JP6530440B2 - 魚釣用テンヤ - Google Patents

魚釣用テンヤ Download PDF

Info

Publication number
JP6530440B2
JP6530440B2 JP2017080966A JP2017080966A JP6530440B2 JP 6530440 B2 JP6530440 B2 JP 6530440B2 JP 2017080966 A JP2017080966 A JP 2017080966A JP 2017080966 A JP2017080966 A JP 2017080966A JP 6530440 B2 JP6530440 B2 JP 6530440B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
fish
fishing
holding
bait fish
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017080966A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018174833A (ja
Inventor
伸豪 三宅
伸豪 三宅
Original Assignee
伸豪 三宅
伸豪 三宅
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 伸豪 三宅, 伸豪 三宅 filed Critical 伸豪 三宅
Priority to JP2017080966A priority Critical patent/JP6530440B2/ja
Publication of JP2018174833A publication Critical patent/JP2018174833A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6530440B2 publication Critical patent/JP6530440B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、イワシ・ドジョウ・キビナゴなどの餌魚を取り付けて、太刀魚などを釣る魚釣用テンヤに関する。
従来から、釣り具として魚釣用テンヤが広く知られている。この魚釣用テンヤは図9に示すように、長い軸部41を有する掛け針42のチモト部43に錘44を取り付け、錘44に設けた取り付け環45に釣り糸Lを結止し、前記軸部41に餌魚Gを針金47などで縛り付け、この餌魚Gに引き寄せられた釣魚、たとえば太刀魚(図外)を掛け針42に掛ける構造とされている(特許文献1)。
また、特許文献2のこの種の他の魚釣用テンヤとして、第1ガード及び第2ガードが長い軸の両側から上方に延び、身崩れが起こらないように餌魚を前記第1と第2ガードで側方からサポートし、固定針を備えた補助アームが近接姿勢となったときに固定針が餌魚の脊椎部に突き刺さり、餌魚を仕掛に固定している。
さらに、特許文献3の他の魚釣用テンヤとして、軸部の一端を錘に固定し、中央部を湾曲させると共に、釘状突起物を下向きに2箇所設け、他端を直角に曲げて懐部を深くとって針先を形成する。さらに、軸のチモト部に真直刺し針の一端を取り付け、この真直刺し針に餌魚のイワシを刺し通し、U字型部品に留めた針金でイワシの尻尾のくびれた部分をしっかり固定する。
特開平08−163939号公報 特開2012−120496号公報(図10) 特開2014−204710号公報(図2)
通常のテンヤ仕掛けでは、餌魚の取付け姿勢が悪いと釣魚の反応が悪くなり釣れなくなる。即ち、餌魚の取り付け方法が悪いと、水中での餌魚の姿勢が崩れて釣れ難くなる。このため、従来の魚釣用テンヤでは、餌魚の姿勢が崩れないようにするため、掛け針に餌魚を針金47や紐などで巻いて餌魚を固定したり(図9参照)、特許文献2のように、第1ガード及び第2ガードのようなガードを取り付けて、餌魚の姿勢を保持したり、特許文献3のように、真直刺し針に餌魚のイワシを刺し通し、針金でイワシの尻尾のくびれた部分をしっかり固定していた。
