JP4864943B2 - ドアクローザ - Google Patents

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この発明は、開いたドアをゆっくりと自動的に閉めるドアクローザ(ドア自閉装置)の改良に関するものである。
一般に、ドアクローザは、作動油が充填された密閉空間を有するハウジングを備え、該ハウジングの密閉空間には、コイルスプリングにより付勢されたピストンが往復移動可能に配置され、該ピストンにより上記密閉空間を高圧室と低圧室とに区画するとともに、これら高圧室と低圧室とを連通・遮断するチェック弁が上記ピストンに設けられている。また、上記ピストンにはラック・ピニオン機構が組み付けられ、該ラック・ピニオン機構のピニオンには、回転軸が上記ハウジングを上下に貫挿するように回転一体に連結されている。さらに、この回転軸の上端には、リンク機構の一端が連結され、該リンク機構の他端は建物のドア開口部の上枠側に連結されている。
そして、ハンドルに手を掛けてドアを開操作すると、その回転動作が上記リンク機構を介して回転軸に伝達され、さらに上記ラック・ピニオン機構を介してピストンの直線動作に変換される。これにより、上記ピストンがハウジングの密閉空間を移動することでコイルスプリングを圧縮し、作動油が低圧室からチェック弁を経て高圧室に流出して、ドアクローザにドアの閉方向に移動する力が蓄積されながらドアが開かれる。ハンドルから手を離すと、上記圧縮されたコイルスプリングの反発力によりピストンが上記とは逆方向に直線移動し、この際、高圧室と低圧室とはチェック弁で閉じられて高圧室の作動油はチェック弁を経て低圧室には流出しないが、速度調整弁を経て低圧室に流出し、ドアがゆっくりと自動的に閉まるようになっている。このドアの閉速度は、高圧室から低圧室へと流出する作動油の流量を速度調整弁で制御することで調整される。
ところで、このようなドアクローザを備えたドアがドアクローザの働きでゆっくりと自動的に閉じている途中で強制的に閉じる等して閉方向の外力がドアに作用すると、高圧室から低圧室に流出する作動油の流量は速度調整弁で制御されていて一定であるため、高圧室の内圧が過度に高まってドアクローザの抵抗が増大し、ドアのヒンジやドア開口部の枠部材に無理な力が掛かってこれらが破損するおそれがある。
このような破損を防止するために、特許文献1では、ハウジングの壁内にリリーフ弁を設け、圧力が高まった作動油をリリーフ弁を介して低圧室に排出して高圧室の内圧を低減し、これにより、ドアクローザの抵抗が増大しないようにしてドアのヒンジやドア開口部の枠部材に無理な力が掛からないようにし、これらの破損を防止するようにしている。
特公昭41−17309号公報(第3頁右欄、第9図)
しかし、上記の特許文献1では、例えばドアに強風が作用する等して高圧室の内圧が高まると、リリーフ弁が開作動してドアの閉速度が人の意志に関わりなく速まってしまうおそれがある。
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、人のハンドル操作でリリーフ弁を開作動させることによりドア閉時の安全性を確保するようにしたことである。
上記の目的を達成するため、この発明は、ハンドルの引き操作に連動してリリーフ弁を開作動させ、高圧室から低圧室に作動油を排出するようにしたことを特徴とする。
具体的には、この発明は、作動油が充填された密閉空間を有するハウジングと、上記密閉空間にピストン付勢手段により付勢された状態で往復移動可能に配置され、密閉空間を高圧室と低圧室とに区画するピストンと、該ピストンに設けられ、上記高圧室と低圧室とを連通・遮断するチェック弁と、上記ピストンに組み込まれたラック・ピニオン機構と、該ラック・ピニオン機構のピニオンに上記ハウジングを上下に貫挿するように回転一体に連結された回転軸と、一端が上記回転軸の上端に連結されるとともに、他端が建物のドア開口部の上枠側に連結されたリンク機構と、上記ハウジングに挿着され、上記ピストンの移動に連動して上記高圧室から低圧室に流出する作動油の流量を制御することでドアの閉速度を調整する速度調整弁とを備え、ドアの開操作によりその回転動作を上記リンク機構、回転軸及びラック・ピニオン機構を介してピストンの直線動作に変換して該ピストンを上記ピストン付勢手段の付勢力に