JP6538436B2 - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents
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Description
また、この発明の他の目的は、生産性を損なうことなく、かつ基板処理装置内に専用スペースを設けることなく装置内にダミー基板を保持しつつ基板を処理できる基板処理方法を提供することである。
この構成によれば、ユニット洗浄が必要となった処理ユニットに対してダミー基板が搬入され、そのダミー基板を当該処理ユニットの基板ホルダに保持させて当該処理ユニットが洗浄される。こうして、必要に応じてダミー基板を移動させながら、複数の処理ユニットを必要に応じて洗浄できる。
この構成によれば、ダミー基板が保持されている処理ユニットの洗浄が必要になると、そのダミー基板をそのまま用いて当該処理ユニットの洗浄処理が行われる。したがって、ダミー基板の搬送動作を伴うことなく、処理ユニットを洗浄できる。すなわち、ダミー基板の搬送動作を最小限にしながら、基板処理およびユニット洗浄を行うことができる。
この構成によれば、処理対象の基板の搬入先の処理ユニットにダミー基板が保持されていれば、そのダミー基板を搬出したうえで、当該処理ユニットに処理対象の基板が搬入される。したがって、ダミー基板を処理ユニットに保持している場合でも、当該処理ユニットを基板処理のために用いることができる。
この構成によれば、ホスト装置に対してダミー基板の搬入を要求することにより、基板処理装置内にダミー基板を導入できる。たとえば、ホスト装置は、キャリヤ搬送機構を制御して、ダミー基板を収容したダミーキャリヤを基板処理装置のキャリヤ保持部に搬入させるように動作してもよい。こうして、基板処理装置にダミー基板を導入できる。
この発明は、複数の処理ユニットのいずれかの基板ホルダに処理対象の基板を保持し、当該基板を処理する基板処理ステップと、前記複数の処理ユニットのうちのいずれかの基板ホルダにダミー基板を保持させて、当該処理ユニットのユニット洗浄を実行するユニット洗浄ステップと、前記ダミー基板の不使用時に、前記複数の処理ユニットのうち基板処理のために使用されない処理ユニットの前記基板ホルダ、または前記複数の処理ユニットに対して基板を搬入および搬出する搬送ユニットのハンドに前記ダミー基板を待機させるダミー基板待機ステップとを含む、基板処理方法を提供する。
前記基板処理方法の一実施形態は、前記複数の処理ユニットのいずれかに対してユニット洗浄を実行すべきか否かを判断するステップと、前記ユニット洗浄を実行すべきであると判断した処理ユニットの基板ホルダにダミー基板が保持されているときは、そのダミー基板をそのまま用いて当該処理ユニットのユニット洗浄を実行するステップと、ユニット洗浄動作を実行すべきであると判断した処理ユニットの基板ホルダにダミー基板が保持されていないときは、当該処理ユニットに対してダミー基板を搬入するステップとをさらに含む。
前記基板処理方法の一実施形態は、前記複数の処理ユニットおよび前記搬送ユニットを備える基板処理装置にダミー基板が導入されていないときに、前記基板処理装置の制御ユニットが、ホスト装置に対してダミー基板の搬入を要求するステップと、前記ダミー基板の搬入を要求されたホスト装置が、ダミー基板を収容したキャリヤをキャリヤ搬送機構によって前記基板処理装置に搬入させるステップとをさらに含む。
図1は、この発明の一実施形態に係る基板処理装置100のレイアウトを示す図解的な平面図である。基板処理装置100は、インデクサセクション1と、処理セクション2と、制御ユニット3とを含む。処理セクション2は、インデクサセクション1との間で基板Wを受け渡しするための受け渡しユニットPASSを備えている。インデクサセクション1は、未処理の基板Wを受け渡しユニットPASSに渡し、受け渡しユニットPASSから処理済みの基板Wを受け取る。処理セクション2は、受け渡しユニットPASSから未処理の基板Wを受け取って、その基板Wに対して、処理剤(処理液または処理ガス)を用いた処理、紫外線等の電磁波を用いた処理、物理洗浄処理(ブラシ洗浄、スプレーノズル洗浄等)などの各種の処理を施す。そして、処理セクション2は、処理後の基板Wを受け渡しユニットPASSに渡す。制御ユニット3は、インデクサセクション1および処理セクション2の動作を制御する。
