JPH05280126A - ドア部を含む仕切壁施工方法 - Google Patents

ドア部を含む仕切壁施工方法

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Publication number
JPH05280126A
JPH05280126A JP5973892A JP5973892A JPH05280126A JP H05280126 A JPH05280126 A JP H05280126A JP 5973892 A JP5973892 A JP 5973892A JP 5973892 A JP5973892 A JP 5973892A JP H05280126 A JPH05280126 A JP H05280126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door frame
partition wall
door
construction
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP5973892A
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English (en)
Inventor
Keizo Takahashi
桂蔵 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HORIE KOMUTEN KK
SUYAMA SASH KOGYO KK
Fujita Corp
Original Assignee
HORIE KOMUTEN KK
SUYAMA SASH KOGYO KK
Fujita Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by HORIE KOMUTEN KK, SUYAMA SASH KOGYO KK, Fujita Corp filed Critical HORIE KOMUTEN KK
Priority to JP5973892A priority Critical patent/JPH05280126A/ja
Publication of JPH05280126A publication Critical patent/JPH05280126A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドア枠を独立的に設置できるようにして仕切
壁の施工仕上げを早期に行うことができるようにしたド
ア部を含む仕切壁施工方法である。 【構成】 ドア枠固定用支柱1,2の上下を天井側と床
側にブラケット5,6を介して固定立設し、この支柱間
においてドア縦枠10,11を該支柱に固着し上枠等を
配設してドア枠を設置し、他方、仕切壁形成個所に間柱
等を設置しておき、その上で支柱を含むドア枠背面側に
壁ボード14,15の端部を納めるようにして壁面を配
設し、壁面施工と並行し必要に応じて設備配管類を配設
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドア部を含む間仕切、
壁等の仕切壁の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ドア部を含む仕切壁を形成する従来の施
工方法は、まず、仕切壁を形成するための間柱、筋交い
等を設置し、ドア部周囲は開口状態としておき、壁部を
通る設備配管をした状態で、取付けドア及び装着する錠
の種類の決定を待ち、ドア取付個所を補強する一方、錠
が決定した後でドア枠に錠受け座取付け孔を穿孔し、そ
の上でドア枠を取付個所に設置し、その後に仕切壁のボ
ード貼りをし、或いはモルタル塗りをして仕切壁を仕上
げていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法では、ド
ア枠を設置しなければ、仕切壁を仕上げることができな
いが、ドアと錠の種類についての施主の決定に時間を要
するのが通常で、大方の建築施工において、仕切壁の仕
上げ施工に皺寄せが行き、工期末ぎりぎりの施工となっ
てしまっていた。そのため仕上げ施工を短期間に集中的
に行わねばならないか、或いは工期を延長しなければな
らないものであった。
【0004】しかしながら、このような施工状況では、
下地工やボード貼り工等の職人不足が慢性化している現
状等も合わせると、品質の低下、建築費の上昇、或いは
工期遅れ等を招かざるを得なかった。
【0005】本発明は、このような問題点に着目し、ド
ア枠を独立的に設置できるようにすることによって、仕
切壁の施工を早期に行うことができるようにし、その結
果建築に要する労力、期間、費用を大幅に節減し、施工
品質特に仕切壁の品質を安定化し得るようにしたドア部
を含む仕切壁施工方法を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ドア枠固定用支柱の上下を天井側と床側
に固定して立設し、この支柱間においてドア枠を該支柱
に固着して配設し、その上で支柱を含むドア枠背面側に
壁面端部を納めるようにして壁面を配設し、壁面施工と
並行し必要に応じて設備配管類を配設するようにしてド
ア部を含む仕切壁施工方法としたものである。
【0007】
【作用】ドア、錠に決定如何に係わりなく、ドア枠固定
用支柱を独立的に立設し、ドア枠をこれに固着すること
により、ドア部の早期施工ができ、仕切壁部の施工も早
期に行えると共に、仕切壁端のドア枠部との納まりを仕
上げることができ、仕切壁部施工と同時に設備配管類を
配設することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面によって説明
する。ドア部を含む仕切壁の施工は、先ずドア部を設置
することから行う。符号1,2は天井スラブ3と床スラ
ブ4間に略相当する長さに設定したドア枠固定用支柱
で、例えば断面中空矩形体乃至Cチャンネル体として形
成してあり、この支柱1,2の上下両端部をアングル形
のブラケット5,6を介してスラブ3,4に固定する。
【0009】ブラケット5は、支柱1乃至2の背面(ド
ア枠固着面とは反対の面)の上端部に当接可能な垂直片
5aの中央部にボルト挿通用の長孔5cを形成し、上端
から直角に折曲した水平片5bの中央部に同様の長孔5
dを形成してなっており、該水平片5cをアンカーボル
ト7にナット止めすることによって天井スラブ3に固定
