JP6531731B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体素子が形成されたセル領域と、セル領域を囲む外周領域と、が形成された半導体装置に関する。
従来、特許文献1に記載のように、内周部と外周部とを備えるIGBTが知られている。IGBTにおける基板の表面側には、ソース領域及びベース層を含む表面構造が形成されている。IGBTにおける基板の裏面側には、ドレイン層及びバッファ層を含む裏面構造が形成されている。表面構造と裏面構造との間には、n型高抵抗層が形成されている。
外周部では、耐圧を向上するために、内周部に対してn型高抵抗層が裏面側に突出している。すなわち、外周部は、内周部に対して裏面側で凸部を形成している。裏面構造は、内周部及び外周部にわたって厚さが均一に形成され、外周部の凸部によって屈曲した形状をなしている。
特開2004−281551号公報
上記構成において、裏面構造とn型高抵抗層との境界には、外周部の凸部に形成された段差によって、尖った角部が形成されている。これによれば、IGBTを動作させた場合に、角部付近で電位が大きく変化し易い。したがってIGBTでは、基板における特定の箇所で電界強度が高くなり易く、耐圧が低下する虞がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、耐圧が低下するのを抑制する半導体装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、括弧内の符号は、ひとつの態様として下記の実施形態における具体的手段との対応関係を示すものであって、技術的範囲を限定するものではない。
本発明のひとつは、
半導体基板(10)と、半導体基板の表面(10a)及び裏面(10b)に配置された電極と、を備え、縦型の半導体素子が形成されたセル領域(12)と、半導体基板の厚さ方向と直交する平面でセル領域を囲んでいる外周領域(14)と、が形成された半導体装置であって、
半導体基板は、
セル領域の表面に形成された表側半導体層(26,28,30)と、
外周領域の表面に形成され、耐圧を向上するための耐圧向上部(40)と、
セル領域及び外周領域の裏面に形成された裏側半導体層(32,34,38)と、
セル領域における表側半導体層と裏側半導体層との間、及び、外周領域における耐圧向上部と裏側半導体層との間に形成されたドリフト層(36)と、を有し、
外周領域では、セル領域に対して、ドリフト層が裏面側に突出しており、
裏側半導体層とドリフト層との境界面では、外周領域におけるドリフト層の突出により形成された段差部分(36a)が曲面形状をなし
段差部分は、外周領域におけるセル領域との境界とは距離をおいてセル領域の内部に形成されている。
上記構成において、裏側半導体層とドリフト層との境界面では、ドリフト層の突出により形成された段差部分が曲面形状をなしている。これによれば、外周領域におけるドリフト層がセル領域に対して裏面側に突出している場合であっても、裏側半導体層とドリフト層との境界面に角部が形成されるのを抑制できる。したがって、裏面側に形成された段差部分で電界強度が高くなるのを抑制できる。よって、セル領域と外周領域との境界付近で耐圧が低下するのを抑制できる。
第1実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す平面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 トレンチ間隔が広くされた半導体装置の断面図である。 トレンチ間隔が狭くされた半導体装置の断面図である。 トレンチ間隔と耐圧との関係を示す図である。 外周領域及びセル領域の耐圧差とスイッチグ耐量との関係を示す図である。 第2実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す断面図である。 半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 第1変形例に係る半導体装置の概略構成を示す断面図である。 第2変形例に係る半導体装置の概略構成を示す平面図である。
図面を参照して説明する。なお、複数の実施形態において、共通乃至関連する要素には同一の符号を付与するものとする。また、半導体基板の厚さ方向をZ方向、Z方向に直交する特定の方向をX方向、Z方向及びX方向に直交する方向をY方向と示す。
