JP6536727B1 - 安全柵及び車両試験装置 - Google Patents

安全柵及び車両試験装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6536727B1
JP6536727B1 JP2018142232A JP2018142232A JP6536727B1 JP 6536727 B1 JP6536727 B1 JP 6536727B1 JP 2018142232 A JP2018142232 A JP 2018142232A JP 2018142232 A JP2018142232 A JP 2018142232A JP 6536727 B1 JP6536727 B1 JP 6536727B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fence portion
fence
fixed
slide
safety
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018142232A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019152641A (ja
Inventor
利道 高橋
利道 高橋
翔貴 須藤
翔貴 須藤
紀明 廣神
紀明 廣神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to KR1020207023031A priority Critical patent/KR102231720B1/ko
Priority to US16/975,456 priority patent/US11060954B2/en
Priority to PCT/JP2019/005182 priority patent/WO2019167630A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6536727B1 publication Critical patent/JP6536727B1/ja
Publication of JP2019152641A publication Critical patent/JP2019152641A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/0072Wheeled or endless-tracked vehicles the wheels of the vehicle co-operating with rotatable rolls
    • G01M17/0074Details, e.g. roller construction, vehicle restraining devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16PSAFETY DEVICES IN GENERAL; SAFETY DEVICES FOR PRESSES
    • F16P1/00Safety devices independent of the control and operation of any machine
    • F16P1/02Fixed screens or hoods
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16PSAFETY DEVICES IN GENERAL; SAFETY DEVICES FOR PRESSES
    • F16P1/00Safety devices independent of the control and operation of any machine
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/013Wheels
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/03Endless-tracks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

【課題】安全柵とこれを備えた車両試験装置において、試験車両のサイズに関わらず、車両試験装置に供される付帯機器の配置レイアウトの自由度を制限させることなく、試験車両のドアとの干渉を回避する。
【解決手段】車両試験装置1に供される安全柵5であって、固定柵部51とスライド柵部52と第一折曲柵部53と第二折曲柵部54とを備える。固定柵部51は、ピットカバー4のローラ開口部40から露出したローラ3に載置される試験車両2の前輪20F,後輪20Rと略並行に配置される。スライド柵部52は、固定柵部51と並列に配置された状態から試験車両2の前後方向に移動可能である。第一折曲柵部53は、固定柵部51の一端部に固定柵部51の内側及び外側に回動可能に取り付けられる。第二折曲柵部54は、スライド柵部52の一端部にスライド柵部52の内側及び外側に回動可能に取り付けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両をローラに載せて燃費や排ガス等の試験を行なうシャシダイナモメータ等の車両試験装置に供される安全柵及びこれを備えた車両試験装置に関するものである。
車両試験装置においては、車両試験運転中に高速で回転する駆動車輪に人が誤って接触して起こる事故を防止するための安全柵が備え付けられる(特許文献1,2)。
特許文献1の安全柵は、ピットカバーに取り付けられる安全柵であって、折り曲げ可能な折曲柵部を備えることにより、試験車両の開閉ドアとの干渉を回避して、車両と安全柵のスペースへの人が立ち入りを防止する。
特許文献2の安全柵は、車両試験装置に設置したスライドレール上を移動可能な縦枠棒に安全柵本体が具備されている。
特開2010−169485号公報 実開平5−11044号公報
しかしながら、特許文献1の安全柵は、車両や試験設備がコンパクトになると、折曲柵部を折り曲げても固定柵が大きいので、車両のドアの開閉時に安全柵が干渉して車両のドアを全開まで開閉できない。
また、特許文献2の安全柵は、縦枠棒を回転軸として安全柵本体を開く構造となっているので、安全柵を動作(開閉)させるための空間に付帯機器(ドライバーエイド等)を配置することができない。
本発明は、上記の事情を鑑み、安全柵とこれを備えた車両試験装置において、試験車両のサイズに関わらず、車両試験装置に供される付帯機器の配置レイアウトの自由度を制限させることなく、試験車両のドアとの干渉を回避することを課題とする。
そこで、本発明の一態様は、車両試験装置に供される安全柵であって、ピットカバーのローラ開口部から露出したローラに載置される試験車両の車輪と略並行に配置される固定柵部と、前記試験車両の前後方向に移動可能に前記固定柵部と並列に配置されるスライド柵部と、前記固定柵部の内側及び外側に回動可能に当該固定柵部の一端部に取り付けられる第一折曲柵部と、前記スライド柵部の内側及び外側に回動可能に当該スライド柵部の一端部に取り付けられる第二折曲柵部とを備える。
本発明の一態様は、前記安全柵は、前記ローラ開口部の一縁部に沿って前記ピットカバーまたはローラカバーに取り付け可能である。
本発明の一態様は、前記固定柵部を支持する固定柵部支持体と、この固定柵部支持体を前記ピットカバーまたはローラカバーに固定する固定具とを備える。
本発明の一態様は、前記固定柵部は、前記ローラ開口部を覆うことが可能であると共に当該ローラ開口部に対応する位置にて略水平に配置可能である。
本発明の一態様は、前記第一折曲柵部及び前記第二折曲柵部は、前記略水平に配置された前記固定柵部を前記ピットカバーにて支持する。
本発明の一態様は、前記第一折曲柵部は、前記固定柵部と並列した位置から270度の位置までの第一の任意の位置にて固定可能であり、前記第二折曲柵部は、前記スライド柵部と並列した位置から270度の位置までの第二の任意の位置にて固定可能である。