ステージST1〜ST4は、複数枚の基板W(たとえば半導体ウエハ)を積層状態で収容したキャリヤ(基板収容器)Cをそれぞれ保持することができるキャリヤ保持部である。キャリヤCは、基板Wを密閉した状態で収納するFOUP(Front Opening Unified Pod)であってもよいし、SMIF(Standard Mechanical Inter Face)ポッド、OC(Open Cassette)等であってもよい。たとえば、キャリヤCをステージST1〜ST4に載置したとき、キャリヤCでは、水平姿勢の複数枚の基板Wが互いに間隔を開けて鉛直方向に積層された状態となる。
基板処理制御とは、ホスト装置200から与えられるジョブ情報に基づいて、処理ユニットU1〜U4のスピンチャック15に処理対象の基板Wを保持させて処理を行うための制御である。処理対象の基板とは、半導体デバイス等の製品を作製するために処理される製品基板である。具体的には、基板処理制御は、インデクサロボットIRおよび主搬送ロボットCRによって製品基板WをキャリヤCから取り出していずれかの処理ユニットU1〜U4のスピンチャック15に搬送する基板搬送制御を含む。基板処理制御は、さらに、スピンチャック15に保持された基板Wに対して処理液ノズル16から処理液を供給する制御、必要に応じて基板Wを回転させる制御などを含む。基板処理制御は、さらに、処理ユニットU1〜U4で処理された処理済みの基板Wを主搬送ロボットCRおよびインデクサロボットIRによってキャリヤCへと搬送する基板搬送制御を含む。
ジョブ情報を受信した制御ユニット3は、基板W1〜W6の処理を順に計画して実行する。処理の実行開始は、たとえば、一つのジョブ情報により指示された基板W1〜W6の処理計画(スケジューリング)を完了した後であってもよい。
制御ユニット3は、さらに、基板W3をキャリヤC1からインデクサロボットIRにより取り出して主搬送ロボットCRに渡す動作b7を、主搬送ロボットCRが基板W2を処理ユニットU2に搬入した後の時刻t5に実行するように計画する。さらに、制御ユニット3は、主搬送ロボットCRによって、ジョブ情報によって指定されている処理ユニットU1〜U3のうちのいずれかに基板W3を搬入する動作b8を、動作b7が完了した後の時刻t6に実行するように計画する。図2の例では、時刻t6において、処理ユニットU1,U2が基板W1,W2の処理のために使用中であり、処理ユニットU3は基板処理のために使用されていないので、処理ユニットU3が選択されている。そこで、制御ユニット3は、動作b8が完了した後の期間において処理ユニットU3により基板W3を処理する動作b9を計画する。より具体的には、制御ユニット3は、ジョブ情報によって指定されたレシピに従って処理ユニットU3を制御する動作b9を計画する。図2の例では、時刻t6〜t13の期間に、処理ユニットU3が基板W3を処理する動作b9が計画されている。基板W3に適用されるレシピは、基板W1,W2に適用されるレシピと同じであってもよいし異なっていてもよい。
時刻t9からの期間には、ジョブ情報によって指定された処理ユニットU1〜U3の全てが基板処理のために使用されている。そこで、制御ユニット3は、次の基板W5をキャリヤC1から搬出するタイミングを調整する。具体的には、処理ユニットU1〜U3のいずれか(図2の例では処理ユニットU2)における基板処理が終了する時刻t13に基板W5を当該処理ユニット(図2の例では処理ユニットU2)に搬入するようにタイミングを調整した計画を作成する。
時刻t13には処理ユニットU3での基板W3に対する処理が完了する。しかし、主搬送ロボットCRが関与する動作b15,b17のために、次の基板W6に対する動作は、時刻t16まで待たなければならない。