(第1実施形態)
先ず、図1〜図3に基づき、半導体装置100の概略構成について説明する。
半導体装置100としては、例えば、インバータやDCDCコンバータに用いられるパワースイッチング素子を採用できる。本実施形態では、半導体装置100として、IGBT素子とFWD素子とが同一の半導体基板10に形成されたRC−IGBTを採用している。言い換えると本実施形態では、半導体装置100に形成された縦型の半導体素子として、IGBT素子とFWD素子とを採用している。IGBTは、Insulated Gate Bipolar Transistorの略称である。FWDは、Free Wheel Diodeの略称である。RCは、Reverse Conductingの略称である。半導体装置100は、半導体基板10と、半導体基板10に配置された電極及び配線と、を備えている。半導体基板10は、はんだ等を介して、回路基板に実装される。
図1に示すように、半導体基板10には、半導体素子が形成されたセル領域12と、XY平面においてセル領域12を囲む外周領域14と、が形成されている。外周領域14は、半導体装置100の耐圧を確保するための領域である。図1及び図3では、セル領域12と外周領域14との境界を破線で示している。
セル領域12には、半導体素子が形成されているセル内側領域12aと、セル内側領域12aと外周領域14との間に形成されたセル外側領域12bと、が形成されている。図1では、セル内側領域12aの平面形状を明確にするために、セル内側領域12aにハッチングを施している。セル外側領域12bは、XY平面において、セル内側領域12aを囲むとともに、外周領域14に囲まれている。すなわちセル外側領域12bは、セル内側領域12a及び外周領域14と隣接している。
本実施形態においてセル内側領域12aは、IGBT素子が形成されたIGBT領域16、及び、FWD素子が形成されたダイオード領域18を有している。図1では、IGBT領域16及びダイオード領域18に対して、互いに異なるハッチングを施している。XY平面において、IGBT領域16及びダイオード領域18は、Y方向に延びて形成されている。本実施形態のセル内側領域12aには、複数のIGBT領域16、及び、複数のダイオード領域18が形成されている。X方向において、IGBT領域16及びダイオード領域18が交互に並んで形成されている。セル外側領域12bの表面10aには、電極として、複数のパッド20が形成されている。パッド20は、図示しないゲート配線等と接続されている。
図2に示すように、半導体基板10のセル領域12には、トレンチ22、ゲート電極24、ベース層26、エミッタ領域28、ボディ領域30、コレクタ層32、フィールドストップ層34、ドリフト層36、及び、カソード層38が形成されている。半導体基板10は、シリコンを主成分とした基板である。
トレンチ22は、表面10aから所定深さを有して形成されている。トレンチ22は、IGBT領域16及びダイオード領域18の両方に形成されている。半導体基板10では、複数のトレンチ22がX方向において等間隔に並んで形成されている。以下、X方向におけるトレンチ22同士の間隔をトレンチ間隔Wと示す。トレンチ22は、Y方向に延びて形成されている。
ゲート電極24は、各トレンチ22内にポリシリコンが埋め込まれて形成されたトレンチゲートである。トレンチ22の内壁には図示しないゲート絶縁膜が形成され、ゲート電極24はゲート絶縁膜を介してトレンチ22の内壁に配置されている。ゲート絶縁膜は、半導体基板10とゲート電極24との間に介在して両者を互いに絶縁している。ゲート電極24には、図示しないゲート配線が接続され、ゲート電圧が印加される。
ベース層26は、表面10aの表層に形成されたp導電型の半導体層である。ベース層26は、IGBT領域16及びダイオード領域18の両方に形成されている。トレンチ22は、ベース層26を貫通している。ダイオード領域18のベース層26は、表面10aに配置されたアノード電極、すなわち表面電極と電気的に接続されている。IGBT領域16のベース層26には、エミッタ領域28及びボディ領域30が形成されている。なお、ダイオード領域18のベース層26には、エミッタ領域28及びボディ領域30が形成されていない。
