JP4132572B2 - 重心部に吊架台を有するコイルコンテナ - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、主として金属帯コイル、金属線材コイルを搬送する場合に、これらのコイルを収容するコンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、帯鋼コイルや、鋼線材コイルを船積みで出荷する場合には、梱包された後、クレーンやコイルリフターでパレット台車やトラックに横または縦に一段積みで複数個積載されて岸壁まで搬送され、クレーンで1個ずつ船内に積み重ねられ、船内からコイルを荷揚げする場合も、クレーンで1個ずつ台車やトラックに積み込まれていた。
【0003】
このように、コイルを一個ずつ積み込み、一個ずつ荷揚げする方法を採用する場合には、陸上および船内作業に数名の要員を配置する必要があり、労力負担も大きく、安全上の問題もあった。また、作業効率が悪く、コイルの積み込みと荷揚げに長時間を要し、滞船料負担が大きくなるという問題もあった。
【0004】
このような問題を解決するために、例えば特開昭53−53487号公報には、コイル状物体を複数収容でき、多段積みを可能とするコンテナ装置が提案されている。このコンテナ装置は、屋根なしの、下面、側面が骨組みの枠で構成されるものであり、トラックの進行方向の荷崩れを防止する荷崩れ防止台と、トラックの進行方向と直角方向の荷崩れを防止する荷崩れ防止板を備えたものである。また、このコンテナを多段積した場合の荷崩れ防止するために、上部の4隅に突起を有し、下部4隅に下部側のコンテナの4隅の突起を嵌入する孔を有するものである。
【0005】
このコンテナ装置は、複数のコイル状物体を横にして収容したコンテナを多段積みできるものであり、コンテナ内のコイル状物体の荷崩れを防止でき、またコイル状物体を多段積みした場合に、上下のコンテナ間での荷崩れを防止することができる。
しかし、このコンテナ装置を用いた場合において、コンテナ装置からコイルを搬出する場合には、一般にコイルリフターが用いられており、特に荷揚げ側においては、コイルを搬出後の空コンテナを返却する必要があり、そのために、コイルリフターの他に空コンテナを搬送するためのクレーンや他の搬送手段を別設する必要があり、設備コスト負担の増加に加え作業負担の増加による要員増の問題や、設置スペースの確保も必要になるという問題もある。
【0006】
また、コイル状物体をクレーンでコンテナに搬入する場合およびコンテナから搬出する場合、側面にはお骨組枠があり、狭い上部からコイル状物体が骨組枠に衝突しないように搬入、搬出しなければならないため、搬入、搬出作業の所要時間も長くなる。さらに、多段積みする場合に、上部コンテナと下部コンテナの位置合わせ、係合のための作業負担が大きいなどの問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、主として、コンテナに収容されたコイルを搬送するコイルリフターを備えている場合において、コイルリフターで搬送できる吊架台を有し、併せて、コンテナでのコイルの搬入・搬出時間を安全上の問題もなく短縮でき、また、上下のコンテナを積み重ねる際の位置合わせ係合作業負担を軽減して省力化できる構造も有するコイルコンテナを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下の(1)〜(3)の発明から構成されるものである。
