JP2019106892A - ジグヘッド付ルアー及びジグヘッド - Google Patents

ジグヘッド付ルアー及びジグヘッド Download PDF

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Abstract

【課題】ステディリトリーブによっても軟質ルアーに集魚効果の高い動きを与えることが可能なジグヘッド付ルアー及びジグヘッドを提供する。【解決手段】ジグヘッド1は、金属製のヘッド2とヘッド2から突設され、軟質ルアーを装着するための装着部3と、J字状に湾曲された2つの針部42を有し、2つの針部42が互いに所定角度をなすように結合されたフック4とを備える。フック4は、ヘッド2から軟質ルアーへ向かう方向に見たときに2つの針部42がV字状をなすようにヘッド2に取り付けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、魚釣りに用いられるジグヘッド付ルアー及びジグヘッドに関する。
図20は、従来のジグヘッド付ルアーの一例を示す側面図である。従来のジグヘッドは、錘として機能する鉛製のヘッドに、J字状に湾曲した釣り針の軸部基端側が固着されて構成されている(例えば、特許文献1参照)。かかる従来のジグヘッドには、釣り針に軟質ルアーを装着させて使用される。軟質ルアーがジグヘッドに装着されて構成されたジグヘッド付ルアーは、一定速度でリールを巻くステディリトリーブではラインが引かれる方向に直線的に移動するだけであり、軟質ルアーに殆ど動きが生じない。したがって、アングラーは軟質ルアーに動きを付与するためにロッドを大きくあおるジャーキング、ロッドの先を小刻みに前後に動かすトゥイッチング等のロッドワークを行う。
特開2001−045918号公報
しかしながら、軟質ルアーに集魚効果の高い動きを付与できるかどうかは、アングラーのロッドワークの技量に左右される。また、熟練者によるロッドワークでも、従来のジグヘッド付ルアーでは軟質ルアーが上下又は左右に揺動するのみであり、動きが単調であった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、上記課題を解決することができるジグヘッド付ルアー及びジグヘッドを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一の態様のジグヘッド付ルアーは、軟質ルアーと、前記軟質ルアーが装着されるジグヘッドとを備え、前記ジグヘッドは、金属製のヘッドと、前記ヘッドから突設され、前記軟質ルアーを装着するための装着部と、J字状に湾曲された2つの針部を有し、前記2つの針部が互いに所定角度をなすように結合されたフックとを有し、前記フックは、前記ヘッドから前記軟質ルアーへ向かう長手方向に見たときに前記2つの針部がV字状をなすように前記ヘッドに取り付けられる。
この態様において、前記フックは、前記ヘッドに移動可能に取り付けられ、前記ジグヘッド付ルアーは、前記ヘッドに設けられ、前記フックを着脱可能に保持するフック保持部を備えてもよい。
上記態様において、前記フックは、前記2つの針部のそれぞれが有する直線部が互いに平行に並び、前記フック保持部は、2つの前記直線部に挟まれることによって前記フックを保持するように構成されていてもよい。
上記態様において、前記ヘッドは、前記装着部が設けられ、前記軟質ルアーが装着される装着面を有し、前記フック保持部は、前記ヘッドにおける前記装着面より前記軟質ルアー側に突設されてもよい。
上記態様において、前記フック保持部は、前記装着面の上端から斜め上方に突設されてもよい。
上記態様において、前記ジグヘッドは、前記フックが移動可能に取り付けられるフックアイを備え、前記フックアイは、前記ヘッドの上面における前記装着面より前記軟質ルアーの反対側の部位に設けられてもよい。
上記態様において、前記フックアイは、前記ヘッドの前記長手方向中央位置より前記軟質ルアー側に設けられてもよい。
上記態様において、前記装着部は、前記ヘッドから直線状に延びた棒状をなしていてもよい。