エミッタ領域28は、n導電型の半導体層である。エミッタ領域28は、表面10aに露出し、X方向においてトレンチ22と隣接している。ボディ領域30は、p導電型の半導体層である。ボディ領域30は、表面10aに露出し、X方向においてエミッタ領域28に挟まれている。エミッタ領域28及びボディ領域30は、表面10aに配置されたエミッタ電極、すなわち表面電極と電気的に接続されている。なお、表面10aには、表面電極及び配線に加えて、ポリイミド(PIQ)を用いて形成された保護膜が配置されている。ベース層26、エミッタ領域28、及び、ボディ領域30は、特許請求の範囲に記載の表側半導体層に相当する。
コレクタ層32は、p導電型の半導体層である。コレクタ層32は、IGBT領域16に形成されている。また図3に示すように、コレクタ層32は、外周領域14にも形成されている。コレクタ層32は、裏面10bに露出している。これにより、コレクタ層32は、裏面10bに配置された裏面電極と電気的に接続されている。IGBT領域16において裏面電極は、コレクタ電極に相当する。コレクタ層32のZ方向における厚さは、ほぼ均一とされている。
カソード層38は、n導電型の半導体層である。カソード層38は、ダイオード領域18にのみ形成されている。カソード層38は、裏面10bに露出している。これにより、カソード層38は、裏面10bに配置された裏面電極と電気的に接続されている。ダイオード領域18において裏面電極は、カソード電極に相当する。カソード層38のZ方向における厚さは、ほぼ均一とされている。また、裏面電極のZ方向における厚さは、ほぼ均一とされている。裏面電極は、はんだ等を介して、回路基板に接合される。
XY平面において、コレクタ層32及びカソード層38の境界は、IGBT領域16及びダイオード領域18の境界をなしている。図2では、IGBT領域16及びダイオード領域18の境界を破線で示している。
フィールドストップ層34は、n導電型の半導体層である。フィールドストップ層34は、空乏層の広がりを抑制するものである。フィールドストップ層34は、XY平面におけるセル領域12の全体に形成されている。すなわちフィールドストップ層34は、IGBT領域16及びダイオード領域18の両方に形成されている。またフィールドストップ層34は、外周領域14にも形成されている。フィールドストップ層34は、コレクタ層32及びカソード層38における裏面10bと反対の面に形成されている。本実施形態においてフィールドストップ層34のZ方向における厚さはほぼ均一とされている。
ドリフト層36は、n導電型の半導体層である。ドリフト層36は、XY平面におけるセル領域12の全体に形成されている。すなわちドリフト層36は、IGBT領域16及びダイオード領域18の両方に形成されている。またドリフト層36は、外周領域14にも形成されている。外周領域14では、セル領域12に対して、ドリフト層36が裏面10b側に突出している。ドリフト層36の突出については、下記で詳細に説明する。
図3に示すように、半導体基板10の外周領域14には、コレクタ層32、フィールドストップ層34、及び、ドリフト層36に加えて、ガードリング40が形成されている。ガードリング40は、p導電型の半導体層である。ガードリング40は、半導体装置100の耐圧を向上するために形成された耐圧向上部である。
ガードリング40は、表面10aに露出しており、XY平面においてベース層26を囲むように環状をなしている。ガードリング40が形成されていることで空乏層がセル領域12から外周領域14へ広がるため、セル領域12おける電界集中を抑制できる。
本実施形態において外周領域14には、複数のガードリング40が形成されている。複数のガードリング40は、互いに中心がほぼ一致するように、表面10aの外周端から中心に向かって並んでいる。
XY平面において、ベース層26、及び、最も内側に形成されたガードリング40の境界は、セル領域12及び外周領域14の境界をなしている。セル領域12において、最も内側に形成されたガードリング40とX方向に隣接するトレンチ22と、最も内側に形成されたガードリング40と、によって挟まれた部分には、エミッタ領域28が形成されていない。そのため、この部分は、IGBT素子として機能しない。
セル領域12において、最も内側に形成されたガードリング40とX方向に隣接するトレンチ22と、最も内側に形成されたガードリング40と、によって挟まれた部分は、セル外側領域12bである。すなわちセル外側領域12bには、エミッタ領域28が形成されていない。
