JP6056055B1 - ルアー - Google Patents
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Abstract
Description
(特許文献1):ルアーの頭部側(口側部位を含む。)に、ラインを直接縛り取付ける、またはラインを縛り付けた猿環(より戻し)を取付けるライン取付けリング(スプリクトリング)を設けた形態。
(特許文献2):ライン通し口をルアー本体に頭部側(口側部位を含む。)とした、頭部側から尾側に貫通形態とした、または頭部側から腹側に貫通形態とした横向き貫通孔形態の横向きライン通し孔を設けた形態。
(特許文献3):ライン取付けリングをルアー本体の背側(上部側)に設けた形態。
<請求項1記載の発明>
ルア一本体と、
このルア一本体の上部側から下向きの貫通孔形態で設けられた、非ル−プの一本形態のラインは通すが、二本合わせ形態のラインおよび前記一本形態のラインの結び目は通さない形態の結び目止め孔(3)を有する、前記ルア一本体とは別体である結び目止め孔形成部材(23)、(44)に形成された結び目止め孔(22)、(43a)が連通された又は孔全体が結び目止め孔である第1のライン通し孔(4)、(13)、(19)と、
前記ルア一本体の前部側から後方向きで前記第1のライン通し孔(4)、(13)、(19)に非貫通形態で連通してなる第2のライン通し孔(5)と、とを備えてなることを特徴とするルア一である。
このことは、以下の請求項に記載の発明においても同様である。
ルア一本体と、
このルア一本体の前部側から後方向きの貫通孔形態で設けられた、非ル−プの一本形態のラインは通すが、二本合わせ形態のラインおよび前記一本形態のラインの結び目は通さない形態の結び目止め孔(3)を有する、前記ルア一本体とは別体である結び目止め孔形成部材(23)、(44)に形成された結び目止め孔(22)、(43a)が連通された又は孔全体が結び目止め孔である第1のライン通し孔(32)、(38)と、
前記ルア一本体の上部側から下向きで前記第1のライン通し孔(32)、(38)に非貫通形態で連通してなる第2のライン通し孔(33)と、とを備えてなることを特徴とするルア一である。
前記第2のライン通し孔(33)のライン出し口(33a)、が前記ルア一本体の背部に設けられてなるとともに、
前記ライン出し口(33a)から出たラインが上方に引かれる状態では、前記ルアー本体は該ラインに対して背を向けた姿勢となることを特徴とする請求項2記載のルア一である。
第1のライン通し孔(4)、(13)、(19)のライン出し口(4a)、(13a)、(19a)が前記ルア一本体の背部に設けられてなるとともに、
前記ライン出し口(4a)、(13a)、(19a)から出たラインが上方に引かれる状態では、前記ルアー本体は該ラインに対して背を向けた姿勢となることを特徴とする請求項1記載のルアーである。
前記第1のライン通し孔(4)、(13)、(19)、(32)、(38)または前記第2のライン通し孔(5)、(33)から通したラインの先端が当たる、前記第1のライン通し孔(4)、(13)、(19)、(32)、(38)または前記第2のライン通し孔(5)、(33)の壁面が傾斜面であり、該傾斜面によって前記ラインの前記先端が容易に進行方向を変え進むことができるようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のルア一である。
前記ルア一本体に該ルア一本体よりも硬質な部材からなる結び目止め孔形成部材が設けられ、この結び目止め孔形成部材に前記結び目止め孔が形成されてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のルア一。
ラインを一本ライン形態で第1のライン通し孔から通し、または第2のライン通し孔から通し、結び目止め孔から出た部位に結び目を形成することにより、結び目は結び目止め孔によって止められ抜けない形態となる。
