JP2009165021A - 事故情報収集方法、車両、基地局および事故情報収集システム - Google Patents
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Abstract
【課題】事故車両が基地局と通信可能な装置を搭載していない場合であっても、事故現場周辺から事故情報を収集可能な事故情報収集方法を得ること。
【解決手段】本発明は、車両事故が発生した際に事故現場周辺の情報を収集する事故情報収集方法であって、事故車両101が、事故発生を検知した場合に、画像保存要求を生成し、当該画像保存要求を自車両周辺の無線通信エリア103に向けて送信し、無線通信エリア103内で画像保存要求を受信した周辺車両102が、常時自車両の周辺を撮影し常に所定時間分の最新画像データが記録された一時記録部から画像データを読み出し、その画像データを事故情報として事故情報保存部に保存する。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明は、車両事故が発生した際に事故現場周辺の情報を収集する事故情報収集方法であって、事故車両101が、事故発生を検知した場合に、画像保存要求を生成し、当該画像保存要求を自車両周辺の無線通信エリア103に向けて送信し、無線通信エリア103内で画像保存要求を受信した周辺車両102が、常時自車両の周辺を撮影し常に所定時間分の最新画像データが記録された一時記録部から画像データを読み出し、その画像データを事故情報として事故情報保存部に保存する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、車両事故が発生した際に事故現場周辺の情報を収集する事故情報収集方法および事故情報収集システムに関する。
たとえば、車両事故が発生した際に周辺の情報を収集する技術として、下記特許文献1が開示されている。下記特許文献1では、まず、事故車両が、GPS信号より受信した自車の位置情報を基地局に送信する。基地局は、受信した位置情報に基づいて事故車両の周辺に存在する周辺車両を検索し、周辺車両に対して画像等の周辺情報の提供を要求する。そして、周辺車両が、画像を含む周辺情報を基地局に送信する。このように、従来の技術では、基地局を介することで事故情報を収集し蓄積していた(特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来の技術では、事故車両が基地局と通信可能な装置を搭載している必要があるため、このような装置を搭載していない車両が事故を起こした場合には事故情報を収集することができない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、事故車両が基地局と通信可能な装置を搭載していない場合であっても、事故現場周辺から事故情報を収集可能な事故情報収集方法および事故情報収集システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の車両で構成され、車両事故が発生した際に事故現場周辺の情報を収集する事故情報収集システム、における事故情報収集方法であって、事故を起こした車両である事故車両が、事故発生を検知した場合に、画像保存要求を生成し、当該画像保存要求を自車両周辺の無線通信エリアに向けて送信する画像保存要求送信ステップと、前記無線通信エリア内で画像保存要求を受信した周辺車両が、常時自車両の周辺を撮影し常に所定時間分の最新画像データが記録された一時記録部から画像データを読み出す情報収集ステップと、前記周辺車両が、前記一時記録部から読み出した画像データを事故情報として事故情報保存部に保存する事故情報保存ステップと、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、事故車両が送信する画像保存要求を受信した周辺車両が、その時点の画像情報を保存することとしたので、事故車両が基地局と通信可能な装置を搭載していない場合であっても、周辺車両から事故情報を収集することが可能となる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる事故情報収集システムの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる事故情報収集システムを構成する車両の実施の形態1の構成例を示す図である。本実施の形態の車両は、制御部1と、画像撮影部2と、通信部3と、事故検知部4と、画像記憶部5と、事故ID生成部6と、付加情報取得部7と、画像保存通知部8とを備えている。