最も内側に形成されたガードリング40とX方向に隣接するトレンチ22が、X方向におけるセル内側領域12aとセル外側領域12bとの境界をなしている。言い換えると、複数のトレンチ22のうち、X方向において外周領域14に最も近いトレンチ22が、セル内側領域12aとセル外側領域12bとの境界をなしている。図3では、セル内側領域12aとセル外側領域12bとの境界を一点鎖線で示している。
以下、トレンチ22、ゲート絶縁層、ゲート電極24、ベース層26、エミッタ領域28、ボディ領域30、及び、ガードリング40を纏めて、表側構造と示す。また、コレクタ層32、フィールドストップ層34、及び、カソード層38を纏めて、裏側半導体層と示す。
次に、IGBT素子の動作について説明する。IGBT素子を動作させるために、エミッタ電極及びコレクタ電極間にコレクタ電圧を印加するとともに、ゲート電極24にゲート電圧を印加する。ゲート電圧の印加により、ベース層26にチャネルを生じてエミッタ領域28とドリフト層36の間で電荷が移動できるようになる。
ゲート電圧を0V又は逆バイアスにすると、n導電型に反転していたベース層26がp導電型の領域に戻り、エミッタ電極からの電子の注入が止まる。この注入停止により、コレクタ層32からのホールの注入も止まる。その後、ドリフト層36に蓄積されていたキャリアが、コレクタ電極及びエミッタ電極から排出されるか、又は、互いに再結合して消滅する。
ダイオード領域18では、ベース層26をアノードとし、ドリフト層36、フィールドストップ層34、及び、カソード層38をカソードとしてPN接合されたダイオードが構成される。
次に、ドリフト層36の突出について説明する。ドリフト層36におけるフィールドストップ層34側の面には、段差部分36aが形成されている。言い換えると、フィールドストップ層34とドリフト層36との境界面には、段差部分36aが形成されている。コレクタ層32、フィールドストップ層34、及び、カソード層38のZ方向における厚さは均一とされているため、ドリフト層36の突出により裏面10bにも段差部分10cが形成されている。
表面10aは、セル領域12及び外周領域14にわたって、ほぼ平坦な面とされている。よって本実施形態では、裏面10bに段差部分10cが形成されていることで、セル領域12に較べて外周領域14における半導体基板10の厚さが厚くされている。
本実施形態において段差部分36aは、セル領域12にのみ形成され、外周領域14に形成されていない。段差部分36aは、セル内側領域12a及びセル外側領域12bの両方にわたって形成されている。なお、段差部分10cは、Z方向の投影視において段差部分36aとほぼ同じ位置に形成されている。
以下、セル領域12において段差部分10cが形成されていない領域の半導体基板10の厚さを厚さd1と示す。また、外周領域14における半導体基板10の厚さを厚さd2と示す。厚さd2は、厚さd1よりも厚くされている。半導体基板10の段差部分10cが形成された部分の厚さは、厚さd1よりも厚くされるとともに、厚さd2よりも薄くされている。半導体基板10において段差部分10cの厚さは、セル領域12の中心から遠ざかるほど、半導体基板10の厚さが厚くされている。
ドリフト層36の突出により、裏側半導体層は滑らかに湾曲している。つまり、裏側半導体層に角部が形成されていない。これにより、フィールドストップ層34とドリフト層36との境界面では、段差部分36aが曲面形状をなしている。言い換えると、ドリフト層36におけるフィールドストップ層34側の面は、段差部分36aが曲面形状をなしている。裏面10bにおいて段差部分10cは、段差部分36aに沿う曲面形状をなしている。
XY平面に投影した段差部分36aは、セル領域12を囲むように環状をなしている。XY平面において段差部分36aの内周端及び外周端は、矩形状をなしている。XY平面における段差部分36aの外周端は、セル領域12と外周領域14との境界とほぼ一致している。XY平面における段差部分36aの内周端は、セル領域12と外周領域14との境界からセル領域12の中心部分に向かって所定距離進んだ位置に形成されている。図3では、段差部分36aの内周端を二点鎖線で示している。XY平面における段差部分36aの外周端は、段差部分36aの開始位置と称することもできる。また、段差部分36aの内周端は、段差部分36aの終了位置と称することもできる。
