JPH0511044A - 応答機監視装置 - Google Patents

応答機監視装置

Info

Publication number
JPH0511044A
JPH0511044A JP3189244A JP18924491A JPH0511044A JP H0511044 A JPH0511044 A JP H0511044A JP 3189244 A JP3189244 A JP 3189244A JP 18924491 A JP18924491 A JP 18924491A JP H0511044 A JPH0511044 A JP H0511044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
transponder
responder
interrogation signal
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3189244A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamori Iida
政守 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority to JP3189244A priority Critical patent/JPH0511044A/ja
Publication of JPH0511044A publication Critical patent/JPH0511044A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は地上局が如何なる周期で質問信号を
発生しても、応答機とそのアンテナとを互いに切替器を
用いて切り離すことなく応答器の動作状態を正常に診断
することが可能な応答機監視装置を提供することにあ
る。 【構成】 CR発振器10とPN系列発生器11とを組
み合わせてランダム周期のパルス信号を発生せしめると
共に、該パルス信号に同期せしめて信号発生部3から疑
似質問信号を発生せしめることによって疑似質問信号発
生周期と地上局の質問信号発生周期とが同期する確率を
低くし、応答機が不感期間以外の場合に疑似質問信号を
発生せしめて該信号に対する応答信号を応答機から返送
可能ならしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は航空機に搭載する応答機
の動作が正常か否かを監視するための装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来から、空港に於ける航空管制を円滑に
行うための2次レーダシステムを利用する航空機は航空
管制を行う地上局から所定の周期で繰り返し送出された
質問信号に対して該航空機の識別情報又は飛行高度等の
情報に応じた複数のパルス信号を応答信号として返送す
る応答機を搭載するのが一般的である。又、このような
航空機は応答機が故障して誤った情報を地上局に返送
し、或は全く応答しない場合に起こり得る航空機事故を
防止するために応答機の動作が正常か否かを監視するた
めの装置を搭載する場合がある。従来、このような監視
装置は図2に示すように応答機1とそのアンテナ2との
間に接続し、該応答機1の動作を監視する場合には図示
を省略した外部装置から指令信号を信号発生部3に供給
して地上局が送出する質問信号と同じ信号、所謂疑似質
問信号を信号発生部3から出力せしめ、該疑似質問信号
を方向性結合器4を介して応答機1に供給する。又、該
疑似質問信号に対して応答機1が返送する応答信号を方
向性結合器4を介して診断部5に供給し、該診断部5を
使用して応答信号の周波数、送信電力、応答機1とアン
テナ2との間のSWR及び応答信号を構成する複数のパ
ルス信号各々の発生間隔が夫々許容値に収まっているか
否かを判定してこれ等の判定結果から応答機1が故障し
ているか否かを表示器5に表示して応答機1の動作状態
の監視を可能ならしめていた。
【0003】又、応答機1は地上局の質問信号を受信し
てから該質問信号に対する応答信号を返送するまでの期
間、所謂不感期間の状態の場合には監視装置が疑似質問
信号を送出しても、該疑似質問信号に対する応答信号を
返送できないのが一般的であるから、監視装置は応答機
1が故障していなくても応答機1が故障していると判定
して応答機の動作状態を正常に判定することができな
い。このため、従来の監視装置は所定周期でパルス信号
を発生するパルス発振器7の出力端子を前記信号発生部
3の入力端子に接続して、応答機1の動作状態を診断す
る際には該パルス発振器7の出力信号の発振周期に基づ
いて疑似質問信号を十数回繰り返し送出して該疑似質問
信号を応答機1が受け付ける確率を高め、疑似質問信号
の送出回数と応答機1の動作状態が正常である旨の判定
回数との割合を算出してその割合が所定以上である場合
に応答機1が正常に動作している旨を判定して地上局の
質問信号による弊害を低減していた。
【0004】しかしながら、各地の地上局が質問信号を
繰り返し送出する周期は1/200乃至1/400
[s]の何れかであって区々であるものの、その発生周
期の変異は±0.1%であって非常に小さく、又従来の
監視装置が疑似質問信号を繰り返し送出する周期は一般
に1/300[s]であってその発生周期の変異も±
0.1%で小さいから、上述したような監視装置を搭載
した航空機は疑似質問信号発生周期とほぼ同じ周期で質
問信号を発生する地上局の管制エリアを飛行する際に、
応答機が不感期間の状態に於いて監視装置が最初の疑似
質問信号を送出した場合、その後監視装置が疑似質問信
号を繰り返し送出するタイミングと応答機が不感期間の
状態になるタイミングとが互いに一致すると共に、同期
して応答機の動作状態を正常に診断できないと云う問題
があった。
【0005】又、この問題に対しては前記アンテナと監
視装置との間に同軸リレー等の切替器を設けて監視装置
が応答機の動作状態を診断する前にアンテナを監視装置
から切り離せば、応答機は地上局からの質問信号を受信
することなく監視装置の疑似質問信号を受け付けること
ができるため、監視装置は応答機の動作状態を常に診断
できるが、この場合アンテナを応答機から切り離すた
め、両者間のSWRを正確に測定できないと云う問題が
あった。更に、応答機が地上局と通信を行う際に該応答
機と前記アンテナとを互いに切替器を介して接続して
も、地上局からの質問信号及びこれに対する応答信号は
夫々前記切替器の影響を受けて減衰し応答機の送信電力
及び受信感度が低下するから、これ等の特性を改善する
ために種々対策を講じなければならないと云う問題があ
った。
【0006】
【発明の目的】本発明は上述した如き従来の応答機監視
装置の問題を解決するためになされたものであって、該
監視装置を搭載した航空機は如何なる周期で質問信号を
発生する地上局の管制エリアを飛行中であっても、応答
機とそのアンテナとを互いに切替器を用いて切り離すこ
となく応答機の動作状態を正常に診断することが可能な
応答機監視装置を提供することを目的とする。
【0007】
【発明の概要】上述の目的を達成するため本発明の応答
機監視装置は疑似質問信号を送出する周期がランダムに