これによって、ルアー本体の前部側にライン出し口を形成している第2のライン通し孔から通した形態では、ラインに引かれ泳ぐルアーの泳ぎ形態は、引かれるラインに対して前側を向けたライン前向け泳ぎ形態となる。また、ルアー本体の上部側にライン出し口を形成している第1のライン通し孔から通した形態では、ラインに引かれ泳ぐルアーの泳ぎ形態は、引かれるラインに対して背を向けた背向け泳ぎ形態、または頭部上側を向けたライン頭部上側向け泳ぎ形態となる。
すなわち、本発明は、ラインを第1のライン通し孔に通し結び目を形成する、ラインを第2のライン通し孔に通し結び目を形成するという簡単な操作によって、ルアーの異なる種類の泳ぎ形態を選択できるという効果を奏する。
このような形態としても、請求項1記載の発明と同様な効果を奏する。
ルアー本体の上部側にライン出し口を形成しているライン通し孔から通した形態では、ラインに引かれ泳ぐルアーの泳ぎ形態は、引かれるラインに対して背を向けた背向け泳ぎ形態となる。
すなわち、本発明は、ラインをライン通し孔に通し結び目を形成する、ラインを環部に取付けるという簡単な操作によって、ルアーの異なる種類の泳ぎ形態を選択できるという効果を奏する。
請求項1に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、携帯ストラップのコードを非ループの1本コード形態で背部のライン出し口から通し、結び目を形成することで、ルアー飾りの携帯ストラップを簡単に作成することを可能にしているという効果を奏する。
請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、ライン通し孔に通し壁に当たったラインは、当った壁面が傾斜面であるので、そこで突っかかることなく、スムーズに向きを変え押し進めて容易に素早く外に出すことができるという効果を奏する。
請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、結び目止め孔形成部材に前記結び目止め孔によって、結び目が抜けない形態を実現するという効果を奏する。
また、強く引かれる結び目が食い込むような軟らかい素材をルアー本体に使用できるという効果を奏する。
硬質性合成樹脂製部材、金属製部材、木製部材などの硬質性部材からなるルアー本体2と、
このルアー本体2の上部側から下向きの後方側に傾斜した傾斜貫通孔形態で設けられた、非ループの一本ライン形態のライン200(道糸)は通すが、二本合わせ形態での重ねライおよび前記一本ライン形態のライン200の結び目201は通さない形態の結び目止め孔3を下方側に有する第1のライン通し孔4と、
ルアー本体2の前部側から略水平後方向きで第1のライン通し孔4に連通してなる第2のライン通し孔5と、とを備えてなる構成となっている。
第1のライン通し孔4はその全長の孔径が結び目止め孔3の孔径と同じとする孔形態もよい。
ライン出し口5aは口縁を湾曲形状にしていて、ライン200が押し付けられこすられた時の負荷を分散するようにしている。ライン出し口4a、ライン出し口3aについても同様な湾曲口形状にするのがよい。
符号10はリップ10である。
ルアー本体2の胴部表面には使用指定ラインの太さを示す号数の数字(ここでは「6」)が表記されている。
これによって、ライン200をルアー本体2の前部側にライン出し口5aを形成している第2のライン通し孔5から通した形態(=出した形態)では、ライン200に引かれ泳ぐルアー1の泳ぎ形態は、引かれるライン200に対して前側を向けたライン前向け泳ぎ形態となり、ルアー本体2の上部側にライン出し口4aを形成している第1のライン通し孔4から通した形態では、ライン200に引かれ泳ぐルアー1の泳ぎ形態は、引かれるライン200に対して背を向けた背向け泳ぎ形態、または頭部上側を向けたライン頭部上側向け泳ぎ形態となる。
すなわち、ライン200を第1のライン通し孔4に通し結び目201を形成する、ライン200を第2のライン通し孔5に通しライン出し口3aから出し、その出たライン部位に一回結びの結び目201を形成するという簡単な操作によって、ルアー1の異なる泳ぎ形態を選択できる。