抗してハウジングの密閉空間で低圧室縮小方向に移動させ、作動油を低圧室から上記チェック弁を経て高圧室に流出させてドアの閉方向に移動する力を蓄積し、ドアから手を離すことにより上記ピストンを上記ピストン付勢手段の付勢力によりハウジングの密閉空間で高圧室縮小方向に移動させ、高圧室の作動油を上記速度調整弁を経て低圧室に流出させてドアをゆっくりと自動的に閉めるように構成されているドアクローザを対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、請求項1に記載の発明は、上記ハウジングには、連絡路が上記高圧室と低圧室とを連絡するように形成され、該連絡路は、リリーフ弁により開通・閉鎖可能になっており、該リリーフ弁は、ドアに設けられたハンドルと索条により連結され、ドアが閉じている途中で上記ハンドルが操作されると、上記索条が引っ張られて上記リリーフ弁を開作動させ、上記連絡路を開通させて上記高圧室と低圧室とを連通して高圧室の作動油を連絡路を経て低圧室に排出するように構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記リリーフ弁は、上記連絡路に移動可能に配置され上記索条に連結された開閉手段と、上記開閉手段を付勢する開閉付勢手段とを備え、平時は、上記開閉手段を開閉付勢手段の付勢力により前進させて上記連絡路を閉鎖し、上記高圧室と低圧室とを遮断する一方、ドアが閉じている途中で上記ハンドルが操作されると、上記索条が引っ張られて上記開閉手段を開閉付勢手段の付勢力に抗して後退させて上記連絡路を開通し、上記高圧室と低圧室とを連通して高圧室の作動油を連絡路を経て低圧室に排出するように構成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、ドアを閉じている途中で人がハンドルを操作すると、これに連動して索条が引っ張られてリリーフ弁が開作動し、連絡路が開通して高圧室の作動油が連絡路を経て低圧室に排出されるため、高圧室の内圧が過度に高まる事態が回避されてドアクローザの抵抗が増大せず、よって、ドアのヒンジやドア開口部の枠部材に無理な力が掛からず、これらが破損しない。
このように、リリーフ弁の開作動は、ドアのハンドル操作により行われるため、ドアの閉速度が人の意志に関わりなく、例えば強風がドアに作用した場合等であっても速まることはなく、ドア閉時の安全が確保される。
請求項2に係る発明によれば、リリーフ弁の開作動は、ドアのハンドル操作に連動して索条が引っ張られて開閉手段が開閉付勢手段の付勢力に抗して後退し、連絡路が開通することで行われる。
ハンドル操作後にハンドルから手を離すと、ハンドルが上記とは逆方向に操作され、開閉手段が索条による引張り力から解放されて開閉付勢手段の付勢力により前進して開閉手段を押圧し、連絡路が閉鎖されて高圧室と低圧室とが遮断される。つまり、リリーフ弁が閉作動状態に自動復帰する。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1〜図3において、101は建物のドア開口部を示し、該ドア開口部101は、上枠102、左右の一対の竪枠103及び下枠(図示せず)で矩形に囲まれた空間で構成され、ドア104が上記ドア開口部101を開閉可能にヒンジ105を介して一方の竪枠103に取り付けられている。上記ドア104は、この発明の実施形態1に係るドアクローザ1により開状態からゆっくりと自動的に閉じるようになっている。
上記ドアクローザ1は、右開き(右勝手)のパラレル形タイプであり、ドアクローザ本体2を備えている。該ドアクローザ本体2は、作動油(図示せず)が充填された密閉空間3a(図4参照)を有するハウジング3を備え、該ハウジング3は取付金具4(図3参照)を介して上記ドア104上端に取り付けられている。この取付金具4は、一端(図3右端)にU字状引掛部4aが形成されているとともに、他端(図3左端)に斜めに起き上がった取付片部4bが形成されている。
上記ハウジング3は、正面壁5、背面壁6、上面壁7、下面壁8及び左右一対の側面壁9の6面で直方体形状に形成され、上記背面壁6側には、上面壁7、下面壁8及び左右の側面壁9で囲まれた凹陥部10(図4参照)が形成されている。また、該凹陥部10の一端側(図4右端側)には、掛止ピン11が上面壁7と下面壁8とに上下に橋絡されて配設されている。さらに、上記一方(図4左側)の側面壁9には、ネジ挿通孔9aが上下に2個貫通形成されている(図6参照)。