すると共に、垂直片5aをプレート8を介装して支柱1
乃至2の上端部背面にボルトナット固定する。
【0010】上記垂直片5aを固定するボルトは、例え
ば支柱1,2の上端部背面内からボルト先端部が背面外
方に突出するように予め溶接固定しておくのが好まし
い。
【0011】ブラケット6は、支柱1乃至2の背面の下
端部に当接可能な垂直片6aの上端から直角に水平片6
bを折曲形成し、その中央部にボルト挿通用の長孔6c
を形成してなっており、該水平片6bをアンカーボルト
9にプレート8を介装してナット止めすることによって
床スラブ4に固定すると共に、垂直片6aを支柱1乃至
2の下端部背面に溶接固定する。この溶接固定はボルト
ナット固定とすることも可能である。
【0012】所定間隔を置いて支柱1,2を配設した
後、両支柱の対向面にそれぞれドア枠の縦枠10,11
を固着すると共に、この上端部に上枠12を架設し、必
要に応じて下端部に下枠(図示せず)を設置する。
【0013】両縦枠10,11は、いずれもその背面と
支柱1,2とを接面させて溶接することができるが、図
示の場合は、縦枠10,11の各背面中央部に開口溝1
0a,11aを形成してあり、各開口溝10a,11a
適宜個所の両内側面に跨がるようにプレート13を当て
て溶接すると共に、該プレート13と支柱1,2とを溶
接して固着してある。なお、いずれかの部材へのプレー
ト13の溶接は工場加工としてもよい。
【0014】また、上記縦枠の内、ドアの施錠側となる
縦枠10には、予め工場加工により、床上所定位置例え
ば約1m程度上位置を基準として錠受け座用取付け孔を
穿孔しておくのが好ましい。該錠受け座は錠の種類如何
によらず適用可能な受け座として形成したものを使用す
るのが好ましい。
【0015】而して、両支柱1,2の外側には適宜間隔
をおいて間柱(図示せず)を設置しておくと共に、筋交
いを必要に応じて配設しておき、順次仕切壁例えば壁ボ
ード14,15を設置し、その端部を支柱1,2を内側
に挟むようにして縦枠10,11の背面側に当接して納
めることにより、間仕切を形成することができる。ドア
16は、何時でも縦枠11に枢着してドア枠内に配設す
ることが可能である。
【0016】設備配管類は、間仕切の片側の壁ボード1
4(例えば表側ボード)を設置した後で配設し、その後
に他側の壁ボード15(例えば裏側ボード)を設置する
ことができ、このように施工できることにより、壁ボー
ドの開口位置を予め設定することができるので、配管作
業が効率化でき、壁ボードの設置も効率化できると共
に、開口部を補強しかつ均一化することができるので、
施工能率の向上はもとより、耐火性能等の品質を向上さ
せることができる。
【0017】
【発明の効果】このようにして、本発明により、ドア及
び錠の選択決定を受ける前に支柱を自立設置し、ドア枠
を設置して、仕切壁を仕上げることができるので、早期
に仕切壁の施工を行うことができて、建築作業の省力
化、合理化を図ることができると共に、建造物の品質向
上に資することができる。また、仕切壁部に配設する設
備配管の施工も効率化でき、そのことからも仕切壁の施
工の合理化を図ることができ、開口部等の均一化、補強
等の品質向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドア部を中心とする仕切壁部を示
す正面部分略図である。
【図2】支柱の固定構造を示す中間部省略の正面図であ
る。
【図3】支柱固定用のブラケットを示す斜視図である。
【図4】介装プレートの斜視図である。
【図5】同じく支柱固定用ブラケットを示す斜視図であ
る。
【図6】支柱、ドア枠、壁ボードの結合状態を示す部分
横断面図である。
【符号の説明】
1,2 支柱 3 天井スラブ 4 床スラブ 5,6 ブラケット 7,9 アンカーボルト 10,11 ドアの縦枠 12 ドアの上枠 14,15 壁ボード 16 ドア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア枠固定用支柱の上下を天井側と床側
    に固定して立設し、この支柱間においてドア枠を該支柱
    に固着して配設し、その上で支柱を含むドア枠背面側に
    壁面端部を納めるようにして壁面を配設し、壁面施工と
    並行し必要に応じて設備配管類を配設するようにしたこ
    とを特徴とするドア部を含む仕切壁施工方法。
JP5973892A 1992-02-14 1992-02-14 ドア部を含む仕切壁施工方法 Pending JPH05280126A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5973892A JPH05280126A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 ドア部を含む仕切壁施工方法

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JP5973892A JPH05280126A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 ドア部を含む仕切壁施工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05280126A true JPH05280126A (ja) 1993-10-26

Family

ID=13121863

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5973892A Pending JPH05280126A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 ドア部を含む仕切壁施工方法

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JP (1) JPH05280126A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019002263A (ja) * 2017-06-12 2019-01-10 日章工業株式会社 無溶接乾式組み立て型扉枠構造体の簡易取り付け施工方法。
KR102003274B1 (ko) * 2018-11-22 2019-07-24 채오석 건축물 금속패널의 조립식 구조

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