JP2005345283A - Ssrモードs地上局での不良トランスポンダ応答除去システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】SSRモードS地上局により航空機の監視を行う場合、航空機搭載のトランスポンダの整備不良等による不具合から起こる航空機からの誤応答を地上局側で除去し、航空管制官に対し提供する情報の信頼性の向上を図る。
【解決手段】モードA/C専用一括質問のP4パルスを認識できないモードSトランスポンダ搭載機が覆域に存在した場合の対応として、SSRモードS地上局でモードS応答及びモードA/C応答のそれぞれに含まれるDBC、距離情報、方位情報、高度情報を比較し、全て同一であればモードS応答(ターゲットレポート)のみを管制情報処理システムに出力する。またモードS専用一括質問に応答するモードA/Cトランスポンダ搭載機が覆域に存在した場合の対応として、前記各応答それぞれに含まれるDBC、方位情報を比較し同一であり、かつそれぞれに含まれる距離情報がある一定距離離れており、かつモードA/C応答の高度情報がDBCのパルス列を高度情報と読み違えた関係にある場合、モードSターゲットレポートのみを出力する。
【選択図】図5

Description

本発明は、航空管制二次監視レーダに関し、特に、SSRモードSの地上局での不良トランスポンダによる応答の影響を除去するSSRモードS地上局での不良トランスポンダ応答除去システム及び方法に関する。
航空機監視用等の従来の二次監視レーダ(Secondary Surveillance Rader;SSR)は、トランスポンダを搭載した航空機の監視情報(位置、高度、識別情報)を取得するために一括質問として全方位へのモードA/C質問信号(モードA質問とモードC質問)をパルス変調信号(質問パルス)により送信し、対応するトランスポンダ(「モードA/Cトランスポンダ」という。)は該質問パルスを受信して質問内容に対する応答信号であるモードA/C応答信号をパルス変調信号(応答パルス)により送出する。現行のSSR地上局ではこの応答パルスを解読し監視情報(ターゲットレポート)を生成し管制情報処理システムへ出力する。ところが従来のSSRでは近年の航空交通量の増大により接近した複数の航空機の識別ができないなどの問題が生じている。
これに対しSSRモードSでは、一括質問に加えた個別質問からなるモードS質問を行う機能を有するとともに、前記SSRと同一周波数を用いることにより前記SSRとの共用性をも確保している。SSRモードSの一括質問は全方位に質問パルスを送信し、モードA/Cトランスポンダ又はSSRモードS対応のトランスポンダ(「モードSトランスポンダ」という。)を搭載した航空機からの応答パルスを受信し、航空機の位置、高度及び識別情報を取得(モードSトランスポンダ搭載機の場合はその固有アドレスであるモードSアドレスをも取得)し、モードSトランスポンダ搭載機の場合には以降航空機位置を追尾して測位方向に向けて航空機のモードSアドレスを指定したモードS個別質問を行って接近する複数航空機の識別を可能にしている(特許文献1参照)。
図1は現行のSSRモードS地上局が送信する一括質問の質問パルスの信号形態を示す図である。一括質問はモードS専用一括質問とモードA/C専用一括質問の組み合わせでなり、一定の繰り返しで時分割的に送信される。モードS専用一括質問は間隔の狭いパルスP1、P2とメッセージを含むパルスP6とからなり、モードA/C専用一括質問は間隔の広いパルスP1、P3(モードA質問とモードC質問とでは図1に示すように間隔が異なる)とSSRモードS地上局からの質問パルスであることを示すパルスP4からなる。
SSRモードS地上局は、図1に示す質問パルスの組み合わせを送信することにより覆域内に存在する何れのトランスポンダを搭載する航空機でも捜索することが可能である。
特開平3−59484
現行のSSRモードS地上局では、整備不良等のトランスポンダを搭載した航空機が存在した場合に、それら航空機からの応答を正常なトランスポンダを搭載する航空機からの応答と同様に処理するため、航空管制官に誤った情報を提供する等、さまざまな問題を起こす原因となる。つまり、覆域内における整備不良等のトランスポンダを搭載する航空機の存在によりトランスポンダの不具合に応じた以下のような問題を生じる。
(1)モードA/C専用一括質問のP4パルスを認識できないモードSトランスポンダ搭載機
本来、航空機に搭載されたモードSトランスポンダは、図1に示すモードA/C専用一括質問の質問パルスP4を認識し、この質問がSSRモードS地上局からの質問であると判断する。それにより、図1の組み合わせの内、モードS専用一括質問にのみ応答するべきであるが、この不具合を持つモードSトランスポンダは、図1に示す組み合わせの質問パルスの双方に応答するため、管制情報処理システム(ARTS/RDP)の表示部に、同一距離、方位、ディスクリート・ビーコン・コード(航空機識別用の個別コードDiscrete Beacon Code;「DBC」という。)、高度の航空機が2機表示される。