図1は、本発明にかかる事故情報収集システムを構成する車両の実施の形態1の構成例を示す図である。本実施の形態の車両は、制御部1と、画像撮影部2と、通信部3と、事故検知部4と、画像記憶部5と、事故ID生成部6と、付加情報取得部7と、画像保存通知部8とを備えている。
制御部1は、車両事故が発生した際に周辺情報を収集するための制御を行う。画像撮影部2は、たとえばCCDカメラと集音マイク等によって構成され、自車両の周辺を常時撮影する。通信部3は、無線通信エリアを形成し、当該無線通信エリア内に存在する通信機器との間で通信を行う。
事故検知部4は、エアバックなど、車両に設置された各種センサから得られる情報に基づき事故を検知する。画像記憶部5は、画像一時記録部51と画像保存部52とを備えている。画像一時記録部51には、画像撮影部2が撮影した画像を次々と記録し、常時所定の時間(たとえば40秒間等)分の最新画像を保持しておく。画像保存部52には、上記制御部1の制御により、画像一時記録部51に記録された画像情報が保存される。
事故ID生成部6は、後述する画像保存要求に、車両番号,日時など、事故を特定するためのユニークな事故IDを生成する。付加情報取得部7は、ナビゲーションシステム等から、自車両の位置情報(位置や方向に関する情報)などの画像への付加情報を取得する。画像保存通知部8は、画像保存部52に画像情報が保存されたことを運転者に通知する。
つづいて、上記車両を複数含む事故情報収集システムについて説明する。図2は、実施の形態1の事故情報収集システムの構成例を示す図である。本実施の形態の事故情報収集システムは、上記図1に示す各部を備えた車両101および車両102から構成されている。たとえば、車両101は事故車両であり、車両102は事故車両101の周辺に位置する車両、すなわち、周辺車両である。また、103の楕円は、車両101がカバーする無線通信エリア、すなわち、車両101が事故発生を通知可能な事故発生通知可能領域を示している。
たとえば、車両101が事故を起こした場合、事故車両101内の事故検知部4が、事故の発生を検知し、事故発生を制御部1に通知する。事故発生の通知を受けた制御部1は、事故ID生成部6に対して事故IDの生成を要求する。
事故ID生成部6は、たとえば、車両101の車両番号および現在の日時などからなるユニークな事故IDを生成し、制御部1に返信する。制御部1は、事故ID生成部6から取得した事故IDを含む画像保存要求を生成し、その画像保存要求を、通信部3を介して一定時間(たとえば10秒間)にわたって自車両の周辺(無線通信エリア)に送信する。なお、上記事故IDを生成後、車両101の制御部1は、画像一時記録部51に記録されている現在の画像情報を読み出し、現在の画像情報と生成した事故IDとを関連付けて画像保存部52に保存する。
一方で、事故発生通知可能領域103内に存在する周辺車両102は、自身の通信部3で画像保存要求を受信すると、それを制御部1に転送する。画像保存要求を受け取った制御部1では、まず、画像保存要求に付加された事故IDを抽出する。また、画像一時記録部51に記録されている現在の画像情報を読み出す。さらに、たとえば、自車両がカーナビなどの機器を搭載している場合には、付加情報取得部7を経由して自車両の位置情報(位置,方向に関する情報)を取得する。そして、制御部1では、上記で得られた事故ID、現在の画像情報および自車両の位置情報を関連付けて画像保存部52に保存する。
その後、周辺車両102の制御部1では、事故に関係する可能性がある画像が自車両の画像保存部52に保存されたことを、画像保存通知部8を介して運転者に通知する。そして、この通知を受けた周辺車両102の運転者が、最寄りの機関(警察など)にその画像を持ち込むことにより、その機関が事故を解析する。
以上説明したように、本実施の形態では、事故車両が送信する画像保存要求を受信した周辺車両が、その時点の画像情報を事故IDと対応付けて保存することとした。これにより、事故車両が基地局と通信可能な装置を搭載していない場合であっても、周辺車両から事故情報を収集することが可能となる。また、1つの事故を複数の視点から解析することが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1では、事故車両が送信する画像保存要求を受信した周辺車両が、その時点の画像情報を事故IDと対応付けて保存することとした。本実施の形態では、さらに、広域無線通信により上位ネットワーク上のサーバに事故情報を保存する場合について説明する。
実施の形態1では、事故車両が送信する画像保存要求を受信した周辺車両が、その時点の画像情報を事故IDと対応付けて保存することとした。本実施の形態では、さらに、広域無線通信により上位ネットワーク上のサーバに事故情報を保存する場合について説明する。
