JP6476466B2 - 車両用ドアラッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアラッチ装置に関するものである。
車両用のドアラッチ装置の中には、ドアに固定される合成樹脂製のボディ、およびボディ内に収容され車体側のストライカに係合可能なラッチ、ラッチに係合可能なポール等の噛合機構を備える噛合部アッセンブリと、上記ボディの裏側に固定される合成樹脂製のケーシング、およびケーシング内に組み付けられ、噛合機構を操作することにより、ドアをロック状態とアンロック状態とに切り替え可能な操作機構を備える操作部アッセンブリとを一体化したものがある(たとえば特許文献1、2参照)。
また、このようなドアラッチ装置は、ドアの車内側のインサイドハンドルを開操作することによりドアを開扉状態とするが、インサイドハンドルを子供がいたずらで開操作してもドアが開扉状態とならないようにするためのチャイルドプルーフロックを有するものがある。
従来、チャイルドプルーフロックとして、インサイドハンドルの開操作で回動するインサイドレバーと、インサイドレバーと連動してアウトサイドレバーを動かすリンクレバーと、チャイルドプルーフロックがロック状態のとき、リンクレバーとアウトサイドレバーとの係合を解除させ、チャイルドプルーフロックがアンロック状態のとき、リンクレバーとアウトサイドレバーとを係合させるチャイルドレバーと、の3部品からなるチャイルドプルーフロックを有するドアラッチ装置があった。
特許第4765123号公報 特開2012−233318号公報
近年においては、ドアラッチ装置の組立効率を向上させるために自動組立てが行われており、さらなる組立効率の向上が求められている。そこで、ドアラッチ装置の部品点数を削減すると、部品を組み付ける工程が減るので、組立効率が向上する。そのため、ドアラッチ装置の部品点数を削減することが好ましい。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、組立効率が向上した車両用ドアラッチ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る車両用ドアラッチ装置は、ドアまたは車体のいずれか一方に設けられ、前記ドアまたは前記車体のいずれか他方に設けられて前記ドアの閉移動に伴って進入するストライカに係合することにより、前記ドアを閉位置に保持可能な噛合機構を有する噛合部アッセンブリと、前記ドアをロック状態とアンロック状態とに切り替え可能な操作機構を有する操作部アッセンブリと、を備え、前記噛合部アッセンブリは、進入した前記ストライカに噛合して回転可能なラッチと、前記ラッチの回転に連動して回転し、前記ラッチに係合することで前記ドアを閉位置に拘束するポールと、を有し、前記噛合部アッセンブリは、前記ドアの車内側に設けられたインサイドハンドルの開操作に基づいて回転するインサイドレバーと、軸部を有し、前記軸部を中心として軸回りに回転可能なチャイルドプルーフレバーと、を有し、前記チャイルドプルーフレバーは、ロック位置にあるときは回転した前記インサイドレバーと当接せず、アンロック位置にあるときは回転した前記インサイドレバーと当接して該インサイドレバーに連動して前記軸部を中心として軸回りに回転することにより、前記ポールによる前記ドアの閉位置への拘束を解除し、前記操作部アッセンブリは、前記噛合部アッセンブリを嵌着され、前記操作機構を組み付けられるケーシングと、前記ケーシングと嵌合されて、前記ケーシングとともに前記噛合部アッセンブリおよび前記操作部アッセンブリを収容するカバー部材と、を有し、前記チャイルドプルーフレバーは、前記軸部の軸心と直交する面内方向に延伸する嵌合部を有し、前記カバー部材は、前記チャイルドプルーフレバーの前記嵌合部を挿入される挿入口を有し、前記ケーシングと前記カバー部材との嵌合により、前記カバー部材の前記挿入口が前記ケーシングによって封止され、前記係合部は前記嵌合部に設けられ、前記嵌合部および前記係合部は前記カバー部材の内部に収容されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る車両用ドアラッチ装置は、前記係合部は、前記嵌合部から延出するアームの先端に設けられており、前記アームは前記カバー部材の内部に収容されていることを特徴とする。
