JP2784289B2 - 金属帯状体の送り装置 - Google Patents

金属帯状体の送り装置

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JP2784289B2 JP3353294A JP35329491A JP2784289B2 JP 2784289 B2 JP2784289 B2 JP 2784289B2 JP 3353294 A JP3353294 A JP 3353294A JP 35329491 A JP35329491 A JP 35329491A JP 2784289 B2 JP2784289 B2 JP 2784289B2
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    • B21D53/02Making other particular articles heat exchangers or parts thereof, e.g. radiators, condensers fins, headers
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    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/53113Heat exchanger

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属帯状体の送り装置に
関し、更に詳細には所定の間隔で複数個の透孔が送り方
向に穿設された熱交換器用フィン等に用いる金属帯状体
の送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用或いはルームクーラ等の家庭用
熱交換器において、銅管等の伝熱管の熱交換効率を高め
るため、アルミニウム等の金属板に透孔が点設されてい
る熱交換器用フィンが使用される。つまり、熱交換器用
フィンの透孔に伝熱管を挿通し、次いで伝熱管を拡管し
て熱交換器用フィンと伝熱管とを一体化することによっ
て、伝熱管の伝熱面積を広くするためである。ところ
で、かかる熱交換器用フィンは、通常、アルミニウム等
から成る長尺な金属帯状体に透孔を点設した後、切断機
等によって金属帯状体を所定の長さに切断する。
【0003】この際に、切断機等に金属帯状体を送り込
むことが必要であり、従来、図5に示す送り装置が使用
されてきた。図5に示す送り装置には、駆動手段(図示
せず)によって左右に往復動可能に設けられた往復動体
160に、バネ200によって上方に付勢され且つ先端
面の一部が傾斜面に形成されているピン180が立設さ
れている。かかるピン180の往復動体160の上面か
ら突出する先端部は、先端の一部を基準プレートの上面
から突出させつつ往復動体160の往復動と共に往復動
する。この様な図5に示す移動装置において、図5aに
示す如く、矢印B方向に往復動体160が移動する場
合、ピン180の基準プレートの上面から突出する先端
が基準プレートのスリット140上に位置する金属帯状
体100のカラー付き透孔120内に進入し、ピン18
0の先端側面の一部がカラー付き透孔120(以下、透
孔120と称することがある)の内壁面と当接して金属
帯状体100を矢印A方向に押圧する。このため、金属
帯状体100を往復動体160の移動方向(矢印Bの方
向)と同一方向の矢印A方向に送ることができる。
【0004】一方、往復動体160が、図5bに示す如
く、図5aに示す矢印B方向とは逆方向である矢印C方
向に移動する場合、金属帯状体100を実質的に静止状
態とすることができる。つまり、ピン180の先端の傾
斜面が透孔12のエッジと摺接しつつ矢印C方向に移動
し、ピン180にはバネ200の付勢力に抗する力が作
用する。かかる力によってピン180は、往復動体16
0内に次第に押し込まれ、ピン180の突出部の高さが
次第に低くなるため、図5bに示す如く、透孔120か
ら抜き出ることができる。抜き出たピン180の先端
は、金属帯状体100の裏面と摺接して金属帯状体10
0に移送力を実質的に付与することなく矢印C方向の透
孔120に順次移動するため、金属帯状体100の静止
状態を保つことができるのである。この様にして図5に
示す送り装置によれば、金属帯状体100を矢印A方向
のみに送ることができる。
【0005】しかし、図5に示す送り装置では、金属帯
状体100の送りは間欠的であり、連続的に送ることを
必要とする場合には使用できなかった。しかも、送り中
に金属帯帯状体に穿設されている透孔内壁面の形状が、
送りピン先端との接触によって変形することがある。こ
のため、本発明者等は、先に、特願平2ー176049
