JP6548511B2 - 金属製ドラム缶 - Google Patents

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本発明は、金属製の天板、地板及び胴体を有する金属製ドラム缶に関する。
鋼製ドラム缶は、例えば、化学製品、あるいは石油、ガソリン、潤滑油等の液体の油脂類、あるいは粘性が比較的高い液体危険物、あるいは粉体又は固体等の出し入れが容易ではない内容物等、を充填し輸送するのに好適な容器である。このような鋼製ドラム缶には、円筒状の胴体に地板を巻締め、さらに天板も巻締めて接合した密閉型と、胴体に対して天板を着脱自在としたオープン型とが存在する。そして、このような各種ドラム缶には、被取付物として、例えば商品名、内容物の成分、生産者、生産地、取り扱い上の注意等、所定の商品情報を表示した文字あるいはバーコード等が付されることが多い。この種の商品情報の表示は、通常、容器の外面に直接印刷され、あるいはラベルに印刷されて貼付される。
しかしながら上述のラベルあるいは印刷のような被取付物では、表示面積、表示される文字の大きさ、文字数等が限られ、商品情報が充分に表示できない。また、バーコードを用いた場合、読み取りのため平面状表示を要し、また、傷、汚れ等により読み取りが不能になる。さらにバーコードでコード化できる情報量は限られ、やはり商品情報が充分に表示できない、といった問題がある。
このような従来の商品情報表示の不利、不便を解消し、必要かつ十分な商品情報を簡易かつ正確に表示等する手段として、被取付物としてRFID(Radio Frequency Identification)が利用されてきている。これは、情報を格納し通信制御を行うICチップと、リーダ・ライターとの通信用の無線アンテナとを樹脂あるいはガラス等で封止してタグ(荷札 )状に成形した超小型の通信端末であり、ICタグ、非接触RFID、RFIDタグ等とも呼ばれている。
このようなRFIDは、ICチップのメモリに、十分な情報等を記録でき、また、リーダ・ライターと非接触で情報交換可能であり、接点の磨耗、損傷、汚れ等の心配もなく、さらに、RFID自体無電源にすることができるため、対象物に合わせた加工、小型化、薄型化が可能である。よってRFIDを用いることで、商品に関する種々の情報、例えば商品の名称、重量、内容量、製造販売者名、製造場所、製造年月日、使用期限、賞味期限等の種々の情報が記録可能となる。また、従来の文字あるいはバーコードによる商品表示では不可能であった多種多様な商品情報についても、小型薄型化されたRFIDを商品に装着するだけで利用可能になった。
一方、このようなRFIDは、RFID側で発生する磁束を通信に利用することから、通常タイプのRFIDは、機能上、金属体には取り付けることができないが、金属体上でも機能可能とした金属用RFIDも既に市販されている。
よって金属用RFIDを有する鋼製ドラム缶は、例えば、鋼製ドラム缶に収納された内容物の管理、つまり内容物情報管理(内容物の種類、消費期限あるいは充填日時等)、内容物使用履歴、あるいは内容物在庫管理など、が容易に行え、ドラム缶ユーザーにとって使い易く使い勝手の良いドラム缶となることが想定される。
特開2010−61271号公報
上記特許文献1は、ドラム缶ユーザー自身が、既存の鋼製ドラム缶に、RFIDを取り付けて内容物管理を行う管理方法を開示するものである。
一方、鋼製ドラム缶メーカーが、金属用RFIDを取り付け可能な鋼製ドラム缶で、ドラム缶ユーザーにとって使い易く使い勝手の良い鋼製ドラム缶を提供することは、現状では未だ行われていない。
これは、以下のような理由に起因すると考えられる。
即ち、鋼製ドラム缶に取り付ける金属用RFIDは、通常タイプのRFIDに比べると、そのサイズが大きく、特に厚み寸法が大きい。例えば同程度の通信距離のRFIDで厚みを比較すると、通常タイプRFIDの厚みが0.2mm程度であるのに対し、金属用RFIDでは、通信機能を確保するための構造上、その厚みは約3mm〜約9mm程度となる。したがって金属用RFIDを、そのまま単純に鋼製ドラム缶表面に貼付した場合には、金属用RFIDは缶表面から出っ張ってしまう。よって鋼製ドラム缶の運搬及びハンドリング等の際に、金属用RFIDが他の物品あるいは設備等と接触し易く、この接触にて金属用RFIDが剥離及び損傷する可能性が大きい。特に鋼製ドラム缶の一般的使用形態として、倉庫等にて複数本が配列されて保管される場合が多い。よって、特に配列する際に缶同士が当接することは多々発生し、金属用RFIDの剥離及び損傷は発生し易い。また金属用RFIDでは、上述のように厚みが大きい分、人為的に剥離等を行うことも可能となる。