上記態様において、前記装着部の長さは、前記ヘッドにおける前記軟質ルアー装着側からの前記フックの長さに対して50%以上100%以下であってもよい。
本発明の他の態様のジグヘッドは、軟質ルアーが装着されるジグヘッドであって、金属製のヘッドと、前記ヘッドから突設され、前記軟質ルアーを装着するための装着部と、J字状に湾曲された2つの針部を有し、前記2つの針部が互いに所定角度をなすように結合されたフックとを備え、前記フックは、前記ヘッドから前記軟質ルアーへ向かう方向に見たときに前記2つの針部がV字状をなすように前記ヘッドに取り付けられる。
本発明によれば、ステディリトリーブによっても軟質ルアーに集魚効果の高い動きを与えることが可能となる。
実施の形態に係るジグヘッドの構成を示す斜視図。 実施の形態に係るジグヘッドの構成を示す正面図。 実施の形態に係るジグヘッドの構成を示す平面図。 実施の形態に係るジグヘッドの構成を示す右側面図。 実施の形態に係るジグヘッドの構成を示す底面図。 実施の形態に係るジグヘッドの構成を示す背面図。 実施の形態に係るジグヘッド付ルアーの構成を示す斜視図。 実施の形態に係るジグヘッド付ルアーの構成を示す正面図。 実施の形態に係るジグヘッド付ルアーの構成を示す平面図。 実施の形態に係るジグヘッド付ルアーの構成を示す右側面図。 実施の形態に係るジグヘッド付ルアーの構成を示す底面図。 実施の形態に係るジグヘッド付ルアーの構成を示す背面図。 実施の形態に係るジグヘッドに装着された軟質ルアーの可動域を説明するための平面図。 実施の形態に係るジグヘッド付ルアーのローリングを示す正面図。 実施の形態に係るジグヘッドの基本構成を示す右側面図。 ジグヘッドの第1変形例を示す平面図。 ジグヘッドの第1変形例を示す右側面図。 ジグヘッドの第2変形例を示す平面図。 ジグヘッドの第2変形例を示す右側面図。 従来のジグヘッド付ルアーの一例を示す側面図。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す各実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための方法及び物を例示するものであって、本発明の技術的思想は下記のものに限定されるわけではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において種々の変更を加えることができる。
図1は、本実施の形態に係るジグヘッドの構成を示す斜視図であり、図2はその正面図、図3はその平面図、図4はその右側面図、図5はその底面図、図6はその背面図である。なお、左側面図は右側面図と対称に表れるため省略する。図中において、矢印により方向を示している。ジグヘッド付ルアーの水中での進行方向を「前方」、進行方向とは逆方向を「後方」とする。また、ジグヘッドの頭頂側、即ちジグヘッド付ルアーの背側を「上側」、ジグヘッドのあご側、即ちジグヘッド付ルアーの腹側を「下側」とする。また、ジグヘッド付ルアーの正面に向かって右側を「右側」、左側を「左側」とする。
図1乃至6に示すように、ジグヘッド1は、ヘッド2と、装着部3と、フック4とを備える。
ヘッド2は、鉛、タングステン、錫等の金属によって構成されており、錘として機能する。かかるヘッド2は、前側が丸みを帯びた概略砲弾型をなしている。また、ヘッド2の上部後端は横方向に直線状に延びており、左右両端には約90°の角を有する先鋭な隅部が形成されている。
なお、ヘッド2の形状は上記のようなものに限られない。例えば、ヘッド2の一部に水流制御用の窪みが形成されていてもよい。また、概略円錐型、角錐型、球形、魚の頭部を模した形状等であってもよい。
また、ヘッド2の上端には、上方に突出するようにラインアイ21が設けられている。ラインアイ21は、ラインを連結するための金属製部材であり、前後方向に延びる軸を中心とした環状に形成されている。また、ラインアイ21の後方には、ヘッド2から上方に突出するようにフックアイ22が設けられている。フックアイ22は、フック4を連結するための金属製部材であり、左右方向に延びる軸を中心とした環状に形成されている。
