JP5004979B2 - フィンスタック装置 - Google Patents

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本発明は、熱交換器用のフィンをスタックするフィンスタック装置に関するものである。
従来のフィンスタック装置は、熱交換器用フィンのスタック中に発生するスタックピンの倒れ対策として、スタッキング雇と称する箱型のものにフィン押さえ板を固定し、積層されたフィンの側面を支える構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭61−216824号公報(第2−3頁、第1図)
スタックとは、プレス機から搬送されてきたフィンをスタックピンと称するピンで刺すように受け止めてフィンを積層させることを言う。このスタック中にスタックピンが傾くと、スタックピンは、落下するフィンの穴を拾えないスタックミスという現象を起こすことがある。そのため、スタックピンの傾き防止対策としてフィン押さえ板を設けているが、従来のフィン押さえ板は、箱型のスタッキング雇に固定されているため、同じサイズのスタッキング雇を使用したまま、フィン押さえ板と積層したフィンの側面とのクリアランス調整ができないため、スタックピンの傾き矯正の際に必要なフィン押さえ板の押さえ具合の微調整と、その他に、積層するフィンの列数及び段数の変化への対応ができなかった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、積層されたフィンによりスタックピンが傾かないようにするフィンスタック装置を得るものである。
また、第2の目的は、スタックピンの傾き矯正の際に必要なフィン押さえ板の押さえ具合を微調整できるフィンスタック装置を得るものである。
また、第3の目的は、積層フィンの列数及び段数の変化に対応することができるフィン押さえを備えたフィンスタック装置を得るものである。
本発明に係るフィンスタック装置は、昇降板と、昇降板を貫通して設けられた複数のスタックピンと、搬送方向に対して直交する方向を列方向として各列に複数の穴を有し、搬送されてプレス機によりカットされたときに落下し、複数の穴のうち所定の穴にスタックピンが挿入され、昇降板に積層されるフィンと、フィンの列方向に互いに対向して配置され、それぞれ先端部にフィン押さえ板を有する第1及び第2の駆動部と、フィンの搬送方向に互いに対向して配置され、それぞれ先端部にフィン押さえ板を有する第3及び第4の駆動部とを備え、フィンの積層高さが所定の高さに達したときに昇降板を下降させ、これを繰り返すうちに昇降板が所定位置まで下降したとき、第1及び第2の駆動部を駆動してフィン押さえ板を前進させ、次いで、第3及び第4の駆動部を駆動してフィン押さえ板を前進させ、積層されたフィンの各側面を押さえるようにしたものである。
本発明においては、昇降板が所定位置まで下降したとき、第1及び第2の駆動部を駆動してフィン押さえ板を前進させ、次いで、第3及び第4の駆動部を駆動してフィン押さえ板を前進させ、積層されたフィンの各側面を押さえるようにしたので、スタックピンの倒れが発生する前に積層フィンの各側面を押さえることができ、このため、スタックピンの倒れによって生じるスタックミスを未然に防ぐことができる。
本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置を示す側面図である。 実施の形態1に係るフィンスタック装置を上方から見て示す平面図である。 サクションユニットにより搬送されるフィンを示す平面図である。 積層されたフィンの倒れ方向を示す平面図である。 サクションユニットのサクションプレートに貼り付いたフィンを示す斜視図である。 実施の形態1のフィンスタック装置の制御を示すブロック図である。 実施の形態1における制御盤の動作を示すフローチャートである。 積層されたフィンの各側面を押さえた状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係るフィンスタック装置のテーパ付きフィン押さえ板を示す正面図及び側面図である。 本発明の実施の形態3に係るフィンスタック装置を上方から見て示す平面図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るフィンスタック装置を示す側面図、図2は実施の形態1に係るフィンスタック装置を上方から見て示す平面図、図3はサクションユニットにより搬送されるフィンを示す平面図、図4は積層されたフィンの倒れ方向を示す平面図、図5はサクションユニットのサクションプレートに貼り付いたフィンを示す斜視図である。