本発明によれば、組立効率が向上した車両用ドアラッチ装置を実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両用ドアラッチ装置の斜視図である。 図2は、図1に示す車両用ドアラッチ装置の噛合部アッセンブリの斜視図である。 図3は、図2に示す噛合部アッセンブリの構成を示す分解斜視図である。 図4は、図2に示す噛合部アッセンブリの内部構成を示す前面図である。 図5は、図2に示す噛合部アッセンブリの内部構成を示す後面図である。 図6は、図2に示す噛合部アッセンブリの第1レバーと第2レバーとの位置関係を示す前面図である。 図7は、図1に示す車両用ドアラッチ装置の操作部アッセンブリの構成を示す分解斜視図である。 図8は、図7に示す操作部アッセンブリのインサイドレバーの拡大図である。 図9は、図7に示す操作部アッセンブリのチャイルドプルーフレバーの拡大図である。 図10は、図7に示す操作部アッセンブリのカバー部材の拡大図である。 図11は、図7に示す操作部アッセンブリのロック状態の動作を説明するための図である。 図12は、図7に示す操作部アッセンブリのアンロック状態の動作を説明するための図である。 図13は、チャイルドプルーフレバーのロック状態を示す図である。 図14は、チャイルドプルーフレバーのロック状態の動作を説明するための図である。 図15は、チャイルドプルーフロックのアンロック状態を示す図である。 図16は、チャイルドプルーフロックのアンロック状態の動作を説明するための図である。 図17は、チャイルドプルーフレバーを組み付ける様子を表す図である。 図18は、チャイルドプルーフレバーを組み付ける様子を表す図である。 図19は、チャイルドプルーフレバーを組み付ける様子を表す図である。
以下に、図面を参照して本発明に係る車両用ドアラッチ装置の実施の形態を説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一または対応する要素には適宜同一の符号を付している。
(実施の形態)
以下、本実施の形態の車両用ドアラッチ装置を図1〜図19に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る車両用ドアラッチ装置の斜視図である。なお、以下の説明では、ドアラッチ装置100を車両に取り付けた状態において、図1中の左方を「車内側(I)」、右方を「車外側(O)」、上方を「上方(U)」、下方を「下方(D)」、図面奥側を「前方(F)」、図面手前側を「後方(R)」として説明する。これらの方向の定義は説明の便宜上のものであり、ドアラッチ装置100の向きは、その取付車種や取付位置等によって変化することは勿論である。
本実施の形態のドアラッチ装置100は、自動車の右側のリアサイドドア(以下ドアと略称する)内の後端部に取り付けられるもので、車体側のストライカに係合することにより、ドアを閉扉状態に保持可能な噛合機構を有する噛合部アッセンブリ200を、噛合部アッセンブリ200を操作するための操作部アッセンブリ300に組み付けて、噛合部アッセンブリ200と操作部アッセンブリ300とを一体化することによって構成されている。
まず、噛合部アッセンブリ200の構成を説明する。図2は、図1に示す車両用ドアラッチ装置の噛合部アッセンブリの斜視図である。図3は、図2に示す噛合部アッセンブリの構成を示す分解斜視図である。
図3に示すように、噛合部アッセンブリ200は、ボディ201と、ボディ201の後方側に固定されるカバープレート202と、ボディ201の前方側に固定されるバックプレート203と、後方側から挿通されるラッチ軸204と、ラッチ軸204に回転可能に支持されるラッチ205と、ラッチ205に係合することでドアを閉位置に拘束するポール206と、ラッチ205とポール206との係合を解除するアウトサイドレバー207と、進入したストライカおよびポール206と当接するバンパラバー208とを備える。
つぎに、噛合部アッセンブリ200の各部材について詳細に説明する。
ボディ201は、たとえば合成樹脂からなり、車体に設けられたストライカがドアの閉移動に伴って進入するストライカ進入溝201aが、片面(後方側)に形成されている。
カバープレート202は、たとえば各種の金属からなり、ストライカが進入可能な切欠部202aを有し、ボディ201のストライカ進入溝201aが形成された後方側の面に組み付けられる。
バックプレート203は、たとえば各種の金属からなり、カバープレート202とボディ201を介装してラッチ軸204とボルトV1とにより固定される。その結果、噛合部アッセンブリ200が一体化される。また、バックプレート203は、ボディ201の枢軸201bの先端に形成された十字突起を挿入される十字孔203aを有する。
ラッチ軸204は、カバープレート202の軸孔202b、ラッチ205の軸孔205a、およびボディ201の軸孔201cを後方側からこの順に貫通し、先端部の小径軸部204aがバックプレート203の軸孔203bに実質的に回転不能に圧入される。
ラッチ205は、ラッチ軸204に枢支されてボディ201における後方側の内部に収容され、進入したストライカに噛合してオープン位置から半ドア位置を経てラッチ位置にラッチ軸204の軸回りに回転する。また、ラッチ205は、前方側に突出した係合部205bを有する。
図4は、図2に示す噛合部アッセンブリの内部構成を示す前面図である。図4は、ラッチ位置にあるラッチ205を図示している。ラッチ205は、図4に示すように係合部205bがスプリング209と係合することにより、ラッチ位置からオープン位置(図4において反時計回りの方向)に回転するように付勢されている。