しかし、特許文献2のテンヤでは、餌魚の姿勢は保持できても、餌魚の周囲を金属製のガードで保持すると、釣魚がテンヤに対して違和感を持ち、警戒して餌魚に食い付きにくくなるという問題があった。
さらに、特許文献1(図9を参照)では、餌魚を保持するための針金47が餌魚の魚体を圧迫して変形し、餌魚の自然な姿を維持できないため、釣魚に違和感を与えるため、食い付きが悪いという問題点があった。
さらに、特許文献2では、従来の軽いテンヤに比べて餌魚を保持するパーツが増えてテンヤの泳ぐ姿勢やバランスが悪くなり、姿勢の良いテンヤに比べて食い付きにくくなるという問題点がある。即ち、キャスティング用テンヤの場合、水中でのリトリーブ(リールを巻くことでテンヤを泳がせるテクニック)中のテンヤの姿勢によって、釣魚の反応が大きく変わるが、テンヤのリトリーブ姿勢が水平を保持できるほど釣魚(特に太刀魚など)の反応が良く、釣魚の食い付きがよくなる。これに対して、特許文献2のテンヤは前記のように餌魚を保持するパーツが増えてリトリーブ中のテンヤの泳ぐ姿勢やバランスが悪くなり釣果に影響する。
さらに、特許文献1(図9参照)のテンヤは、針金47や紐を餌魚Gに巻き付けて固定したり餌魚の取り外しにかなり手間がかかるという問題があった。
本発明は、このような問題を解消することを目的としてなされたもので、ワンタッチで餌魚を脱着でき、しかもその固定した餌魚の外観に違和感がなく、自然な餌魚の外観を保ち、かつ少々乱暴な扱いをしても水中での餌魚の姿勢が崩れることのない魚釣用テンヤを提供することを目的としてなされたものである。
本発明の魚釣用テンヤは、掛け針の軸部の先端部に錘が取り付けられ、前記軸部に餌魚を固定する複数本の固定針が立設し、軸部の後端部に軸部の前端側に伸び、餌魚を刺し通す刺し針が取り付けられ、前記軸部先端部に餌魚の頭部を挟み付ける固定ガイドが立設する魚釣用テンヤであって、前記固定ガイドは、餌魚の頭部を両側から挟み付ける挟持ガイドと、この挟持ガイドの一方の端部に設けられ、挟持ガイドに挟み付けられた餌魚の頭部を押え込む押え片と、挟持ガイドの他方の端部に設けられ、前記押え片を係止する係止部とから構成されている。
前記構成の固定ガイドにより、餌魚をワンタッチで魚釣用テンヤにセットすることができ、しかも、餌魚の取り外しは、押え片を係止部から外して餌魚を固定針から外せばよいので、取り外しもワンタッチでできる。しかも、前記固定ガイドにより、餌魚が外れにくく、餌持ちもよい。
本発明の魚釣用テンヤは、前記軸部に立設し、餌魚を固定する複数本の固定針のうちの一本の固定針と、餌魚の頭部を挟み付けて固定する固定ガイドとが、前記軸部の先端部の同位置か近接した位置に設けられている。
本発明の魚釣用テンヤは、固定ガイドは、ばね材からなり、餌魚の頭部を両側から挟み付ける挟持ガイドはU字形又はV字形に形成され、この挟持ガイドの一方の端部に、くの字形に外測に折れ曲がった押え片が延設し、この挟持ガイドの他方の端部に、前記くの字形に折れ曲がった押え片を係止する係止部を形成している。
本発明の魚釣用テンヤは、餌魚の頭部のサイズに柔軟に対応するために、押え片に、前記餌魚の頭部を押え込むためのビーズが挿通している。
本発明の魚釣用テンヤは、前記構成の固定ガイドにより、掛け針に餌魚がワンタッチで確実に固定することができる。
さらに、本発明の魚釣用テンヤは、餌魚の頭部周囲には固定ガイドがあるだけで、掛け針の他は餌魚そのままの外観をなすので、釣魚に対して餌魚の外観に違和感を与えず、必然的に釣果アップにつなげることができる。
さらに、本発明の魚釣用テンヤは、餌魚の魚体を貫く刺し針と、餌魚の頭部から尾部へ至る固定針と、固定ガイドによって、上下左右方向及び捻転方向への屈曲、並びに刺し針を中心とした回転が確実に防止され、餌魚の姿勢を保持することができる。
しかも、本発明の魚釣用テンヤは、前記構成により、針金を巻かなくても餌持ちがよくなる。
本発明の実施例1の魚釣用テンヤの側面図 図1のA−A線断面図 本発明の実施例1の魚釣用テンヤの使用状態の側面図 図3のB−B線断面図 本発明の実施例2の魚釣用テンヤの側面図 図5のC−C線断面図 本発明の実施例3の魚釣用テンヤの側面図 図7のD−D線断面図 従来例の魚釣用テンヤの側面図
図1は実施例1の魚釣用テンヤ1の側面図、図2は図1のA−A線断面図である。ただし、図2は図1の約2倍に拡大している。これらの図1及び図2を用いて、本発明の実施例1の魚釣用テンヤの構成を説明する。