(2)モードS専用一括質問に応答するモードA/Cトランスポンダ搭載機
航空機搭載のモードA/Cトランスポンダは、図1に示すモードS専用一括質問の質問パルスP2を認識し、この質問への応答は禁止されるべきである。この不具合を持つモードA/Cトランスポンダとしては、トランスポンダのサイドローブ抑圧機能の整備不良等によるものが考えられ、図1に示す組み合わせの質問パルスの双方に応答するため、管制情報処理システム(ARTS/RDP)の表示部に一定の距離差を持ち、同一方位、同一DBC航空機が2機表示される。また2機の内、SSRモードS地上局から見て遠距離側に表示される航空機(モードA/Cターゲット)の高度情報は、送信されたDBCを高度情報と誤解読した値が表示される。
(3)飛行中にモードSアドレスが変化するモードSトランスポンダ搭載機
航空機に割り当てられるモードSアドレスは、本来固有のものであり1つの機体には1つの番号であるが、整備不良等の航空機は飛行中に何らかの要因でモードSアドレスが変化する可能性がある。SSRモードS地上局では当該航空機をモードSアドレスにより追尾するため当該航空機を複数機として処理する。なお、管制情報処理システム(ARTS/RDP)はモードSアドレスでの表示処理等を行っていないため、当面は管制業務に対し影響を与えないが、今後、管制情報処理システム(ARTS/RDP)の機能向上等の際に問題が顕在化する。
以上のようにトランスポンダの不具合による誤応答に対して、従来のSSR地上局では全て通常の応答と同様の処理を行い管制情報処理システム(ARTS又はRDP)へ監視情報を出力していた。このため航空管制官へ誤った情報を提供することになり、航空管制官の負担を増大させるとともに、万が一この情報を元に管制を行った場合、航空事故、遅延等を引き起こす要因ともなりかねない。
(目的)
本発明の目的は、SSRモードS地上局により航空機の監視を行う際、航空機搭載のトランスポンダの整備不良等による不具合から起こる航空機からの応答による影響を地上局側で排除し、航空管制官に対し提供する情報の信頼性の向上を図ることにある。
本発明の目的は、モードA/C専用一括質問のP4パルスを認識できないモードSトランスポンダ搭載機による間違った応答による地上局側への影響を除去することにある。
本発明の目的は、モードS専用一括質問に応答するモードA/Cトランスポンダ搭載機からの間違った応答による地上局側への影響を除去することにある。
本発明の目的は、飛行中にモードSアドレスが変化するモードSトランスポンダ搭載機からの間違った応答による地上局側への影響を除去することにある。
本発明のSSRモードS地上局での不良トランスポンダ応答除去システム及び方法は、信号処理盤(信号処理部等)に、以下に示すソフトウェア等による機能を付加し、従来の課題に示す不具合を持つトランスポンダからの応答を除去する。
(1)モードA/C専用一括質問のP4パルスを認識できないモードSトランスポンダ搭載機が覆域に存在した場合の対応として、信号処理部から管制情報処理システム(ARTS/RDP)へ出力するモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートのそれぞれに含まれるDBC、距離情報、方位情報、高度情報を比較し、同一であればモードSターゲットレポートのみ管制情報処理システム(ARTS/RDP)に出力する。
(2)モードS専用一括質問に応答するモードA/Cトランスポンダ搭載機が覆域に存在した場合の対応として、信号処理部から管制情報処理システム(ARTS/RDP)へ出力するモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートそれぞれに含まれるDBC、方位情報を比較し同一であり、かつそれぞれに含まれる距離情報がある一定距離離れており、かつモードA/Cターゲットレポートの高度情報がDBCのパルス列を高度情報と読み違えた関係にある場合、モードSターゲットレポートのみを管制情報処理システム(ARTS/RDP)に出力する。
(3)飛行中にモードSアドレスが変化するモードSトランスポンダ搭載機が覆域に存在した場合の対応として、モードSターゲットレポートに含まれるDBC、モードSアドレス、応答受信時刻を比較し、同一飛行(航空機)であり、かつDBCは同一であるがモードSアドレスが変化した場合、その航空機のターゲットレポートはモードA/Cターゲットレポートとして管制情報処理システム(ARTS/RDP)に出力する。
本発明によれば、SSRモードS地上局に航空機搭載のトランスポンダの整備不良等による不具合から起こる応答に対する処理手段を設けたことにより、航空管制官へ誤った情報の提供を防止し、航空管制の安全性を高め信頼性を向上させることが可能である。具体的には、