そして、上記ドアクローザ本体2をドア104上端の内側に取り付けるには、まず、取付金具4をドア104上端に配置し、ネジ12(図1及び図2参照)を取付金具4の4個のネジ挿通孔(図示せず)に挿通してドア104にねじ込むことで、取付金具4をドア104上端の内側に取り付ける。
次いで、ドアクローザ本体2を上記取付金具4の正面に配置し、取付金具4の引掛部4aをハウジング3の掛止ピン11に引っ掛けて取付金具4をハウジング3の凹陥部10に配置する。この状態から、ネジ13(図3参照)をハウジング3(図3左側の側面壁9)の2個のネジ挿通孔9aと取付金具4の2個のネジ孔(図示せず)に螺合させることで、ドアクローザ本体2を取付金具4を介してドア104上端の内側に取り付ける。
上記ハウジング3内部(密閉空間3a)には、図4に示すように、ピストン14がピストン付勢手段としての第1コイルスプリング15のバネ力により図4右方向に付勢された状態で往復移動可能に配置され、密閉空間3aがピストン14により高圧室A(図4右側の小領域)と低圧室B(図4左側の大領域)とに区画されている。図4中、16は、上記ピストン14の第1コイルスプリング15側の端面に取り付けられたスプリング座金具であり、該スプリング座金具16の中央には連通孔16aが形成されている。また、17は左右一対のエンドプラグであり、これらエンドプラグ17は、外周の雄ねじ部17aを上記両側面壁9の嵌合孔9b内周の雌ねじ部9cに螺合させることで嵌合孔9bに嵌着されている。
上記ピストン14の内部には空洞部14aが形成され、該空洞部14aは第1通路18を介して上記高圧室Aに連通しているとともに、第2通路19及び上記スプリング座金具16の連通孔16aを介して上記低圧室Bに連通している。上記第1通路18は、空洞部側通路18aと、該空洞部側通路18aよりも大きい高圧室側通路18bとからなり、この高圧室側通路18bにチェック弁20が介設され、該チェック弁20により上記高圧室Aと低圧室Bとを連通・遮断するようにしている。つまり、上記空洞部14aは低圧室Bの一部を構成している。このチェック弁20は、上記高圧室側通路18bに嵌着された弁本体21を備え、該弁本体21内には、ボール収容部21aが上記空洞部側通路18aと高圧室Aとに連通するように形成され、ボール22が上記ボール収容部21aに移動可能に収容されている。そして、上記チェック弁20は、ドア閉状態では高圧室Aの内圧で上記ボール22を空洞部側通路18aに通ずるボール収容部21a内壁に押し付けて空洞部側通路18aを閉鎖し、高圧室A側の作動油が低圧室B側に流出しないようにしている。
上記ピストン14の空洞部14aには、ラック・ピニオン機構23が組み込まれている。該ラック・ピニオン機構23は、空洞部14a内壁に形成されたラック24と、該ラック24に噛合するピニオン25とで構成され、該ピニオン25には、回転軸26が上記ハウジング3を上下に貫挿するように回転一体に連結されている。図1及び図2中、27は回転軸26の下端を覆い隠す円筒形のカップである。
上記回転軸26の上端には、リンク機構28の一端が連結されるとともに、該リンク機構28の他端は建物のドア開口部101の上枠102側に連結されている。具体的には、上記リンク機構28は、メインアーム29と連結アーム30とからなり、上記メインアーム29の一端が上記回転軸26の上端に連結され、該メインアーム29の他端には、上記連結アーム30の一端が軸31回りに回転自在に連結されている。一方、上記ドア開口部101の上枠102には、ステー(三角板)32の基端が4個のネジ33(図3参照)を上枠102にねじ込むことで取り付けられており、該ステー32の先端には上記連結アーム30の他端が軸34回りに回転自在に連結されている。
上記ハウジング3の他方(図3及び図4右側)の側面壁9には、3個の速度調整弁35がエンドプラグ17の外側で図5左上と右上に2個、左下に1個位置するように挿着されている。これら速度調整弁35は、図7に示すように、基端にドライバー等の操作工具を挿入係合するプラス型の係合溝35aが、中途部に雄ネジ部35bが、先端側に軸部35cが、該軸部35c先端に切欠部35dがそれぞれ形成された軸形状をしており、上記雄ネジ部35bの基端側にはシール用のOリング36が外嵌合されている。