(1)図2の図(a)
ライン出し口4aからライン200を挿入し、ライン出し口3aから出し、結び目201を作る。
スプリットリング9a、9bには釣り針202a、202bが取り付けられている。
このライン挿入形態では、ルアー1は上方に引かれるライン200に対して背を向けた背向け姿勢で引かれて行く背向け泳ぎ形態となる。
ライン出し口5aからライン200を挿入し、推し進められたライン200の先端は、傾斜面6に当たり、容易に傾斜方向に向きを変えて進ませることができ、、ライン出し口3aから出し、結び目201を作る。
このライン挿入形態では、ルアー1は前方に引かれるライン200に対して前を向けた前向き姿勢で引かれて行く前向け泳ぎ形態となる。
取付けリング7にライン200を縛り付けた、一般的なルアーの使用形態である。
ライン200に猿環を設け、該猿環を取付けリング7に取付ける使用形態もある。
取付けリング7にライン200よりも高強度のライン200c(一般的にはライン200より太い)を縛り付け、第1のライン通し孔4にライン200bを通し、ライン出し口4aから出ているライン部位に結び目201aを作り、ライン出し口3aから出ているライン部位に釣り針202を取付けた使用形態としている。
ここでは、釣り針202a、202bを取付けない使用形態としているが、いずれかまたは両方の釣り針を付けた使用形態としてもよい。
竿からのライン200に結び目201aを作り、該結び目201aから延びるライン部位をライン出し口4aから入れ第1のライン通し孔4に通し、ライン出し口3aから出た部位に結び目201を作り、釣り針202を取付けている。
釣り針202aは設けない形態としている。
竿からのライン200に結び目201aを作り、該結び目201aから延びるライン部位をライン出し口5aから入れ第2のライン通し孔5に通し、ライン出し口3aから出た部位に結び目201を作り、釣り針202を取付けている。
釣り針202bは設けない形態としている。
ライン出し口3aから出たライン部分に錘206を取付けている。
これによって、ルアーを遠くまで投げることが可能となる。また、泳ぎスタイルにも影響を与える。
錘206には、結び目止め孔3と同様の孔径の結び目止め孔206bが設けられている。
錘206は、ライン出し口5a側に設けることもでき、ライン出し口3aおよびライン出し口5aに設けることもできる。
錘の形態は球体に限定されるものではなく、円盤形態、円柱形態、四角形、五角形以上の多角形、楕円体など多様な形態がある。
非ループの一本コード形態で結び目止め孔3は通るがその結び目203aは通らない太さのコード203を、第1のライン通し孔4に通し、ライン出し口3aから出ているコード部分委結び目203aを作り、ライン出し口4aから出ているコード部分を長くして、その先端にストッパー204を付けてなる携帯ストラップ205を形成している。
コードにはライン200も含まれるものであることは言うまでもない。
また、ストッパー204を設けない形態、ストッパー204に変えて他のルアーを設けた形態とするのがよい。
この3か所のライン取り付け部位の選択によって、ルアー1のルアー操作による泳ぎ形態も3種類となり、それを自由に選択できるものである。
また、釣り針の付け形態も容易に変えることが可能である。
よって、これらの組み合わせによって、多様な使用形態を可能としたルアーを実現している。
また、背部にライン出し口4aを設けているので、そこからのコードの出しによって、ルアーを横向き形態に吊り下げることができ、ルアーが横向きで吊られた携帯ストラップを形成できる。
第1のライン通し孔13は、第2のライン通し孔5と略同孔径で該第2のライン通し孔5と連通するライン案内部15と、結び目止め孔3とからなっている。
ライン案孔15と結び目止め孔3の間には傾斜形態の、ラインを結び目止め孔3に当たり無くスムーズに誘い込むための誘い込み部16が形成されている。