段差部分36aのZ方向における高さd3は、例えば数μm〜数十μm程度とされている。XY平面において、段差部分36aの内周端及び外周端の離間距離d4は、ほぼ均一となっており、例えば数十μm程度とされている。なお、段差部分10cでは、Z方向における高さ、及び、XY平面における内周端及び外周端の離間距離が、段差部分36aとほぼ同じ長さとなっている。
なお、裏面電極のZ方向における厚さが均一とされているため、段差部分10cによって、裏面電極の半導体基板10と反対側の面にも段差部分が形成されている。この段差部分のZ方向における高さは、段差部分36aのZ方向における高さd3と同様に、数μm〜数十μm程度とされている。はんだを介して半導体装置100を回路基板に実装する場合、裏面電極の段差部分により凹んだ部分をはんだで埋める。詳述すると、セル領域12及び回路基板の間のはんだの厚さを、外周領域14及び回路基板の間のはんだの厚さに較べて厚くする。これにより、回路基板に対して半導体装置が傾いて配置されるのを抑制できる。
次に、図4に基づき、半導体装置100の製造方法について説明する。
先ず、n導電型の半導体基板10を準備する。このとき、準備する半導体基板10には、表側構造及び裏側半導体層が形成されていない。また、準備する半導体基板10には、電極及び配線が配置されていない。
次に、半導体基板10に対して、表側構造を形成する。表側構造の形成方法としては、一般的に知られた方法を採用すればよい。そして、図4に示すように表面10aにレジスト50を配置する。レジスト50は、段差部分10cを形成するためのものである。この工程では、表面10aのうちのセル領域12にのみレジスト50を配置し、外周領域14にはレジスト50を配置しない。本実施形態では、レジスト50がセル領域12の全体と接触するようにレジスト50を配置する。なお、レジスト50に代えて、ポリイミド(PIQ)を用いてもよい。
次に、半導体基板10を裏面10b側から研削する。この工程では、先ず、半導体基板10の表面10a側にBG(バックグラインド)用テープを貼る。BG用テープは、半導体基板10の研削時に表面10aを保護するものである。セル領域12ではレジスト50がBG用テープと接触し、外周領域14では表面10aがBG用テープと接触する。
そして、BG用テープを貼った状態で半導体基板10を研削装置によって研削する。研削装置は、半導体基板10を表面10a側で保持する保持部と、半導体基板10を裏面10bから研削する研削部と、を有している。この工程では、BG用テープと保持部とが接触するように、半導体基板10を研削装置に配置する。そして、Z方向において保持部及び研削部により半導体基板10を挟んで、研削部によって裏面10bを研削する。
保持部は、半導体基板10を保持するとともに、半導体基板10を研削部に押しつける。セル領域12は、レジスト50が配置されていることで、外周領域14に較べて保持部から研削部へ強く押しつけられる。すなわち、セル領域12は、外周領域14に較べて、保持部から研削部へ押しつけられる力が大きい。これによれば、セル領域12は、外周領域14に較べて、多くの部分が研削される。したがって、半導体基板10を研削した後、外周領域14に較べてセル領域12は薄くなる。すなわち、半導体基板10を研削した後、裏面10bに段差部分10cが形成される。このとき形成される段差部分10cのZ方向における高さは、レジスト50の厚みに応じて決まり、例えば数μm〜数十μm程度である。
なお、セル領域12において外周領域14との境界付近では、レジスト50が配置されていない外周領域14と近いため、セル領域12の中心付近に較べて保持部から研削部へ押しつけられる力が小さい。そのため、セル領域12において外周領域14との境界付近では、セル領域12の中心から遠ざかるほど、半導体基板10の厚さが厚くなる。以上により、裏面10bの段差部分10cは曲面形状となる。
次に、半導体基板10を裏面10b側からウエットエッチングする。ウエットエッチングは、裏面10bの研削キズ等を無くすために行われ、裏面10bの全体に対して均一に行われる。したがって、ウエットエッチングの後において、半導体基板10は段差部分10cが形成された状態を保っている。
次に、裏面10bに裏側半導体層を形成する。裏側半導体層の形成方法としては、例えばイオン注入を採用する。イオン注入により、コレクタ層32、フィールドストップ層34、及び、カソード層38の夫々のZ方向における厚さが均一に、裏側半導体層が形成される。これにより、ドリフト層36におけるフィールドストップ層34側の面に段差部分36aが形成される。