基板交換動作b19までに処理ユニットU1における基板W4の処理が完了している。そこで、制御ユニット3は、基板W4の搬出を計画する。具体的には、主搬送ロボットCRが基板W3の搬送動作b21から解放される後の時刻t19に、主搬送ロボットCRが処理ユニットU1から基板W4を搬出する動作b22が計画される。もしも、基板W4の搬出を計画するまでに処理ユニットU1を指定する別のジョブ情報がホスト装置200から与えられており、その処理対象の基板Wを収容したキャリヤCがステージST1〜ST4に搬入されていれば、制御ユニット3は、その新たなジョブ情報の処理対象の基板Wに対する処理を計画してもよい。そして、処理ユニットU1から処理済みの基板W4を搬出し、当該新たなジョブ情報に対応する基板Wを処理ユニットU1に搬入する基板交換動作が、時刻t19に実行されるように計画されてもよい。
処理ユニットU2において基板W5の処理が完了し、かつ主搬送ロボットCRが基板W4の搬送動作b23から解放される後の時刻t21に、主搬送ロボットCRが処理ユニットU2から基板W5を搬出する動作b24が計画される。もしも、基板W5の搬出を計画するまでに処理ユニットU2を指定する別のジョブ情報がホスト装置200から与えられており、その処理対象の基板Wを収容したキャリヤCがステージST1〜ST4に搬入されていれば、制御ユニット3は、その新たなジョブ情報の処理対象の基板Wに対する処理を計画してもよい。そして、時刻t21において、処理ユニットU2から処理済みの基板W5を搬出し、当該新たなジョブ情報に対応する基板Wを処理ユニットU2に搬入する基板交換動作が計画されてもよい。
処理ユニットU3において基板W6の処理が完了し、かつ主搬送ロボットCRが基板W5の搬送動作b23から解放される後の時刻t24に実行されるように、主搬送ロボットCRが処理ユニットU3から基板W6を搬出する動作b26が計画される。もしも、基板W6の搬出を計画するまでに処理ユニットU3を指定する別のジョブ情報がホスト装置200から与えられており、その処理対象の基板Wを収容したキャリヤCがステージST1〜ST4に搬入されていれば、制御ユニット3は、その新たなジョブ情報の処理対象の基板Wに対する処理を計画してもよい。そして、時刻t24において、処理ユニットU3から処理済みの基板W6を搬出し、当該新たなジョブ情報に対応する基板Wを処理ユニットU3に搬入する基板交換動作が計画されてもよい。
こうして、ホスト装置200から与えられたジョブ情報に対応する計画の作成が完了すると、当該ジョブ情報に対応する最初の基板W1に対する搬送および処理が開始される。
処理ユニットU1において基板W4を処理している期間中の時刻t14において、制御ユニット3は、図3に参照符号30で示すように、処理ユニットU1においてライフアップが生じたと判断する。それに応じて、制御ユニット3は、処理ユニットU1でのユニット洗浄を計画し、必要に応じて、作成済みの計画を変更する。より具体的には、制御ユニット3は、ライフアップ発生前に処理ユニットU1に対して計画済みの基板W4の処理を終えた後に当該処理ユニットU1に対するユニット洗浄を実行するように、計画を作成する。
制御ユニット3は、さらに、主搬送ロボットCRが基板W5を搬出した後の時刻t27に次の基板W8をキャリヤC3からインデクサロボットIRにより取り出して主搬送ロボットCRに渡す動作b38を計画する。さらに、制御ユニット3は、動作b38が完了した後の時刻t28に主搬送ロボットCRが基板交換動作b39を実行するように計画する。基板交換動作b39は、主搬送ロボットCRがハンド13A,13Bのいずれか一方で処理ユニットU3から処理済みの基板W6を搬出し、それらのハンドの他方で処理ユニットU3に未処理の基板W8を搬入する動作である。そこで、制御ユニット3は、基板交換動作b39が完了した後の期間において処理ユニットU3により基板W8を処理する動作b40を計画する。より具体的には、制御ユニット3は、ジョブ情報によって指定されたレシピに従って処理ユニットU3を制御する動作b40を計画する。図3の例では、時刻t28〜t35の期間に実行するように、処理ユニットU3が基板W8を処理する動作b40が計画されている。基板W8に適用されるレシピは、基板W7に適用されるレシピと同じであってもよいし異なっていてもよい。
