JP2695755B2 - 天井パネルの施工法 - Google Patents

天井パネルの施工法

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JP2695755B2
JP2695755B2 JP7067127A JP6712795A JP2695755B2 JP 2695755 B2 JP2695755 B2 JP 2695755B2 JP 7067127 A JP7067127 A JP 7067127A JP 6712795 A JP6712795 A JP 6712795A JP 2695755 B2 JP2695755 B2 JP 2695755B2
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和典 西尾
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達郎 村井
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井パネルの一辺縁を
受部材に保持したのち、該一辺縁を中心として天井パネ
ルを回動させつつ上昇させて他辺縁を前記受部材に支持
させることによって、上向き作業の負担を軽減でき、施
工の簡略化を図りうる天井パネルの施工法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、床、壁などを一体可搬のパネル体
を用いて形成することにより施工性を高めたプレハブ式
の家屋が普及している。
【0003】又このような工法の家屋の天井部も、従
来、図37に示すように、枠材a…を接合した枠組の下
面に天井材bを添着してなる複数枚の天井パネルp…を
脚立等を用いて持上げて、例えばリップ溝形鋼からなる
水平な受部材c…にこの天井パネルpをビスd…を用い
て取付けることにより形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記天井
パネルpは、通常、十数kgの重量物であるため、脚立等
を用いてこの天井パネルpを持上げしかも上向きの姿勢
で取付ける従来の工法は、多大の労力と注意とを要し、
作業者の疲労を増大しかつ安全性にも劣るものであっ
た。
【0005】又前記天井パネルpと鋼製の受部材cとは
直接、接触するため、居室側の天井材bの表面温度が、
受部材cが直上に有る所と無い所とで差が生じ、結露水
などによるゴミ等の付着によって天井材bのなす天井面
が局部的に汚れる原因となっている。
【0006】本発明は、天井パネルの一辺縁を受部材に
保持させ、かつ他辺縁を、前記一辺縁を中心として天井
パネルを回動させつつ上昇させて前記受部材に支持させ
ることを基本として、天井パネルを脚立を用いて持上げ
て受部材に取付けるものに比べて、作業者の負担を軽減
でき、施工の省力化を図りうるとともに、安全性の向上
にも役立つ天井パネルの施工法の提供を目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数枚が並べ
て配置されることにより家屋の天井部を形成する矩形の
天井パネルを、その一辺縁を上にして持上げ前記一辺縁
を天井部に予め設けられ前記天井パネルの両側を通る1
対の受部材に保持させるとともに、前記一辺縁とは反対
側の他辺縁を、前記一辺縁を中心として天井パネルを回
動させつつ上昇させかつこの他辺縁を、該天井パネルの
水平状態で前記受部材に支持させる天井パネルの施工法
であって、 前記天井パネルは、矩形のパネル基体の前記
一辺縁に、この一辺縁と略平行かつパネル基体と離れて
外向きに突出し前記受部材に保持される突片を具える保
持具、および該一辺縁から内方にのびる載置面を設け、
かつ他辺縁の側に、この他辺縁から外方に突出し、先行
して取付けられた他の天井パネルの前記載置面に、天井
パネルのこの載置面に向けての水平移動によって支持さ
れる支持具を設けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】矩形の天井パネルを、その一辺縁を上にして持
上げ該一辺縁を天井部に予め設けた受部材に保持させる
ため、天井パネルの他辺縁を回動させつつ上昇させる際
に、この天井パネルの重量を前記受部材によって支持さ
せることができ、重量物を支える上向き作業の負担を軽
減し、施工の簡略化、省力化を図りうるとともに、脚立
等の不安定な足場における作業時間を減じることがで
き、天井パネルの落下事故等の危険を低下し、安全性を
向上しうる。又天井パネルのパネル基体の一辺縁の側に
載置面を設け、かつ他辺縁の側に、前記載置面に支持さ
れる支持具を設けているため、簡易な構成で隣り合う天
井パネルを容易に組付けでき、施工性を向上しうるとと