プロセッサ部でモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートそれぞれに含まれるDBC、距離情報、方位情報、高度情報を比較し、同一であればモードSターゲットレポートのみ管制情報処理システムに出力する本発明の処理機能により、管制情報処理システムの表示部に航空機の2重表示を防止するなど、モードA/C専用一括質問のP4パルスを認識できない航空機の情報を航空管制官に提供することを防止することが可能である。
プロセッサ部でモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートそれぞれに含まれるDBC、方位情報を比較し同一であり、かつそれぞれに含まれる距離情報が常時一定距離差であり、かつモードA/Cターゲットレポートの高度情報がDBCのパルス列を高度情報と読み違えた関係であれば、モードSターゲットレポートのみを管制情報処理システムに出力する本発明の処理機能により、管制情報処理システムの表示部に当該航空機の2重表示を防止し、モードS専用一括質問に応答するモードA/Cトランスポンダ搭載の航空機の情報を航空管制官に提供することを防止することが可能である。
モードSターゲットレポートに含まれるDBC、モードSアドレス、応答受信時刻を比較し、同一飛行であり、かつDBCは同一であるがモードSアドレスが変化した場合、その航空機のターゲットレポートをモードA/Cターゲットレポートとして管制情報処理システムに出力する本発明の処理機能により、管制情報処理システムの表示部に当該航空機の誤った応答の表示を防止し、飛行中にモードSアドレスが変化する航空機の情報を航空管制官に提供することを防止することが可能である。
(第1の実施の形態)
(構成の説明)
図2は本発明のSSRモードS地上局での不良トランスポンダ応答除去システム及び方法の第1の実施の形態のSSR地上局のシステム構成を示す図である。本実施の形態はモードA/C専用一括質問のP4パルスを認識できないような不具合を有するモードSトランスポンダ搭載機からの間違った応答を地上局側で除去するようにしたものである。
SSR地上局は、航空機への質問電波(質問パルス)を空中に放射し航空機からの応答電波(応答パルス)を受信する空中線部1、航空機への質問電波を発生するとともに、航空機からの応答信号を受信してビデオ信号(振幅情報の信号)への変換を行う送受信機部3、ビデオ信号に変換された航空機からの応答を解読してターゲットレポートを生成するとともに、航空機への質問の制御信号を発生する信号処理部4、信号処理部4から出力されたターゲットレポートを管制情報処理システム(ARTS/RSD)に分配、経由する局部制御監視部5、遠隔制御監視部6からなる。
図3は送受機部3ないし信号処理部4の詳細を示す図である。信号処理部4は、送受信機部3よりモードA/C応答ビデオを入力して解読するモードA/C信号処理系7、同じく送受信機部3よりモードS応答ビデオを入力して解読するモードS信号処理系8、航空機への質問を制御する制御信号(送信制御情報)を出力する送信制御系9、モードA/C信号処理系7及びモードS信号処理系8からのモードA/C応答及びモードS応答を混合して出力するプロセッサ部10からなる。
図4はプロセッサ部10の詳細を示す図である。プロセッサ部10は、モードA/C信号処理系7及びモードS信号処理系8からのモードA/C応答及びモードS応答を受信する入力処理部11、これら応答の混合(相関)処理を行う応答相関処理部12、混合(相関)された結果モードSターゲットレポート及びモードA/Cレポートを局部制御監視部5に対して出力する出力処理部13からなる。
航空機に搭載されたモードSトランスポンダは、図1に示すモードA/C専用一括質問の質問パルスP4を認識し、この質問がSSRモードS地上局からの質問であると判断することにより、図1に示す一括質問の組み合わせの内、モードS専用一括質問にのみ応答するように構成される。ところが、モードA/C専用一括質問のP4パルスを認識できないような不具合を有するモードSトランスポンダにおいては、このような認識が不可能となり当該モードSトランスポンダ搭載機がSSRモードS地上局の覆域に存在する場合には、当該モードSトランスポンダ搭載機はモードS専用一括質問に加えてモードA/C専用一括質問にも応答する結果、SSRモードS地上局の信号処理部4のモードS信号処理系8及びモードA/C信号処理系7からそれぞれモードS応答及びモードA/C応答が出力され、プロセッサ10からは当該航空機に基づくモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートの両方が出力される。本実施の形態では、SSRモードS地上局のプロセッサ部10の応答相関処理部12においてモードA/C専用一括質問に対するモードA/Cターゲットレポートの出力を禁止する処理機能を設け、このような応答に対するターゲットレポートの出力を除去する。
