JP6545472B2 - ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、ロボットの制御データのデバッグに関する。
ワークに対するネジ締め、溶接、塗装、ワークの搬送、ワークへの部品の取り付け、半田付け等の各種産業用ロボットは、例えば垂直多関節型の移動手段を有し、コンピュータによる制御プログラムの実行により、移動手段に装備された作業ツールを所定ポイントに移動させ、作業ツールを駆動する。
制御プログラムは、制御文、手続き、機能といった命令を主体とした構文を有するSLIM(Standard Language for Industrial Manipulators)やスーパーSEL言語等のロボット言語で記述される。また、ポイント番号を区切りとし、ポイント番号以下に、作業ツールを位置させるポイントに関する情報を付加した制御データを参照してロボットを制御するポイント主体のロボット言語も提供されている(例えば、特許文献1乃至3参照。)。
ポイント主体のロボット言語では、作業ツールの本来機能を発揮させる本作業の開始点、本作業の終了点、開始点へ作業ツールを位置させるための経由点、及び開始点から終了点への経由点の各々にポイント番号を振り、これらポイントに関する情報を制御データに記録しておく。
ポイントに関する情報は、ポイントの種類、ポイントへの移動方法、ポイントの座標、ポイントに移動する前の作業内容、ポイントに移動中の作業内容、ポイントでの作業内容等を示し、コンピュータは、これら情報を参照して予め記憶された命令群を実行していく。すなわち、ポイント主体のロボット言語では、ポイントの各々が言わばサブルーチンとなり、制御データに配列されていく。
制御プログラムは、何れの言語で記述されようと、キーボードやGUIを用いたコード入力や、ティーチングによるポイントや姿勢の記録を併用して作成される。プログラミングの過程には、制御プログラムを区切って断続的に実行しながら、ロボットの動作を区切り毎に確認し、区切りごとに制御データのバグ洗い出しと修正を行うデバッグ作業が含まれる。
このデバッグ作業では、1ステップずつ実行するステップ実行が知られている。命令を1行ずつ確認することで、バグをつぶさに特定できる。ファンクションブロックと呼ばれるサブルーチン内を連続実行するステップオーバー実行も知られている(例えば、特許文献2参照)。ファンクションブロックは既に完成されていることが多く、ファンクションブロック内をステップ実行し、停止の度にユーザが再開指示することは、極めて煩雑で非効率だからである。
ファンクションブロックは、IEC−61131−3で規定されるプログラムの構成要素の一つであり、複数機能の組み合わせにより実現する制御を一つの命令で呼び出し可能なサブルーチンである。ファンクションブロックについて、一塊にする機能の種類は規定されておらず、ファンクションブロックは、一般的には、プログラムの開発効率や見易さの観点から、使用頻度の高いコードを流用できるように、また複雑なプログラムを関数化することで簡素にするために利用される。
特許4222828号公報 特開平07−64619号公報 特開平05−257522号公報 特開2007−102385号公報
デバッグ作業は極力効率的であることが望ましい。ロボットに注目すると、作業ツールが加工ポイントを変えて本作業を繰り返すことが多い。そのため、デバッグ作業におけるロボットの動作確認は、経由点を経由して物理的な接触を避けながら開始点に位置し、開始点から本作業をしながら終了点へ移動し、終了点で事後的な処理を行うまでの一連の作業単位で行ったほうが効率的な場合がある。
しかしながら、ポイント主体の構文を記録した制御データを参照する制御形式の場合、従来のデバッグ動作では、複数の各経由点で一旦動作を停止し、開始点に位置して一旦動作を停止し、終了点に位置して一旦動作を停止し、各停止の間はユーザによる再開指示を待つことになる。要するに、1箇所の加工ポイントに対する一連の作業が細切れになる。
ロボットに一連の作業を連続動作させるためには、ユーザ側で制御データにブレークポイントを設定することが考えられる。しかし、プログラミング中に予めデバッグを考えてブレークポイントを設定していくのは手間であり、効率的とは言えない。また、一応のプログラミング終了後に制御データにブレークポイントを設定していくのは現実的でない。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、ポイント主体の構文を記録した制御データを参照する制御プログラムのデバッグを効率化したロボットを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るロボットは、各加工ポイントで一連の作業を繰り返すロボットであって、前記一連の作業で各加工ポイントに対して本作業を実行する作業ツールと、前記一連の作業で前記作業ツールを移動させる移動手段と、前記作業ツールと前記移動手段を制御するコントローラと、前記加工ポイントごとの前記一連の作業を括った構造化ポイントブロックを配列した制御データを記憶する記憶手段と、前記構造化ポイントブロック単位で前記制御データを連続実行して一旦停止するステップオーバーを実行するデバッガと、を備え、前記一連の作業は、前記作業ツールによる本作業、当該本作業前後の事前作業と事後作業、及び前記本作業のための複数ポイントへの位置取りを含んで成り、前記構造化ポイントブロックは、前記一連の作業に含まれる作業と移動の内容を示すデータが記録されていること、を特徴とする。
前記構造化ポイントブロックは、一個の前記一連の作業の過程で位置取りする全てのポイントと其のポイントへの移動前、移動中又は移動後の作業の内容を示すデータである各ポイントステートメントを配列して成り、前記デバッガは、一個の前記構造化ポイントブロックに含まれるポイントステートメントの全てを連続実行して、前記制御データの連続実行を一旦停止するようにしてもよい。
