JP4664841B2 - 二次監視レーダ - Google Patents

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Description

本発明は、SSRモードSトランスポンダを搭載した航空機を監視可能な二次監視レーダの改良に関する。
地上局の二次監視レーダ(以下、SSRと称する)がターゲットとする航空機には、ATCRBSトランスポンダを搭載した航空機とモードSトランスポンダを搭載した航空機とがある。
ATCRBSトランスポンダやモードSトランスポンダを監視対象とするSSRは、ビームドエルタイムT内を複数(例えば、4)スイープに分け、各スイープ内はさらにオールコール期間とロールコール期間とに分割される。
オールコール期間では、ATCRBSトランスポンダを搭載した航空機を対象とするモードA/C(一括)質問応答とモードSトランスポンダを搭載した航空機を対象とするモードS専用一括質問(オールコール)応答が行われ、ロールコール期間では、モードS専用オールコールで捕捉し、モードSアドレスや位置情報(レンジ,アジマス)を取得したターゲット(航空機)に対し、各質問応答が重ならないようにスケジューリングが行われ、モードS個別質問(ロールコール)応答が行われる。(例えば、非特許文献1参照。)。
なお、ビームドエルタイムTとは、SSRの方位(アジマス)方向に回転走査(スキャン)する空中線の回転速度と送信ビーム幅とに基づく角度範囲に対応した時間であり、一義的に決定される。
図5は、従来のSSRと、これにより監視されるターゲットとの位置関係を示した概観図で、図6は図5に示した処理部の構成図、また図7は、従来のオールコール期間TA及びロールコール期間TRの質問応答の各タイミング並びにスケジューリングを例示した図である。
図5に示したように、センサである地上のSSRは、空中線1と、空中線1に接続された送受信部2と、送受信部2に接続されてコンピュータを内蔵した処理部3とで構成され、送受信部2と処理部3とでインタロゲータを構成する。
一方、ターゲット(航空機)側は、SSRの空中線1からの質問を受信するとともに、その質問に対する応答、すなわちモードA/C応答やモードS応答をSSRに向けて送信する空中線4と、空中線4に接続された送受信機5と、送受信機5に接続された信号処理器6からなり、送受信機5と信号処理器6とでトランスポンダを構成する。
図6にも示したように、SSRの空中線1は、送受信部2の送受切替器21を介して、送信器22及び受信器23に接続され、送信器22及び受信器23は共通して処理部3に接続されている。
処理部3は、送信器22に接続された送信制御器31と、受信器23に接続されたモードS応答処理器32及びATCRBS応答処理器33と、モードS応答処理器32及び送信制御器31に接続されたチャネル管理器34と、このチャネル管理器34、送信制御器31、及びモードS及びATCRBSの各応答処理器32,33に接続された監視処理器35と、処理部3全体のシステムを統括制御すべく、空中線1の方位(アジマス)方向におけるシステムの動作や質問信号の発生等のタイミング信号を生成して供給するタイミング信号発生器36とで構成されている。
なお、監視処理器35には、ターゲットとの間の質問応答に必要な自サイトID(識別符号)やPR(応答確率)値等のパラメータが予め設定されている。また同時に、監視処理器35には、応答で得られたターゲットのレンジ(距離)やアジマス、並びに高度等のいわゆるターゲット情報が複数スキャンで得られたとき、複数スキャンの各ターゲット情報が、相関の範囲内にあるか否かの判断基準となるパラメータ、すなわち相関値も予め設定されている。
そこで、チャネル管理器34は、タイミング信号発生器36からの信号に基づき、図7(a)に示したように、ビームドエルタイムTにおけるオールコール期間TA及びロールコール期間TRの割り当て設定を行う。
またチャネル管理器34は、オールコール時における図7(b)に示したモードS専用一括質問QA1,QA2及びモードA/C質問Qに対する応答を受信するための、図7(c)に示した検出ウィンドウ(ウィンドウの有効期間Wa)の設定、及びその検出ウィンドウを介した図7(d)に示すモードS応答A1,A2の受信に基づく、ロールコール時における個別質問R11,R12と、その質問に対応した個別応答A11,A21受信のための、図7(c)に示した検出ウィンドウ(ウィンドウの有効期間Wr1,Wr2)のスケジューリング等を実行する。