このように金属用RFIDを単に鋼製ドラム缶表面に貼付したのでは、金属用RFIDの剥離及び損傷が発生し、その結果、例えば上述したような内容物管理は不可能となり、RFIDの特性を生かせなくなってしまう。
また、閉栓後、鋼製ドラム缶内は密閉状態であり、気温変化などによる缶内圧の変化に伴いドラム缶表面は幾分変形し、この変形が繰り返される場合もある。したがって、上述の金属用RFIDを、単純にそのまま鋼製ドラム缶表面に貼付した場合には、上記変形に起因して金属用RFIDが缶表面から剥離する、あるいはまた接着力低下により運搬及びハンドリングの振動あるいは接触により剥落することも考えられ、やはりRFIDの特性を生かせなくなってしまう。
また鋼製ドラム缶は、屋外にて保管される場合も多く、屋外では日照、気温、雨水等の環境要因が金属用RFIDに作用する。よって、金属用RFIDをそのまま単純に鋼製ドラム缶表面に貼付した場合には、金属用RFIDが剥離及び損傷する場合が生じ、やはりRFIDの特性を生かせなくなってしまう。
さらにまた、鋼製ドラム缶に特有の利用形態の一つとして、リサイクル使用される点が挙げられる。即ち、一旦使用した鋼製ドラム缶の内部を洗浄し、外面塗装を鉄球のショットブラスト処理により剥がし、再塗装することで、再生ドラム缶として使用されることも多い。このような再生工程において、金属用RFIDがそのまま単純にドラム缶表面に貼付されている場合には、ショットブラスト処理工程により金属用RFIDが破壊及び剥離されてしまう。その結果、この場合にもRFIDの特性を生かせなくなってしまう。特に再生ドラム缶は、繰り返し再使用されるという性質から考えると、再生ドラム缶こそ、使用履歴などの詳細なトレース管理が必要となる。したがって再生ドラム缶においてRFIDの特性を生かせなくなる不利益は大きい。
また、上述したように金属用に限らずRFIDのサイズが種々存在することから、貼付箇所を一箇所に特定することができず、また、例えば治具にRFIDを取り付けるとしてもサイズに対応した治具が必要となる。よってRFIDの使用そのものが躊躇され、RFIDの特性を発揮できないという問題もある。
さらには、ここまで鋼製ドラム缶に、被取付物としてRFIDを取り付けた場合の課題を述べたが、取り付けられる被取付物はRFIDに限定されない。つまり被取付物は、少なくとも剥離及び損傷の一方が発生することでその特性が生かせなくなるようなものが相当する。
本発明は、上述したような問題点を解決するためになされたもので、被取付物を取り付け可能な金属製ドラム缶で、被取付物の少なくとも剥離及び損傷の一方を防止でき被取付物の特性を発揮可能な金属製ドラム缶を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下のように構成する。
即ち、本発明の第1態様における金属製ドラム缶は、金属製の天板、地板及び胴体を有する金属製ドラム缶であって、天板、地板及び胴体の少なくとも一つにおける表面において、RFIDを取り付けるための保持部であって上記RFIDの周囲を取り囲む壁部を有する保持部を備えたことを特徴とする。
本発明の第1態様における金属製ドラム缶によれば、RFIDを取り囲む壁部を有しRFIDが取り付け可能な保持部を備えたことにより、RFIDは壁部により保護され、剥離及び損傷することが防止される。したがって、RFIDの特性を発揮することが可能であり、ドラム缶ユーザーにとって使い易く使い勝手の良い鋼製ドラム缶を提供することが可能となる。
本発明の実施形態における鋼製ドラム缶で天板に保持部を有する場合を示す斜視図である。 本発明の実施形態における鋼製ドラム缶で胴体に保持部を有する場合を示す斜視図である。 本発明の実施形態における鋼製ドラム缶に設けた凹形状タイプの保持部を示す断面図である。 本発明の実施形態における鋼製ドラム缶に設けた凸形状タイプの保持部を示す断面図である。 本発明の実施形態における鋼製ドラム缶に設けた保持部に樹脂材を充填した状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態における鋼製ドラム缶に設けた保持部を示す断面図である。 本発明の第2実施形態における鋼製ドラム缶に設けた保持部を示す断面図である。 本発明の第3実施形態における鋼製ドラム缶に設けた保持部に装着するアジャスタ部材を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態における鋼製ドラム缶に設けた樹脂製保護材を示す断面図である。 本発明の第4実施形態における鋼製ドラム缶に設けた樹脂製保護材を示す断面図である。