制御ユニット3は、さらに、主搬送ロボットCRが基板W6を搬出した後の時刻t30に次の基板W9をキャリヤC3からインデクサロボットIRにより取り出して主搬送ロボットCRに渡す動作b42を実行するように計画する。さらに、制御ユニット3は、動作b42が完了した後の時刻t31に主搬送ロボットCRの基板搬入動作b43を実行するように計画する。基板搬入動作b43は、主搬送ロボットCRがハンド13A,13Bのいずれか一方で処理ユニットU4に未処理の基板W9を搬入する動作である。そこで、制御ユニット3は、基板搬入動作b43が完了した後の期間において処理ユニットU4により基板W9を処理する動作b44を計画する。より具体的には、制御ユニット3は、ジョブ情報によって指定されたレシピに従って処理ユニットU4を制御する動作b44を計画する。図3の例では、時刻t31からの期間に処理ユニットU4が基板W9を処理する動作b44が計画されている。基板W9に適用されるレシピは、基板W7,W8に適用されるレシピと同じであってもよいし異なっていてもよい。
処理ユニットU1では、ダミー基板Pを用いたユニット洗浄の後、そのダミー基板Pは、当該処理ユニットU1のスピンチャック15に保持される。
図4は、計画したジョブの実行中にダミー基板を用いたユニット洗浄が必要となった場合の計画の他の例を説明するためのタイムチャートである。図4において、図3の対応箇所には図3と同一参照符号を付す。
制御ユニット3は、処理ユニットU2〜U4のいずれか(図4の例では処理ユニットU3)における基板処理が終了する時刻t24以降に基板W8を当該処理ユニット(図4の例では処理ユニットU3)に搬入するようにタイミングを調整した計画を作成する。このタイミング調整の結果、制御ユニット3は、基板W8をキャリヤC3からインデクサロボットIRにより取り出して主搬送ロボットCRに渡す動作b55を時刻t23に実行するように計画する。さらに、制御ユニット3は、動作b55が完了した後の時刻t24に主搬送ロボットCRが基板交換動作b56を実行するように計画する。基板交換動作b56は、主搬送ロボットCRがハンド13A,13Bのいずれか一方で処理ユニットU3から処理済みの基板W6を搬出し、それらのハンドの他方で処理ユニットU3に未処理の基板W8を搬入する動作である。そこで、制御ユニット3は、基板交換動作b56が完了した後の期間において処理ユニットU3により基板W8を処理する動作b57を計画する。より具体的には、制御ユニット3は、ジョブ情報によって指定されたレシピに従って処理ユニットU3を制御する動作b57を計画する。図4の例では、時刻t24〜t31の期間に実行するように、処理ユニットU3が基板W8を処理する動作b57が計画されている。
制御ユニット3は、動作b58が完了した後の時刻t26に、主搬送ロボットCRが基板交換動作b59を実行するように計画する。基板交換動作b59は、主搬送ロボットCRがハンド13A,13Bのいずれか一方で処理ユニットU4からダミー基板Pを搬出し、それらのハンドの他方で処理ユニットU4に未処理の基板W9を搬入する動作である。そこで、制御ユニット3は、基板交換動作b59が完了した後の期間において処理ユニットU4により基板W9を処理する動作b60を計画する。より具体的には、制御ユニット3は、ジョブ情報によって指定されたレシピに従って処理ユニットU4を制御する動作b60を計画する。図4の例では、時刻t26〜t33の期間に、処理ユニットU4が基板W9を処理する動作b60が計画されている。
なお、この動作例では、基板W9を処理ユニットU4に搬入するときに、処理ユニットU4からダミー基板Pを搬出している。しかし、ダミー基板Pをより早く処理ユニットU4から搬出するためには、基板W7またはW8を処理ユニットU4に搬入してダミー基板Pと交換し、その搬入した基板W7,W8を処理ユニットU4で処理するように計画するとよい。その後、ダミー基板Pを処理ユニットU1に搬入することによって、より早く処理ユニットU1に対するユニット洗浄を行うことができる。