前記構造化ポイントブロックは、一個の前記一連の作業の過程で位置取りする全てのポイントを示すデータである各ポイントステートメントと、一個の前記一連の作業の過程で移動前、移動中又は移動後に行う全ての作業を示すデータである各作業ステートメントと、を配列して成り、前記デバッガは、一個の前記構造化ポイントブロックに含まれるポイントステートメント及び作業ステートメントの全てを連続実行して、前記制御データの連続実行を一旦停止するようにしてもよい。
前記構造化ポイントブロックは、ブレークポイント情報が記録されて成り、前記デバッガは、前記ブレークポイント情報を有する前記構造化ポイントブロックの手前まで全ての前記構造化ポイントブロックを連続実行して一旦停止するようにしてもよい。
前記記憶手段は、特定の前記構造化ポイントブロックを示すブレークポイント情報を記録したテーブルを記憶し、前記デバッガは、前記ブレークポイント情報が示す前記構造化ポイントブロックの手前まで全ての前記構造化ポイントブロックを連続実行して一旦停止するようにしてもよい。
ユーザの操作を受け付ける操作手段を備え、前記デバッガは、前記操作手段を用いたステップオーバー実行の選択に応じて、前記構造化ポイントブロック単位で前記制御データを連続実行して一旦停止するステップオーバー実行手段と、前記操作手段を用いたステップイン実行の選択に応じて、前記構造化ポイントブロックの内部先頭に実行位置を合わせて一旦停止し、前記操作手段による再開指示の都度、1ステートメントずつ断続実行して一旦停止するステップイン実行手段と、を備えるようにしてもよい。
前記デバッガは、前記操作手段を用いた前記ステップイン実行の選択後のステップアウト実行の選択に応じて、前記構造化ポイントブロックの残りのステートメントを全て連続実行し、前記構造化ポイントブロックからステップアウトして一旦停止するステップアウト実行手段を備えるようにしてもよい。
前記制御データは、前記構造化ポイントブロックを入れ子にして記録して成り、前記デバッガは、入れ子にされた前記構造化ポイントブロック内を全て連続実行する入れ子ステップオーバー実行手段と、入れ子にされた前記構造化ポイントブロックの内部を1ステートメントずつ断続実行する入れ子ステップイン実行手段と、を備えるようにしてもよい。
前記デバッガは、入れ子の前記構造化ポイントブロックの残りのステートメントを全て連続実行し、前記入れ子の構造化ポイントブロックからステップアウトして一旦停止する入れ子ステップアウト実行手段を備えるようにしてもよい。
前記制御データの構造をツリー表示する表示手段を更に備えるようにしてもよい。
ての前記構造化ポイントブロックは、最初の処理の内容を示す命令群又は其のコール命令によりなる単数又は複数行の最初ステートメントと、最後の処理の内容を示す命令群又は其のコール命令によりなる単数又は複数行の最後ステートメントと、を記録し、前記コントローラは、前記最初ステートメントと前記最後ステートメントを無視し、前記デバッガは、前記最初ステートメントと前記最後ステートメントを実行するようにしてもよい。
本発明によれば、各加工ポイントの一連の作業ごとにロボットが連続動作して一旦停止するので、デバッグの効率性が向上する。
ロボットの全体構成を示す模式図である。 コントローラの構成を示すブロック図である。 加工ポイントへの一連の作業を示す模式図である。 第1の実施形態に係る制御データを示す模式図である。 プログラミングモードでのコントローラの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るデバッガの制御動作を示すフローチャートである。 制御データの第1の変形例を示す模式図である。 制御データの第2の変形例を示す模式図である。 第2の変形例の制御データに基づくデバッガの制御動作を示すフローチャートである。 制御データの第3の変形例を示す模式図である。 第2の実施形態に係る制御データを示す模式図である。 第2の実施形態に係るデバッガの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係るデバッガの制御動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係るデバッガが表示部に表示させる操作画面を示す模式図である。 第3の実施形態に係り、ステップイン実行ボタンが押下された場合のデバッガの制御動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係り、ステップオーバー実行ボタンが押下された場合のデバッガの制御動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係り、ステップアウト実行ボタンが押下された場合のデバッガの制御動作を示すフローチャートである。 制御データの第4の変形例を示す模式図である。 第4の実施形態に係り、デバッガが表示部に表示させる操作画面を示す模式図である。 第5の実施形態に係る制御データの構造化ポイントブロックを示す模式図である。 第5の実施形態に係るデバッガの制御動作を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
(ロボット構成)
以下、本発明に係るロボット1の第1の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本実施形態のロボット1の全体構成図である。図1に示すように、ロボット1は移動手段2とコントローラ3を備える。移動手段2には作業ツール4が装着されている。このロボット1は、移動手段2及び作業ツール4を制御して、所望位置に作業ツール4を位置させて作業させる。作業ツール4は、例えば電動のネジ締めドライバ、溶接機、塗装ガン、ハンドラ等である。
移動手段2は、作業ツール4をX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に移動させ、指定されたポイントに作業ツール4を位置させる。X軸方向は、水平面と平行な軸方向である。Y軸方向は、水平面と平行でX軸と直交する他軸方向である。Z軸方向は高さ方向である。この移動手段2は、作業ツール4をX軸方向に移動させるXリニアスライダ21、作業ツール4をY軸方向に移動させるYリニアスライダ22、作業ツール4をZ軸方向に移動させるZリニアスライダ23を備える。
