JP2018169667A - 運転情報記録システム、運転情報記録方法、及びプログラム - Google Patents

運転情報記録システム、運転情報記録方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018169667A
JP2018169667A JP2017064623A JP2017064623A JP2018169667A JP 2018169667 A JP2018169667 A JP 2018169667A JP 2017064623 A JP2017064623 A JP 2017064623A JP 2017064623 A JP2017064623 A JP 2017064623A JP 2018169667 A JP2018169667 A JP 2018169667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driving
driving information
information
recording system
timing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017064623A
Other languages
English (en)
Inventor
陽介 服部
Yosuke Hattori
陽介 服部
山口 達夫
Tatsuo Yamaguchi
達夫 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2017064623A priority Critical patent/JP2018169667A/ja
Publication of JP2018169667A publication Critical patent/JP2018169667A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】自動運転車両で用いられている様々な情報を有効に活用することができるように記録する運転情報記録システムを提供する。【解決手段】運転情報記録システム1は、自動運転車両20の制御部21と通信を行って、自動運転を行うために必要な周辺環境情報、及び、自動運転車両の制御情報を運転情報13として取得する運転情報取得部10と、周辺環境情報に基づいて、自動運転車両に所定値以上の大きさの衝撃が加わったタイミング、及び、所定のイベントが発生したタイミングを検知するタイミング検知部11と、運転情報13とタイミングに関するタイミング情報14を記憶する記憶部12とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、運転情報記録システム、運転情報記録方法、及びプログラムに関する。
従来から、車両に搭載されたカメラによって画像を撮影し、事故が発生したときに外部装置に送信するドライブレコーダが知られていた。特許文献1は、カメラレンズの死角をなくすことを目的として、360°の全景を撮影するドライブレコーダを開示している。
特開2016−92814号公報
近年、自動運転車両の研究及び開発が盛んに行われている。自動運転車両では、車両が自律的に走行するために周囲の様々な情報を取得すると共に、自動運転車両を走行させるための制御情報を生成している。
本発明は、自動運転車両で用いられている様々な情報を有効に活用することができるように記録する運転情報記録システムを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。また、特許請求の範囲及びこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明の運転情報記録システム(1)は、自動運転車両(20)の制御部と通信を行って、自動運転を行うために必要な周辺環境情報、及び、自動運転車両(20)の制御情報を運転情報(13)として取得する運転情報取得部(10)と、前記運転情報(13)に基づいて、前記自動運転車両(20)に所定値以上の大きさの衝撃が加わったタイミング、及び、所定のイベントが発生したタイミングを検知するタイミング検知部(11)と、前記運転情報(13)と前記タイミングに関するタイミング情報(13)を記憶する記憶部(12)とを備える。
この構成により、自動運転車両(20)がその運転制御のために取得している周辺環境情報、及び制御情報を運転情報(13)として記録しておくことができ、後で、有効に活用し得る。
第1の実施の形態の運転情報記録システムの構成を示す図である。 運転情報記録システムが検知するイベントの例を示す図である。 記憶部に記憶されるタイミング情報の例を示す図である。 第1の実施の形態の運転情報記録システムの動作を示す図である。 第2の実施の形態の運転情報記録システムの動作を示す図である。 第3の実施の形態の運転情報記録システムの構成を示す図である。 第3の実施の形態の運転情報記録システムの動作を示す図である。 第4の実施の形態の運転情報記録システムの動作を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する場合の一例を示すものであって、本発明を以下に説明する具体的構成に限定するものではない。本発明の実施にあたっては、実施の形態に応じた具体的構成が適宜採用されてよい。