図5は、第1の実施の形態の応答相関処理部12の処理機能を示す図である。応答相関処理部12は、モードA/C信号処理系7の出力であるモードA/C応答及びモードS信号処理系8の出力であるモードS応答を入力し、それぞれの情報を比較してその一致性を判断して間違ったターゲットレポートを排除する。モードS応答の情報はDBC、距離情報、方位情報、高度情報及びモードSアドレスでなり、モードA/C応答の情報はDBC、距離情報、方位情報、高度情報でなるから、応答相関処理部12において両者のDBC、距離情報、方位情報、高度情報をそれぞれ比較し、比較結果が全て一致する場合は当該航空機のモードSターゲットレポートのみを出力し、何れかに不一致がある(条件を満たさない)場合はモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートのいずれをも出力する機能を有する。
(動作の説明)
図6は、第1の実施の形態の処理フローチャートを示す図である。以下、図2〜5及び図6を参照して、第1の実施の形態の動作を説明する。
プロセッサ部10の応答相関処理部12は、モードA/C信号処理系7及びモードS信号処理系8からそれぞれモードA/C応答及びモードS応答を入力し、それぞれのDBCが一致するか否かを比較する(ステップS11)、一致した場合はそれぞれの距離情報が一致するか否かを比較する(ステップS12)。一致した場合はそれぞれの方位情報が一致するか否かを比較する(ステップS13)。一致した場合はそれぞれの高度情報が一致するか否かを比較する(ステップS14)。高度情報が一致した場合はモードS応答のモードSターゲットレポートのみを出力処理部13、局部制御監視部5、遠隔制御監視部6を経由して、管制情報処理システムに出力する(ステップS15)。
以上の処理ステップS1〜S4の何れかで比較結果が一致しない場合には、モードA/C応答及びモードS応答のそれぞれモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートの両方を出力処理部13、局部制御監視部5、遠隔制御監視部6を経由して、管制情報処理システム(ARTS/RDP)に出力する(ステップS16)。
以上のようにして、プロセッサ部10の応答相関処理部12は入力処理部11からのモードS応答及びモードA/C応答のDBC、距離情報、方位情報、高度情報を比較し、全てが一致するモードS応答及びモードA/C応答があった場合、その内モードS応答のみをモードSターゲットレポートとして、出力処理部13、局部制御監視部5、遠隔制御監視部6を経由して、管制情報処理システム(ARTS/RDP)へ出力する。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態の基本システム構成は図1〜4に示す第1の実施の形態と同様である。第2の実施の形態の応答相関処理部12は、モードS専用一括質問に応答するモードA/Cトランスポンダ搭載機が存在した場合に、航空機からの間違った応答を地上局側で除去するように構成される。
モードA/Cトランスポンダは図1に示すモードS専用一括質問の質問パルスP2を認識することにより、この質問へは応答しないように構成されるのに対し、モードS専用一括質問に応答するモードA/Cトランスポンダ搭載機がSSRモードS地上局の覆域に存在する場合には、図1に示す組み合わせの質問パルスの双方に応答するため、管制情報処理システム(ARTS/RDP)の表示部に2つの専用一括質問の時間差に相当する一定の距離差を持ち、同一方位、同一DBCの航空機が2機表示されることになる。
また2機の内、SSRモードS地上局から見て遠距離側に表示される航空機(モードA/Cターゲット)の高度情報は、当該航空機から送信され、航空機に設定されたDBCを高度情報として読み間違えた値が表示される。
この処理の間違いは以下のような理由によるものである。つまり、(1)このモードA/Cトランスポンダの不具合は、モードS専用一括質問をそのパルスP1とP6の間隔により、モードA/C専用一括質問のモードCのパルスP1とP3の間隔(21μs)と間違えたものであること、(2)モードA質問とモードC質問は、図1に示す組み合わせでの繰り返し毎に交互に送信され、モードC質問では航空機の応答に高度情報を要求し、モードA質問では航空機にDBCを要求すること、(3)前記モードA/CトランスポンダがモードA/C専用一括質問をモードC質問と間違えた際に、SSRモードS地上局がモードA/C専用一括質問にモードA質問を行った場合、航空機からは高度情報を含む応答が受信されること、に起因するものである。