図3に戻り、ポール206は、ボディ201に形成されたポール組付孔201dに組付けられる。さらに、ポール206は、前部の軸部206aがバックプレート203の軸孔203cに、後部の軸部206bがカバープレート202の軸孔202cに挿通され、回動可能に枢支される。
つぎに、図4は、係合位置にあるポール206を図示している。ポール206は、スプリング210によりラッチ位置にあるラッチ205に係合可能な係合位置の方向へ、ラッチ205との係合が解除されるリリース位置から回転するように付勢される。すなわち、ポール206は、図4において時計回りの方向に付勢されている。
さらに、ポール206は、ドアに設けられたハンドルの開操作に基づいて、後述する操作部アッセンブリ300のリリース部材302が当接してポール206を係合位置からリリース位置に回転させることによりラッチ205との係合を解除するリリースレバー206cを有する。
図5は、図2に示す噛合部アッセンブリの内部構成を示す後面図である。図5は、係合位置にあるポール206を図示している。ポール206は反時計回りの方向に付勢されている。その結果、ポール206は、ラッチ205の回転に連動して係合位置からリリース位置に回転し、付勢力によりリリース位置から係合位置に回転してラッチ205に係合することでドアを閉位置に拘束する。また、ポール206は、ストライカSに噛合したラッチ205と係合可能な係合部206dを有する。
図3に戻り、アウトサイドレバー207は、ボディ201の枢軸201bに挿通される軸孔207aaを有する第1レバー207aと、この第1レバー207aの前方側に重合し、ボディ201の枢軸201bに挿通される軸孔207baを有する第2レバー207bとの2分割構造となっている。そして、第1レバー207aと第2レバー207bとは、それぞれラッチ軸204と平行をなすようにボディ201に前向きに一体形成した枢軸201bがバックプレート203の十字孔203aに挿入されることにより、枢軸201bに回転可能に支持される。
第1レバー207aは、図4に示すように、スプリング211によって、解除位置から待機位置(図4において時計回りの方向)に回転するように付勢されている。
図6は、図2に示す噛合部アッセンブリの第1レバーと第2レバーとの位置関係を示す前面図である。図6に示すように、第2レバー207bは、スプリング211によって、解除位置から待機位置(図6において時計回りの方向)に回転するように付勢されている。
第1レバー207aと第2レバー207bとは、第2レバー207bの車内側に突出した爪状の係合部207bbが第1レバー207aの前後方向に延伸する係合部207abの下面と当接することにより、図6に示す待機位置からリリース位置(図6において時計回りの方向)へ一体的に連動する。
第2レバー207bの車外側の端部は、ドアのアウタパネルに設けたアウトサイドハンドル(図示略)に、ロッド等の操作力伝達部材(図示略)を介して連結される。アウトサイドハンドルを開操作すると、第1レバー207aの車内側の端部207acに連結された後述する操作部アッセンブリ300のリリース部材302を介して、ポール206のリリースレバー206cに開操作に基づいた入力を行い、ドアを開くことができる。
すなわち、アウトサイドレバー207は、ドアに設けられ車体の外部からドアを開けるアウトサイドハンドルの開操作に基づいて、解除位置から待機位置に回転することにより、連動するポール206をリリース位置から係合位置へ回転させ、ラッチ205とポール206との係合を解除させることができる。
図4に戻り、バンパラバー208は、ゴム等の弾性部材からなり、ボディ201に形成されたバンパラバー組付孔201eに組み付けられ、進入したストライカSによる衝撃を吸収する。
スプリング209は、一方の端部209aがボディ201の紙面手前側である前方側の被掛止部201f、他方の端部209bがラッチ205の係合部205bにそれぞれ掛止され、ラッチ205を付勢する。
スプリング210は、一方の端部210aがボディ201の被掛止部201g、他方の端部210bがポール206の係合部206eにそれぞれ掛止され、ポール206を付勢する。
スプリング211は、一方の端部211aがボディ201の被掛止部201g、他方の端部211bが第1レバー207aの係合部207adにそれぞれ掛止され、第1レバー207aおよび第2レバー207bを付勢する。
図3に戻り、ボルトV1は、ドアのインナパネルの取付孔(図示略)、カバープレート202の貫通孔202d、およびボディ201の貫通孔201hをこの順に貫通し、バックプレート203のねじ孔203dに螺合される。
ボルトV2、ボルトV3は、ドアのインナパネルの取付孔(図示略)を貫通し、それぞれカバープレート202のねじ孔202e、ねじ孔202fに螺合される。噛合部アッセンブリ200は、これらのボルトV1〜ボルトV3により、操作部アッセンブリ300とともにドアのインナパネルに固定される。この際、ボルトV1がバックプレート203のねじ孔203dにも螺合することにより、ボディ201の裏面にバックプレート203が固定される。
