JP6535919B2 - 車両用ドアラッチ装置および車両用ドアラッチ装置の組立方法 - Google Patents

車両用ドアラッチ装置および車両用ドアラッチ装置の組立方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両用ドアラッチ装置および車両用ドアラッチ装置の組立方法に関するものである。
車両用のドアラッチ装置の中には、ドアに固定される合成樹脂製のボディ、およびボディ内に収容され車体側のストライカに係合可能なラッチ、ラッチに係合可能なポール等の噛合機構を備える噛合部アッセンブリと、上記ボディの裏側に固定される合成樹脂製のケーシング、およびケーシング内に組み付けられ、噛合機構を操作することにより、ドアをロック状態とアンロック状態とに切り替え可能な操作機構を備える操作部アッセンブリとを一体化したものがある(たとえば特許文献1、2参照)。さらに、このような車両用ドアラッチ装置は、ドアに設けられたハンドルの開操作に基づいてポールを回転させ、ラッチとポールとの係合を解除するレバーを備える。
特許第4765123号公報 特開2012−233318号公報
近年においては、ドアラッチ装置の組立効率を向上させるために自動組立てが行われており、さらなる組立効率の向上が求められている。従来、ドアの車外側に設けられたアウトサイドハンドルの開操作に基づいて、ラッチとポールとの係合を解除するアウトサイドレバーは、操作部アッセンブリのケーシングにねじ止めにより回転可能に固定されていた。その結果、アウトサイドレバーを組み付けるためにねじ止めする工程が必要であり、組立効率が低下するという課題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、組立効率が向上した車両用ドアラッチ装置および車両用ドアラッチ装置の組立方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る車両用ドアラッチ装置は、ドアまたは車体のいずれか一方に設けられ、前記ドアまたは前記車体のいずれか他方に設けられるストライカが前記ドアの閉移動に伴って進入するストライカ進入溝が、片面に形成されたボディと、進入した前記ストライカに噛合してオープン位置からラッチ位置に回転可能なラッチと、前記ラッチの回転に連動して、前記ラッチ位置にある前記ラッチに係合可能な係合位置へと前記ラッチとの係合が解除されるリリース位置から回転して前記ラッチに係合することで前記ドアを閉位置に拘束するポールと、前記ドアまたは前記車体に設けられたハンドルの開操作に基づいて、解除位置から待機位置へ回転することにより、連動する前記ポールを前記リリース位置から前記係合位置へ回転させるレバーと、前記レバーを前記解除位置から前記待機位置に回転するように付勢するスプリングと、を備え、前記レバーは、軸孔を有し、前記ボディは、前記スプリングを収容するスプリング収容部と、前記レバーの前記軸孔を挿通されて前記レバーを回転可能に支持する枢軸と、を有することを特徴とする。
本発明の一態様に係る車両用ドアラッチ装置は、前記レバーは、前記ドアに設けられ前記車体の外部から前記ドアを開けるアウトサイドハンドルの開操作に基づいて、前記解除位置から前記待機位置に回転するアウトサイドレバーであることを特徴とする。
本発明の一態様に係る車両用ドアラッチ装置は、前記ボディの前記ストライカ進入溝が形成された面に組み付けられるカバープレートと、前記カバープレートと前記ボディを介装して固定されるバックプレートと、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る車両用ドアラッチ装置は、前記ボディの前記枢軸の先端は十字突起であり、前記バックプレートは、前記十字突起を挿入される十字孔を有することを特徴とする。
本発明の一態様に係る車両用ドアラッチ装置は、前記レバーは、前記ボディの前記枢軸に挿通される軸孔を有する第1レバーと、前記ボディの前記枢軸に前記第1レバーに挿通される軸孔を有する第2レバーとの2分割構造であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る車両用ドアラッチ装置は、前記ボディは、前記スプリングの一端を掛止する被掛止部と、前記待機位置の前記レバーと当接する突部とを有し、前記スプリングは、一端が前記ボディの前記被掛止部に掛止され、かつ他端が前記ボディの前記突部に当接された状態として組み付けられ、前記レバーは、前記レバーの前記軸孔を前記ボディの前記枢軸に挿通し、前記レバーの前記ボディ側の面が前記ボディの前記突部に当接した仮組状態とされ、前記レバーを前記ボディ側に押圧しながら前記スプリングの付勢力に逆らう方向に回転させ、前記レバーを前記スプリングの前記他端と前記ボディの前記突部との間に狭入されて組み付けられることを特徴とする。
本発明の一態様に係る車両用ドアラッチ装置の組立方法は、ドアまたは車体のいずれか一方に設けられ、前記ドアまたは前記車体のいずれか他方に設けられるストライカが前記ドアの閉移動に伴って進入するストライカ進入溝が、片面に形成されたボディと、進入した前記ストライカに噛合してオープン位置からラッチ位置に回転可能なラッチと、前記ラッチの回転に連動して、前記ラッチ位置にある前記ラッチに係合可能な係合位置へと前記ラッチとの係合が解除されるリリース位置から回転して前記ラッチに係合することで前記ドアを閉位置に拘束するポールと、前記ドアまたは前記車体に設けられたハンドルの開操作に基づいて、解除位置から待機位置へ回転することにより、連動する前記ポールを前記リリース位置から前記係合位置へ回転させるレバーと、前記レバーを前記解除位置から前記待機位置に回転するように付勢するスプリングと、を備え、前記レバーは、軸孔を