JP6570238B2 - 航空機ステアの支援された上昇/下降のために特に有用な力平衡機構 - Google Patents

航空機ステアの支援された上昇/下降のために特に有用な力平衡機構 Download PDF

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Description

本明細書中で開示される実施形態は一般に、荷重部材及び/又は負荷のための力平衡機構に関する。特に好ましい実施形態においては、航空機ステアの力支援された上昇/下降のために有用に使用される力平衡機構が提供される。
航空機胴体のドアが開かれた場合に乗客が乗り降りすることを可能にするための一体型の航空機ステアは、口語的には「エアステア」として知られている。エアステアを含む航空機は、利用者の少ない多くの空港環境に対してサービスを提供することが可能であり、なぜなら乗客が乗り降りすることを可能にするための固定式のガントリープラットフォームを必ずしも必要とはしないからである。このため、多くの地域輸送の民間航空機は、乗客及び航空機乗務員が乗り降りすることを可能にするための主要な手段としてエアステアを装備している。
一般に、エアステアのための従来のほとんどの力平衡機構は、上昇支援を提供するのに十分な重量エネルギー及びパワーを蓄積するために、省スペースのトーションバーを使用する。これに関連して、そのような従来のエアステアは通常、トーションバーによって相互に接続されたアクチュエータ/ギアボックスを使用する。トーションバーがねじられた場合、トーションバーの端において大きな負荷が蓄積し、これは時が経つにつれて疲労破壊をもたらすようになる。破壊が発生した場合、エアステアが動作不能となり、修理を行うための航空機の稼働停止時間がもたらされる可能性がある。結果として、エアステアのための従来の力平衡機構は、この継続する潜在的保守の問題によりいくらか問題があるものとなっている。
従って、必要とされているのは、より耐久性のある、負荷のための省スペースの力平衡機構であり、特に、航空機のエアステアに関連する負荷のための力平衡機構である。本明細書中で開示される実施形態は、力平衡機構に対するそのような必要を満たすために提供される。
本明細書中で開示される実施形態は一般に、荷重部材及び/又は負荷のための力平衡機構に関する。一実施形態によれば、力平衡機構は、少なくとも1つのギアラックと、少なくとも1つのギアラックに動作可能に接続されたばね部材を含む少なくとも1つのばね組立体と、少なくとも1つのギアラックと噛み合わされたピニオンギアと、可変半径カムとを含む。カムの回転は、ピニオンギアを回転させ、これにより次に、少なくとも1つのギアラックを直線的に駆動し、ばね部材のばね力を蓄積させることを引き起こす。ばね部材は圧縮ばね又は引張ばねであってもよい。好ましくは、バネ部材は圧縮ばねである。
いくつかの実施形態によれば、力平衡機構は、一対のギアラックであって、それぞれがピニオンギアと噛み合わされた一対のギアラックと、一対のばね組立体とを含んでもよい。一対のばね組立体は互いに平行に配置されてもよく、又は互いに対向して配置されてもよい。
ばね組立体は、相隔たる固定端部支持体及び可動端部支持体を含んでもよく、それらの間にばね部材が配置されてもよい。いくつかの実施形態によれば、固定端部支持体はピニオンギアに対して近位に配置され、可動端部支持体はピニオンギアに対して遠位に配置される。接続ロッドが、可動端部支持体を少なくとも1つのギアラックの端に接続するために備えられてもよい。他の実施形態によれば、固定端部支持体はピニオンギアに対して遠位に配置され、可動端部支持体はピニオンギアに対して近位に配置される。そのような実施形態では、可動端部支持体は少なくとも1つのギアラックの端に直接接続されてもよい。
可撓性アクチュエータケーブルは、カムの末端ローブ(terminal lobe)に固定された一方の端と、支持構造体(例えば、エアステアを支持する航空機構造体)への固定接続のための反対側の端とを有する。
力平衡機構は、事実上あらゆる可動の荷重部材又は負荷を力平衡させるために有用に使用され得る。好ましい実施形態では、荷重部材は航空機エアステアである。従って、他の実施形態によれば、力平衡機構は航空機エアステアにおいて提供される。
本発明のこれら及びその他の態様及び利点は、本発明の好ましい例示的実施形態の以下の詳細な説明を慎重に考慮した後、より明確になるであろう。