さらにまた、チャネル管理器34は、送信制御器31及びモードS応答処理器32のRFチャネルに関する動作を統括制御する。
なお、チャネル管理器34におけるロールコール時のスケジューリングでは、RFチャネルの有効活用のために、距離がより遠い方のターゲット(航空機)から順番に、各質問応答が重ならないようにスケジユールされる。
チャネル管理器34により制御された送信制御器31は、まず監視処理器35から供給される自サイトID及びPR値に基づき、オールコール期間TA(TA1)に応答確率1のモードS専用一括質問QA1とモードA/C専用質問Qを生成するので、各質問QA1,Qは、送信機22、送受切替器21を介して空中線1から送信される。
空中線1のビーム内において、モードS専用一括質問QA1やモードA/C質問Qに対するターゲットからの応答は、空中線1、送受切替器21を介して受信器23に供給され、受信器23において、増幅検波及び量子化によるディジタル化された後、モードS応答処理器32及びATCRBS応答処理器33に供給される。
図7では、図7(b)に示した応答確率1のモードS専用一括質問QA1に対し、図7(d)に示したように、2機のターゲットからの応答A1,A2が、図7(c)に示した検出ウィンドウを介してモードS応答処理器32に供給されることを示している。
なお、各応答A1,A2は、ターゲットからDF(Downlink Format)=11で送信されたことを示し、また各応答A1,A2には、それぞれ固有のモードSアドレス(861111,860123)等の情報が含まれている。なお、図7では、説明の複雑化を避けるため、モードA/C質問Qに対する応答(ターゲット)はなかったものとし、図示していない。
応答A1,A2を導入したモードS応答処理器32は、各応答A1,A2の有するアドレスや位置等のターゲット情報から、SSR(自サイト)から当該ターゲットまでの距離やターゲットの方位等を推定するとともに、自サイトIDとPI( Parity/InterrogatorID )フィールドが一致するか否かを判定し、一致した応答を処理対象応答として、チャネル管理器34及び監視処理器35に供給する。一致しない応答データは処理対象外として破棄される。
オールコール時において処理対象とされた応答の供給を受けた監視処理器35は、空中線1の前回のスキャンの同方位で得られた応答との間で、モードSオールコールが一致し、かつ距離及び方位が予め指定された範囲内にあり、しかも予め設定された相関の範囲内にある応答について、検出レポートを作成して登録し出力する。ここで、相関がとれない応答データは破棄される。
また、相関を有するとされた応答のターゲット情報は、監視処理器35からチャネル管理器34に供給される。
図7では、応答A1,A2はいずれも相関がとれたものとし、監視処理器35から応答A1,A2に関するターゲット情報(レンジ,アジマス情報)を受けたチャネル管理器34は、距離の遠いターゲットから順にスケジューリングを行い、スケジュール結果を送信制御器31及びモードS応答処理器32に供給する。
チャネル管理器34による、図7(b)及び図7(c)に示した応答A1,A2に対応した個別質問R11,R12のスケジューリングにより、送信制御器31はその個別質問R11,R12が空中線1を介して送信されるので、受信した各対応するターゲットのトランスポンダからの個別応答A11,A21は、空中線1、送受切替器21、受信器23を介して受信され、オールコール時と同様に、増幅検波及びディジタル化されてモードS応答処理器32に供給される。
図7(c)に示したパターンの検出ウィンドウを介して個別応答A11,A21を取り込んだモードS応答処理器32は、プリアンブル検出及びメッセージ解読等を行うと同時に、オールコール時に捕捉したターゲットのアドレスを予測モードアドレスとし、その予測モードアドレスとロールコール時に受信して解読したアドレスとが一致するか否か判定し、アドレスが一致したターゲットの個別応答A11,A21を処理対象として監視処理器35に供給する。なお、図7では、個別質問R11,R12はUF(Uplink Format)=4で送信され(図7(b))、それに対応したターゲットからの個別応答A11,A21は、DF(Downlink Format)=4で送信されたことを示している(図7(d))。
モードS応答処理器32において処理対象と判定された個別応答は、監視処理器35において、検出レポートの作成、登録、及び出力が行われわれ、処理対象外のデータは破棄される。