このような状況ではSSRモードS地上局は、当該航空機のDBCの応答に対し、該情報が高度情報であるとして処理し、DBCを高度情報に変換するという読み間違えを起こすことになる。この読み間違いは以前のモードA質問の応答結果又はその高度データの異常等により明らかな誤りとして検出することが可能である。
図7は、第2の実施の形態の応答相関処理部12の処理機能を示す図である。第1の実施の形態と同様に、航空機からの応答信号は、空中線1、送受信機部3、モードA/C信号処理部7又はモードS信号処理部8を経由して、モードA/C応答、モードS応答がそれぞれプロセッサに10に入力される。プロセッサ部10の応答相関処理部12では入力処理部11から入力するモードS応答及びモードA/C応答のそれぞれのDBC、方位情報を比較して同一であれば、モードA/C応答に含まれる距離情報をモードS応答に含まれる距離情報と比較し、前者が後者に一定距離(9.8NM)加算した値と一致するか否かを判定する。前記比較結果が一致する場合は、その後モードA/C応答に含まれる高度情報がDBCを高度情報として読み違えた値であるか否かをチェックし、全てが満足されていれば、モードS応答のみをモードSターゲットレポートとして出力する。
(動作の説明)
図8は、第2の実施の形態の処理フローチャートを示す図である。以下、図8を参照して第2の実施の形態の動作を説明する。プロセッサ部10の応答相関処理部12は、モードA/C信号処理系7及びモードS信号処理系8からそれぞれモードA/C応答及びモードS応答を入力し、それぞれのDBCが一致するか否かを比較する(ステップS21)、一致した場合はそれぞれの方位情報が一致するか否かを比較する(ステップS22)。一致した場合はそれぞれの距離情報について、モードA/C応答の距離情報がモードS応答の距離情報に一定距離を加算した値と一致するか否かを判断し(ステップS23)、一致する場合はモードA/C応答の高度情報がDBCを高度情報として読み違えた値と一致するか否かを判断し(ステップS24)、このような読み違えの場合には当該航空機のモードSターゲットレポートのみを出力処理部13、局部制御監視部5、遠隔制御監視部6を経由して、管制情報処理システム(ARTS/RDP)に出力する(ステップS25)。
以上の処理ステップS21〜S24の何れかで比較結果が一致しない場合にはモードS応答及びモードA/C応答のそれぞれモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートを出力処理部13、局部制御監視部5、遠隔制御監視部6を経由して、管制情報処理システム(ARTS/RDP)に出力する(ステップS26)。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態の基本システム構成は図1〜4に示す第1の実施の形態と同様である。第3の実施の形態の応答相関処理部12は、飛行中にモードSアドレスが変化するモードSトランスポンダ搭載機が存在する場合に、航空機からの間違った応答を地上局側で除去するように構成される。
航空機に割り当てられるモードSアドレスは、本来固有のものであり1つの機体には1つの番号であるが、整備不良等の航空機は飛行中に何らかの要因でモードSアドレスが変化することがある。SSRモードS地上局では当該航空機をモードSアドレスにより追尾するため、このような航空機を複数機として処理することになる。
図9は、第3の実施の形態の応答相関処理部12の処理機能を示す図である。第1の実施の形態と同様に、航空機からの応答信号は、空中線1、送受信機部3、モードA/C信号処理部7又はモードS信号処理部8を経由して、モードA/C応答、モードS応答がそれぞれプロセッサに10に入力される。プロセッサ部10の応答相関処理部12は異なる応答受信時刻のモードS応答のDBC、応答受信時刻、モードSアドレスを比較し、同一飛行であるか否かを判断し、DBCは同一であるがモードSアドレスが変化した場合に、当該航空機のターゲットレポートはモードA/Cターゲットレポートとして管制情報処理システムに出力する。
具体的には入力処理部11からのモードS応答のうち、DBCをキーとしてモードS応答の現入力のモードSアドレスと前入力の同一DBCを含むモードS応答のモードSアドレスとを比較し、比較結果が一致し、応答受信時刻の時間差が一定時間(1時間)内でありモードSアドレスが変化していない場合に現入力のモードSターゲットレポートを出力し、モードSアドレスが変化している場合には、そのモードS応答はモードA/Cターゲットレポートとして出力する。
