転速度は、予め記憶させておくか、フィン30の移動速度や位置などを検知する図示しないセンサにより検知したデータに基づき制御部4により決定される。
以上のように、フィン30がスタックピン23に案内されてスタックピン23に沿って落下している時は、スタックピン23を回転させているため、落下中にスタックピン23に接して引っ掛かることを防止することができる。そのため、順次挿入されるフィン30を滞りなく所定の位置まで移動させスタックすることができ、整列性良くフィン30をスタックすることができる。また、フィン30がスタックピン23に挿入される前はスタックピン23の回転を遅くすることで、設備自体の消費電力を抑えると共に、目標とする回転速度までの到達時間を短く出来るので、プレス機2によるフィン30の搬送速度の上昇に対応することができる。
実施の形態4.
図13は、本発明の実施の形態4に係るフィンスタック装置の正面図である。図14は、本発明の実施の形態4に係るフィンスタック装置におけるスタックピンの回転動作と軸方向動作を示す図である。実施の形態1に係るフィンスタック装置は、スタックピン23の回転を一定速度で常時同じ方向に回転させた状態でスタックを行うものであるが、実施の形態4に係るフィンスタック装置は、スタックピン123を回転させながらスタックピン123を軸方向57に繰り返し上下動させてスタックを行うものである。図13及び図14において図1〜図3のフィンスタック装置と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。フィンスタック装置1自体の構成と動作は変わらず、スタックピン123の制御方法だけを変えて使用する。
スタックピン123は、縦方向駆動機構26により軸方向57に上下動する。スタックピン123を軸方向57に動作させる手段としては、例えばクランクを利用したモーター駆動や動力シリンダーなどがある。駆動速度や駆動幅は、予め記憶させておくか、フィン30の移動速度や位置などを検知する図示しないセンサにより検知したデータに基づき制御部5により決定される。
軸方向57の動作はフィン130のスタックピン123の挿入前までは行わず、フィン130がスタックピン123に挿入された後に開始し、次のフィン130が落下してくる直前に停止させる。例えば、開始のタイミングはサクションプレート11が下降した後、上昇限に戻ってから開始する。また停止のタイミングは、フィン130がサクションプレート11上に規定の長さフィードされたタイミングで停止する。その理由は、フィン130をスタックピン123に挿入する際に、スタックピン123とスタック穴132の位置を合わせる必要がある為である。なお、スタックピン123の軸方向動作は設置している全てのスタックピン123で行う。これは、全てのスタックピン123を回転及び軸方向動作させる方が引っ掛かりの解消時間が早い為である。
以上のように、フィン130がスタックピン123に案内されてスタックピン123に沿って落下している時は、スタックピン123を回転させると共に軸方向に移動させているため、落下中にスタックピン123に接して引っ掛かることを防止することができる。その結果、順次挿入されるフィン130を滞りなく所定の位置まで移動させスタックすることができ、整列性良くフィン130をスタックすることができる。
実施の形態5.
図15は、本発明の実施の形態5に係るフィンスタック装置の正面図である。図16は、本発明の実施の形態5に係るフィンスタック装置におけるスタックピンの回転動作と横方向動作を示す図である。実施の形態1に係るフィンスタック装置は、スタックピン23の回転方向を常時同じ方向に回転させた状態でスタックを行うものであるが、実施の形態5に係るフィンスタック装置は、スタックピン223を回転させながらスタックピン223を横方向58に繰り返し駆動させてスタックを行うものである。図15及び図16において図1〜図3のフィンスタック装置と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。フィンスタック装置自体の構成と動作は変わらず、スタックピン223の制御方法だけを変えて使用する。
スタックピン223は、横方向駆動機構27により横方向58に移動する。スタックピン223を横方向58に動作させる手段としては、例えばクランクを利用したモーター駆動や動力シリンダーなどがある。駆動速度や駆動幅は、予め記憶させておくか、フィン30の移動速度や位置などを検知する図示しないセンサにより検知したデータに基づき制御部6により決定される。
横方向58の動作はフィン230のスタックピン223の挿入前までは行わず、フィン230がスタックピン223に挿入された後に開始し、次のフィン230が落下してくる直前に停止させる。例えば、開始のタイミングはサクションプレート11が下降した後、上昇限に戻ってから開始する。また停止のタイミングは、フィン230がサクションプレート11上に規定の長さフィードされたタイミングで停止する。その理由は、フィン230をスタックピン223に挿入する際に、スタックピン223とスタック穴232の位置を合わせる必要がある為である。なお、スタックピン223の横方向動作は設置している全てのスタックピン223で行う。これは、全てのスタックピン223を回転及び横方向動作させる方が引っ掛かりの解消時間が早い為である。
以上のように、フィン230がスタックピン223に案内されてスタックピン223に沿って落下している時は、スタックピン223を回転させると共に横方向に移動させているため、落下中にスタックピン223に接して引っ掛かることを防止することができる。その結果、順次挿入されるフィン230を滞りなく所定の位置まで移動させスタックすることができ、整列性良くフィン230をスタックすることができる。
実施の形態6.