スイープ1におけるオールコール(TA1)、及びロールコール(TR1)が終了後はスイープ2へと移行し、同様な動作が繰り返される。
ところで、オールコール期間TAにおいては、モードS専用一括質問は、ビーム内に存在するターゲット全てを対象とするものであるから、例えば覆域内で距離差が小さくターゲットが混雑したような状況のもとでは、時間軸上で複数の応答が重なり重畳信号となって受信されることがある。
すなわち、確率応答1で送信されるモードS専用一括質問は、同一送信ビーム内にあって、例えば2機のターゲットが、地上局のSSRとの間の距離差がないかごく小さい場合は、図8(d)に示したように、オールコール期間TA1において、二つのターゲットからの応答Ax1,Ax2が重なり合った波形Axとして受信されることがある。
このように、複数ターゲットからの応答が重なり合った状態では、SSR側でこれらの方位や距離情報は得ることができるとしても、これらの応答を分離し、個別に各アドレスを引き出すことは不可能である。
そこで、SSRでは、オールコール期間の質問の応答確率を、常に1/2等にして確率捕捉を行っている。
あるスキャンにおける確率応答1/2のモードS専用一括質問QAの送信により、もしも重なり合ったターゲットのうちの一方(Ax1)が応答し捕捉されたとし、引き続きターゲットが重なり続けたとしても、その後のスキャンにおける確率応答1/2のモードS専用一括質問QAの送信により、残った他方のターゲット(Ax2)を捕捉検出の可能性が生じる。なお、このとき先に捕捉されたターゲット前回までのスイープでのモードS専用一括質問においてすでに捕捉されたターゲット(Ax1)に対しては、応答しないように、ロックアウトがかけられている。
SSRモードSの質問応答について主に説明したが、共用されるSSRモードA/Cの応答は、オールコール時におけるATCRBS応答処理器33での受信処理、及び監視処理器35におけるスキャン間の相関の有無の判定を経てレポート出力される。
従来のSSRの構成及び動作について説明したが、モードS質問応答の手順を、図6ないし図8の構成図に加え、図9に示したフローチャートを参照してさらに説明する。
まず、モードS応答処理器32は、図9に示したように、検出ウィンドウを介して応答確率1で送信されたモードSオールコールに対するモードS専用一括応答を導入し(ステップ9A)、ここで自サイトIDとPIフィールドが一致するか否か判定し(ステップ9B)、一致する(YES)と判定された応答のターゲット(レンジ及びアジマス)情報は、処理対象として監視処理器35に供給されメモリ(記憶)される(ステップ9C)。
ステップ9Bで自サイトIDとPIフィールドが一致しない(NO)と判定された応答は、破棄される。すなわち、図8(d)に示したように、重なり合ったターゲットの応答Ax(Ax1,Ax2)は破棄される。
続いて、監視処理器35は、メモリをサーチして前回スキャンのターゲット情報を読み出し、モードS専用一括質問の応答であり、その読み出したターゲット情報と、今回のターゲット情報とが予め指定された相関の範囲内にあるか否かを判定する(ステップ9D)。
ステップ9Dにおいて、読み出したターゲット情報がモードS専用一括質問の応答でない場合はもちろんのこと、読み出したターゲット情報がモードS専用一括質問の応答であっても、両者の相関が所定範囲内にないとき(NO)は、そのデータは破棄される。
ステップ9Dにおいて、モードS専用一括質問の応答であり、その読み出したターゲット情報と、今回のターゲット情報とが予め指定された相関の範囲内にある(YES)と判定されたときには、監視処理器35は、検出レポートの作成、登録、及び出力を実行する(ステップ9E)、とともにステップ9Fに移行する。
ステップ9Fにおいて、チャネル管理器34及び送信制御器31は、監視処理器35から、相関が取れたターゲット情報の供給を受け、相関が取れたターゲット情報に対応したスケジューリングを行い、ロールコールを実行する。
ステップ9Fにおけるロールコールにより、対応するターゲットからの応答が、検出ウィンドウを介してモードS応答処理器32に導入されるので、モードS応答処理器32は、プリアンブル検出等によるデータ解読を行い出力する(ステップ9G)。
続いて、モードS応答処理器32は、モードSアドレスが予め予測されたモードSアドレスと一致するか否か判定し(ステップ9H)、モードSアドレス等のデータが予め予測されたアドレスと一致している(YES)と判定したときには、処理対象として監視処理器35に供給するとともに、ステップ9Eに移行し、監視処理器35は、検出レポートの作成、登録、及び出力を行うと同時に、ステップ9Iに移行し、チャネル管理器34及び送信制御器31は、応答確率1による次のオールコールを実行し、ステップ9Aに戻る。