有し、前記ボディは、前記スプリングを収容するスプリング収容部と、前記レバーの前記軸孔を挿通されて前記レバーを回転可能に支持する枢軸と、前記スプリングの一端を掛止する被掛止部と、前記待機位置の前記レバーと当接する突部とを有する車両用ドアラッチ装置の組付方法であって、前記スプリングの一端を前記被掛止部に掛止し、かつ前記スプリングの他端を前記ボディの前記突部に当接した状態とするスプリング組付工程と、前記レバーの前記軸孔を前記ボディの前記枢軸に挿通し、前記レバーの前記ボディ側の面が前記ボディの前記突部に当接した状態とするレバー仮組工程と、前記レバーを前記ボディ側に押圧しながら前記スプリングの付勢力に逆らう方向に回転させ、前記レバーを前記スプリングの前記他端と前記ボディの前記突部との間に狭入するレバー組付工程とを備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る車両用ドアラッチ装置は、上述した車両用ドアラッチ装置の組立方法を用いて製造されたことを特徴とする。
本発明によれば、組立効率が向上した車両用ドアラッチ装置および車両用ドアラッチ装置の組立方法を実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両用ドアラッチ装置の斜視図である。 図2は、図1に示す車両用ドアラッチ装置の噛合部アッセンブリの斜視図である。 図3は、図2に示す噛合部アッセンブリの構成を示す分解斜視図である。 図4は、図2に示す噛合部アッセンブリのボディの前面側を下方側から視た斜視図である。 図5は、図2に示す噛合部アッセンブリの内部構成を示す前面側を下方側から視た斜視図である。 図6は、図2に示す噛合部アッセンブリの内部構成を示す後面図である。 図7は、図2に示す噛合部アッセンブリの第1レバーと第2レバーとの位置関係を示す前面図である。 図8は、図1に示す車両用ドアラッチ装置の操作部アッセンブリの構成を示す分解斜視図である。 図9は、図8に示す操作部アッセンブリのロック状態の動作を説明するための図である。 図10は、図8に示す操作部アッセンブリのアンロック状態の動作を説明するための図である。 図11は、図2に示す噛合部アッセンブリの組立工程を説明するための図である。 図12は、図2に示す噛合部アッセンブリの組立工程を説明するための図である。 図13は、図2に示す噛合部アッセンブリの組立工程を説明するための図である。
以下に、図面を参照して本発明に係る車両用ドアラッチ装置および車両用ドアラッチ装置の組立方法の実施の形態を説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一または対応する要素には適宜同一の符号を付している。
(実施の形態)
以下、本実施の形態の車両用ドアラッチ装置を図1〜図13に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る車両用ドアラッチ装置の斜視図である。なお、以下の説明では、ドアラッチ装置100を車両に取り付けた状態において、図1中の左方を「車内側(I)」、右方を「車外側(O)」、上方を「上方(U)」、下方を「下方(D)」、図面奥側を「前方(F)」、図面手前側を「後方(R)」として説明する。これらの方向の定義は説明の便宜上のものであり、ドアラッチ装置100の向きは、その取付車種や取付位置等によって変化することは勿論である。
本実施の形態のドアラッチ装置100は、自動車の右側のフロントサイドドア(以下ドアと略称する)内の後端部に取り付けられるもので、車体側のストライカに係合することにより、ドアを閉扉状態に保持するための噛合部アッセンブリ200を、噛合部アッセンブリ200を操作するための操作部アッセンブリ300に組み付けて、噛合部アッセンブリ200と操作部アッセンブリ300とを一体化することによって構成されている。
まず、噛合部アッセンブリ200の構成を説明する。図2は、図1に示す車両用ドアラッチ装置の噛合部アッセンブリの斜視図である。図3は、図2に示す噛合部アッセンブリの構成を示す分解斜視図である。
図3に示すように、噛合部アッセンブリ200は、ボディ201と、ボディ201の後方側に固定されるカバープレート202と、ボディ201の前方側に固定されるバックプレート203と、後方側から挿通されるラッチ軸204と、ラッチ軸204に回転可能に支持されるラッチ205と、ラッチ205に係合することでドアを閉位置に拘束するポール206と、ラッチ205とポール206との係合を解除するレバーとしてのアウトサイドレバー207と、進入したストライカおよびポール206と当接するバンパラバー208とを備える。
つぎに、噛合部アッセンブリ200の各部材について詳細に説明する。
ボディ201は、たとえば合成樹脂からなり、車体に設けられたストライカがドアの閉移動に伴って進入するストライカ進入溝201aが、片面(後方側)に形成されている。
図4は、図2に示す噛合部アッセンブリのボディの前面側を下方側から視た斜視図である。図4に示すように、ボディ201は、紙面手前側である前方側に突出し、先端が十字突起である枢軸201bを有する。また、ボディ201は、枢軸201bの外周に枢軸201bを取り囲むように形成されたスプリング収容部201cを有する。
図3に戻り、カバープレート202は、たとえば各種の金属からなり、ストライカが進入可能な切欠部202aを有し、ボディ201のストライカ進入溝201aが形成された後方側の面に組み付けられる。
バックプレート203は、たとえば各種の金属からなり、カバープレート202と、ボディ201を介装してラッチ軸204とボルトV1とにより固定される。その結果、噛合部アッセンブリ200が一体化される。また、バックプレート203は、ボディ201の枢軸201bの先端に形成された十字突起を挿入される十字孔203aを有する。