図17は、本発明の実施の形態6に係るフィンスタック装置の正面図である。図18は、本発明の実施の形態6に係るフィンスタック装置におけるスタックピンの回転動作と振動動作を示す図である。実施の形態1に係るフィンスタック装置は、スタックピン23の回転方向を常時同じ方向に回転させた状態でスタックを行うものであるが、実施の形態6に係るフィンスタック装置は、スタックピン323を回転させながらスタックピン323を振動させてスタックを行うものである。図17及び図18において図1〜図3のフィンスタック装置と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。フィンスタック装置自体の構成と動作は変わらず、スタックピン323の制御方法だけを変えて使用する。
スタックピン323は、振動発生機構28により振動する。スタックピン323を振動させる手段としては、例えば、電動式、油圧式、空気式等の振動発生装置などがある。駆動速度や駆動幅は、予め記憶させておくか、フィン30の移動速度や位置などを検知する図示しないセンサにより検知したデータに基づき制御部7により決定される。
振動動作はフィン330のスタックピン323の挿入前までは行わず、フィン330がスタックピン323に挿入された後に開始し、次のフィン330が落下してくる直前に停止させる。例えば、開始のタイミングはサクションプレート11が下降した後、上昇限に戻ってから開始する。また停止のタイミングは、フィン330がサクションプレート11上に規定の長さフィードされたタイミングで停止する。その理由は、フィン330をスタックピン323に挿入する際に、スタックピン323とスタック穴332の位置を合わせる必要がある為である。なお、スタックピン323の振動動作は設置している全てのスタックピン323で行う。これは、全てのスタックピン323を回転及び振動させる方が引っ掛かりの解消時間が早い為である。
以上のように、フィン330がスタックピン323に案内されてスタックピン323に沿って落下している時は、スタックピン323を回転させると共に振動させているため、落下中にスタックピン323に接して引っ掛かることを防止することができる。その結果、順次挿入されるフィン330を滞りなく所定の位置まで移動させスタックすることができ、整列性良くフィン330をスタックすることができる。
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態1〜6に限定されず、種々の変更を加えることができる。例えば、制御部4〜7の位置は任意であり、例えばサクションユニット10に設けられても良い。また、縦方向駆動機構、横方向駆動機構及び振動発生機構は、スタックピン毎に設けられているが、複数のスタックピンに対してまとめて設けられていてもよい。さらに、縦方向駆動機構、横方向駆動機構及び振動発生機構は組み合わせて用いられてもよい。
1 フィンスタック装置、2 プレス機、3 カットオフ部、4 制御部、5 制御部、6 制御部、7 制御部、10 サクションユニット、11 サクションプレート、12 サクションボックス、13 ブロア、20 フィン積層ユニット、21 台座、22 スタックピン駆動部、23 スタックピン、24 エレベータ、25 ダンパー、26 縦方向駆動機構、27 横方向駆動機構、28 振動発生機構、30 フィン、31 積層フィン、32 スタック穴、33 凸部、34 フィン、35 フィン、36 フィン、44 クリアランス、53 回転方向、54 鉛直方向、55 進行方向、57 軸方向、58 横方向、123 スタックピン、130 フィン、132 スタック穴、223 スタックピン、230 フィン、232 スタック穴、323 スタックピン、330 フィン、332 スタック穴。

Claims (6)

  1. 平板状に形成された複数の穴を有するフィンをスタックするフィンスタック装置において、
    複数の穴を有し、当該複数の穴からの吸引の有無により前記フィンを保持又は落下させるサクションプレートと、
    前記サクションプレートの下方に設けられ、前記サクションプレートから脱着された前記フィンの穴が挿入される複数のスタックピンと、
    少なくとも1つの前記スタックピンの軸を中心に周方向に回転させるスタックピン駆動部と、
    前記スタックピン駆動部の回転を制御する制御部と、
    を備え、
    前記フィンは、前記サクションプレート上を移動し、
    前記制御部は、前記フィンが脱着の位置に配置されるまで第2設定回転速度で回転させ、前記フィンが前記スタックピンに挿入されるときに第1設定回転速度にするフィンスタック装置。
  2. 平板状に形成された複数の穴を有するフィンをスタックするフィンスタック装置において、
    複数の穴を有し、当該複数の穴からの吸引の有無により前記フィンを保持又は落下させるサクションプレートと、
    前記サクションプレートの下方に設けられ、前記サクションプレートから脱着された前記フィンの穴が挿入される複数のスタックピンと、
    少なくとも1つの前記スタックピンの軸を中心に周方向に回転させるスタックピン駆動部と、
    前記スタックピン駆動部の回転を制御する制御部と、
    を備え、
    前記フィンは、前記サクションプレート上を移動し、
    前記制御部は、前記フィンが脱着の位置に配置されるまで回転を停止し、前記フィンが前記スタックピンに挿入されるときに第1設定回転速度にするフィンスタック装置。
  3. 前記スタックピンを軸方向に往復駆動する縦方向駆動機構を更に備える請求項1又は2に記載のフィンスタック装置。
  4. 前記スタックピンを横方向に往復駆動する横方向駆動機構を更に備える請求項1又は2に記載のフィンスタック装置。
  5. 前記スタックピンを振動させる振動発生機構を更に備える請求項1又は2に記載のフィンスタック装置。
  6. 全ての前記複数の前記スタックピンを回転させる前記スタックピン駆動部を備えた請求項1〜のいずれか一項に記載のフィンスタック装置。
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