つぎに、噛合部アッセンブリ200の動作を説明する。
はじめに、ドアを開状態から閉状態とするときの噛合部アッセンブリ200の動作について説明する。ドアの閉操作が行われ、図5の矢印A11に示すように、ストライカSがボディ201のストライカ進入溝201aに進入してくると、ラッチ205が矢印A12のようにオープン位置から半ドア位置を経て図5に図示するラッチ位置に回転する。さらに、ラッチ205に当接してポール206の係合部206dが押下され、ポール206が矢印A13の方向に回転する。その後、ポール206は、スプリング210により付勢された方向(図5において反時計回りの方向)に回転し、ラッチ205の係合部205cとポール206の係合部206dとが係合する。このストライカSとラッチ205とが噛合し、ラッチ205の係合部205cとポール206の係合部206dとが係合した状態がドアの閉状態である。
つぎに、ドアを閉状態から開状態とするときの噛合部アッセンブリ200の動作について説明する。ドアの閉状態において、ポール206のリリースレバー206cにハンドルの開操作に基づいた入力が行われると、図5の矢印A13に示すようにポール206が係合位置からリリース位置に回転し、ラッチ205の係合部205cとポール206の係合部206dとの係合が解除される。すると、付勢力によりラッチ205がラッチ位置からオープン位置に回転し、ストライカSとラッチ205との噛合が解除される。この状態から、さらにドアを車外方向に開扉操作するとドアが開状態となる。なお、ポール206は、ハンドルの開操作に基づいた入力が解除されると、スプリング210による付勢力によってリリース位置から係合位置に回転して戻る。
つぎに、操作部アッセンブリ300の構成について説明する。操作部アッセンブリ300は、アンロック状態にあるときには、ドアの車外側のアウトサイドハンドルまたはドアの車内側のインサイドハンドルを開操作することにより、噛合部アッセンブリ200のラッチ205とストライカとの係合を解除してドアを開扉可能とし、また、ロック状態にあるときには、アウトサイドハンドルまたはインサイドハンドルを開操作しても、ドアを開扉不能とする機能を有する。
図7は、図1に示す車両用ドアラッチ装置の操作部アッセンブリの構成を示す分解斜視図である。図7に示すように、操作部アッセンブリ300は、噛合部アッセンブリ200とともに、平面視ほぼL字状のケーシング301に組み込まれる。
操作部アッセンブリ300は、上述したアウトサイドレバー207における第1レバー207aと係合するリリース部材302と、リリース部材302と係合しカムサイレンサー303を嵌着され、ロック位置およびアンロック位置に切り替え可能なロックレバー304と、ロックおよびアンロック操作用のモータ305と、モータ305の回転軸に固着されたウォーム305aおよびカムサイレンサー303と噛み合いロックレバー304をロック位置およびアンロック位置に切り替え可能なウォームホイール306と、カプラ307、ラッチ205の位置検出を行う半ドア検出スイッチ308、ロックレバー304の位置検出を行うロック/アンロック検出スイッチ309を連結するようにして、一体としてケーシング301に組み付けられるスイッチプレート310と、インサイドハンドルの開操作によりドアを開扉可能とするインサイドレバー311と、チャイルドプルーフロックを掛けるためのチャイルドプルーフレバー312と、を備える。
そして、噛合部アッセンブリ200および操作部アッセンブリ300は、ケーシング301と、ケーシング301の車内側の開口部を覆い、ケーシング301にねじ313で固定される合成樹脂製のカバー部材314と、カバー部材314に車外方向から嵌着されてカプラ307の外周を保護するカプラクッション315と、上方から嵌着されてケース内への雨水等の浸入を防止するための合成樹脂製の防水カバー316と、カバー部材314の車内側側面に貼着され、車内側への雨水等の浸入を防止する防水シール317とによって構成されるケース内に収容される。
つぎに、操作部アッセンブリ300の各部材について詳細に説明する。
ケーシング301は、たとえば合成樹脂からなり、噛合部アッセンブリ200を嵌着され、操作部アッセンブリ300の操作機構を組み付けられる。ケーシング301は、車内側が開口された操作部アッセンブリ収容部301aと、この操作部アッセンブリ収容部301aにおける後端から車外方向へほぼ直角をなすように延出し操作部アッセンブリ収容部301aと連続する噛合部アッセンブリ収容部301bとを備える。
リリース部材302は、連結部302aにアウトサイドレバー207の第1レバー207aにおける車内側の端部207acを連結され、アウトサイドレバー207と連動する。また、リリース部材302は、アンロック状態におけるインサイドハンドルの開操作により回転するインサイドレバー311と当接して連動する。
カムサイレンサー303は、上方側中央に形成された溝がウォームホイール306の車外側に形成され係合部(図示略)と係合する。