ラッチ軸204は、カバープレート202の軸孔202b、ラッチ205の軸孔205a、およびボディ201の軸孔201dを後方側からこの順に貫通し、先端部の小径軸部204aがバックプレート203の軸孔203bに実質的に回転不能に圧入される。
ラッチ205は、ラッチ軸204に枢支されてボディ201における後方側の内部に収容され、進入したストライカに噛合してオープン位置からラッチ位置にラッチ軸204の軸回りに回転する。また、ラッチ205は、前方側に突出した係合部205bを有する。
図5は、図2に示す噛合部アッセンブリの内部構成を示す前面側を下方側から視た斜視図である。図5は、ラッチ位置にあるラッチ205を図示している。ラッチ205は、図5に示すように係合部205bがスプリング209と係合することにより、ラッチ位置からオープン位置(図5において反時計回りの方向)に回転するように付勢されている。
図3に戻り、ポール206は、ボディ201に形成されたポール組付孔201eに組付けられる。さらに、ポール206は、前部の軸部206aがバックプレート203の軸孔203cに、後部の軸部206bがカバープレート202の軸孔202cに挿通され、回動可能に枢支される。
つぎに、図5は、係合位置にあるポール206を図示している。ポール206は、スプリング210によりラッチ位置にあるラッチ205に係合可能な係合位置の方向へ、ラッチ205との係合が解除されるリリース位置から回転するように付勢される。すなわち、ポール206は、図5において時計回りの方向に付勢されている。
さらに、ポール206は、ドアに設けられたハンドルの開操作に基づいて、後述する操作部アッセンブリ300のリリース部材302が当接してポール206を係合位置からリリース位置に回転させることによりラッチ205との係合を解除するレバーとしてのリリースレバー206cを有する。
図6は、図2に示す噛合部アッセンブリの内部構成を示す後面図である。図6は、係合位置にあるポール206を図示している。ポール206は反時計回りの方向に付勢されている。その結果、ポール206は、ラッチ205の回転に連動して係合位置からリリース位置に回転し、付勢力によりリリース位置から係合位置に回転してラッチ205に係合することでドアを閉位置に拘束する。また、ポール206は、ストライカSに噛合したラッチ205と係合可能な係合部206dを有する。
図3に戻り、アウトサイドレバー207は、ボディ201の枢軸201bに挿通される軸孔207aaを有する第1レバー207aと、この第1レバー207aの前方側に重合し、ボディ201の枢軸201bに挿通される軸孔207baを有する第2レバー207bとの2分割構造となっている。そして、第1レバー207aと第2レバー207bとは、それぞれラッチ軸204と平行をなすようにボディ201に前向きに一体形成した枢軸201bがバックプレート203の十字孔203aに挿入されることにより、枢軸201bに回転可能に支持される。
第1レバー207aは、図5に示すように、スプリング211によって、解除位置から待機位置(図5において時計回りの方向)に回転するように付勢されている。
図7は、図2に示す噛合部アッセンブリの第1レバーと第2レバーとの位置関係を示す前面図である。図7に示すように、第2レバー207bは、スプリング211によって、解除位置から待機位置(図7において時計回りの方向)に回転するように付勢されている。
第1レバー207aと第2レバー207bとは、第2レバー207bの車内側に突出した爪状の係合部207bbが第1レバー207aの前後方向に延伸する係合部207abの下面と当接することにより、図7に示す待機位置からリリース位置(図7において時計回りの方向)へ一体的に連動する。
第2レバー207bの車外側の端部は、ドアのアウタパネルに設けたアウトサイドハンドル(図示略)に、ロッド等の操作力伝達部材(図示略)を介して連結される。アウトサイドハンドルを開操作すると、第1レバー207aの車内側の端部207acに連結された後述する操作部アッセンブリ300のリリース部材302を介して、ポール206のリリースレバー206cに開操作に基づいた入力を行い、ドアを開くことができる。
すなわち、アウトサイドレバー207は、ドアに設けられ車体の外部からドアを開けるアウトサイドハンドルの開操作に基づいて、解除位置から待機位置に回転することにより、連動するポール206をリリース位置から係合位置へ回転させ、ラッチ205とポール206との係合を解除させることができる。
図5に戻り、バンパラバー208は、ゴム等の弾性部材からなり、ボディ201に形成されたバンパラバー組付孔201fに組み付けられ、進入したストライカSによる衝撃を吸収する。
スプリング209は、一方の端部209aがボディ201の紙面手前側である前方側の被掛止部201g、他方の端部209bがラッチ205の係合部205bにそれぞれ掛止され、ラッチ205を付勢する。
スプリング210は、一方の端部210aがボディ201の被掛止部201h、他方の端部210bがポール206の係合部206eにそれぞれ掛止され、ポール206を付勢する。
スプリング211は、スプリング収容部201cに収容され、一方の端部211aがボディ201の被掛止部201h、他方の端部211bが第1レバー207aの係合部207adにそれぞれ掛止され、第1レバー207aおよび第2レバー207bを付勢する。
図3に戻り、ボルトV1は、ドアのインナパネルの取付孔(図示略)、カバープレート202の貫通孔202d、およびボディ201の貫通孔201jをこの順に貫通し、バックプレート203のねじ孔203dに螺合される。