本発明の一態様は、前記第一折曲柵部を前記第一の任意の位置に固定する第一ハンドノブと、前記第二折曲柵部を前記第二の任意の位置に固定する第二ハンドノブとをさらに備える。
本発明の一態様は、前記固定柵部と前記スライド柵部との間に介在して前記スライド柵部を前記前後方向に案内する一対のスライドレールをさらに備える。
本発明の一態様は、前記スライド柵部を前記固定柵部に固定する第三ハンドノブをさらに備える。
本発明の一態様は、車両試験装置に供される安全柵であって、ピットカバーのローラ開口部から露出したローラに載置される試験車両の車輪と略並行に配置される固定柵部と、前記試験車両の前後方向に移動可能に前記固定柵部と並列に配置される第一スライド柵部と、前記試験車両の上下方向に移動可能であると共に前記固定柵部と並列に配置可能な第二スライド柵部と、前記固定柵部の内側及び外側に回動可能に当該固定柵部の一端部に取り付けられる第一折曲柵部と、前記第一スライド柵部の内側及び外側に回動可能に当該第一スライド柵部の一端部に取り付けられる第二折曲柵部とを備える。
本発明の一態様は、車両試験装置に供される安全柵であって、ピットカバーのローラ開口部から露出したローラに載置される試験車両の車輪と略並行に配置される固定柵部と、前記試験車両の前後方向に移動可能に前記固定柵部と並列に配置される第一スライド柵部と、前記試験車両の上下方向に移動可能であると共に前記第一スライド柵部と並列に配置可能な第三スライド柵部と、前記固定柵部の内側及び外側に回動可能に当該固定柵部の一端部に取り付けられる第一折曲柵部と、前記第一スライド柵部の内側及び外側に回動可能に当該第一スライド柵部の一端部に取り付けられる第二折曲柵部とを備える。
本発明の一態様は、車両試験装置に供される安全柵であって、ピットカバーのローラ開口部から露出したローラに載置される試験車両の車輪と略並行に配置される固定柵部と、前記試験車両の前後方向に移動可能に前記固定柵部と並列に配置される第一スライド柵部と、前記試験車両の上下方向に移動可能であると共に前記固定柵部と並列に配置可能な第二スライド柵部と、前記上下方向に移動可能であると共に前記第一スライド柵部と並列に配置可能な第三スライド柵部と、前記固定柵部の内側及び外側に回動可能に当該固定柵部の一端部に取り付けられる第一折曲柵部と、前記第一スライド柵部の内側及び外側に回動可能に当該第一スライド柵部の一端部に取り付けられる第二折曲柵部とを備える。
本発明の一態様は、上記の安全柵を備えた車両試験装置である。
本発明によれば、安全柵とこれを備えた車両試験装置において、試験車両のサイズに関わらず、車両試験装置に供される付帯機器の配置レイアウトの自由度を制限させることなく、試験車両のドアとの干渉を回避できる。
(a)は本発明の実施形態である車両試験装置に供された安全柵の概要図、(b)は当該安全柵が閉状態の説明図、(c)は当該安全柵が開状態の説明図。 (a)は本発明の実施形態1の安全柵の概略平面図、(b)は当該安全柵の正面図、(c)は当該安全柵の配置例を示した平面図、(d)は当該安全柵の側面図。 (a)は本発明の実施形態2の安全柵の概略平面図、(b)は当該安全柵の正面図、(c)は当該安全柵の配置例を示した平面図、(d)は当該安全柵の固定柵部の一端側からの側面図。 (a)は安全柵を固定するクランプレバーの概略構成図、(b)は当該安全柵が当該クランプレバーにより固定された状態の説明図、(c)はピットに内蔵されたナットに当該クランプレバーの長ネジが差込パイプ及びワッシャを介して螺着された状態の説明図。 第一ハンドノブ、第二ハンドノブ及び第三ハンドノブを備えた安全柵の平面図。 (a)は実施形態2の安全柵に具備されたローラ側折曲部の正面図、(b)は当該ローラ側折曲部の側面図。 (a)は本発明の実施形態3における車両試験装置に供された安全柵の概要図、(b)は当該安全柵が閉状態の説明図、(c)は当該安全柵が開状態の説明図。 (a)は本発明の実施形態4における車両試験装置に供された安全柵の態様例1を示した概要図、(b)は当該安全柵の動作の説明図。 (a)は本発明の実施形態4における安全柵の態様例2を示した正面図、(b)は当該安全柵の平面図、(c)は当該安全柵の一端側の側面図、(d)は折り畳まれた状態の当該安全柵の他端側の側面図、(e)は折り畳まれていない状態の当該安全柵の他端側の側面図、(f)は当該安全柵の下端側の背面図。 車両試験装置において試験車両が拘束された状態を説明した平面図。
以下に図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
[実施形態1]
図1,図2に例示された本発明の実施形態1の車両試験装置1は、試験車両2の車輪20が載置されるローラ3をローラ開口部40から露出させるピットカバー4と、試験車両2の外側にて車輪(前輪20F、後輪20R)と略並行に配置される安全柵5とを備える。
安全柵5は、図2(c)に示されたように、図1の試験車両2の個々の車輪20に対応するローラ開口部40の一縁部に沿ってピットカバー4に取り付けられる。
(安全柵5の態様例)
安全柵5は、図2(b)に示したように、固定柵部51、スライド柵部52、第一折曲柵部53及び第二折曲柵部54を備える。
固定柵部51は、試験車両2の車輪20と略並行に配置される。
固定柵部51は、アルミフレームからなる枠体511と、この枠体511に組み込まれる溶接金網512と、枠体511を立設支持するアルミフレームからなる固定柵部支持体513とを備える。さらに、この固定柵部51は、スライド柵部52を枠体511に押圧固定する第三ハンドノブ514と、安全柵5を持ち運ぶための取っ手516とを備える。
固定柵部51は、図2(a)に示されたように第一折曲柵部53の回動範囲を規定する第一角度調整盤57aを備える。第一角度調整盤57aには、図5に示されたように、第一折曲柵部53を第一角度調整盤57aに固定させる第一ハンドノブ58aの回転軸が挿通され、第一折曲柵部53の回動範囲を固定柵部51と並列した位置から水平方向270度の位置まで規定する円弧状の長孔571aが形成されている。
スライド柵部52は、固定柵部51の内側にて試験車両2に面して試験車両2の前後方向に移動可能に固定柵部51と並列に配置される。
具体的には、安全柵5が試験車両2の前輪20Fと略並行に配置される場合、スライド柵部52は、図1(a)に示した前輪20Fの前方寄りから後方寄りの位置までの範囲で試験車両2の中心部側に移動が可能に配置される。
一方、安全柵5が試験車両2の後輪20Rと略並行に配置される場合、スライド柵部52は、図1(a)〜(c)に示したように後輪20Rの後方寄りから前方寄りの位置までの範囲で試験車両2の中心部側に移動が可能に配置される。
図2(b)に示したように、スライド柵部52も、固定柵部51と同様に、アルミフレームからなる枠体521と、この枠体521に組み込まれる溶接金網522と有する。
スライド柵部52も、図2(a)に示されたように第二折曲柵部54の回動範囲を規定する第二角度調整盤57bを備える。第二角度調整盤57bにも、図5に示されたように第二折曲柵部54を第二角度調整盤57bに固定させる第二ハンドノブ58bの回転軸が挿通され、第二折曲柵部54の回動範囲をスライド柵部52と並列した位置から水平方向270度の位置まで規定する円弧状の長孔571bが形成されている。
固定柵部51とスライド柵部52との間には、図4(b)に示したように、スライド柵部52を固定柵部51と並列した位置から前記前後方向に案内する一対のスライドレール55と、前記案内を制限する一対のストッパー59とが具備される。
第一折曲柵部53は、図2(a)(b)に示したように固定柵部51の一端部に対してヒンジ部56により固定柵部51の内側及び外側に回動可能に取り付けられる。第一折曲柵部53は、アルミフレームからなる枠体531を有する。枠体531には、固定柵部51、スライド柵部52と同様に図示省略の溶接金網が適宜組み込まれる。