本発明の魚釣用テンヤ1は、掛け針2と、前記掛け針2の軸部3の先端部に取り付けられた錘4と、前記軸部3に立設し餌魚Gを固定する複数本の固定針5と、軸部3の後端の懐部6に取り付けられ軸部3の前端側に伸び餌魚Gを刺し通す刺し針7と、前記軸部3の先端部に立設し餌魚Gの頭部を挟み付ける固定ガイド8と、を備えている。
前記掛け針2は、真っ直ぐな軸部3の後端部に湾曲した懐部6を備え、この懐部6の先端に戻りを有する針先部9を備えている。この掛け針2は、鋼材で出来ているが特定の材質に限定されるものではない。
前記掛け針2の軸部3の先端部に、魚の頭の形状を模した錘4が取り付けられている。この錘4は、図1及び図2に示すように、釣魚に対する違和感が無くなるような立体形状をしており、魚釣用テンヤ1の重心を錘4の後部当たりに持ってきており、錘4の上部に形成された取り付け環10に釣糸Lを結止すると釣り合うようになっている。
前記軸部3の背部に餌魚Gを固定する複数本の固定針5が立設している。実施例1の固定針5は3本あり、1本はL字形をしており、このL字形の固定針5Aの下部を前記錘4の後部に直立に埋め込まれており、起立した針の部分は、側面視において後述する固定ガイド8と近い位置にある。このL字形の固定針5Aと固定ガイド8により、餌魚Gの頭部を確実に固定することが可能となる。なお、固定針5Aと固定ガイド8は、軸部3の同じ位置か近接した位置に配置するのが好ましいが、本発明ではかかる配置に限定されるものではない。固定針5の残りの2本は仰臥したコ字状をした固定針5Bであって、このコ字状の固定針5Bを軸部3の中央の背部に半田付けや溶接などで固定している。
前記刺し針7は、後端が軸部3の懐部6の上部に取り付けられ、先端側は軸部3の前端側に伸びてフリーな状態(揺動可能な状態)となっている。この刺し針7は、餌魚G(図3を参照)を刺し通して魚釣用テンヤ1に固定するものであるが、刺し針7自体は餌魚G内に殆ど隠れてしまって外側から見えない。なお、この刺し針7は、線材で製作されており、餌魚Gをしっかり固定できる硬さと弾性を有している材質の金属線材を使用している。
刺し針7の後端部は環11が形成されており、この環11がチューブ12を介して懐部6の上部に揺動可能に取り付けられている。即ち、刺し針7の後端部に形成した環11を針先部9から通し、あらかじめ懐部6の上部に貫通させておいたゴムあるいは弾性プラスチック製チューブ12上に嵌合させ縮径して固定し、チューブ12の弾性を利用して図1の実線と点線で示すように揺動可能に掛け針2に支持されている。
固定ガイド8は、図1に示すように、掛け針2の軸部3の先端部に取り付けられているが、側面視において錘4の後部に埋め込まれたL字形の固定針5Aの起立した針と同じ位置に設けられている。ただし、同じ位置である必要がないことは前記の通りである。固定ガイド5Aは図2に示すように、餌魚Gの頭部を両側から挟み付けるU字形又はV字形の挟持ガイド13と、この挟持ガイド13の一方の端部に、くの字形で外測に折れ曲がった押え片が延設して挟持ガイド13に挟み付けられた餌魚Gの頭部を押え込む押え片14と、挟持ガイド13の他方の端部に設けられ、餌魚Gの頭部を押え込んだ前記押え片14を係止する逆U字形の係止部15とから構成されている。前記係止部15は、図4に示すように前記くの字形に折り曲げられた押え片14の折れ曲がり部分を係止する。前記のように押え片14を外側に折り曲げたのは、図2に示すように、餌魚Gの頭部を上方から挟持ガイド13に固定する際に、押え片14が邪魔になるため外側に逃がすためと、図4に示すように押え片14を係止部15に係止した際に、係止部15が前記くの字形に折れ曲がった押え片14の傾斜部分から滑り落ちて、押え片14の折れ曲がり部分に止まって安定的に係止できるためである。但し、押え片14は折れ曲がったものに限定されず、真っ直ぐなものであってもよい。なお、この固定ガイド8はかかる挟持ガイド13、押え片14、係止部15の構成に限定されるものではなく、後述するように、餌魚Gの頭部を両側から挟みこんで軸部3に固定できる構成のものであればよい。