ステップ9Hにおいて、モードSアドレス等のデータが予め予測されたアドレスと一致していない(NO)と判定されたとき、データは破棄される。
吉田 孝 監修「改定 レーダ技術」社団法人電子情報通信学会、平成8年10月1日発行
上記のように、モードS専用一括質問及びその応答において、モードS専用オールコール質問に対するターゲットからの応答が複数重なり、重畳状況で受信されたとき、その応答信号を個々に分離して識別して解読することは不可能となり、受信データは破棄された。
このような状態を解消するために、確率捕捉が行われる。
しかしながら、オールコール時において、応答確率1/2以下での確率捕捉を行った場合、監視対象のターゲットに対するヒット数は低下し、受信情報量は減少するから、ターゲット捕捉確率が低下する。
また、ターゲットの重なり数が多いと想定された状況のもとでは、オールコールにおける応答確率を1/2から、さらに1/4,1/8と引き下げることになるので、モードSオールコールへの応答数は更に低下することとなる。
確率捕捉を行うことなく、分離された応答を得ようとするには、飛行する各ターゲットのSSRとの間の距離に差が生じるまで、時間の経過を待つことになるが、それではターゲット(航空機)に対し適正な監視を行うタイミングを失してしまう恐れがある。
また、フォルス(誤り)観測が発生しやすい電波環境下においては、上記のように、捕捉までの時間遅れや、捕捉に必要なヒット数が低下すると、フォルス応答と正常応答との判別がより困難になるという現象も発生する。
そこで、本発明は、たとえ受信応答波形が重畳したとしても、オールコール時におけるターゲット検出率を低下させることなく、また重畳信号のターゲットを迅速に分離して識別可能な二次監視レーダを提供することを目的とする。
本発明の二次監視レーダは、オールコール期間に受信されたモードS専用オールコール応答信号から、複数のターゲットの重畳信号を検出する第1検出手段と、この第1検出手段により検出された重畳信号のターゲット情報に基づくスケジュールをロールコール期間に設定し、その設定されたスケジュールにより、前記複数のターゲットの各々が応答する確率である応答確率1/2以下に設定してモードS専用オールコール質問を送信する第1送信手段と、この第1送信手段により送信された前記モードS専用オールコール質問に対応した前記ターゲットからの応答信号を検出する第2検出手段と、この第2検出手段により検出された前記応答信号に対応するターゲットに向けてモードSロールコール質問を送信する第2送信手段と、この第2送信手段によって送信された前記モードSロールコール質問に対するロールコール応答を受信して解読する解読手段とを具備することを特徴とする。
上記のように、本発明の二次監視レーダは、オールコール期間に受信されたモードS専用オールコール応答信号が重畳信号であるとき、そのターゲットに対する確率捕捉をロールコール期間でのスケジューリングにより、応答確率1/2以下のモードS専用オールコール質問を送信する第1送信手段を有する。
このように、重畳した応答波形のターゲットが存在したときでも、ロールコール期間での確率捕捉によりこれを分離して検出できるので、オールコール時において確率捕捉を行なわずに済み、オールコール時における検出率を維持させることができる。
以下、本発明による二次監視レーダの一実施例を図1ないし図4を参照して詳細に説明する。なお、図5ないし図9に示した従来の二次監視レーダと同一構成には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
図1は、本発明に係る二次監視レーダ(SSR)の一実施例を示した構成図である。
すなわち、図1に示したように、センサである地上局のSSRは、空中線1と、空中線1に接続された送受信部2と、送受信部2に接続されてコンピュータを内蔵した処理部3とで構成される。
空中線1は、送受信部2の送受切替器21を介して、送信器22及び受信器23に接続され、送信器22及び受信器23は処理部3に接続されている。
処理部3は、送信器22に接続された送信制御器31と、受信器23に接続されたモードS応答処理器37及びATCRBS応答処理器33と、モードS応答処理器37及び送信制御器31に接続されたチャネル管理器38と、このチャネル管理器38、送信制御器31、及びモードS及びATCRBSの各応答処理器37,33に接続された監視処理器39と、処理部3全体のシステムを統括制御し、空中線1の方位(アジマス)方向におけるビーム走査のタイミング信号を生成して供給するタイミング信号発生器36とで構成されている。