開示される本発明の実施形態は、以下の非限定的な例示的実施形態の詳細な説明を図面と組み合わせて参照することによって、より良くかつより完全に理解されるであろう。
格納位置における関連するエアステアを示す、航空機胴体前方の外部斜視図である。 配備位置における関連するエアステアを示す、航空機胴体前方の外部斜視図である。 格納位置におけるエアステアの拡大詳細図である。 配備位置におけるエアステアの拡大詳細図である。 デュアル平行ばね組立体を有する、かつ力が負荷されていない(格納)状態において描かれた、力平衡機構の実施形態の拡大詳細側面図である。 デュアル平行ばね組立体を有する、かつ力が負荷された(配備)状態において描かれた、力平衡機構の実施形態の拡大詳細側面図である。 デュアル対向ばね組立体を有する、かつ力が負荷されていない(格納)状態において描かれた、力平衡機構の別の実施形態の拡大詳細側面図である。 図5に示す力平衡機構の変形の拡大詳細側面図である。 シングルばね組立体を有する、かつ力が負荷されていない(格納)状態において描かれた、エアステアにおいて使用される力平衡機構の実施形態の拡大詳細側面図である。 図7に示す力平衡機構の変形の拡大詳細側面図である。
添付の図1A及び図1Bは、胴体開口部12と開口部12を閉じるための従来のドア14とを備える航空機胴体10の前方セクションの外部斜視図である。本発明の一実施形態による力平衡機構20を装備する折り畳み式エアステア18が開口部12内に備えられる。
添付の図2〜図3はそれぞれ、格納状態及び配備状態におけるエアステア18をより詳細に示す。これに関連して、エアステアは(エアステア配備を基準にした)上部エアステアセクション18−1及び下部エアステアセクション18−2を備え、上部エアステアセクション18−1及び下部エアステアセクション18−2はそれらの間の相対的なヒンジ式関節接合が可能なようにヒンジ点22において接続されるということがわかる。上部セクション18−1の上端は取り付けブラケット24を含み、これは概して水平な枢動軸の周りで枢動移動するように固定ベース26に接続される。ベース26は、航空機胴体10に関連付けられた支持構造体10−1に堅固に接続される。地面係合セクション18−3は、格納状態(図2を参照)と配備状態(図3を参照)との間で枢動可能であるように、ヒンジ接続部25において下部エアステアセクション18−2の下部自由端に枢動可能にヒンジ結合される。エアステア18が完全に配備された場合に車輪27が地面Gと係合するように、車輪27がセクション18−3に備えられる。エアステアセクション18−1、18−2、及び18−3は、エアステア18が配備状態にある場合に乗客及び乗務員が乗り降りすることを可能にするための段板18−4を備える。
エアステア18において使用される力平衡機構20を、添付の図4A及び図4Bに更に詳細に示す。これに関連して、力平衡機構20は、エアステアの格納状態及び配備状態にそれぞれ対応する、力が負荷されていない状態及び力が負荷された状態における様々な構成要素の構造的位置付けを容易に識別できるように、共通する向きにおいて図4A及び図4Bによって示される。従って、図4Aによって示される、力が負荷されていない状態にある場合、力平衡機構20は、図2によって示されるエアステア18に伴う位置にあり、図4Bによって示される、力が負荷された状態にある場合、力平衡機構は、図3で示されるエアステア18に伴う位置にあるということが理解される。
図4A及び図4Bに示す力平衡機構20の実施形態は、ラックギア30−2、32−2にそれぞれ動作可能に結合された圧縮コイルばね30−1、32−1を含む一対の平行な圧縮コイルばね組立体30、32を概して含む。より具体的には、ばね30−1、32−1のそれぞれは、固定端部支持体30−3a、32−3a及び可動端部支持体30−3b、32−3bの間にそれぞれ取り付けられる。従って、固定端部支持体30−3a、32−3aは、上部エアステアセクション18−1(その一部が図4A及び図4Bに示されている)に関連付けられた構造体に移動不能に固定され、可動端部支持体30−3b、32−3bは、ラックギア30−2、32−2にそれぞれ固定されてこれと共に移動可能である。これに関連して、可動端部支持体30−3bはラックギア30−2の端に直接接続され、一方、可動端部支持体32−3bは細長い接続ロッド33を介してラックギア32−2に接続されることがわかる。