ロックレバー304は、車内外方向を向く軸筒304aを、操作部アッセンブリ収容部301aの側面に突設された車内側を向く支持軸301aaに、車内側より嵌合することにより、操作部アッセンブリ収容部301a内に組み込まれている。ロックレバー304は、ターンオーバースプリング318により、ロック位置にあるときはロック位置の方向に、アンロック位置にあるときはアンロック位置の方向にそれぞれ付勢されている。
さらに、ロックレバー304は、軸筒304aにスプリング319を挿通され、その上からリリース部材302が組み付けられる。その結果、リリース部材302は、スプリング319によりポール206との係合が解除される方向(図7において下方側)に付勢される。
また、ロックレバー304は、モータ305の動作により、リリース部材302がポール206と係合しないロック位置とリリース部材302がポール206と係合するアンロック位置とに切り替えられる。
モータ305は、スイッチプレート310の略中央部に載置される。そして、モータ305は、回転軸に固着されたウォーム305aがウォームホイール306と噛合して正逆回転し、ロックレバー304をロック位置およびアンロック位置に切り替える。
ウォームホイール306は、中心の軸孔306aを、操作部アッセンブリ収容部301aの中央部に突設された車内側を向く支持軸301abに嵌合することにより、操作部アッセンブリ収容部301a内に車内側より組み込まれる。そして、ウォームホイール306は、外周に形成された歯がモータ305のウォーム305aと噛合し、車外側に形成された係合部がカムサイレンサー303と噛合する。その結果、ウォームホイール306は、モータ305の回転によりロックレバー304をロック位置およびアンロック位置に切り替える。
インサイドレバー311は、上端部の軸孔311aを、操作部アッセンブリ収容部301aの後方側の端部の側面に突設された車内側を向きスプリング320を挿通された支持軸301acに嵌合することにより、操作部アッセンブリ収容部301a内に車内側より組み込まれる。そして、インサイドレバー311は、ケーシング301とカバー部材314とが嵌合されることにより、ケース内に枢止される。
図8は、図7に示す操作部アッセンブリのインサイドレバーの拡大図である。インサイドレバー311は、一方の端部320aがインサイドレバー311の係合部311bに、他端がケーシング301に掛止されたスプリング320によりインサイドハンドルによる開操作を待機状態に戻す方向(図8において反時計回りの方向)に回転するように付勢される。インサイドレバー311は、チャイルドプルーフロックがアンロック状態にあるとき、インサイドハンドルの開操作によりドアを開扉可能とする。
また、インサイドレバー311は、長孔311cを有し、長孔311cで肉抜きされることで軽量化されている。
図9は、図7に示す操作部アッセンブリのチャイルドプルーフレバーの拡大図である。図9に示すように、チャイルドプルーフレバー312は、軸部312aと、軸部312aの軸心と直交する面内方向に延伸する嵌合部312bと、チャイルドプルーフロックのロック/アンロックを切り替えるためのつまみ部312cと、インサイドレバー311と当接する係合部312dとを有する。
カバー部材314は、ケーシング301と嵌合されて、ケーシング301とともに噛合部アッセンブリ200および操作部アッセンブリ300を収容する。
図10は、図7に示す操作部アッセンブリのカバー部材の拡大図である。図10に示すように、カバー部材314は、チャイルドプルーフレバー312を挿入されるチャイルドプルーフレバー挿入部314aを有し、チャイルドプルーフレバー312は、チャイルドプルーフレバー挿入部314aに軸部312aを中心として軸回りに回転可能に支持される。さらに、チャイルドプルーフレバー挿入部314aは、チャイルドプルーフレバー312の軸部312aを嵌入される溝部314aaを有し、溝部314aaの軸部312aが進入する方向の中央部には膨出部314abが形成されている。その結果、膨出部314abによりチャイルドプルーフレバー312をロック状態とアンロック状態とに切り替える際の節度感が与えられる。
つぎに、操作部アッセンブリ300の動作を説明する。
はじめに、ドアがロック状態、すなわちロックレバー304がロック位置にある場合について説明する。図11は、図7に示す操作部アッセンブリのロック状態の動作を説明するための図である。図11は、ドアラッチ装置100を紙面手前側である車内側から視た図である。
まず、図11に示すように、インサイドハンドルにドアの開操作が行われると、インサイドレバー311の係合部311dが矢印A21の方向に引っ張られる。すると、インサイドレバー311は、矢印A22のように回転する。このとき、インサイドレバー311の係合部311eとチャイルドプルーフレバー312の係合部312dとが当接し、チャイルドプルーフレバー312が矢印A23のように軸部312aを中心として軸回りに回転する。さらに、チャイルドプルーフレバー312の係合部312dとリリース部材302の下方側の端部とが当接し、矢印A24のようにリリース部材302が上方側に移動する。このとき、ロック状態においては、リリース部材302の係合部302bとポール206のリリースレバー206cとが当接せず空振りするため、ドアの閉状態が維持される。