もに、施工時間の短縮によって、上向き姿勢による作業
者の疲労を減じうる。
【0009】さらに天井パネルのパネル基体の一辺縁に
取付く保持具の突片によって、該一辺縁を前記受部材に
保持させるため、天井パネルを回動自在とする該保持を
保持具の突片により便宜に行うことができる他、一辺縁
における天井パネル取付用のビスに代えて前記保持具を
利用しうるため、ビス止め作業を減じることができ、現
場作業性のより一層の向上を図りうるとともに、例えば
保持具として強度の大きい金物を用いることによって、
天井パネルの支持強度を高めうる。
【0010】さらに請求項の発明において、天井パネ
ルの下面に天井仕上材が予め取付けられているときに
は、上向き姿勢による仕上げ作業を省略でき、現場作業
性を向上しうる。
【0011】又請求項の発明において、天井パネル
に、作業のために人が通りうる作業口を予め設けたとき
には、特に分電盤、トイレ等で電気配線、配管工事など
を前記作業口から便宜に支障なく行うことが出来る。
【0012】又請求項の発明において、前記受部材が
前記突片を保持する張出し片を具え、かつ天井パネルの
取付けにより張出し片と前記パネル基体との間に隙間を
生じさせたときには、受部材と天井パネルとが直接、接
触しないため、熱橋による居室側天井面の汚れの発生を
軽減しうるとともに、前記隙間に楔片を打込むことによ
って、天井パネルのガタツキを防止しうる。
【0013】
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜10において本発明の天井パネルの施工法
は、複数枚が並べて配置されることにより家屋の天井部
Aを形成する矩形の天井パネル2を取付ける方法であっ
て、天井パネル2を、その一辺縁E1を上にして持上げ
該一辺縁E1を天井部Aに予め設けた受部材3…に保持
させる工程、及び前記一辺縁E1とは反対側の他辺縁E
2を、前記一辺縁E1を中心として天井パネル2を回動
させつつ上昇させかつこの他辺縁E2を、該天井パネル
2の水平状態で前記受部材3に支持させる工程を含む。
【0015】前記天井パネル2は、図2に示すように、
水平かつ一対の平行な側枠材20、20の両端を水平な
第1、第2の枠材21、22で継いだ矩形の周囲枠に該
第1、第2の枠材21、22と平行かつ側枠材20、2
0の長さ方向中央部間を継ぐ中枠材23を配した矩形の
パネル基体5を具える。
【0016】なお前記側枠材20、第1、第2の枠材2
1、22、および中枠材23は、断面矩形の木質材から
なるとともに、第1、第2の枠材21、22は、夫々そ
の両端から控えた位置で上面から立上がる垂直な立面2
5、25を形成する突部26を一体に具える。
【0017】又前記パネル基体5の下面には、合板など
からなる矩形の天井下地材27が添着されるとともに、
この天井下地材27の下面に、石膏ボードなどの天井仕
上材4が予め取付けられ、かつ天井下地材27の上面に
適宜の断熱材29を充填している。
【0018】従って天井パネル2は、予め天井仕上材4
を下面に取付けているため、天井部Aをなす取付後にお
いて上向き姿勢による天井仕上材の貼着作業を排除で
き、現場作業性を向上しうるとともに、断熱材29を予
め配設しているため、階上よりの断熱材の設置作業を不
要とし、施工性を高めうる。
【0019】なお前記第1の枠材21は、天井パネル2
のパネル基体5の前記一辺縁E1を形成するとともに、
第2の枠材22は、パネル基体5の前記他辺縁E2を形
成する。
【0020】又前記一辺縁E1をなす第1の枠材21の
前記突部26両側の上面には、前記受部材3に係止され
て該一辺縁E1を受部材3に保持させる保持具6、6を
形成する保持金具30、30が夫々取付けられる。
【0021】前記保持金具30は、図7、図8に示すよ
うに、前記第1の枠材21の突部26両側に夫々ビス止
めされる平板状の取付片30Aと、この取付片30Aの
一辺縁E1側で丁番部31を介して該取付片30Aに枢
支されかつ前記側枠材20に向かって前記一辺縁E1と
略平行かつパネル基体5と離れて突出する突片7を有す
る平板状の係止片30Bとを具える。なお前記丁番部3
1は、例えばゴムを内部に介在させることによりその曲
げ抵抗を増しており、これによって天井パネル2を前記
第1の枠材21、すなわち前記一辺縁E1を上にして略
垂直に立てたときに、図6、7に示すように、前記係止
片30Bは倒れることなく取付片30Aと略同一平面内
で保持しうる。
【0022】なお前記保持金具30の係止片30Bを取
付片30Aと略同一平面内で保持する手段としては、図
9に示すように、丁番部31を介して係止片30B、取
付片30Aの異なる面に夫々接してかつ該係止片30
B、取付片30Aに係止される棒状のバネ片33A、3
3Bを有するバネ33を用いることも出来る。
【0023】又前記丁番部31を、図10に示すよう