前記固定ガイド8は、弾発力のある一本の線材からできており、U字形又はV字形に折り曲げられた挟持ガイド13の底部は半田付け又は溶接により、軸部3の前端部に取り付けられている。この挟持ガイド13の一方の端部にはコイルスプリング16が形成され、このコイルスプリング16からくの字形に折り曲げられた押え片14が延設している。この押え片14を挟持ガイド13の他方の端部に形成された逆U字形に折り曲げられた係止部15に、ワンタッチで係止することができる。
次に、前記構成の使用状態について説明する。図3は実施例1の使用状態を示す側面図、図4は図3のB−B線断面図である。上記魚釣用テンヤ1に餌魚Gを取り付けるには、図1に示すように、押え片14を挟持ガイド13の他方の係止部15から外し、餌魚Gを刺し通す刺し針7を立て、その先端を餌魚Gの腹部に突き刺して頭方向へ貫通させ、その後、餌魚Gを刺し針7と共に掛け針2の軸部3に添うように倒し、固定針5を餌魚Gの魚体に刺す。押え片14は、くの字形に折り曲げられて外側に逃げているため、外された押え片14は餌魚Gの固定作業に邪魔になりにくい。
前記のようにして、固定針5を餌魚Gに突き刺すと共に、餌魚Gの頭部を固定ガイド8のV字状又はU字状の挟持ガイド13にあてがい、押え片14を倒して、挟持ガイド13に挟み付けられた餌魚Gの頭部を押え片14で押え込み、押え片14の先端部を挟持ガイド13の他方の端部に設けられた係止部15に係止して餌魚Gのセットは完了する。前記のように押え片14を係止部15に係止した際に、係止部15が前記くの字形に折れ曲がった押え片14の傾斜部分から滑り落ちて、押え片14の折れ曲がり部分に止まって安定的に止まる。このように、固定ガイド8により、餌魚Gをワンタッチで魚釣用テンヤ1にセットすることができる。しかも、餌魚Gの取り外しは、押え片14を係止部15から外して餌魚Gを固定針5から外せばよいので、取り外しもワンタッチでできる。しかも、前記固定ガイド8により、餌魚Gが外れにくく、餌持ちもよい。
さらに、本発明の魚釣用テンヤ1は、餌魚Gの取り付け取り外しがワンタッチであるにも関わらず、餌魚Gは、餌魚Gの魚体を貫く刺し針7と餌魚Gの頭部から尾部へ至る三か所の固定針5と、V字状又はU字状の固定ガイド8によって、上下左右方向並びに捻転方向への屈曲、並びに刺し針7を中心とした回転が確実に防止され、餌魚Gの水平な姿勢を保持することができる。しかも、魚釣用テンヤ1としての構成がシンプルで軽量にすることが可能で、キャステングテンヤのような自重の軽いものでも水中での姿勢をほぼ水平に保つことができる。
また、従来のテンヤに比べて、餌魚Gの周囲に認められるのは、比較的細い固定ガイド8の挟持ガイド13と押え片14だけであるので、周囲のどこから見ても外観に違和感が無く、対象となる釣魚の警戒心を抱かせることが少なくなり、釣果も向上する。
図5は、実施例1より小型の実施例2の魚釣用テンヤの側面図を示し、図6は図5のC−C線断面図を示している。ただし、図6は図5の約2倍に拡大している。この実施例2の魚釣用テンヤ20は、掛け針21の軸部22の先端部に取り付けられた錘23は、魚を模した平板状の形状である。仰臥したコ字状の固定針24だけが軸部22に半田付けや溶接などで取り付けられ、この固定針24の前端側の針が固定ガイド25の近傍に配置され、前端側の針と固定ガイド25により、餌魚Gの頭部を確実に固定することが可能となる。
固定ガイド25の基本的な構成は前記実施例1と同じように、餌魚Gの頭部を両側から挟み付ける挟持ガイド26と、この挟持ガイド26の一方の端部に設けられ、挟持ガイド26に挟み付けられた餌魚Gの頭部を押え込む、くの字形で外測に折れ曲がった押え片27と、挟持ガイド26の他方の端部に設けられ、餌魚Gの頭部を押え込んだ前記押え片27を係止する係止部28とから構成されている。なお、押え片27の作用、効果は前記実施例1と同様であるので、詳細は省略する。
押え片27にはビーズ29が嵌め込まれている。このビーズ29によって、小形の餌魚Gであっても、餌魚Gの頭部を押え込んで確実に固定ガイド25に固定することができると共に、餌のサイズに柔軟に対応することができる。ビーズ29は、ソフトビーズ29を用いるのが好ましいが、もちろんソフトビーズに限定されるものではない。なお、実施例1の押え片14には、前記ビーズ29が嵌め込まれていないが、前記実施例1の押え片14にもビーズを嵌め込んでもよい。