つぎに、アウトサイドハンドルにドアの開操作が行われると、アウトサイドレバー207の第2レバー207bに連動してアウトサイドレバー207の第1レバー207aが矢印A25の方向に回転する。このとき、第1レバー207aの端部207acとリリース部材302の連結部302aとが連結されているため、第1レバー207aの回転にあわせてリリース部材302が連動する。このとき、ロック状態においてリリース部材302が矢印A24のように上方側に移動しても、リリース部材302の係合部302bは、ポール206のリリースレバー206cと当接せずに空振りするため、ドアの閉状態が維持される。
以上から、操作部アッセンブリ300は、ロック状態において、インサイドハンドルまたはアウトサイドハンドルを開操作しても、ドアの閉状態が維持されるように動作する。
つぎに、ドアがアンロック状態、すなわちロックレバー304がアンロック位置にある場合について説明する。図12は、図7に示す操作部アッセンブリのアンロック状態の動作を説明するための図である。図12は、ドアラッチ装置100の車内側を後方側から視た斜視図である。
まず、ドアのアンロック状態において、ロックレバー304は、矢印A31のようにロック位置から時計回りの方向に回転したアンロック位置に位置する。これと連動して、リリース部材302は、矢印A32のようにロック状態より後方側に位置している。
ここで、図12に示すように、インサイドハンドルにドアの開操作が行われると、インサイドレバー311の係合部311dが矢印A33の方向に引っ張られる。すると、インサイドレバー311は、矢印A34のように回転する。このとき、インサイドレバー311の係合部311eとチャイルドプルーフレバー312の係合部312dとが当接し、チャイルドプルーフレバー312が矢印A35のように軸部312aを中心として軸回りに回転する。さらに、チャイルドプルーフレバー312の係合部312dとリリース部材302の下方側の端部とが当接し、矢印A36のようにリリース部材302が上方側に移動する。ここで、アンロック状態では、リリース部材302の係合部302bとポール206のリリースレバー206cとが当接するため、矢印A37のようにポール206が回転する。その結果、ポール206とラッチ205との係合が解除され、矢印A38のようにラッチ205が回転し、ラッチ205とストライカとの噛合が解除される。そして、この状態からドアを車外方向に開扉操作するとドアが開状態となる。
つぎに、アウトサイドハンドルにドアの開操作が行われると、アウトサイドレバー207の第2レバー207bは、矢印A39の方向に引っ張られる。すると第2レバー207bと連動してアウトサイドレバー207の第1レバー207aが矢印A40の方向に回転する。このとき、第1レバー207aの端部207acとリリース部材302の連結部302aとが連結されているため、第1レバー207aの回転にあわせて、矢印A36のようにリリース部材302が上方側に連動する。そして、リリース部材302の係合部302bは、ポール206のリリースレバー206cと当接するため、矢印A37のようにポール206が回転する。その結果、ポール206とラッチ205との係合が解除され、矢印A38のようにラッチ205が回転し、ラッチ205とストライカとの噛合が解除される。そして、この状態からドアを車外方向に開扉操作するとドアが開状態となる。
以上から、操作部アッセンブリ300は、アンロック状態において、インサイドハンドルまたはアウトサイドハンドルを開操作すると、ドアを開状態とするように動作する。
つぎに、ドアラッチ装置100のチャイルドプルーフロックの動作について説明する。
まず、チャイルドプルーフロックがロック状態の場合のチャイルドプルーフロックの動作について説明する。図13は、チャイルドプルーフレバーのロック状態を示す図である。図13に示すように、チャイルドプルーフレバー312がカバー部材314の溝部314aaの奥(膨出部314abより奥)に押し込まれた状態がロック状態である。
図14は、チャイルドプルーフレバーのロック状態の動作を説明するための図である。図14に示すように、インサイドハンドルにドアの開操作が行われると、インサイドレバー311の係合部311dが矢印A51の方向に引っ張られる。すると、インサイドレバー311は、矢印A52のように軸孔311aを軸心として軸回りに回転する。このときロック状態においては、インサイドレバー311の係合部311eとチャイルドプルーフレバー312の係合部312dとが当接せず空振りするため、チャイルドプルーフレバー312は静止した状態を維持する。したがって、ロック状態において、インサイドハンドルに開操作を行っても、ドアのロック状態が維持される。