これらの図において、フィンスタック装置本体6には、フィン押さえ用支柱5が取り付けられており、そのフィン押さえ用支柱5には、ベースユニット8側に延びるロッドレスシリンダー13が取り付けられている。このロッドレスシリンダー13には、上方から見てコの字状のアーム14が摺動可能に取り付けられている。また、ロッドレスシリンダー13の先端側には、アーム14の停止位置を検知するためのオートスイッチが設けられている。
このアーム14の両端には、熱交換器用のフィン4の段方向(図3参照)に直交する方向に長軸を取った長穴91a、91bを有する列方向位置調整部材9a、9bが取り付けられている。アーム14の中央部とプレス機7には、フィン4の列方向(図3参照)に直交する方向に長軸を取った長穴111a、111bを有する段方向位置調整部材11a、11bが取り付けられている。これら位置調整部材9a、9b、11a、11bは、四辺形に形成された板状のもので、各長穴91a、91b、111a、111bを通ってアーム14にねじ込まれたボルトによって固定されている。
また、列方向位置調整部材9a、9bには、第1及び第2の駆動部である列方向シリンダー15a、15bが取り付けられており、段方向位置調整部材11a、11bには、第3及び第4の駆動部である段方向シリンダー16a、16bが取り付けられている。列方向シリンダー15a、15bのロッド先端部には、互いに対向する列方向フィン押さえ板10a、10bが設けられており、段方向シリンダー16a、16bのロッド先端部には、互いに対向する段方向フィン押さえ板12a、12bが設けられている。また、列方向シリンダー15a、15bと段方向シリンダー16a、16bには、列方向フィン押さえ板10a、10bと段方向フィン押さえ板12a、12bの停止位置を検知するためのオートスイッチがそれぞれ設けられている。その停止位置は、積層されたフィン4の各側面にそれぞれの押さえ板10a、10b、12a、12bが接触したときの位置である。
前述した熱交換器用のフィン4は、極めて薄い例えばアルミ薄板からなり、図3に示すように、列方向に所定間隔で区切られている。このフィン4には、段方向に複数の穴19が設けられている。このように構成されたフィン4が積層されていった場合、積層フィン4の重みも増加するが、必ずしも全てのフィン4が後述するスタックピン3の軸方向に沿って綺麗に積層されるわけではない。これは、各フィン4の重量によるモーメントバランスが均等に取れないからである。例えば図4に示すように、フィン4の列方向においては、積層フィン4の中央付近の列は隣り合うフィン同士でモーメントが相殺され、また、フィン4の両側付近の列では積層フィン4の内側方向では隣り合うフィン4によりモーメントが相殺されるが、フィンの両端では外側方向にフィン4の重量によるモーメントが働くため、スタックピン3が積層フィン4の外側方向に向かって傾く。
そこで、本実施の形態では、スタックピン3が倒れる前に、列方向フィン押さえ板10a、10bと段方向フィン押さえ板12a、12bによって積層フィン4の各側面を押さえるようにしている。それぞれの押さえ板10a、10b、12a、12bの押さえる高さはスタックピン3の長さの半分より上の位置になるように、列方向シリンダー15と段方向シリンダー16とがそれぞれ配置されている。スタックピン3の長さの半分より上にしているのは、スタックピン3の長さの約半分程の高さまでフィン4が積層されてもスタックピン3が傾かないからである。
前述したスタックピン3は、フィンスタッカー装置本体6に設けられたベースユニット8にフィン4の列方向に2列設けられている。各列のスタックピン3は、昇降板21を昇降可能に貫通し、フィン4の穴19に挿入されるように配置されている。昇降板21は、スタックが行われる前、スタックピン3の上部に位置している。スタックピン3の上方に位置するサクションユニット1は、下部にフィン4の列数と段数に応じた大きさのサクションプレート2が設けられ、サクションユニット1の吸引によりサクションプレート2にフィン4を貼り付け、その状態のまま図1、図5に示すように搬送されてくる。この位置までフィン4を搬送した場合、スタックピン3の先端とサクションプレート2の隙間は数mm程度である。このサクションユニット1は、プレス機7によってフィン4が所定の長さにカットされたときに、吸い込み動作を停止してサクションプレート2からフィン4が離れ下方に落ちる。