監視処理器39には、ターゲット(航空機)に対する質問応答に必要な自サイトIDやPR値等のパラメータが予め設定されている。また、監視処理器39は、ターゲットとの間の質問応答により、ATCRBSトランスポンダ及びモードSトランスポンダからの応答データに基づいて得られたターゲット情報により、検出レポートを作成し、登録し、出力する。また、従来と同様に、モードSトランスポンダ搭載のターゲットに関し、相関処理を行うための相関値も予め設定されている。
チャネル管理器38は、タイミング信号発生器36からの信号に基づき、ビームドエルタイムTにおけるオールコール期間及びロールコール期間の割り当てと、監視処理器39からのターゲット情報に基づくロールコール期間内のスケジューリングと、送受切替器21の切り替え動作に同期した検出ウィンドウを設定するとともに、送信制御器31及びモードS応答処理器37、並びにATCRBS応答処理器33のRFチャネルに関する動作を統括制御する。
SSRでは、従来と同様に、ATCRBSトランスポンダ及びモードSトランスポンダからの応答データに基づいたターゲット情報を得て、その検出レポートを作成、登録し出力する。なお、ATCRBSトランスポンダを搭載したターゲットからの応答信号の処理は、従来と同様に行われる。
そこで、図1の構成図、図2及び図3に示したスケジュール図、及び図4に示した動作の概略手順を示したフローチャートを参照して、この実施例におけるSSRの構成及び動作を詳細説明する。
なお、図2及び図3に示したスケジュール図は、図8に示した従来のSSRのスケジュール図に対応して示した図であり、また図4に示したフローチャートにおいて、図9に示した従来のステップと同一内容のステップには、同一符号を付して、詳細説明は省略する。
まず、図2(a)に示したオールコール期間TA1において、送信器22及び空中線1を介して送信された、図2(b)に示す応答確率1のモードS専用一括質問QA1及びATCRBS一括質問Qに対し、ターゲットからの応答A2,Axは、空中線1、受信器23を介して受信され、図2(c)に示した検出ウィンドウWaによりモードS応答処理器37に導入される(ステップ9A)。
なお、図2は、図8に示したのと同様に、オールコール期間AT1におけるモードS専用一括質問QA1に対し、二つのターゲットからの応答Ax1,Ax2が重なり合った波形Axとして受信されたことを示している。また、以下の説明では、説明の複雑さを避けるために、従来と同様に、ATCRBS一括質問Qに対する応答はなかったものとする。
そこで、モードS応答処理器37は、各応答Ax,A2に関し、自サイトIDとPIフィールドが一致するか否か判定し(ステップ9B)、ここで一致する(YES)と判定された応答(A2)は正常な応答と判断され、図9に示した従来のステップ9C以降の処理手順へ、すなわちステップ9Cのターゲット情報(レンジ・アジマス)の取得及びメモリ操作、及びそれに続くステップ9Dのメモリサーチによる同一モードSオールコールがあり、かつそれらターゲット情報の相関有無の判定・・・へと順次移行する。
ここで、ステップ9Bにおいて自サイトIDとPIフィールドが一致しない(NO)と判定された応答(Ax)のデータは、モードS応答処理器37では処理対象外とされ、同様に、監視処理器39に送信される。
そこで、ステップ9Bにおいて、モードS応答処理器37では、自サイトIDとPIフィールドとが一致せず(NO)、処理対象外とされて監視処理器39に伝送された応答(Ax)のデータは、ステップ4Aに移行し、監視処理器39において、そのターゲット情報(レンジ・アジマス)の取得が行われメモリされる。
ステップ4Aの後ステップ4Bへと移行し、ステップ4Bでは、監視処理器39において、メモリをサーチし、今回応答(Ax)のターゲット情報(レンジ・アジマス)と相関がとれる応答があるか否か判定する。
ステップ4Bにおいて、レンジ及びアジマスのターゲット情報に相関がとれたもの(YES)は、重なっていると判定し、ターゲット情報に登録し、ステップ4Cに移行する。
つまり、監視処理器39は、ステップ4A,4Bにより、オールコール期間TAに受信されたモードS専用オールコール応答(Ax)の中から、複数のターゲットが重畳した応答(Ax、すなわち、重畳信号)を検出する第1検出手段の役割を担う。