図3は、本発明にかかる事故情報収集システムを構成する車両の実施の形態2の構成例を示す図である。本実施の形態の車両は、前述した実施の形態1の構成に加えて、広域無線通信部9をさらに備えている。広域無線通信部9は、たとえば、携帯電話等の装置である。また、本実施の形態の制御部1aは、前述した制御部1の機能に加えて、さらに画像保存部52に保存された情報を削除する機能を有する。なお、前述した実施の形態1の図1と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
つづいて、上記車両を含む実施の形態2の事故情報収集システムについて説明する。ここでは、前述した実施の形態1と異なる処理について説明する。図4は、実施の形態2の事故情報収集システムの構成例を示す図である。本実施の形態の事故情報収集システムは、上記図3に示す各部を備えた車両104および車両105,基地局(図示の広域通信基地局)107,上位ネットワーク108,事故情報収集サーバ109から構成されている。たとえば、車両104が事故車両であり、車両105が周辺車両である。また、基地局107は、広域無線通信部9として動作する携帯電話との間で無線通信を行う。事故情報収集サーバ109は、上位ネットワーク108を介して基地局107から送信される画像情報等(事故ID、画像情報および位置情報が関連付けられた事故情報)を保存する。
本実施の形態では、制御部1aが、前述した実施の形態1と同様の処理で、事故ID、現在の画像情報および自車両の位置情報を関連付けて画像保存部52に保存し、画像保存通知部8を利用した運転者への通知処理を行い、その後、この通知を受けた周辺車両105の運転者が、自車両に、広域無線通信部9として動作する携帯電話を接続する。なお、ここでは、運転者が携帯電話を車両に接続することとしたが、これに限らず、車両自体が予め携帯電話機能を備えていることとしてもよい。この場合、画像保存通知部8の機能は不要となる。
周辺車両105の制御部1aでは、上記画像保存部52に保存された情報を、広域無線通信部9を介して基地局107へ送信する。そして、基地局107は、受信した情報を、上位ネットワーク108を介して事故情報収集サーバ109に転送する。その後、事故情報収集サーバ109を管理する警察などが、収集した情報に基づき事故を解析する。
また、周辺車両105の制御部1aでは、上記基地局107への送信が完了した後、画像保存部52に保存された情報を削除する。
以上説明したように、本実施の形態では、事故車両が送信する画像保存要求を受信した周辺車両が、その時点の画像情報を事故IDと対応付けて保存することとした。また、携帯電話機能を利用して、事故情報を事故情報収集サーバに送信することとした。これにより、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに、事故情報収集サーバ上で事故IDをキーとして事故情報を検索することができるため、より効率良く事故を解析することができる。
実施の形態3.
実施の形態2では、周辺車両が保存した事故情報を、広域無線通信機能を利用して上位ネットワーク上のサーバに送信することとした。本実施の形態では、狭域無線通信機能を利用して上位ネットワーク上のサーバに事故情報を送信する場合について説明する。
実施の形態2では、周辺車両が保存した事故情報を、広域無線通信機能を利用して上位ネットワーク上のサーバに送信することとした。本実施の形態では、狭域無線通信機能を利用して上位ネットワーク上のサーバに事故情報を送信する場合について説明する。
図5は、本発明にかかる事故情報収集システムを構成する車両の実施の形態3の構成例を示す図である。本実施の形態の車両は、前述した実施の形態1の構成に加えて、狭域無線通信部10をさらに備えている。狭域無線通信部10は、たとえば、路上に設置された基地局(狭域通信基地局:路側機)と通信を行う、DSRC(Dedicated Short Range Communication)が適用された装置である。また、本実施の形態の制御部1bは、前述した制御部1の機能に加えて、さらに画像保存部52に保存された情報を削除する機能を有する。また、制御部1bは、狭域通信基地局がカバーするエリア内で事故情報の送信が完了しなかった場合に、次の狭域通信基地局のカバーエリアに進入するまで事故情報を保持する。なお、前述した実施の形態1または2と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