符号13aはライン出し口13aである。
結び目止め孔3よりも孔径の大きい第1のライン通し孔13と第2のライン通し孔5との連通か所に傾斜面6が形成されているので、ライン200の曲がり動作許容範囲が広くなり、ライン200の進行の向きを変えることが容易になる。
第1のライン通し孔19は、第2のライン通し孔5が連通する該第2のライン通し孔5と同じ孔径のライン案内孔21と、このライン案内孔21と連絡する、非ループの一本形態のライン200は通すが重ね形態のライン200および非ループ一本形態のライン200に形成した結び目は通さない孔形態の結び目止め孔22とからなっている。
結び目止め孔22とライン案内孔21の間には、結び目止め孔形成部材23側に開口をライン案内孔21よりも大径とし、かつ、なだらかなテーパーを形成して結び目止め孔22に連絡する誘い込み部24が形成されている。
符号19aはライン出し口19aである。符号22aはライン出し口22aである。
結び目止め孔形成部材23は、ルアー本体2よりも硬質な金属製部材、硬質性合成樹脂製部材などからなっていて、強い引きによっても結び目がライン出し口22a内に潜り込むことがない。
また、リング取付け部8a、8bは設けていない。よって、ラインのライン出し口22aから出ている部位に釣針を付けた使用形態のみとなる。
ルアー本体30と、
このルアー本体30の前部側から後方向きの貫通孔形態で設けられた、非ループの一本ライン形態のライン200は通すが、二本合わせ形態での重ねライおよび前記一本ライン形態のラインの結び目201は通さない形態の結び目止め孔31を有する第1のライン通し孔32と、
ルアー本体30の上部側から下向きで第1のライン通し孔32に傾斜形態で連通してなる第2のライン通し孔33と、とを備えている。
第2のライン通し孔33から挿入されたライン200の先端が突き当たる第1のライン通し孔32の面部位が傾斜面6となる。
符号31aはライン出し口31a、符号32aはライン出し口32a、符号33aはライン出し口33aである。
他の部位は実施例1と同様であるので説明を省略する。
結び目止め孔形成部材35は、ルアー39を遠投するための、およびルアー39を水深の深い位置で引き泳がせ操作するための錘として機能する。
符号43aはライン出し口43a、符号45aはライン出し口45a、符号45bはライン出し口45b、符号46aはライン出し口46a、符号46bはライン出し口46bである。
ルアー本体2の腹部にリング取付け部8a、8b、8cを設け、それにスプリットリング9a、9b、9cを設けていて、釣り針を着脱できるようにしている。
符号6aは傾斜面であり、傾斜面6と同様な機能である。
ルアー本体30と、このルアー本体30の上部から下部に向けて貫通形態で設けられた、非ループの一本ライン形態のラインは通すが、二本合わせ形態での重ねライおよび前記一本ライン形態のラインの結び目は通さない形態の結び目止め孔61を有するライン通し孔62と、とを備えた形態となっている。
ライン通し孔62の全体の孔径は結び目止め孔61の孔径と同じとなっている。
符号61aはライン出し口61a、符号62aはライン出し口62aである。
ルアー本体30と、このルアー本体30の下部に開口67aとした結び目収納部を兼ねた傾斜止り穴形態の凹み部67と、ルアー本体の上部から凹み部67に貫通された非ループの一本ライン形態のラインは通すが、二本合わせ形態での重ねライおよび前記一本ライン形態のラインの結び目は通さない形態の結び目止め孔68を有する第1のライン通し孔69と、
ルアー本体の前部から凹み部67に貫通された非ループの一本ライン形態のラインは通すが、二本合わせ形態での重ねライおよび前記一本ライン形態のラインの結び目は通さない形態の結び目止め孔70を有する第2のライン通し孔71と、とを備えた形態である。
符号68aはライン出し口68a、符号69aはライン出し口69a、符号70aはライン出し口70a、符号71aはライン出し口71a、符号201bは結び目201bである。