ステップ4Bにおいて、レンジ及びアジマスのターゲット情報に相関がとれない(NO)データは、もともと自サイトIDとPIフィールドとが一致しない(NO)応答データでもあることから、監視対象外として破棄される。
次に、ステップ4Cでは、監視処理器39において重なっている(YES)と判定された応答(Ax)のターゲット情報が、監視処理器39からチャネル管理器38に供給され、チャネル管理器38は、その重なり程度に対応した1/2以下の応答確率を選択し、図2(b)及び図2(c)に示したように、続くロールコール期間TR1において、確率捕捉(ここでは、応答確率1/2)のモードS専用一括質問QAxのスケジューリングを行い、送信制御器31を制御して送信する。
すなわち、チャネル管理器38及び送信制御器31は、重畳するターゲット情報に対応した、応答確率1/2以下のモードS専用オールコール質問QAxを、ロールコール期間TRにスケジューリングして送信する第1送信手段の役割を担う。
図2(d)は、ロールコール期間TR1において、確率捕捉(応答確率1/2)のモードS専用一括質問QAxが送信され、重なり合ったターゲットの一方の応答Ax1が、図2(c)に示した検出ウィンドウWr1を介して、モードS応答処理器37に供給され検出されたことを示したものである。
すなわち、このときのモードS応答処理器37は、ロールコール期間TR1における、確率捕捉のオールコールQAxの送信により、重なり合ったターゲットの一方の応答Ax1を分離して受信し、それを検出する第2検出手段の役割を担う。
なお、図2において、オールコール期間TA1では重なることなく捕捉されたターゲット(A2)は、次のロールコール(TR1)により、検出ウィンドウWr2を介して検出されたことを示している。このロールコール(TR1)で検出されたターゲットA2のデータは、モードS応答処理器37でプリアンブル検出及びメッセージ解読が行われ、監視処理器39に伝送される。
また、図2では、重なり検出(Ax)に対応した応答確率(例えば、1/2)で、ロールコール期間TR1におけるオールコール(QAx)の実行により、一方のターゲットAx1が検出ウィンドウWr1を介して分離検出されたことを示したものであるが、あいにく、このロールコール期間TR1におけるオールコール(QAx)においても、依然としてターゲット(Ax)が分離されることなく重なり検出されることもある。
そこで、ステップ4Dに移行し、ロールコール期間TR1におけるオールコールの応答が重なっているか(Ax)、否か(Ax1)判定し、重なっている(YES)と判定されたときには、ステップ4Cに戻り、次のスイープ2のロールコール期間TR2でのオールコール(QAx)が実行されるので、重なりが解消されるまで、順次ロールコール期間TRにおけるオールコールの確立捕捉が繰り返される。なお、このステップ4Dにおける、重なっているか否かは、詳細説明は省略するが、上述のように監視処理器39において判定される。
ステップ4Dにおいて、ロールコール期間TR1におけるオールコールの応答が重なっていない(NO)と判定されたとき、次のステップ4Eに移行する。
図2は、ターゲット応答Ax1が重なっていない(NO)と判定された場合を示したもので、ステップ4Eにおいて、重なっていない(NO)ターゲット応答Ax1の情報はモードS応答処理器37からチャネル管理器38に伝送され、図3(b)に示したように、次のスイープ2のロールコール期間TR2においてロールコール質問(R1(Ax1):ロックアウトコマンドを含む)され、図3(c),(d)で示したように、対応する検出ウィンドウWr1を介して受信(Ax1)され、次のステップ4Fに移行する。
ステップ4Fにおいて、(このロールコール期間で取得した先のオールコール応答(Ax1)の)検出信号は、モードS応答処理器37においてプリアンブル検出及びメッセージ解読が行われた後、ステップ4Gに移行し、引き続き、モードS応答処理器37において、モードSアドレスが予測と一致したか否か判定され、一致した場合(YES)は処理対象とされ、ステップ9E及びステップ9Iに移行する。
ステップ9Eでは、監視処理器39において、検出レポートの作成、登録、出力が行われる。
また、ステップ9Iでは、チャネル管理器38及び送信制御器31による応答確率1での次のスイープのオールコール質問が実行され、ステップ9Aに戻る。
ステップ9Iでは、図3に示したように、次のスイープ3におけるオールコール期間TA3におけるオールコール質問QA3が実行されるので、質問応答により、スイープ1,2では分離検出されずに残った他方の重畳ターゲットAx2(DF=11)が応答し検出される。