ラックギア30−2、32−2はピニオンギア34と噛み合わされ、ピニオンギア34はピニオンアクスル36に、その軸の周りの回転移動のために取り付けられる。連続可変半径(「ノーチラス型」)カム38も、ピニオンアクスル36の軸の周りで(すなわち、図2の矢印Aによって示されるように)ピニオンギア34と一体的に回転可能なように、ピニオンアクスル36に接続される。ノーチラス型カム38の輪郭は、アクスル36の軸の周りでカム38が回転するにつれて様々な長さのモーメントアームが提供されるように、カム38の連続した様々な回転度において異なる半径を提示するようなものである。
おそらくは図2及び図3において最も良く示されるように、可撓性アクチュエータケーブル40が備えられ、一方の端は固定ベース26に枢動可能に接続され、反対側の端はカム38の末端ローブ38−1に接続される。従って、上部エアステアセクション18−1がその格納位置から配備状態まで枢動するにつれて、アクチュエータケーブル40は、カム38が、従ってピニオンギア36が矢印Aの方向に回転することを引き起こす。ピニオンギア36の回転は、次に、ラックギア30−2、32−2が図4Aに示す矢印A及びAの方向に直線的に移動し、これにより圧縮ばね30−1及び32−1をそれぞれ圧縮することを引き起こす。従って、上部エアステアセクション18−1がその格納位置から配備状態まで枢動するにつれて、力平衡機構20は、図4Aに示す、力が負荷されていない状態(すなわち、これによって圧縮ばね30−1、32−1は、もしあるとしても最小の蓄積された圧縮力を有する)から、図4Bに示す、力が負荷された状態(すなわち、これによって圧縮ばね30−1、32−1は、かなりの又は最大の蓄積された圧縮力を有する)まで平行移動する。上部エアステアセクション18−1がその配備状態にある場合に蓄積される、負荷される圧縮力は、これにより、その配備状態から格納状態に戻る力支援された移動を提供するために使用されてもよい(すなわち、カム40が矢印Aとは反対の方向に回転される場合)。
添付の図5〜図9は、本発明による力平衡機構の他の実施形態を示す。これに関連して、図5〜図9には描かれていないが、示される実施形態は、ピニオンアクスル36の軸の周りでピニオンギア34と一体的に回転可能なようにピニオンアクスル36に接続された、例えば図4A及び図4Bにおける参照番号38によって示されるタイプの連続可変半径(「ノーチラス型」)カムを含む。従って、そのようなカム38は、前述のアクチュエータケーブル40又は同様の機構を介して固定ベース構造体26に同様に接続される。
図5によって示される力平衡機構50は、上述のデュアルばね組立体機構20の変形である。具体的には、機構20と同様に、機構48はデュアル圧縮ばね組立体50、52を有するということがわかる。しかし機構20とは異なり、機構48は圧縮ばね組立体50、52が互いに対向するように配置される。従って、ばね組立体52は、ラックギア50−2、52−2にそれぞれ動作可能に結合された圧縮コイルばね50−1、52−1を含む。より具体的には、ばね50−1、52−1のそれぞれは、固定端部支持体50−3a、52−3aと可動端部支持体50−3b、52−3bとの間にそれぞれ取り付けられる。従って、固定端部支持体50−3a、52−3aは、ピニオンギア36に対して近位の位置において、上部エアステアセクション18−1(その一部が図5に示されている)に関連付けられた構造体に移動不能に固定され、可動端部支持体50−3b、52−3bは、ピニオンギア36に対して遠位の位置において、ラックギア50−2、52−2に固定されてこれと共に移動可能である。これに関連して、可動端部支持体50−3b、52−3bは、細長い接続ロッド50−4、52−4を介してラックギア50−2、52−2の端にそれぞれ接続されることがわかる。
上部エアステアセクション18−1がその配備状態に枢動移動する間の、上述の手法によるピニオンギア38の回転は、従って、ラックギア50−2及び52−2のそれぞれを矢印A及びAの方向に直線的に駆動し、これによりばね50−1、52−1が圧縮されることを引き起こす。従って、力平衡機構48は力が負荷された状態にされ、その結果、蓄積されたばね力が、上部エアステアセクションがその元の格納状態に移動される場合の支援のために利用可能になる。