これは、地上局のレーダアンテナの1回転の時間は航空路用モードS地上局であれば10秒、空港用モードS地上局であれば4秒であり、覆域内の正常なモードSトランスポンダ搭載機の現入力と前入力とは同一DBCであり応答受信時刻差は前記1回転の時間差を有し、且つモードSアドレスの変化はないのであるが、通常行われる覆域内でのDBCの使い回しの運用等により他の航空機が当該DBCを使用する場合があり、前記応答受信時刻差が1時間を超えて同一DBCのモードS応答が受信される状況が起こりうるのみならず、前記不具合を有するモードSトランスポンダ搭載機の場合、同一DBCで前記時間差に異常が無く受信応答し、同一飛行と判断できる場合であってもモードSアドレスが変化することから、DBC、応答受信時刻、モードSアドレスを比較しモードS応答をモードSターゲットレポート又はモードA/Cターゲットレポートの何れかとして出力するのである。
(動作の説明)
図10は、第3の実施の形態の処理フローチャートを示す図である。以下、図10を参照して第3の実施の形態の動作を説明する。
プロセッサ部10の応答相関処理部12は、モードS信号処理系8からの現入力のモードS応答と前入力のモードS応答を入力し、それぞれのDBCが一致するか否かを比較する(ステップS31)、一致した場合はそれぞれの応答受信時刻が1時間以内か否かを判断する(ステップS32)。1時間以内の場合はそれぞれのモードSアドレスが一致するか否かを比較し(ステップS33)、一致する場合には現入力のモードSターゲットレポートを出力処理部13、局部制御監視部5、遠隔制御監視部6を経由して、管制情報処理システム(ARTS/RDP)に出力する(ステップS34)。
以上の処理ステップS31〜S32の何れかで比較結果が不一致の場合は現入力のモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートを出力処理部13、局部制御監視部5、遠隔制御監視部6を経由して、管制情報処理システム(ARTS/RDP)に出力する(ステップS36)し、ステップS33でモードSアドレスが不一致の場合は現入力のモードS応答をモードA/Cターゲットレポートとして同様に管制情報処理システム(ARTS/RDP)に出力する(ステップS35)。
以上の実施の形態においては、トランスポンダ搭載機の不具合に応じ、当該不具合の3形態による間違った応答を除去するそれぞれの機能を応答相関処理部12に有する例を説明したが、何れもの不具合による応答をも除去可能にそれぞれの機能を備えるように応答相関処理部12を構成することが可能であることは明らかである。
SSRモードS地上局が送信する質問パルスの信号形態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態のSSR地上局のシステム構成を示す図である。 送受信部2ないし信号処理部4の詳細を示す図である。 プロセッサ部10の詳細を示す図である。 第1の実施の形態の応答相関処理部12の処理機能を示す図である。 第1の実施の形態の処理フローチャートを示す図である。 第2の実施の形態の応答相関処理部12の処理機能を示す図である。 第2の実施の形態の処理フローチャートを示す図である。 第3の実施の形態の応答相関処理部12の処理機能を示す図である。 第3の実施の形態の処理フローチャートを示す図である。
符号の説明
1 SSR
2 SSRモードS
3 RDP
4 ARTS
5 トランスポンダ
6 モードSトランスポンダ
7 モードS専用一括質問
8 モードA/C専用一括質問

Claims (9)

  1. トランスポンダ搭載機からの応答に基づきモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートを生成して出力するSSRモードS地上局の不良トランスポンダ応答除去システムにおいて、
    モードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートのそれぞれに含まれるDBC、距離情報、方位情報及び高度情報を互いに比較し、それぞれが全て一致する場合にモードSターゲットレポートのみを管制情報処理システムに出力することを特徴とするSSRモードS地上局の不良トランスポンダ応答除去システム。
  2. トランスポンダ搭載機からの応答に基づきモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートを生成して出力するSSRモードS地上局の不良トランスポンダ応答除去システムにおいて、
    モードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートのそれぞれに含まれるDBC及び方位情報を比較してそれぞれが一致し、かつそれぞれに含まれる距離情報が一定距離離れており、かつモードA/Cターゲットレポートの高度情報がDBCのパルス列を高度情報と読み違えた関係にある場合、モードSターゲットレポートのみを管制情報処理システムに出力することを特徴とするSSRモードS地上局の不良トランスポンダ応答除去システム。
  3. 何れかの前記条件を満たさない場合に、モードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートを管制情報処理システムに出力することを特徴とする請求項1又は2記載のSSRモードS地上局の不良トランスポンダ応答除去システム。