そして、第一折曲柵部53は、図5の第一角度調整盤57aの長孔571aにより規定された第一の任意の位置にて、第一ハンドノブ58aにより押圧固定が可能となっている。
第二折曲柵部54は、図2(b)に示したようにスライド柵部52の一端部に対してヒンジ部56によりスライド柵部52の内側及び外側に回動可能に取り付けられる。第二折曲柵部54はアルミフレームからなる枠体541を有する。枠体541においても、固定柵部51、スライド柵部52と同様に図示省略の溶接金網が適宜組み込まれる。
そして、第二折曲柵部54も、第一折曲柵部53と同様に、図5の第二角度調整盤57bの長孔571bにより規定された第二の任意の位置にて、第二ハンドノブ58bにより押圧固定が可能となっている。
安全柵5は、図2に示したように、固定具6によりピットカバー4に対して取り付け及び取り外しが可能となっている。具体的には、固定柵部支持体513の台座部515が固定具6によりピットカバー4に固定される。
固定具6は、ナット61、差込パイプ62、長ネジ63、ワッシャ64及びクランプレバー65を備える。ナット61は、ピットカバー4の下方のピット41内に配置固定されている。差込パイプ62は、前記固定されたナット61と傾斜的に当接した状態でフランジ部621により固定柵部支持体513の台座部515をピットカバー4に押え付ける。長ネジ63は、差込パイプ62に挿通された状態でナット61に螺着される。クランプレバー65は、長ネジ63の上端に装着された状態でワッシャ64を介して差込パイプ62のフランジ部621を押え付ける。
(安全柵5の使用例)
図1,2,4を参照して本実施形態の安全柵5の使用例について説明する。
図1に示された試験車両2はピット41上に配置される。試験車両2の車輪20がローラ3に配置される際には、安全柵5がピットカバー4に取り付けられている場合や取り外されている場合もある。安全柵5を取り付ける際には図2(b)に示したように安全柵5の固定柵部支持体513が固定具6によりピットカバー4上の所定の位置に固定される。先ず、差込パイプ62が、図2に示されたように固定柵部支持体513の台座部515を貫通し、さらに、図4に示した差込パイプ62の下端がピットカバー4の下方にて固定されたナット61の上端と傾斜的に当接した状態で、ピット41内に差し込まれる。次いで、ワッシャ64及び差込パイプ62に挿通された長ネジ63がクランプレバー65の操作によりナット61に螺着される。このとき、クランプレバー65により固定柵部支持体513の台座部515がワッシャ64及び差込パイプ62のフランジ部621を介して押さえ付けられた状態となり、固定柵部支持体513はピットカバー4に固定される。特に、前記螺着の過程で差込パイプ62はナット61との傾斜的な当接により長ネジ63との供回りが回避されるので、固定柵部支持体513はピットカバー4に迅速に固定される。
以上のように安全柵5は図2(c)に示したようにピットカバー4のローラ開口部40の一縁部に沿って配置固定される。
特に、安全柵5は試験車両2の前輪20Fと略並行に配置される場合、固定柵部51は試験車両2の前輪20Fの前寄りの位置にて配置される一方で、スライド柵部52は固定柵部51の内側にて試験車両2の前後方向に移動可能に配置される。
一方、安全柵5が試験車両2の後輪20Rと略並行に配置される場合、固定柵部51は後輪20Rの後寄りの位置にて配置される一方で、スライド柵部52は固定柵部51の内側にて試験車両2の前後方向に移動可能に配置される。
また、図1に示された試験車両2は前側ドア21が安全柵5の第二折曲柵部54と干渉する可能性がある。運転席側若しくは助手席側で前側ドア21の開閉がある場合には、図2(a),図5に示されたように第二折曲柵部54はスライド柵部52の外側の任意の位置若しくはスライド柵部52の外面に沿う位置までに回動操作された後に第二ハンドノブ58bにより固定される。または、スライド柵部52は試験車両2前方側の任意の位置までスライド操作された後に第三ハンドノブ514により固定される。これにより、前側ドア21と安全柵5の第二折曲柵部54との干渉が回避される。
同様に、後側ドア22が安全柵5の第二折曲柵部54と干渉する可能性がある。運転席側若しくは助手席側で後側ドア22の開閉がある場合には、図2(a),図5に示されたように第二折曲柵部54はスライド柵部52の外側の任意の位置若しくはスライド柵部52の外面に沿う位置までに回動操作された後に第一ハンドノブ58aにより固定される。または、図1(c)に示したようにスライド柵部52は試験車両2後方側の任意の位置までスライド操作させた後に第三ハンドノブ514により固定される。これにより、後側ドア22と安全柵5の第二折曲柵部54との干渉が回避される。
そして、試験車両2の試験が行われる際には、安全柵5の第一折曲柵部53及び第二折曲柵部54は試験車両2側若しくは試験車両2と略並行に固定されることにより、安全柵5と試験車両2の隙間への人の立ち入りが回避される。
尚、後側ドア22は人の出入りが無い場合には、図1(b)に示したように後側の安全柵5のスライド柵部52は試験車両2前方側の任意の位置までスライド操作させた後に第三ハンドノブ514により固定される。
(本実施形態の効果)
以上のように本実施形態の安全柵5によれば、試験車両2の前側ドア21,後側ドア22の開閉時にはスライド柵部52と第一折曲柵部53,第二折曲柵部54の操作により、前側ドア21,後側ドア22と安全柵5との干渉を回避できる。また、前側ドア21,後側ドア22の開閉時の安全柵5が動作(開閉)するための空間が小さくなるので、ピット41上の付帯機器の設置レイアウトの自由度が広がる。
特に、前輪20F側の安全柵5において、固定柵部51は試験車両2の前輪20Fの前方寄りの位置にて前輪20Fと略並行に配置されている。一方、スライド柵部52は、図1(a)に示した試験車両2に面して固定柵部51と並列した位置から試験車両2の中心部側に向かって移動が可能であり、前輪20Fの前方寄りから後方寄りの位置の範囲で配置が自在となっている。したがって、様々なサイズの試験車両2に柔軟に対応できると共に前記自由度もさらに拡張する。
また、後輪20R側の安全柵5において、固定柵部51は試験車両2の後輪20Rの後方寄りの位置にて後輪20Rと略並行に配置されている。一方、スライド柵部52は、図1(a)(c)に示した試験車両2に面して固定柵部51と並列した位置から試験車両2の中心部側に向かって移動が可能であり、後輪20Rの後方寄りから前方寄りの位置の範囲で配置が自在となっている。したがって、様々なサイズの試験車両2に柔軟に対応できると共に前記自由度もさらに拡張する。
さらに、第一折曲柵部53は、固定柵部51と並列した位置から水平方向270度の位置までの任意の位置にて固定可能である。また、第二折曲柵部54は、スライド柵部52と並列した位置から水平方向270度の位置までの任意の位置にて固定可能である。したがって、安全柵5において、第一折曲柵部53、第二折曲柵部54を任意の位置に配置できる。
そして、スライド柵部52は固定柵部51とスライド柵部52との間に介在するスライドレール55により試験車両2の前後方向に案内されるので、スライド柵部52のスライド操作が円滑となる。特に、スライド柵部52は、第三ハンドノブ514により固定柵部51に固定可能であるので、試験車両2の仕様に応じて安全柵5の幅方向の任意位置に固定が可能となる。
また、安全柵5は主にアルミフレームからなり比較的に軽量及びコンパクトなものとなっているので、メンテナンス時では従来の安全柵よりも取り外しが容易となり、さらに、取っ手516により持ち運びも容易となる。
尚、安全柵5は、ピットカバー4に取り付けることに限定されることなく、ローラ3のローラカバーに取り付けてもよい。本態様によっても、上述の効果が得られ、試験車両2と安全柵5とのスペースへの人の立ち入りを防止できる。
また、固定柵部支持体513はピットカバー4またはローラカバーに取り付け可能であるので、既存の車両試験装置に安全柵5を適用することができる。特に、安全柵5は固定具6により迅速且つ強固にピットカバー4またはローラカバーに取り付け可能となる。