次に、レジスト50を除去し、表面電極及び配線を表面10aに配置する。そして、裏面電極を裏面10bに配置する。次に、表面10aに保護膜を配置する。以上により、半導体装置100を製造できる。
次に、図5〜図8に基づき、セル領域12と外周領域14の耐圧差について説明する。
図5及び図6は、トレンチ間隔Wが互いに異なる2つの半導体装置100について示している。図6の半導体装置100では、図5の半導体装置100に較べて、トレンチ間隔Wが狭い。以下、図5の半導体装置100のトレンチ間隔Wを間隔W1と示す。また、図6の半導体装置100のトレンチ間隔Wを間隔W2と示す。半導体装置100において、トレンチ間隔Wが狭いほどオン電圧が低下することが知られている。
ところで、図5及び図6では、逆バイアス印加時の等電位線を破線で示している。図5の半導体装置100では、等電位線がトレンチ22を避けるように湾曲している。これによれば、Z方向においてトレンチ22における表面10aと反対側の端部付近で、電位が変化し易い。これに対して、図6の半導体装置100では、図5の半導体装置100に較べて、等電位線が平坦となっている。よって、トレンチ間隔Wを狭くすることで、特定の箇所で電位が大きく変化するのを抑制できる。
以上によれば、図7に示すように、トレンチ間隔Wを狭くすることで、セル領域12の耐圧を向上する。一方、外周領域14ではトレンチ22が形成されていないため、トレンチ間隔Wを狭くした場合であっても外周領域14の耐圧は変化し難い。
図7では、本実施形態における外周領域14の耐圧を一点鎖線で示している。また、段差部分10c及び段差部分36aが形成されず、且つ、裏側半導体層が均一の厚さとされた従来構成の半導体装置における外周領域の耐圧を比較例として二点鎖線で示している。本実施形態では、半導体基板10が厚くされているため、比較例に較べて外周領域14の耐圧が高い。よって、本実施形態では、トレンチ間隔Wを狭くした場合であっても、外周領域14の耐圧をセル領域12の耐圧よりも高くし易い。これに対し、比較例では、トレンチ間隔Wを狭くした場合、セル領域12の耐圧が外周領域14の耐圧よりも高くなり易い。
図8に示すように、セル領域12と外周領域14との耐圧差に応じて、半導体装置100のスイッチング耐量が変化する。スイッチング耐量とは、半導体装置100が壊れるまでに流すことができる電流量である。なお、図8の横軸は、外周領域14の耐圧からセル領域の耐圧を減じた値である。
トレンチ間隔Wを狭くした場合、比較例では、セル領域12の耐圧が外周領域14の耐圧よりも高くなり易く、セル領域12よりも先に外周領域14がブレークダウンし易い。一般的に、外周領域14は、セル領域12に較べて、XY平面における面積が小さい。そのため、外周領域14では、セル領域12に較べて電流密度が高くなり易い。したがって、セル領域12よりも先に外周領域14がブレークダウンして外周領域14に大電流が流れると、半導体装置100のスイッチング耐量が低くなる。
本実施形態では、トレンチ間隔Wを狭くした場合であっても、セル領域12の耐圧が外周領域14の耐圧よりも高い状態を保ち易いため、外周領域14よりも先にセル領域12がブレークダウンし易い。セル領域12は外周領域14に較べて、XY平面における面積が大きいため、電流密度が高くなるのを抑制できる。したがって、外周領域14が先にブレークダウンする場合に較べてスイッチング耐量を高くできる。
次に、上記した半導体装置100の効果について説明する。
本実施形態において、外周領域14では、セル領域12に対して、ドリフト層36が突出している。これによれば、外周領域14の耐圧を向上でき、セル領域12よりも外周領域14の耐圧を大きくし易い。したがって、トレンチ間隔Wを狭くしてオン電圧を小さくした場合であっても、半導体装置100のスイッチング耐量の低下を抑制できる。
また、本実施形態において、フィールドストップ層34とドリフト層36との境界面では、ドリフト層36の突出により形成された段差部分36aが曲面形状をなしている。これによれば、外周領域14に形成されたドリフト層36がセル領域12に対して裏面10b側に突出している場合であっても、フィールドストップ層34とドリフト層36との境界面に角部が形成されるのを抑制できる。したがって、裏面10b側に形成された段差部分36aで電界強度が高くなるのを抑制できる。よって、セル領域12と外周領域14との境界付近で耐圧が低下するのを抑制できる。
(第2実施形態)