つぎに、チャイルドプルーフロックがアンロック状態の場合のチャイルドプルーフロックの動作について説明する。図15は、チャイルドプルーフロックのアンロック状態を示す図である。図15に示すように、チャイルドプルーフレバー312がカバー部材314の溝部314aaの後方側(膨出部314abより後方側)に位置する状態がアンロック状態である。
図16は、チャイルドプルーフロックのアンロック状態の動作を説明するための図である。図16に示すように、インサイドハンドルにドアの開操作が行われると、インサイドレバー311の係合部311dが矢印A61の方向に引っ張られる。すると、インサイドレバー311は、矢印A62のように軸孔311aを軸心として軸回りに回転する。このときロック状態においては、インサイドレバー311の係合部311eとチャイルドプルーフレバー312の係合部312dとが当接し、チャイルドプルーフレバー312が矢印A63のように軸部312aを中心として軸回りに回転する。さらに、チャイルドプルーフレバー312の係合部312dとリリース部材302のリリース部材302の下方側の端部が当接し、矢印A64のようにリリース部材302が上方側に移動する。その後、上述したようにポール206を介してラッチ205とストライカとの係合が解除され、さらに、ドアを車外方向に開扉操作するとドアが開状態となる。
以上説明したとおり、ドアラッチ装置100において、チャイルドプルーフロックは、インサイドレバー311とチャイルドプルーフレバー312との2部品で構成されている。すなわち、ドアラッチ装置100では、従来3部品で構成されていたチャイルドプルーフロックを2部品で構成しており、部品点数の削減が実現されている。したがって、ドアラッチ装置100は、組立効率が向上した車両用ドアラッチ装置である。
また、機械的な部品は、動作を繰り返し行うことにより、摩耗、劣化、疲労等によって故障する場合がある。そのため、各部品の動作回数が少なく、かつ各動作が小さいほどドアラッチ装置の耐久性が向上する。
従来ドアラッチ装置は、チャイルドプルーフロックがロック状態のときもチャイルドプルーフレバー等が動作を行う構成とされていた。これに対し、ドアラッチ装置100において、チャイルドプルーフロックがロック状態のとき、チャイルドプルーフレバー312は何ら動作を行わない。したがって、ドアラッチ装置100は、動作回数が少なくされており、耐久性の向上した車両用ドアラッチ装置である。
さらに、従来チャイルドプルーフレバーは、チャイルドプルーフレバー自体が回動する動作の大きい構成であった。これに対し、ドアラッチ装置100において、チャイルドプルーフロックがアンロック状態のとき、チャイルドプルーフレバー312は軸部312aを中心とした軸回転を行う。軸回転は部品の動作として挙動が非常に小さく、部品への負担も極めて少ない動作である。したがって、ドアラッチ装置100は、耐久性の向上した車両用ドアラッチ装置である。
つぎに、チャイルドプルーフレバー312をドアラッチ装置100に組み付ける工程を説明する。図17〜図19は、チャイルドプルーフレバーを組み付ける様子を表す図である。図17に示すように、カバー部材314のチャイルドプルーフレバー挿入部314aは、図17にハッチングで示すように挿入口314acを有する。
そして、図18に示すように、カバー部材314の溝部314aaにチャイルドプルーフレバー312の軸部312aが、カバー部材314の挿入口314acにチャイルドプルーフレバー312の嵌合部312bがそれぞれ嵌合されるように、カバー部材314にチャイルドプルーフレバー312を組み付ける。このとき、チャイルドプルーフレバー312の嵌合部312bおよび係合部312dもカバー部材314の内部に収容される。そのため、チャイルドプルーフレバー312の可動部がドアラッチ装置100の外部に露出せず、可動部に埃や汚れ等が付着して故障することが防止されている。
つぎに、図19に示すように、ケーシング301とカバー部材314とを嵌合する。このとき、カバー部材314の挿入口314ac(図17参照)が図19にハッチングでしめすケーシング301によって封止される。すなわち、ケーシング301によりチャイルドプルーフレバー312がドアラッチ装置100から脱落することが防止される。その結果、ドアラッチ装置100において、チャイルドプルーフレバー312の脱落を防止するために、専用のカバーを組み付けたり、ねじ止めなどをする必要がない。したがって、ドアラッチ装置100は、組立効率が向上した車両用ドアラッチ装置である。
以上のように、本実施の形態に係るドアラッチ装置100は、組立効率が向上した車両用ドアラッチ装置である。
なお、上記実施の形態において、車両用ドアラッチ装置がドア側に設けられており、ストライカが車体側に設けられているものとして説明したが、本発明はこれに限られない。すなわち、本発明は、車両用ドアラッチ装置が車体側に設けられており、ストライカがドア側に設けられている場合にも適応可能である。
また、上記実施の形態において、車両用ドアラッチ装置は、自動車の右側のドアに取り付けられるものとして説明したが、本発明の車両用ドアラッチ装置を自動車の左側のドアに取り付ける場合には、車両前後方向に沿った平面に対して左右対称に構成すればよい。