(第1の実施の形態)
図1を参照して、第1の実施の形態に係る運転情報記録システム1について説明する。第1の実施の形態の運転情報記録システム1は、自動運転車両20に搭載して用いられる端末装置によって構成される。運転情報記録システム1の説明に先立って、自動運転車両20について説明する。
自動運転車両20は、GPS、カメラ、レーダー等のセンサ23によって車両の現在位置や周辺の情報を取得し、取得した情報に基づいて自動的に走行する車両である。自動運転車両20の周辺環境情報生成部22は、センサ23で取得した情報から、自動運転に必要な周辺環境情報を生成する。周辺環境情報は、例えば、車両周辺の移動物体の移動軌跡、速度、静止物体の位置、車線上における自車両の位置、走行速度、方向、道路上にある障害物や、道路標識、信号等の情報である。制御部21は、周辺環境情報に基づいて自動運転車両20の制御を行うための制御情報を生成する。制御情報は、例えば、周辺環境に基づいて決定される予定走行軌跡、及び予定走行軌跡に従って走行するためのアクセル、ブレーキ、ハンドルの制御値、ウィンカーやヘッドライトの点灯を制御する情報である。本明細書においては、周辺環境情報と制御情報とを総称して「運転情報」という。
続いて、運転情報記録システム1について説明する。運転情報記録システム1は、運転情報取得部10と、タイミング検知部11と、記憶部12とを有している。運転情報取得部10は、自動運転車両20の制御部21から運転情報13を取得する機能を有している。このとき取得した運転情報13には、前述した周辺環境情報および制御情報に加えて運転情報13が生成された時刻の情報が付加されている。運転情報取得部10は、取得した運転情報13を記憶部12に記憶する。
タイミング検知部11は、運転情報13に基づいて、所定値以上の大きさの衝撃があったタイミングおよび所定のイベントが発生したタイミングを検知する機能を有している。所定値以上の大きさの衝撃があったか否かは、自動運転車両20の加速度が所定の閾値を超えたか否かによって判定することができる。なお、所定値以上の大きさの衝撃は、自動運転車両20が事故に巻き込まれたか否かを判定するものである。
本実施の形態のタイミング検知部11が検知する所定のイベントは、自車両の交通事故の発生とは異なり、従来のドライブレコーダでは検知し得なかったイベントである。本実施の形態の運転情報記録システム1は、自動運転車両20で用いている運転情報13を取得して利用している。運転情報13は自動運転を実現するための詳細な情報なので、従来のドライブレコーダでは検知し得なかったイベントの発生を検知することができる。例えば、周辺の移動物体と自車両の移動軌跡に基づいて、事故には至らなかった危険な状況を検知したり、カメラ画像に基づいて、交通事故とは関係のない自車両へのコンタクトを検知することができる。また、交通事故とは無関係な事件等のイベントもカメラ画像を用いて検知することができる。
本実施の形態の運転情報記録システム1が検知するイベントは、図2に示すように、自車両の接触事故、移動物体の急接近、移動物体の接近、人間が車両に触れたこと、駐車場にいること、他車両による交通事故、事件等である。以下、それぞれのイベントについて説明する。
自車両の接触事故は、自動運転車両20が他の車両等と接触したり、ガードレールをこすったりする事故である。自車両の接触事故は、運転情報13に含まれる周辺画像を分析することによって、検知することができる。
移動物体の急接近は、他の車両やバイクなどの移動物体が自車両に向かって、所定の閾値以上の速度で接近してきたことである。移動物体の急接近は、他の車両の移動軌跡、速度と、自車両の移動軌跡、速度から計算することができる。
移動物体の接近は、移動物体が接近して自動運転車両(20)との距離が閾値以下になったことである。移動物体との距離は、カメラで撮影した画像の解析や、レーザーレーダーによるセンシング結果から求めることができる。このイベントは、移動物体の急接近の場合とは異なり、移動物体と自動運転車両(20)との相対速度にかかわらず、移動物体が自動運転車両(20)に接近しすぎていることを検知するものである。
人間が車両に触れたことは、運転情報13に含まれる周辺画像を分析することによって、検知することができる。人間が車両に触れたイベントを検知するのは、自動運転車両20に対して、いたずら等をされたときの画像を記録しておくためである。
駐車場にいることは、自動運転車両20の現在位置と地図の情報を重ね合わせることにより、計算することができる。
他車両による交通事故は、運転情報13に含まれる周辺画像を分析することによって、検知することができる。交通事故の多数の画像を用いて交通事故の特徴量を学習しておくことで、周辺画像に基づいて交通事故を検知することができる。
事件は、例えば、火事、ひったくり、喧嘩等である。事件が発生している多数の画像を用いて事件の画像の特徴量を学習しておくことで、周辺画像に基づいて事件を検知することができる。
なお、タイミング検知部11が検知するイベントは上記に限定されるものではない。また、ユーザが検出したいイベントを任意に設定することができるようにしてもよい。