図6は、図5に示す実施形態の変形を示し、ここで、同様の構造要素はプライム(’)記号によって示される。図示されているように、図6の実施形態は、ピニオンギア38に対して遠位である固定位置端部支持体50−3a’、52−3a’と、ピニオンギア38に対して近位である可動端部支持体50−3b’、52−3b’とを含む(すなわち、図5によって示される実施形態の概して逆)。可動端部支持体50−3b’、52−3b’は更に、ラックギア50−2’、52−2’の端に直接固定される(これにより、図5によって示される実施形態の接続ロッド50−4、52−4は必要なくなる)。しかし同様の手法で、上部エアステアセクション18−1がその配備状態に枢動移動する間、ラックギア50−2’及び52−2’のそれぞれは矢印A及びAの方向に直線的に駆動され、これによりばね50−1’、52−1’のそれぞれが圧縮される。従って、力平衡機構48’は力が負荷された状態にされ、その結果、蓄積されたばね力が、上部エアステアセクションがその元の格納状態に移動される場合の支援のために利用可能になる。
力平衡機構のシングル圧縮ばね実施形態が図7及び図8に示されており、これはより軽い負荷要件が必要とされる場合に使用されてもよい(すなわち、これにより第2の圧縮ばね及びその関連する構成要素の重量ペナルティが回避され、しかしそれにもかかわらず十分な力支援が依然として提供される)。より具体的には、図7に示す力平衡機構60は、ピニオンギア36に対して近位の位置において上部エアステアセクション18−1に接続される固定端部支持体62と、ピニオンギア36に対して遠位に配置される可動端部支持体64との間に取り付けられるシングル圧縮ばね60−1を含む。可動端部支持体64は接続ロッド65を介してギアラック66に接続される。上部エアステアセクション18−1がその格納状態から配備状態に移動する間のピニオンギア36の回転は、従って、図5のばね組立体52に関連して上述したものに類似した手法で力の負荷をもたらす。
図8に示す力平衡機構60’は、ピニオンギア36に対して遠位の位置において上部エアステアセクション18−1に接続される固定端部支持体62’と、ピニオンギア36に対して近位に配置される可動端部支持体64’との間に取り付けられるシングル圧縮ばね60−1’を含む。可動端部支持体64’はギアラック66’の端に直接接続される(これにより、図7に示す接続ロッド65は必要なくなる)。上部エアステアセクション18−1がその格納状態から配備状態に移動する間のピニオンギア36の回転は、従って、図6のばね組立体52’に関連して上述したものに類似した手法で力の負荷をもたらす。
様々な実施形態による力平衡機構について、特に好ましい最終使用適用例、すなわち航空機エアステアのための力平衡機構に関連して説明したということが理解されるであろう。しかし、本明細書中で説明した力平衡機構は、例えば、ドア、ハッチ、ガントリープラットフォーム、オーバヘッドステア(overhead stairs)などの事実上あらゆる荷重部材についての、機械的上昇及び/又は配備の力支援が所望される事実上あらゆる目的のためにも好適に使用され得る。従って、本明細書に記載したエアステアの格納/配備における支援のための力平衡機構の使用は、現時点で好ましいが限定的ではないその実施形態であると理解される。
更に、圧縮ばねが好ましいと現在は想定されているが、当業者は引張バネを採用する修正を想定することが可能であり、この場合、そのような修正は本明細書中に記載した実施形態の範囲内に完全に含まれる。
従って、本発明について、最も実用的かつ好ましい実施形態であると現時点で考えられるものに関連して説明したが、本発明は開示された実施形態に限定されるものではなく、反対に、本発明の精神及び範囲内に含まれる様々な修正及び等価な構成を包含することが意図されるものであるということを理解されたい。

Claims (26)

  1. 少なくとも1つのギアラックと、
    前記少なくとも1つのギアラックに動作可能に接続されたばね部材を備える少なくとも1つのばね組立体と、
    前記少なくとも1つのギアラックと噛み合わされたピニオンギアと、
    可変半径カムと
    を備え、前記カムの回転は、前記ピニオンギアを回転させ、これにより次に、前記少なくとも1つのギアラックを直線的に駆動し、前記ばね部材のばね力を蓄積させることを引き起こす、
    力平衡機構。