に、第1の枠材21の突部26両側に夫々配することに
より前記係止片30Bの矢印A1方向への倒れ込みを防
止し、かつ取付片30Aからのびるバネ34によって矢
印A2方向への倒れ込みを防止するようにしてもよい。
【0024】前記側枠材20の一辺縁E1側かつ上面に
は、該一辺縁E1から内方にのびる載置面16が該側枠
材20の端部の切欠きにより形成されるとともに、側枠
材20の他辺縁E2側には、先行して取付けられ他の
天井パネル2の前記載置面16に、この載置面16に向
けての水平移動によって相じゃくり状に支持される突出
部からなる支持具17が他辺縁E2から外方に突出して
一体に形設されている。
【0025】このような天井パネル2は、図1に示すよ
うに、予め設けた受部材3によって並べて配置されるこ
とにより家屋の天井部Aを形成する。受部材3は、例え
ば階上の床パネル40下方で水平にかつ平行に架け渡さ
れるとともに、図1、図3、図6、図7、図8などに示
すように溝部を下に向けたリップ溝形鋼から形成され
る。
【0026】天井パネル2は、図1に一点鎖線で示しか
つ図4、図6、図7に示すように、まず前記一辺縁E1
を上にして脚立に登ることなく持上げられるとともに、
前記保持金具30、30の各突片7、7の一方を受部材
3、3の向き合う側面に設けた孔41、41の一方に突
片7の根元部まで挿入しかつ天井パネル2を第1の枠材
21の長手方向に移動させることにより他方の突片7を
他方の孔41に挿入することによって、該一辺縁E1が
天井パネル2の両側を通る1対の受部材3、3に保持さ
れる。
【0027】なお前記孔41は、図7に詳示するよう
に、垂直な前記突片7を挿入しやすくするために比較的
高さを大きくした大孔部41Bと、この大孔部41Bの
下縁から斜めに上に傾く斜辺を介して設けられかつ垂直
な該突片7を密に挿入しうる高さを有する小孔部41A
とからなり、前記突片7、7は、まず孔41、41の前
記大孔部41B、41Bに順に挿入される。
【0028】次に天井パネル2は、図1に二点鎖線で示
しかつ図4、図5に示すように、前記一辺縁E1に配さ
れる前記保持金具30、30の突片7、7を中心として
回動させつつ他辺縁E2を上昇させるとともに、該天井
パネル2の水平状態で前記支持具17、17を、先行し
て取付けられた他の天井パネル2の前記載置面16、1
6に、天井パネル2のこの載置面16、16に向けての
水平移動によって相じゃくり状に支持させる。これによ
って天井パネル2の他辺縁E2は、該他の天井パネル2
を介して前記受部材3、3に支持される。又天井パネル
2の上昇に伴い、前記保持金具30はその丁番部31で
屈曲し、前記係止片30Bを略垂直に保つ。
【0029】なお並設される天井パネル2…のうち、壁
Wに側枠材20が沿う天井パネル2を保持する受部材3
Aは、図1に示すように、リップ溝形鋼の巾方向の中央
で該リップ溝形鋼を2分割した形状の鋼材からなり、前
記壁Wに取付けられる垂直な取付部44を具える。
【0030】又前記天井部Aを形成する複数枚の天井パ
ネル2…のうち、最後に取付けられる天井パネル2は、
後からのメンテナンスを便宜とするために、下方から打
入されるビスなどの固着具を用いることが望ましい。
【0031】図11〜15に本発明の他の実施例を示
す。本例では、天井部Aに設けられる受部材13は、図
11、図13に示す如くU字状に折曲がりかつ下向きの
開口部を有する基部15Aの両下端から側方に張り出す
張出し片15B、15Bを設けた断面ハット状をなす桁
材15からなる。なお桁材15としては、鋼製の溝形材
をその張出し片を外に向け形成することも出来る。
【0032】又天井パネル12は、平行に配される桁材
15、15間に、該桁材15の長さ方向に並べて取付け
られる。本例では桁材15の向きにのびる縦の枠材5
1、51と桁材15と直角方向にのびる横の枠材52、
52とを矩形に組合わせた枠組体のパネル基体14下面
に、下地材53Aと、化粧材53Bとを重ね合わせた天
井仕上材53を予め固着している。
【0033】天井パネル12の一方の縁、即ち一辺縁E
1を構成する一方の横の枠材52には、その両端近傍に
該横の枠材52の上面から直立する1対の係止金具5
4、54を固着する。
【0034】係止金具54は、横の枠材52に固着する
基部に、前記一辺縁E1と略平行かつパネル基体14と
離れて前記桁材15に向かって突出しかつ下端が横の枠
材52上面との間で桁材15の前記張出し片15Bの厚
さよりも大きな間隙Gを有して配される突片55が接続
片56を介して設けられる。この接続片56は、横の枠
材52上面との間に前記間隙G以上の間隙を有するぬす
み部57が形設される。
【0035】縦の枠材51には前記一辺縁E1側に、該
縦の枠材51の上方部を矩形に切欠くことによって形成