[実施形態2]
図3に例示された実施形態2の安全柵5は、実施形態1の安全柵5において、ローラ開口部40を簡易的に覆う機能を付加したものである。
(安全柵5の態様例)
本実施形態の安全柵5は、固定柵部51及びスライド柵部52によりローラ開口部40を覆うことが可能であること及び固定柵部51が水平に配置可能であること以外は、実施形態1の安全柵5と実質的に同一の態様となっている。
すなわち、安全柵5は、図6(a)(b)に示されたように、固定柵部51とスライド柵部52と第一折曲柵部53と第二折曲柵部54とローラ側折曲部7を備える。
固定柵部51及びスライド柵部52は、固定柵部51とスライド柵部52の横並び寸法がローラ開口部40の寸法よりも大径に構成される。
第一折曲柵部53の枠体531には、溶接金網532が組み込まれると共に、固定柵部51を水平に配置させた第一折曲柵部53をピットカバー4上で支持する台座ゴム533が具備されている。
第二折曲柵部54の枠体541にも、溶接金網542が組み込まれると共に、スライド柵部52を水平に配置させた第二折曲柵部54をピットカバー4上で支持する台座ゴム543が具備されている。
ローラ側折曲部7は、支持部71、キャッチクリップ72及びヒンジ部73を備える。支持部71は、固定柵部支持体513上に配置されて固定柵部51を立設支持する。キャッチクリップ72は、固定柵部51の直立状態を解除可能に支持部71と固定柵部支持体513とを連結する。ヒンジ部73は、固定柵部51を直立可能またはローラ開口部40側に転倒可能に支持部71と固定柵部支持体513とを連結する。
(安全柵5の使用例)
図3,図6を参照して本実施形態の安全柵5の使用例について説明する。
本実施形態における安全柵5の通常の使用は実施形態1と同様である。
試験車両2が車両試験装置のピットカバー4に供されていない場合、ローラ開口部40は安全柵5により覆われる。
すなわち、先ず、固定柵部51を立設支持した支持部71と固定柵部支持体513との連結状態がローラ側折曲部7のキャッチクリップ72の操作により解除される。これにより、ローラ側折曲部7のヒンジ部73による固定柵部51がローラ開口部40側への転倒が可能となる。
次いで、第一折曲柵部53,第二折曲柵部54が固定柵部51,スライド柵部52から試験車両2側に90°の位置で固定された状態で横並びされた固定柵部51,スライド柵部52がローラ開口部40側に転倒される。
そして、第一折曲柵部53,第二折曲柵部54の台座ゴム533,543がピットカバー4に当接すると、固定柵部51,スライド柵部52は第一折曲柵部53,第二折曲柵部54により略水平に配置された状態でピットカバー4にて支持される。このとき、ローラ開口部40は安全柵5により覆われた状態となる。
(本実施形態の効果)
以上のように、本実施形態の安全柵5によれば、実施形態1の効果に加えて、試験車両2が試験に供されていない場合にピットカバー4のローラ開口部40を簡易的に覆うことができる。したがって、ローラ開口部40は安全柵5により人が直接触れない状態となるので、ローラ開口部40への人の転落やピットカバー4とローラ3との隙間への人の足の入り込み等の事故を防ぐことができる。
特に、固定柵部51は、ローラ開口部40を覆うことが可能であり、ローラ開口部40に対応する位置にて略水平に配置可能であるので、ローラ開口部40を簡素及び確実に覆うことができる。また、第一折曲柵部53及び第二折曲柵部54は、前記略水平に配置された固定柵部51をピットカバー4にて簡素且つ強固に支持できる。したがって、ローラ開口部40を遮蔽するカバーを別途用意する必要がなくなる。
[実施形態3]
図7に例示された実施形態3の安全柵5は、図10に例示された試験車両2の車輪20のホイルハブに連結される車両拘束装置10との物理的な干渉を回避する。
(安全柵5の態様例)
本態様の安全柵5は、固定柵部81、第一スライド柵部82、第二スライド柵部83、第三スライド柵部84、第一折曲柵部85及び第二折曲柵部86を備える。
固定柵部81は、ピットカバー4のローラ開口部40から露出したローラ3に載置される試験車両2の車輪(前輪20F、後輪20R)と略並行に配置される。
固定柵部81は、鋼材からなる矩形の枠体811と、この枠体811に組み込まれる溶接金網812と、ピットカバー4に取り付けられた支持体80に立設された状態で枠体511を所定の高さの位置で支持するL字型の枠体支持部813とを備える。
第一スライド柵部82は、試験車両2の前後方向に移動可能に固定柵部81と並列に配置される。第一スライド柵部82は、枠体811と略同形の枠体821と、この枠体821に組み込まれる溶接金網822とを備える。
また、固定柵部81と第一スライド柵部82との間には、第一スライド柵部82を固定柵部81と並列した位置から第一スライド柵部82の横幅の長さの範囲で前記前後方向に案内する一対のスライドレール87が具備される。
第二スライド柵部83は、試験車両2の上下方向に移動可能であると共に固定柵部81及び第一スライド柵部82と並列に配置可能となっている。第二スライド柵部83は、枠体811と同様に鋼材からなる矩形の枠体831と、この枠体831に組み込まれる溶接金網832とを備える。
また、固定柵部81と第二スライド柵部83との間には、第二スライド柵部83を固定柵部81と並列した位置から第二スライド柵部83の縦辺の長さの範囲で前記上下方向に案内する一対のスライドレール88とが具備される。
第三スライド柵部84は、前記上下方向に移動可能であると共に固定柵部81、第一スライド柵部82及び第二スライド柵部83と並列に配置可能となっている。第三スライド柵部84は、第一スライド柵部82の枠体821と略同形の枠体841と、この枠体841に組み込まれる溶接金網842とを備える。
また、第一スライド柵部82と第三スライド柵部84との間には、第三スライド柵部84を第一スライド柵部82と並列した位置から第三スライド柵部84の縦辺の長さの範囲で前記上下方向に案内する一対のスライドレール88が具備される。
第一折曲柵部85は、実施形態1の第一折曲柵部53と同様の構成を成し、固定柵部81の内側及び外側に回動可能に固定柵部81の一端部に取り付けられている。
第二折曲柵部86は、実施形態1の第二折曲柵部54と同様の構成を成し、第一スライド柵部82の内側及び外側に回動可能に第一スライド柵部82の一端部に取り付けられる。
(車両拘束装置10の態様例)
車両拘束装置10は、図10に示されたように、試験車両2の車輪20のホイルハブに取り付けられるハブ連結部11と、このハブ連結部11に回動可能に連結されるホイルハブロッド12と、ハブ連結部11側のホイルハブロッド12の端部付近に回動可能に連結される固定ロッド13とを備える。
ホイルハブロッド12及び固定ロッド13は、同図に示されるように、車両試験装置1のスライドレール42上の任意の位置に設置されるロッド保持部14に保持される。
(安全柵5の使用例)
図7,図10を参照して本実施形態の安全柵5の使用例について説明する。
安全柵5は、実施形態1の支持体50と同様に、支持体80が図示省略のクランプレバー65によりピットカバー4に固定されることにより、図7,10に示したようにピットカバー4のローラ開口部40の一縁部に沿って配置される。
特に、安全柵5は試験車両2の前輪20Fと略並行に配置される場合、図7(a)に示されたように、固定柵部81は試験車両2の前輪20Fの前寄りの位置にて配置される。
一方、安全柵5が試験車両2の後輪20Rと略並行に配置される場合、固定柵部81は後輪20Rの後寄りの位置にて配置される。
次いで、後輪20R側の安全柵5において、第二スライド柵部83,第三スライド柵部84を固定柵部81,第一スライド柵部82側に上方に各々スライド操作する一方で第一スライド柵部82を固定柵部81側にスライド操作させる。このとき、安全柵5は図7(b)の態様から同図(c)の態様となり、第一スライド柵部82、第二スライド柵部83及び第三スライド柵部84は固定柵部81と並列に配置された状態となる。
