JP6546028B2 - サーバ、送信システム、送信方法、及び、プログラム - Google Patents

サーバ、送信システム、送信方法、及び、プログラム Download PDF

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本発明は、車両に信号を送信する技術に関する。
従来より、災害の発生や気象の変化に応じた情報を車両に送信する情報提供システムが知られる。例えば、サーバが受信した気象情報の種類毎に送信範囲を定め、かかる範囲内に所在する車両へ気象情報を送信する(特許文献1)。
特開2007−102586号公報
しかし、送信範囲内に所在する車両であっても、送信範囲外の方向へ向かう車両は必ずしも情報を必要としない。このような車両にまで送信すると、受信者は煩わしく感じるのみならず、サーバには不必要な負荷が増大し、解決すべき課題となる。
本発明はかかる課題に鑑み、適切な受信者に情報を送信する技術の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、サーバであって、複数の車両のいずれかに所定の事象が発生したことを示す事象信号を受信する受信手段と、前記事象が発生した車両の特徴を示す特徴データを取得する特徴取得手段と、前記事象が発生した発生地点を取得する地点取得手段と、前記事象信号の受信に応答して、前記特徴データと前記発生地点とに基づき、前記事象の発生を報知する送信信号を送信すべき送信領域を決定する決定手段と、前記複数の車両のうち前記送信領域に所在する車両を特定車両として特定する特定手段と、前記特定車両に対して前記送信信号を送信する送信手段と、を備え、前記決定手段は、前記事象の発生地点から前記特徴データによる危険度に応じた距離の領域を前記送信領域に決定する。
また、請求項の発明は、請求項1に記載のサーバにおいて、前記事象が発生した車両が備えるカメラで取得された事象画像データを取得する事象画像取得手段、をさらに備え、前記決定手段は、前記事象画像データに基づき、前記送信領域を決定する。
また、請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載のサーバにおいて、前記発生地点の付近を通行する車両が備えるカメラで取得された通行画像データを取得する通行画像取得手段、をさらに備え、前記決定手段は、前記通行画像データに基づき、前記送信領域を決定する。
また、請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載のサーバにおいて、前記特定手段は、前記送信領域に所在する車両の種別に基づき、前記特定車両を特定する。
また、請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載のサーバにおいて、前記特定手段は、前記事象の発生地点に接近する方向に移動する車両を前記特定車両として特定する。
また、請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載のサーバにおいて、前記特定手段は、所定時間以内に前記送信領域に進入する車両を前記特定車両として特定する。
また、請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載のサーバにおいて、前記特定車両が、目的地までのルートを案内するナビゲーション装置を備えるナビゲーション車両か否かを判定するナビゲーション判定手段、をさらに備え、前記送信手段は、前記特定車両が前記ナビゲーション車両である場合は、前記事象の発生地点の通行を回避するように前記ルートを変更する信号を含む前記送信信号を送信する。
また、請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載のサーバにおいて、前記特定車両が、自動運転機能を有する自動運転車両か否かを判定する自動運転判定手段、をさらに備え、前記送信手段は、前記特定車両が前記自動運転車両である場合は、該自動運転車両に前記事象の発生地点の通行を回避するように指示する信号を含む前記送信信号を送信する。
また、請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載のサーバにおいて、前記事象の発生地点の気象状況を取得する気象状況取得手段、をさらに備え、前記送信手段は、前記気象状況に応じた報知内容を含む前記送信信号を送信する。
また、請求項1の発明は、複数の車両に搭載される複数の車両用装置と、送信信号を送信するサーバとを備える送信システムであって、前記複数の車両用装置はそれぞれ、該車両用装置が搭載される前記車両に所定の事象が発生したことを検出する事象検出手段と、該車両用装置が搭載される前記車両に所定の事象が発生したことを示す事象信号を前記サーバへ送信する事象送信手段と、を備え、前記サーバは、前記事象信号を受信する受信手段と、前記事象が発生した車両の特徴を示す特徴データを取得する特徴取得手段と、前記事象が発生した発生地点を取得する地点取得手段と、前記事象信号の受信に応答して、前記特徴データと前記発生地点とに基づき、前記事象の発生を報知する送信信号を送信すべき送信領域を決定する決定手段と、前記複数の車両のうち前記送信領域に所在する車両を特定車両として特定する特定手段と、前記特定車両に対して前記送信信号を送信する送信手段と、を備え、前記決定手段は、前記事象の発生地点から前記特徴データによる危険度に応じた距離の領域を前記送信領域に決定する。
また、請求項1の発明は、送信信号を送信する送信方法であって、(a)複数の車両のいずれかに所定の事象が発生したことを示す事象信号を受信する工程と、(b)前記事象が発生した車両の特徴を示す特徴データを取得する工程と、(c)前記事象が発生した発生地点を取得する工程と、(d)前記事象信号の受信に応答して、前記特徴データと前記発生地点とに基づき、前記事象の発生を報知する送信信号を送信すべき送信領域を決定する工程と、(e)複数の車両のうち前記送信領域に所在する車両を特定車両として特定する工程と、(f)前記特定車両に対して前記送信信号を送信する工程と、を備え、前記送信領域を決定する工程は、前記事象の発生地点から前記特徴データによる危険度に応じた距離の領域を前記送信領域に決定する。
また、請求項1の発明は、コンピュータによって実行可能なプログラムであって、前記コンピュータに、(a)複数の車両のいずれかに所定の事象が発生したことを示す事象信号を受信する工程と、(b)前記事象が発生した車両の特徴を示す特徴データを取得する工程と、(c)前記事象が発生した発生地点を取得する工程と、(d)前記事象信号の受信に応答して、前記特徴データと前記発生地点とに基づき、前記事象の発生を報知する送信信号を送信すべき送信領域を決定する工程と、(e)前記複数の車両のうち前記送信領域に所在する車両を特定車両として特定する工程と、(f)前記特定車両に対して前記送信信号を送信する工程と、を実行させ、前記送信領域を決定する工程は、前記事象の発生地点から前記特徴データによる危険度に応じた距離の領域を前記送信領域に決定する。