号明細書において、従来の送り装置の問題点を解決した
送り装置、即ち金属帯状体に形成されている透孔等を変
形することなく、金属帯状体を所定の方向に連続送り可
能な送り装置として図4に示す送り装置を提案した。図
4に示す装置は、載置される金属帯状体10の送り方向
(矢印A方向)穿設された透孔12、12・・・の各々
が上方に位置するように、金属帯状体10の送り方向
(矢印A方向)に延びるスリット14が形成されている
基準プレート22と、基準プレート22の下方に設けら
れ、基準プレート22と略平行に金属帯状体10の送り
方向(矢印A方向)に駆動手段によって順次移動する複
数枚の移動プレート30・・・と、各々移動プレート3
0の下面側に下端部が突出するように、移動プレート3
0の移動方向に対して垂直方向に貫通され且つ付勢部材
によって移動プレート30の下面方向に付勢されている
送りピン36・・・と、金属帯状体10の送り方向に移
動する移動プレート30の下方に設けられ、送りピン3
6の先端が基準プレート22のスリット14上方に位置
する金属帯状体10の透孔12内に嵌入し金属帯状体1
0を所定距離移動可能とするように、移動プレート30
の下面側に突出する送りピン36の下端を付勢部材の付
勢力に抗して所定距離に亘り押圧する板カム50とを具
備する送り装置である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる図4に示す送り
装置によれば、金属帯状体に形成されている透孔等を変
形することなく、金属帯状体を所定の方向に連続送りを
行うことができる。ところで、図4の送り装置において
は、金属帯状体10の透孔12と送りピン36とのクリ
アランスを可及的に狭くすることによって、送りピン3
6に因る透孔12の変形を小さくできる。唯、金属帯状
体10の透孔12の径と透孔12に嵌入する送りピン3
6の径とのクリアランスを可及的に狭くすると、送りピ
ン36の下端が板カム50の上面54によって押圧され
る所定の距離を通過しても、送りピン36の上端部と金
属帯状体10の透孔12との嵌合状態が依然として継続
している場合が発生し、金属帯状体10の連続送りを中
断しなければならないことが判明した。このため、送り
ピン36の先端と金属帯状体10の透孔12とのクリア
ランスを、送りピン36の先端が透孔12から容易に抜
け出る寸法にしているのが現状である。そこで、本発明
の目的は、金属帯状体の透孔内に送りピンの先端を金属
帯状体の上下方向から嵌入させて金属帯状体を所定の方
向に移送する送り装置において、金属帯状体の透孔と送
りピンの先端とのクリアランスを可及的に狭くしても送
りピンが板カムの所定距離を通過したとき、送りピンの
先端が金属帯状体の透孔から確実に引き出すことがで
き、金属帯状体の連続送りを安定して行うことのできる
金属帯状体の送り装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記目的
を達成するには、図4に示す板カム50の金属帯状体1
0の送り方向の端部に、金属帯状体の透孔内に嵌入した
送りピンを強制的に引き出す引出手段を設けることが有
効であると考え検討した結果、本発明に到達した。即
ち、本発明は、搭載された熱交換器用フィン等に用いる
金属帯状体の送り方向に所定の間隔で穿設された複数個
の透孔の各々が上方に位置するように、送り方向に延び
るスリットが設けられた基準プレートと、基準プレート
の下方に設けられ、駆動手段によって基準プレートと略
平行で且つ金属帯状体の送り方向に順次移動する複数枚
の移動プレートと、移動プレートの各々に、移動プレー
トの下面側に下端部が突出するように、移動プレートの
移動方向に対して垂直方向に貫通され且つ付勢部材によ
って移動プレートの下面方向に付勢されている送りピン
と、金属帯状体の送り方向に移動する移動プレートの下
方に設けられ、送りピンの先端が基準プレートのスリッ
ト上方に位置する金属帯状体の透孔内に嵌入し金属帯状
体を所定距離移動可能とするように、移動プレートの下
面側に突出する送りピンの下端を付勢部材の付勢力に抗
して所定距離に亘り押圧する板カムとを具備する金属帯
状体の送り装置であって、該板カムにおける金属帯状体
の送り方向の端部に、金属帯状体の透孔内に嵌入した送
りピンを強制的に引き出す引出手段が設けられているこ
とを特徴とする金属帯状体の送り装置にある。
【0008】かかる構成の本発明において、金属帯状体
の透孔内に嵌入した送りピンの引出手段が、板カムの送
りピン移動方向の端部に、送りピンの下端を付勢部材の
付勢力に抗して押圧する押圧力を次第に減少するように
形成された傾斜面と、前記斜面に沿って平行に設けら
れ、送りピンの下端部に形成された鍔部と接触し前記鍔