本実施形態において、第1実施形態に示した半導体装置100と共通する部分についての説明は割愛する。
本実施形態では、図9に示すように、複数のトレンチ22のうち、X方向において外周領域14から5番目に近いトレンチ22が、セル内側領域12aとセル外側領域12bとの境界をなしている。すなわち、X方向において外周領域14から5番目に近いトレンチ22よりも外周領域14側には、エミッタ領域28が形成されていない。そのため、第1実施形態でエミッタ領域28が形成された部分が、第2実施形態ではベース層26となっている。以上によれば、第1実施形態に較べてセル外側領域12bの幅が広くされている。図9では、セル内側領域12aとセル外側領域12bとの境界を一点鎖線で示している。
XY平面における段差部分36aの外周端は、セル領域12と外周領域14との境界からセル領域12の中心部分に向かって所定距離進んだ位置に形成されている。すなわち本実施形態では、第1実施形態に較べて、XY平面における段差部分36aの外周端がセル領域12及び外周領域14の境界から離れた位置に形成されている。言い換えると、段差部分36aの開始位置が、第1実施形態に較べて、セル領域12及び外周領域14の境界から離れた位置に形成されている。詳述すると、XY平面における段差部分36aの外周端は、セル外側領域12bに形成されている。
図9では、段差部分36aの外周端を二点鎖線で示している。なお、XY平面における段差部分36aの内周端は、セル内側領域12aとセル外側領域12bとの境界とほぼ一致している。
本実施形態では、表側構造を形成する際、X方向において外周領域14から5番目に近いトレンチ22よりも外周領域14側には、エミッタ領域28を形成しない。そして、図10に示すように、表面10aのうちのセル内側領域12aの全体及びセル外側領域12bの一部に、レジスト50を配置する。詳述すると、表面10aにおいて、セル内側領域12a及びセル外側領域12bの境界と、セル領域12及び外周領域14の境界と、の間にレジスト50の外周端が位置するように、レジスト50を表面10aに配置する。これによれば、半導体基板10を研削することで、Z方向の投影視において、裏面10bのうちのレジスト50の外周端と重なる部分が、段差部分10cの外周端となる。
ところで、半導体装置100の製造工程では、公差により、XY平面における段差部分36aの外周端が想定していた位置からずれることが考えられる。この場合、XY平面における段差部分36aの外周端がセル領域12と外周領域14との境界と一致する構成では、外周領域14に段差部分36aが形成されることとなる。
これに対して本実施形態では、XY平面における段差部分36aの外周端が、セル領域12及び外周領域14の境界から離れた位置に形成されている。これによれば、段差部分36aの外周端が想定していた位置からずれた場合であっても、外周領域14に段差部分36aが形成され難い。したがって、外周領域14の耐圧が低下するのを効果的に抑制できる。
セル内側領域12aに形成された半導体素子を動作させると、セル外側領域12bを介して、セル内側領域12aに形成された表側構造と外周領域14の裏側半導体層との間で電流が流れる。すなわち、半導体素子を動作させた場合に、セル領域12に加えて、外周領域14にも電流が流れる。
これに対して本実施形態では、セル外側領域12bの幅が厚くされている。これによれば、半導体素子を動作させた場合に外周領域14に電流が流れるのを抑制できる。したがって、外周領域14の耐圧が低下するのを効果的に抑制できる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態において、外周領域14では、セル領域12に較べて半導体基板10が厚くされた例を示したが、これに限定するものではない。半導体基板10は、少なくとも、ドリフト層36が裏面10b側に突出し、この突出により段差部分36aが形成された構成であればよい。図11の第1変形例に示すように、セル領域12及び外周領域14で半導体基板10の厚さが均一とされていてもよい。この例では、裏面10bに段差部分10cが形成されていない。
第1変形例において、フィールドストップ層34は、外周領域14で薄く、セル領域12で厚くされている。厚さの異なるフィールドストップ層34を形成する方法としては、例えば、セル領域12と外周領域14とでイオン注入の深さを変えることを採用できる。なお、第1変形例では、コレクタ層32の厚さはセル領域12と外周領域14とで均一とされている。