錘206は凹み部67の内壁面に当たり押し込みは見込み形態で収納される。
符号74aはライン出し口74aである。
結び目収納孔78はライン出し口71a、ライン出し口69aのいずれの孔に対しても傾斜孔である。よって、ライン出し口71aないしライン出し口69aから挿入したライン200の先端は、結び目収納孔78の傾斜対抗面にあたり、該傾斜対抗面が傾斜しているのでライン200の先端はスムーズに下り傾斜側に曲げられ、結び目収納孔78から外にスムーズに出る。
結び目収納孔78の大きさは、収納された結び目201およびライン200は該ライン200が捩れると該捩れを解消するように回る大きさである。
金属製部材や硬質性樹脂部材などの硬質部材からなる結び目止め孔形成部材80は、ルアー本体30を前後に貫く硬質部材本体82と、この硬質部材本体82の上部に突出形態で設けられた、その上部をルアー本体30の背部に露出した上部突出部83と、硬質部材本体82の前側下部に突出形態で設けられた、リング取付け部8aを有する前下突出部84aと、硬質部材本体82の後側下部に突出形態で設けられた、リング取付け部8bを有する後下突出部84aと、硬質部材本体82を前後に貫通形態で設けられた第1のライン通し孔38と、上部突出部83に設けられた、第1のライン通し孔38と連通してなる傾斜孔形態の第2のライン通し孔33と、とからなっている。
結び目止め孔形成部材80はルアーの骨組みないし骨格となっているので、ルアー本体をシリコンゴム製部材などのゴム製部材、塩化ビニールなどの柔軟性の合成樹脂製部材などの柔軟性部材することを可能するものである。
<付記4記載の発明>
ルアー本体と、
このルアー本体の前部側に設けられた、ラインを結びつけるまたは該ラインに取付けられた猿環等を連結するための環部と、
前記ルアー本体の上部側から下向きの貫通孔形態で設けられた、非ループの一本ライン形態のラインは通すが、二本合わせ形態での重ねライおよび前記一本ライン形態のラインの結び目は通さない孔形態の結び目止め孔を有するライン通し孔と、とを備えてなることを特徴とするルアーである。
ラインを一本ライン形態でライン通し孔から通し、出た部位に結び目を形成することにより、ラインは結び目止め孔によって止められ抜けない形態となる。
これによって、ルアー本体の前部側に設けた環部にラインを取付けた形態では、ラインに引かれ泳ぐルアーの泳ぎ形態は、引かれるラインに対して前側を向けたライン前向け泳ぎ形態となり、ルアー本体の上部側にライン出し口を形成しているライン通し孔から通した形態では、ラインに引かれ泳ぐルアーの泳ぎ形態は、引かれるラインに対して背を向けた背向け泳ぎ形態、または頭部上側を向けたライン頭部上側向け泳ぎ形態となる。
すなわち、本発明は、ラインをライン通し孔に通し結び目を形成する、ラインを環部に取付けるという簡単な操作によって、ルアーの異なる種類の泳ぎ形態を選択できるという効果を奏する。
また、結び目から延びたラインに釣り針を取付けた使用形態も実現するものである。
<付記5記載の発明>
ルアー本体と、
このルアー本体に貫通孔形態で設けられた、非ループの一本ライン形態のラインは通すが、二本合わせ形態での重ねライおよび前記一本ライン形態のラインの結び目は通さない形態の結び目止め孔を有する、または前記ルアー本体とは別体である結び目止め孔形成部材に形成された前記結び目止め孔が連通された第1のライン通し孔と、
前記ルアー本体に前記第1のライン通し孔とは異なる箇所に該第1のライン通し孔とは非交差形態の貫通孔形態で設けられた、非ループの一本ライン形態のラインは通すが、二本合わせ形態での重ねライおよび前記一本ライン形態のラインの結び目は通さない形態の結び目止め孔を有する、または前記ルアー本体とは別体である結び目止め孔形成部材に形成された前記結び目止め孔が連通された第2のライン通し孔と、とを備えてなることを特徴とするルアーである。
ラインを一本ライン形態で第1のライン通し孔から通し、または第2のライン通し孔から通し、出た部位に結び目を形成することにより、ラインは結び目止め孔によって止められ抜けない形態となる。