部を強制的に送りピンの下端方向に押圧する接触板とか
ら成ることが、簡単な構造で金属帯状体の透孔内に嵌入
した送りピンを確実に引き出すことができる。また、板
カムの縦断面形状が略台形状であることが、送りピンの
上端方向又は下端方向への移動をスムーズに行うことが
できる。
【0009】
【作用】先に本発明者等が提案した図4に示す送り装置
においては、金属帯状体10に穿設した透孔12と送り
ピン36の先端とのクリアランスを可及的に狭くした場
合、板カム50によって下端が押圧されて先端が金属帯
状体10の透孔12内に嵌入した送りピン36の先端
は、透孔12内に嵌合状態となる。この様な嵌合状態に
ある透孔12と送りピン36とは、板カム50の水平面
54を通過しても依然として嵌合状態を保持している。
この点、本発明においては、送りピンが下端を押圧され
つつ板カムの所定距離を通過したとき、板カムの送りピ
ン移動方向の端部に設けられた送りピンの引出手段によ
って、送りピンは下端方向に強制的に引き出されるた
め、透孔12と送りピン36の先端とが嵌合状態にあっ
ても、両者の嵌合状態を容易に解消することができる。
このため、透孔12と送りピン36の先端とのクリアラ
ンスを、両者の嵌合が発生するような寸法としても、金
属帯状体の連続送りを安定して行うことができる。
【0010】
【実施例】本発明を図面を用いて更に詳細に説明する。
本発明に係る実施例においては、図4に示す送り装置と
共通する箇所が多いため、先ず、図4の送り装置と共通
する部分について説明する。図4において、基準プレー
ト22上には、送り方向(矢印A方向)に複数個の透孔
12が穿設された熱交換器用フィンに用いられる金属帯
状体10が載置され各透孔12の直下に位置する基準プ
レート22には、金属帯状体10の送り方向に延びるス
リット14が形成されている。かかる基準プレート22
の下方には、基準プレート22の両側に形成されている
無限軌道状の溝52(一点鎖線)に複数枚の移動プレー
ト30が案内されている。これら移動プレート30は、
サーボモータ等で駆動される駆動ホイール(図示せず)
によって矢印R方向に順次移動するように設けられてい
る。
【0011】このため、基準プレート22の直下に位置
する複数個の移動プレート30の移動方向は、基準プレ
ート22と平行で且つ金属帯状体10の送り方向(矢印
A方向)と同一方向となる。この基準プレート30に
は、複数本の送りピン36が移動プレート30の移動方
向に対して垂直方向に移動プレート30を貫通するよう
に取り付けられ、送りピン30の下端部は移動プレート
30の下面側に突出している。かかる送りピン30は、
後述する様に、バネ等の付勢部材によって送りピン30
の下端側に付勢されている。また、矢印A方向に移動す
る移動プレート30の下方に、両端部に傾斜面52、5
6が形成された縦断面形状が略台形状の板カム50が設
けられている。この板カム50の傾斜面52、56間に
形成された水平面54によって、移動プレート30の下
面側に突出する送りピン36の下端が送りピン36の先
端方向に押圧され、送りピン36の先端が基準プレート
22のスリット14上方に位置する金属帯状体30の透
孔12内に嵌入され金属帯状体10を所定距離移動す
る。
【0012】本実施例においては、図1に示す様に、図
4に示す棒状の送りピン36の下端部に鍔部37を形成
すると共に、板カム50における金属帯状体動10の送
り方向〔矢印A方向(図4)〕の端部に形成された傾斜
面56に沿って平行に、鍔部37と接触して鍔部37を
強制的に送りピン36の下端方向に押圧する接触板60
が形成されている。図1に示す本実施例の送り装置で
は、図4に示す送り装置と同様に、移動プレート30の
両側に、図2に示す案内部40が取り付けられ、移動プ
レート30を無限軌道状の溝52に沿って案内する。こ
の案内部40を構成する二個のガイドローラ42を連結
するリンクブラッケット46には、駆動ホイール(図示
せず)の先端部と当接して動力が伝達されるローラ48
が立設されている。
【0013】この様な案内部40が取り付けられている
移動プレート30の部分断面図を図3に示す。図3は、
基準プレート22の直下に移動してきた移動プレート3
0(図4において示す矢印Xで示す位置の移動プレート
30)を示す。図2に示す案内部40は、図3に示す様
に、ガイドローラ42、42の中心軸45(図2)の端
部方向に設けられたネジ部45´によって、規制ガイド
39を介して移動プレート30に螺着されている。尚、
規制ガイド39は、移動プレート30間のピッチを調整
し、且つ送りピン36の横方向の芯ズレを防止し、送り
ピン36の各上端部を基準プレート22に形成されたス
リット14内に挿入すると共に、送りピン36の各上端