(1).複数の底梁によって形成された底枠と、下端面に固定ピンを有し、前記底枠の各隅部に立設された柱と、前記固定ピンが係合する係合孔を有し、前記柱の上部に取り付けられた隅金具とを備えてなり、底枠上に荷台を配設した上部と側部にコイルの移動空間を形成したコイルコンテナにおいて、前記柱の下端面を底枠下面より上部に位置させてその中心部に前記固定ピンをその先端が底枠下面より上部に位置するように突設し、前記柱の底枠側の直交する2つの側面にそれぞれ突き当たる2本の前記底梁の先端部が垂直面と該垂直面からの下方部分が後方に向かう傾斜面とからなっており、前記垂直面が前記柱の側面にそれぞれに接合されており、柱の下端面より下部領域で下部コンテナの柱上部の隅金具の2つの内側上縁を、該隅金具の係合孔と上部コンテナの前記固定ピンが係合できる位置関係になるように前記傾斜面のそれぞれがガイドする積み重ね構造を有すると共に、コンテナの重心部を囲む領域に、コイル載置台を兼ねる吊架台を配設し、この吊架台におけるコンテナの重心部の上部位置に、コイルリフターの係止爪の係合孔を有することを特徴とする重心部に吊架台を有するコイルコンテナ。
(2).(1)において、吊架台の係合孔が、コンテナの長さ方向で吊架台の両側に配置されていることを特徴とする重心部に吊架台を有するコイルコンテナ。
(3).(1)または(2)において、吊架台の係合孔が、コイルリフターの係止爪と係合する上縁面を半円形の形成したものである重心部に吊架台を有するコイルコンテナ。
【0009】
【発明の実施の形態】
コイルコンテナは、金属帯コイル、金属線材コイル等のコイルを搬送する場合に、これらのコイルを収容して台車、トラック、船等に積み込まれ輸送されるものであって、底枠に、上部に長孔を有する隅金具を取り付けた4本柱を立設し、底枠上に荷台を配設した上部と側部にコイルの移動空間を形成して、コイルの搬入・搬出を容易したコイルコンテナであって、コンテナの重心部を囲む領域に、コイル載置台を兼ねる吊架台を配設し、この吊架台におけるコンテナの重心部の上部位置に、コイルリフターの係止爪の係合孔を有する吊架台を有するものであり、空の状態にある時に、コイルの搬送に用いている既設のコイルリフターで重心部の上部を吊って搬送可能な吊架台を有するものである。
【0010】
したがって、空コイルコンテナとコイルの搬送を既設のコイルリフターのみで行うことができ、コイルコンテナの搬送のためクレーンなどの揚重機を別設する必要はなく、設備費を節減するとともに、省力化を図ることができ、要員増加を防止することができる。
【0011】
本発明のコイルコンテナは、コイルリフターで吊り上げて運搬することができるものであるが、重心部上部で吊るために、バランスの安定維持が重要であり、空の状態で運搬することを前提とした作業手順を考慮するものである。
本発明のコイルコンテナでは、その重心部領域に吊架台を配設して、この吊架台の係合孔にコイルリフターの係止爪を係止して吊り上げるため、バランスをとって安定的に吊る必要があることから、吊架台は空の状態のときにコイル載置台をセットする場合を考慮してバランスが取れるように配置する。
【0012】
通常、コイルコンテナの荷台は長方形であるため、吊架台の両側の係合孔が幅方向に向かって配置されているより、長さ方向に向かって配置されていることがバランスを容易に維持する上で好ましい。また、吊架台の係合孔に、コイルリフターの係止爪を挿入・係止したときに、係止位置が最適位置になるように、係合孔の上縁面を半円形の形成して、コイルリフターの係止爪を最適係止位置にガイドできるようにすることが好ましい。
【0013】
さらに、本発明のコンテナを台車やトラックの荷台や船内に積み重ねて、コイルの搬送能力を大きくすることが好ましいことから、積み重ねが容易で上下のコンテナ間で荷崩れがないような係合構造を備えていることが好ましい。
そのために、例えば、隅部の柱の上部に、係合孔を有する隅金具を装着し、この柱の下端面を底枠下面より上部に位置させてその中心部に固定ピンを突設し、この柱に突き当たる底枠の両底梁の端部に、それぞれ、柱の下端面より下部領域で下部コンテナの柱上部の隅金具の内側上縁を該隅金具の孔と上部コンテナの固定ピンが係合できる位置関係になるようにガイドする、下方に広がる傾斜ガイド面を形成した積み重ね構造を有するものとし、底枠の両底梁の端部に形成した2つのガイド傾斜面で、下部コンテナの隅金具の内側上縁を円滑に摺動させることにより、ガイド精度を確保して位置合わせ精度を安定確保することが好ましい。