本発明の実施形態である金属製ドラム缶について、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において、同一又は同様の構成部分については同じ符号を付している。また、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け当業者の理解を容易にするため、既によく知られた事項の詳細説明及び実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。また、以下の説明及び添付図面の内容は、特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
以下に説明する各実施形態では、金属製ドラム缶として、JIS Z 1601(2005年版)に規定されるような内容量が約200Lの鋼製ドラム缶を例に採るが、これに限定するものではなく、200Lを超えるものも含む概念である。また、金属製ドラム缶は、胴体に地板及び天板を巻締めて接合した密閉型(タイトヘッドドラム)のみならず、胴体に対して天板を着脱自在としたオープン型も含む概念である。
また、以下の各実施形態では、鋼製ドラム缶に取り付け可能な被取付物としてRFIDを例に採るが、RFIDに限定されず、少なくとも剥離及び損傷の一方が発生することでその特性が生かせなくなるような、鋼製ドラム缶へ取り付け可能な物が被取付物に相当する。
また、以下の各実施形態では、被取付物の一例に相当するRFIDを鋼製ドラム缶に取り付けた形態を例として説明を行うが、第1から第3の実施形態における鋼製ドラム缶は、下記の保持部を有すればよく、被取付物の一例に相当するRFIDを有する必要はない。一方、第4実施形態では、鋼製ドラム缶は保持部を有しないことから、鋼製ドラム缶は被取付物の一例に相当するRFIDを備えたものである。
第1実施形態;
図1から図5には、第1実施形態における鋼製ドラム缶100を示している。この鋼製ドラム缶100は、金属製で円筒状をなした中空の胴体101と、胴体101の下端開口を閉塞する金属製の地板102と、胴体101の上端開口を閉塞する金属製の天板103とを有する。尚、図1及び図2では、胴体101に対して地板102及び天板103が巻締められた上述の密閉型(タイトヘッドドラム)の鋼製ドラム缶100を示している。
また鋼製ドラム缶100は、胴体101、地板102、及び天板103の少なくとも一つにおける表面105においてRFID180を取り付け可能な保持部110を有する。保持部110は、RFID180の周囲を取り囲む壁部111を有する。このような保持部110は、本実施形態では、図3に示すような凹形状タイプ、及び、図4に示すような凸形状タイプがあり、RFID180の装着箇所に応じて、適宜使い分けることができる。尚、凹形状タイプの保持部110を保持部110Aと符番し、凸形状タイプの保持部110を保持部110Bと符番する。尚、図3及び図4は、RFID180の長手方向に対して直角に切断した、保持部110の横断面を示している。図示を省略するが保持部110の縦断面についても図3及び図4と同様の形態となる。また、図1及び図2では、保持部110Aの保持部110を示している。
また、後述の第2実施形態にて詳しく説明するが、保持部110は、図6及び図7に示す形態も含む概念である。
凹形状の保持部110Aは、鋼製ドラム缶100における表面105に対して凹んで成形したもので、表面105に対して1mm以上9mm以下の深さDを有する保持部底面112を有する。この保持部底面112にRFID180が取り付けられる。よって図3に示すように、保持部底面112に取り付けられたRFID180の周囲には、壁部111が存在することになる。
保持部底面112は、保持部110A及び保持部110Bに対してRFID180の装着位置が変化するのを防ぐため、使用するRFID180のサイズに対応した大きさに設計するのが好ましい。よって保持部底面112の大きさに対応して保持部110の大きさも変化させてもよい。一方、後述の第3実施形態で説明するように、使用するRFID180のサイズにかかわらず、保持部110を一つの大きさに固定することもできる。