なるように構成する。又は疑似質問信号を所定周期で送
出すると共に、該疑似質問信号に対して応答機が応答信
号を所定回数連続して返送しない場合には疑似質問信号
を送出する周期を前記所定周期とは異なる周期に変更す
るように構成する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示した実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明の応答機監視装置の一
実施例を示す構成図である。同図に於いて8は応答機監
視装置であって、応答機1とそのアンテナ2とを互いに
方向性結合器4を介して接続すると共に、該方向性結合
器4の入力端子及び出力端子には夫々信号発生部3の出
力端子及び診断部5の入力端子を接続する。又、信号発
生部3の入力端子には時定数切替部9を具えたCR発振
器10の出力端子を接続し、該時定数切替部9の入力端
子にはPN系列発生器11の出力端子を接続すると共
に、該PN系列発生器11の入力端子には前記CR発振
器10の出力端子を接続する。更に、前記診断部5の出
力端子には表示器6を接続して該表示器6には応答機1
の動作状態を表示するように構成する。
【0009】上述のように構成した応答機監視装置8は
以下のように動作する。先ず、応答機監視装置8は予め
設定した所定の時定数に基づいてCR発振器10の出力
端子からパルス信号を1/300[s]の周期で発生せ
しめると共に、該パルス信号を発生する毎にPN系列発
生器11から2進化データ”001”乃至”111”の
内の何れかをランダムに発生せしめる。又、CR発振器
10は前記2進化データの値が”001”の場合には1
/270[s]の周期で、”010”の場合には1/2
80[s]の周期で、”011”の場合には1/290
[s]の周期で、”100”の場合には1/300
[s]の周期で、”101”の場合には1/310
[s]の周期で、”110”の場合には1/320
[s]の周期で、”111”の場合には1/330
[s]の周期でパルス信号を発生するように時定数切替
部9を使用して前記時定数を変更する。即ち、CR発振
器10はランダムに周期が変わるパルス信号を発生す
る。
【0010】又、応答機監視装置8は応答機1の動作状
態を監視する場合には図示を省略した外部装置からの指
令信号を信号発生部3の入力端子に供給して信号発生部
3を動作せしめる。該信号発生部3はCR発振器10が
発生するランダム周期のパルス信号に同期して15回疑
似質問信号を繰り返し発生して応答機1に供給する。即
ち、応答機1が地上局の質問信号を受け付けても該質問
信号の発生周期は一定であるのに対して、応答機監視装
置8の疑似質問信号発生周期はランダムであるから、両
者が同期する確率は非常に低くなり応答機1は疑似質問
信号に対する応答信号を返送することができる。従っ
て、応答機監視装置8は応答機1が地上局からの質問信
号を受信しても、疑似質問信号に対して極めて高い確率
で応答機1から返送された応答信号の周波数、送信電
力、応答機1とアンテナ2との間のSWR及び応答信号
を構成する複数のパルス信号各々の発生間隔が夫々許容
値に収まっているか否かを診断部5を使用して判定し、
これ等の判定結果から応答機1が故障しているか否かを
表示器5に表示することができ、応答機1の動作状態の
監視を行うことができる。
【0011】尚、上述の実施例では疑似質問信号を発生
せしめる周期を1/300[s]を中心に1/270乃
至1/330[s]の範囲でランダムに変化するように
したが、本発明は地上局の質問信号発生周期及び疑似質
問信号発生周期各々の変異を考慮して、該疑似質問信号
発生周期を可変する際の最小値を応答機の不感期間より
も長くすれば、これに限る必要はない。又、上述の実施
例では疑似質問信号を発生する周期をランダムにした
が、本発明はこれに限る必要はない。例えば、応答機監
視装置は1/300[s]の周期で疑似質問信号を発生
せしめると共に、該疑似質問信号に対する応答信号の返
送が所定回数連続して無い場合には前記疑似質問信号の
発生周期を他の周期例えば1/310[s]に変更する
か、或は上述したようにCR発振器とPN系列発生器と
を組み合わせて発生したランダム周期の疑似質問信号を
出力して応答機が疑似質問信号を受け付ける確率を高め
るようにしても良い。更に、上述の実施例ではCR発振
器とPN系列発生器とを組み合わせて疑似質問信号の発
生周期をランダムにしたが、本発明はこれに限る必要が
ないことは自明であろう。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、疑似質問
信号を送出する周期をランダムにしたので、地上局から
の質問信号を応答機が受け付けても、該応答機とそのア
ンテナとの接続を切り離すこと無く、疑似質問信号発生
周期と地上局の質問信号発生周期とが同期する確率を低
くすることができるから、応答機が不感期間以外の場合
に疑似質問信号を発生せしめて該信号に対する応答信号
を応答機から返送させることが可能な応答機監視装置を
低コストで製造することができる。従って、本発明に係
る応答機監視装置を航空機に搭載すれば、該航空機は飛
行中の地上局の管制エリアに左右されることなく応答機
の動作状態を正常に監視することができるから、応答機
の故障に起因する航空機事故を防止する上で著効を奏す
る。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】従来の応答機監視装置の構成図である。
【符号の説明】
9 時定数切替部 10 CR発振器 11 PN系列発生器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機に搭載する応答機の動作を監視す
    るために疑似質問信号を送出する装置に於いて、該疑似
    質問信号を送出する周期をランダムにしたことを特徴と
    する応答機監視装置。
  2. 【請求項2】 航空機に搭載する応答機の動作を監視す
    るために疑似質問信号を所定周期で送出する装置に於い
    て、該疑似質問信号に対して応答機が応答信号を所定回
    数連続して返送しない場合には疑似質問信号を送出する
    周期を前記所定周期とは異なる周期に変更したことを特
    徴とする応答機監視装置。
JP3189244A 1991-07-02 1991-07-02 応答機監視装置 Pending JPH0511044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3189244A JPH0511044A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 応答機監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3189244A JPH0511044A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 応答機監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0511044A true JPH0511044A (ja) 1993-01-19