一方、上記図3及び図4右側の側面壁9の速度調整弁35対応箇所には、3個の第1挿着孔37(図7参照)が第1連通路38aを介して上記高圧室Aに連通するように、かつ第2連通路38b及び図示しない流路を介して上記低圧室Bに連通するように形成され、これら第1挿着孔37内壁には、上記速度調整弁35の雄ネジ部35bが螺合する雌ネジ部37aが形成されている。
そして、上記速度調整弁35を上記第1挿着孔37に挿入して雄ネジ部35bを雌ネジ部37aに螺合させ、この状態で、軸部35c周りに形成された隙間及び上記切欠部35dを介して上記第1連通路38aと第2連通路38bとを連通させ、これにより、上記高圧室Aと低圧室Bとが連通し、速度調整弁35をドライバー等の操作工具で軸方向に螺進退させて切欠部35dの位置を変えることで該切欠部35dによる流路を広狭変化させ、上記ピストン14の移動に連動して上記高圧室Aから低圧室Bに流出する作動油の流量を制御することでドア104の閉速度を調整するようにしている。
上記ハウジング3の下面壁8の図3及び図4で右端寄りには、リリーフ弁39が挿着されている。該リリーフ弁39は、図8に示すように、挿入孔40aと該挿入孔40aよりも大径の周溝40bとを有する筒部材40、軸部41aの先端に鍔状受座部41bが張り出し形成された軸状のボール受座41、ボール42、開閉付勢手段としての第2コイルスプリング43、及び上記周溝40bに収容されたシール用のOリング44を備え、上記ボール受座41とボール42とで開閉手段が構成されている。また、上記筒部材40の挿入孔40a及びOリング44には、上記ボール受座41の軸部41aが進退可能に貫挿され、該ボール受座41の受座部41bと筒部材40との間には、上記第2コイルスプリング43が外嵌合されている。
また、上記ハウジング3の下面壁8の図3及び図4で右端寄りには、メイン連通路である第1連絡路45がピストン14移動方向に沿って形成され、該第1連絡路45の一端は側面壁9に達して開口46より外部に開放されているとともに、他端は第2連絡路47及び図示しない流路を介して上記低圧室Bに連通している。また、上記下面壁8内面側のリリーフ弁39対応箇所には、第3連絡路48が上記高圧室Aと第1連絡路45とを連絡するように貫通形成されているとともに、該第1連絡路45の第3連絡路48対応箇所には、該第3連絡路48よりも大径の凹部49が形成されている。さらに、上記下面壁8外面側のリリーフ弁39対応箇所には、挿着孔51が第1連絡路45に連通するように貫通形成されている。また、上記第1連絡路45の開口46には球体50が圧入され、作動油が漏れないように開口46を閉塞している。
そして、上記第3連絡路48は、リリーフ弁39により開通・閉鎖可能になっている。つまり、上記ボール受座41、第2コイルスプリング43及びOリング44が組み付けられた筒部材40を上記挿着孔51に挿着するとともに、ボール42を凹部49に移動可能に収容し、該ボール42を第2コイルスプリング43のバネ力でボール受座41を介して付勢して凹部49内壁に押し付け、これにより、ボール42を凹部49内壁と受座部41bとで支持して第3連絡路48を閉鎖し、高圧室Aと低圧室Bとを遮断するようになっている(図8及び図9参照)。なお、第3連絡路48の開通については後述する。
上記ボール受座41の基端には、図1〜図3に示すように、ワイヤ等からなる索条Wの一端が連結されている。該索条Wは、上記ドア104のドアクローザ1下方近傍に形成された挿入口104aからドア104内部に挿入され、複数個のガイドローラ106を経て反ヒンジ105側に引き回されている。
上記ドア104の反ヒンジ105側には、上下一対の挿入開口107a(上側のみ表れる)を有するハンドル取付部107が突設され、該ハンドル取付部107にハンドル108が回動可能に取り付けられている。該ハンドル108は、把持桿部108aと、該把持桿部108aの上下両端からドア104側に延びる一対の略L字状延出桿部108bとからなり、これら延出桿部108bが上記ハンドル取付部107の挿入開口107aに挿入されて回動軸109に軸支され、ハンドル108が回動軸109を中心に水平に回動可能になっている。このハンドル108の延出桿部108bに上記索条Wの他端が連結され、これにより、上記リリーフ弁39がハンドル108と索条Wにより連結されている。