前記実施例1及び2の固定ガイド8,25は、挟持ガイド13,26、刺し針7,30、押え片14,27、係止部15,28により構成されているが、固定ガイド8,25の構成は、かかる構成に限定されるものではない。図7は実施例3の魚釣用テンヤの側面図、図8はD−D断線面図である。この実施例3は、魚を模した平板状の錘23、掛け針21、刺し針30、仰臥したコ字状の固定針24等は前記実施例2と同じである。相違点は、固定ガイドは押え片14,27が無く、挟持ガイド31の先端部32同士を係止して、餌魚Gの頭部を固定するように構成されている。
即ち、弾発力がある湾曲した線材でできた挟持ガイド31の先端部32同士を係合するために、図7に示すように、挟持ガイド31の両先端部32が軸部22の前後方向に少しずれ上方に拡開すると共に、図8の背面視において挟持ガイド31がU字形又はV字形をしており、両先端部32が逆U字形に折り曲げられ、挟持ガイド31の弾発力以上の力で係合状態を外さない限り、両先端部32が外れないようになっている。なお、前記挟持ガイド31の構成は、前記と厳格に同じ構成である必要はない。
この実施例3は、刺し針30を餌魚Gの腹部に突き刺して頭方向へ貫通させ、餌魚Gを刺し針30と共に、軸部22に添うように倒し、固定針24を餌魚Gの魚体に刺す。餌魚Gの頭部を固定ガイド25の挟持ガイド31にあてがいつつ、挟持ガイド31の両先端部32を係合して餌魚Gの頭部を挟持ガイド31で挟み込み、餌魚Gのセットは完了する。なお、実施例3は、実施例2の固定ガイド25を設計変形したが、実施例1の固定ガイド8を実施例3と同様に設計変形してもよい。
以上説明したように、本発明の魚釣用テンヤは、漁業の分野、特に釣り具に応用することができる。
1 魚釣用テンヤ
2 掛け針
3 軸部
4 錘
5 固定針
5A 固定針
5B 固定針
6 懐部
7 刺し針
8 固定ガイド
13 挟持ガイド
14 押え片
15 係止部
20 魚釣用テンヤ
21 掛け針
22 軸部
23 錘
24 固定針
25 固定ガイド
26 挟持ガイド
27 押え片
28 係止部
29 ビーズ
30 刺し針
31 挟持ガイド
32 先端部
G 餌魚

Claims (4)

  1. 掛け針の軸部の先端部に錘が取り付けられ、前記軸部に餌魚を固定する複数本の固定針が立設し、軸部の後端部に軸部の前端側に伸び、餌魚を刺し通す刺し針が取り付けられ、前記軸部先端部に餌魚の頭部を挟み付ける固定ガイドが立設する魚釣用テンヤであって、
    前記固定ガイドは、餌魚の頭部を両側から挟み付ける挟持ガイドと、この挟持ガイドの一方の端部に設けられ、挟持ガイドに挟み付けられた餌魚の頭部を押え込む押え片と、挟持ガイドの他方の端部に設けられ、前記押え片を係止する係止部とから構成されている魚釣用テンヤ。
  2. 前記軸部に立設し、餌魚を固定する複数本の固定針のうちの一本の固定針と、餌魚の頭部を挟み付けて固定する固定ガイドとが、前記軸部の先端部の同位置か近接した位置に設けられている請求項1に記載の魚釣用テンヤ。
  3. 固定ガイドは、ばね材からなり、餌魚の頭部を両側から挟み付ける挟持ガイドはU字形又はV字形に形成され、この挟持ガイドの一方の端部に、くの字形に外側に折れ曲がった押え片が延設し、この挟持ガイドの他方の端部に、前記くの字形に折れ曲がった押え片を係止する係止部を形成している請求項1に記載の魚釣用テンヤ。
  4. 押え片に、餌魚の頭部を押え込むためにビーズが挿通している請求項1又は3に記載の魚釣用テンヤ。
JP2017080966A 2017-04-14 2017-04-14 魚釣用テンヤ Active JP6530440B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017080966A JP6530440B2 (ja) 2017-04-14 2017-04-14 魚釣用テンヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017080966A JP6530440B2 (ja) 2017-04-14 2017-04-14 魚釣用テンヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018174833A JP2018174833A (ja) 2018-11-15