された切欠部59が形設され、この切欠部59に対向し
て向き合う後方の天井パネル12の他辺縁E2には、該
切欠部59に嵌着でき、かつ嵌着することによって、先
行、後方の天井パネル12a、12によって天井仕上材
53下面が略面一となる突起からなる支持具17が設け
られる。
【0036】従って、先行の天井パネル12aが桁材1
5に固着することによって前記切欠部59の上面が前記
支持具17を載置する載置面16として形成される。
【0037】然して、天井パネル12を図12に示すよ
うに一辺縁E1を上にして持上げ、天井パネル12を桁
材15の長手方向と直交する方向に対して一定角度ずれ
た姿勢で一辺縁E1の前記係止金具54の突片55を桁
材15の前記張出し片15Bの上面がなす受面よりも上
方に位置させた後、天井パネル12の一辺縁E1を水平
になるように回転しかつ下降させることによって、前記
間隙Gに桁材15の前記張出し片15Bを嵌め合わせ、
この張出し片15B上面で突片55を保持する。従って
本例では係止金具54が保持具を形成する。
【0038】なお張出し片15Bと係止金具54との係
合に際しては、前記ぬすみ部57を利用して横の枠材5
2をその長手方向に往復移動させ、又前記の如く横の枠
材52を傾けて両者を嵌め合わせる。
【0039】前述のように間隙Gは、張出し片15Bの
厚さに比して大に形成されているため、天井パネル12
は、係止金具54の前記突片55を交点として回動させ
ることが出来、又この突片55を中心として天井パネル
12を回動させつつ上昇させることができる。
【0040】天井パネル12を桁材15に対して略平行
状態に保持するとともに、既に受部材13に取付く、先
行の天井パネル12aの載置面16に向かって水平移動
させ、図13、図14に示すように先行の天井パネル1
2aの切欠部59に、前進する天井パネル12の支持具
17を係合させ該支持具17を載置面16に載置するこ
とによって2つの天井パネル12a、12は接続され
る。
【0041】なお受部材13の張出し片13B下面と前
方の天井パネル12aのパネル基体14との間には、図
12に示すように隙間が生じるとともに、この隙間に、
打込み用のテーパ部を有しかつ弾性材からなる楔片61
を打込み、天井パネル12aのガタツキを防止する。
【0042】図16〜32に本発明の他の実施例を示
す。本例において天井部Aを形成する天井パネル2は、
本実施例では天井形成用の架構材62に、取付け金具6
3を介して取付けられることにより天井部Aに予め設け
た受部材をなす長尺の天井レール64によって支持され
る。
【0043】前記天井パネル2は、図23に例示するよ
うに、1対の平行な側の枠材65A、65Bの両端間を
平行な横の枠材66、66でつないだ矩形の周囲枠67
と、前記側の枠材65A、65Bをその長手方向中央で
つなぐ中の枠材69とからなる木質のパネル基体5、お
よびこのパネル基体5の下面に添着される例えば防湿強
化石膏ボードなどの平面矩形の天井下地材4aとを具え
る。
【0044】又複数枚の天井パネル2…のうち、例えば
分電盤、トイレ等の天井を形成する天井パネル2には、
前記天井下地材4aを取付けないことにより、作業のた
めの人が通りうる作業口9を予め設ける。(作業口9を
設けた天井パネル2を含む天井パネル2…の配置例を図
32に簡略化して示す。)
【0045】さらに前記側の枠材65A、65Bのうち
一方の側の枠材65Aを、横に接合される2本の枠材片
65a、65bから形成する。
【0046】なお前記パネル基体5の一辺縁E1におけ
る前記側の枠材65A、65Bの各一端部には、その上
部を矩形に切欠くことにより該一辺縁E1から内方にの
びる載置面16、16が形成されるとともに、他辺縁E
2における側の枠材65A、65Bの各他端部の上部に
は、この載置面16、16に支持される突出部からなる
支持具17、17が前記横の枠材66のなす他辺縁E2
から突出させて一体に形成される。
【0047】又前記一辺縁E1側の横の枠材66は、そ
の両端部かつ外向き面が内向きに切欠かれることにより
前記天井レール64に係止する保持具をなす保持金物7
0、70固定用の欠切り部71、71を具える。
【0048】前記保持金物70は、図23、図24に示
すように、前記欠切り部71にビス止めされる垂直な固
定片70Aと、その上端から外向きに突出する水平な突
出片70Bと、その突出端から立上がるとともに近くの
側の枠材65A又は65B側に横にのびる延長部70C
1を有する立片70Cと、この立片70Cの前記延長部
70C1下端から前記一辺縁E1と略平行かつパネル基
体5と離れて外向きに突出する水平かつ小巾の突片70
Dとを一体に具える。なお前記突片70Dは、前記パネ
ル基体5の上面よりも上方に位置する。
【0049】又天井パネル2を支持して取付ける前記長