凸形状の保持部110Bは、鋼製ドラム缶100における表面105に対して突出した壁部111を有し、壁部111における頂部に相当する凸部上面113に対して1mm以上9mm以下の深さDを有する保持部底面112を有する。この保持部底面112にRFID180が取り付けられる。図4に示すように、保持部底面112に取り付けられたRFID180の周囲には、壁部111が存在することになる。尚、図4に示す形態では、深さD、及びRFID180の厚み方向に対応する高さ方向114において、保持部110Bにおける保持部底面112と表面105とは同レベルであるが、異なってもよい。
保持部110A及び保持部110Bの深さDにおける1mm以上9mm以下という値について、「1mm」は保持部110の加工製作上の理由に基づき設定した値であり、「9mm」はRFID180の厚さ及び保持部110の加工製作上の理由に基づいて設定した値である。
また、保持部110における壁部111は、保持部底面112に対して鈍角な角度θ(図3)にて傾斜した傾斜面115を有する。角度θは一例として約135度である。
壁部111がこのような傾斜面115を有することで、保持部底面112に取り付けられたRFID180にて形成される磁束が壁部111によって遮られるのを抑えることができ、磁束の斜め上方への磁束の広がりを確保しRFID180の通信指向範囲の広い良好な通信状態を達成することが可能となる。
尚、角度θは、直方体形状のRFID180が隙間なく保持部110に収まる90度の場合でも、RFID180の上面を中心とした通信は良好に保たれ、通信距離が短くなることもない。しかしながら、RFID180における送受信領域は広い方が好ましいことから、角度θを、より好適には120度から150度の範囲とすることで、RFID180が本来有する電波指向性を維持させることができる。
以上説明した保持部110A及び保持部110Bでは、金属の保持部底面112にRFID180を直接取り付けることから、RFID180として金属用RFIDが用いられる。金属用RFIDの保持部底面112への取り付けは、例えば接着剤あるいは両面接着テープ等を用いる。ここで、金属用RFIDとして例えばニッタ株式会社製等の製品が使用でき、RFID180のサイズとして、金属用RFIDにおける一例では、約32mm×約120mm×約6mmである。
このような保持部110A及び保持部110Bは、本実施形態では、胴体101、地板102、及び天板103の少なくとも一つにおける表面105を、絞り要素を少なくして伸び要素を増した、例えば、いわゆる張り出し加工を行い成形し作製している。張り出し加工を採用することで、加工の際、保持部110A及び保持部110Bの周囲に歪みの発生が殆ど無く、表面105にシワが発生するのを抑えることができる。その結果、鋼製ドラム缶100の美観を損ねること無く保持部110を設けることが可能となる。
以上説明した保持部110A及び保持部110Bの少なくとも一方を有する鋼製ドラム缶100では、保持部底面112にRFID180を取り付けることで、RFID180は、その周囲に存在する壁部111によって保護されることが可能となる。即ち、RFID180をそのまま単純に鋼製ドラム缶100の表面105に貼付する場合に比べると、例えば工具等の物品、機器類、あるいは人との接触により、RFID180に対して横方向から剥離させる力が作用した場合でも、壁部111によって剥離力が有効に作用しない、あるいは減じられ、RFID180の剥落が防止される。
また、保持部110A及び保持部110Bの加工が施された表面105は、形状効果によって変形しにくい。よって、たとえ衝撃あるいは応力が作用した場合でも、RFID180を取り付けた保持部底面112の平面性を保持することが可能となる。この点からも保持部110は、剥離及び損傷からRFID180を保護することを可能にする。
その結果、RFIDの特性を発揮することが可能であり、ドラム缶ユーザーにとっては、使い易く使い勝手の良い鋼製ドラム缶を入手可能となる。
尚、RFID180の上面が、表面105あるいは凸部上面113から突出しないように深さDを設計するのが好ましいが、たとえ突出した場合であっても、RFID180の厚みの多くが保持部110の壁部111にて保護されており、上述の剥離及び損傷を防止することが可能である。
また、図5に示すように、保持部110に取り付けたRFID180を封止するように、保持部110に樹脂材170を充填してもよい。尚、図5は、保持部110Aに対して樹脂材170を充填した場合を示すが、勿論、保持部110Bに対して樹脂材170を充填してもよい。また、図5では、樹脂材170と表面105とが同一面にある場合を示すが、異なる面にあってもよい。