光電センサー24は、サクションプレート2の側方に配置され、昇降板21上に落下するフィン4の積層高さが所定の高さ(ワーク検知領域)に達したときにオン信号を出力する。この光電センサー24は、積層フィン4がスタックピン3から溢れる直前の状態を検知させるために設けられている。近接センサー23は、ベースユニット8の側面から上方に延びる近接センサー支柱22に取り付けられ、下降する昇降板21を検知したときにオン信号を出力する。この近接センサー23は、積層フィン4の各側面を列方向フィン押さえ板10a、10bと段方向フィン押さえ板12a、12bで押さえるタイミングを検知するために設けられている。
次に、光電センサー24及び近接センサー23の検知に応じてフィンスタック装置本体6を制御する制御盤の動作について図6〜図8を参照しながら説明する。図6は実施の形態1のフィンスタック装置の制御を示すブロック図、図7は実施の形態1における制御盤の動作を示すフローチャート、図8は積層されたフィンの各側面を押さえた状態を示す平面図である。
本装置の運転開始により、サクションユニット1によってサクションプレート2に貼り付けられたフィン4がプレス機7にて所定の長さにカットされると、フィン4は、サクションプレート2から離れ、複数の穴19のうちスタックピン3と対向する穴19にそのスタックピン3が挿入し、その状態で昇降板21の上面に落下する。
一方、制御盤25は、光電センサー24からのオン信号が連続入力されているかどうかを判定する(S1)。光電センサー24は、フィン4が落下する度に一瞬のオン信号を出力しており、この一瞬のオン信号と区別するためである。制御盤25は、光電センサー24からのオン信号が連続入力でないと判定したとき待機し、オン信号の連続入力を検知したときは、昇降板21を所定距離下降させる(S2)。光電センサー24がオン信号を連続的に出力している場合は、昇降板21に積層されているフィン4がスタックピン3から溢れる直前の状態である。
制御盤25は、昇降板21を下降させた際に、近接センサーからのオン信号が入力されたかどうかを判定し(S3)、その信号が入力されていないときは、S1に戻って前述した動作を繰り返す。また、近接センサー23からのオン信号を検知したときは所定位置まで下降したと判定してアーム14を前進させる(S4)。近接センサー23がオン信号を出力するタイミングは、下降している昇降板21の上面が各フィン押さえ板10a、10b、12a、12bの下辺よりも低い位置(所定位置)に達したときである。
制御盤25は、アーム14を前進させた際に、ロッドレスシリンダー13の先端側に設置されたオートスイッチを介してアーム14が停止位置まで前進したかどうかを判定し(S5)、アーム14の停止位置を検知していないときは、S4に戻ってアーム14の前進を維持する。また、オートスイッチを介してアーム14の停止位置を検知したときは、アーム14の前進を停止させると共に、列方向シリンダー15a、15bを前進させる(S6)。列方向シリンダー15a、15bを先に前進させているのは、前述したように、積層されたフィン4によってスタックピン3が列方向に傾くからであり、これを防止するためである。
制御盤25は、列方向シリンダー15a、15bを前進させた際に、オートスイッチを介して列方向シリンダー15a、15bの停止位置を検知したかどうかを判定し(S7)、列方向シリンダー15a、15bの停止位置を検知していないときは、S6に戻って列方向シリンダー15a、15bの前進を維持する。また、オートスイッチを介して列方向シリンダー15a、15bの停止位置を検知したときは、列方向シリンダー15a、15bの前進を停止させると共に、段方向シリンダー16a、16bを前進させる(S8)。列方向シリンダー15a、15bが停止位置で停止したときは、列方向フィン押さえ板10a、10bが積層フィン4の列方向の側面を押さえている状態である。
制御盤25は、段方向シリンダー16a、16bを前進させた際に、オートスイッチを介して段方向シリンダー16a、16bの停止位置を検知したかどうかを判定し(S9)、段方向シリンダー16a、16bの停止位置を検知していないときは、S8に戻って段方向シリンダー16a、16bの前進を維持する。一方、オートスイッチを介して段方向シリンダー16a、16bの停止位置を検知したときは、段方向シリンダー16a、16bの前進を停止させ、前述した一連の動作を終了する。段方向シリンダー16a、16bが停止位置で停止したときは、段方向フィン押さえ板12a、12bが積層フィン4の段方向の側面を押さえている状態である。