タイミング検知部11は、イベントを検知すると、図3に示すように、イベントが発生した日時とイベントの内容を関連付けてタイミング情報14を生成し、記憶部12に記憶する。図3に示す例では、2017年3月1日10:10に移動物体が急接近したというイベント、3月1日12:15に駐車場にいるというイベント、3月1日14:00に誰かが車両に触れたというイベントが記憶されている。
次に、図4を参照して運転情報記録システム1の動作について説明する。運転情報記録システム1は、自動運転車両20の制御部21から運転情報13を取得し(S10)、取得した運転情報13を記憶部12に記憶する(S11)。次に、運転情報記録システム1は、運転情報13に基づいて、イベントが発生したかどうかを判定する(S12)。イベントが発生していない場合には(S12でNO)、運転情報13を取得するステップS10に戻る。イベントが発生している場合には(S12でYES)、運転情報記録システム1は、イベントが発生したタイミングを検知し(S13)、記憶部12にタイミング情報14を記録する(S14)。
運転情報記録システム1は、図4に示す動作を繰り返し行う。運転情報記録システム1は、自動運転車両20のエンジンが入っているときだけ運転情報13を記録することとしてもよいし、エンジンが入っていないときにも運転情報13を記録することとしてもよい。エンジンが入っていないときに運転情報13を記録することにより、自動運転車両20を駐車し、ドライバが車両を離れているときにされた車両に対するいたずらの画像を記録することができる。
以上、実施の形態の運転情報記録システム1について説明したが、運転情報記録システム1が実行する機能の一部または全部を、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよいし、プログラムによって構成してもよい。非遷移的実体的に格納されたプログラムを読み出して、コンピュータによって実行することにより、上述した運転情報記録システム1の各機能が実現される。このようなプログラムも本発明の範囲に含まれる。
第1の実施の形態の運転情報記録システム1は、所定値以上の大きさの衝撃が加わったタイミング、すなわち事故が発生したと思われるタイミングに加え、所定のイベントが発生したタイミングを検知する。本実施の形態で例示しているイベント(図2参照)は、いずれも従来のドライブレコーダでは、捕捉することができないイベントである。このような所定のイベントの発生タイミングを検知してタイミング情報14として記録しておくことで、記憶部12に記憶された膨大な運転情報13の中から所望のイベントが発生したときの運転情報13を容易に探し出すことができる。
この構成により、運転情報記録システム1で記録した運転情報13を事故原因の究明等とは異なる他の目的にも有効に活用することができる。例えば、移動物体の急接近というイベント発生時の運転情報13を利用することで、事故には至らなかったがヒヤリとした場面において、その原因が何であったかを分析することができる。人間が車両に触れたというイベント発生時の運転情報13を利用することで、車両に対していたずらを行った犯人の特定に活用することができる。ひったくり等の事件のイベント発生時の運転情報13を利用することで、犯人の特定に活用することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態の運転情報記録システムについて説明する。第2の実施の形態の運転情報記録システムの基本的な構成は、第1の実施の形態の運転情報記録システム1と同じであるが(図1参照)、第2の実施の形態においては、運転情報記録システムは、イベントが発生したときの運転情報13を記録し、イベントが発生していないときの運転情報13を記録しない構成を有している。
図5を参照して、第2の実施の形態の運転情報記録システムの動作について説明する。運転情報記録システムは、自動運転車両20の制御部21から運転情報13を取得し(S20)、運転情報13に基づいて、イベントが発生したかどうかを判定する(S21)。イベントが発生していない場合には(S21でNO)、運転情報13を取得するステップS20に戻る。
イベントが発生している場合には(S21でYES)、運転情報記録システムは、イベントが発生したタイミングを検知する(S22)。運転情報記録システムは、イベントが発生した日時の前後の所定期間の運転情報13を切り出す(S23)。切り出すべき所定期間は、イベント毎に設定してもよい。例えば、接触事故のイベントの場合には、イベント発生前1分間からイベント発生後1分間とし、他車両による交通事故のイベントの場合には、イベント発生前2分間からイベント発生後2分間というようにしてもよい。
運転情報記録システムは、タイミング情報14とそのイベント発生時の運転情報13とを記憶部12に記録する(S24)。運転情報記録システムは、図5に示す動作を繰り返し行う。
以上、第2の実施の形態の運転情報記録システムの構成および動作について説明した。第2の実施の形態の運転情報記録システムは、第1の実施の形態の運転情報記録システム1と同様に、運転情報13を様々な目的に有効活用できるという効果を有する。これに加え、第2の実施の形態の運転情報記録システムは、イベント発生時の運転情報13だけを記憶部12に記憶するので、記憶部12の容量を削減することができる。