JP6530440B2 true JP6530440B2 (ja) 2019-06-12

Family

ID=64279796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017080966A Active JP6530440B2 (ja) 2017-04-14 2017-04-14 魚釣用テンヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6530440B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7067954B2 (ja) * 2018-02-22 2022-05-16 株式会社シマノ ベイトホルダ及びホルダユニット
JP7477161B2 (ja) 2020-09-28 2024-05-01 修一 石井 ルアー

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2825174A (en) * 1956-02-01 1958-03-04 Leinonen August Fishhook with live bait holder
JP3139885U (ja) * 2007-12-19 2008-03-06 正義 山本 餌魚挟み枠付きタチウオテンヤ針
JP5522737B2 (ja) * 2010-12-09 2014-06-18 株式会社シマノ ベイトホルダー
JP6038704B2 (ja) * 2013-03-28 2016-12-07 グローブライド株式会社 ベイトフィッシュホルダー
JP2016093105A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 栄一 菅野 太刀魚用テンヤ
JP6050544B1 (ja) * 2016-09-23 2016-12-21 寛人 筒井 太刀魚テンヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018174833A (ja) 2018-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5702851B2 (ja) 釣りのルアー
JP6530440B2 (ja) 魚釣用テンヤ
JP2019106892A (ja) ジグヘッド付ルアー及びジグヘッド
US20180310537A1 (en) Hookless methods and systems for holding fishing bait
JP6050544B1 (ja) 太刀魚テンヤ
JP2016093105A (ja) 太刀魚用テンヤ
JP5030910B2 (ja) ルアー
JP4848057B1 (ja) 釣針
JP3110978U (ja) 太刀魚用釣り針
JP7067954B2 (ja) ベイトホルダ及びホルダユニット
JP3212256U (ja) 太刀魚用テンヤ
JP2019140995A5 (ja)
JP6389863B2 (ja) テンヤ用ワイヤーアシストフックおよびテンヤ
JP6313396B1 (ja) ルアーの釣針カバー装置
JP6615400B1 (ja) イカ釣り用ヤエン
JP3057635U (ja) タチウオ釣りの仕掛け
JP5913716B1 (ja) 複合テンヤ
JP3198721U (ja) 太刀魚仕掛け用具
JP2018201479A (ja) 太刀魚テンヤの針の構造
JP3038587U (ja) ルアー
JP2016178918A (ja) 太刀魚テンヤの餌の取付け装置
JP3024036U (ja) 釣針装置
JP3665903B2 (ja) 捩じり横かえし刃型釣り針
JP2523443B2 (ja) 背 鈎
JP3172352U (ja) 釣り用仕掛け

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6530440

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250