フックアイ22の後方には、フック保持用の突起であるフック保持部23が設けられている。図4に示すように、フック保持部23はヘッド2の上部後端の角部から後斜め上方へと突出した棒状部材であり、フック4を係止できるように硬度の高いステンレス鋼等の金属によって構成されている。
フック4はダブルフックであり、フックアイ22に取り付けるための取付部41と、取付部41から延びる2つの針部42とを有している。フック4は、一本の金属製の線状部材が湾曲されて形成されている。取付部41は、前記線状部材の中央部がC字状に湾曲された部分である。針部42は、取付部41の両端から延びており、J字状に湾曲して形成されている。
針部42の基端側には、直線状に形成された直線部43が設けられている。2つの針部42の直線部43は互いに平行に延び、接触又は近接している。2つの直線部43のそれぞれから先の部分は、互いに異なる方向に湾曲している。2つの湾曲部分の間の角度は、70乃至100°である。
かかるフック4はその取付部41においてフックアイ22に直接連結される。フック41の2つの直線部43の間に、フック保持部23が挿入され、フック4がフック保持部23に保持される。これにより、2つの直線部43がフック保持部23を挟む力で、フック4がヘッド2に固定される。
図2及び図6に示すように、フック保持部23に保持された状態のフック4は、2つの針部42が左右対称に斜め上方へそれぞれ延びるように、前側から見てV字状に配置される。
上記のように、ヘッド2の上面には、前から後へ向かって、ラインアイ21、フックアイ22、フック保持部23がこの順番で設けられている。ラインアイ21、フックアイ22、フック保持部23のそれぞれはこの順番でヘッド2の上面に設けられていればよく、これらの位置は限定されない。但し、ラインアイ21とフックアイ22との距離が近すぎると、ラインアイ21にラインを締結する際の作業性が悪化する。このため、ラインアイ21とフックアイ22とは適正な距離を隔てていることが好ましい。また、フック4の大きさは限られており、フックアイ22とフック保持部23とが近すぎると、直線部43にフック保持部23が届かず、適切にフックを保持することができなくなる。このため、フックアイ22とフック保持部23とは適正な距離を隔てている必要がある。しかも、ヘッド2の大きさは限られており、その制約の中でラインアイ21、フックアイ22、フック保持部23の設置位置を定める必要がある。かかる観点からは、ラインアイ21がヘッド2の前後方向中央位置よりも前側に設けられることが好ましく、フックアイ22がヘッド2の前後方向中央位置よりも後側に設けられることが好ましい。さらに、フックアイ22はヘッド2の後端面(軟質ルアー5が装着される面。以下、「装着面」という)24よりも前側に設けられることが好ましく、フック保持部23は、ヘッド2の装着面23から後側に突設されることが好ましい。
次に、装着部3について説明する。ヘッド2の後端は鉛直面である装着面24となっており、この装着面24の中央部から後方へ装着部3が延設されている。装着部3は、前後方向に直線状に延びる断面円形の棒状をなしており、前後方向の複数箇所にはリング状の凸部31が設けられている。また、装着部3の先端側には、後方に向かうにしたがって細くなるように形成されたテーパ部32が設けられている。さらに、このテーパ部32の先端からは、直線状の針部33が後方に延びている。針部33は、ステンレス鋼等の硬度の高い材料によって構成される。装着部3のその他の部分は、ヘッド2と同一の材料によって構成され、鋳造によりヘッド2と一体成形されている。
図7は、本実施の形態に係るジグヘッド1に軟質ルアー5を装着した状態、即ち、ジグヘッド付ルアー100の構成を示す斜視図であり、図8はその正面図、図9はその平面図、図10はその右側面図、図11はその底面図、図12はその背面図である。なお、左側面図は右側面図と対称に表れるため省略する。ユーザは、前後方向に長い軟質ルアー5の前端に装着部3を挿入することで、ジグヘッド1に軟質ルアー5を装着する。軟質ルアー5の前端面が装着面24と密着して又は若干の空間を隔てて対向するように、軟質ルアー5がジグヘッド1に装着される。かかる軟質ルアー5は、軟質合成樹脂、天然ゴム等の軟質素材を、魚、環形動物(ミミズ、ゴカイ等)等の胴体を模した細長い形状をなしている。なお、軟質ルアー5の形状はこれに限られず、ザリガニ、エビ、カエル等の甲殻類又は両生類の動物を模した形状であってもよい。