(なお、スイープ3に先立ち、スイープ2のオールコール期間TA2において、応答確率1のオールコール質問QA2及びATCRBS一括質問Qが行われるが、図3(d)に示したように、重なりあったターゲットAxの応答は、引き続きスイープ1におけると同様に重なりあった状態で検出されることになるので、これに対してもステップA以下の検出操作が実行される。)
そこで、先のステップ4Gにおいて、モードS応答処理器37での処理において、モードSアドレスが予測と一致しない(NO)と判定された場合は処理対象外とされ、次のステップ4Hに移行し、再度、次のロールコール期間において、確率捕捉のオールコール質問が送信される。
このように、この実施例にかかる二次監視レーダによれば、時間軸上で応答が重複していると判定されたターゲットに対し、予測される重なり数に見合った応答確率(すなわち、応答確率1/2以下)を選択し、当該ターゲット情報に対応したスケジュールを他のロールコールのスケジュールと合わせ、ロールコール期間TRに行い、オールコール及びロールコールを実行し、オールコール期間では応答確率1によるモードS専用一括質問を実行するのでターゲット検出率を維持できる。
また、SSRからの距離(レンジ)がほぼ同じ領域内で飛行する航空機が複数存在し、重畳した応答信号により航空機を各別に識別が困難であるとき、すなわち、ロールコール期間における応答確率1/2以下のモードS専用一括質問によっても、分離検出できない状況のもとでは、オールコール期間においても確率捕捉を平行させても良い。
また、上記実施例の説明において、処理部3はハードウエアで構成されているかのように説明したが、実際には、処理部3における各信号処理はコンピュータのソフトウエア上で実現される。
本発明に係る二次監視レーダの一実施例を示した構成図である。 図1に示した二次監視レーダのスケジュール説明図である。 図2に続く、図1に示した二次監視レーダのスケジュール説明図である。 図1に示した二次監視レーダの動作手順を示したフローチャートである。 従来の二次監視レーダによる監視状態を示した概観図である。 図5に示した二次監視レーダの構成図である。 図5に示した二次監視レーダのスケジュール説明図である。 図5に示した二次監視レーダが重複ターゲットを検出したときのスケジュール説明図である。 図5に示した二次監視レーダのオールコール捕捉からロールコール捕捉までの動作手順を示したフローチャートである。
符号の説明
1 空中線
2 送受信部
21 送受切替器
22 送信器
23 受信器
3 処理部
31 送信制御器(第1,第2送信手段)
32 モードS応答処理器
33 ATCRBS応答処理器
34 チャネル管理器
35 監視処理器
36 タイミング信号発生器
37 モードS応答処理器(第2検出手段、解読手段)
38 チャネル管理器(第1,第2送信手段)
39 監視処理器(第1検出手段)

Claims (2)

  1. オールコール期間に受信されたモードS専用オールコール応答信号から、複数のターゲットの重畳信号を検出する第1検出手段と、
    この第1検出手段により検出された重畳信号のターゲット情報に基づくスケジュールをロールコール期間に設定し、その設定されたスケジュールにより、前記複数のターゲットの各々が応答する確率である応答確率1/2以下に設定してモードS専用オールコール質問を送信する第1送信手段と、
    この第1送信手段により送信された前記モードS専用オールコール質問に対応した前記ターゲットからの応答信号を検出する第2検出手段と、
    この第2検出手段により検出された前記応答信号に対応するターゲットに向けてモードSロールコール質問を送信する第2送信手段と、
    この第2送信手段によって送信された前記モードSロールコール質問に対するロールコール応答を受信して解読する解読手段と
    を具備することを特徴とする二次監視レーダ。
  2. 前記第1送信手段は、前記ロールコール期間に前記第1送信手段により送信された前記モードS専用オールコール質問に対応する応答信号が分離検出できない複数のターゲットの重畳信号である場合に、前記オールコール期間において、前記応答確率1/2以下に設定してモードS専用オールコール質問を送信することを特徴とする請求項1に記載の二次監視レーダ。
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