尺の天井レール64は、取付け金具63を介して天井形
成用の前記架構材62に取付けられる。
【0050】前記架構材62は、本実施例では、図16
〜22に示すように、例えば2階の床を形成する床パネ
ル72の枠材73…、74…によって形成される。床パ
ネル72は、断面コ字の形鋼材からなる枠材74…を矩
形に接合した周囲枠内に、2本の溝形鋼を背中合わせに
固着した複数の前記枠材73…を平行に架け渡した鋼製
の枠組を具えるとともに、前記枠材73の水平な下のフ
ランジ73Aとこの枠材73に平行な前記枠材74の下
のフランジ74Aの各上面に固着された根太受け75…
間に該枠材73と直角に複数の根太76…を架け渡し、
かつ枠組上面に床下地板77を添着している。
【0051】前記床パネル72は、図16に示すよう
に、階上、階下の外壁パネル79A、79Bの間に介在
する断面コ字の形鋼材からなる胴差状の梁材90A、こ
の梁材90Aから直角に家屋内部にのびる例えばI形鋼
からなる床梁90B、および前記梁材90Aと平行な例
えばI形鋼からなる床梁90Cによって囲まれる空間に
配されるとともに、ボルトなどを用いて該梁材90A、
床梁90B、90Cなどに固定される。
【0052】又床パネル72の前記枠材73、74に取
付け金具63を介して取付けられる天井レール64は、
図16、図27などに示すように、水平な長尺の基片9
1と、その両側縁で垂下する1対の側片92、92と、
この側片92、92下端から両側に水平に張出す1対の
張出し片10、10とを有する断面ハット状をなす長尺
体である。
【0053】又前記取付け金具63は、図16などに示
しかつ図27に詳示するように、平面矩形の底片93
と、その平行な側縁から立上がりかつ前記架構材62を
なす前記枠材73、74の各下のフランジ73A、74
Aを嵌入することにより該架構材62に係止される嵌入
溝94、94を設けた1対の立上げ片95、95とを有
する上開放のコ字状の基部96、およびこの基部96の
前記底片93の一端から突出する小長さの水平部97A
を介して設けられた斜め部97B両側縁で垂下しかつ下
端が前記天井レール64の前記張出し片10、10の各
上面に当接する1対の下向きの脚片99、99を具え
る。
【0054】前記受部材をなす前記天井レール64は、
その基片91に設けた長孔91aを通りかつ該基片91
下面に配される膨出部100により上方への抜け止めを
されたボルト101のネジ軸102を、前記取付け金具
63の底片93に刻設したネジ孔93aに螺締すること
により該取付け金具63を介して前記架構材62に取付
けられる。
【0055】従って、前記基片91と底片93とを通る
前記ボルト101の螺進退により、該基片91と底片9
3との間の距離を調整でき、天井レール64を容易に高
さ調節することが出来る。
【0056】又前記取付け金具63の1対の脚片99、
99を天井レール64の前記張出し片10、10の各上
面に当接させるため、該天井レール64のねじれを効果
的に防止でき、この天井レール64を水平に精度よく保
持しうるとともに、前記脚片99、99を前記側片9
2、92に夫々当接させることによって、天井レール6
4のねじれをより一層確実に防ぎうる。
【0057】又前記底片93の上方において、前記ネジ
軸102に高さ設定固定用のロックナット103(図1
8に示す)をワッシャを介して螺着する。
【0058】なお底片93に、ネジ溝を刻設しない単な
る孔を穿設しておき、前記ネジ軸102に該底片93の
上方においてナットを螺着したときには、前記脚片9
9、99が天井レール64の前記張出し片10、10に
より常に反力を受けるため、ボルト101の締め付け時
においてナットの共廻り及び緩みを防止することが出来
る。
【0059】このように架構材62をなす前記床パネル
72の枠材73…、74…に取付け金具63を介して取
付けられた前記天井レール64は、前記天井パネル2を
並べて取付けるために用いられる。
【0060】すなわち前記天井パネル2を、保持具をな
す前記保持金物70、70を設けたパネル基体5の前記
一辺縁E1を上にして持上げ、図29に示すようにこの
天井パネル2を前記天井レール64と直交する方向に対
して一定角度ずれた姿勢Yで持上げて前記突片70D、
70Dを該天井レール64、64の各張出し片10、1
0上面がなす受面よりも上方に位置させる。なおこの突
片70Dは、パネル基体5と離れて外向きに突出するた
め、前記張出し片10の下方にこのパネル基体5を配し
うる。然る後、この天井パネル2の一辺縁E1を天井レ
ール64の長手方向と直交する向きに回転させしかも下
降させることにより、図28に実線で示すように前記突
片70D、70Dを前記張出し片10、10の上面がな
す受面に載置して天井パネル2を保持させるとともに、
この受面に載置された突片70D、70Dを回転の中心