つづいて、上記車両を含む実施の形態3の事故情報収集システムについて説明する。ここでは、前述した実施の形態1と異なる処理について説明する。図6は、実施の形態3の事故情報収集システムの構成例を示す図である。本実施の形態の事故情報収集システムは、上記図5に示す各部を備えた車両110および車両111,基地局(図示の狭域通信基地局)113,上位ネットワーク108,事故情報収集サーバ109から構成されている。たとえば、車両110が事故車両であり、車両111が周辺車両である。また、基地局113は、狭域通信可能エリア114を走行する周辺車両111の狭域無線通信部10と無線通信を行う。
本実施の形態では、制御部1bが、前述した実施の形態1と同様の処理で、事故ID、現在の画像情報および自車両の位置情報を関連付けて画像保存部52に保存し、その後、狭域無線通信部10が狭域通信可能エリア114への進入を検知した場合に、狭域無線通信部10を介して狭域通信基地局113に対して事故情報を送信する。なお、本実施の形態では、便宜上、画像保存通知部8を設けているが、これに限らず削除することとしてもよい。
そして、狭域通信基地局113は、受信した情報を、上位ネットワーク108を介して事故情報収集サーバ109に転送する。その後、事故情報収集サーバ109を管理する警察などが、収集した情報に基づき事故を解析する。
なお、狭域通信可能エリア114内で事故情報の送信を完了できなかった場合、制御部1bでは、事故情報の送信が中断された位置を保持しておき、周辺車両111が次の狭域通信基地局がカバーする狭域通信可能エリア内に進入し次第、保持しておいた位置から残りの事故情報を送信する。
また、周辺車両111の制御部1bでは、上記基地局113への送信が完了した後、画像保存部52に保存された情報を削除する。
以上説明したように、本実施の形態では、事故車両が送信する画像保存要求を受信した周辺車両が、その時点の画像情報を事故IDと対応付けて保存することとした。また、路上に設置された基地局と通信を行う狭域通信機能を利用して、事故情報を事故情報収集サーバに送信することとした。これにより、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに、事故情報収集サーバ上で事故IDをキーとして事故情報を検索することができるため、より効率良く事故を解析することができる。
実施の形態4.
実施の形態4では、路上に設置された基地局が画像保存要求を送信する場合について説明する。なお、本実施の形態の周辺車両の構成は、前述した実施の形態3の図5と同一である。
実施の形態4では、路上に設置された基地局が画像保存要求を送信する場合について説明する。なお、本実施の形態の周辺車両の構成は、前述した実施の形態3の図5と同一である。
図7は、本発明にかかる事故情報収集システムを構成する基地局(狭域通信基地局)の構成例を示す図である。本実施の形態の基地局は、制御部1cと、路上の状況を常時撮影する画像撮影部2と、画像解析部12と、自局が提供する狭域通信可能エリア内に存在する車両と通信を行う狭域無線通信部10と、画像記憶部5と、事故ID生成部6と、上位通信部13とを備えている。なお、前述した実施の形態1〜3と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
制御部1cは、車両事故が発生した際に周辺情報を収集するための制御を行う。画像解析部12は、画像撮影部2により撮影した画像を解析することにより事故の発生を検知する。上位通信部13は、上位ネットワークと通信を行う機能を有する。
つづいて、上記基地局を含む実施の形態4の事故情報収集システムについて説明する。ここでは、前述した実施の形態3と異なる処理について説明する。図8は、実施の形態4の事故情報収集システムの構成例を示す図である。本実施の形態の事故情報収集システムは、実施の形態1〜3に示す特徴機能を備えていない一般の車両115,上記図5に示す各部を備えた車両111,上記図7に示す各部を備えた基地局(図示の狭域通信基地局)117,上位ネットワーク108,事故情報収集サーバ109から構成されている。基地局117は、狭域通信可能エリア118を走行する周辺車両111の狭域無線通信部10と無線通信を行う。
本実施の形態では、路上に設置された基地局117の画像撮影部2が、路上の状況を常時撮影する。そして、画像一時記録部51に、画像撮影部2が撮影した画像を次々と記録し、常時所定の時間(たとえば40秒間等)分の最新画像を保持しておく。
画像解析部12は、画像一時記録部51に記録された画像を解析し、事故発生と判断した場合に、その旨を制御部1cに通知する。事故発生の通知を受けた制御部1cは、事故ID生成部6に対して事故IDの生成を要求する。事故ID生成部6は、たとえば、現在の日時などからなるユニークな事故IDを生成し、制御部1cに返信する。