軟質ルアー5をジグヘッド1に装着するとき、ユーザは軟質ルアー5の前端面から装着部3を挿入する。このとき、細い針部33が装着部3の先端に設けられているため、軟質ルアー5に針部33を突き刺すことで、軟質ルアー5の前端面に小孔(裂け目)を形成できる。軟質ルアー5に装着部3をさらに深く挿入すると、テーパ部32がこの小孔を押し広げる。テーパ部32は先端が細いため、小孔に無理なく挿入できる。装着部3の概ね全体が軟質ルアー5に挿入されることで、軟質ルアー5の装着が完了する。
上記のように、装着部3が直線状に延びた棒状であるため、ユーザは軟質ルアー5に対して装着部3を真っ直ぐに挿入するだけで、容易に軟質ルアー5をジグヘッド1に装着できる。また、装着部3の側面には凸部31が設けられているので、この凸部31に軟質ルアー5が係止され、装着部3から軟質ルアー5が脱落することを防止できる。
図13は、本実施の形態に係るジグヘッド1に装着された軟質ルアー5の可動域を説明するための平面図である。図13に示すように、軟質ルアー5の前側の装着部3が挿入された範囲は変形しない。つまり、軟質ルアー5において、装着部3よりも後側の部分が可動域となる。このように、装着部3の長さに応じて軟質ルアー5の可動域が決まる。
軟質ルアー5は、可動域が大きいほど魚等に似た自然なアクションが可能となる。このため、装着部3の長さは短いことが好ましい。その一方で、装着部3の長さが短すぎると、軟質ルアー5を十分な力で係止できず、軟質ルアー5が脱落しやすくなってしまう。よって、装着部3の長さは、軟質ルアー5の可動域および軟質ルアー5を係止する力を考慮して決定する。かかる観点により、装着部3の長さは、ヘッド2の長さに対して50%以上150%以下とすることが好ましい。
また、フック4が装着部3よりも後方に大きく突出していると、フック4が軟質ルアー5の動きに干渉して、軟質ルアー5のアクションが阻害される。このため、フック4は大きすぎないことが好ましい。他方、フック4が小さすぎると、食いついた魚への針掛かりが悪化すると共に、後述するようなジグヘッド付ルアー100のローリングが十分に行われなくなる虞がある。これらの観点により、装着部3の前後方向長さは、フック4のヘッド2からの前後方向長さに対して50%以上100%以下とすることが好ましい。
次に、本実施の形態に係るジグヘッド付ルアー100の動作について説明する。ジグヘッド付ルアー100をステディリトリーブにより水中で進行させるとローリング、即ち、前後方向に延びる軸を中心として半回転の揺動を繰り返し行う。これは、フック4がフック保持部23に保持されていることによる。
図14は、ジグヘッド付ルアー100のローリングを示す正面図である。上記のように、フック4はヘッド2の上部において保持されている。ジグヘッド付ルアー100がステディリトリーブにより水中を引かれたとき、かかるフック4の2つの針部42には、水流による抵抗力が印加される。これに対してヘッド2は表面が滑らかな概略砲弾型であるため、水流による抵抗力が小さい。つまり、ジグヘッド1の上部で強い抵抗力が生じる。これにより、水中で進行しているジグヘッド付ルアー100の姿勢が不安定になる。また、フック4は左右対称に2つの針部42を有している。このため、ジグヘッド付ルアー100が水中で姿勢を崩したときに、一方の針部42に水流による強い抵抗力が生じ、左右の一方側(例えば、左側)に回転する。なお、ここでいう「左側に回転する」とは、前後方向に延びる軸を中心としてジグヘッド付ルアー100の上部が左側に倒れるように、つまり、正面視において反時計方向に回転することを意味する。
ここで、ヘッド2の上面にラインアイ21が設けられているため、ラインが引かれるとジグヘッド付ルアー100は前方斜め上方に引っ張られる。このように前方斜め上方に引かれる力が作用することにより、ジグヘッド付ルアー100が左側に回転し続けることがなく、回転方向が右側に反転する。その後、他方の針部42に水流による強い抵抗力が生じ、ジグヘッド付ルアー100がさらに右側に回転する。このような動作が繰り返されることで、ジグヘッド付ルアー100にローリングが発生する。これは小魚の動きに似ているため、この動きに対象魚が反応し、集魚効果が得られる。