樹脂材170としては、例えばゴム系エラストマーが使用可能である。ゴム系の材料として、例えば、天然ゴム、スチレンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、 ニトリルゴム(NBR)、エチレンプロピレンゴム(EPM)、ハイパロン(CSM)、 アクリルゴム(ACM)、シリコーンゴム、ウレタンゴム、フッ素系ゴム等が使用可能である。
樹脂材170を充填することで、壁部111の内側におけるRFID180の周囲への塵埃及び雨水等の液体の侵入を防ぐことができる。また、保持部110Aの場合には、充填した樹脂材170と表面105とを同一面とすることで、鋼製ドラム缶100の外面における美観を良好にすることができるという利点もある。
また、屋外に鋼製ドラム缶100が留置された場合、天板103には雨水等が溜まることもある。水は極性を有しRFID180に対して通信障害を発生させる。このような懸念がありながら天板103に保持部110を設けざるを得ない場合には、天板103には凸形状タイプの保持部110Bを設け、かつ保持部110Bに樹脂材170を充填することで、雨水等による通信障害を避けることができる。
また、上述した再生ドラム缶として利用するため、外面塗装に対して鉄球のショットブラスト処理が施されるときにも、樹脂材170がRFID180を保護するのでRFID180の損傷を防止することができる。
製造の容易さから、一つの鋼製ドラム缶100において、保持部110は、通常、図1に示すように天板103の中央部に一つ、又は、図2に示すように胴体101の中央部に一つを設ける場合が多い。しかしながら、既に記載しているように、保持部110は、胴体101、地板102、及び天板103の少なくとも一つにおける表面105に設けることができる。また、例えば天板103に保持部110を設ける場合においても、その数、場所、配向方向、上述のタイプ(保持部110A、110B)は限定されない。同様に、胴体101及び地板102に保持部110を設ける場合も、その数、場所、等は限定されない。尚、このような保持部110の設置箇所の変形例の一例について、図1及び図2において2点鎖線にて図示している。
尚、一般的には、胴体101に保持部110を設ける場合には、美観上、不要な凸部が無い方が好ましいことから保持部110Aが選択され、一方、天板103に保持部110を設け屋外留置も想定されるような場合には、上述したように保持部110Bを設け、かつ樹脂材170を充填したものを選択するのが好ましいと思われる。
ここで、胴体101、地板102、及び天板103のどこにRFID180を取り付けるかは、RFID180の利用態様においてドラム缶ユーザーが自身の利便性を基に決定するものである。よって、ドラム缶メーカーとして、胴体101、地板102、及び天板103の少なくとも一つにおける表面105に保持部110を設けた鋼製ドラム缶100を提供することで、ドラム缶ユーザーに対してRFID180の設置箇所の選択の幅を広げ、ドラム缶ユーザーにとって使い易く使い勝手の良い鋼製ドラム缶を提供することが可能となる。
第2実施形態;
図6及び図7には、第2実施形態における鋼製ドラム缶100−2を示している。上述した鋼製ドラム缶100と同様に、この鋼製ドラム缶100−2も胴体101、地板102、及び天板103を有する、密閉型(タイトヘッドドラム)及びオープン型のものが相当する。第2実施形態の鋼製ドラム缶100−2は、第1実施形態の鋼製ドラム缶100に対して保持部110が以下に説明するように異なる。
ここで、以下に説明する第2実施形態における保持部110は、形態こそ第1実施形態におけるものとは異なるが、概念的に、上述した保持部110に含まれることを意図するものである。
上述した保持部110A及び保持部110Bは、共に胴体101、地板102、及び天板103の少なくとも一つに対して直接に延び加工を施して形成した形態である。これに対して図6及び図7に示す保持部110−2は、胴体101、地板102、及び天板103とは別個の部材にて作製した、取り付けるRFID180の平面形状に対応した形状の部材で例えば直方体形状の部材で構成され、胴体101、地板102、及び天板103の少なくとも一つに対して別途取り付けられる形態である。尚、図6及び図7は、保持部110−2の横断面を示している。図示を省略するが保持部110−2の縦断面についても図6及び図7と同様の形態となる。
ここで図6は、保持部110Aに対応した形態を示しており、胴体101等の表面105に対して保持部110−2に対応した開口を設け、該開口に、保持部110−2の凸部上面113と表面105とを同一面として保持部110−2を嵌め込み固定した形態を示している。図7は、保持部110Bに対応した形態を示しており、胴体101等の表面105に保持部110−2を載置し固定した取付形態を示している。