請求項1ないし13の発明によれば、車両の特徴を示す特徴データと事象の発生した地点とに基づき、事象の発生を報知する送信領域を決定し、送信領域に所在する車両を特定車両として特定するので、事象の発生した地点に係わらない車両、及び特定車両でない車両に対する送信信号の送信を防止できる。
また、特に請求項の発明によれば、事象の発生地点から特徴データに応じた距離の領域を送信領域に決定するので、事象の発生に影響を受けない遠隔地に所在する車両への送信信号の送信を防止できる。
また、特に請求項の発明によれば、事象が発生した車両が備えるカメラで取得された事象画像データに基づき送信領域を決定するので、効果的な送信領域を決定できる。
また、特に請求項の発明によれば、事象が発生した車両の付近を通行する車両が備えるカメラで取得された通行画像データに基づき、送信領域を決定するので、有効な送信領域を決定できる。
また、特に請求項の発明によれば、車両の種別に基づき、特定車両を特定するので、所定の種別の車両に送信信号を送信できる。
また、特に請求項の発明によれば、事象の発生地点に接近する方向に移動する車両を特定車両に特定するので、適切な車両に送信信号を送信できる。
また、特に請求項の発明によれば、所定時間以内に送信領域に進入する車両を特定車両に特定するので、送信すべき車両に送信信号を送信できる。
また、特に請求項の発明によれば、事象の発生地点の通行を回避すべき案内を送信信号に含めるので、ナビゲーション装置を備える車両が事象の発生地点を通行することを容易に防止できる。
また、特に請求項の発明によれば、事象の発生地点の通行を回避させる信号を送信信号に含めるので、自動運転車両が事象の発生地点を自動的に通行することを防止できる。
また、特に請求項の発明によれば、気象状況に応じた報知内容を送信信号に含めるので、事象の発生地点の気象状況に即した送信信号を送信できる。

図1は、送信システムの概要を示す。 図2は、送信システムの構成を示す。 図3は、車両用装置の構成を示す。 図4は、緊急メッセージの例を示す。 図5は、サーバの構成を示す。 図6は、ユーザデータの例を示す。 図7は、危険度データの例を示す。 図8は、距離データの例を示す。 図9は、緊急信号の送信領域の例を示す。 図10は、車両用装置の処理工程を示す。 図11は、サーバの処理工程を示す。 図12は、サーバの処理工程を示す。 図13は、車両用装置の処理工程を示す。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
<1.第1の実施の形態>
<1−1.概要>
図1は、複数の車両へ緊急信号MLを送信する送信システム1の概要を示す。送信システム1は、サーバ3と予め位置等に関する通信を行う車両2が衝突事故等の事象を生じた際、事故の発生現場から所定範囲RP内を通行する他の車両4A〜4Dのうち、事故発生の報知が必要な車両4A、4B、4Cに対し、事故の発生を報知する緊急信号MLを送信するシステムである。送信システム1は、衝突事故等を生じた車両2が備える車両用装置20から送信される事象信号ACを受信し、事故の発生及び規模を検知する。
これにより、事故の発生現場付近を通行する他の車両4A、4B、4Cは、衝突事故等の発生を認識し、事故の発生現場を迂回して通行することで、事故の2次被害を回避できる。事故の2次被害とは、衝突事故等を生じた車両2と玉突き事故を生じたり、車両2が炎上したり、化学物質や放射性物質を積載していた場合に、現場を通行することにより延焼や汚染、被曝することである。
なお、事故の発生現場から所定範囲RP内であっても事故の発生現場から既に離れつつある車両4D、及び事故の発生現場から所定範囲RP外を通行する他の車両4Eに対しては、緊急信号MLを送信する必要はない。このような車両4D、4Eは事故の2次被害を受ける恐れがないためである。2次被害を受ける恐れがない車両に対する緊急信号MLの送信を抑制することにより、サーバ3は送信処理に伴う負荷を低減できる。また、車両4D、4Eの運転者が、不必要な信号を受信する煩わしさを防止できる。
サーバ3は、発生した事故の規模、すなわち衝突事故等を生じた車両2の状況や車両2の積載物等により所定範囲RPの範囲を決定する。例えば、事故を生じた車両2が化学物質や放射性物質を積載していた場合には、事故現場から半径5kmを所定範囲RPと決定し、かかる範囲を通行する車両に事故の発生を報知する。これにより、真に報知が必要な車両に対し、事故発生を報知する緊急信号を送信できる。
なお、上記の通り車両用装置20は、車両用装置40と同一の構成を備え、車両用装置40と同一に機能する。また、車両2に備わる装置や機器類は車両4にも同様に備わる。したがって、以下において車両用装置20の説明をすることで車両用装置40の説明は省略する。このため、車両2と車両4とを同一車両として述べる場合がある。また、車両用装置20と車両用装置40とを同一装置として述べる場合がある。
<1−2.構成>
図2は、送信システム1の構成を示す。送信システム1は、車両2、サーバ3、及び車両4を備える。
車両2は、車両用装置20を備える。車両用装置20は、サーバ3と通信を行い、車両2が衝突事故等を生じた際、事故が発生した旨を示す事象信号ACをサーバ3に送信する。車両用装置20は、図示しない加速度センサを備え、加速度センサが所定の加速度の発生を検出した場合に衝突事故等を検知する。衝突事故等では、一般的に加速度の急激な減少が発生するからである。車両用装置20は、車両2の衝突事故等を検知すると、図示しない通信部により事象信号ACをサーバ3に送信する。事象信号ACは、発生した加速度の大きさ、車両2のID番号等が含まれる。また、事象信号ACに車両2の積載物の種類やその重量を含めてもよい。
サーバ3は、事故が発生した車両2から事故が発生した旨を示す事象信号ACを受信し、事故現場付近を通行する他の複数の車両4に対し、事故の発生を報知する緊急信号MLを送信する装置である。上記の通り、サーバ3は、発生した事故の規模を考慮し、事故発生現場から所定範囲内に通行する車両のうち、事故発生を報知する必要のある車両に事故発生を報知する。
車両4は、車両2に生じた事故発生現場付近を通行する車両である。車両4は、車両用装置40を備える。車両用装置40は、サーバ3から事象信号ACを受信すると、車両4内に備えるディスプレイ及びスピーカを作動させ、車両4の運転者に事故発生を報知する。運転者は事故発生を認識することで、事故発生現場の通行を迂回して、事故の2次被害を回避できる。また、事故発生現場付近を通行する車両が事故発生現場を迂回することで、事故発生現場を含む道路が渋滞することを防止又は緩和できる。また、車両用装置40は、図示しない車載カメラにより付近を撮影し、撮影画像GAをサーバ3へ送信する。サーバ3は、撮影画像GAを参照することで、事故発生現場付近の様子を把握でき、事故発生を報知すべき範囲を適切に定めることができる。
