JP6541168B1 - 板材搬送台車 - Google Patents
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Abstract
Description
先ず、図1〜図6を用いて、本発明の実施形態に係る板材搬送台車1の構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る板材搬送台車1を示す斜視図であり、図2は、板材搬送台車1の正面図である。また、図3は、板材搬送台車1の右側面図であり、図4は、板材搬送台車1の平面図である。
この基体フレーム2は、図1〜図4に示すように、汎用部材であるアルミニウム合金の押出形材が組み合わされてねじ止めされ、石膏ボードSBの短辺の長さ(910mmm)に応じた奥行を有した平面視矩形状の枠体からなる。この基体フレーム2を構成する押出形材は、軽量化を図りつつ曲げ剛性等の断面性能を向上させるために、図に示すような断面の外形が正方形で四辺の各辺の中央に嵌合溝(21c)がそれぞれ形成された特定断面形状の条材となっている。
キャスター3は、図1,図4に示すように、一般的な構成のキャスターであり、基体フレーム2の四隅に矩形のプレートである取付座30を介して取り付けられている。また、図2,図3に示すように、このキャスター3は、取付座30に図示しない鉛直軸であるセンターピンで水平回転自在にフォーク部31が取り付けられ、このフォーク部31に装着された水平軸であるシャフト32により車輪33が垂直回転自在に軸支されている。
板材挟持部5は、図2に示すように、第1基体フレーム21の板材収容凹部21bの第2基体フレーム22側に水平方向に突設された底部プレート50を有している。また、この底部プレート50の上面には、石膏ボードSBが滑ることや角が欠けることを防止するために、ゴム材(ゴム弾性体)からなるゴムプレート51が装着されている。
次に、図5を用いて、隙間調整部材6について詳細に説明する。図5は、板材搬送台車1の隙間調整部材6を示す斜視図である。図5に示すように、隙間調整部材6は、搬送する板材の枚数(厚さ)に応じて板材挟持部5の幅W1の間隔を調整する機能を有した樹脂成形品である。隙間調整部材6は、縦方向に長い直方体状の調整部材本体60と、この調整部材本体60の一側面に形成された(水平)断面きのこ状の嵌合凸条61と、から主に構成されている。
次に、図6を用いて、寄受け部材7について詳細に説明する。図6は、板材搬送台車の寄受け部材7を示す図であり、(a)が斜視図、(b)が平面図、(c)が正面図である。寄受け部材7は、樹脂からなるブロック状の部材であり、板材収容凹部21b,22bの底面中央付近に固定されて石膏ボードSBの下端部の横ずれを防止する機能を有している。寄受け部材7は、図6に示すように、ブロック状の寄受け本体70から主に構成されている。
次に、図7〜図10を用いて、板材搬送台車1の使用方法について説明する。図7は、板材搬送台車1に2枚の石膏ボードを搭載した場合を示す斜視図であり、図8(a)がその正面図、図8(b)が右側面図である。
先ず、図7,図8に示すように、前述の板材搬送台車1に、板材として石膏ボードSBを2枚搭載して搬送する場合を説明する。板材搬送台車1の板材挟持部5の幅W1は、前述のように、石膏ボード4枚分(12.5mm×4=50mm+α(遊び寸法))に設定されている。このため、石膏ボードSBを2枚搭載して搬送する場合は、板材搬送台車1が現場に落ちている障害物に乗り上げた際に、バランスを崩して転倒するおそれがあった。特に、図7,図8に示すように、従来の台車と相違して、石膏ボードSBの長辺を縦方向に搭載した場合、僅かにバランスを崩しただけで石膏ボードSBの自重により転倒するおそれが高く、搬送することができないという問題があった。
次に、図9,図10を用いて、板材搬送台車1に、板材として石膏ボードSBを8枚搭載して搬送する場合を説明する。図9は、板材搬送台車1に8枚の石膏ボードSBを搭載した場合を示す斜視図であり、図10は、(a)がその正面図、(b)が右側面図である。
2:基体フレーム(基体部)
21:第1基体フレーム(第1基体部)
21a:本体部
21b:板材収容凹部
21c:嵌合溝
22:第2基体フレーム(第2基体部)
22a:本体部
22b:板材収容凹部
22c:嵌合溝
3:キャスター
30:取付座
31:フォーク部
32:シャフト
33:車輪
4:板ばね(ばね材)
5:板材挟持部
50:底部プレート
51:ゴムプレート
6:隙間調整部材
60:調整部材本体
61:嵌合凸条
62:係止片
7:寄受け部材
70:寄受け本体
71:傾斜面
72,73:ビス孔
SB:石膏ボード(板材)
Claims (5)
- 厚さ及び大きさが規格化された板材を搬送するための板材搬送台車であって、
台車の基体となる基体部と、この基体部に取り付けられた複数のキャスターと、を備え、
前記基体部は、前記板材の短辺の長さに応じた奥行を有し、中央で2分割され、左右一対の第1基体部と第2基体部とから構成され、
これらの第1基体部と第2基体部とが、一定間隔離間した状態でばね材を介して底部同士が接合されているとともに、
この第1基体部と第2基体部との間が、前記板材を挟持する板材挟持部となっており、
この板材挟持部は、前記板材が載置されることで、載置された当該板材の自重で前記ばね材が下方に撓んで上部の間隔が狭くなり前記板材が挟持される構成となっていること
を特徴とする板材搬送台車。 - 前記板材挟持部の内側に、前記板材の厚さに応じた隙間調整部材が装着可能に構成されていること
を特徴とする請求項1に記載の板材搬送台車。 - 前記板材挟持部の底面は、前記キャスターの車輪の上端より下方に設けられていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の板材搬送台車。 - 前記板材挟持部の外側には、さらに前記板材の下部を収容して掛け止める凹部である板材収容凹部が形成されていること
を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の板材搬送台車。 - 前記板材収容凹部には、上面に傾斜面が形成され、板材の下端部の横ずれを防止する寄受け部材が取り付けられていること
を特徴とする請求項4に記載の板材搬送台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019046302A JP6541168B1 (ja) | 2019-03-13 | 2019-03-13 | 板材搬送台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019046302A JP6541168B1 (ja) | 2019-03-13 | 2019-03-13 | 板材搬送台車 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP6541168B1 true JP6541168B1 (ja) | 2019-07-10 |
JP2020148001A JP2020148001A (ja) | 2020-09-17 |
Family
ID=67212120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019046302A Active JP6541168B1 (ja) | 2019-03-13 | 2019-03-13 | 板材搬送台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6541168B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111001987A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-04-14 | 中山新硕智能科技有限公司 | 一种墙板工装铸件一次成型方法 |
CN112096007A (zh) * | 2020-09-07 | 2020-12-18 | 安徽合信大环保科技有限公司 | 一种冲筋机及其冲筋方法 |
CN116675102A (zh) * | 2023-05-05 | 2023-09-01 | 江苏金贸建设集团有限公司 | 一种稳定的装配式建筑墙板吊装装置 |
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2019
- 2019-03-13 JP JP2019046302A patent/JP6541168B1/ja active Active
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CN112096007A (zh) * | 2020-09-07 | 2020-12-18 | 安徽合信大环保科技有限公司 | 一种冲筋机及其冲筋方法 |
CN112096007B (zh) * | 2020-09-07 | 2022-02-22 | 安徽合信大环保科技有限公司 | 一种冲筋机及其冲筋方法 |
CN116675102A (zh) * | 2023-05-05 | 2023-09-01 | 江苏金贸建设集团有限公司 | 一种稳定的装配式建筑墙板吊装装置 |
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