なお、第2の実施の形態の運転情報記録システムでは、イベント発生時の運転情報13を切り出して記憶部12に記録するというフローで処理を行う例を挙げたが、最初に運転情報13をすべて記録しておき、記録した運転情報13の容量が所定値に達したときに、イベント発生時の運転情報13を残して、その他の運転情報13を削除することとしてもよい。
(第3の実施の形態)
次に、図6を参照して、第3の実施の形態の運転情報記録システム3について説明する。第3の実施の形態の運転情報記録システム3は、自動運転車両20に搭載される端末装置30と、端末装置30と通信可能に接続されたサーバ31と有する。
端末装置30は、運転情報取得部10と、タイミング検知部11と、通信部15とを有している。運転情報取得部10、及び、タイミング検知部11の構成は、第1の実施の形態の運転情報記録システム1の運転情報取得部10、及びタイミング検知部11と同じである。通信部15は、サーバ31との通信を行う機能を有する。端末装置30は、運転情報取得部10にて取得した運転情報13、及び、タイミング検知部11にて検知したタイミング情報14、すなわち、イベント発生日時とイベントの内容の情報を通信部15を介して、サーバ31に送信する。
サーバ31は、端末装置30と通信を行う通信部16と、端末装置30から受信した運転情報13およびタイミング情報14を記録する記憶部12を有している。サーバ31が有する記憶部12に記憶される情報は、第1の実施の形態で説明した記憶部12に記録される情報と同じである。ただし、サーバ31には、複数の端末装置30で取得した複数の自動運転車両20の運転情報13を記録している点は異なる。
次に、図7を参照して、第3の実施の形態の運転情報記録システム3の動作について説明する。端末装置30は、自動運転車両20の制御部21から運転情報13を取得し(S30)、取得した運転情報13をサーバ31に送信する(S31)。サーバ31は、端末装置30から運転情報13を受信し、受信した運転情報13を記憶部12に記録する(S35)。
また、端末装置30は、運転情報13に基づいて、イベントが発生したかどうかを判定する(S32)。イベントが発生していない場合には(S32でNO)、運転情報13を取得するステップS30に戻る。イベントが発生している場合には(S32でYES)、端末装置30は、イベントが発生したタイミングを検知し(S33)、タイミング情報14をサーバ31に送信する(S34)。サーバ31は、端末からタイミング情報14を受信し、受信したタイミング情報14を記憶部12に記録する(S35)。運転情報記録システム3は、図7に示す動作を繰り返し行う。
以上、第3の実施の形態の運転情報記録システム3の構成および動作について説明した。第3の実施の形態の運転情報記録システム3は、第1の実施の形態の運転情報記録システム1と同様に、運転情報13を様々な目的に有効活用できるという効果を有する。これに加え、第3の実施の形態の運転情報記録システム3は、サーバ31の記憶部12に運転情報13およびタイミング情報14を記録するので、端末装置30に大容量の記憶部を用意することなく、運転情報記録システム3を構成することができる。
なお、図7に示すフローチャートでは、端末装置30が自動運転車両20から運転情報13を取得すると、その都度、運転情報13をサーバ31に送信する動作を示したが、端末装置30に運転情報13を一時的に記憶しておく記憶部を用意しておき、所定量の運転情報13が蓄積された段階で運転情報13をサーバ31に送信することとしてもよい。
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態の運転情報記録システムについて説明する。第4の実施の形態の運転情報記録システムの基本的な構成は、第3の実施の形態の運転情報記録システム3と同じであるが、第4の実施の形態においては、端末装置30は、イベントが発生したときの運転情報13をサーバ31に送信し、イベントが発生していないときの運転情報13はサーバ31に送信しない構成を有している。
次に、図8を参照して、第4の実施の形態の運転情報記録システムの動作について説明する。端末装置30は、自動運転車両20の制御部21から運転情報13を取得し(S40)、運転情報13に基づいて、イベントが発生したかどうかを判定する(S41)。イベントが発生していない場合には(S41でNO)、運転情報13を取得するステップS40に戻る。
イベントが発生している場合には(S41でYES)、端末装置30は、イベントが発生したタイミングを検知する(S42)。端末装置30は、イベントが発生した日時の前後の所定期間の運転情報13を切り出す(S43)。切り出すべき所定期間を、イベント毎に設定してもよいことは、第2の実施の形態の場合と同じである。
端末装置30は、タイミング情報14と切り出した運転情報13とをサーバ31に送信する(S44)。サーバ31は、端末装置30から送信されたタイミング情報14と運転情報13を受信し、記憶部12に記録する(S45)。運転情報記録システムは、図8に示す動作を繰り返し行う。
以上、第4の実施の形態の運転情報記録システムの構成および動作について説明した。第4の実施の形態の運転情報記録システムは、第3の実施の形態の運転情報記録システム3と同様に、運転情報13を様々な目的に有効活用できる、端末装置30側に大容量の記憶部を用意する必要がないという効果を有する。さらに、第4の実施の形態の運転情報記録システムは、イベント発生時の運転情報13だけをサーバ31の記憶部12に記憶するので、記憶部12の容量を削減することができる。