なお、車両用装置20及び車両用装置40は、同一の構成を備え、同一の装置として機能する。ただし、前述の通り、車両用装置20と車両用装置40とは、搭載される車両が異なる。すなわち、車両用装置20は事故等を発生した車両2に搭載された場合の車両用装置である。車両用装置40は事故等の発生地点付近を通行する車両4に搭載された場合の車両用装置である。
図3は、車両2に備えられる車両用装置20の構成を示す。車両用装置20は、制御部21、通信部22、記憶部23、画像メモリ24、車載機器25、ナビゲーション装置26、及び自動運転装置27を備える。
制御部21は、CPU、RAM、及びROMを備えたマイクロコンピュータである。制御部21は、車両用装置20が備える他の構成と接続され、装置全体を制御する。制御部21の備える諸機能は後述する。
通信部22は、アンテナ及び無線通信の機能を備え、ネットワークを介してサーバ3と情報通信を行う無線通信機である。通信機能は、例えばWiMAXやLTE等を利用する。
記憶部23は、データを記憶するメモリである。例えば、EEPROMや、フラッシュメモリ、磁気ディスクを備えたハードディスクドライブ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶部23は、IDデータ23a及びプログラム23bを記憶している。
IDデータ23aは、車両2の識別番号である。例えば、「0001」や「0002」等の車両2を識別する番号である。車両2に事故が発生した際、車両用装置20がIDデータ23aをサーバ3に送信することで、サーバ3はどの車両に事故が発生したか把握できる。IDデータ23aは、車両2の識別番号のほか、車両2の種別、車両2の積載物やその重量、車両2の所在する地点、発生した加速度を含む。なお、車両2の種別とは、例えば小型車、中型車、又は大型車の別である。IDデータ23aは、本発明において、特徴データとして機能する。
プログラム23bは、制御部21により読み出され、制御部21が車両用装置20を制御するために実行されるファームウェアである。なお、プログラム23bは、メモリカード等の記憶媒体を介し、又は、外部装置と回線で接続され、車両用装置20に入出力され得る。
画像メモリ24は、車両2に備わる後述のカメラ25bで撮影して取得された画像データを記憶するメモリである。画像メモリ24は、複数の画像データ24aを記憶する。画像メモリ24は記憶容量が限られるため、画像データ24aが記憶容量に達した場合には、新たに取得した画像データを既に記憶した画像データに上書きして記憶する。
車載機器25は、車両2に備わる機器やセンサである。車載機器25は、加速度センサ25a、カメラ25b、及びマイク25cを備える。
加速度センサ25aは、車両用装置20に生じる加速度を測定するセンサである。例えば、静電容量型や半導体ピエゾ抵抗型の3軸加速度センサである。加速度センサ25aは、車両用装置20に生じた加速度を測定し、加速度データとして制御部21へ送信する。
カメラ25bは、車両2の前端、後端、左右サイドミラー下部、及び車室内に取り付けられ、車両2の周辺及び車両内を撮影する。カメラ25bは、車両2が起動している間、常時撮影を行い、画像データを車両用装置20へ送信する。
マイク25cは、車室内に設置され、車両2内外の音声を集音する集音機器である。
ナビゲーション装置26は、後述のGPS受信機26cの受信した信号を利用して車両2の現在位置を測位し、地図情報に基づき目的地まで経路案内を行う装置である。ナビゲーション装置26は、ディスプレイ26a、スピーカ26b、及びGPS受信機26cを備える。
ディスプレイ26aは、文字や図形等を表示し、車両2の運転者に情報を視覚的に提示する表示装置である。例えば、液晶ディスプレイや、有機ELディスプレイである。ディスプレイ26aは、ナビゲーション装置26が経路案内を行う際に地図を表示するほか、付近で発生した事故等を報知するメッセージを表示する。ディスプレイ26aは、ユーザの入力操作を受付けるタッチパネルを備える。
スピーカ26bは、音声を出力する音響機器である。スピーカ26bは、音楽や経路案内を出力するほか、付近で発生した事故等の報知を音声で出力する。
GPS受信機26cは、GPS衛星からの信号を受信するアンテナを備えた受信機である。GPS受信機26cは、GPS衛星のほか、ロシアのグロナス(GLONASS)や、ヨーロッパ共同体のガリレオ(Galileo)等の衛星、及び日本の準天頂衛星から送信される信号を受信してもよい。
自動運転装置27は、ナビゲーション装置26及びカメラ25bの画像等を利用し、車両2に備えられたステアリング、スロットル、ブレーキ、及びトランスミッション等(いずれも図示せず)を制御してアダプティブクルーズコントロール(Adaptive Cruise Control)やレーンキーピングアシスト(Lane Keeping Assist)等を実行し、運転者の操作を介在させずに(あるいは多少介在させて)車両2を目的地まで自動的に走行させる装置である。
前述の制御部21の備える機能について説明する。制御部21は、記録部21a、検出部21b、送信部21c、受信部21d、表示制御部21e、及び操作部21fを備える。
記録部21aは、カメラ25bの取得した画像データ、及びマイク25cが集音した音声データを取得し、画像メモリ24に画像データ24aとして記録する。車両2が起動中、すなわち車両用装置20が起動中には常時記録を行う。記録部21aは、画像メモリ24の残容量がなくなった場合には、既に記録したデータに上書きして、画像データ及び音声データを画像メモリ24に記録する。
検出部21bは、加速度センサ25aの検出した加速度の値を検出する。
送信部21cは、各種データを通信部22を介して、外部のサーバ3へ送信する。送信部21cがサーバ3へ送信するデータは、IDデータ23a、音声データを含む画像データ24a、車両2に発生した加速度データ、及び現在位置データである。
受信部21dは、各種データを通信部22を介して、外部のサーバ3から受信する。受信部21dがサーバ3から受信するデータは、付近で事故等が発生したことを示す緊急信号である。
表示制御部21eは、受信部21dが受信した緊急信号に含まれるメッセージや地図等をディスプレイ26aに表示する。
操作部21fは、ナビゲーション装置26及び自動運転装置27を操作する。すなわち、操作部21fは、ナビゲーション装置26及び自動運転装置27を操作して車両の目的地や走行ルートを設定する。
図4は、ナビゲーション装置26のディスプレイ26aに緊急信号に含まれるメッセージTRが表示され、スピーカ26bから緊急信号に含まれる音声COが報知される例である。
メッセージTRは、事故が発生した旨を報知し、かつ通行の回避走行を促す事故発生メッセージCM、事故発生地点を道路名称等で示す地点メッセージPO、発生した事故の種別HA、事故を生じた車両の種類CL、及び事故を生じた車両の積載物SKを示す付随情報FZを含む。また、ディスプレイ26aに、地図表示ボタンMPを表示し、ユーザが地図表示ボタンMPを押圧した場合に、事故発生地点を地図で示してもよい。この場合、運転者が事故発生地点を詳細に把握でき、事故発生地点の通行を容易に回避できる。