そして、上記第3連絡路48の開通は、人為的なハンドル108操作により行われる。つまり、ドア104が閉じている途中で、ハンドル108の把持桿部108aに手Hを掛けてハンドル108を引き操作すると、索条Wが引っ張られてボール受座41が第2コイルスプリング43のバネ力に抗して後退し、ボール42が高圧室Aの内圧で凹部49内壁から離れてボール受座41の受座部41bに押し付けられて第3連絡路48が開通し、該第3連絡路48、第1連絡路45、第2連絡路47及び図示しない流路を介して高圧室Aと低圧室Bとが連通するようになっている(図10参照)。
このように構成されたドアクローザ1では、ハンドル108の把持桿部108aに手Hを掛けてドア104を図3で矢印X1方向(時計回り)に開操作すると、その回転動作がリンク機構28を介して回転軸26に伝達されて該回転軸26が図3で矢印X2方向(反時計回り、図4で時計回り)に回転する。これにより、ピニオン25が図4で矢印X2方向(時計回り)に回転し、ピストン14がラック・ピニオン機構23を介して第1コイルスプリング15のバネ力に抗して該第1コイルスプリング15を圧縮しながらハウジング3の密閉空間3aで低圧室B縮小方向、つまり図4で矢印X3方向に(左方向)に直線移動する。これにより、低圧室Bの作動油がスプリング受座16の連通孔16a、第2通路19、空洞部14a及び第1通路18を経てボール22を高圧室A側に動かして第1通路18を開通し、高圧室Aに流出する(図7参照)。そして、ドア104が閉方向に移動する力を蓄積しながら開かれる。
ハンドル108の把持桿部108aから手Hを離すと、平時は、上記圧縮された第1コイルスプリング15がその反発力により伸長し、該第1コイルスプリング15のバネ力によりピストン14がハウジング3の密閉空間3aで高圧室A縮小方向、つまり図4で矢印Y3方向に(右方向)に直線移動する。この際、第1通路18は、チェック弁20のボール22が高圧室Aの内圧によりボール収容部21a内壁に押し付けられることで閉鎖されているので、高圧室Aの作動油は第1通路18を経て低圧室Bに流出せず、速度調整弁35及び図示しない流路を経て低圧室Bに流出する(図9参照)。これにより、ピニオン25が図4で矢印Y2方向(反時計回り)に回転し、回転軸26が図3で矢印Y2方向(時計回り)に回転し、この回転力がリンク機構28に伝達されてドア104が図3で矢印Y1方向(反時計回り)にゆっくりと自動的に閉じる。この際、リリーフ弁39は、図9に示すように、上記ボール受座41を第2コイルスプリング43のバネ力により前進させ、ボール42を第2コイルスプリング43のバネ力により凹部49内壁に押し付けて第3連絡路48を閉鎖し、上記高圧室Aと低圧室Bとを遮断している。その時の高圧室Aから低圧室Bに速度調整弁35を経て流出する作動油の流量をfとし、高圧室Aの圧力をP0とする(図9参照)。その圧力変化を図11(a)に示す。
一方、ドア104が閉じている途中で、ハンドル108の把持桿部108aに手Hを掛けてハンドル108が引き操作されて図3で反時計回りに回動すると、上記索条Wが引っ張られる。これにより、上記ボール受座41が第2コイルスプリング43のバネ力に抗して後退し、上記ボール42が高圧室Aの内圧で凹部49内壁から離れてボール受座41の受座部41bに押し付けられて上記第3連絡路48が開通し、上記高圧室Aと低圧室Bとが第3連絡路48、第1連絡路45、第2連絡路47及び図示しない流路を介して連通し、高圧室Aの作動油がこれら連絡路45,47,48及び流路を経て低圧室Bに排出される。この際、高圧室Aから低圧室Bには、速度調整弁35及びリリーフ弁39の両者から作動油が流出する。つまり、高圧室Aから低圧室Bに流出する作動油の流量は、速度調整弁35を経て流出する作動油の流量fに、リリーフ弁39を経て流出する作動油の流量Fが加算された量(f+F)となる(図10参照)。その時の高圧室Aの圧力をP1とすると、P1>P0となり、その圧力変化を図11(b)に示す。因みに、リリーフ弁39がない場合は、高圧室Aから低圧室Bに流出する作動油の流量は、速度調整弁35を経て流出する作動油の流量fのみで、高圧室Aの作動油の圧力がP1よりも高いP2にまで上昇する。その圧力変化を図11(c)に示す。