なお、図8に示すフローチャートでは、端末装置30が自動運転車両20から運転情報13を取得すると、その都度、運転情報13をサーバ31に送信する動作を示したが、端末装置30からサーバ31への運転情報13の送信タイミングは、適宜変更することができる。
(他の実施の形態)
前述の実施の形態では、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は前述した実施の形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。前述の実施の形態における1つの構成要素が有する機能は、複数の構成要素に分散させたり、複数の構成要素が有する機能は、1つの構成要素に統合させたりして構成してもよい。
前述の実施の形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものである。
例えば、運転情報記録システムは、運転情報として、自動運転車両の周辺のカメラ画像と周辺物体の情報とを重畳した重畳画像をさらに記憶することとしてもよい。ここで、周辺物体の情報としては、周辺物体の位置だけではなく、その移動方向や速度の情報等を重畳してもよい。このように移動物体の情報を重畳することより、後に運転情報を参照する際に、二次元のカメラ画像だけからは分かりにくい周辺物体の情報を正確に把握することができる。
上記した第4の実施の形態では、周辺環境情報および制御情報を含む運転情報13をサーバ31に送信する例について説明したが、本発明の運転情報記録システムは、必ずしもすべての運転情報13をサーバ31に送信する必要はない。例えば、自車と周辺移動物体の軌跡情報のみをサーバ31に送信し、サーバ31において、これらの情報を地図上にプロットすることとしてもよい。これにより、事故の概況等を把握することができる。
1,3・・・運転情報記録システム、10・・・運転情報取得部、
11・・・タイミング検知部、12・・・記憶部、13・・・運転情報
14・・・タイミング情報、15・・・通信部、16・・・通信部、
20・・・自動運転車両、21・・・制御部、22・・・周辺環境情報生成部、
23・・・センサ、30・・・端末装置、31・・・サーバ

Claims (16)

  1. 自動運転車両(20)の制御部(21)と通信を行って、自動運転を行うために必要な周辺環境情報、及び自動運転車両(20)の制御情報を運転情報(13)として取得する運転情報取得部(10)と、
    前記運転情報(13)に基づいて、前記自動運転車両(20)に所定値以上の大きさの衝撃が加わったタイミング、及び、所定のイベントが発生したタイミングを検知するタイミング検知部(11)と、
    前記運転情報(13)と前記タイミングに関するタイミング情報(14)とを記憶する記憶部(12)と、
    を備える運転情報記録システム。
  2. 前記記憶部(12)は、前記タイミングを含む所定の時間帯とは異なる時間帯における運転情報(13)を記憶しない請求項1に記載の運転情報記録システム。
  3. 前記記憶部(12)は、前記イベントの内容を示す情報をさらに記憶する請求項1又は2に記載の運転情報記録システム。
  4. 前記記憶部(12)は、前記周辺環境情報として取得された前記自動運転車両(20)の周辺のカメラ画像と前記周辺物体の情報とを重畳した重畳画像をさらに記憶する請求項1乃至3のいずれかに記載の運転情報記録システム。
  5. 前記運転情報取得部(10)、前記タイミング検知部(11)、及び前記記憶部(12)はいずれも前記自動運転車両(20)に搭載された端末装置に備えられている請求項1乃至4のいずれかに記載の運転情報記録システム。
  6. 前記運転情報取得部(10)は前記自動運転車両(20)に搭載された端末装置(30)に備えられており、前記記憶部(12)は前記端末装置(30)と通信可能なサーバ(31)に備えられている請求項1乃至4のいずれかに記載の運転情報記録システム。
  7. 前記イベントは、前記自動運転車両(20)の接触事故である請求項1乃至6のいずれかに記載の運転情報記録システム。
  8. 前記イベントは、移動物体が所定の閾値以上の速度で接近してきたことである請求項1乃至6のいずれかに記載の運転情報記録システム。
  9. 前記イベントは、移動物体と前記自動運転車両(20)との距離が閾値以下になったことである請求項1乃至6のいずれかに記載の運転情報記録システム。
  10. 前記イベントは、人間が前記自動運転車両(20)に触れたことである請求項1乃至6のいずれかに記載の運転情報記録システム。
  11. 前記イベントは、前記自動運転車両(20)が駐車場にいることである請求項1乃至6のいずれかに記載の運転情報記録システム。
  12. 前記イベントは、他車両による交通事故である請求項1乃至6のいずれかに記載の運転情報記録システム。
  13. 前記イベントは、事件である請求項1乃至6のいずれかに記載の運転情報記録システム。
  14. 前記イベントは、ユーザによって設定された状況が起きたことである請求項1乃至6のいずれかに記載の運転情報記録システム。