ボルトV2、ボルトV3は、ドアのインナパネルの取付孔(図示略)を貫通し、それぞれカバープレート202のねじ孔202e、ねじ孔202fに螺合される。噛合部アッセンブリ200は、これらのボルトV1〜ボルトV3により、操作部アッセンブリ300とともにドアのインナパネルに固定される。この際、ボルトV1がバックプレート203のねじ孔203dにも螺合することにより、ボディ201の裏面にバックプレート203が固定される。
つぎに、噛合部アッセンブリ200の動作を説明する。
はじめに、ドアを開状態から閉状態とするときの噛合部アッセンブリ200の動作について説明する。ドアの閉操作が行われ、図6の矢印A11に示すように、ストライカSがボディ201のストライカ進入溝201aに進入してくると、ラッチ205が矢印A12のようにオープン位置から図6に図示するラッチ位置に回転する。さらに、ラッチ205に当接してポール206の係合部206dが押下され、ポール206が矢印A13の方向に回転する。その後、ポール206は、スプリング210により付勢された方向(図6において反時計回りの方向)に回転し、ラッチ205の係合部205cとポール206の係合部206dとが係合する。このストライカSとラッチ205とが噛合し、ラッチ205の係合部205cとポール206の係合部206dとが係合した状態がドアの閉状態である。
つぎに、ドアを閉状態から開状態とするときの噛合部アッセンブリ200の動作について説明する。ドアの閉状態において、ポール206のリリースレバー206cにハンドルの開操作に基づいた入力が行われると、図6の矢印A13に示すように、ポール206が係合位置からリリース位置に回転し、ラッチ205の係合部205cとポール206の係合部206dとの係合が解除される。すると、付勢力によりラッチ205がラッチ位置からオープン位置に回転し、ストライカSとラッチ205との噛合が解除される。この状態から、さらにドアを車外方向に開扉操作するとドアが開状態となる。なお、ポール206は、ハンドルの開操作に基づいた入力が解除されると、スプリング210による付勢力によってリリース位置から係合位置に回転して戻る。
つぎに、操作部アッセンブリ300の構成について説明する。操作部アッセンブリ300は、アンロック状態にあるときには、ドアの車外側のアウトサイドハンドルまたはドアの車内側のインサイドハンドルを開操作することにより、噛合部アッセンブリ200のラッチ205とストライカとの係合を解除してドアを開扉可能とし、また、ロック状態にあるときには、アウトサイドハンドルまたはインサイドハンドルを開操作しても、ドアを開扉不能とする機能を有する。
図8は、図1に示す車両用ドアラッチ装置の操作部アッセンブリの構成を示す分解斜視図である。図8に示すように、操作部アッセンブリ300は、噛合部アッセンブリ200とともに、平面視ほぼL字状のケーシング301に組み込まれる。
操作部アッセンブリ300は、上述したアウトサイドレバー207における第1レバー207aと係合するリリース部材302と、リリース部材302と係合しカムサイレンサー303を嵌着され、ロック位置およびアンロック位置に切り替え可能なロックレバー304と、リング305を嵌挿されたキーアクセス306と連動し、ロックレバー304をロック位置およびアンロック位置に切り替え可能なスライドレバー307と、ロックおよびアンロック操作用のモータ308と、モータ308の回転軸に固着されたウォーム308aおよびカムサイレンサー303と噛み合いロックレバー304をロック位置およびアンロック位置に切り替え可能なウォームホイール309と、カプラ310、ラッチ205の位置検出を行う半ドア検出スイッチ311、ロックレバー304の位置検出を行うロック/アンロック検出スイッチ312、スライドレバー307の位置検出を行うキースイッチ313を連結するようにして、一体としてケーシング301に組み付けられるスイッチプレート314と、インサイドハンドルの開操作によりドアを開扉可能とするインサイドレバー315と、リリース部材302と係合するキャンセルレバー316とを備える。
そして、噛合部アッセンブリ200および操作部アッセンブリ300は、ケーシング301と、ケーシング301の車内側の開口部を覆い、ケーシング301にねじ317で固定される合成樹脂製のカバー部材318と、カバー部材318に車外方向から嵌着されてカプラ310の外周を保護するカプラクッション319と、上方から嵌着されてケース内への雨水等の浸入を防止するための合成樹脂製の防水カバー320と、カバー部材318の車内側側面に貼着され、車内側への雨水等の浸入を防止する防水シール321とによって構成されるケース内に収容される。
つぎに、操作部アッセンブリ300の各部材について詳細に説明する。
ケーシング301は、たとえば合成樹脂からなり、車内側が開口された操作部アッセンブリ収容部301aと、この操作部アッセンブリ収容部301aにおける後端から車外方向へほぼ直角をなすように延出し操作部アッセンブリ収容部301aと連続する噛合部アッセンブリ収容部301bとを備える。
リリース部材302は、連結部302aにアウトサイドレバー207の第1レバー207aにおける車内側の端部207acを連結され、アウトサイドレバー207と連動する。また、リリース部材302は、アンロック状態におけるインサイドハンドルの開操作により回転するインサイドレバー315と当接して連動する。
カムサイレンサー303は、上方側中央に形成された溝がウォームホイール309の車外側に形成され係合部(図示略)と係合する。
ロックレバー304は、車内外方向を向く軸筒304aを、操作部アッセンブリ収容部301aの側面に突設された車内側を向く支持軸301aaに、車内側より嵌合することにより、操作部アッセンブリ収容部301a内に組み込まれている。ロックレバー304は、ターンオーバースプリング322により、ロック位置にあるときはロック位置の方向に、アンロック位置にあるときはアンロック位置の方向にそれぞれ付勢されている。