また、上記実施の形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
100 ドアラッチ装置
200 噛合部アッセンブリ
201 ボディ
201a ストライカ進入溝
201b 枢軸
201c、202b、202c、203b、203c、205a、207aa、207ba、306a、311a 軸孔
201d ポール組付孔
201e バンパラバー組付孔
201f、201g 被掛止部
201h、202d 貫通孔
202 カバープレート
202a 切欠部
202e、202f、203d ねじ孔
203 バックプレート
203a 十字孔
204 ラッチ軸
204a 小径軸部
205 ラッチ
205b、205c、206d、206e、207ab、207ad、207bb、302b、311b、311d、311e、312d 係合部
206 ポール
206a、206b 軸部
206c リリースレバー
207 アウトサイドレバー
207a 第1レバー
207ac、209a、209b、210a、210b、211a、211b、320a 端部
207b 第2レバー
208 バンパラバー
209、210、211、319、320 スプリング
300 操作部アッセンブリ
301 ケーシング
301a 操作部アッセンブリ収容部
301aa、301ab、301ac 支持軸
301b 噛合部アッセンブリ収容部
302 リリース部材
302a 連結部
303 カムサイレンサー
304 ロックレバー
304a 軸筒
305 モータ
305a ウォーム
306 ウォームホイール
307 カプラ
308 半ドア検出スイッチ
309 ロック/アンロック検出スイッチ
310 スイッチプレート
311 インサイドレバー
311c 長孔
312 チャイルドプルーフレバー
312a 軸部
312b 嵌合部
312c つまみ部
313 ねじ
314 カバー部材
314a チャイルドプルーフレバー挿入部
314aa 溝部
314ab 膨出部
314ac 挿入口
315 カプラクッション
316 防水カバー
317 防水シール
318 ターンオーバースプリング
V1、V2、V3 ボルト
A11、A12、A13、A21、A22、A23、A24、A25、A31、A32、A33、A34、A35、A36、A37、A38、A39、A40、A51、A52、A61、A62、A63、A64 矢印
S ストライカ

Claims (2)

  1. ドアまたは車体のいずれか一方に設けられ、前記ドアまたは前記車体のいずれか他方に設けられて前記ドアの閉移動に伴って進入するストライカに係合することにより、前記ドアを閉位置に保持可能な噛合機構を有する噛合部アッセンブリと、
    前記ドアをロック状態とアンロック状態とに切り替え可能な操作機構を有する操作部アッセンブリと、を備え、
    前記噛合部アッセンブリは、
    進入した前記ストライカに噛合して回転可能なラッチと、
    前記ラッチの回転に連動して回転し、前記ラッチに係合することで前記ドアを閉位置に拘束するポールと、を有し、
    前記噛合部アッセンブリは、
    前記ドアの車内側に設けられたインサイドハンドルの開操作に基づいて回転するインサイドレバーと、
    軸部と係合部とを有し、前記軸部を中心として軸回りに回転して前記係合部が変位するチャイルドプルーフレバーと、を有し、
    前記チャイルドプルーフレバーは、
    ロック位置にあるときは回転した前記インサイドレバーと当接せず、
    アンロック位置にあるときは前記係合部が回転した前記インサイドレバーと当接して該インサイドレバーに連動して前記軸部を中心として軸回りに回転することにより、前記ポールによる前記ドアの閉位置への拘束を解除し、
    前記操作部アッセンブリは、
    前記噛合部アッセンブリを嵌着され、前記操作機構を組み付けられるケーシングと、
    前記ケーシングと嵌合されて、前記ケーシングとともに前記噛合部アッセンブリおよび前記操作部アッセンブリを収容するカバー部材と、を有し、
    前記チャイルドプルーフレバーは、前記軸部の軸心と直交する面内方向に延伸する嵌合部を有し、
    前記カバー部材は、前記チャイルドプルーフレバーの前記嵌合部を挿入される挿入口を有し、
    前記ケーシングと前記カバー部材との嵌合により、前記カバー部材の前記挿入口が前記ケーシングによって封止され、
    前記係合部は前記嵌合部に設けられ、前記嵌合部および前記係合部は前記カバー部材の内部に収容されていることを特徴とする車両用ドアラッチ装置。
  2. 前記係合部は、前記嵌合部から延出するアームの先端に設けられており、
    前記アームは前記カバー部材の内部に収容されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアラッチ装置。
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