スピーカ26bから報知される音声COは、例えば「追突事故が発生しました。通行を回避して下さい。」、「場所は、国道2号線東行き・松原交差点です。」、及び「北風のため、現場南側を通行しないで下さい。」である。
運転者は、ディスプレイ26aに表示されるメッセージTRを参照することで、及びスピーカ26bから報知される音声COを聴くことで、付近での事故の発生を認識し、事故発生地点への接近を回避できる。これにより、事故の2次被害を受けることを防止できる。
図5は、サーバ3の構成を示す。サーバ3はサーバ装置として機能する。サーバ3は、制御部31、通信部32、及び記憶部33を備える。
制御部31は、CPU、RAM、及びROMを備えたマイクロコンピュータである。制御部31は、サーバ3が備える他の構成と接続され、装置全体を制御する。制御部31の備える諸機能は後述する。
通信部32は、アンテナ及び無線通信の機能を備え、ネットワークを介して車両2の車両用装置30及び車両4の車両用装置40と情報通信を行う無線通信機である。通信機能は、例えばWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)やLTE(Long Term Evolution)等を利用する。
記憶部33は、データを記憶するメモリである。例えば、EEPROM(Electrical Erasable Programmable Read-Only memory)や、フラッシュメモリ、磁気ディスクを備えたハードディスクドライブ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶部33は、ユーザデータ33a、危険度データ33b、距離データ33c、気象データ33d、地図データ33e、及びプログラム33fを記憶している。
ユーザデータ33aは、サーバ3から緊急信号を受信し得る車両、すなわち車両用装置20を搭載する車両に関連するデータである。例えば、ユーザデータ33aは、車両の識別番号、現在位置、走行方向、走行速度、種別、アドレス、カーナビ搭載の有無、自動運転機能の有無等を含むデータ群である。ユーザデータ33aは、本発明において、特徴データとして機能する。
図6は、ユーザデータ33aの例を示す。ユーザデータ33aは、複数のレコードLを備えたデータテーブルである。1つのレコードLは、1台の車両に関する複数のデータを備える。レコードLの備える複数のデータは、識別番号SN、現在位置GE、走行方向IH、走行速度SS、車種SH、通信アドレスAD、ナビゲーション装置の搭載の有無KN、及び自動運転機能の実行の有無JUである。
識別番号SNは、車両を識別するための番号である。例えば、0001等の数値である。現在位置GEは、車両の現在所在する位置である。例えば、緯度経度で示される位置ある。走行方向IHは、車両が現在進行している方向である。例えば、北や南東等の方角で示される方向である。走行速度SSは、車両が現在走行しているスピードである。例えば、時速で示される速度である。車種SHは、車体の大きさ等である。例えば、小型車、中型車、大型車である。通信アドレスADは、電子メールを受信するメールアドレスや無線通信での受信用周波数である。ナビゲーション装置の搭載の有無KNは、車両がナビゲーション装置を搭載しているか否かを示す。自動運転機能の実行の有無JUは、車両が自動運転機能を備え、さらに自動運転を実行しているか否かである。サーバ3は、車両の車両用装置と通信し、ユーザデータ33aを常時更新する。これにより、サーバ3の制御部31は車両に関する最新のデータを参照して制御を実行できる。
再度図4を参照する。危険度データ33bは、車両に事故等が発生した際の周囲の車両に対する危険の度合い(危険度)を導出するためのデータテーブルである。車両の種別や車両に発生した事象に基づき危険度データ33bを参照することで、車両に生じた事故等がどの程度危険であるか把握できる。
図7は、危険度データ33bの例である。危険度データ33bは、3段階のいずれかの危険度KDに対して、事故等の発生時の状況を示す複数のデータが対応付けられたデータテーブルである。危険度KDは例えば、1、5、及び10の3つの度数である。度数が高いほど危険であることを示す。事故等の発生時の状況を示すデータは、加速度KA、発生状態HJ、車種SH、及び積載物SEである。これらデータが3段階の危険度のいずれかに対応付けられている。例えば、危険度KDが「1」に対応付けられた各データは、加速度KAが「0〜1(G)」、発生状態HJが「衝突」、車種SHが「小型車」、及び積載物SEが「なし」である。同様に、危険度KDが5に対応付けられた各データは、「2〜4(G)」、「横転」、「中型車」、及び「燃料」である。さらに同様に、危険度KDが10に対応付けられた各データは、「5(G)以上」、「炎上」、「大型車」、及び「化学物質又は放射性物質」である。決定部31cは、事故等が発生した際に、危険度データ33bを参照して事故等の発生時の状況に基づき、危険度KDの合計値を導出する。すなわち、発生した加速度KAが「2.0(G)」(危険度5)であり、発生状態HJが「衝突」(危険度1)、車種SHが「大型車」(危険度10)、積載物SEが「化学物質」(危険度10)である場合、危険度KDの合計値は26となる。決定部31cは、危険度KDの合計値である26の数値に基づき、緊急信号を送信する範囲を決定する。
再度図4を参照する。距離データ33cは、緊急信号を送信すべき領域である送信領域の外縁を定める距離である。すなわち、事故等の発生現場の中心から送信領域の外縁までの距離である。距離データ33cは、危険度データ33bにより導出された危険度に基づいて導出される。例えば、距離データ33cは、危険度の合計に対して送信領域の半径となる領域距離が割り当てられたデータテーブルである。
図8は、距離データ33cの例である。距離データ33cは、3つの段階の危険度合計値KGと、事故等の発生地点から緊急信号を送信する範囲の外縁までの距離である領域距離RKとを示す。危険度合計値KGと領域距離RKとは、各々対応付けられる。例えば、危険度合計値KGが「1〜5」に対し、領域距離RKは「100m」が対応付けられる。同様に、「16〜25」に対して「1km」、「26〜30」に対して「5km」が対応付けられる。危険度合計値KGが高いほど、発生した事故等が他車両に及ぼす影響が高い。したがって、危険度合計値KGが高いほど、事故等の発生地点から緊急信号を送信する範囲の外縁までの距離を長くすることが効果的である。
再度図4を参照する。気象データ33dは、所定地域における気象状況を示すデータである。例えば、晴れ、曇り、大雨、小雨、及び雪等である。また、気象データ33dは、所定地域における風の強さ並びに向き、気温、及び湿度等を含む。気象データ33dは、気象観測所等の発信する気象情報に基づき、常時更新される。気象データ33dを参照することで、例えば車両が事故を発生した場所の気象状況を判別できる。