さらに、ロックレバー304は、軸筒304aにスプリング323を挿通され、その上からリリース部材302が組み付けられる。その結果、リリース部材302は、スプリング323によりポール206との係合が解除される方向(図8において下方側)に付勢される。
また、ロックレバー304は、スライドレバー307やモータ308の動作により、リリース部材302がポール206と係合しないロック位置とリリース部材302がポール206と係合するアンロック位置とに切り替えられる。
キーアクセス306は、ドアのアウタパネルに設けられたキーシリンダ(図示略)のロックおよびアンロック操作により回転する。
スライドレバー307は、操作部アッセンブリ収容部301a内に車内側より組み込まれる。そして、スライドレバー307は、キーアクセス306に連動して上下方向に移動し、ロックレバー304をロック位置およびアンロック位置に切り替える。
モータ308は、スイッチプレート314の略中央部に形成された開口部314aに車内側より組み込まれる。そして、モータ308は、回転軸に固着されたウォーム308aがウォームホイール309と噛合して正逆回転し、ロックレバー304をロック位置およびアンロック位置に切り替える。
ウォームホイール309は、中心の軸孔309aを、操作部アッセンブリ収容部301aの中央部に突設された車内側を向く支持軸301abに嵌合することにより、操作部アッセンブリ収容部301a内に車内側より組み込まれる。そして、ウォームホイール309は、外周に形成された歯がモータ308のウォーム308aと噛合し、車外側に形成された係合部がカムサイレンサー303と噛合する。その結果、ウォームホイール309は、モータ308の回転によりロックレバー304をロック位置およびアンロック位置に切り替える。
インサイドレバー315は、上端部の軸孔315aを、操作部アッセンブリ収容部301aの後方側の端部の側面に突設された車内側を向きスプリング324を挿通された支持軸301acに嵌合することにより、操作部アッセンブリ収容部301a内に車内側より組み込まれる。そして、インサイドレバー315は、スプリング324によりインサイドハンドルによる開操作を待機状態に戻す方向(図8において反時計回りの方向)に回転するように付勢される。インサイドレバー315は、アンロック状態にあるとき、インサイドハンドルの開操作によりドアを開扉可能とする。
キャンセルレバー316は、リリース部材302と係合する。キャンセルレバー316によって、ドアを開けた状態でロックノブをロック操作してロック状態にし、そのままの状態でドアを閉じると、ドアを閉じた時点でロック状態はキャンセルされてアンロック状態に切り替えられ、かつ、ドアを開けた状態でロックノブをロック操作してロック状態として、アウトサイドハンドルを開操作しながらドアを閉じた場合には、ロック状態はキャンセルされない。
つぎに、操作部アッセンブリ300の動作を説明する。
はじめに、ドアがロック状態、すなわちロックレバー304がロック位置にある場合について説明する。図9は、図8に示す操作部アッセンブリのロック状態の動作を説明するための図である。図9は、ドアラッチ装置100を紙面手前側である車内側から視た図である。
まず、図9に示すように、インサイドハンドルにドアの開操作が行われると、インサイドレバー315の係合部315bが矢印A21の方向に引っ張られる。すなわち、インサイドレバー315は、軸孔315aを軸心として軸回りに回転する方向に力を加えられる。このとき、インサイドレバー315の係合部315cとロックレバー304の係合部304bとが当接し、インサイドレバー315は、回転しない。したがって、ドアの閉状態が維持される。
つぎに、アウトサイドハンドルにドアの開操作が行われると、アウトサイドレバー207の第2レバー207bに連動してアウトサイドレバー207の第1レバー207aが矢印A22の方向に回転する。このとき、第1レバー207aの端部207acとリリース部材302の連結部302aとが連結されているため、第1レバー207aの回転にあわせてリリース部材302が連動する。ここで、ロック状態においてリリース部材302が矢印A23のように上方側に移動しても、リリース部材302の係合部302bは、ポール206のリリースレバー206cと当接せずに空振りするため、ドアの閉状態が維持される。
以上から、操作部アッセンブリ300は、ロック状態において、インサイドハンドルまたはアウトサイドハンドルを開操作しても、ドアの閉状態が維持されるように動作する。
つぎに、ドアがアンロック状態、すなわちロックレバー304がアンロック位置にある場合について説明する。図10は、図8に示す操作部アッセンブリのアンロック状態の動作を説明するための図である。図10は、ドアラッチ装置100の車内側を後方側から視た斜視図である。
まず、ドアのアンロック状態において、ロックレバー304は、矢印A24のようにロック位置から時計回りの方向に回転したアンロック位置に位置する。これと連動して、リリース部材302は、矢印A25のようにロック状態より後方側に位置している。
ここで、図10に示すように、インサイドハンドルにドアの開操作が行われると、インサイドレバー315の係合部315bが矢印A26の方向に引っ張られる。すると、インサイドレバー315は、矢印A27のように軸孔315aを軸心として軸回りに回転する。このとき、インサイドレバー315の係合部315dとリリース部材302の下方側の端部とが当接し、矢印A28のようにリリース部材302が上方側に移動する。さらに、アンロック状態では、リリース部材302の係合部302bとポール206のリリースレバー206cとが当接するため、矢印A29のようにポール206が回転する。その結果、ポール206とラッチ205との係合が解除され、矢印A30のようにラッチ205が回転し、ラッチ205とストライカとの噛合が解除される。そして、この状態からドアを車外方向に開扉操作するとドアが開状態となる。