  2. 一対のギアラックであって、それぞれが前記ピニオンギアと噛み合わされた一対のギアラックと、一対のばね組立体とを備える、請求項1に記載の力平衡機構。
  3. 前記一対のばね組立体は互いに平行に配置される、請求項2に記載の力平衡機構。
  4. 前記一対のばね組立体は互いに対向して配置される、請求項2に記載の力平衡機構。
  5. 前記少なくとも1つのばね組立体は、相隔たる固定端部支持体及び可動端部支持体を含み、前記ばね部材は前記固定端部支持体と前記可動端部支持体との間に配置される、請求項1に記載の力平衡機構。
  6. 前記固定端部支持体は前記ピニオンギアに対して近位に配置され、前記可動端部支持体は前記ピニオンギアに対して遠位に配置される、請求項5に記載の力平衡機構。
  7. 前記可動端部支持体を前記少なくとも1つのギアラックの端に接続するための接続ロッドを備える、請求項6に記載の力平衡機構。
  8. 前記固定端部支持体は前記ピニオンギアに対して遠位に配置され、前記可動端部支持体は前記ピニオンギアに対して近位に配置される、請求項5に記載の力平衡機構。
  9. 前記可動端部支持体は前記少なくとも1つのギアラックの端に直接接続される、請求項8に記載の力平衡機構。
  10. 前記カムの末端ローブに固定された一方の端と、支持構造体への固定接続のための反対側の端とを有する可撓性アクチュエータケーブルを更に備える、請求項1に記載の力平衡機構。
  11. 前記ばね部材は圧縮ばねである、請求項1に記載の力平衡機構。
  12. 可動の荷重部材と、請求項1に記載の力平衡機構とを備える結合体。
  13. 前記荷重部材は航空機エアステアの一部である、請求項12に記載の結合体。
  14. 前記カムの末端ローブに固定された一方の端と、支持構造体に固定された反対側の端とを有する可撓性アクチュエータケーブルを更に備える、請求項12に記載の結合体。
  15. (a)エアステアと
    (b)前記エアステアと動作可能に関連付けられた力平衡機構と
    を備える力平衡航空機エアステア組立体であって、前記力平衡機構は、
    少なくとも1つのギアラックと、
    前記少なくとも1つのギアラックに動作可能に接続されたばね部材を備える少なくとも1つのばね組立体と、
    前記少なくとも1つのギアラックと噛み合わされたピニオンギアと、
    可変半径カムと
    前記カムの末端ローブに固定された一方の端と、前記エアステアの支持構造体に固定された反対側の端とを有する可撓性アクチュエータケーブルと
    を備える、力平衡航空機エアステア組立体。
  16. 前記エアステアは、格納状態と配備状態との間で相対的なヒンジ式関節接合運動を行うように互いに接続された上部エアステアセクション及び下部エアステアセクションを備え、前記力平衡機構は前記上部エアステアセクションと動作可能に関連付けられる、請求項15に記載の組立体。
  17. 一対のギアラックであって、それぞれが前記ピニオンギアと噛み合わされた一対のギアラックと、一対のばね組立体とを備える、請求項15に記載の組立体。
  18. 前記一対のばね組立体は互いに平行に配置される、請求項17に記載の組立体。
  19. 前記一対のばね組立体は互いに対向して配置される、請求項18に記載の組立体。
  20. 前記少なくとも1つのばね組立体は、相隔たる固定端部支持体及び可動端部支持体を含み、前記ばね部材は前記固定端部支持体と前記可動端部支持体との間に配置される、請求項15に記載の組立体。
  21. 前記固定端部支持体は前記ピニオンギアに対して近位に配置され、前記可動端部支持体は前記ピニオンギアに対して遠位に配置される、請求項20に記載の組立体。
  22. 前記可動端部支持体を前記少なくとも1つのギアラックの端に接続するための接続ロッドを備える、請求項21に記載の組立体。
  23. 前記固定端部支持体は前記ピニオンギアに対して遠位に配置され、前記可動端部支持体は前記ピニオンギアに対して近位に配置される、請求項20に記載の組立体。
  24. 前記可動端部支持体は前記少なくとも1つのギアラックの端に直接接続される、請求項23に記載の組立体。
  25. 前記ばね部材は圧縮ばねである、請求項15に記載の組立体。
  26. 請求項15に記載の組立体を備える航空機。
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