地図データ33eは、緯度及び経度に基づく道路の地図情報である。地図データ33eは、道路のほか建物やその種類である施設情報を含む。したがって、例えば車両が事故を発生した場所の緯度及び経度に基づき地図データ33eを参照することで、事故発生現場が何の道路のどこで発生したか、どのような施設の付近かを判別できる。
プログラム33fは、制御部31により読み出され、制御部31がサーバ3を制御するために実行されるファームウェアである。
前述の制御部31の備える機能について説明する。制御部31は、受信部31a、取得部31b、決定部31c、特定部31d、判定部31e、及び送信部31fを備える
受信部31aは、車両用装置20から送信される信号であり、事故等の発生を示す事象信号を受信する。事象信号は、車両2の特徴を示すIDデータを含む信号である。IDデータは、車両2に生じた加速度、事象画像データ、車両2の車種、及び積載物等に関するデータである。事象画像データは、車両2に搭載されたカメラが撮影した事象発生前後の画像データである。また、受信部31aは、車両用装置20から送信される信号であり、事象の発生した位置を示す位置データを受信する。また、受信部31aは、通行画像データを受信する。通行画像データは、事故等の発生場所付近を走行する車両に搭載されたカメラが撮影して取得した画像データである。受信部31aは、本発明において、受信手段として機能する。
取得部31bは、受信部31aの受信した特徴データ、位置データ、事象画像データ、通行画像データ、及び気象データ等を取得する。取得部31bは、これらデータ等を取得すると、制御部31で処理可能な形式にデータの変換を行う。取得部31bは、本発明において、特徴取得手段、地点取得手段、事象画像取得手段、通行画像取得手段、及び気象状況取得手段として機能する。
決定部31cは、緊急信号を送信すべき送信領域を決定する。決定部31cは、前述のIDデータ23a及びユーザデータ33aに基づいて送信領域を決定する。また、決定部31cは、IDデータ23a及びユーザデータ33aに加えて、事象画像データ及び通行画像データに基づいて送信領域を決定する。すなわち、決定部31cは、前述のIDデータ23a及びユーザデータ33aに基づいて送信領域を決定した後、事象画像データ及び通行画像データに基づいて送信領域を修正する。事象画像データ及び通行画像データは、事故発生現場を映像で示すものであるため、事象画像データ及び通行画像データに基づいて送信領域を修正することで、送信領域の範囲をより適切に決定できる。例えば、事象画像データ及び通行画像データが、事故発生現場に火災の発生や、玉突き事故等の2次被害の発生を示していた場合には、送信領域の範囲をより拡大することが適切である。決定部31cは、本発明において、決定手段として機能する。
特定部31dは、緊急信号を送信すべき車両(特定車両)を特定する。具体的には、特定部31dは、決定部31cの決定した送信領域内に所在する車両を特定車両として特定する。また、特定部31dは、事故等の発生地点に接近する方向に移動する車両、及び、所定時間以内に送信領域に進入する車両を特定車両として特定する。すなわち、特定部31dは、決定部31cの決定した送信領域内外に所在する車両の種別に基づき、特定車両を特定する。特定部31dは、本発明において、特定手段として機能する。
判定部31eは、記憶部33に記憶されているユーザデータ33aを参照し、特定部31dが特定した車両にナビゲーション装置が搭載されているか否か判定する。また、判定部31eは、記憶部33に記憶されているユーザデータ33aを参照し、特定部31dが特定した車両に自動運転機能により自動運転が実行されているか否か判定する。判定部31eは、本発明において、ナビゲーション判定手段及び自動運転判定手段として機能する。
送信部31fは、緊急信号を生成し、生成した緊急信号を特定部31dが特定した車両へ送信する。緊急信号は、特定車両の運転者に対するメッセージである。メッセージは、事故等が発生した旨及び発生場所等である。送信部31fは、本発明において、送信手段として機能する。
図9は、化学物質を積載した大型の車両2が幹線道路KKを東側に向けて交差点を走行中に他の車両と衝突した例を示す。また図9は、衝突事故の発生地点Xから緊急信号を送信する送信範囲RPの外縁RE、及び、事故の発生地点Xの周辺を走行する複数の車両4a、4b、4c、4d、及び4eを示す。
サーバ3の決定部31cは、例えば車両2が衝突して加速度0.5(G)を生じた場合、危険度合計値KG等に基づき、5kmの領域距離RKを導出し、緊急信号を送信する送信範囲RPを決定する。
ここで、車両4a及び4bは送信範囲RPの範囲内、すなわち送信範囲RPの外縁REの内側を走行する車両である。特に、車両4bは、衝突事故の発生地点Xに接近する方向に走行する車両である。このため、車両4a及び4bは、特定部31dにより特定車両に特定され、送信部31fにより緊急信号が送信される。送信範囲RPの範囲内を走行する車両は、事故の発生地点の付近を走行しているため事故の2次被害を受ける恐れが高いからである。特定部31dは、ユーザデータ33a等を参照し、各車両の現在位置を導出することで、車両4a及び4bを特定車両に特定できる。
また、車両4cは、送信範囲RPの範囲外から衝突事故の発生地点Xに接近する方向に走行する車両である。車両4cもまた、特定車両に特定され、緊急信号が送信される。送信範囲RPの範囲外を走行する車両であっても、事故の発生地点Xに接近する方向に走行する車両4cは、走行を継続すれば事故の2次被害を受ける恐れがあるからである。緊急信号が送信部31fにより車両4cに送信されることで、車両4cの運転者は当初走行予定の進行方向c1から進行方向c2へ転換することにより、事故発生地点Xの通行を回避し、事故の2次被害の発生を防止できる。特定部31dは、ユーザデータ33aを参照し、各車両の現在位置及び移動方向を導出することで、車両4cを特定車両に特定できる。
また、車両4dは、所定時間d1以内に送信範囲RPに進入する車両である。このため、車両4dもまた、特定車両に特定され、緊急信号が送信される。送信範囲RPの範囲外を走行する車両であっても、所定時間d1以内に送信範囲RPに進入する車両4dは、走行を継続すれば事故の2次被害を受ける恐れがあるからである。特定部31dは、ユーザデータ33aを参照し、各車両の現在位置、移動方向、及び走行速度を導出することで、車両4dを特定車両に特定できる。
また、車両4eは、送信範囲RPの範囲外を走行する車両であり、事故の発生地点Xに接近する方向に走行する車両でなく、かつ所定時間以内に送信範囲RPに進入する車両でもない。このような車両は、事故の2次被害を受ける恐れがないため、特定部31dにより特定車両に特定されることなく、さらに送信部31fにより緊急信号が送信されることがない。これにより、サーバ3は、不必要な緊急信号の送信を回避し、処理負荷の増加を防止できる。
<1−4.処理工程>