前輪20F側の安全柵5についても、同様の操作により、図7(a)に示された第一スライド柵部82、第二スライド柵部83及び第三スライド柵部84は固定柵部81と並列に配置された状態となる。
次いで、図10に示されたように、試験車両2の車輪20のホイルハブに対して、車両拘束装置10のハブ連結部11が取り付けられ、このハブ連結部11には、ホイルハブロッド12がされに連結される。このホイルハブロッド12の端部付近には、固定ロッド13が予め連結されている。そして、ホイルハブロッド12及び固定ロッド13は、車両試験装置1のスライドレール42上の任意の位置に設置されたロッド保持部14に保持される。
(本実施形態の効果)
以上のように、本実施形態の安全柵5によれば、実施形態1の効果に加えて、以下の効果を奏する。
すなわち、試験車両2の車両ドア(前側ドア21,後側ドア22)の開閉時に第一スライド柵部82,第二スライド柵部83,第三スライド柵部84を各々スライド操作することにより任意に試験車両2の前後方向及び上下方向に移動させることができる。したがって、前記車両ドアとの干渉が回避される。よって、車両試験装置1に供される試験車両2の車両ドアの開閉範囲の拡張が可能となる。
特に、本態様においては、上述のように第一スライド柵部82、第二スライド柵部83及び第三スライド柵部84はスライド操作により固定柵部81と並列に配置可能であるので、安全柵5の下部(特に、固定柵部81の下部)に空きスペースが確保される。
したがって、図10の車両拘束装置10のようなホイルハブ連結方式の車両拘束装置が車両試験装置1に適用されても、安全柵5と車両拘束装置10のホイルハブロッド12及び固定ロッド13との物理的な干渉の回避が可能となる。また、試験車両2の前輪20F及び後輪20Rのホイルハブに対する車両拘束装置10のホイルハブロッド12の取り付け作業性の効率が向上する。
尚、スライド柵部を備えた本発明の安全柵は、実施形態3に限定することなく、様々な車両試験装置、車両拘束装置、車両試験方式の態様に応じて適宜な形態が採用される。例えば、図7の態様において、固定柵部81、第一スライド柵部82、第二スライド柵部83、第一折曲柵部85及び第二折曲柵部86を備えた安全柵5や、固定柵部81、第一スライド柵部82、第三スライド柵部84、第一折曲柵部85及び第二折曲柵部86を備えた安全柵5が挙げられる。これらの態様も本発明の技術的範囲に属する。
[実施形態4]
図8に例示された実施形態4の安全柵5は、図10に例示された試験車両2の車輪20のホイルハブに連結される車両拘束装置10との物理的な干渉を回避する。
(安全柵5の態様例)
安全柵5は、図8,10に示されたように、図10に示された試験車両2の個々の車輪20に対応するローラ開口部40の一縁部に沿ってピットカバー4に取り付けられる。以下に安全柵5の具体的な態様例1,2について説明する。
(安全柵5の態様例1)
図8に示された態様例1の安全柵5は、固定柵部91、第一折り畳み可動柵部92、第二折り畳み可動柵部93、第一折曲柵部96及び第二折曲柵部97を備える。
固定柵部91は、ピットカバー4のローラ開口部40から露出したローラ3に載置される試験車両2の車輪(前輪20F、後輪20R)と略並行に配置される。固定柵部91はピットカバー4に取り付けられる支持体50にて立設支持される。
第一折り畳み可動柵部92は、図8(b)に示したように固定柵部91の外側に回動可能に固定柵部91の一端部に取り付けられる。
第二折り畳み可動柵部93は、第一折り畳み可動柵部92の外側に回動可能に第一折り畳み可動柵部92の一端部に取り付けられる。
第一折曲柵部96は、固定柵部91の内側及び外側に回動可能に固定柵部91の一端部に取り付けられる。
第二折曲柵部97は、第二折り畳み可動柵部93の内側及び外側に回動可能に第二折り畳み可動柵部93の一端部に取り付けられる。
(安全柵5の態様例2)
態様例2の安全柵5は、図9に示したように、固定柵部91、第一折り畳み可動柵部92、第二折り畳み可動柵部93、第三折り畳み可動柵部94、第四折り畳み可動柵部95、第一折曲柵部96、第二折曲柵部97、第一支持部材98及び第二支持部材99を備える。
(固定柵部91の態様例)
固定柵部91は、ピットカバー4のローラ開口部40から露出したローラ3に載置される試験車両2の車輪20と略並行に配置される。
固定柵部91は、図9(a)(f)に示したように、鋼材からなる略正方形の枠体911と、この枠体911に組み込まれる溶接金網912と、ピットカバー4に取り付けられた支持体90に立設された状態で枠体911を所定の高さの位置で支持するL字型の枠体支持部913とを備える。
さらに、固定柵部91には、安全柵5を持ち運ぶための取っ手914と、第一折曲柵部96の回動範囲を規定する第一角度調整盤97aとが具備されている。
第一角度調整盤97aには、図9(b)に示されたように、第一折曲柵部96を第一角度調整盤97aに固定させる第一ハンドノブ98aの回転軸が挿通される長孔971aが形成されている。長孔571aは、第一折曲柵部96の回動範囲を固定柵部91と並列した位置から水平方向270度の位置まで規定するように、円弧状に形成されている。
(第一折り畳み可動柵部92の態様例)
第一折り畳み可動柵部92は、固定柵部91の外側に回動可能に固定柵部91の一端部に取り付けられる。
第一折り畳み可動柵部92は、固定柵部91の枠体911よりも縦長及び幅狭な長方形の枠体921と、この枠体921に組み込まれる溶接金網922とを備える。
枠体921は、固定柵部91の外側に回動可能となるように、固定柵部91の枠体支持部913にヒンジ部60を介して連結される。
(第二折り畳み可動柵部93の態様例)
第二折り畳み可動柵部93は、第一折り畳み可動柵部92の外側に回動可能に第一折り畳み可動柵部92の一端部に取り付けられる。
第二折り畳み可動柵部93は、枠体911と同仕様の枠体931と、溶接金網912と同仕様の溶接金網932と、支持体90に立設された状態で枠体931を所定の高さ(枠体911と同じ高さ)の位置で支持する枠体支持部933を備える。
枠体支持部933は、枠体支持部913と同仕様に構成され、第一折り畳み可動柵部92の外側に回動可能となるように、第一折り畳み可動柵部92の枠体921の一端部にヒンジ部60を介して連結される。
さらに、第二折り畳み可動柵部93には、安全柵5を持ち運ぶための取っ手934と、第二折曲柵部97の回動範囲を規定する第二角度調整盤97bとが具備されている。
第二角度調整盤97bには、図9(b)に示されたように、第二折曲柵部97を第二角度調整盤97bに固定させる第二ハンドノブ98bの回転軸が挿通される長孔971bが形成されている。長孔971bは、第二折曲柵部97の回動範囲を第二折り畳み可動柵部93と並列した位置から水平方向270度の位置まで規定するように、円弧状に形成されている。
(第三折り畳み可動柵部94の態様例)
第三折り畳み可動柵部94は、固定柵部91と並列に配置可能に固定柵部91の下端部に取り付けられる。
第三折り畳み可動柵部94は、固定柵部91の枠体911と枠体支持部913との間に配置可能な略正方形の枠体941と、この枠体941に組み込まれる溶接金網942とを備える。
枠体941は、固定柵部91の枠体911と略同形に形成され、固定柵部91の外側に回動可能となるように、固定柵部91の枠体911にヒンジ部60を介して連結される。
(第四折り畳み可動柵部95の態様例)
第四折り畳み可動柵部95は、第二折り畳み可動柵部93と並列に配置可能に第二折り畳み可動柵部93の下端部に取り付けられる。
第四折り畳み可動柵部95は、第二折り畳み可動柵部93の枠体931と枠体支持部933との間に配置可能な略正方形の枠体951と、この枠体951に組み込まれる溶接金網952とを備える。
枠体951は、上下方向に回動して第二折り畳み可動柵部93の枠体931と並列に配置が可能となるように、枠体931にヒンジ部60を介して連結される。