Xリニアスライダ21は、X軸方向に延設されたレール上にYリニアスライダ22を摺設し、X軸方向に走行する無端ベルトにYリニアスライダ22を直交させて固定してなり、無端ベルトをX軸モータで走行させ、Yリニアスライダ22をX軸に沿って移動させる。
Yリニアスライダ22は、Y軸方向に延設されたレール上にZリニアスライダ23を摺設し、Y軸方向に走行する無端ベルトにZリニアスライダ23を固定してなり、無端ベルトをY軸モータで走行させ、Zリニアスライダ23をY軸に沿って移動させる。Xリニアスライダ21及びYリニアスライダ22の伝動機構としては、無端ベルトの他、シリンダ、リードスクリュー等の各種アクチュエータを挙げることができる。
Zリニアスライダ23は、Z軸に沿った軸を有するアームを備え、このアームの先端に作業ツール4が装着される。このZリニアスライダ23は、例えばラックアンドピニオン機構を有し、ラックをZ軸方向に延設し、当該ラックにアームを固定して構成される。Z軸モータによりピニオンを回転させることで、アームをZ軸方向に移動させる。このZリニアスライダ23により作業ツール4は、Z軸方向を移動する。
コントローラ3は、図2に示すように、いわゆる制御プログラムの構成要素である制御データ6に従って演算処理及び周辺機器へ指令信号を出力するCPU31と、プログラムを記憶するHDD等のストレージ32と、プログラムが展開され、CPU31の演算結果が一時記憶されるメモリ33と、周辺機器で構成される所謂コンピュータである。周辺機器は、CPU31が送出する指令信号に従って各モータに電力パルスを供給するモータドライバ34、液晶ディスプレイ等の表示部352、並びにマウス、キーボード及びティーチングペンダント351等の操作手段35である。
このコントローラ3は、ストレージ32の制御データ6を参照したプログラム処理の結果として移動手段2と作業ツール4を制御する。図3に示すように、ロボット1は、コントローラ3の制御の結果、例えば、3点の経由点を経ながら、開始点へ移動する。この移動の前には移動前作業を行い、移動中も移動中作業を行う。開始点へ移動すると、開始点での開始点作業を行う。開始点作業が終了すると、本作業を開始しながら開始点から終了点へ移動する。終了点に移動すると、終了点での終了点作業を行う。
この例に示すように、ロボット1は、コントローラ3の制御の結果、加工ポイントに対する一連の作業を行い、加工ポイントを変えて新たに一連の作業を繰り返す。加工ポイントは、本作業が施される加工点である。一連の作業は、加工ポイントに対する本作業と、その本作業を完遂するための付随作業により成る。付随作業は、本作業の開始点への移動、本作業前後の事前作業及び事後作業を含む。
本作業は、作業ツール4の本来機能を発揮するネジ締め又は溶接等である。事前作業は、開始点への移動前の作業と移動中の作業、及び開始点での本作業前の作業である。移動は、物理的な障害を避けるための経由点を経ながら開始点への移動と、開始点から本作業の終了点への移動である。事後作業は、本作業終了後の終了点での作業である。
(制御データ構成)
図4は、制御データ6の全体構成を示す模式図である。制御データ6は各加工ポイントに対する一連の作業を記録している。この制御データ6は、複数の構造化ポイントブロック7を配列して成る。構造化ポイントブロック7は、1箇所の加工ポイントに対する一連の作業を一塊にして記録している。
一連の作業は、ポイント主体の構文で記録されている。すなわち、構造化ポイントブロック7は、1箇所の加工ポイントに対する一連の作業を表す全ポイントステートメント8を配列して成る。各ポイントステートメント8は、加工ポイントに本作業を完遂するために位置取りする必要のあるポイントごとに用意される情報である。このポイントステートメント8は、ポイント番号81以下に、ポイント種別オプション82と、ポイント座標83とポイント速度84を並べて成る。更に、ポイントステートメント8は、ポイント番号81以下に、作業種別オプション85と、作業番号86を並べてなる。
ポイント番号81は、ポイント主体の構文であることの宣言及び区切りを明示し、各ポイントステートメント8を区分けしている。ポイント種別オプション82は、ポイントの種類と移動方法の組み合わせを示す。ポイントの種類は、経由点、本作業の開始点、及び本作業の終了点等である。移動方法は、PTP移動、直線補間移動、補助点指定による円弧補間等である。経由点を示すポイント種別オプション82の記録に対して、経由点を示す複数のポイント座標83の記録が許可されている。
作業番号86は、作業ツール4の作業内容を記述した命令群を示す識別子である。命令群は、SLIM(Standard Language for Industrial Manipulators)やスーパーSEL言語等のロボット言語により記述され、予めストレージ32に記憶されている。作業種別オプション85は、作業番号86が示す作業の実施時期を示す。この作業種別オプション85は、移動前作業、移動中作業、開始点作業、終了作業、又は本作業を示す。
例えばポイントステートメント8は、「#1 CP開始点 X=○○,Y=△△,Z=×× 速度40 移動中作業 作業番号1」である。コントローラ3は、#1によって、ポイントステートメント8の区切りを識別し、#1以下を参照して移動手段2を制御し、作業ツール4を「X=○○,Y=△△,Z=××」のポイント座標83で得られる座標へ、「速度40」のポイント速度84で得られる速度で、「CP開始点」のポイント種別オプション82で得られる滑らかな円弧を描いた移動方法により、作業ツール4を位置させる。
また、コントローラ3は、「移動中作業」の作業種別オプション85で得られる移動中に、「作業番号1」の作業番号86が識別する命令群を実行し、作業番号1の作業をロボット1に行わせる。
このように、この制御データ6においては、ポイントステートメント8は、加工ポイントへの本作業の完遂のために位置取りされるポイントごとに記録されており、加工ポイントを直接指し示すものではない。一方、一連の作業を表す全ポイントステートメント8は、構造化ポイントブロック7で括られており、加工ポイントは、構造化ポイントブロック7によって明示的となっている。