  15. 自動運転車両(20)の制御部(21)と通信を行って、自動運転を行うために必要な周辺環境情報、及び、自動運転車両(20)の制御情報を運転情報(13)として取得するステップと、
    前記運転情報(13)に基づいて、前記自動運転車両(20)に所定値以上の大きさの衝撃が加わったタイミング、及び、所定のイベントが発生したタイミングを検知するステップと、
    前記運転情報(13)と前記タイミングに関するタイミング情報(14)とを記憶部(12)に記憶するステップと、
    を備える運転情報記録方法。
  16. 自動運転車両(20)の運転に関する運転情報(13)を記録するためのプログラムであって、コンピュータに、
    前記自動運転車両(20)の制御部(21)と通信を行って、自動運転を行うために必要な周辺環境情報、及び、自動運転車両(20)の制御情報を運転情報(13)として取得するステップと、
    前記運転情報(13)に基づいて、前記自動運転車両(20)に所定値以上の大きさの衝撃が加わったタイミング、及び、所定のイベントが発生したタイミングを検知するステップと、
    前記運転情報(13)と前記タイミングに関するタイミング情報(14)とを記憶部(12)に記憶するステップと、
    を実行させるプログラム。
JP2017064623A 2017-03-29 2017-03-29 運転情報記録システム、運転情報記録方法、及びプログラム Pending JP2018169667A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017064623A JP2018169667A (ja) 2017-03-29 2017-03-29 運転情報記録システム、運転情報記録方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017064623A JP2018169667A (ja) 2017-03-29 2017-03-29 運転情報記録システム、運転情報記録方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018169667A true JP2018169667A (ja) 2018-11-01

Family

ID=64018710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017064623A Pending JP2018169667A (ja) 2017-03-29 2017-03-29 運転情報記録システム、運転情報記録方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018169667A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021092899A (ja) * 2019-12-09 2021-06-17 本田技研工業株式会社 車両制御システム
US20230040552A1 (en) * 2019-11-22 2023-02-09 Hyundai Motor Company System for recording event data of autonomous vehicle

Citations (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002042288A (ja) * 2000-07-26 2002-02-08 Yazaki Corp 運行状態記録装置及びそれを利用した運行管理システム
JP2008176550A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Cellstar Kogyo Kk 道路交通情報のドライバレコーダ付受信装置
JP2008308011A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Fujitsu Ten Ltd 運転支援装置および画像表示装置
JP2010089698A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 自動運転システム及び自動運転方法
JP2010152648A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Nissan Motor Co Ltd 車両制御装置
WO2010109831A1 (ja) * 2009-03-23 2010-09-30 コニカミノルタホールディングス株式会社 ドライブレコーダ
WO2010122747A1 (ja) * 2009-04-23 2010-10-28 パナソニック株式会社 運転支援装置、運転支援方法及びプログラム
JP2012064126A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Yupiteru Corp ドライブレコーダ
JP2012190072A (ja) * 2011-03-08 2012-10-04 Resonant Systems Inc 車両の状況管理システム及び車両の状況管理方法
JP2012198599A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Yazaki Corp 記録装置