【0014】
この2つガイド傾斜面と隅金具の内側上縁とを円滑に摺動させるためには、このガイド傾斜面の傾斜角度を垂直線に対して20〜45度とすることが好ましく、固定ピンと隅金具の孔との係合が完了して隅金具の上面と固定ピンを突設した柱の下端面が密着した状態で、横ずれを抑制して位置合わせ精度を確保できるように形成することが好ましい。
固定ピンを突設する柱の下端面および固定ピンの先端は、傾斜ガイド面効果と固定ピンの係合深さを十分に確保できるように、底枠の下面より上部に位置させることが好ましい。
【0015】
固定ピンと隅金具との係合を、より確実なものにする場合、隅金具として公知のコーナーフィッティングを用い、固定ピンとして公知のツイストロックを用いることもできる。ツイストロックは自動ロック、解除が可能なもの、あるいはレバー操作式の公知のツイストロックのいずれでもよい。
ツイストロックを用いる場合には、コーナーフィッティング(隅金具)の係合孔は長孔にすることによって、コンテナをクレーンのツイストロック付きの自動吊具に係合させることができる。
【0016】
なお、本発明のコイルコンテナは、柱・梁の少ない枠組構造であるが、強度確保は十分に可能である。積み重ねる場合には、下部での荷重負担が大きくなるが、上部コンテナと連結することにより上部コンテナの底枠が上部梁の役割をしてボックス型の枠組構造を形成し強度が補強されるので強度上の問題はない。
【0017】
本発明のコンテナの枠組構造の柱および底枠は、主として角形鋼管、H形鋼、溝形鋼などの鋼材で形成するものであり、荷台は、上記底枠と鋼板やデッキプレートなどの鋼材で形成するものである。通常、荷台には載置台をセットして、この載置台にコイルを載置することが行われる。
【0018】
コイルコンテナに収納するコイルは、複数のサイズがあり、また形状についても木台付、木台なしの場合があるが、本発明のコイルコンテナでは、コイルのサイズ、形状に対応し、吊架台の配置も考慮してバランスを安定維持できる載置台を用意し、セットすることにより、いずれのサイズ、形状にも容易に対応ができるようにする。
なお、コイルコンテナに収容したコイルが、輸送中に位置ずれを起こす懸念がある場合には、コイルコンテナの柱間にロープやチェーンを張ることも考慮する。
【0019】
【実施例】
本発明のコンテナの実施例について、図1〜図3に基づいて説明する。図1は正面説明図、図2は側面説明図、図3は平面図である。この実施例のコンテナは、コイルコンテナで、異なるサイズの3個のコイルを収容できるように構成したものである。
【0020】
図1〜図3において、1aはコンテナで、複数の梁材によって形成された底枠2に4本の柱3a〜3dを立設した枠組構造を有するもので、上部と側部にコイルの移動空間(開放部)oを有するものであり、底枠2の上面に鋼板4を底板として固定し、この鋼板4上にサイズの異なる鋼材コイル5a、5b、5cを載置する載置台6a、6b、6cを配設したものである。これらの載置台は、複数のコイルのサイズ、形状に対応し着脱可能なものである。
【0021】
中央部の載置台6bは、吊架台7上に配置されている。この吊架台7は、コンテナの長さ方向で両側にコイルリフター8の係止爪9が挿入される係合孔10を形成したものであり、公知のコイルリフター8の係止爪9が係止する係合孔10の上縁面eeは、コイルリフター8の係止爪9を、係合孔10の上縁面eeの頂部にガイドできるように曲面(略半円)に形成されている。この上縁面eeの頂部はコンテナコンテナ1aの重心cwの上方に位置しており、空コイルコンテナ1aを吊り上げたときバランスして大きく傾くことはない。
【0022】