コントローラ3は、この制御データ6に従って移動手段2及び作業ツール4を制御する運転モードと、制御データ6を編集するプログラミングモードを有する。プログラミングモードは、制御データ6に従ったロボット1の動作確認を行う実機デバッグモードを備える。
運転モードにおいて、コントローラ3は、制御データ6の全ポイントステートメント8を連続実行し、移動手段2及び作業ツール4を制御する。すなわち、コントローラ3は、先頭から次々に構造化ポイントブロック7を参照する。構造化ポイントブロック7の参照では、コントローラ3は、構造化ポイントブロック7内の各ポイントステートメント8を先頭から順に参照する。そして、ポイントステートメント8が示す制御を実行し、全ポイントステートメント8が示す制御の実行終了により、メインルーチンに戻る。メインルーチンに戻ると、次の構造化ポイントブロック7の参照を続けていく。
(デバッガ構成)
図5に示すように、プログラミングモードの場合、コントローラ3は、制御データ生成手段51とデバッガ52からなる。制御データ生成手段51は、ティーチングペンダント351やマウスやキーボード等の操作手段35への入力に従って、制御データ6内の各データを追加、削除、又は修正等し、制御データ6を編集する。
デバッガ52は、制御データ6を区切って断続実行し、移動手段2と作業ツール4を断続動作させるプログラム断続実行手段である。デバッガ52は、構造化ポイントブロック7を区切りの目安とし、構造化ポイントブロック7ごとにステップオーバー実行する。
図6は、デバッガ52の制御動作を示すフローチャートである。図6に示すように、デバッガ52は、制御データ6から次の構造化ポイントブロック7を参照する(ステップS01)。構造化ポイントブロック7を参照すると、参照した構造化ポイントブロック7内の先頭から順にポイントステートメント8を実行する(ステップS02)。未実行のポイントステートメント8がまだ存在すれば(ステップS03,No)、ステップS02に戻り、次のポイントステートメント8を実行する(ステップS02)。
参照した構造化ポイントブロック7内の全ポイントステートメント8の実行が終了すると(ステップS03,Yes)、制御データ6のメインルーチンに戻る(ステップS04)。そして、次の構造化ポイントブロック7がまだ存在すれば(ステップS05,No)、デバッガ52は、制御データ6の実行を一旦停止する(ステップS06)。
ユーザが操作手段35を用いて実行再開を指示すると(ステップS07,Yes)、デバッガ52は、ステップS01に戻り、未実行の次の構造化ポイントブロック7を参照する(ステップS01)。構造化ポイントブロック7の全てを参照終了すると(ステップS05,Yes)、デバッガ52は、制御データ6を参照する動作確認の実行を終了する。
(作用効果)
このように、構造化ポイントブロック7を区切りの目安として断続的に制御データを実行するデバッガ52により、ロボット1は、一連の作業ごとに動作し、一連の作業の終了ごとに一旦停止し、操作手段35を用いたユーザによる再開指示を待って次の一連の作業を開始する。すなわち、ロボット1の制御データ6は、1箇所の加工ポイントに対する一連の作業を構成する全ポイントステートメント8が一個の構造化ポイントブロック7に纏められている。
従って、ステートメントのブロックをステップオーバー実行するデバッグ52によって、ロボット1は、1箇所の加工ポイントに対する一連の作業単位で動作することになり、ユーザによるデバッグ52の効率性が向上する。
また、制御データ6には、加工ポイントごとの構造化ポイントブロック7が並ぶ。ポイント主体の構文であると、加工ポイントを直接指し示さない経由点、開始点、終了点が並ぶことになり、これらポイントが何れの加工ポイントに関するポイントであるか把握しづらい。
しかし、加工ポイントごとの構造化ポイントブロック7の並びで制御データ6を構成することで、制御データ6が加工ポイントを主体として判読可能となり、ユーザによるデバッグの効率性は向上する。
(制御データ変形例1)
図7は、制御データ6に配列される構造化ポイントブロック7を示す模式図である。この制御データ6では、作業種別オプション85と作業番号86がポイントステートメント8から外に出され、一文の作業ステートメント9を形成している。この作業ステートメント9は、作業種別オプション91と作業番号92から成る。作業ステートメント9とポイントステートメント8は実行する順番で配列される。移動中の作業を構成する命令群は、移動中にシステムによって明示的又は暗黙的に繰り返される。
このように、構造化ポイントブロック7内がポイントステートメント8だけで構成されず、作業ステートメント9が混在していたとしても、構造化ポイントブロック7で括られる限りは、デバッグにおいて1箇所の加工ポイントに対応する一連の作業単位で連続実行できる。
(制御データ変形例2)
図8は、第2の変形例に係る制御データ6を示す模式図である。図8に示すように、構造化ポイントブロック7にはブレークポイント情報71が付加可能となっている。ブレークポイント情報71は、プログラミングモード中の操作手段35を用いた制御データ6の作成及び編集操作によって書き込まれ、デバッグモードにおいて有効となる。
この制御データ6に従ったデバッグモードの動作は次の通りである。すなわち、図9に示すように、デバッガ52は、制御データ6から未実行のうちの先頭の構造化ポイントブロック7を参照する(ステップS11)。参照した構造化ポイントブロック7にブレークポイント情報71があれば(ステップS12,Yes)、制御データ6の実行を一旦停止する(ステップS13)。
一方、ブレークポイント情報71がなければ(ステップS12,No)、参照した構造化ポイントブロック7から未実行のうちの先頭のポイントステートメント8又は作業ステートメント9を実行する(ステップS14)。未実行のポイントステートメント8又は作業ステートメント9がまだ存在すれば(ステップS15,No)、ステップS14に戻り、次の未実行のうちの先頭のポイントステートメント8又は作業ステートメント9を実行する。