なお、ハンドル108の引き操作後にハンドル108の把持桿部108aから手Hを離すと、ハンドル108が回動軸109を中心に時計回りに回動し、ボール受座41が索条Wによる引張り力から解放されて第2コイルスプリング43のバネ力により前進してボール42を押圧し、第3連絡路48が閉鎖されて高圧室Aと低圧室Bとが遮断される。つまり、リリーフ弁39が閉作動状態に自動復帰する。
このように、上記の実施形態1では、ハウジング3に速度調整弁35以外にリリーフ弁39を設けて、ドア104を閉じている途中で人がハンドル108を引き操作してハンドル108が回動すると、これに連動して索条Wが引っ張られてボール受座41を第2コイルスプリング43のバネ力に抗して後退させ、上記ボール42を高圧室Aの内圧で凹部49内壁から離れさせて第3連絡路48を開通し、高圧室Aの作動油を第3連絡路48、第1連絡路45、第2連絡路47及び図示しない流路を経て低圧室Bに排出するようにしている。したがって、高圧室Aの内圧が過度に高まる事態を回避してドアクローザ1の抵抗を増大しないようにすることができ、これにより、ドア104のヒンジ105やドア開口部101の上枠102に無理な力が掛からないようにしてこれらの破損を防止することができる。
このように、リリーフ弁39の開作動をドア104のハンドル108操作により行っているので、ドア104の閉速度が人の意志に関わりなく、例えば強風がドア104に作用した場合等であっても速まることはなく、ドア閉時の安全を確保することができる。
(実施形態2)
図12〜図14は実施形態2に係るドアクローザ1を示す。この実施形態2では、実施形態1と同様のリリーフ弁39をエンドプラグ17に挿着している。この挿着場所の違いにより、高圧室Aから低圧室Bに排出される作動油の流路が実施形態1と若干異なっているほかは実施形態1と同様であるので、同一の構成箇所には同一の符号を付してその詳細な説明を省略し、以下異なる点のみを説明する。
すなわち、この実施形態2では、第3連絡路48に連通する第4連絡路52がエンドプラグ17の径方向に延びるように形成され、該第4連絡路52はリリーフ弁39が挿着された挿着孔53に連通している。また、該挿着孔53は第5連絡路54を介して高圧室Aに連通している。
そして、平時は、ボール42が第2コイルスプリング43のバネ力により挿着孔53内壁に押し付けられて第5連絡路54を閉鎖し、高圧室A側の作動油が低圧室B側に流出しないようにしている。
一方、ドア104が閉じている途中で、手Hでハンドル108を引き操作すると、ボール受座41が索条Wにより引っ張られて後退し、ボール42が高圧室Aの内圧により押圧されて第5連絡路54が開通し、高圧室Aと低圧室Bとが連通して高圧室Aの作動油が第5連絡路54、挿着孔53、第4連絡路52、第3連絡路48、第1連絡路45、第2連絡路47及び図示しない流路を経て低圧室Bに排出するようになっている。
したがって、この実施形態2では、実施形態1と同様の作用効果を奏することができるものである。
なお、上記の実施形態1,2では、手Hでハンドル108を引き操作することで第3連絡路48や第5連絡路54を開通させるようにしたが、高圧室Aの内圧と第2コイルスプリング43のバネ力とを適正に設定することで、人手以外の外力の作用で高圧室Aの内圧が急激に高まって設定圧を超えた場合にも、上記第3連絡路48や第5連絡路54が自動的に開通するようにしてもよい。
さらに、上記の実施形態1,2では、リリーフ弁39の開閉手段をボール受座41とボール42とで構成したが、ボール42をなくしてボール受座41に相当する軸部材のみで開閉手段を構成し、該軸部材で第3連絡路48や第5連絡路54を開閉するようにしてもよい。
また、上記の実施形態1,2では、リリーフ弁39を開作動させるやり方として、ハンドル108の引き操作で該ハンドル108を回動軸109を中心に水平に回動させて索条Wを引っ張るようにしたが、ハンドル108を引き操作することなく、回動動作のみで索条Wを引っ張るようにしてもよい。
加えて、上記の実施形態1では、リリーフ弁39をハウジング3の側面壁9に挿着し、実施形態2では、リリーフ弁39をエンドプラグ17に挿着したが、ハンドル108の引き操作により索条Wを引っ張ることができ、かつ高圧室Aの作動油を低圧室Bに排出できる場所であればリリーフ弁39の挿着場所は問わない。