コイルリフター8は、より具体的には、図4に示すように、コイル5を吊って搬送する一般的な構造を有するものであり、回動機構Maで開閉可能なアーム11a、11bを有し、このアーム11a、11bの下端に係止爪9を形成した吊構造を備え、この係止爪9をコイル5の中空部5pに挿入してこの中空部の上縁面に係止して吊り上げ運搬するものである。
【0023】
ここでは、このコイルリフター8は、図4のようにコイル5を吊り上げて運搬するものであるが、図5〜図7(図1〜図3)のように、空コイルコンテナ1aの吊架台7の係合孔10の上縁ee面に係止爪9を係止して吊り上げ運搬するものでもある。例えば、出荷側(メーカー)では、空コイルコンテナ1aをキャリアパレットに載せ台車にて運搬し、このコイルコンテナ1aにコイル5a〜5cを運搬・収納後に、コイルコンテナ単位でコンテナ専用吊具を装着したクレーンにて船内に二段積みするものである。
【0024】
また、荷受側(ユーザー)では、到着した船内で二段積みされているコイルコンテナ1aから、コイル5a〜5cを運搬し、空になったコイルコンテナ1aをコイルリフターにて吊り上げ、船内の空コイルコンテナ上に移動させて、コイルリフターにて一段目のコイル5a〜5cを運搬するものである。
【0025】
なお、この実施例では、コイルコンテナ1aは上下に積み重ねられる構造を有している。すなわち、図1〜図3に示すように、4本の柱3a〜3dの上部には、長孔12を有する隅金具13が取り付けられており、下端面に固定ピン14が突設されている。
各柱の下端面は、底枠2の下面より距離a上に位置しており、固定ピン14の先端は底枠2の下面より距離b上に位置しており、隅部において各柱3a〜3dに突き当っている底枠2の2本の底梁21 、22 端面の下部側(柱の下端面より下部領域)には、それぞれ、垂直線に対して傾斜角度αが30度のガイド傾斜面2tが形成されている。
【0026】
図8は、上記のように構成した下部コンテナ1aと、これと同様に構成された上部コンテナ1bを積み重ねる場合の上部コンテナ1bの柱3a(ここでは3aで代表説明する)下端の固定ピン14と、底梁21 と22 端部の傾斜ガイド面2tと、下部コンテナ1aの柱3a(ここでは3aで代表説明する)上端の隅金具13の長孔12の関係を示したものであり、(a)図は、隅部での下部コンテナ1aの柱上部の隅金具13と、上部コンテナ1bの柱3a下端の固定ピン14との係合構造を斜め上方から見た部分立体説明図、(b)図は、隅部での下部コンテナ1aの柱上部の隅金具13と、上部コンテナ1bの柱3a下端の固定ピン14との係合構造を斜め下方から見た部分立体説明図である。
【0027】
上部コンテナ1bを下部コンテナ1aに重ねる場合には、上部コンテナ1bの隅部で直交する2本の底梁21 、22 の2つのガイド傾斜面2tを、下部コンテナ1aの柱3a上部の隅金具13の内側縁部13aと13bで案内させることにより、上部のコンテナ1bの柱3a下端の固定ピン14と下部コンテナ1aの柱3a上部の隅金具13の長孔12の位置合わせを行い容易に係合することができる。
【0028】
上部コンテナ1aの柱3a下端の固定ピン14と、下部コンテナ1a上部の隅金具13(長孔12)が係合した状態では隅金具13の上面と柱3aの下端面が密着して荷崩れしないようにコンテナ1aとコンテナ1bが重ね合わせられる。他の柱3b〜3dにおいても同様の位置合わせと係合が同時的に行われる。
【0029】
なお、隅金具13の長孔12は、ここではコイルコンテナ1aと1bを積み重ねる場合、上部コイルコンテナ1b側の固定ピン14を係合するものであるが、例えば、自動ロック・自動解除ができるツイストロックが装着されているクレーン(図示省略)を備えた場所や船積み・荷揚げ岸壁などでは、コイルコンテナ1a、1b(コイルを収容している場合や空の場合あり)をクレーンで吊って運搬する場合があり、この場合には、クレーンのツイストロックと係合できるように形成することが有効である。
【0030】