参照した構造化ポイントブロック7に含まれる全てのポイントステートメント8又は作業ステートメント9の実行が終了すると(ステップS15,Yes)、メインルーチンに戻る(ステップS16)。そして、未実行の構造化ポイントブロック7がまだ存在すれば(ステップS17,No)、デバッガ52は、ステップS11に戻り、その構造化ポイントブロック7を参照し(ステップS11)、ブレークポイント情報71があれば(ステップS12,Yes)、一旦停止する(ステップS13)。
ステップS13の一旦停止中、ユーザが操作手段35を用いて実行再開を指示すると(ステップS18,Yes)、デバッガ52は、ステップS14に戻り、参照した構造化ポイントブロック7を実行する。構造化ポイントブロック7の全てを実行終了すると(ステップS17,Yes)、デバッガ52は、制御データ6の実行を終了する。
このブレークポイント情報71に依存した一旦停止の方法と構造化ポイントブロック7に依存した一旦停止の方法は、実機デバッグモードで操作手段35を用いて選択される。
このように、デバッグ作業において、構造化ポイントブロック7単位の実行と設定されたブレークポイントまでの連続動作を選択的とすることで、デバッグ作業の段階に合わせて適切な実行方法を採ることができ、デバッグ作業が更に効率化する。
(制御データ変形例3)
図10に示すように、制御データ6は、ブレークポイントテーブル72を有している。このブレークポイントテーブル72は、実行前に一旦停止する構造化ポイントブロック7を示すブレークポイント情報71を記憶している。このブレークポイント情報71は、例えば構造化ポイントブロック7の名称で表される。
デバッガ52は、構造化ポイントブロック7を参照する前に、ブレークポイントテーブル72を参照し、参照した構造化ポイントブロック7とブレークポイントテーブル72に記憶されたブレークポイント情報71が一致するか判定する。一致の場合には、参照する構造化ポイントブロック7を実行する前に一旦停止し、操作手段35による再開指示を待って構造化ポイントブロック7の実行を開始する。
このように、ブレークポイント情報71を制御データ6の本体とは別のテーブルに記録しておくことで、ブレークポイント情報71の設置、置き換え、及び削除が容易となり、デバッグ作業の効率が更に向上する。すなわち、ブレークポイント情報71の設置等のために、制御データ6の中身を判読する必要がなくなる。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態に係るロボットについて図面を参照しつつ詳細に説明する。第1の実施形態と同一構成及び同一機能については同一の符号を付して説明を省略する。
(制御データ構成)
図11は、第2の実施形態に係る制御データ6の模式図である。この制御データ6は、各加工点に対する一連の作業を構成するポイントステートメント8を配列してなる。この制御データ6は、ポイントステートメント8を構造化ポイントブロック7で括るように、一連の作業ごとにポイントステートメント8の列を区切るものではない。
例えば、座標(X,Y,Z)=(100,120,50)を開始点とする第1の一連の作業の各ポイントステートメント8と、座標(X,Y,Z)=(100,240,50)を開始点とする第2の一連の作業の各ポイントステートメント8がポイント番号81を付して連続的に並べられている。
第1の一連の作業は、ポイント番号1〜6であり、この制御データ6に従うと、作業ツール4は、2点の回避点を通りつつ、直線的に開始点へ移動し、開始点から2点の通過点を通りながら円弧状に終了点に移動し、この終了点の移動まで作業番号4で示される本作業を行う。
第2の一連の作業は、ポイント番号7〜13であり、この制御データ6に従うと、作業ツール4は、第1の一連の作業の終了点から2点の回避点を通りつつ、直線的に開始点に移動し、開始点から3点の通過点を通りながら円弧状に終了点に移動し、この終了点の移動まで「作業番号4」で示される本作業を行う。
(デバッガ)
図12に示すように、デバッガ52は、主にストレージ32により構成される区切りポイント情報記憶部52aを有し、先頭区切りポイント情報と後尾区切りポイント情報を予め記憶している。先頭区切りポイント情報と後尾区切りポイント情報は、一連の作業の最初と最後のポイントステートメント8の種類を示す。例えば、最初のポイントステートメント8は経由点列に関し、最後のポイントステートメント8は終了点に関する。
図13に示すように、デバッガ52は、次のポイントステートメント8の実行を終了すると(ステップS21)、デバッガ52は、区切りポイント情報記憶部52aに記憶されている後尾区切りポイント情報を参照して、更に次のポイントステートメント8が最後のポイントステートメント8であるか判断する(ステップS22)。
後尾区切りポイント情報が示すポイントステートメント8であると(ステップS22,Yes)、デバッガ52は、このポイントステートメント8を実行して(ステップS23)、一旦停止する(ステップS24)。一方、後尾区切りポイント情報が示すポイントステートメント8でなければ(ステップS22,No)、ステップS21に戻り、順番にポイントステートメント8の連続実行を続けていく。
一旦停止の後(ステップS24)、操作手段35を用いた再開指示を待って(ステップS25)、デバッガ52は、区切りポイント情報記憶部52aに記憶されている先頭区切りポイント情報を参照して、更に次のポイントステートメント8が最初のポイントステートメント8であるか判断する(ステップS26)。
先頭区切りポイント情報が示すポイントステートメント8であると(ステップS26,Yes)、デバッガ52は、ステップS21に戻り、順番にポイントステートメント8の連続実行を続けていく。一方、先頭区切りポイント情報が示すポイントステートメント8でなければ(ステップS26,No)、デバッガ52は、ポイントステートメント8の1行ずつの断続的な実行に切り替えていく(ステップS27)。