図6は、いずれかの処理ユニットでのライフアップに関連して制御ユニット3が所定の制御周期で繰り返し実行する処理の一例を説明するためのフローチャートである。制御ユニット3は、いずれかの処理ユニットでライフアップが生じたかどうかを監視する(ステップS11)。いずれの処理ユニットでもライフアップが生じなければ(ステップS11:NO)、以下の処理は省かれる。
基板処理装置100にダミー基板が未導入のときは(ステップS13:NO)、制御ユニット3は、ホスト装置200に対して、ダミー基板を要求済みかどうか判断し(ステップS16)、要求済みであれば、今制御周期の処理を終えて、ダミー基板の導入を待機する。ダミー基板を未だ要求していなければ(ステップS16:NO)、制御ユニット3は、ホスト装置200に対して、ダミー基板を要求する(ステップS16)。ダミー基板要求を受信したホスト装置200は、キャリヤ搬送機構300を制御して、キャリヤ置き場350から、ダミー基板を収容したキャリヤC(ダミーキャリヤ)を搬送させ、基板処理装置100のステージST1〜ST4のいずれかに搬入させる。その後、制御ユニット3は、ダミーキャリヤからダミー基板を取り出してライフアップした処理ユニットに搬送する動作を計画して実行する(ステップS14)。これにより、ダミー基板は、インデクサロボットIRおよび主搬送ロボットCRによって、ライフアップした処理ユニットに搬入される。
こうして、ライフアップが生じたときに、ダミー基板の必要最小限の移動を計画して実行するので、効率的な基板処理を維持しながら、ダミー基板を用いたユニット洗浄処理を行うことができる。
以上、この発明の一実施形態について説明してきたが、この発明は、以下に例示的に列挙するとおり、さらに他の形態で実施することもできる。
(2)基板処理装置100へのダミー基板Pの導入は、キャリヤ搬送機構300を用いることなく行われてもよい。たとえば、基板処理装置100の使用者が、ダミー基板Pを収容したダミーキャリヤを手作業によってステージST1〜ST4に搬入してもよい。製品基板Wを収容したキャリヤについても、キャリヤ搬送機構300によることなく、使用者が手作業でステージST1〜ST4に搬入してもよい。
(4)前述の実施形態では、ダミー基板Pが1枚だけ用いられる例を示したが、2枚以上のダミー基板を基板処理装置100内に保持してもよい。たとえば、制御ユニット3は、多数の処理ユニットが使用される期間にはダミー基板の枚数を減らし、少数の処理ユニットが使用される期間にはダミー基板の枚数を増やす制御を実行してもよい。
(6)基板処理装置100は、基板の姿勢を変更(たとえば表裏反転)する基板姿勢転換ユニットを備えていてもよい。このような基板姿勢変換ユニットも処理ユニットの一例である。また、基板処理装置100は、専ら基板を回転させる処理ユニット(たとえば基板乾燥ユニット)を備えていてもよい。
W 基板
C キャリヤ
ST1〜ST4 ステージ
IR インデクサロボット
PASS 受け渡しユニット
CR 主搬送ロボット
1 インデクサセクション
2 処理セクション
3 制御ユニット
8A,8B ハンド
10 ハンド
13A,13B ハンド
15 スピンチャック
16 処理液ノズル
17 処理室
30 ライフアップ
100 基板処理装置
150 通信回線
200 ホスト装置
300 キャリヤ搬送機構
350 キャリヤ置き場
Claims (10)
- 基板を保持する基板ホルダを有し、前記基板ホルダに保持した基板を処理する複数の処理ユニットと、
基板を保持するハンドを有し、前記ハンドによって前記複数の処理ユニットに対して基板を搬入および搬出する搬送ユニットと、
前記複数の処理ユニットおよび前記搬送ユニットを制御する制御ユニットとを含み、
前記制御ユニットは、処理対象の基板を前記基板ホルダに保持させて前記処理ユニットに基板処理動作を実行させる基板処理制御と、ダミー基板を前記基板ホルダに保持させて前記処理ユニットにユニット洗浄動作を実行させるユニット洗浄制御と、ダミー基板の不使用時に前記複数の処理ユニットのうち基板処理のために使用されない処理ユニットの前記基板ホルダまたは前記ハンドにダミー基板を保持させて待機させるダミー基板待機制御とを実行する、基板処理装置。 - 前記制御ユニットは、