次に、図10ないし図13を参照し、処理工程を説明する。以下に示す処理工程は、所定周期で繰り返し実行される。
図10は、事故等の事象が発生した車両2備える車両用装置20の処理工程を示す。
処理が開始されると、検出部21bが、加速度センサ25aから送信される加速度データの絶対値が所定値より大きいか否か判断する(ステップS01)。所定値は、例えば0.3(G)である。急ブレーキや衝突が発生したと推定できる加速度値であればよい。なお、加速度データの絶対値を用いるのは、急ブレーキや衝突が発生すると加速度はマイナスの値として検出されるため、便宜上絶対値を用いるのが簡明だからである。
検出部21bが、加速度データは所定値より大きくないと判断すると(ステップS01でNo)、サーバ3への通知等を何ら行わずに処理は終了する。このような場合にまでサーバ3へ事象の発生を通知すると、サーバ3の負荷を不必要に増加させるからである。
一方、検出部21bが加速度データは所定値より大きいと判断すると(ステップS01でYes)、送信部21cが、事故等の発生した旨を示す事象信号を生成する(ステップS02)。事象信号は、記憶部23に記憶されているIDデータ23a及び発生した加速度の値を含むデータである。
送信部21cは、事象信号を生成すると、生成した事象信号をサーバ3へ送信する(ステップS03)。
送信部21cは、事象信号を送信すると、画像メモリ24に記憶されている事象画像データ24aを読み出す(ステップS04)。特に、加速度が発生した前後数十秒間の事象画像データ24aを読み出す。かかる期間に撮影された画像が、発生した事故等の事象の様子を捉えているからである。
送信部21cは、事象画像データ24aを読み出すと、読み出した事象画像データ24aをサーバ3に送信する(ステップS05)。サーバ3において、サーバ3の管理者が事象画像データ24aを参照することで、事象信号の解析のみでは判明しない、事故現場の様子が明瞭となる。これにより、緊急信号の送信範囲やメッセージの内容をより適切に設定できる。送信部21cが事象画像データ24aを送信すると処理は終了する。
図11は、サーバ3の処理工程を示す。処理が開始されると、受信部31aが車両用装置20から送信される事象信号を受信したか否か判断する(ステップS11)。
受信部31aが、車両用装置20から送信される事象信号を受信したか否か判断する(ステップS11)。
受信部31aが、車両用装置20から送信される事象信号を受信しないと判断すると(ステップS11でNo)、処理は終了する。事象信号を受信しない以上、何ら処理を実行する必要がないからである。サーバ3は事象信号を受信するまで待機すればよい。
一方、受信部31aが車両用装置20から送信される事象信号を受信したと判断すると(ステップS11でYes)、取得部31bが、事象信号に含まれる車両用装置20のIDデータ23aを取得する(ステップS12)。取得部31bは、IDデータ23aを取得すると、IDデータ23aに含まれる車両2の所在する地点を示す地点データ等を取得する(ステップS13)。さらに取得部31bは、車両用装置20から送信される事象画像データを取得する(ステップS14)。
取得部31bが一連のデータを取得すると、送信部31fは、事故等の発生現場付近を通行する車両に対し、現場付近を撮影した画像である通行画像データを送信するよう要請する依頼信号を送信する(ステップS15)。送信部31fは、取得部31bが取得した地点データと記憶部33に記憶されているユーザデータ33aとに基づき、事故等の発生現場付近を通行する車両を特定して、依頼信号を送信する。
送信部31fが依頼信号を送信すると、受信部31aが、依頼信号を送信した車両から返信される通行画像データを受信する。取得部31bは、受信部31aが受信した通行画像データを取得し、通行画像データを制御部31で処理可能な方式に変換する(ステップS16)。
取得部31bが通行画像データを取得すると、決定部31cは、緊急信号を送信する領域である送信領域を決定する(ステップS17)。決定部31cは、前述の通り、車両用装置20が送信した事象信号に含まれるIDデータ23a及び記憶部33が記憶しているユーザデータ33aを参照し、送信領域を決定する。例えば、事発生地点から半径5kmの円形領域を送信領域に決定する。さらに、サーバ3の管理者が事象画像データ及び通行画像データを参照し、事故発生地点に例えば火災が発生しているのを確認した場合には、送信領域の半径を5km以上に拡大してもよい。一方、管理者が事故等が既に収束している様子を確認した場合には、送信領域の半径を5km以下に縮小してもよい。なお、事象画像データ及び通行画像データを管理者が参照するのではなく、パターンマッチング等の画像処理により現場の様子を把握してもよい。この場合、管理者が介在せず、迅速な処理が可能となる。
決定部31cが送信領域を決定すると、取得部31bが、送信領域の内部及び付近を走行する車両の種別(車両種別)を取得する(ステップS18)。車両種別とは、送信領域の内部及び付近を走行する車両の走行状態である。すなわち、送信領域の内部を走行する車両であるか、事故発生地点に接近している車両であるか、又は所定時間後に送信領域の内部に進入する車両であるかの走行状態の区別である。
図12は、取得部31bが車両種別を取得する処理工程である。取得部31bは、記憶部33に記憶されているユーザデータ33aを参照し、送信領域の内部を走行している車両の識別番号を取得する(ステップS31)。
次に、取得部31bは、送信領域の内部及び付近を走行している車両のうち、事故発生地点に接近している車両の識別番号を取得する(ステップS32)。
次に、取得部31bは、送信領域の内部及び付近を走行している車両のうち、所定時間後に送信領域の内部に進入する車両の識別番号を取得する(ステップS33)。取得部31bが3種の識別番号を取得すると、処理は図11のステップS19に進む。
再度図11を参照する。取得部31bが車両の識別番号を取得すると、特定部31dが、取得部31bが取得した識別番号の車両に対し、緊急信号を送信する車両(特定車両)に特定する(ステップS19)。
特定部31dが緊急信号を送信する車両を特定すると、取得部31bが、記憶部33に記憶されている気象データ33dを参照し、事故発生地点の気象状態を取得する(ステップS20)。事故発生地点の気象状態とは、事故発生地点における風の強さや向き及び天気等である。
取得部31bが気象状態を取得すると、判定部31eがユーザデータ33aを参照し、特定車両がナビゲーション装置を備えているか否か判定する(ステップS21)。
判定部31eが、特定車両がナビゲーション装置を備えていると判定すると(ステップS21でYes)、送信部31fが、事故発生地点の通行を回避する回避ルートを生成する(ステップS22)。この際、送信部31fは、事故等の発生した車両が化学物質等を積載している場合や火災が発生している場合には、事故発生地点の風下側の通行も回避する回避ルートを生成する。