制御部1cでは、取得した事故IDを含む画像保存要求を生成し、それを、狭域無線通信部10を介して狭域通信エリア118内に一定時間(たとえば10秒間)にわたって送信(報知)する。
一方、狭域通信エリア118内に存在する周辺車両111は、上記画像保存要求を受信すると、前述した実施の形態3と同様の処理で、事故情報を画像保存部52に保存する。そして、前述した実施の形態3と同様の処理で、狭域無線通信部10を介して狭域通信基地局117に対して事故情報を送信する。
以上説明したように、本実施の形態では、路上に設置された基地局が送信する画像保存要求を受信した周辺車両が、その時点の画像情報を事故IDと対応付けて保存することとした。また、周辺車両が、狭域通信機能を利用して、事故情報を事故情報収集サーバに向けて送信することとした。これにより、実施の形態3と同様の効果を得ることができる。また、本実施の形態では、事故車両が実施の形態3の特徴機能を備えていない場合であっても、すなわち、一般の車両であっても、有効である。なお、本実施の形態では、周辺車両が狭域無線通信を利用することとしたが、これに限らず、たとえば、実施の形態2に示すように、携帯電話など、広域無線通信を利用することとしてもよい。
以上のように、本発明にかかる事故情報収集方法および事故情報収集システムは、車両事故が発生した際に事故現場周辺の情報を収集するシステムに有用であり、特に、事故車両が基地局と通信可能な装置を搭載していない場合に適している。
1,1a,1b,1c 制御部
2 画像撮影部
3 通信部
4 事故検知部
5 画像記憶部
6 事故ID生成部
7 付加情報取得部
8 画像保存通知部
9 広域無線通信部
10 狭域無線通信部
12 画像解析部
13 上位通信部
101,102,104,105,110,111,115,117 車両
103 無線通信エリア
107,113 基地局
108 上位ネットワーク
109 事故情報収集サーバ
114,118 狭域通信可能エリア
2 画像撮影部
3 通信部
4 事故検知部
5 画像記憶部
6 事故ID生成部
7 付加情報取得部
8 画像保存通知部
9 広域無線通信部
10 狭域無線通信部
12 画像解析部
13 上位通信部
101,102,104,105,110,111,115,117 車両
103 無線通信エリア
107,113 基地局
108 上位ネットワーク
109 事故情報収集サーバ
114,118 狭域通信可能エリア
Claims (23)
- 複数の車両で構成され、車両事故が発生した際に事故現場周辺の情報を収集する事故情報収集システム、における事故情報収集方法であって、
事故を起こした車両である事故車両が、事故発生を検知した場合に、画像保存要求を生成し、当該画像保存要求を自車両周辺の無線通信エリアに向けて送信する画像保存要求送信ステップと、
前記無線通信エリア内で画像保存要求を受信した周辺車両が、常時自車両の周辺を撮影し常に所定時間分の最新画像データが記録された一時記録部から画像データを読み出す情報収集ステップと、
前記周辺車両が、前記一時記録部から読み出した画像データを事故情報として事故情報保存部に保存する事故情報保存ステップと、
を含むことを特徴とする事故情報収集方法。 - 複数の車両で構成され、車両事故が発生した際に事故現場周辺の情報を収集する事故情報収集システム、における事故情報収集方法であって、
事故を起こした車両である事故車両が、事故発生を検知した場合に、事故毎に個別のIDを生成するID生成ステップと、
前記事故車両が、前記IDを含む画像保存要求を生成し、当該画像保存要求を自車両周辺の無線通信エリアに向けて送信する画像保存要求送信ステップと、
前記無線通信エリア内で画像保存要求を受信した周辺車両が、当該画像保存要求に含まれたIDを抽出し、常時自車両の周辺を撮影し常に所定時間分の最新画像データが記録された一時記録部から画像データを読み出す情報収集ステップと、
前記周辺車両が、前記IDと前記一時記録部から読み出した画像データとを関連付けて、事故情報として事故情報保存部に保存する事故情報保存ステップと、
を含むことを特徴とする事故情報収集方法。 - 複数の車両と路上に設置された路側機である狭域通信基地局で構成され、車両事故が発生した際に事故現場周辺の情報を収集する事故情報収集システム、における事故情報収集方法であって、
前記狭域通信基地局が、路上の状況から事故発生を検知した場合に、画像保存要求を生成し、当該画像保存要求を自局のサービスエリアに向けて送信する画像保存要求送信ステップと、
前記サービスエリア内で画像保存要求を受信した車両である周辺車両が、常時自車両の周辺を撮影し常に所定時間分の最新画像データが記録された一時記録部から画像データを読み出す情報収集ステップと、