対象魚がジグヘッド付ルアー100を咥えたときには、フック4が対象魚の口等に突き刺さり、フック4に大きな力が作用する。この力によりフック4がフック保持部23から外れ、ヘッド2に対して所定範囲で自在に変位可能となる。このため、対象魚が暴れたとしてもフック4が対象魚の動きに追従して変位し、対象魚からフック4が外れることが防止される。
(その他の実施の形態)
上記の実施の形態においては、ヘッド2の上部後端の角部から後斜め上方へと突出する棒状のフック保持部23によってフック4を保持する構成について述べたが、これに限定されるものではない。図15は、実施の形態に係るジグヘッドの基本構成を示す右側面図である。図15で破線にて示す部分、即ち、フック保持部23の形状及び設置部位はどのようなものであってもよい。但し、フック保持部は、ヘッド2の上側でフック4を保持するため、ヘッド2より上方に突出していることが好ましい。また、装着面24に軟質ルアー5の装着を妨げるような構造物を設けることは好ましくない。このため、次の第1変形例のように、装着面24とは異なる部位であって、装着面24より後側にフック保持部を設けることが考えられる。図16はジグヘッドの第1変形例を示す平面図であり、図17はその右側面図である。第1変形例では、ヘッド2の上部を後側に延出させ、この延出部分の上面に、上方に突出する棒状のフック保持部123を設けている。フック4の2つの直線部43でフック保持部123を挟むことにより、フック4を保持することができる。また、上記の実施の形態及び次の第2変形例のように、装着面24の上端角部から後方にフック保持部を突設することも好適である。図18はジグヘッドの第2変形例を示す平面図であり、図19はその右側面図である。第2変形例では、ヘッド2の上部後端の角部から後方に延びるようにL字状のフック保持部223が設けられている。このフック保持部223は、ヘッド2から後方に延びる水平部分と水平部分の後端から上方に延びる垂直部分とを有しており、フック4の2つの直線部43で垂直部分を挟むことにより、フック4を保持することができる。なお、図15乃至図19においては、フックを省略している。
また、フック保持部の構成だけでなく、ヘッドの形状、フックアイの設置位置も適宜設定することができる。例えば、実施の形態に係るジグヘッド1よりもフックアイの位置を前側にし、フック保持部をヘッド2の上端から垂直に突出するように設けてもよいし、ヘッドを前後方向に長くして、フック保持部をヘッド2の上端から垂直に突出するように設けてもよい。但し、ヘッドの前後方向長さはジグヘッド付ルアーの動きに影響を及ぼすため、様々なヘッドの前後方向長さに対応できる構成とすることが好適である。そのため、フック4の直線部43の少なくとも一部がヘッド2の後端面(装着面24)より後側に位置するようにフックアイ22を設け、この後端面よりも後側に延びるようにフック保持部を設け、後端面よりも後側でフック4を保持する構成とすることが好ましい。
本発明のジグヘッド付ルアー及びジグヘッドは、魚釣りに用いられるジグヘッド付ルアー及びジグヘッドとして有用である。
1 ジグヘッド
2 ヘッド
21 ラインアイ
22 フックアイ
23 フック保持部
24 装着面
3 装着部
31 凸部
32 テーパ部
33 針部
4 フック
41 取付部
42 針部
43 直線部
5 軟質ルアー
100 ジグヘッド付ルアー
上述した課題を解決するために、本発明の一の態様のジグヘッド付ルアーは、軟質ルアーと、前記軟質ルアーが装着されるジグヘッドとを備え、前記ジグヘッドは、金属製のヘッドと、前記ヘッドから突設され、前記軟質ルアーを装着するための装着部と、J字状に湾曲された2つの針部を有し、前記2つの針部が互いに所定角度をなすように結合され、前記ヘッドから前記軟質ルアーへ向かう長手方向に見たときに前記2つの針部がV字状をなすように前記ヘッドに取り付けられるフックと、ラインアイと、前記フックが移動可能に取り付けられるフックアイと、前記フックを着脱可能に保持するフック保持部と、を有し、前記ラインアイ、前記フックアイ、及び前記フック保持部は、前記ヘッドの上面において、前記軟質ルアーの反対側から前記軟質ルアー側に向かってこの順番で設けられている。