として図28の矢印B1で示す如く前記他辺縁E2を天
井パネル2を回動させつつ上昇させ該天井パネル2を図
28に一点鎖線で示すように水平状態とし、かつ先行し
て取付けてある他の天井パネル2の前記載置面16、1
6に向けての水平移動B2によって、この載置面16、
16に前記支持具17、17を図28に二点鎖線で示す
ように相じゃくり状に支持させ、該他の天井パネル2を
介して天井パネル2の他辺縁E2を天井レール64に支
持させる。
【0061】なお先行して最初に取付けられる天井パネ
ル2の他辺縁E2は、図20に示すように例えば階下の
外壁パネル79Bの内部上端にスペーサ104を介在さ
せて載置される。
【0062】又図16の左側に示す壁際の天井レール1
05は、図17に示すように断面コ字の長尺体からな
り、前記枠材74の下のフランジ74Aに係止される取
付け金具106の垂下片106Aにボルト止めされ水平
に保持されるとともに、その下のフランジ105A上に
前記保持金物70の突片70Dを載置する。
【0063】なお天井レール64下方で隣り合う天井パ
ネル2、2は、図18に示すように下から斜めに打入さ
れる釘などの固着具107…によって連結されるととも
に、前記床梁90Cを挟んで隣り合う天井パネル2、2
は、図19に示すように継ぎ材109を用いて連結され
る。
【0064】又天井パネル2は、図25に略示するよう
に、家屋内部に配するときは、前記側の枠材65A、6
5Bの各外向き面を夫々隣り合う天井レール64、64
の中心線L、Lに合わせて取付けられるとともに、図2
6に略示するように外壁際に使用するときには、外壁パ
ネル79Bとの納まりの都合上、前記側の枠材65Aの
外側の枠材片65aを取外す。このように家屋内部と外
壁際とで共通の天井パネル2を用いるため、部材積算を
簡略化しうる。
【0065】さらに天井パネル2の取付けにより前記天
井レール64の張出し片10と該天井パネル2のパネル
基体5との間には、図18、図20〜22などに示すよ
うに隙間gが生じ、熱橋を防いで天井面の局部的な汚れ
を低減しうる。
【0066】又図30に示すような上面、下面に山と谷
とを形成しかつ先端部を先細のテーパ部11Aとした例
えば合成樹脂からなる楔片11を、図31に示すように
天井パネル2の側の枠材65A又は65Bと天井レール
64の張出し片10との間の前記隙間gに打込むことに
よって、該天井パネル2のガタツキを防止する。
【0067】なお前記床梁90Bを挟んで一直線上に隣
り合う天井レール64、64は、図22に示すように、
両端部で該天井レール64、64の一方の側片92、9
2を夫々ボルト止めする垂直な矩形板状の翼部110を
有する連結金具111を用いて高さ精度を維持して確実
に結合されるとともに、該連結金具111の前記翼部1
10に設けた下開放のコ字状の受部112によって、間
仕切り用の壁パネル113の上端の桟材114を嵌入し
て釘等の固着具を用いて確実かつ容易にこの壁パネル1
13を固定できる。
【0068】又並べて配置された天井パネル2…の前記
各天井下地材4aは、クロス貼りなどによって仕上げら
れる。
【0069】図33〜35に天井パネルの他の実施例を
示す。本例において天井パネル2は、図23に示す天井
パネル2のパネル基体5と略同構成のパネル基体5Aを
具えるとともに、このパネル基体5Aの下面に天井下地
材4aを予め取付けている。
【0070】又前記天井下地材4aの1つの隅部は平面
矩形に切欠かれており、この切欠き部115によって、
作業のために人が通りうる作業口9を予め設けている。
【0071】さらに前記作業口9は、この作業口9に嵌
入しうる寸法の矩形の周囲枠116下面に天井下地材4
Aを固着した蓋体117によって閉止されうる。該蓋体
117の前記周囲枠116には、図34、図35に示す
ように、例えばドライバーの回転操作により出没する係
止片119…が設けられ、この係止片119を前記パネ
ル基体5Aに設けた溝120…に挿入されることによ
り、蓋体117を着脱自在に前記作業口9を覆ってパネ
ル基体5Aに取付けうる。なおパネル基体5Aの上面に
は、下から持上げられる蓋体117の通り抜けを防ぐた
めのストッパー124…が設けられている。
【0072】又前記天井下地材4aの上面には、パネル
基体5Aの上面以上の高さ、すなわちパネル基体5Aの
上面をこえて立上がる高さを有する例えば発泡フェノー
ルからなる断熱材121が該天井下地材4aの上面との
間に隙間、空間を形成することなく前記作業口9を残し
て配設され、この断熱材121によって断熱層122を
一体に形成する。
【0073】さらに前記断熱層122の上面は、前記天
井下地材4aと平行かつ平坦な受面123を形成すると
ともに、天井パネル2の取付けのための取付け部分とな