以上の動作によって、図8に示すように、列方向シリンダー15a、15bの列方向フィン押さえ板10a、10bが積層フィン4の列方向の側面を押さえ、段方向シリンダー16a、16bの段方向フィン押さえ板12a、12bが積層フィン4の段方向の側面を押さえる。
それぞれのフィン押さえ板10a、10b、12a、12bが作動したにもかかわらず、スタックピン3の倒れが発生した場合は、フィン押さえ板10a、10b、12a、12bの機械調整が適切でないときなので、列方向位置調整部材9a、9bと段方向位置調整部材11a、11bを長穴91a、91b、111a、111bの寸法範囲内で移動させて、各フィン押さえ板10a、10b、12a、12bと積層フィン4の各側面とのクリアランスの調整を行い、それぞれのフィン押さえ板10a、10b、12a、12bの最適な位置を決定する。この最適な位置は、スタックピン3の倒れが発生する前の積層フィン4の各側面とそれぞれのフィン押さえ板10a、10b、12a、12bとのクリアランスがゼロで、かつそのフィン押さえ板10a、10b、12a、12bが積層フィン4の各側面に丁度触れる位置である。
以上のように実施の形態1によれば、近接センサー23からのオン信号を検知したときに、先ず、列方向フィン押さえ板10a、10bで積層フィン4の列方向の側面を押さえ、次いで、段方向フィン押さえ板12a、12bで積層フィン4の段方向の側面を押さえるようにしたので、スタックピン3の倒れが発生する前に積層フィン4の各側面を押さえることができ、このため、スタックピン3の倒れによって生じるスタックミスを未然に防ぐことができる。また、列方向位置調整部材9a、9bと段方向位置調整部材11a、11bによる列方向シリンダー15a、15bと段方向シリンダー16a、16bの位置調整を行うことができるので、スタックピン3の倒れに対してそれぞれのフィン押さえ板10a、10b、12a、12bの前進位置を最適な場所に設定でき、スタックミスを未然に防ぐことができ、歩留まり向上を図ることが可能になる。
また、スタックピン3の倒れる前に列方向フィン押さえ板10a、10bと段方向フィン押さえ板12a、12bとで積層フィン4の各側面を押さえるようにしているので、スタックピン3が曲がるということがなくなり、このため、本装置の長期使用が可能になる。
なお、実施の形態1では、それぞれのフィン押さえ板10a、10b、12a、12bと積層フィン4の各側面との間にクリアランスが生じた場合、列方向位置調整部材9a、9bと段方向位置調整部材11a、11bを長穴91a、91b、111a、111bの寸法範囲内で移動させて、各フィン押さえ板10a、10b、12a、12bと積層フィン4の各側面とのクリアランスの調整を行うようにしたが、列方向位置調整部材9a、9bの長穴91a、91bの長さをさらに長くし、段方向フィン押さえ板12a、12bの列方向に平行な方向の幅を変えることで積層フィン4の列数の変化への対応が、また、段方向位置調整部材11a、11bの長穴111a、111bの長さをさらに長くし、列方向フィン押さえ板12a、12bの積層フィン4の段方向に平行な方向の幅を変えることで積層するフィン4の段数の変化への対応が可能になる。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、列方向シリンダー15a、15bの列方向フィン押さえ板10a、10bと段方向シリンダー16a、16bの段方向フィン押さえ板12a、12bをそれぞれ平らな板として説明したが、実施の形態2は、図8に示すように、フィン押さえ板10a、10b、12a、12bの上辺に、積層されたフィンの側面に対して外方に傾斜するテーパー部17を設けたものである。
実施の形態2においては、フィンスタック装置自体の構成と動作は、実施の形態1と同様であり、列方向シリンダー15a、15bにテーパー部17を有する列方向フィン押さえ板10a、10bを、また、段方向シリンダー16a、16bに前記と同様のテーパー部17を有する段方向フィン押さえ板12a、12bをそれぞれ付け替えて使用する。