保持部110−2は、上述のように例えば直方体形状の部材に深さDの保持部底面112を形成した凹部を有する。よって保持部底面112に装着されるRFID180の周囲は、壁部111で囲まれる。
また保持部110−2を用いる場合、保持部110−2の材料は特定されず、金属製、樹脂製を問わない。例えば樹脂製の保持部110−2を用いる場合には、RFID180は金属用RFIDを使用する必要は無く、汎用で通常タイプのRFID180を使用することができる。よってRFID180は、小型のもの、特に厚みでは例えば0.数mm程度のものを使用でき、保持部110−2そのものも小型化が可能である。よって、保持部110−2の取り扱いの簡便化を図ることも可能となる。
また、保持部110−2に対して樹脂材170を充填してもよい。
このような保持部110−2においても壁部111を有することから、保持部110A、110Bの場合と同様に、RFID180の剥離及び損傷を防止することができる。その結果、RFIDの特性を発揮することが可能であり、ドラム缶ユーザーにとっては、使い易く使い勝手の良い鋼製ドラム缶を入手可能となる。
また保持部110−2を用いた場合の特有の効果として、使用するRFID180のタイプを問わず、特に樹脂製の保持部110−2を用いた場合には、通常タイプRFID180を使用でき、保持部110−2の小型化を図ることが可能となる。
第3実施形態;
図8には、第3実施形態における鋼製ドラム缶100−3を示している。上述した第1実施形態の鋼製ドラム缶100と同様に、この鋼製ドラム缶100−3も胴体101、地板102、及び天板103を有する、密閉型(タイトヘッドドラム)及びオープン型のものが相当する。また、第1実施形態の鋼製ドラム缶100において説明した、保持部110つまり保持部110A及び保持部110Bの少なくとも一方を有する。
このような第3実施形態の鋼製ドラム缶100−3は、第1実施形態の鋼製ドラム缶100に対して、以下に説明するアジャスタ部材130を有する点で異なる。
既に説明したように、RFID180は、その製造メーカー、RFIDにおける通常あるいは金属用のタイプ、等の要因によって様々なサイズのものが存在する。また、第1実施形態では、保持部110に対して、詳しくは保持部底面112に対してRFID180の装着位置が変化する、つまり装着位置がバラツクことを防止するため、保持部110は、使用するRFID180のサイズに対応した大きさに設計するのが好ましい旨を説明した。
一方、保持部110の大きさの変更は、その製作上煩わしい場合もあり、使用するRFID180の大きさにかかわらず、保持部110を一つの大きさに固定できれば製作上都合がよい。
そこで、様々な大きさのRFID180にかかわらず保持部110の保持部底面112に対して規定位置にRFID180を配置可能にするため、アジャスタ部材130を用いる。このアジャスタ部材130は、装着が予定される複数のRFID180の中で最も大きいサイズのRFID180が装着可能な大きさを考慮して設計する。保持部110は、このように設計されたアジャスタ部材130が隙間無く取り付け可能な大きさの保持部底面112を有する。よって保持部110は、一定の大きさに固定され、アジャスタ部材130に装着されるRFID180のサイズが変化するのみである。
保持部底面112へのアジャスタ部材130の取り付けは、例えば接着剤あるいは両面接着テープ等を使用することができる。また、アジャスタ部材130へのRFID180の取り付けも同様の方法が使用可能である。
このようなアジャスタ部材130の材料は特定されず、金属製、樹脂製を問わない。例えば金属製のアジャスタ部材130の場合、使用するRFID180は金属用RFIDとなり、比較的その厚みが大きい。よって保持部110における深さDとの関係から、アジャスタ部材130は薄い金属板が好ましい。一方、樹脂製のアジャスタ部材130を用いる場合には、RFID180は金属用RFIDを使用する必要は無く、汎用で通常タイプのRFID180を使用することができる。よってアジャスタ部材130の厚みを考慮する必要はなく、保持部110の深さも比較的小さく設計することができる。
また、アジャスタ部材130を設けた保持部110に対して樹脂材170を充填してもよい。