Family

ID=16238039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3189244A Pending JPH0511044A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 応答機監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0511044A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002525641A (ja) * 1998-09-29 2002-08-13 イギリス国 近接測定装置
JP2010060499A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Toshiba Corp 距離測定装置
KR20200102517A (ko) 2018-02-28 2020-08-31 메이덴샤 코포레이션 안전 펜스 및 차량시험장치
KR20200111255A (ko) 2018-02-28 2020-09-28 메이덴샤 코포레이션 차량시험장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002525641A (ja) * 1998-09-29 2002-08-13 イギリス国 近接測定装置
JP2010060499A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Toshiba Corp 距離測定装置
KR20200102517A (ko) 2018-02-28 2020-08-31 메이덴샤 코포레이션 안전 펜스 및 차량시험장치
KR20200111255A (ko) 2018-02-28 2020-09-28 메이덴샤 코포레이션 차량시험장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4749853A (en) Light barrier having multiplexer for actuating transceiver pairs and multiple channel operation
JPH06203300A (ja) 航空機の位置を監視するためのシステム
JPS6034073B2 (ja) 航空機衝突防止用測距方式
US4305556A (en) Railway control signal dynamic output interlocking systems
US4630268A (en) Communication circuit loopback test apparatus
US4954809A (en) Continuity-isolation testing for class A wiring in fire alarm system
CN106130668A (zh) 一种机载防撞系统射频单元自检系统及自检方法
US4138678A (en) Integrity monitoring system for an aircraft navigation system
JPS61226672A (ja) Mlsタイプの着陸援助システムの局をモニタする方法およびその装置
US4739351A (en) Verification of on-line fault monitor performance
US6002970A (en) Method and apparatus for interface dual modular redundancy
JPH0511044A (ja) 応答機監視装置
US4345237A (en) Supervisory and monitoring system for helicopter propeller blades
CN102055538B (zh) 机载防撞系统模拟器单频率源自检方法
EP3805783B1 (en) On wing test of transponder by acas
JP2005345283A (ja) Ssrモードs地上局での不良トランスポンダ応答除去システム及び方法
JP3455480B2 (ja) 電波送受信装置の自己診断システム
CN106093623B (zh) 一种Arinc429通信系统自检系统和自检方法
JP2972682B2 (ja) 航空機位置検出システム
CN113933800A (zh) 一种融合航管二次雷达、ads-b和ais的检测系统及方法
US9923648B1 (en) System and method for distinguishing ADS-B out function failures from transponder failures
JPH02262081A (ja) 応答機監視装置
JPH11337637A (ja) 応答繰り返し率の計測方法
US3706994A (en) Automatic confidence test for ecm repeater
JP2540937B2 (ja) 保守試験方式