面を透孔12の各々に正しく臨ませるものである。図2
及び図3に示す案内部40を構成するガイドローラ4
2、42は、ガイド板51に形成されている無限軌道状
の溝52に沿って移動プレート30を案内する。
【0014】また、本実施例で用いる移動プレート30
は、図1及び図3に示す様に、二枚のプレート32、3
4が重ね合わされ構成され、複数本の送りピン36・・
・が先端部と後端部とを同時に移動プレート30の上面
側及び下面側から突出するように、プレート32、34
を貫通して設けられている。かかる送りピン36の途中
にフランジ部33が形成されており、プレート32、3
4中に形成される空間に挿入されるバネ部材20によっ
てフランジ部33が送りピン36の下端方向に付勢され
ている。尚、本実施例においては、図1及び図3に示す
様に、送りピン36のガタを防止すべく、移動プレート
30の送りピン36を挿通する貫通孔の両端部の各々に
オイルレスメタル31をガイド用に設けている。
【0015】図1に示す本実施例の送り装置によれば、
送りピン36と金属帯状体10の透孔12との嵌合状態
を確実に解消できる。つまり、図4に示す送り装置に
は、基準プレート22の下方に台形の板カム50が設け
られており、図4の矢印Xの位置にある移動プレート3
0の送りピン36は、下端面が板カム50の傾斜面5
2、水平面54、及び傾斜面56に沿って移動する。こ
の際に、板カム50の傾斜面52においては、送りピン
36の下端面が送りピンを下端方向に押圧する付勢部材
の付勢力に抗して次第に押圧されるため、送りピン36
の先端が金属帯状状体10の透孔12内に序々に嵌入さ
れる。かかる傾斜面52に連結されている水平面54に
おいては、送りピン36は先端を透孔12内に嵌入した
状態で矢印A方向に移動し、金属帯状体10を矢印A方
向に送ることができる。この様に、板カム50の傾斜面
52及び水平面54においては、送りピン36の下端面
がバネ部材20の付勢力に抗して送りピン36の先端方
向に押圧される。
【0016】一方、水平面54に連結されている傾斜面
56においては、送りピン36の下端面をバネ部材20
の付勢力に抗して送りピン36の先端方向に押圧する押
圧力が次第に減少するため、送りピン36はバネ部材2
0によって下方に送り出され、金属帯状体10の透孔に
嵌入していた送りピン36の先端も送り出される。しか
し、金属帯状体10の透孔12と送りピン36の先端と
のクリアランスを可及的に狭くすると、送りピン36の
先端と透孔12との嵌合力がバネ部材20の付勢力より
も大きくなり、送りピン36が挿通される貫通孔内に挿
入される程度のバネ部材20の付勢力では送りピン36
を下端方向に送り出すことは困難となる。
【0017】この点、図1に示す本実施例の送り装置に
おいては、板カム50の傾斜面56に形成された接触板
60の下面と送りピン36の下端部に形成された鍔部3
7の上面とが接触する。この接触板60は板カム50の
傾斜面56に沿って平行に形成され且つ鍔部37が接触
板60に沿って接触しつつ矢印A方向に移動するため、
鍔部37の上面に送りピン36を下端方向に押圧する押
圧力が作用し、送りピン36を強制的に下端方向に送り
出す。このため、金属帯状体10の透孔12内に嵌合状
態にあった送りピン36の先端も送り出され、嵌合状態
を解消できるのである。金属帯状体10の透孔12と送
りピン36の先端との嵌合状態が解消される程度に下端
方向に送り出された送りピン36は、バネ部材20によ
って元の位置に戻される。ここで、透孔12の内径と送
りピン36の先端の外径とのクリアランスを1/100
〜0.1mmとして、図1に示す本実施例の送り装置で
実験を行ったところ、金属帯状体10の連続送りを安定
して行うことができた。一方、同一クリアランスで図4
に示す送り装置で実験を行ったとろこ、透孔12と送り
ピン36の先端との嵌合状態が板カム50の水平面54
を経過しても保存されており、金属帯状体の送りを中断
しなければならなかった。
【0018】この様に板カム50を通過した移動プレー
ト30は、無限軌道状の溝52に案内され、矢印R方向
(図4)に移動する。その移動の際に、案内部40のリ
ングブラッケト46上に立設されたローラ46と駆動ホ
イール(図示せず)とが当接して動力が伝達される。本
実施例においては、図4に示す如く、複数個の移動プレ
ート30を隣接して設けているため、駆動ホイールの動
力は駆動ホイールと当接した移動プレート30を介して
他の移動プレート30に伝達され、移動プレート30は
溝52に沿って移動できるのである。従って、駆動ホイ
ールを連続駆動する場合は、移動プレート30を連続移
動させることができ、駆動ホイールを間欠的に駆動する
場合は、移動プレート30を間欠移動させることができ