アジャスタ部材130を用いた場合でも、保持部110の壁部111がRFID180の周囲に存在することから、第1実施形態で説明したように、RFID180の表面105からの剥離、及びRFID180の損傷を低減することが可能となる。その結果、RFIDの特性を発揮することが可能であり、ドラム缶ユーザーにとっては、使い易く使い勝手の良い鋼製ドラム缶を入手可能となる。
また、第1実施形態の場合と同じ保持部110を形成することから、形状効果によって表面105は変形しにくいという効果も得られる。
さらにアジャスタ部材130を用いた場合にはその特有の効果として、図8には例えば大、小2つのRFID180を図示するように、RFID180のサイズにかかわらず保持部110を一つの大きさに固定することができる。よって保持部110の作製に必要となる成形用金型を一つだけ用意すればよく、また成形用金型の交換も不要となることから、保持部110の作製上好都合であり、鋼製ドラム缶の製造効率を向上させることが可能となる。
さらにまたアジャスタ部材130を用いた場合の特有の効果として、使用するRFID180のタイプを問わず、特に樹脂製アジャスタ部材130の場合には通常タイプRFID180を使用でき、保持部110の小型化を図ることが可能となる。
第4実施形態;
図9及び図10には、第4実施形態における鋼製ドラム缶100−4を示している。上述した第1実施形態の鋼製ドラム缶100と同様に、この鋼製ドラム缶100−4も胴体101、地板102、及び天板103を有する、密閉型(タイトヘッドドラム)及びオープン型のものが相当する。
上述した第1〜第3の実施形態では、RFID180を保持する保持部110を有している。これに対して第4実施形態における鋼製ドラム缶100−4では、保持部110に変えて、RFID180を覆い保護する樹脂製の保護材140を設ける。
図9では、RFID180として金属用RFIDを用いて、胴体101、地板102、及び天板103の少なくとも一つにおける表面105に直接、金属用RFID180を例えば接着剤にて取り付け、このRFID180を覆って樹脂製保護材140を設けた、鋼製ドラム缶100−4を示している。
ここで表面105には、天板103に設けられている大栓の外側面も含む。
また、樹脂製保護材140は、粘性を有する液状で金属用RFID180上に垂らし固化させたものでもよく、あるいは、金属用RFID180を収納する凹部を予め有するように、別途、成型した成型体であってもよい。
また図10は、RFID180として通常タイプのRFIDを用いた場合の鋼製ドラム缶100−4を示している。通常タイプのRFIDを用いることから、胴体101、地板102、及び天板103の少なくとも一つにおける表面105には、RFID取付用で樹脂製の取付材141を貼付する。この樹脂製取付材141に通常タイプRFID180を取り付け、さらに通常タイプRFID180を覆って樹脂製保護材140を設けている。この樹脂製保護材140においても上述のように、粘性液状体あるいは成型体を問わない。ここで樹脂製保護材140が成型体の場合、樹脂製取付材141との固定方法は、接着剤、両面接着テープ、あるいは融着等の方法を採ることができる。
尚、樹脂製取付材141を用いる形態であっても、金属用RFIDを使用してもよい。
以上説明した第4実施形態における鋼製ドラム缶100−4においても、RFID180の周囲を取り囲む壁部111に相当する樹脂製保護材140を有することから、RFID180の表面105からの剥離、及びRFID180の損傷を低減することが可能となる。その結果、RFIDの特性を発揮することが可能であり、ドラム缶ユーザーにとっては、使い易く使い勝手の良い鋼製ドラム缶を入手可能となる。
また第4実施形態における鋼製ドラム缶100−4の特有の効果として、表面105に対して保持部110を設ける必要が無い点が挙げられる。その結果、上述した第1〜第3の実施形態に比べてより簡便にRFID180を鋼製ドラム缶に取り付けることが可能となり、かつ、取り付けたRFID180の保護をより簡便に行うことできるという利点がある。
また樹脂製取付材141と共に樹脂製保護材140を用いる場合の特有の効果として、使用するRFID180のタイプを問わず、特に通常タイプRFID180を使用した場合には樹脂製取付材141及び樹脂製保護材140の小型化を図ることが可能となる。
上述した各実施形態では、RFID180として平面形状で長方形のものを例に採ったが、RFID180は、例えば正方形、円形、楕円形等、現在存在する形状のRFIDが相当する。既に説明したように、保持部110、保持部110−2、等は、このような種々のRFID180の形状に対応した形態となる。