また上記実施形態では、半導体装置100としてRC−IGBTを採用する例を示したが、これに限定するものではない。図12の第2変形例に示すように、半導体素子としてIGBT素子のみが形成された例も採用できる。すなわち、半導体装置100としてIGBTを作用することもできる。第2変形例の半導体基板10には、ダイオード領域18が形成されておらず、IGBT領域16のみが形成されている。また、半導体素子としてMOSFET素子やダイオード素子のみが形成された例も採用できる。
また上記実施形態では、半導体基板10にフィールドストップ層34が形成さた例を示したが、これに限定するものではない。半導体基板10にフィールドストップ層34が形成されない例を採用することもできる。
また上記実施形態では、耐圧向上部としてガードリング40が形成された例を示したが、これに限定するものではない。耐圧向上部としてフィールドプレート、トレンチ、又は、リサーフ(RESURF)が形成された例を採用できる。
10…半導体基板、10a…表面、10b…裏面、10c…段差部分、12…セル領域、12a…セル内側領域、12b…セル外側領域、14…外周領域、16…IGBT領域、18…ダイオード領域、20…パッド、22…トレンチ、24…ゲート電極、26…ベース層、28…エミッタ領域、30…ボディ領域、32…コレクタ層、34…フィールドストップ層、36…ドリフト層、36a…段差部分、38…カソード層、40…ガードリング、50…レジスト、100…半導体装置

Claims (4)

  1. 半導体基板(10)と、前記半導体基板の表面(10a)及び裏面(10b)に配置された電極と、を備え、縦型の半導体素子が形成されたセル領域(12)と、前記半導体基板の厚さ方向と直交する平面で前記セル領域を囲んでいる外周領域(14)と、が形成された半導体装置であって、
    前記半導体基板は、
    前記セル領域の前記表面における表層に形成された表側半導体層(26,28,30)と、
    前記外周領域の前記表面における表層に形成され、耐圧を向上するための耐圧向上部(40)と、
    前記セル領域及び前記外周領域の前記裏面における表層に形成された裏側半導体層(32,34,38)と、
    前記セル領域における前記表側半導体層と前記裏側半導体層との間、及び、前記外周領域における前記耐圧向上部と前記裏側半導体層との間に形成されたドリフト層(36)と、を有し、
    前記外周領域では、前記セル領域に対して、前記ドリフト層が前記裏面側に突出しており、
    前記裏側半導体層と前記ドリフト層との境界面では、前記外周領域における前記ドリフト層の突出により形成された段差部分(36a)が曲面形状をなし
    前記段差部分は、前記外周領域における前記セル領域との境界とは距離をおいて前記セル領域の内部に形成されている半導体装置。
  2. 前記セル領域は、前記厚さ方向と直交する平面において、前記外周領域と隣接して環状に形成されたセル外側領域(12a)と、前記セル外側領域に囲まれているセル内側領域(12b)と、を有し、
    前記セル内側領域の前記表側半導体層は、前記半導体素子として機能し、
    前記セル外側領域の前記表側半導体層は、前記半導体素子として機能しない請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体素子は、IGBT素子であり、
    前記セル内側領域の前記表側半導体層には、エミッタ領域が形成されていることにより前記IGBT素子として機能し、
    前記セル外側領域の前記表側半導体層には、前記エミッタ領域が形成されておらず、前記IGBT素子として機能しない請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記半導体素子は、IGBT素子であり、
    前記裏側半導体層は、前記裏面に露出するコレクタ層と、前記コレクタ層と前記ドリフト層との間に形成されたフィールドストップ層と、を有し、
    前記フィールドストップ層と前記ドリフト層側との境界面では、前記段差部分が曲面形状をなしている請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置。
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