この発明は、開いたドアをゆっくりと自動的に閉めるドアクローザ(ドア自閉装置)について有用である。
実施形態1に係るドアクローザをドアに取り付けた状態の正面図である。 図1の右側面図である。 図1の平面図である。 図5のIV−IV線における断面図である。 図4の右側面図である。 図4の左側面図である。 図5のVII −VII 線における断面図である。 図5のVIII−VIII線における断面図である。 平時のドア閉操作に伴う作動油の流れを示す図5のIX−IX線における断面図である。 閉作動中のドアが引き操作された際の作動油の流れを示す図9相当図である。 ドアを閉操作した際における高圧室の内圧変化を示し、(a)は平時、(b)はリリーフ弁開作動時、(c)は従来例の平時である。 実施形態2の図8相当図である。 実施形態2の図9相当図である。 実施形態2の図10相当図である。
符号の説明
1 ドアクローザ
3 ハウジング
3a 密閉空間
14 ピストン
15 第1コイルスプリング(ピストン付勢手段)
20 チェック弁
23 ラック・ピニオン機構
26 回転軸
28 リンク機構
35 速度調整弁
39 リリーフ弁
41 ボール受座(開閉手段)
42 ボール(開閉手段)
43 第2コイルスプリング(開閉付勢手段)
45 第1連絡路
47 第2連絡路
48 第3連絡路
52 第4連絡路
54 第5連絡路
101 ドア開口部
102 上枠
104 ドア
108 ハンドル
A 高圧室
B 低圧室
W 索条

Claims (2)

  1. 作動油が充填された密閉空間を有するハウジングと、
    上記密閉空間にピストン付勢手段により付勢された状態で往復移動可能に配置され、密閉空間を高圧室と低圧室とに区画するピストンと、
    該ピストンに設けられ、上記高圧室と低圧室とを連通・遮断するチェック弁と、
    上記ピストンに組み込まれたラック・ピニオン機構と、
    該ラック・ピニオン機構のピニオンに上記ハウジングを上下に貫挿するように回転一体に連結された回転軸と、
    一端が上記回転軸の上端に連結されるとともに、他端が建物のドア開口部の上枠側に連結されたリンク機構と、
    上記ハウジングに挿着され、上記ピストンの移動に連動して上記高圧室から低圧室に流出する作動油の流量を制御することでドアの閉速度を調整する速度調整弁とを備え、
    ドアの開操作によりその回転動作を上記リンク機構、回転軸及びラック・ピニオン機構を介してピストンの直線動作に変換して該ピストンを上記ピストン付勢手段の付勢力に抗してハウジングの密閉空間で低圧室縮小方向に移動させ、作動油を低圧室から上記チェック弁を経て高圧室に流出させてドアの閉方向に移動する力を蓄積し、ドアから手を離すことにより上記ピストンを上記ピストン付勢手段の付勢力によりハウジングの密閉空間で高圧室縮小方向に移動させ、高圧室の作動油を上記速度調整弁を経て低圧室に流出させてドアをゆっくりと自動的に閉めるように構成されているドアクローザであって、
    上記ハウジングには、連絡路が上記高圧室と低圧室とを連絡するように形成され、
    該連絡路は、リリーフ弁により開通・閉鎖可能になっており、
    該リリーフ弁は、ドアに設けられたハンドルと索条により連結され、ドアが閉じている途中で上記ハンドルが操作されると、上記索条が引っ張られて上記リリーフ弁を開作動させ、上記連絡路を開通させて上記高圧室と低圧室とを連通して高圧室の作動油を連絡路を経て低圧室に排出するように構成されていることを特徴とするドアクローザ。
  2. 請求項1に記載のドアクローザであって、
    上記リリーフ弁は、上記連絡路に移動可能に配置され上記索条に連結された開閉手段と、
    上記開閉手段を付勢する開閉付勢手段とを備え、
    平時は、上記開閉手段を開閉付勢手段の付勢力により前進させて上記連絡路を閉鎖し、上記高圧室と低圧室とを遮断する一方、ドアが閉じている途中で上記ハンドルが操作されると、上記索条が引っ張られて上記開閉手段を開閉付勢手段の付勢力に抗して後退させて上記連絡路を開通し、上記高圧室と低圧室とを連通して高圧室の作動油を連絡路を経て低圧室に排出するように構成されていることを特徴とするドアクローザ。
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