一方、判定部31eが、特定車両がナビゲーション装置を備えていないと判定した場合(ステップS21でNo)、及び送信部31fが事故発生地点の通行を回避する回避ルートを生成した場合、処理はステップS23に進む。
ステップS23では、判定部31eがユーザデータ33aを参照し、特定車両が自動運転を実行しているか否か判定する(ステップS23)。
判定部31eが、特定車両が自動運転を実行していると判定すると(ステップS23でYes)、送信部31fが、事故発生地点の通行を回避する運転をさせる指示(回避運転指示)を生成する(ステップS24)。この際、送信部31fは、前述と同様に、所定の場合に事故発生地点の風下側の通行も回避する指示を生成する。
一方、判定部31eが、特定車両が自動運転を実行していないと判定した場合(ステップS23でNo)、及び送信部31fが回避運転指示を生成した場合、処理はステップS25へ進む。
ステップS25では、送信部31fが、緊急信号を生成する(ステップS25)。すなわち、送信部31fは、事故が発生した旨、事故発生地点、事故の種別、車種、並びに積載物を示す画像メッセージ、及び音声メッセージを生成する。さらに送信部31fは、画像メッセージ及び音声メッセージに加えて、ナビゲーション装置の装着車に対しては回避ルートデータを付加し、自動運転中の車両に対しては回避運転指示データを付加して、緊急信号を生成する。
送信部31fは、緊急信号を生成すると、特定部31dが特定した特定車両に対して緊急信号を送信する(ステップS26)。送信部31fが緊急信号を送信すると、サーバ3の一連の処理工程は終了する
図13は、事故発生地点の付近を通行する車両4の備える車両用装置40の処理工程を示す。なお、前述の通り、車両用装置40は車両用装置20と同一構成のため、図3に示す車両用装置20の構成を参照しつつ車両用装置40の処理工程を説明する。
処理が開始されると、受信部21dが通行画像データの送信を依頼する依頼信号を受信したか否か判断する(ステップS41)。
受信部21dが依頼信号を受信したと判断すると(ステップS41でYes)、送信部21cは、画像データ24aを画像メモリ24から読み出し(ステップS42)、読み出した画像データ24aを通行画像データとしてサーバ3に送信する(ステップS43)。
一方、受信部21dが依頼信号を受信しないと判断すると(ステップS41でNo)、受信部21dが、緊急信号を受信したか否か判断する(ステップS44)。
受信部21dが緊急信号を受信したと判断すると(ステップS44でYes)、表示制御部21eが、緊急信号に含まれる緊急情報となる画像メッセージをディスプレイ26aに表示する(ステップS45)。また、表示制御部21eは、音声メッセージをスピーカ26bから報知する(ステップS45)。これにより、車両4の運転者は、事故の発生を認識すると共に事故の発生地点を把握できるので、事故の発生地点を回避する通行を行うことにより、事故の2次被害を受けることを防止できる。
一方、受信部21dが緊急信号を受信しないと判断した場合(ステップS44でNo)、及び表示制御部21eが画像メッセージを表示して音声メッセージを報知した場合、受信部21dは、ナビゲーション装置の経路案内に対する回避ルートデータを受信したか否か判断する(ステップS46)。
受信部21dが回避ルートデータを受信したと判断すると(ステップS46でYes)、操作部21fが、回避ルートで経路案内するようナビゲーション装置を操作する(ステップS47)。これにより、車両4の運転者は円滑に事故発生地点を回避できる。また、車両4の運転者は土地勘がなくとも安全に事故発生地点を回避できる。
一方、受信部21dが回避ルートデータを受信しないと判断した場合(ステップS46でNo)、及び操作部21fが回避ルートでナビゲーション装置を操作した場合、操作部21fが、車両4が自動運転中であるか否か判断する(ステップS48)。
操作部21fが、車両4が自動運転中であると判断すると(ステップS48でYes)、受信部21dが、自動運転装置27に対する自動運転指示を受信したか否か判断する(ステップS49)。
受信部21dが自動運転指示を受信したと判断すると(ステップS49でYes)、操作部21fが、事故発生地点の回避運転を行うよう自動運転装置27に指示を行う(ステップS50)。これにより、車両4の乗車者は自動運転によって不意に事故発生地点に進入することを防止できる。また、自動運転装置27に対する自動運転指示を行った旨を乗車者に報知してもよい。この場合、車両4が自動運転指示により乗車者の予想と異なる進路を取った場合でも、乗車者は事故発生地点の回避のためと認識し、安心して乗車できる。また、自動運転装置27に対して自動運転指示を行うか否かを乗車者が選択できるようにしてもよい。この場合、乗車者の走行ルート選定の自由度が向上する。
一方、操作部21fが自動運転中でないと判断した場合(ステップS48でNo)、受信部21dが自動運転指示を受信しないと判断した場合(ステップS49でNo)、及び操作部21fが回避運転の指示を自動運転装置27に行った場合、処理は終了する。処理は所定の周期を経て、再びステップS41を実行する。
以上の通り、本実施の形態に係るサーバは、車両に事故等の所定の事象が発生したことを報知する信号を送信すべき領域を決定し、かかる領域に所在する車両を特定し、特定した車両に対して信号を送信する。これにより、事象の発生した地点に係わらない車両、及び特定車両でない車両に対する信号の送信を防止できる。すなわち、事故等の発生の報知を受信する必要のない車両には信号が送信されないので、かかる車両の乗車者は煩わしさを感じことがない。また、サーバは、送信する必要のない信号の送信を省略でき、処理負担を軽減できる。
<2.変形例>
本発明は、上記実施の形態に限定されず、変形可能である。以下、本発明の変形例を説明する。なお、上記及び以下に説明する実施の形態は、適宜組み合わせ得る。
上記実施の形態では、緊急信号の送信領域を円形で示したが、送信領域は円形でなくともよい。四角形等の多角形でもよい。地形や道路に応じて湾曲した形状でもよい。要するに、発生した事故等が他者に与える危険の大きさ基づき、事故等の発生場所から所定距離の地点を結んだ形状であればよい。
また、上記実施の形態では、車両用装置20及び40は、車両に搭載されるとした。しかし、車両用装置20及び40は、車両に常時積載されなくともよい。すなわち車両用装置20及び40は、車両に常時積載される、いわゆる車載装置には限られない。車両外部でも使用できる携帯装置であってもよい。
また、上記実施の形態では、車両用装置20及び40は、送信システム1内で実行する構成を車両用装置内に備えた。しかし、車両用装置20及び40は、送信システム1内で実行する構成の一部をネットワークで接続されたサーバで実行してもよい。すなわち、車両用装置20及び40の備える構成の一部をいわゆるクラウドコンピューティングで実現してもよい。
また、ハードウェアとして説明した構成をソフトウェアで実現してもよい。一方、ソフトウェアとして説明した機能をハードウェアで実現してもよい。また、ハードウェア又はソフトウェアをハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実現してもよい。