また、上述した各実施形態を組み合わせた構成を採ることも可能であり、また、異なる実施の形態に示される構成部分同士を組み合わせることも可能である。
また、上述の第1〜第3の実施形態では、保持部110、保持部110−2、及びアジャスタ部材130は、RFID180用のものとして説明を行った。しかしながら、保持部110、等は、RFID180用に限定されず、胴体101、地板102、及び天板103の少なくとも一つにおける表面105に取り付けられる被取付物を取り付けるための保持部等として機能させることも可能である。
さらにまた、鋼製ドラム缶100は、胴体101、地板102、及び天板103の少なくとも一つにおける表面105において、1mm以上9mm以下の深さ(D)、及び、150mm以下の長さ又は幅を有する凹部又は凸部を備えた鋼製ドラム缶であってもよい。ここで上記凹部又は凸部は、図3又は図4に示すような形状が相当する。但し、図3及び図4に2点鎖線で示すRFID180を含むことを意図しない。また、この凹部又は凸部は、円形あるいは楕円形も含む概念である。
また上述の各実施形態では、RFID180として通常タイプRFIDを用いる場合には、鋼製ドラム缶100の表面105とRFID180との間に、樹脂製の部材を介在させる形態を説明した。しかしながらこの形態に限定されず、樹脂製部材に代えて、鋼製ドラム缶100の表面105とRFID180との間に磁性シート(例えば(株)新日本電波吸収体製)を設けることで通常タイプRFIDを用いることもできる。磁性シートを用いることで、樹脂製部材を介在させる形態に比べて、RFID180周りの構成をより小型化することが可能となる。
同様に、上述の実施形態でRFID180として金属用RFIDを用いる形態においても、鋼製ドラム缶100の表面105とRFID180との間に磁性シートを介在させることで、金属用RFIDに代えて、通常タイプRFIDを用いることが可能となる。これにより、上述した実施形態において、特に保持部110、110−2と共に金属用RFID180を用いる形態では、保持部110、110−2を含めてRFID180周りの構成を劇的に縮小可能なことが期待できる。
本発明は、金属製の天板、地板及び胴体を有する金属製ドラム缶に適用可能である。
100、100−2、100−3、100−4…鋼製ドラム缶、
101…胴体、102…地板、103…天板、105…表面、110…保持部、
111…壁部、112…保持部底面、113…凸部上面、115…傾斜面、
130…アジャスタ部材、140…樹脂製保護材、
180…RFID。

Claims (5)

  1. 金属製の天板、地板及び胴体を有する金属製ドラム缶(100)であって、
    天板、地板及び胴体の少なくとも一つにおける表面(105)において、RFID(180)を取り付けるための保持部であって上記RFIDの周囲を取り囲む壁部(111)を有する保持部(110)を備え、
    上記保持部は、上記表面に対して凹形状であり、上記表面に対して1mm以上9mm以下の深さ(D)を有する保持部底面でかつ上記RFIDを接着する保持部底面(112)を有する、
    ことを特徴とする金属製ドラム缶。
  2. 金属製の天板、地板及び胴体を有する金属製ドラム缶(100)であって、
    天板、地板及び胴体の少なくとも一つにおける表面(105)において、RFID(180)を取り付けるための保持部であって上記RFIDの周囲を取り囲む壁部(111)を有する保持部(110)を備え、
    上記保持部は、上記表面に対して凸形状であり、凸部上面(113)から1mm以上9mm以下の深さ(D)を有する保持部底面でかつ上記RFIDを接着する保持部底面(112)を有する、
    ことを特徴とする金属製ドラム缶。
  3. 上記壁部は、上記保持部底面に対して鈍角(θ)な角度で傾斜した傾斜面(115)を有する、請求項1又は2に記載の金属製ドラム缶。
  4. 様々な大きさのRFIDにかかわらず上記保持部底面に対して規定位置に上記RFIDを配置するためのアジャスタ部材であって、上記保持部底面に対応したサイズを有し上記保持部底面に取り付けられるアジャスタ部材(130)を有する、請求項1から3のいずれかに記載の金属製ドラム缶。
  5. 上記保持部は金属製であり、天板、地板及び胴体の少なくとも一つにおける表面と一体に設けられ、上記RFIDは、金属体へ取り付けられても動作可能な金属用RFIDである、請求項1からのいずれかに記載の金属製ドラム缶。
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