前記周辺車両が、前記一時記録部から読み出した画像データを事故情報として事故情報保存部に保存する事故情報保存ステップと、
を含むことを特徴とする事故情報収集方法。 - 複数の車両と路上に設置された路側機である狭域通信基地局で構成され、車両事故が発生した際に事故現場周辺の情報を収集する事故情報収集システム、における事故情報収集方法であって、
前記狭域通信基地局が、路上の状況から事故発生を検知した場合に、事故毎に個別のIDを生成するID生成ステップと、
前記狭域通信基地局が、前記IDを含む画像保存要求を生成し、当該画像保存要求を自局のサービスエリアに向けて送信する画像保存要求送信ステップと、
前記サービスエリア内で画像保存要求を受信した車両である周辺車両が、当該画像保存要求に含まれたIDを抽出し、常時自車両の周辺を撮影し常に所定時間分の最新画像データが記録された一時記録部から画像データを読み出す情報収集ステップと、
前記周辺車両が、前記IDと前記一時記録部から読み出した画像データとを関連付けて、事故情報として事故情報保存部に保存する事故情報保存ステップと、
を含むことを特徴とする事故情報収集方法。 - さらに、
前記事故情報を保存した周辺車両が、広域無線通信機能を利用して、前記事故情報保存部に保存された事故情報を広域通信基地局へ送信する送信ステップと、
前記広域通信基地局が、受信した事故情報を、上位ネットワークを介して事故情報収集サーバに転送する転送ステップと、
を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の事故情報収集方法。 - さらに、
前記事故情報を保存した周辺車両が、路上に設置された路側機である狭域通信基地局が提供するサービスエリアに進入した場合に、狭域無線通信機能を利用して、前記事故情報保存部に保存された事故情報を前記狭域通信基地局へ送信する送信ステップと、
前記狭域通信基地局が、受信した事故情報を、上位ネットワークを介して事故情報収集サーバに転送する転送ステップと、
を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の事故情報収集方法。 - さらに、
前記事故情報を保存した周辺車両が、狭域無線通信機能を利用して、前記事故情報保存部に保存された事故情報を前記狭域通信基地局へ送信する送信ステップと、
前記狭域通信基地局が、受信した事故情報を、上位ネットワークを介して事故情報収集サーバに転送する転送ステップと、
を含むことを特徴とする請求項3または4に記載の事故情報収集方法。 - 前記送信ステップでは、前記周辺車両の移動により前記サービスエリア内で事故情報の送信を完了できない場合、サービスエリアに進入する毎に事故情報を分割して送信することを特徴とする請求項6または7に記載の事故情報収集方法。
- さらに、
前記事故情報の送信が完了した後、前記事故情報保存部に保存された事故情報を削除する削除ステップ、
を含むことを特徴とする請求項5〜8のいずれか一つに記載の事故情報収集方法。 - 前記情報収集ステップでは、さらに、自車両の位置および方向に関する情報である位置情報を検出し、
前記事故情報保存ステップでは、さらに前記自車両の位置情報を関連付けて前記事故情報を保存することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の事故情報収集方法。 - さらに、
前記周辺車両が、事故に関係する可能性がある画像データが自車両の事故情報保存部に保存されたことを、運転者に通知する通知ステップ、
を含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の事故情報収集方法。 - 車両事故が発生した際に事故現場周辺の情報を収集する事故情報収集システム、を構成する車両であって、
常時自車両の周辺を撮影し常に所定時間分の最新画像データを記録するための一時記録手段と、
事故情報を保存する事故情報保存手段と、
自車両の事故を検知した場合に、画像保存要求を生成し、当該画像保存要求を自車両周辺の無線通信エリアに向けて送信する第1の制御手段と、
画像保存要求を受信した場合に、前記一時記録手段から画像データを読み出し、当該画像データを事故情報として前記事故情報保存手段に保存する第2の制御手段と、
を備えることを特徴とする車両。 - 車両事故が発生した際に事故現場周辺の情報を収集する事故情報収集システム、を構成する車両であって、
常時自車両の周辺を撮影し常に所定時間分の最新画像データを記録するための一時記録手段と、
事故情報を保存する事故情報保存手段と、
自車両の事故を検知した場合に、事故毎に個別のIDを生成するID生成手段と、