WO2013108371A1 (ja) * 2012-01-17 2013-07-25 パイオニア株式会社 画像処理装置、画像処理サーバ、画像処理方法、画像処理プログラム、及び記録媒体
JP2013168063A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Fujitsu Ten Ltd 画像処理装置、画像表示システム及び画像処理方法
JP2014021767A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Toyota Motor Corp 緊急退避装置
JP2015230694A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 株式会社デンソー 運転コンテキスト情報生成装置
WO2016080070A1 (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 日立オートモティブシステムズ株式会社 自動運転システム
WO2016080452A1 (ja) * 2014-11-19 2016-05-26 エイディシーテクノロジー株式会社 自動運転制御装置
WO2016152874A1 (ja) * 2015-03-24 2016-09-29 パイオニア株式会社 地図情報記憶装置、自動運転制御装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2017027546A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 矢崎エナジーシステム株式会社 駐車位置案内システム
JP2017033096A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 富士通テン株式会社 サーバ、送信システム、送信方法、及び、プログラム
JP2017041070A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 ソニー株式会社 車両制御装置と車両制御方法と情報処理装置および交通情報提供システム

Patent Citations (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002042288A (ja) * 2000-07-26 2002-02-08 Yazaki Corp 運行状態記録装置及びそれを利用した運行管理システム
JP2008176550A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Cellstar Kogyo Kk 道路交通情報のドライバレコーダ付受信装置
JP2008308011A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Fujitsu Ten Ltd 運転支援装置および画像表示装置
JP2010089698A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 自動運転システム及び自動運転方法
JP2010152648A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Nissan Motor Co Ltd 車両制御装置
WO2010109831A1 (ja) * 2009-03-23 2010-09-30 コニカミノルタホールディングス株式会社 ドライブレコーダ
WO2010122747A1 (ja) * 2009-04-23 2010-10-28 パナソニック株式会社 運転支援装置、運転支援方法及びプログラム
JP2012064126A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Yupiteru Corp ドライブレコーダ
JP2012190072A (ja) * 2011-03-08 2012-10-04 Resonant Systems Inc 車両の状況管理システム及び車両の状況管理方法
JP2012198599A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Yazaki Corp 記録装置
WO2013108371A1 (ja) * 2012-01-17 2013-07-25 パイオニア株式会社 画像処理装置、画像処理サーバ、画像処理方法、画像処理プログラム、及び記録媒体
JP2013168063A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Fujitsu Ten Ltd 画像処理装置、画像表示システム及び画像処理方法
JP2014021767A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Toyota Motor Corp 緊急退避装置
JP2015230694A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 株式会社デンソー 運転コンテキスト情報生成装置