るパネル基体5Aの四隅には、前記保持金物70、70
が挿入しうる寸法の切欠き部125…を、断熱層122
の切欠きにより形成している。
【0074】なお前記切欠き部125…のうち、保持金
物70、70側の切欠き部125、125は、前記横の
枠材66の前記欠切り部71、71上方で設けられると
ともに、横の枠材66、66から立上がる断熱層122
の立上がり側壁126、126は、上狭まりの傾斜面1
27、127としている。
【0075】又前記側の枠材65A、65B上には、前
記受面123よりも上面が低所に位置する薄肉の断熱材
129、129が貼着されるとともに、この側の枠材6
5A、65Bの向き合う縁から立上がる前記断熱層12
2の立上がり側壁126A、126Aも、上狭まりの傾
斜面127A、127Aとしている。
【0076】このような天井パネル2は工場等において
予め一体に製造されるため、品質及び精度のバラツキを
防止しうるとともに、断熱層122と天井下地材4aと
の間に空間を形成することがないため、均一な断熱性能
を確保しうる。
【0077】又前述したように天井パネル2を、一辺縁
E1を天井レール64に保持させたのち他辺縁E2を持
上げる工法で取付けると、前記断熱層122の立上がり
側壁126、126Aが、上狭まりの前記傾斜面12
7、127Aとなっているため、該天井パネル2の断熱
層122が先行して取付けられている天井パネル2及び
天井レール64に干渉することを防止しうるとともに、
壁際で持上げられる天井パネル2の断熱層122と壁体
との衝接を防ぎうる。
【0078】又天井パネル2は、取付けのための取付け
部分に前記切欠き部125を具えるため、前記保持金物
70…と断熱層122とが干渉することはなく、該天井
パネル2の取付け作業を容易とする。
【0079】なお図36に示すように、天井パネル2の
中央部に、周囲に木桟130…を配した作業口9を予め
設けることもできる。
【0080】このように天井裏点検用、配線用などの作
業口9を予め設けることにより、現場での施工性を向上
しうる。
【0081】
【発明の効果】叙上の如く本発明の天井パネルの施工法
は、天井パネルの一辺縁を上にして持上げ受部材に保持
させたのち、他辺縁を天井パネルの回動、上昇によって
該受部材に支持させるため、この天井パネルの回動、上
昇時に天井パネルの重量を受部材により支えることがで
き、作業者の上向き作業における負担を軽減し、作業性
の向上を図りうるとともに、従来の脚立を用いた不安定
な足場での作業を減じることができ、安全性を高めう
る。又天井パネルのパネル基体の一辺縁の側に載置面を
設け、かつ他辺縁の側に、前記載置面に支持される支持
具を設けているため、簡易な構成で隣り合う天井パネル
を容易に組付けでき、施工性を向上しうるとともに、施
工時間の短縮によって、上向き姿勢による作業者の疲労
を減じうる。
【0082】さらに天井パネルのパネル基体の一辺縁に
取付く保持具の突片によって、該一辺縁を前記受部材に
保持させるため、天井パネルを回動自在とする該保持を
保持具の突片により便宜に行うことができる他、一辺縁
における天井パネル取付用のビスに代えて前記保持具を
利用しうるため、ビス止め作業を減じることができ、現
場作業性のより一層の向上を図りうるとともに、例えば
保持具として強度の大きい金物を用いることによって、
天井パネルの支持強度を高めうる。
【0083】さらに請求項の発明において、天井パネ
ルの下面に天井仕上材が予め取付けられているときに
は、上向き姿勢による仕上げ作業を省略でき、現場作業
性を向上しうる。
【0084】又請求項の発明において、天井パネル
に、作業のために人が通りうる作業口を予め設けたとき
には、特に分電盤、トイレ等で電気配線、配管工事、点
検作業などを前記作業口から便宜に支障なく行うことが
出来る。
【0085】又請求項の発明において、前記受部材が
前記突片を保持する張出し片を具え、かつ天井パネルの
取付けにより張出し片と前記パネル基体との間に隙間を
生じさせたときには、受部材と天井パネルとが直接、接
触しないため、熱橋による居室側天井面の汚れの発生を
軽減しうるとともに、前記隙間に打込み用のテーパ部を
有する楔片を設けることによって、天井パネルのガタツ
キを簡単な作業で防止できる。
【0086】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によって形成された天井部を
例示する斜視図である。
【図2】天井パネルを例示する斜視図である。
【図3】天井パネルが受部材に取付けられた状態を示す
斜視図である。
【図4】天井パネルの施工法の工程を示す断面図であ
る。
【図5】天井パネルの施工法の工程を示す断面図であ
る。
【図6】天井パネルの一辺縁が受部材に保持された状態
を示す部分斜視図である。