  4. トランスポンダ搭載機からの応答に基づきモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートを生成して出力するSSRモードS地上局の不良トランスポンダ応答除去システムにおいて、
    モードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートのうち現入力及び前入力のモードSターゲットレポートに含まれるDBC、応答受信時刻、モードSアドレスを比較し、同一飛行であり、かつDBCは同一であるがモードSアドレスが変化した場合、当該航空機のターゲットレポートはモードA/Cターゲットレポートとして管制情報処理システムに出力することを特徴とするSSRモードS地上局の不良トランスポンダ応答除去システム。
  5. モードSターゲットレポートの前記DBCが同一でありモードSアドレスが一致する場合は現入力のモードSターゲットレポートを管制情報処理システムに出力することを特徴とする請求項4記載のSSRモードS地上局の不良トランスポンダ応答除去システム。
  6. 応答受信時刻の比較は、受信時刻差が一定時間以内か否かにより行い、前記DBCが不一致の場合又は前記受信時刻差が一定時間以内でない場合は現入力のモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートを出力することを特徴とする請求項5記載のSSRモードS地上局の不良トランスポンダ応答除去システム。
  7. トランスポンダ搭載機からの応答に基づきモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートを生成して出力するSSRモードS地上局の不良トランスポンダ応答除去方法において、
    モードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートのそれぞれに含まれるDBC、距離情報、方位情報及び高度情報を互いに比較し、それぞれが全て一致する場合にモードSターゲットレポートのみを管制情報処理システムに出力し、何れかの前記条件を満たさない場合に、モードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートを管制情報処理システムに出力することを特徴とするSSRモードS地上局の不良トランスポンダ応答除去方法。
  8. トランスポンダ搭載機からの応答に基づきモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートを生成して出力するSSRモードS地上局の不良トランスポンダ応答除去方法において、
    モードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートのそれぞれに含まれるDBC及び方位情報を比較してそれぞれが一致し、かつそれぞれに含まれる距離情報が一定距離離れており、かつモードA/Cターゲットレポートの高度情報がDBCのパルス列を高度情報と読み違えた関係にある場合、モードSターゲットレポートのみを管制情報処理システムに出力し、何れかの前記条件を満たさない場合に、モードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートを管制情報処理システムに出力することを特徴とするSSRモードS地上局の不良トランスポンダ応答除去方法。
  9. トランスポンダ搭載機からの応答に基づきモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートを生成して出力するSSRモードS地上局の不良トランスポンダ応答除去方法において、
    モードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートのうち現入力及び前入力のモードSターゲットレポートに含まれるDBC、応答受信時刻、モードSアドレスを比較し、同一飛行であり、かつDBCは同一であるがモードSアドレスが変化した場合、当該航空機のターゲットレポートはモードA/Cターゲットレポートとして管制情報処理システムに出力とし、モードSターゲットレポートの前記DBCが同一でありモードSアドレスが一致する場合は現入力のモードSターゲットレポートを管制情報処理システムに出力し、前記DBCが不一致の場合又は前記受信時刻の受信時刻差が一定時間以内でない場合は現入力のモードSターゲットレポート及びモードA/Cターゲットレポートを出力することを特徴とするSSRモードS地上局の不良トランスポンダ応答除去方法。
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