前記IDを含む画像保存要求を生成し、当該画像保存要求を自車両周辺の無線通信エリアに向けて送信する第1の制御手段と、
画像保存要求を受信した場合に、当該画像保存要求に含まれたIDを抽出し、前記一時記録手段から画像データを読み出し、前記IDと前記一時記録手段から読み出した画像データとを関連付けて、事故情報として事故情報保存手段に保存する第2の制御手段と、
を備えることを特徴とする車両。 - 前記第2の制御手段は、さらに、
広域無線通信機能を利用して、前記事故情報保存手段に保存された事故情報を広域通信基地局へ送信することを特徴とする請求項12または13に記載の車両。 - 前記第2の制御手段は、さらに、
狭域無線通信機能を利用して、前記事故情報保存手段に保存された事故情報を狭域通信基地局へ送信することを特徴とする請求項12または13に記載の車両。 - 前記第2の制御手段は、
自車両の移動により前記狭域通信基地局が提供するサービスエリア内で事故情報の送信を完了できない場合、サービスエリアに進入する毎に事故情報を分割して送信することを特徴とする請求項15に記載の車両。 - 前記第2の制御手段は、さらに、
前記事故情報の送信が完了した後、前記事故情報保存手段に保存された事故情報を削除することを特徴とする請求項14、15または16に記載の車両。 - 前記第2の制御手段は、さらに、
自車両の位置および方向に関する情報である位置情報を検出し、当該自車両の位置情報を関連付けて前記事故情報を保存することを特徴とする請求項12〜17のいずれか一つに記載の車両。 - 前記第2の制御手段は、さらに、
事故に関係する可能性がある画像データが自車両の事故情報保存手段に保存されたことを、運転者に通知することを特徴とする請求項12〜18のいずれか一つに記載の車両。 - 車両事故が発生した際に事故現場周辺の情報を収集する事故情報収集システム、を構成する路上に設置された狭域通信用の基地局であって、
路上の状況から事故発生を検知した場合に、画像保存要求を生成し、当該画像保存要求を自局のサービスエリアに向けて送信する制御手段、
を備えることを特徴とする基地局。 - 車両事故が発生した際に事故現場周辺の情報を収集する事故情報収集システム、を構成する路上に設置された狭域通信用の基地局であって、
路上の状況から事故発生を検知した場合に、事故毎に個別のIDを生成するID生成手段と、
前記IDを含む画像保存要求を生成し、当該画像保存要求を自局のサービスエリアに向けて送信する制御手段と、
を備えることを特徴とする基地局。 - 事故現場周辺の情報を収集する事故情報収集システムであって、
請求項12〜19のいずれか一つに記載の複数の車両、
を備えることを特徴とする事故情報収集システム。 - 事故現場周辺の情報を収集する事故情報収集システムであって、
請求項20または21に記載の基地局と、
請求項12〜19のいずれか一つに記載の車両と、
を備えることを特徴とする事故情報収集システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002445A JP2009165021A (ja) | 2008-01-09 | 2008-01-09 | 事故情報収集方法、車両、基地局および事故情報収集システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002445A JP2009165021A (ja) | 2008-01-09 | 2008-01-09 | 事故情報収集方法、車両、基地局および事故情報収集システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009165021A true JP2009165021A (ja) | 2009-07-23 |
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ID=40967073
Family Applications (1)
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JP2008002445A Pending JP2009165021A (ja) | 2008-01-09 | 2008-01-09 | 事故情報収集方法、車両、基地局および事故情報収集システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009165021A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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