JP2008249391A - Ssrモードsにおけるパーシャル検出航空機の監視方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】信号処理部4は通常はSSRモードSで運用し、パーシャル検出航空機がレーダの覆域又はセクタ等の所定アリアに存在することを自動検出した際、アラームを発出し、そのエリアに対しMIIPモード又はモードSモード等、パーシャル検出航空機からもモードA/C応答が得られるモノパルス形式の質問を含むモードで運用する。必要なエリア等においてのみ各航空機からモードA/C応答を得ることにより、パーシャル検出航空機の検出率を上げることができ、かつ、不要なモードA/C応答を最小限にすることができる。
【選択図】図1
Description
次に、本発明のSSRモードSにおけるパーシャル検出航空機の監視方法及び装置の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本実施の形態のSSRモードSにおけるパーシャル検出航空機の監視システムを示す図である。図1(a)に示す通常動作時のSSRモードSモード(モードSモード)のシステムと図1(b)に示すMIIP(Mode S Intermediate Interrogation Pattern)モード動作時のMIIPモードのシステムとで構成される。
本実施の形態1では、図1(a)に示すように通常MIIPモードなしで動作させる。レーダの信号処理部4の例えば信号処理装置A-ch15にて生成したモードS一括質問/個別質問1を送信し、航空機に搭載されているトランスポンダは、前記質問を受けてモードS応答2の折り返し動作6によりモードS応答2を送信する。信号処理装置A-ch15では、モードS応答2の受信処理を行い、モードSターゲットレポート5を生成、出力する。このときの覆域はレーダアンテナを中心とする通常モードの覆域円である。
本発明の第2の実施の形態2の二次監視レーダ装置モードSにおけるパーシャル検出航空機の監視方法及び装置について説明する。
本実施の形態2では、SSR装置が装備する2系統(A-ch、B-ch)の信号処理装置A-ch15、B-ch19を利用し、運用モードとして片方でモードSモード(MIIPは利用しない)、もう一方で従来型のモードA/C質問(P4パルス無)のみを行うモノパルスモードとすることにより、パーシャル検出航空機の検出率を上げるものである。
以上の実施の形態では、パーシャル検出航空機の検出後、MIIP又はモノパルスモードに切換える例を示したが、本発明は従来型の質問方式であるP4パルスが無いモードA/C質問を行うことによりパーシャル検出航空機から問題なくモードA/C応答が得られるという性質により、モードSに限らず従来型のSSRシステムを含めて、SSRシステム側で検出することが出来るという知見に基づくものであるから、SSRモードSとMIIP又はモノパルスモードの組み合わせは、基本的にはSSRモードSとモノパルス形式の質問を含むモードとの組み合わせによるパーシャル検出航空機の検出及び監視を行うことが可能なシステムである。
2 モードS応答
3 モードA/C専用一括質問(P4パルス有)
4 信号処理部
5 モードSターゲットレポート
6 航空機のトランスポンダの折り返し応答
7 航空機のトランスポンダの無応答
8 モードA/Cターゲットレポート
9 コンバイナ処理(相関処理)装置
10 モードA/C質問(P4パルス無)
11 モードA/C応答
12 MIIPモードで動作するセクタ
13 通常モードで動作する覆域
14 通常モード又はMIIPモードのいずれかで動作する覆域
P1 MIIPによる一括質問の繰り返し例
P2 通常のモードS動作時の一括質問の繰り返し例
15 モードSモードで動作する信号処理装置(A-ch)
16 制御監視装置
17 モードSモードで動作する信号処理装置(B-ch)
18 モノパルスモードで動作する信号処理装置(A-ch)
19 モノパルスモードで動作する信号処理装置(B-ch)
Claims (14)
- SSRモードSにおけるパーシャル検出航空機の監視方法であって、検出されたパーシャル検出航空機がレーダの所定エリア内に存在する場合にのみ、SSRモードSからモノパルス形式の質問を含むモードに切換えることを特徴とするパーシャル検出航空機の監視方法。
- 前記所定エリア内は、レーダの覆域の所定セクタ内であることを特徴とする請求項1記載のパーシャル検出航空機の監視方法。
- 前記所定エリア内は、レーダの覆域の所定方位及び距離により特定した領域であることを特徴とする請求項1記載のパーシャル検出航空機の監視方法。
- 前記モノパルス形式の質問を含むモードは、MIIPモードであることを特徴とする請求項1、2又は3記載のパーシャル検出航空機の監視方法。
- 前記モノパルス形式の質問を含むモードは、モノパルスモードであることを特徴とする請求項1、2又は3記載のパーシャル検出航空機の監視方法。
- SSRモードSにより航空機から取得したモードSアドレスが既知のパーシャル検出航空機のモードSアドレスと一致した場合、SSRモードSによる一括質問応答のスキャンがnスキャン中m(n>m≧3)以上続いた場合又はレーダの所定エリア内で個別質問応答の航空機が一括質問応答状態に戻った回数がl(l≧1)以上の場合の何れかの場合に、当該航空機を前記パーシャル検出航空機として検出することを特徴とする請求項1ないし5の何れかの請求項記載のパーシャル検出航空機の監視方法。
- パーシャル検出航空機がレーダの所定エリア内で検出された場合に、アラームを発生することを特徴とする請求項1ないし6の何れかの請求項記載のパーシャル検出航空機の監視方法。
- SSRモードSにおけるパーシャル検出航空機の監視装置であって、パーシャル検出航空機がレーダの所定エリア内に存在するか否かを検出する検出手段と、前記検出手段により前記所定エリア内にパーシャル検出航空機が検出された場合に、SSRモードSからモノパルス形式の質問を含むモードに切換える切換手段と、を備えることを特徴とするパーシャル検出航空機の監視装置。
- 前記所定エリア内は、レーダの覆域の所定セクタ内であることを特徴とする請求項8記載のパーシャル検出航空機の監視装置。
- 前記所定エリア内は、レーダの覆域の所定方位及び距離により特定した領域であることを特徴とする請求項8記載のパーシャル検出航空機の監視装置。
- 前記モノパルス形式の質問を含むモードは、MIIPモードであることを特徴とする請求項8、9又は10記載のパーシャル検出航空機の監視装置。
- 前記モノパルス形式の質問を含むモードは、モノパルスモードであることを特徴とする請求項8、9又は10記載のパーシャル検出航空機の監視装置。
- 前記検出手段は、SSRモードSにより航空機から取得したモードSアドレスが既知のパーシャル検出航空機のモードSアドレスと一致した場合、SSRモードSによる一括質問応答のスキャンがnスキャン中m(n>m≧3)以上続いた場合又はレーダの特定覆域内で個別質問応答の航空機が一括質問応答状態に戻った回数がl(l≧1)以上の場合の何れかの場合に、当該航空機を前記パーシャル検出航空機として検出することを特徴とする請求項8ないし12の何れかの請求項記載のパーシャル検出航空機の監視装置。
- 前記検出手段は、パーシャル検出航空機をレーダの所定エリア内で検出した場合に、アラームを発生することを特徴とする請求項8ないし13の何れかの請求項記載のパーシャル検出航空機の監視装置。
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