(第一折曲柵部96の態様例)
第一折曲柵部96は、固定柵部91の内側及び外側に回動可能に固定柵部91の一端部に取り付けられる。
第一折曲柵部96は、固定柵部91の枠体911よりも短小及び幅狭の長方形の枠体961と、固定柵部91と同仕様の溶接金網962と、枠体961の長辺に沿う連結部材963を備える。
連結部材963は、ヒンジ部60を介して枠体911の一端に連結される。また、この連結部材963の上端部には、第一角度調整盤97aを介した第一ハンドノブ98aが螺着可能となっている。
(第二折曲柵部97の態様例)
第二折曲柵部97は、第二折り畳み可動柵部93の内側及び外側に回動可能に第二折り畳み可動柵部93の一端部に取り付けられる。
第二折曲柵部97は、第二折り畳み可動柵部93の枠体931よりも短小及び幅狭の長方形の枠体971と、固定柵部91と同仕様の溶接金網972と、枠体971の長辺に沿う連結部材973を備える。
連結部材973は、ヒンジ部60を介して枠体931の一端に連結される。また、この連結部材973の上端部には、第二角度調整盤97bを介した第二ハンドノブ98bが螺着可能となっている。
尚、第一角度調整盤97aと第二角度調整盤97bのいずれかには、図9(b)に示したように、第二折り畳み可動柵部93と固定柵部91とが並列するように第一角度調整盤97aと第二角度調整盤97bとを連結させる連結部材101が付属される。
(第一支持部材98の態様例)
第一支持部材98は、支持体90の側面にて支持体90上の固定柵部91を前記略並行に補助的に支持する。
第一支持部材98は、図9(a)に示したように、支持体90と枠体支持部913の同一平面の側面に取り付けられる略L型の板状の鋼材(例えばステンレス鋼)から成る。
(第二支持部材99の態様例)
第二支持部材99は、支持体90の上面にて、固定柵部91に対して第一折り畳み可動柵部92、第二折り畳み可動柵部93及び第四折り畳み可動柵部95を直列に支持可能とする。
第二支持部材99は、同図(a)に示したように、支持体90と枠体921と枠体支持部933の同一平面の側面にて上下方向に移動可能に取り付けられる長方形の板状の鋼材(ステンレス鋼)からなる。
第二支持部材99は、例えば、固定柵部91に対して第一折り畳み可動柵部92、第二折り畳み可動柵部93及び第四折り畳み可動柵部95を直列に配置させる場合、支持体90と枠体921と枠体支持部933の側面にボルト等の固定具991により固定される。
一方、第一折り畳み可動柵部92、第二折り畳み可動柵部93及び第四折り畳み可動柵部95が固定柵部91の外側に畳まれる場合、第二支持部材99は、枠体921及び枠体支持部933よりも下方の位置にて、支持体90の側面に固定具991により固定される。
(車両拘束装置10の態様例)
車両拘束装置10は、図10に示されたように、試験車両2の車輪20のホイルハブに取り付けられるハブ連結部11と、このハブ連結部11に回動可能に連結されるホイルハブロッド12と、ハブ連結部11側のホイルハブロッド12の端部付近に回動可能に連結される固定ロッド13とを備える。
ホイルハブロッド12及び固定ロッド13は、同図に示されるように、車両試験装置1のスライドレール42上の任意の位置に設置されるロッド保持部14に保持される。
(安全柵5の使用例)
図8〜10を参照して本実施形態の安全柵5の使用例について説明する。ここでは図9に示された態様例2の安全柵5の使用例について説明する。
図8に示されたように試験車両2はピット41上に配置される。試験車両2の車輪20がローラ3に配置される際には、安全柵5がピットカバー4に取り付けられている場合や取り外されている場合もある。安全柵5を取り付ける際には、図9(a)に示したように安全柵5の支持体90がピットカバー4上の所定の位置に固定されることにより、図8,10に示されたピットカバー4のローラ開口部40の一縁部に沿って配置固定される。
特に、安全柵5は試験車両2の前輪20Fと略並行に配置される場合、固定柵部91は試験車両2の前輪20Fの前寄りの位置にて配置される。
一方、安全柵5が試験車両2の後輪20Rと略並行に配置される場合、固定柵部91は後輪20Rの後寄りの位置にて配置される。
次いで、後輪20R側の安全柵5において、第三折り畳み可動柵部94が上方に折り畳まれて固定柵部91と並列に配置される。同様に、第四折り畳み可動柵部95が上方に折り畳まれて第二折り畳み可動柵部93と並列に配置される。
ここで、第一折り畳み可動柵部92及び第二折り畳み可動柵部93が固定柵部91の外側に畳まれる際、図9(a)に示された第二支持部材99は、枠体921及び枠体支持部933よりも下方の位置にて、支持体90の側面に固定具991により固定される。これにより、固定柵部91の外側への第一折り畳み可動柵部92及び第二折り畳み可動柵部93の折り畳みが可能となる。
そして、図9(d)に示したように、第一折り畳み可動柵部92が固定柵部91の外側に回動された後、固定柵部91側の第一角度調整盤97aと第二折り畳み可動柵部93側の第二角度調整盤97bとが連結部材101により連結される。このとき、図9(d)に示されたように、固定柵部91と第二折り畳み可動柵部93は第一折り畳み可動柵部92を介して並列に配置された状態となる。
前輪20F側の安全柵5についても、同様の操作により、第一折り畳み可動柵部92及び第二折り畳み可動柵部93が折り畳まれた状態で、固定柵部91と第二折り畳み可動柵部93とが第一折り畳み可動柵部92を介して並列に配置される。
以上の安全柵5の操作により試験車両2の車輪20のホイルハブに対する車両拘束装置10の連結が可能となる。以下に車両拘束装置10の連結作業の一例について説明する。
図9に示されたように、試験車両2の車輪20のホイルハブに対して、車両拘束装置10のハブ連結部11が取り付けられ、このハブ連結部11には、ホイルハブロッド12がされに連結される。このホイルハブロッド12の端部付近には、固定ロッド13が予め連結されている。そして、ホイルハブロッド12及び固定ロッド13は、車両試験装置1のスライドレール42上の任意の位置に設置されたロッド保持部14に保持される。
その後、連結部材101による第一角度調整盤97aと第二角度調整盤97bの連結が解除されると、図9(a)に示されたように、第一折り畳み可動柵部92、第二折り畳み可動柵部93及び第四折り畳み可動柵部95は固定柵部91と直列に配置される。このとき、第二支持部材99が支持体90と枠体921と枠体支持部933の側面に固定具991により固定される。これにより、第一折り畳み可動柵部92、第二折り畳み可動柵部93及び第四折り畳み可動柵部95は固定柵部91と直列に安定的に支持された状態となる。
尚、態様例1の安全柵5も、態様例2の安全柵5と同様の取り付け手順により、車両試験装置1のピットカバー4に取り付けられる。
(本実施形態の効果)
以上の態様例1,2の安全柵5によれば、試験車両2の前側ドア21,後側ドア22の開閉時に、第一折り畳み可動柵部92、第二折り畳み可動柵部93、第三折り畳み可動柵部94、第四折り畳み可動柵部95、第一折曲柵部96、第二折曲柵部97の操作により、前側ドア21,後側ドア22と安全柵5との干渉を回避できる。特に、安全柵5の中心を試験車両2のホイルベースから試験車両2の外側に移動させることができるので、車両試験装置1に供された試験車両2の前側ドア21,後側ドア22の開閉範囲が拡張される。
また、前輪20F側の安全柵5において、固定柵部81は試験車両2の前輪20Fの前方寄りの位置にて前輪20Fと略並行に配置されている。また、後輪20R側の安全柵5において、固定柵部81は試験車両2の後輪20Rの後方寄りの位置にて後輪20Rと略並行に配置されている。そして、第一折り畳み可動柵部92、第二折り畳み可動柵部93、第三折り畳み可動柵部94、第四折り畳み可動柵部95は、固定柵部91の外側に回動して折り畳みが可能となっている。したがって、様々なサイズの試験車両2に柔軟に対応できると共に前記自由度もさらに拡張する。