つぎに、アウトサイドハンドルにドアの開操作が行われると、アウトサイドレバー207の第2レバー207bは、矢印A31の方向に引っ張られる。すると第2レバー207bと連動してアウトサイドレバー207の第1レバー207aが矢印A32の方向に回転する。このとき、第1レバー207aの端部207acとリリース部材302の連結部302aとが連結されているため、第1レバー207aの回転にあわせて、矢印A28のようにリリース部材302が上方側に連動する。そして、リリース部材302の係合部302bは、ポール206のリリースレバー206cと当接するため、矢印A29のようにポール206が回転する。その結果、ポール206とラッチ205との係合が解除され、矢印A30のようにラッチ205が回転し、ラッチ205とストライカとの噛合が解除される。そして、この状態からドアを車外方向に開扉操作するとドアが開状態となる。
以上から、操作部アッセンブリ300は、アンロック状態において、インサイドハンドルまたはアウトサイドハンドルを開操作すると、ドアを開状態とするように動作する。
つぎに、噛合部アッセンブリ200を組み立てる工程を説明する。はじめに、カバープレート202の軸孔202bにラッチ軸204を挿通し、その状態でカバープレート202の前方側が上方を向くようにして自動組み立てライン等にセットする。その上から、ラッチ205を軸孔205aがラッチ軸204に挿通するように重合する。さらにその上から、ボディ201を軸孔201dがラッチ軸204に挿通するように重合する。
つぎに、バンパラバー208をボディ201の前方側のバンパラバー組付孔201fに挿入する。さらに、スプリング209を、一方の端部209aがボディ201の前方側の被掛止部201g、他方の端部209bがラッチ205の係合部205bにそれぞれ掛止されるように組み付ける。
次いで、ポール206をボディ201の前方側のポール組付孔201eに挿入する。さらに、スプリング210を、一方の端部210aがボディ201の被掛止部201h、他方の端部210bがポール206の係合部206eにそれぞれ掛止されるように組み付ける。
図11から図13は、図2に示す噛合部アッセンブリの組立工程を説明するための図である。図11に示すように、スプリング組付工程として、スプリング211をボディ201のスプリング収容部201cに組み付ける。このとき、スプリング211の端部211aを被掛止部201hに掛止し、かつスプリング211の端部211bをボディ201の突部201iに当接した状態とする。
つぎに、図12に示すように、レバー仮組工程として、第1レバー207aの軸孔207aaをボディ201の枢軸201bに挿通し、第1レバー207aのボディ201側の面がボディ201の突部201iに当接した仮組状態とする。そして、レバー組付工程として、第1レバー207aをボディ201側に押圧しながらスプリング211の付勢力に逆らう方向(図12における矢印A14の方向)に回転させ、図5のような第1レバー207aがスプリング211の端部211bとボディ201の突部201iとの間に狭入された状態とする。狭入された第1レバー207aは、スプリング211の端部211bとボディ201の突部201iと当接して、スプリング211の端部211bにより解除位置から待機位置(図12において時計回りの方向)に回転するように付勢される。
さらに、図7のように第1レバー207aの前方側に第2レバー207bが重合するように、第2レバー207bの軸孔207baをボディ201の枢軸201bに挿通する。
そして、バックプレート203の軸孔203bにラッチ軸204の小径軸部204aを回転不能に圧入する。このとき、バックプレート203のねじ孔203dをカバープレート202の貫通孔202dおよびボディ201の貫通孔201jと重なるように重合し、さらに、図13に示すように、バックプレート203に形成された十字孔203aをボディ201の枢軸201bの先端に形成された十字突起に嵌合させる。その後、ボルトV1をバックプレート203のねじ孔203dに螺合することにより、噛合部アッセンブリ200が組み立てられる。
ここで、従来アウトサイドレバーは、操作部アッセンブリのケーシングにねじ止めにより回転可能に固定されていた。すなわち、アウトサイドレバーを組み付けるためにねじ止めする工程が必要であった。
しかしながら、ドアラッチ装置100において、アウトサイドレバー207は、噛合部アッセンブリ200のボディ201の枢軸201bに、第1レバー207aの軸孔207aaと第2レバー207bの軸孔207baとを挿通することにより組み付けられている。その結果、アウトサイドレバー207は、噛合部アッセンブリ200と一体化されており、アウトサイドレバー207を組み付けるために別途ねじ止め工程を行う必要がない。したがって、ドアラッチ装置100は、組立効率が向上した車両用ドアラッチ装置である。
さらに、ドアラッチ装置100は、ねじ止めする必要がないので、ねじを用意する必要がなく、部品点数を削減できるという効果も奏する。
また、噛合部アッセンブリ200は、ボディ201を介装したカバープレート202とバックプレート203とを、ラッチ軸204とボルトV1とにより固定して一体化されている。そして、ボディ201の十字突起とバックプレート203の十字孔203aとが嵌合され、相互に固定されている。その結果、アウトサイドレバー207は、噛合部アッセンブリ200に回転可能かつ脱落しないように固定される。したがって、ドアラッチ装置100は、ねじ止めする工程が必要なく、組立効率が向上した車両用ドアラッチ装置である。