1 送信システム
2 車両
3 サーバ
4 車両
20 車両用装置
30 車両用装置
40 車両用装置

Claims (12)

  1. サーバであって、
    複数の車両のいずれかに所定の事象が発生したことを示す事象信号を受信する受信手段と、
    前記事象が発生した車両の特徴を示す特徴データを取得する特徴取得手段と、
    前記事象が発生した発生地点を取得する地点取得手段と、
    前記事象信号の受信に応答して、前記特徴データと前記発生地点とに基づき、前記事象の発生を報知する送信信号を送信すべき送信領域を決定する決定手段と、
    前記複数の車両のうち前記送信領域に所在する車両を特定車両として特定する特定手段と、
    前記特定車両に対して前記送信信号を送信する送信手段と、
    を備え、
    前記決定手段は、前記事象の発生地点から前記特徴データによる危険度に応じた距離の領域を前記送信領域に決定することを特徴とするサーバ。
  2. 請求項1に記載のサーバにおいて、
    前記事象が発生した車両が備えるカメラで取得された事象画像データを取得する事象画像取得手段、
    をさらに備え、
    前記決定手段は、前記事象画像データに基づき、前記送信領域を決定することを特徴とするサーバ。
  3. 請求項1ないしのいずれかに記載のサーバにおいて、
    前記発生地点の付近を通行する車両が備えるカメラで取得された通行画像データを取得する通行画像取得手段、
    をさらに備え、
    前記決定手段は、前記通行画像データに基づき、前記送信領域を決定することを特徴とするサーバ。
  4. 請求項1ないしのいずれかに記載のサーバにおいて、
    前記特定手段は、前記送信領域に所在する車両の種別に基づき、前記特定車両を特定することを特徴とするサーバ。
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載のサーバにおいて、
    前記特定手段は、前記事象の発生地点に接近する方向に移動する車両を前記特定車両として特定することを特徴とするサーバ。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載のサーバにおいて、
    前記特定手段は、所定時間以内に前記送信領域に進入する車両を前記特定車両として特定することを特徴とするサーバ。
  7. 請求項1ないしのいずれかに記載のサーバにおいて、
    前記特定車両が、目的地までのルートを案内するナビゲーション装置を備えるナビゲーション車両か否かを判定するナビゲーション判定手段、
    をさらに備え、
    前記送信手段は、前記特定車両が前記ナビゲーション車両である場合は、前記事象の発生地点の通行を回避するように前記ルートを変更する信号を含む前記送信信号を送信することを特徴とするサーバ。
  8. 請求項1ないしのいずれかに記載のサーバにおいて、
    前記特定車両が、自動運転機能を有する自動運転車両か否かを判定する自動運転判定手段、
    をさらに備え、
    前記送信手段は、前記特定車両が前記自動運転車両である場合は、該自動運転車両に前記事象の発生地点の通行を回避するように指示する信号を含む前記送信信号を送信することを特徴とするサーバ。
  9. 請求項1ないしのいずれかに記載のサーバにおいて、
    前記事象の発生地点の気象状況を取得する気象状況取得手段、
    をさらに備え、
    前記送信手段は、前記気象状況に応じた報知内容を含む前記送信信号を送信することを特徴とするサーバ。
  10. 複数の車両に搭載される複数の車両用装置と、送信信号を送信するサーバとを備える送信システムであって、
    前記複数の車両用装置はそれぞれ、
    該車両用装置が搭載される前記車両に所定の事象が発生したことを検出する事象検出手段と、
    該車両用装置が搭載される前記車両に所定の事象が発生したことを示す事象信号を前記サーバへ送信する事象送信手段と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記事象信号を受信する受信手段と、
    前記事象が発生した車両の特徴を示す特徴データを取得する特徴取得手段と、
    前記事象が発生した発生地点を取得する地点取得手段と、
    前記事象信号の受信に応答して、前記特徴データと前記発生地点とに基づき、前記事象の発生を報知する送信信号を送信すべき送信領域を決定する決定手段と、
    前記複数の車両のうち前記送信領域に所在する車両を特定車両として特定する特定手段と、
    前記特定車両に対して前記送信信号を送信する送信手段と、
    を備え
    前記決定手段は、前記事象の発生地点から前記特徴データによる危険度に応じた距離の領域を前記送信領域に決定することを特徴とする送信システム。
  11. 送信信号を送信する送信方法であって、
    (a)複数の車両のいずれかに所定の事象が発生したことを示す事象信号を受信する工程と、
    (b)前記事象が発生した車両の特徴を示す特徴データを取得する工程と、
    (c)前記事象が発生した発生地点を取得する工程と、
    (d)前記事象信号の受信に応答して、前記特徴データと前記発生地点とに基づき、前記事象の発生を報知する送信信号を送信すべき送信領域を決定する工程と、
    (e)複数の車両のうち前記送信領域に所在する車両を特定車両として特定する工程と、
    (f)前記特定車両に対して前記送信信号を送信する工程と、
    を備え
    前記送信領域を決定する工程は、前記事象の発生地点から前記特徴データによる危険度に応じた距離の領域を前記送信領域に決定する工程であることを特徴とする送信方法。
  12. コンピュータによって実行可能なプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    (a)複数の車両のいずれかに所定の事象が発生したことを示す事象信号を受信する工程と、
    (b)前記事象が発生した車両の特徴を示す特徴データを取得する工程と、
    (c)前記事象が発生した発生地点を取得する工程と、
    (d)前記事象信号の受信に応答して、前記特徴データと前記発生地点とに基づき、前記事象の発生を報知する送信信号を送信すべき送信領域を決定する工程と、
    (e)前記複数の車両のうち前記送信領域に所在する車両を特定車両として特定する工程と、
    (f)前記特定車両に対して前記送信信号を送信する工程と、
    を実行させ
    前記送信領域を決定する工程は、前記事象の発生地点から前記特徴データによる危険度に応じた距離の領域を前記送信領域に決定する工程であることを特徴とするプログラム。
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