また、安全柵5の構成材料にアルミフレーム等の鋼材が採用されると、比較的に軽量且つコンパクトに安全柵5を構成できるので、メンテナンス時では従来の安全柵よりも取り外しが容易となり、取っ手914,934の具備により、持ち運びが容易となる。
さらに、安全柵5においては、第一折り畳み可動柵部92、第二折り畳み可動柵部93、第三折り畳み可動柵部94、第四折り畳み可動柵部95は折り畳み操作により固定柵部91と並列に配置可能であるので、安全柵5の下部に空きスペースが確保される。特に、固定柵部81の下部に空きスペースが確保される。
したがって、図10の車両拘束装置10のようなホイルハブ連結方式の車両拘束装置が車両試験装置1に適用されても、安全柵5と車両拘束装置10のホイルハブロッド12及び固定ロッド13との物理的な干渉の回避が可能となる。また、試験車両2の前輪20F及び後輪20Rのホイルハブに対する車両拘束装置10のホイルハブロッド12の取り付け作業性の効率が向上する。
尚、安全柵5は、ピットカバー4に取り付けることに限定されることなく、ローラ3のローラカバーに取り付けてもよい。本態様によっても、上述の効果が得られ、試験車両2と安全柵5とのスペースへの人の立ち入りを防止できる。
また、枠体支持部913はピットカバー4またはローラカバーに取り付け可能であるので、既存の車両試験装置に安全柵5を適用することができる。特に、安全柵5は固定具6により迅速且つ強固にピットカバー4またはローラカバーに取り付け可能となる。
尚、本発明は、実施形態4に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲内で様々な態様で実施が可能である。すなわち、本発明の安全柵は、態様例1,2に限定することなく、様々な車両試験装置、車両拘束装置、車両試験方式の態様に応じて適宜な形態が採用される。例えば、図9の態様において、固定柵部91、第一折り畳み可動柵部92、第二折り畳み可動柵部93、第四折り畳み可動柵部95から成る安全柵5や、固定柵部91、第一折り畳み可動柵部92、第二折り畳み可動柵部93、第三折り畳み可動柵部94から成る安全柵5が挙げられる。これらの態様も本発明の技術的範囲に属する。
1…車両試験装置
2…試験車両、20F…前輪、20R…後輪
3…ローラ
4…ピットカバー、40…ローラ開口部
5…安全柵、51…固定柵部、52…スライド柵部、53…第一折曲柵部、54…第二折曲柵部、55…一対のスライドレール、56…ヒンジ部、57a…第一角度調整盤、57b…第二角度調整盤、571a,571b…長孔、58a…第一ハンドノブ、58b…第二ハンドノブ、513…固定柵部支持体、514…第三ハンドノブ
6…固定具、61…ナット、62…差込パイプ、63…長ネジ、64…ワッシャ、65…クランプレバー
7…ローラ側折曲部、71…支持部、72…キャッチクリップ、73…ヒンジ部
81…固定柵部、82…第一スライド柵部、83…第二スライド柵部、84…第三スライド柵部、85…第一折曲柵部、86…二折曲柵部
91…固定柵部、92…第一折り畳み可動柵部、93…第二折り畳み可動柵部、94…第三折り畳み可動柵部、95…第四折り畳み可動柵部、96…第一折曲柵部、97…二折曲柵部
97a…第一角度調整盤、97b…第二角度調整盤、971a,971b…長孔、98a…第一ハンドノブ、98b…第二ハンドノブ
101…連結部材

Claims (13)

  1. 車両試験装置に供される安全柵であって、
    ピットカバーのローラ開口部から露出したローラに載置される試験車両の車輪と略並行に配置される固定柵部と、
    前記試験車両の前後方向に移動可能に前記固定柵部と並列に配置されるスライド柵部と、
    前記固定柵部の内側及び外側に回動可能に当該固定柵部の一端部に取り付けられる第一折曲柵部と、
    前記スライド柵部の内側及び外側に回動可能に当該スライド柵部の一端部に取り付けられる第二折曲柵部と
    を備えたことを特徴とする安全柵。
  2. 前記ローラ開口部の一縁部に沿って前記ピットカバーまたはローラカバーに取り付け可能であることを特徴とする請求項1に記載の安全柵。
  3. 前記固定柵部を支持する固定柵部支持体と、
    この固定柵部支持体を前記ピットカバーまたはローラカバーに固定する固定具と
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の安全柵。
  4. 前記固定柵部は、前記ローラ開口部を覆うことが可能であると共に当該ローラ開口部に対応する位置にて略水平に配置可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の安全柵。
  5. 前記第一折曲柵部及び前記第二折曲柵部は、前記略水平に配置された前記固定柵部を前記ピットカバーにて支持することを特徴とする請求項4に記載の安全柵。
  6. 前記第一折曲柵部は、前記固定柵部と並列した位置から270度の位置までの第一の任意の位置にて固定可能であり、
    前記第二折曲柵部は、前記スライド柵部と並列した位置から270度の位置までの第二の任意の位置にて固定可能であること
    を特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の安全柵。
  7. 前記第一折曲柵部を前記第一の任意の位置に固定する第一ハンドノブと、
    前記第二折曲柵部を前記第二の任意の位置に固定する第二ハンドノブと
    をさらに備えたことを特徴とする請求項6に記載の安全柵。
  8. 前記固定柵部と前記スライド柵部との間に介在して前記スライド柵部を前記前後方向に案内する一対のスライドレールをさらに備えたことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の安全柵。
  9. 前記スライド柵部を前記固定柵部に固定する第三ハンドノブをさらに備えたことを特徴とする請求項8に記載の安全柵。
  10. 車両試験装置に供される安全柵であって、
    ピットカバーのローラ開口部から露出したローラに載置される試験車両の車輪と略並行に配置される固定柵部と、
    前記試験車両の前後方向に移動可能に前記固定柵部と並列に配置される第一スライド柵部と、
    前記試験車両の上下方向に移動可能であると共に前記固定柵部と並列に配置可能な第二スライド柵部と、
    前記固定柵部の内側及び外側に回動可能に当該固定柵部の一端部に取り付けられる第一折曲柵部と、
    前記第一スライド柵部の内側及び外側に回動可能に当該第一スライド柵部の一端部に取り付けられる第二折曲柵部と
    を備えたことを特徴とする安全柵。
  11. 車両試験装置に供される安全柵であって、
    ピットカバーのローラ開口部から露出したローラに載置される試験車両の車輪と略並行に配置される固定柵部と、
    前記試験車両の前後方向に移動可能に前記固定柵部と並列に配置される第一スライド柵部と、
    前記試験車両の上下方向に移動可能であると共に前記第一スライド柵部と並列に配置可能な第三スライド柵部と、
    前記固定柵部の内側及び外側に回動可能に当該固定柵部の一端部に取り付けられる第一折曲柵部と、
    前記第一スライド柵部の内側及び外側に回動可能に当該第一スライド柵部の一端部に取り付けられる第二折曲柵部と
    を備えたことを特徴とする安全柵。
  12. 車両試験装置に供される安全柵であって、
    ピットカバーのローラ開口部から露出したローラに載置される試験車両の車輪と略並行に配置される固定柵部と、
    前記試験車両の前後方向に移動可能に前記固定柵部と並列に配置される第一スライド柵部と、
    前記試験車両の上下方向に移動可能であると共に前記固定柵部と並列に配置可能な第二スライド柵部と、
    前記上下方向に移動可能であると共に前記第一スライド柵部と並列に配置可能な第三スライド柵部と、