なお、本発明のコイルコンテナは、上記の実施例に限定されるものではない。例えば、本発明のコイルコンテナを構成する枠組構造(底枠、柱)、荷台構造、載置台の構造、配置、コイルリフター(吊具を含む)構造、台車構造等については、コンテナに収容するコイル条件(材料、サイズ、)、梱包条件、収容数、設備レイアウト等に応じて選択されるものであり、上記本発明の請求項の範囲内で変更があるものである。
【0031】
【発明の効果】
本発明のコイルコンテナは、、空コイルコンテナとコイルの搬送を既設のコイルリフターのみで行うことができ、コイルコンテナの搬送のためクレーンなどの揚重機を別設する必要はなく、設備費を節減するとともに、省力化を図り、要員削減を図ることができる。
また、上部と側部を開放した構造であるため、コンテナへのコイルの搬入・コンテナからのコイルの搬出が容易であり、作業負担を軽減するとともに作業時間を短縮することができる。
また、複数のコイルを収容でき、コンテナを積み重ねて搬送できるものであり、隅部に2つの傾斜ガイド面を形成しているので、積み重ねる上下のコンテナ間での位置合わせ・係合が容易で、安全上の問題もなく、係合作業の負担を軽減して省力化でき、作業時間を短縮することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコイルコンテナの実施例を示す正面説明図。
【図2】図1の側面説明図。
【図3】図1の平面説明図。
【図4】コイルリフターの要部構造例とコイルリフターによるコイルの運搬状態を示す側断面説明図。
【図5】本発明のコイルコンテナをコイルリフターで吊上げる状態を示す正面説明図。
【図6】図5の側面説明図。
【図7】図5の平面説明図。
【図8】(a)図は、本発明のコイルコンテナを積み重ねる場合の係合構造例を斜め上方からから見た部分立体説明図、(b)図は、(a)図の係合構造例を斜め下方からから見た部分立体説明図。
【符号の説明】
1a、1b コンテナ 2 底枠
21 、22 底梁 2t 傾斜ガイド面
3a〜3d 柱 4 底板(鋼板)
5a〜5c 鋼材コイル 6a〜6c 載置台
7 吊架台 8 コイルリフター
9 係止爪 10 係合孔
ee 上縁面 11a、11b 開閉アーム
12 長孔 13 隅金具
13a、13b 内側上縁 14 固定ピン
cw コイルコンテナ(コイルなし)の重心
Ma 回動機構
Claims (3)
- 複数の底梁によって形成された底枠と、下端面に固定ピンを有し、前記底枠の各隅部に立設された柱と、前記固定ピンが係合する係合孔を有し、前記柱の上部に取り付けられた隅金具とを備えてなり、底枠上に荷台を配設した上部と側部にコイルの移動空間を形成したコイルコンテナにおいて、
前記柱の下端面を底枠下面より上部に位置させてその中心部に前記固定ピンをその先端が底枠下面より上部に位置するように突設し、前記柱の底枠側の直交する2つの側面にそれぞれ突き当たる2本の前記底梁の先端部が垂直面と該垂直面からの下方部分が後方に向かう傾斜面とからなっており、前記垂直面が前記柱の側面にそれぞれに接合されており、柱の下端面より下部領域で下部コンテナの柱上部の隅金具の2つの内側上縁を、該隅金具の係合孔と上部コンテナの前記固定ピンが係合できる位置関係になるように前記傾斜面のそれぞれがガイドする積み重ね構造を有すると共に、コンテナの重心部を囲む領域に、コイル載置台を兼ねる吊架台を配設し、この吊架台におけるコンテナの重心部の上部位置に、コイルリフターの係止爪の係合孔を有することを特徴とする重心部に吊架台を有するコイルコンテナ。 - 吊架台の係合孔が、コンテナの長さ方向で吊架台の両側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の重心部に吊架台を有するコイルコンテナ。
- 吊架台の係合孔が、コイルリフターの係止爪と係合する上縁面を半円形の形成したものである請求項1または請求項2に記載の重心部に吊架台を有するコイルコンテナ。
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