このように、構造化ポイントブロック7は、ユーザが判読可能にポイントステートメント8を括らなくとも暗黙的に構成することができ、デバッグ作業において一連の作業単位で連続実行させることが可能となる。そのため、プログラミングの許容度が高まる。
(第3の実施形態)
次に第3の実施形態に係るロボットについて図面を参照しつつ詳細に説明する。第1の実施形態と同一構成及び同一機能については同一の符号を付して説明を省略する。
(デバッガ)
このデバッガ52は、操作手段35を用いた操作に応じて、制御データ6をステップイン実行、ステップオーバー実行、又はステップアウト実行する。図14は、第3の実施形態に係るロボットの動作確認を行う操作画面の模式図である。この操作画面には、ステップイン実行ボタン533とステップオーバー実行ボタン534とステップアウト実行ボタン535が表示されている。
デバッガ52は、図15に示すように、ステップイン実行ボタン533が押下されると(ステップS31,Yes)、実行位置がメインルーチンならば(ステップS32,Yes)、構造化ポイントブロック7にステップインする(ステップS33)。すなわち、構造化ポイントブロック7の先頭で制御データ6の実行を一旦停止する。
一方、ステップイン実行ボタン533の押下の際に実行位置が構造化ポイントブロック7内ならば(ステップS32,No)、構造化ポイントブロック7からポイントステートメント8にステップインする(ステップS34)。すなわち、実行位置のポイントステートメント8を実行し、ポイントステートメント8の実行終了で一旦停止する。ポイントステートメント8が命令群により成る場合には1ステップずつ実行して、一旦停止する。
また、デバッガ52は、図16に示すように、ステップオーバー実行ボタン534が押下されると(ステップS41,Yes)、構造化ポイントブロック7を終わりまで連続実行し(ステップS42)、次の構造化ポイントブロック7で実行を一旦停止する(ステップS43)。すなわち、第1の実施形態に係るデバッガ52と同一の制御動作を行う。
また、デバッガ52は、図17に示すように、ステップアウト実行ボタン535が押下されると(ステップS51,Yes)、構造化ポイントブロック7内の残りを連続実行して(ステップS52)、連続実行した構造化ポイントブロック7の終了でメインルーチンに戻って実行を一旦停止する(ステップS53)。
このように、デバッガ52は、ステップイン実行ボタン533の押下によって、制御データ6を1ステップずつ断続実行する。また、デバッガ52は、ステップオーバー実行ボタン534の押下によって、制御データ6を構造化ポイントブロック7毎に連続実行する。また、デバッガ52は、ステップアウト実行ボタン535の押下によって、ステップイン実行から構造化ポイントブロック7のステップオーバー実行に移行する。
従って、ユーザはデバッグ作業の段階に応じて適切なデバッグ動作をさせることができ、デバッグ操作の効率性が更に向上する。
(制御データ変形例4)
図18は、第4の変形例に係る制御データ6を示す模式図である。この制御データ6は、メインルーチンに構造化ポイントブロック7を明示的に配列し、構造化ポイントブロック7の内部に更に構造化ポイントブロック7が入れ子となって配置されている。この入れ子となった構造化ポイントブロック7は、例えば、「Call Points」といった構造化ポイントブロック7のコール命令で上位層の構造化ポイントブロック7内に記録される。
この構造を有する制御データ6の場合、デバッガ52は、ステップイン実行ボタン533を押下されると、入れ子となった構造化ポイントブロック7のポイントステートメント8を一つずつ実行して、実行の度に一旦停止する。ステップオーバー実行ボタン534を押下されると、入れ子となった構造化ポイントブロック7内のポイントステートメント8の全てを連続実行して、上位層の構造化ポイントブロック7内に戻って一旦停止する。また、ステップイン実行の途中でステップアウト実行ボタン535が押下されると、入れ子となった構造化ポイントブロック7の残りを全て実行して、上位層の構造化ポイントブロック7内に戻って一旦停止する。
(第4の実施形態)
次に第4の実施形態に係るロボットについて図面を参照しつつ詳細に説明する。第1の実施形態又は変形例と同一構成及び同一機能については符号を付して説明を省略する。
(デバッガ)
図19は、プログラミングモードにおいて表示部352に表示される操作画面53を示す。図19に示すように、コントローラ3は、表示部352に操作画面53の画面を表示させる。操作画面53は、構造作成カラム531とコード記述カラム532に分けられる。構造作成カラム531は、制御データ6の構造をツリー表示する。
この構造作成カラム531には、上位の階層にメインルーチンを展開する。メインルーチンには、構造化ポイントブロック7が並ぶ。この構造化ポイントブロック7の並びによって、加工ポイントごとのプログラムの区切りが識別可能となる。構造化ポイントブロック7を展開すると、ポイントステートメント8が並ぶ。このポイントステートメント8の並びによって、一箇所の加工ポイントごとの作業内容が作業ツール4を移動させるポイントを主体として認識可能となる。
構造作成カラム531内での操作手段35の操作によって、制御データ生成手段51は、制御データ6に構造化ポイントブロック7を追加する。また、構造作成カラム531内での操作手段35によって、制御データ生成手段51は、構造化ポイントブロック7にポイントステートメント8を追加する。更に、コード記述カラムでは、操作手段35を用いたキー入力やティーチングに応じて、ポイントステートメント8が編集され、作業番号86で示される命令群のコードが記述される。
デバッガ52は、この構造作成カラム531内で制御データ6の実行位置を表示する。実行中の構造化ポイントブロック7を展開し、実行中のポイントステートメント8のアイコンを強調する。作業ステートメント9を実行中であれば、作業ステートメント9に含まれる作業番号92の命令群を展開し、実行中の命令を強調する。また、デバッガ52は、構造作成カラム531内の操作手段35の操作によって、ブレークポイント情報71を指示された構造化ポイントブロック7に付す。