    前記固定柵部の内側及び外側に回動可能に当該固定柵部の一端部に取り付けられる第一折曲柵部と、
    前記第一スライド柵部の内側及び外側に回動可能に当該第一スライド柵部の一端部に取り付けられる第二折曲柵部と
    を備えたことを特徴とする安全柵。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の安全柵を備えた車両試験装置。
JP2018142232A 2018-02-28 2018-07-30 安全柵及び車両試験装置 Active JP6536727B1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020207023031A KR102231720B1 (ko) 2018-02-28 2019-02-14 안전 펜스 및 차량시험장치
US16/975,456 US11060954B2 (en) 2018-02-28 2019-02-14 Safety fence and vehicle testing device
PCT/JP2019/005182 WO2019167630A1 (ja) 2018-02-28 2019-02-14 安全柵及び車両試験装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018034077 2018-02-28
JP2018034077 2018-02-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6536727B1 true JP6536727B1 (ja) 2019-07-03
JP2019152641A JP2019152641A (ja) 2019-09-12

Family

ID=67144662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018142232A Active JP6536727B1 (ja) 2018-02-28 2018-07-30 安全柵及び車両試験装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11060954B2 (ja)
JP (1) JP6536727B1 (ja)
KR (1) KR102231720B1 (ja)
WO (1) WO2019167630A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT519997B1 (de) * 2017-05-26 2019-03-15 Seibt Kristl & Co Gmbh Ermittlung einer Fahrzeuglängsbeschleunigung am Prüfstand
JP6593500B1 (ja) 2018-07-30 2019-10-23 株式会社明電舎 安全柵及び車両試験装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5821844U (ja) 1981-08-04 1983-02-10 トヨタ自動車株式会社 前輪駆動、後輪駆動兼用シヤシダイナモメ−タの床板装置
JPH03126617U (ja) 1990-04-03 1991-12-20
JPH0511044A (ja) 1991-07-02 1993-01-19 Toyo Commun Equip Co Ltd 応答機監視装置
JP2570576Y2 (ja) 1991-07-26 1998-05-06 株式会社明電舎 車両試験装置用安全柵
JPH0826649A (ja) 1994-07-08 1996-01-30 Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk 安全柵装置
JP4151492B2 (ja) 2003-07-03 2008-09-17 トヨタ自動車株式会社 シャシダイナモメータ用防音装置
US8176677B1 (en) 2008-02-27 2012-05-15 Blackmon Iii Baron H Automated guide rail apparatus
JP5304262B2 (ja) 2009-01-21 2013-10-02 株式会社明電舎 車両試験装置の安全柵
JP6467155B2 (ja) 2014-07-16 2019-02-06 品川ロコー株式会社 台車兼用安全柵
GB2551846B (en) * 2016-07-01 2019-02-20 Ford Motor Co Chock assembly
CN106706336B (zh) 2016-12-22 2023-12-22 江苏金彭集团有限公司 一种电动车整车振动综合试验平台
JP6536728B1 (ja) * 2018-02-28 2019-07-03 株式会社明電舎 車両試験装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019152641A (ja) 2019-09-12
US20210018399A1 (en) 2021-01-21
KR102231720B1 (ko) 2021-03-25
KR20200102517A (ko) 2020-08-31
US11060954B2 (en) 2021-07-13
WO2019167630A1 (ja) 2019-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6536727B1 (ja) 安全柵及び車両試験装置
JP6536728B1 (ja) 車両試験装置
JP5607333B2 (ja) 折り畳みテーブル
JP3994167B2 (ja) コンバーチブル型自動車の自動車ルーフ収納室用カバー装置
JP2019069634A (ja) 車両
JP2010169485A (ja) 車両試験装置の安全柵
JP6593500B1 (ja) 安全柵及び車両試験装置
JP6201884B2 (ja) 乗物用テーブル
JP6262441B2 (ja) 車両用非常梯子
JP2008068845A (ja) 車両乗降用補助ステップ装置
JP2868734B2 (ja) 折畳テーブル支持装置
JP5251599B2 (ja) スライドドアの支持装置
JP2008162382A (ja) スライドドア装置
KR100199901B1 (ko) 자동차용 글러브 박스의 내구성 시험장치
JP2797095B2 (ja) 一軸シャシダイナモメータ
US20160236643A1 (en) Folding machine for side curtain airbag and process for folding side curtain airbag using the same
KR101564189B1 (ko) 차량의 후드힌지용 이동핀장치
KR20190061663A (ko) 차량용 암레스트 장치
JPH0613473Y2 (ja) 車両の固定装置
JPS5939066Y2 (ja) 車輛用アコ−デオンア−チ
JP5703091B2 (ja) 折り畳み式テーブル装置
CN220472959U (zh) 一种汽车后备箱盖板疲劳耐久检测装置
JP7339210B2 (ja) 跳ね上げ式門扉
KR20080001080A (ko) 자동차 시트의 폴딩 가이드 장치
KR200201681Y1 (ko) 자동차의 후드 지지장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190220

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190227

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6536727

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150