また、通常、軸を軸孔に固定するには、軸の先端をカシメて固定する必要がある。カシメる工程として、たとえば回転カシメが用いられるが、この工程は短くても1秒弱を要し、他の工程と比較して時間のかかる工程である。そのため、全体で数秒程度のドアラッチ装置の組立工程において、このようなカシメる工程の回数が多いと、組立効率が低下する。
しかしながら、ドアラッチ装置100は、上述の構成によりアウトサイドレバー207を組み付ける際にカシメる工程を必要としない。したがって、ドアラッチ装置100は、組立効率が向上した車両用ドアラッチ装置である。
また、上述のように従来アウトサイドレバーを操作部アッセンブリ側に組み付けていたため、アウトサイドレバーと噛合部アッセンブリとの間に、アウトサイドレバーを付勢するためのスプリングを配置する必要があった。その結果、スプリングの組付性が悪く、組み立て作業時にスプリングが脱落する場合があった。さらに、アウトサイドレバーと噛合部アッセンブリとの間にスプリングを配置するため、ドアラッチ装置が大型化するという課題があった。
しかしながら、ドアラッチ装置100において、スプリング211は、ボディ201のスプリング収容部201cに収容され、その上に第1レバー207a、第2レバー207bを介してバックプレート203が固定される。その結果、スプリング211は、ボディ201とバックプレート203とに覆われた空間に収容されて脱落が防止されるので、ドアラッチ装置100は、組付性の向上した車両用ドアラッチ装置である。
さらに、スプリング211は、ボディ201とバックプレート203との内部に収容されるため、アウトサイドレバー207と噛合部アッセンブリ200との間にスプリング211を配置するスペースを必要としない。したがって、ドアラッチ装置100は、小型化した車両用ドアラッチ装置である。
また、通常2つの部材の間に他の部材を挟入する工程は、少なくとも2つの部材に同時に力を加える複雑な工程を行う必要がある。しかしながら、ドアラッチ装置100の組立工程は、スプリング組付工程と、レバー仮組工程と、レバー組付工程とを有し、これらの工程は、スプリング211または第1レバー207aのいずれか一方の部材に力を加える工程である。その結果、ドアラッチ装置100は、複雑な工程を必要とせず、組付性の向上した車両用ドアラッチ装置である。
以上のように、本実施の形態に係るドアラッチ装置100は、組立効率が向上した車両用ドアラッチ装置であり、ドアラッチ装置100の組立方法は、組立効率が向上した車両用ドアラッチ装置の組立方法である。
なお、上記実施の形態において、車両用ドアラッチ装置がドア側に設けられており、ストライカが車体側に設けられているものとして説明したが、本発明はこれに限られない。すなわち、本発明は、車両用ドアラッチ装置が車体側に設けられており、ストライカがドア側に設けられている場合にも適応可能である。
また、上記実施の形態において、車両用ドアラッチ装置は、自動車のフロントサイドドアに取り付けられるものとして説明したが、本発明の車両用ドアラッチ装置は、リアドアにも取り付け可能であることは勿論である。
また、上記実施の形態において、車両用ドアラッチ装置は、自動車の右側のドアに取り付けられるものとして説明したが、本発明の車両用ドアラッチ装置を自動車の左側のドアに取り付ける場合には、車両前後方向に沿った平面に対して左右対称に構成すればよい。
また、上記実施の形態において、ボディの枢軸の先端は十字突起であり、バックプレートの十字孔と嵌合するものとして説明したが、本発明はこれに限られない。すなわち、ボディの枢軸の先端の形状とバックプレートの軸孔の形状とが一致し、それらが嵌合されてボディとバックプレートとの位置が相互に固定されればよく、たとえば多角形などであってよい。
また、上記実施の形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
100 ドアラッチ装置
200 噛合部アッセンブリ
201 ボディ
201a ストライカ進入溝
201b 枢軸
201c スプリング収容部
201d、202b、202c、203b、203c、205a、207aa、207ba、309a、315a 軸孔
201e ポール組付孔
201f バンパラバー組付孔
201g、201h 被掛止部
201i 突部
201j、202d 貫通孔
202 カバープレート
202a 切欠部
202e、202f、203d ねじ孔
203 バックプレート
203a 十字孔
204 ラッチ軸
204a 小径軸部
205 ラッチ
205b、205c、206d、206e、207ab、207ad、207bb、302b、304b、315b、315c、315d 係合部
206 ポール
206a、206b 軸部
206c リリースレバー
207 アウトサイドレバー
207a 第1レバー
207ac、209a、209b、210a、210b、211a、211b 端部
207b 第2レバー
208 バンパラバー
209、210、211、323、324 スプリング
300 操作部アッセンブリ
301 ケーシング
301a 操作部アッセンブリ収容部
301aa、301ab、301ac 支持軸
301b 噛合部アッセンブリ収容部
302 リリース部材
302a 連結部
303 カムサイレンサー
304 ロックレバー
304a 軸筒
305 リング
306 キーアクセス
307 スライドレバー
308 モータ
308a ウォーム
309 ウォームホイール
310 カプラ
311 半ドア検出スイッチ
312 ロック/アンロック検出スイッチ
313 キースイッチ
314 スイッチプレート
314a 開口部
315 インサイドレバー