このように、各フィン押さえ板10a、10b、12a、12bにテーパー部17を設けることで、落下してくるフィン4が各フィン押さえ板10a、10b、12a、12bの上部のエッジに引っかからないようになり、フィン4を滑らかに落下させることができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、図10に示すように、列方向位置調整部材9a、9bに、その調整部材9a、9bに固定された角度調整用軸18を中心として回動可能な列方向シリンダー15a、15bを取り付け、また、段方向位置調整部材11a、11bに、その調整部材9a、9bに固定された角度調整用軸18を中心として回転可能な段方向シリンダー16a、16bを取り付けたものである。
この構成により、図9に示す矢印のように、列方向シリンダー15a、15bと段方向シリンダー16a、16bをそれぞれ、角度調整用軸18を中心として積層フィン4の各側面に対し角度を調整できる。この調整により、フィン押さえ板のフィン4の列方向に直交する方向の角度を調整することが可能になる。
実施の形態3においては、それぞれの列方向位置調整部材9a、9bと段方向位置調整部材11a、11bを長穴91a、91b、111a、111bの寸法範囲内で移動させて、各フィン押さえ板10a、10b、12a、12bと積層フィン4の各側面とのクリアランスの調整を行うことができる上に、各フィン押さえ板10a、10b、12a、12bの角度を角度調整用軸18で調整することができる。このため、よりスタック性が向上するという効果がある。
1 サクションユニット、2 サクションプレート、3 スタックピン、4 フィン、5 フィン押さえ用支柱、6 フィンスタック装置本体、7 プレス機、8 ベースユニット、9a,9b 列方向位置調整部材、91a、91b 長穴、10a,10b 列方向フィン押さえ板、11a,11b 段方向位置調整部材、111a、111b 長穴、12a,12b 段方向フィン押さえ板、13 ロッドレスシリンダー、14 アーム、15a,15b 列方向シリンダー、16a,16b 段方向シリンダー、17 テーパ付きフィン押さえ板、18 角度調整用軸、19 穴、21 昇降板、22 近接センサー支柱、23 近接センサー、24 光電センサー、25 制御盤。

Claims (5)

  1. 昇降板と、
    該昇降板を貫通して設けられた複数のスタックピンと、
    搬送方向に対して直交する方向を列方向として各列に複数の穴を有し、搬送されてプレス機によりカットされたときに落下し、前記複数の穴のうち所定の穴に前記スタックピンが挿入され、前記昇降板に積層されるフィンと、
    該フィンの列方向に互いに対向して配置され、それぞれ先端部にフィン押さえ板を有する第1及び第2の駆動部と、
    前記フィンの搬送方向に互いに対向して配置され、それぞれ先端部にフィン押さえ板を有する第3及び第4の駆動部とを備え、
    前記フィンの積層高さが所定の高さに達したときに前記昇降板を下降させ、これを繰り返すうちに当該昇降板が所定位置まで下降したとき、前記第1及び第2の駆動部を駆動してフィン押さえ板を前進させ、次いで、前記第3及び第4の駆動部を駆動してフィン押さえ板を前進させ、積層されたフィンの各側面を押さえるようにしたことを特徴とするフィンスタック装置。
  2. 前記所定位置は、前記昇降板の上面が前記フィン押さえ板より低い位置まで下降したときであることを特徴とする請求項1記載のフィンスタック装置。
  3. 前記第1及び第2の駆動部と前記第3及び第4の駆動部とが個々に取り付けられ、前記フィン押さえ板の前進方向を長軸とする複数の長穴をそれぞれ有し、この複数の長穴の寸法内で前記フィン押さえ板の位置を調整するための4つの位置調整部材を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のフィンスタック装置。
  4. 前記フィン押さえ板は、四辺形に形成され、その上辺に、積層されたフィンの側面に対して外方に傾斜するテーパー部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のフィンスタック装置。
  5. 前記4つの位置調整部材にそれぞれ前記第1及び第2の駆動部と前記第3及び第4の駆動部を回動可能に設け、前記フィン押さえ板の前記フィンの列方向に直交する方向の角度を調整することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のフィンスタック装置。
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