これにより、ユーザは、制御データ6の構造化ポイントブロック7の配列を視覚的に捉えることができる。すなわち、加工ポイントごとの一連の作業単位で制御プログラムを判読することができる。従って、デバッグ作業の効率が更に向上する。
(第5の実施形態)
次に第5の実施形態に係るロボットについて図面を参照しつつ詳細に説明する。第1の実施形態の変形例1と同一構成及び同一機能については同一の符号を付して説明を省略する。
(制御データ)
図20は、制御データ6に配列される構造化ポイントブロック7を示す模式図である。各構造化ポイントブロック7は、ポイントステートメント8と作業ステートメント9を配列して成る。この構造化ポイントブロック7には、デバッグ再開時実行の作業ステートメント9aと、デバッグ停止時実行の作業ステートメント9bが配列されている。
デバッグ再開時実行の作業ステートメント9aの処理内容は、運転モード時に各構造化ポイントブロック7を通して連続実行する際に、制御データ6の初期に予め実行しておく作業内容である。例えば、複数の加工ポイントを結んでレーザーカットする場合のレーザ照射である。デバッグ停止時実行の作業ステートメント9bの処理内容は、運転モード時に書く構造化ポイントブロック7を通して連続実行する際に、制御データ6の最後に実行しておく作業内容である。例えば、複数の加工ポイントを結んでレーザーカットする場合のレーザー照射停止である。
(デバッガ)
このデバッグ再開時実行とデバッグ停止時実行の作業ステートメント9a、9bは、運転モードでは無視され、実機デバッグモードで特定条件を満たした場合にデバッガ52により実行される。特定条件は、デバッグ時再開時実行の作業ステートメント9aに関してステップオーバー実行の最初であり、デバッグ時停止時実行の作業ステートメント9bに関してステップオーバー実行又はステップアウト実行の最後である。
図21は、デバッガ52の制御動作を示すフローチャートである。図21に示すように、デバッガ52は、先の構造化ポイントブロック7の実行が終了すると(ステップS61)、一旦停止する(ステップS62)。そして、操作手段35を用いたユーザによる再開指示により(ステップS63,Yes)、次の構造化ポイントブロック7内のデバッグ再開時実行の作業ステートメント9aを参照して(ステップS64)、デバッグ再開時の作業を実行する(ステップS65)。デバッグ再開時の作業がロボット1の動作に関与する場合、デバッガ52は、移動手段2や作業ツール4を制御する。
デバッグ再開時実行の作業ステートメント9aの実行が終了すると(ステップS65)、デバッガ52は、参照中の構造化ポイントブロック7内の残りのポイントステートメント8や作業ステートメント9を連続実行していく(ステップS66)。
残りのポイントステートメント8等の連続実行が終了すると(ステップS66)、デバッガ52は、構造化ポイントブロック7内のデバッグ停止時実行の作業ステートメント9bを参照して(ステップS67)、デバッグ停止時の作業を実行する(ステップS68)。デバッグ終了時の作業がロボット1の動作に関与する場合、デバッガ52は、移動手段2や作業ツール4を制御する。
そして、デバッグ再開時実行及びデバッグ停止時実行の作業ステートメント9a、9bを含めて、参照中の構造化ポイントブロック7内の全てのステートメントの連続実行が終了すると(ステップ61)、ステップS62に戻り、一旦停止する(ステップS62)。
デバッグ作業においてプログラムの実行を停止させた場合、システム上、制御データの実行中は連続的に動作させ続ける内容も一旦停止させたい場合がある。例えば、レーザ加工において、実機の状態を見直すためにレーザ出力を一旦停止させたい場合がある。
このロボット1では、デバッグ停止時実行の作業ステートメント9bによって、ロボット1の一旦停止と共に止めておきたい作業も自動的に停止させることができる。
一方、ロボット1の一旦停止と共に止めておきたい作業を停止させると、次の構造化ポイントブロック7を実行する際に、止めておいた作業を再開させずにいるために不具合が起こることがある。例えば、レーザ加工においてレーザ出力無しで次の加工ポイントにおける動作確認を行うことはできない。
そこで、このロボット1では、デバッグ再開時実行の作業ステートメント9aによって、一旦停止させておいた作業を次の構造化ポイントブロック7の実行開始時に実行させておくことができる。
これにより、デバッグ作業におけるミスや煩雑さを取り除くことができ、デバッグ作業の効率性も高まる。
(他の実施形態)
以上のように本発明の実施形態を説明したが、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。そして、この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、ロボット1に対するプログラミングを直接ロボット1に対して行う例を示したが、これに限らず、ロボット1とは別のコンピュータ等のプログラミングツールで行うようにし、制御データ6をロボット1にロードするようにしてもよい。
1 ロボット
2 移動手段
21 Xリニアスライダ
22 Yリニアスライダ
23 Zリニアスライダ
3 コントローラ
31 CPU
32 ストレージ
33 メモリ
34 モータドライバ
35 操作手段
351 ティーチングペンダント
352 表示部
4 作業ツール
51 制御データ生成手段
52 デバッガ
52a 区切りポイント情報記憶部
53 操作画面
531 構造作成カラム
532 コード記述カラム
533 ステップイン実行ボタン
534 ステップオーバー実行ボタン
535 ステップアウト実行ボタン
6 制御データ
7 構造化ポイントブロック
71 ブレークポイント情報
72 ブレークポイントテーブル
8 ポイントステートメント
81 ポイント番号
82 ポイント種別オプション
83 ポイント座標
84 ポイント速度
85 作業種別オプション
86 作業番号
9 作業ステートメント
91 作業種別オプション
92 作業番号
9a デバッグ再開時実行の作業ステートメント
