JP6544599B2 - 無溶接乾式組み立て型扉枠構造体の簡易取り付け施工方法。 - Google Patents
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Description
部以外は、軽量鉄骨間仕切り壁が多く配置され、その軽量鉄骨間仕切り壁には、
必ず出入口としての扉が設けられる。現在、人材の不足、技能者の不足が問題
となりつつある建築業界において、異種業者が作業を交錯しながら進捗する軽
量鉄骨間仕切り壁の施工では、他の業種へ影響を及ぼし、工事の遅滞、突貫工
事での人員の増加等の深刻な問題になりつつあり、これらの問題を解決できる
軽量鉄骨間仕切り壁の仕上げ工事方法が望まれている。そこで、軽量鉄骨間仕
切り壁の施工の進捗状況に無関係で取り付け出来る鋼製建具の開発を目指して
いる。
手配から入荷迄の日数と壁業者の壁施工の部材の手配から入荷迄の日数が違い、仕上げ工程の手待ちの期間が生じる。建物の工期が決まっており、手待ちの期間を作ることは大きな問題となる。この状況下において、壁業者が建具業者の作業日程を気にすることなく、壁工事の施工を完了させることができ、その後、建具業者が問題なく施工できれば、ボトルネックの解消になる。
にできる対応性と、良好な施工性とを兼ね備えた無溶接乾式組み立て型扉枠構
造体の随時に簡易に取り付け可能な施工方法を提供することを目的とする。
り掛かる進捗状況において、壁業者に先行して建具業者が扉枠体の取り付けを行う場合、出入り口計画位置にスラブ間支柱部材を建て、まぐさ部材を固定して開口部を形成し、次に、主要枠体および付属枠体用枠体位置決め盤を取り付け、前記スラブ間支柱に対して、建て込み前に組み上げた主要枠体を前記支柱部材に建て込み、枠体の裏面を枠体位置決め盤に当接させ、L字クランプ固定治具で一時締着させ、アングル部材、ねじ部材により固着させる。次に同じく建て込み前に組み上げたI字状の嵌合部を持つ付属枠体のI字状嵌合部先端を前記主要枠体のU字状嵌合部に挿入し、前記支柱部材に建て込み、枠体の裏面を枠体位置決め盤に当接させ、L字クランプ固定治具で一時締着させ、ねじ部材により固着させる。最後に、一体化した枠体の前記主要枠体部に扉の吊り込み及び金物取り付けを行い、開閉調整できるようにしている。
F2 下部スラブ
SM1 上部墨出しライン
SM2 下部墨出しライン
SM3 壁部墨出しライン
SM4 壁部墨出しライン
SM5 支柱部墨出しライン
SM6 支柱部墨出しライン
K1 壁(右)
K2 壁(左)
BK1 スラブ用ブラケット部材
BK2 無目用ブラケット部材
ST1 スラブ間支柱(左)
ST2 スラブ間支柱(右)
ST3 支柱用まぐさ材
KW1 主要枠体上枠
KW2 主要枠体縦枠(右)
KW3 主要枠体縦枠(左)
R1 上部ランナー
R2 下部ランナー
R3 下部ランナー
R4 欄間部ランナー
S1 スタッド
S2 欄間スタッド
KH1 開口部上補強
KH2 開口部縦補強(右)
KH3 開口部縦補強(左)
B1 壁ボード
B2 欄間部ボード
TW1 付属枠上枠
TW2 付属枠縦枠(右)
TW3 付属枠縦枠(左)
HW1 枠体位置決め盤固定型
HW2 枠体位置決め盤固定型
M1 枠体位置決め盤当接面
M2 枠体位置決め盤当接面
HW3 枠体位置決め盤取り外し型本体(調整可能式)
EN1 枠体位置決め盤電磁石本体
H1 枠体用位置決め盤当接部
LK1 L字クランプ固定治具
AG1 アングル部材
NJ1 トラス頭ねじ部材
NJ2 皿頭ねじ部材
TU1 扉本体
T1 扉吊り金物 蝶番
J1 扉錠前
Claims (5)
- 軽量鉄骨間仕切り壁に計画される出入り口ドアにおいて、嵌合部の接合により一体枠可能な分割扉枠体と、軽量鉄骨壁施工前の計画空間に開口部を形成するスラブ間支柱部材、或いは軽量鉄骨壁施工後の開口補強部材と、計画位置に扉枠体を保持する枠体位置決め盤とで構成され、枠体位置決め盤に枠体裏面を当接させた扉枠体とスラブ間支柱部材、或いは扉枠体と開口補強部材間とをL字クランプ固定治具により一時的に挟持し、アングル部材とねじ部材により固着することを特徴とする無溶接乾式組み立て型扉枠構造体の簡易取り付け施工方法。
- 強固な一体化枠体に溶接無しで組み立できる分割扉枠体において、
分割扉枠体は、扉本体を支持する主要枠体と主要枠体固着空間を塞ぐ付属枠体で構成し、
主要枠体は、U字状の嵌合部を持つ2本の縦枠部材と1本の上枠部材及び1本の下枠部材とからなるビス固定型組み立て式枠体構造にし、付属枠体は、I字状嵌合部を持つ2本の縦枠部材と1本の上枠部材とからなるビス固定型組み立て式枠体かつ、I字状嵌合部先端を主要枠体のU字状嵌合部に挿入できる構造とし、部材を挟み締め付けて、一時的に挟持できるL字クランプ固定治具、及びアングル部材とをねじ部材を使い、強固な一体枠体にできることを特徴とする請求項1に記載の無溶接乾式組み立て型扉枠構造体の簡易取り付け施工方法。
- 枠体位置決め盤は、計画軽量鉄骨壁の仕上げ材位置を仮決めする先行取り付け部材であり、分割扉枠体の裏面に当接させ、所望の仕上げ厚さに応じた枠見込みの一体枠体にでき、
枠体位置決め盤は施工条件に応じて、扉枠体と一緒に壁内へ残す固定型と扉枠体施工後に外してしまう取り外し型とがあり、
前記固定型は、厚さ1.2〜6mm、幅20〜100mm、当接面5〜50mm形状L字型、コ字型またはI字型の金属板、前記取り外し型は、電磁石の座部と当接面位置調整可能な当接面部を持つ構造体としていることを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれかに記載の無溶接乾式組み立て型扉枠構造体の簡易取り付け施工方法。
- 分割扉枠体施工に関して、軽量鉄骨壁施工前の出入り口計画位置に対する施工、軽量鉄鋼壁施工中の計画位置に対する施工、或いは軽量鉄骨壁施工終了後の計画位置に対する施工も可能にできることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の無溶接乾式組み立て型扉枠構造体の簡易取り付け施工方法。
- 前記分割扉枠体は、扉本体を支持する主要枠体と主要枠体固着空間を塞ぐ付属枠体からなり、前記L字クランプ固定治具は、前記分割扉枠体の出入り口開口部に対する建て込みにおいて、主要枠体と出入り口開口部の間、或いは主要枠体と付属枠体の間を挟み締め付けて一時的に挟持でき、100〜300mmの間隔を挟持できる万力式クランプ型であって、所定の位置で一体とした扉枠体の枠見込み幅を保持できる型式であることを特徴とする請求項1〜請求項4に記載の無溶接乾式組み立て型扉枠構造体の簡易取り付け施工方法。
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- 2017-09-12 JP JP2017174933A patent/JP6544599B2/ja active Active
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