上記態様において、前記フックアイは、前記ヘッドの上面における前記装着面より前記軟質ルアーの反対側の部位に設けられてもよい。
本発明の他の態様のジグヘッドは、軟質ルアーが装着されるジグヘッドであって、金属製のヘッドと、前記ヘッドから突設され、前記軟質ルアーを装着するための装着部と、J字状に湾曲された2つの針部を有し、前記2つの針部が互いに所定角度をなすように結合され、前記ヘッドから前記軟質ルアーへ向かう長手方向に見たときに前記2つの針部がV字状をなすように前記ヘッドに取り付けられるフックと、ラインアイと、前記フックが移動可能に取り付けられるフックアイと、前記フックを着脱可能に保持するフック保持部と、を備え、前記ラインアイ、前記フックアイ、及び前記フック保持部は、前記ヘッドの上面において、前記軟質ルアーの反対側から前記軟質ルアー側に向かってこの順番で設けられている

Claims (10)

  1. 軟質ルアーと、
    前記軟質ルアーが装着されるジグヘッドと
    を備え、
    前記ジグヘッドは、
    金属製のヘッドと、
    前記ヘッドから突設され、前記軟質ルアーを装着するための装着部と、
    J字状に湾曲された2つの針部を有し、前記2つの針部が互いに所定角度をなすように結合されたフックと
    を有し、
    前記フックは、前記ヘッドから前記軟質ルアーへ向かう長手方向に見たときに前記2つの針部がV字状をなすように前記ヘッドに取り付けられる、
    ジグヘッド付ルアー。
  2. 前記フックは、前記ヘッドに移動可能に取り付けられ、
    前記ヘッドに設けられ、前記フックを着脱可能に保持するフック保持部を備える、
    請求項1に記載のジグヘッド付ルアー。
  3. 前記フックは、前記2つの針部のそれぞれが有する直線部が互いに平行に並び、
    前記フック保持部は、2つの前記直線部に挟まれることによって前記フックを保持するように構成されている、
    請求項2に記載のジグヘッド付ルアー。
  4. 前記ヘッドは、前記装着部が設けられ、前記軟質ルアーが装着される装着面を有し、
    前記フック保持部は、前記ヘッドにおける前記装着面より前記軟質ルアー側に突設される、
    請求項3に記載のジグヘッド付ルアー。
  5. 前記フック保持部は、前記装着面の上端から斜め上方に突設される、
    請求項4に記載のジグヘッド付ルアー。
  6. 前記フックが移動可能に取り付けられるフックアイを備え、
    前記フックアイは、前記ヘッドの上面における前記装着面より前記軟質ルアーの反対側の部位に設けられる、
    請求項4又は5に記載のジグヘッド付ルアー。
  7. 前記フックアイは、前記ヘッドの前記長手方向中央位置より前記軟質ルアー側に設けられる、
    請求項6に記載のジグヘッド付ルアー。
  8. 前記装着部は、前記ヘッドから直線状に延びた棒状をなしている、
    請求項1乃至7の何れかに記載のジグヘッド付ルアー。
  9. 前記装着部の長さは、前記ヘッドにおける前記軟質ルアー装着側からの前記フックの長さに対して50%以上100%以下である、
    請求項8に記載のジグヘッド付ルアー。
  10. 軟質ルアーが装着されるジグヘッドであって、
    金属製のヘッドと、
    前記ヘッドから突設され、前記軟質ルアーを装着するための装着部と、
    J字状に湾曲された2つの針部を有し、前記2つの針部が互いに所定角度をなすように結合されたフックと
    を備え、
    前記フックは、前記ヘッドから前記軟質ルアーへ向かう方向に見たときに前記2つの針部がV字状をなすように前記ヘッドに取り付けられる、
    ジグヘッド。
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