WO2016080070A1 (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 日立オートモティブシステムズ株式会社 自動運転システム
WO2016080452A1 (ja) * 2014-11-19 2016-05-26 エイディシーテクノロジー株式会社 自動運転制御装置
WO2016152874A1 (ja) * 2015-03-24 2016-09-29 パイオニア株式会社 地図情報記憶装置、自動運転制御装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2017027546A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 矢崎エナジーシステム株式会社 駐車位置案内システム
JP2017033096A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 富士通テン株式会社 サーバ、送信システム、送信方法、及び、プログラム
JP2017041070A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 ソニー株式会社 車両制御装置と車両制御方法と情報処理装置および交通情報提供システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230040552A1 (en) * 2019-11-22 2023-02-09 Hyundai Motor Company System for recording event data of autonomous vehicle
JP2021092899A (ja) * 2019-12-09 2021-06-17 本田技研工業株式会社 車両制御システム
CN113022474A (zh) * 2019-12-09 2021-06-25 本田技研工业株式会社 车辆控制系统
JP7083331B2 (ja) 2019-12-09 2022-06-10 本田技研工業株式会社 車両制御システム
CN113022474B (zh) * 2019-12-09 2023-10-17 本田技研工业株式会社 车辆控制系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110268413B (zh) 低电平传感器融合
KR102205240B1 (ko) 예상치 못한 임펄스 변화 충돌 검출기
CN104103100B (zh) 驾驶行为分析系统
CN109345829B (zh) 无人车的监控方法、装置、设备及存储介质
US20150268338A1 (en) Tracking from a vehicle
JP6109593B2 (ja) 危険情報処理方法、装置及びシステム、並びにプログラム
EP3564086B1 (en) Managing drive modes of a vehicle
EP2804152A1 (en) Event detection and recording methods and systems
US20200019173A1 (en) Detecting activity near autonomous vehicles
KR101047538B1 (ko) 차량용 블랙박스 시스템의 영상 저장 장치 및 방법
JP2014154005A (ja) 危険情報提供方法、装置、及びプログラム
US20210110715A1 (en) System and method for navigation with external display
KR101861525B1 (ko) 무인자동차의 보행자 보호 시스템
CN113034724B (zh) 信息记录与再现装置、非暂时性存储介质和信息记录与再现系统
US20230103670A1 (en) Video analysis for efficient sorting of event data
JP5743580B2 (ja) ドライブレコーダ装置
JP2018169667A (ja) 運転情報記録システム、運転情報記録方法、及びプログラム
JPWO2018150888A1 (ja) 情報記録装置、情報記録方法及び情報記録用プログラム
US10745029B2 (en) Providing relevant alerts to a driver of a vehicle
JP7057074B2 (ja) 車載器および運転支援装置
CN110371025A (zh) 超车工况的前置碰撞检测的方法、系统、设备及存储介质
KR101566963B1 (ko) 작업 차량 상태를 고려하여 개체를 인식할 수 있는 어라운드 뷰 모니터링 방법, 이를 수행하는 어라운드 뷰 모니터링 장치 및 이를 저장하는 기록매체
CN105702090B (zh) 一种倒车提醒装置和方法
US20220237926A1 (en) Travel management device, travel management method, and recording medium
CN109711303A (zh) 驾驶行为评价方法、装置、存储介质及电子设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211102