316 キャンセルレバー
317 ねじ
318 カバー部材
319 カプラクッション
320 防水カバー
321 防水シール
322 ターンオーバースプリング
V1、V2、V3 ボルト
A11、A12、A13、A14、A21、A22、A23、A24、A25、A26、A27、A28、A29、A30、A31、A32 矢印
S ストライカ

Claims (6)

  1. ドアまたは車体のいずれか一方に設けられ、前記ドアまたは前記車体のいずれか他方に設けられるストライカが前記ドアの閉移動に伴って進入するストライカ進入溝が、片面に形成されたボディと、
    進入した前記ストライカに噛合してオープン位置からラッチ位置に回転可能なラッチと、
    前記ラッチの回転に連動して、前記ラッチ位置にある前記ラッチに係合可能な係合位置へと前記ラッチとの係合が解除されるリリース位置から回転して前記ラッチに係合することで前記ドアを閉位置に拘束するポールと、
    前記ドアまたは前記車体に設けられたハンドルの開操作に基づいて、解除位置から待機位置へ回転することにより、連動する前記ポールを前記リリース位置から前記係合位置へ回転させるレバーと、
    前記レバーを前記解除位置から前記待機位置に回転するように付勢するスプリングと、
    前記ボディの前記ストライカ進入溝が形成された面に組み付けられるカバープレートと、
    前記カバープレートと前記ボディを介装して固定されるバックプレートと、を備え、
    前記レバーは、軸孔を有し、
    前記ボディは、前記スプリングを収容するスプリング収容部と、前記レバーの前記軸孔を挿通されて前記レバーを回転可能に支持する先端が十字突起の突起枢軸と、を有し、
    前記バックプレートは、前記十字突起を挿入される十字孔を有することを特徴とする車両用ドアラッチ装置。
  2. 前記レバーは、前記ドアに設けられ前記車体の外部から前記ドアを開けるアウトサイドハンドルの開操作に基づいて、前記解除位置から前記待機位置に回転するアウトサイドレバーであることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアラッチ装置。
  3. 前記レバーは、前記ボディの前記突起枢軸に挿通される軸孔を有する第1レバーと、前記ボディの前記突起枢軸に前記第1レバーに挿通される軸孔を有する第2レバーとの2分割構造であることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ドアラッチ装置。
  4. 前記ボディは、前記スプリングの一端を掛止する被掛止部と、前記待機位置の前記レバーと当接する突部とを有し、
    前記スプリングは、一端が前記ボディの前記被掛止部に掛止され、かつ他端が前記ボディの前記突部に当接された状態として組み付けられ、
    前記レバーは、前記レバーの前記軸孔を前記ボディの前記突起枢軸に挿通し、前記レバーの前記ボディ側の面が前記ボディの前記突部に当接した仮組状態とされ、
    前記レバーを前記ボディ側に押圧しながら前記スプリングの付勢力に逆らう方向に回転させ、前記レバーを前記スプリングの前記他端と前記ボディの前記突部との間に狭入されて組み付けられることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の車両用ドアラッチ装置。
  5. ドアまたは車体のいずれか一方に設けられ、前記ドアまたは前記車体のいずれか他方に設けられるストライカが前記ドアの閉移動に伴って進入するストライカ進入溝が、片面に形成されたボディと、
    進入した前記ストライカに噛合してオープン位置からラッチ位置に回転可能なラッチと、
    前記ラッチの回転に連動して、前記ラッチ位置にある前記ラッチに係合可能な係合位置へと前記ラッチとの係合が解除されるリリース位置から回転して前記ラッチに係合することで前記ドアを閉位置に拘束するポールと、
    前記ドアまたは前記車体に設けられたハンドルの開操作に基づいて、解除位置から待機位置へ回転することにより、連動する前記ポールを前記リリース位置から前記係合位置へ回転させるレバーと、
    前記レバーを前記解除位置から前記待機位置に回転するように付勢するスプリングと、
    前記ボディの前記ストライカ進入溝が形成された面に組み付けられるカバープレートと、
    前記カバープレートと前記ボディを介装して固定されるバックプレートと、を備え、
    前記レバーは、軸孔を有し、
    前記ボディは、前記スプリングを収容するスプリング収容部と、前記レバーの前記軸孔を挿通されて前記レバーを回転可能に支持する先端が十字突起の突起枢軸と、前記スプリングの一端を掛止する被掛止部と、前記待機位置の前記レバーと当接する突部とを有し、
    前記バックプレートは、前記十字突起を挿入される十字孔を有する車両用ドアラッチ装置の組付方法であって、
    前記スプリングの一端を前記被掛止部に掛止し、かつ前記スプリングの他端を前記ボディの前記突部に当接した状態とするスプリング組付工程と、
    前記レバーの前記軸孔を前記ボディの前記突起枢軸に挿通し、前記レバーの前記ボディ側の面が前記ボディの前記突部に当接した状態とするレバー仮組工程と、
    前記レバーを前記ボディ側に押圧しながら前記スプリングの付勢力に逆らう方向に回転させ、前記レバーを前記スプリングの前記他端と前記ボディの前記突部との間に狭入するレバー組付工程とを備えることを特徴とする車両用ドアラッチ装置の組立方法。
  6. 請求項に記載の車両用ドアラッチ装置の組立方法を用いて製造されたことを特徴とする車両用ドアラッチ装置。
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