【図7】その要部を拡大して示す部分斜視図である。
【図8】天井パネルが受部材に取付けられた状態を示す
部分斜視図である。
【図9】天井パネルの一辺縁の保持のための保持具の他
の実施例を示す部分斜視図である。
【図10】保持具のさらに他の実施例を示す部分斜視図
である。
【図11】他の態様を示す正面図である。
【図12】その天井パネルの組付け手順とともに示す側
面図である。
【図13】その要部を示す部分斜視図である。
【図14】その分解斜視図である。
【図15】その天井パネルの回動した状態を示す部分斜
視図である。
【図16】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図17】その部分断面図である。
【図18】その部分断面図である。
【図19】その部分断面図である。
【図20】その部分断面図である。
【図21】その部分断面図である。
【図22】その部分断面図である。
【図23】天井パネルの他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図24】突片を形成する保持金物を例示する斜視図で
ある。
【図25】天井パネルの家屋内部での配置例を示す線図
である。
【図26】天井パネルの外壁際での配置例を示す線図で
ある。
【図27】受部材を支持する取付け金具を示す斜視図で
ある。
【図28】天井パネルの取付方法を説明するための側面
図である。
【図29】天井パネルを取付ける際の姿勢を示す平面図
である。
【図30】楔片を例示する斜視図である。
【図31】その取付状態を示す斜視図である。
【図32】作業口の配置例を示す平面図である。
【図33】天井パネルの他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図34】その部分断面図である。
【図35】その平面図である。
【図36】天井パネルの他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図37】従来の技術を説明するための分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
2、12、12a 天井パネル 3、3A、13 受部材 4、53 天井仕上材 5、5A、14 パネル基体 6 保持具 7、55、70D 突片 9 作業口 10、15B 張出し片 11、61 楔片 11A テーパ部 16 載置面 17 支持具 A 天井部 E1 一辺縁 E2 他辺縁 g 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−90771(JP,A) 特開 平4−368542(JP,A) 特開 昭61−186650(JP,A) 実開 昭55−64315(JP,U) 実開 昭61−115440(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚が並べて配置されることにより家屋
    の天井部を形成する矩形の天井パネルを、その一辺縁を
    上にして持上げ前記一辺縁を天井部に予め設けられ前記
    天井パネルの両側を通る1対の受部材に保持させるとと
    もに、前記一辺縁とは反対側の他辺縁を、前記一辺縁を
    中心として天井パネルを回動させつつ上昇させかつこの
    他辺縁を、該天井パネルの水平状態で前記受部材に支持
    させる天井パネルの施工法であって、 前記天井パネルは、矩形のパネル基体の前記一辺縁に、
    この一辺縁と略平行かつパネル基体と離れて外向きに突
    出し前記受部材に保持される突片を具える保持具、およ
    び該一辺縁から内方にのびる載置面を設け、かつ他辺縁
    の側に、この他辺縁から外方に突出し、先行して取付け
    られた他の天井パネルの前記載置面に、天井パネルのこ
    の載置面に向けての水平移動によって支持される支持具
    を設けた ことを特徴とする天井パネルの施工法。
  2. 【請求項2】前記天井パネルは、下面に天井仕上材が予
    め取付けられたことを特徴とする請求項1記載の天井パ
    ネルの施工法。
  3. 【請求項3】前記天井パネルは、作業のために人が通り
    うる作業口を予め設けたことを特徴とする請求項1記載
    の天井パネルの施工法。
  4. 【請求項4】前記受部材は、前記突片を保持する水平な
    張出し片を具え、かつ天井パネルの取付けにより張出し
    片と天井パネルの前記パネル基体との間に隙間を生じさ
    せるとともに、この隙間に、打込み用のテーパ部を有す
    る楔片を設けたことを特徴とする請求項記載の天井パ
    ネルの施工法。
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