9b デバッグ停止時実行の作業ステートメント

Claims (11)

  1. 各加工ポイントで一連の作業を繰り返すロボットであって、
    前記一連の作業で各加工ポイントに対して本作業を実行する作業ツールと、
    前記一連の作業で前記作業ツールを移動させる移動手段と、
    前記作業ツールと前記移動手段を制御するコントローラと、
    前記加工ポイントごとの前記一連の作業を括った構造化ポイントブロックを配列した制御データを記憶する記憶手段と、
    前記構造化ポイントブロック単位で前記制御データを連続実行して一旦停止するステップオーバーを実行するデバッガと、
    を備え、
    前記一連の作業は、
    前記作業ツールによる本作業、当該本作業前後の事前作業と事後作業、及び前記本作業のための複数ポイントへの位置取りを含んで成り、
    前記構造化ポイントブロックは、
    前記一連の作業に含まれる作業と移動の内容を示すデータが記録されていること、
    を特徴とするロボット。
  2. 前記構造化ポイントブロックは、
    一個の前記一連の作業の過程で位置取りする全てのポイントと其のポイントへの移動前、移動中又は移動後の作業の内容を示すデータである各ポイントステートメントを配列して成り、
    前記デバッガは、
    一個の前記構造化ポイントブロックに含まれるポイントステートメントの全てを連続実行して、前記制御データの連続実行を一旦停止すること、
    を特徴とする請求項記載のロボット。
  3. 前記構造化ポイントブロックは、
    一個の前記一連の作業の過程で位置取りする全てのポイントを示すデータである各ポイントステートメントと、
    一個の前記一連の作業の過程で移動前、移動中又は移動後に行う全ての作業を示すデータである各作業ステートメントと、
    を配列して成り、
    前記デバッガは、
    一個の前記構造化ポイントブロックに含まれるポイントステートメント及び作業ステートメントの全てを連続実行して、前記制御データの連続実行を一旦停止すること、
    を特徴とする請求項記載のロボット。
  4. 前記構造化ポイントブロックは、
    ブレークポイント情報が記録されて成り、
    前記デバッガは、
    前記ブレークポイント情報を有する前記構造化ポイントブロックの手前まで全ての前記構造化ポイントブロックを連続実行して一旦停止すること、
    を特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のロボット。
  5. 前記記憶手段は、
    特定の前記構造化ポイントブロックを示すブレークポイント情報を記録したテーブルを記憶し、
    前記デバッガは、
    前記ブレークポイント情報が示す前記構造化ポイントブロックの手前まで全ての前記構造化ポイントブロックを連続実行して一旦停止すること、
    を特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のロボット。
  6. ユーザの操作を受け付ける操作手段を備え、
    前記デバッガは、
    前記操作手段を用いたステップオーバー実行の選択に応じて、前記構造化ポイントブロック単位で前記制御データを連続実行して一旦停止するステップオーバー実行手段と、
    前記操作手段を用いたステップイン実行の選択に応じて、前記構造化ポイントブロックの内部先頭に実行位置を合わせて一旦停止し、前記操作手段による再開指示の都度、1ステートメントずつ断続実行して一旦停止するステップイン実行手段と、
    を備えること、
    を特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のロボット。
  7. 前記デバッガは、
    前記操作手段を用いた前記ステップイン実行の選択後のステップアウト実行の選択に応じて、前記構造化ポイントブロックの残りのステートメントを全て連続実行し、前記構造化ポイントブロックからステップアウトして一旦停止するステップアウト実行手段を備えること、
    を特徴とする請求項記載のロボット。
  8. 前記制御データは、
    前記構造化ポイントブロックを入れ子にして記録して成り、
    前記デバッガは、
    入れ子にされた前記構造化ポイントブロック内を全て連続実行する入れ子ステップオーバー実行手段と、
    入れ子にされた前記構造化ポイントブロックの内部を1ステートメントずつ断続実行する入れ子ステップイン実行手段と、
    を備えること、
    を特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のロボット。
  9. 前記デバッガは、
    入れ子の前記構造化ポイントブロックの残りのステートメントを全て連続実行し、前記入れ子の構造化ポイントブロックからステップアウトして一旦停止する入れ子ステップアウト実行手段を備えること、
    を特徴とする請求項記載のロボット。
  10. 前記制御データの構造をツリー表示する表示手段を更に備えること、
    を特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のロボット。
  11. ての前記構造化ポイントブロックは、
    初の処理の内容を示す命令群又は其のコール命令によりなる単数又は複数行の最初ステートメントと、
    後の処理の内容を示す命令群又は其のコール命令によりなる単数又は複数行の最後ステートメントと、
    を記録し、
    前記コントローラは、
    前記最初ステートメントと前記最後ステートメントを無視し、
    前記デバッガは、
    前記最初ステートメントと前記最後ステートメントを実行すること、
    を特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載のロボット。
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