る。
【0019】また、本実施例の送り装置では、送りピン
36が水平方向に移動しつつ上下方向に動き、送りピン
36の先端を金属帯状体10の透孔12に直線的に送り
込まれ且つ直線的に送り出されるため、金属帯状体10
の送り中に透孔12が変形することを防止できる。しか
も、透孔12と送りピン36の先端とのクリアランスを
可及的に狭くしても、送りピン36と透孔12との嵌合
状態を強制的に解消できるため、金属帯状体10の送り
中の透孔12の変形を更に一層少なくできる。更に、熱
交換器用フィンの伝熱交換効率を向上すべく、透孔間に
スリット及び/又はルーバーが形成されている金属帯状
体においても、送りピン36の先端が金属帯状体の裏面
と摺接することがないため、前記スリット等を変形する
ことなく金属帯状体を送ることができる。
【0020】以上、説明してきた本実施例の送り装置に
おいては、板カム50の傾斜面56に送りピン36の先
端部に形成された鍔部37と接触する接触板60を設け
たが、金属帯状体の透孔内に嵌入した送りピン36を強
制的に引き出す他の引出手段、例えば傾斜面56に永久
磁石を装着して送りピン36を強制的に引き出す等の引
出手段を設けてもよい。また、本実施例では、複数個の
移動プレート30を隣接して設けているが、移動プレー
ト30間に送りピン36が未装着のスペーサを設けても
よく、更に本実施例の送り装置は透孔が穿設されている
金属帯状体であれば、熱交換器用フィン以外の用途に使
用するものであってもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、所定の間隔で複数個の
透孔が穿設された金属帯状体を、透孔を変形することな
く所定方向への連続送りを安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための説明図であ
る。
【図2】案内部の正面図である。
【図3】案内部及び移動プレートを説明するための説明
図である。
【図4】本発明者等が先に提案した送り装置の概要を説
明するための概略図である。
【図5】従来の送り装置を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
10 金属帯状体 12 透孔 14 スリット 20 バネ部材 22 基準プレート 30 移動プレート 36 送りピン 37 鍔部 50 板カム 56 傾斜面 60 接触板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 20/20 B21D 43/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搭載された熱交換器用フィン等に用いる
    金属帯状体の送り方向に所定の間隔で穿設された複数個
    の透孔の各々が上方に位置するように、送り方向に延び
    るスリットが設けられた基準プレートと、 基準プレートの下方に設けられ、駆動手段によって基準
    プレートと略平行で且つ金属帯状体の送り方向に順次移
    動する複数枚の移動プレートと、 各移動プレートの下面側に下端部が突出するように、移
    動プレートの移動方向に対して垂直方向に貫通され且つ
    付勢部材によって移動プレートの下面方向に付勢されて
    いる送りピンと、 金属帯状体の送り方向に移動する移動プレートの下方に
    設けられ、送りピンの先端が基準プレートのスリット上
    方に位置する金属帯状体の透孔内に嵌入し金属帯状体を
    所定距離移動可能とするように、移動プレートの下面側
    に突出する送りピンの下端を付勢部材の付勢力に抗して
    所定距離に亘り押圧する板カムとを具備する金属帯状体
    の送り装置であって、 該板カムにおける金属帯状体の送り方向の端部に、金属
    帯状体の透孔内に嵌入した送りピンを強制的に引き出す
    引出手段が設けられていることを特徴とする金属帯状体
    の送り装置。
  2. 【請求項2】 金属帯状体の透孔内に嵌入した送りピン
    の引出手段が、板カムの送りピン移動方向の端部に、送
    りピンの下端を付勢部材の付勢力に抗して押圧する押圧
    力を次第に減少するように形成された傾斜面と、 前記斜面に沿って平行に設けられ、送りピンの下端部に
    形成された鍔部と接触して前記鍔部を強制的に送りピン
    の下端方向に押圧する接触板とから成る請求項1記載の
    金属帯状体の送り装置。
  3. 【請求項3】 板カムの縦断面形状が略台形状である請
    求項1又は請求項2記載の金属帯状体の送り装置。
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