前記複数の処理ユニットのいずれかに対してユニット洗浄動作を実行すべきか否かを判断し、
ユニット洗浄動作を実行すべきであると判断した処理ユニットに対してダミー基板を搬入するように前記搬送ユニットを制御する、請求項1に記載の基板処理装置。 - 前記制御ユニットは、
前記複数の処理ユニットのいずれかに対してユニット洗浄動作を実行すべきか否かを判断し、
ユニット洗浄動作を実行すべきであると判断した処理ユニットの基板ホルダにダミー基板が保持されているときは、そのダミー基板をそのまま用いて前記ユニット洗浄制御を実行し、
ユニット洗浄動作を実行すべきであると判断した処理ユニットの基板ホルダにダミー基板が保持されていないときは、当該処理ユニットに対してダミー基板を搬入するように前記搬送ユニットを制御する、請求項1に記載の基板処理装置。 - 前記制御ユニットは、
処理対象の基板を搬入すべき処理ユニットの基板ホルダにダミー基板が保持されているときは、そのダミー基板を搬出して他の処理ユニットの基板ホルダまたは前記搬送ユニットのハンドに当該ダミー基板を保持させるように前記搬送ユニットを制御する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の基板処理装置。 - 前記制御ユニットは、基板を収容するキャリヤを当該基板処理装置に対して搬送するキャリヤ搬送機構を制御するホスト装置と通信し、当該基板処理装置内にダミー基板が導入されていないときに、前記ホスト装置に対してダミー基板の搬入を要求する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の基板処理装置。
- 複数の処理ユニットのいずれかの基板ホルダに処理対象の基板を保持し、当該基板を処理する基板処理ステップと、
前記複数の処理ユニットのうちのいずれかの基板ホルダにダミー基板を保持させて、当該処理ユニットのユニット洗浄を実行するユニット洗浄ステップと、
前記ダミー基板の不使用時に、前記複数の処理ユニットのうち基板処理のために使用されない処理ユニットの前記基板ホルダ、または前記複数の処理ユニットに対して基板を搬入および搬出する搬送ユニットのハンドに前記ダミー基板を待機させるダミー基板待機ステップと
を含む、基板処理方法。 - 前記複数の処理ユニットのいずれかに対してユニット洗浄を実行すべきか否かを判断するステップと、
ユニット洗浄を実行すべきであると判断した処理ユニットに対して、前記ダミー基板を搬入するステップと
をさらに含む、請求項6に記載の基板処理方法。 - 前記複数の処理ユニットのいずれかに対してユニット洗浄を実行すべきか否かを判断するステップと、
前記ユニット洗浄を実行すべきであると判断した処理ユニットの基板ホルダにダミー基板が保持されているときは、そのダミー基板をそのまま用いて当該処理ユニットのユニット洗浄を実行するステップと、
ユニット洗浄動作を実行すべきであると判断した処理ユニットの基板ホルダにダミー基板が保持されていないときは、当該処理ユニットに対してダミー基板を搬入するステップと
をさらに含む、請求項6に記載の基板処理方法。 - 処理対象の基板を搬入すべき処理ユニットの基板ホルダにダミー基板が保持されているときに、そのダミー基板を前記搬送ユニットによって搬出し、他の処理ユニットの基板ホルダまたは前記搬送ユニットのハンドに当該ダミー基板を保持させて前記ダミー基板待機ステップを実行する、請求項6〜8のいずれか一項に記載の基板処理方法。
- 前記複数の処理ユニットおよび前記搬送ユニットを備える基板処理装置にダミー基板が導入されていないときに、前記基板処理装置の制御ユニットが、ホスト装置に対してダミー基板の搬入を要求するステップと、
前記ダミー基板の搬入を要求されたホスト装置が、ダミー基板を収容したキャリヤをキャリヤ搬送機構によって前記基板処理装置に搬入させるステップと
をさらに含む、請求項6〜9のいずれか一項に記載の基板処理方法。
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