これによって、第1のライン通し孔から出ているラインによるルアーの第1の泳ぎ形態と、第1のライン通し孔のライン出口とは異なる箇所にある第2のライン通し孔のライン出口から出されたラインによるルアーの第2の泳ぎ形態とは、当然異なる泳ぎ形態になる。
すなわち、本発明は、ラインを第1のライン通し孔に通し結び目を形成する、ラインを第2のライン通し孔に通し結び目を形成するという簡単な操作によって、ルアーの異なる泳ぎ形態を選択できるという効果を奏する。
また、ルアー本体に釣り針が取付けられた形態においては、結び目は結び目止め孔によって止められるので、魚の負荷はルアーにかかる形態となるものである。
また、結び目から延びたラインに釣り針を取付けた使用形態も実現するものである。よって、異なる種類の泳ぎ形態の選択と釣り針の取り付け方の選択という組み合わせ形態が可能である。よって、従来では成し得ない多様な使用形態を可能としたルアーを実現している。
<付記6記載の発明>
前記第1のライン通し孔および前記第2のライン通し孔またはいずれか一方が、前記ルアー本体に形成された、前記結び目が収納される貫通孔形態、止り穴形態または溝形態の結び目収納部に連通され、該結び目収納部の形態が収納された前記結び目が容易に回ることができる形態であることを特徴とする付記5記載のルアー。
このような構成としても付記5記載の発明と同様な効果を奏するとともに、結び目収納部に結び目を収納隠すことができるという効果を奏する。
2:ルアー本体、
3:結び目止め孔、
3a:ライン出し口、
4:第1のライン通し孔、
4a:ライン出し口、
5:第2のライン通し孔、
5a:ライン出し口、
6、6a:傾斜面、
7:取付けリング、
8a、8b:リング取付け部、
9a、9b:スプリットリング、
10:リップ、
13:第1のライン通し孔、
13a:ライン出し口、
14:ルアー、
15:ライン案孔、
16:誘い込み部、
19:第1のライン通し孔、
19a:ライン出し口、
20:ルアー、
21:ライン案内孔、
22:結び目止め孔、
22a:ライン出し口、
23:結び目止め孔形成部材、
24:誘い込み部、
29:ルアー、
30:ルアー本体、
31:結び目止め孔、
31a:ライン出し口、
32:第1のライン通し孔、
32a:ライン出し口、
33:第2のライン通し孔、
33a:ライン出し口、
35:結び目止め孔形成部材、
36:結び目止め孔、
36a:ライン出し口、
38:第1のライン通し孔、
38a:ライン出し口、
39:ルアー、
42:結び目収納凹み部、
43:結び目止め孔、
43a:ライン出し口、
44:結び目止め孔形成部材、
45:第3のライン通し孔、
45a:ライン出し口、
45b:ライン出し口、
46:第4のライン通し孔、
46a:ライン出し口、
46b:ライン出し口、
49:ルアー、
50:イン通し孔、
51:結び目収納部、
55:第3のライン通し孔、
56:ルアー、
57:第4のライン通し孔5、
58:ルアー、
60:ルアー、
61:結び目止め孔、
61a:ライン出し口、
62:ライン通し孔、
62a:ライン出し口、
66:ルアー、
67:凹み部、
67a:開口、
68:結び目止め孔、
68a:ライン出し口、
69:第1のライン通し孔、
69a:ライン出し口、
70:結び目止め孔、
70a:ライン出し口、
71:第2のライン通し孔、
71a:ライン出し口、
74:凹み部、
74a:ライン出し口、
75:ルアー、
78:結び目収納孔、
79:ルアー、
80:結び目止め孔形成部材、
81:ルアー。
200、200a、200b:ライン、
200c:ライン、
201、201a、201b:結び目、
202、202a、202b、202c:釣り針、
203:コード、
203a:結び目、
204:ストッパー、
205、205a:携帯ストラップ、
206:錘、
206b:結び目止め孔。
Claims (6)
- ルア一本体と、
このルア一本体の上部側から下向きの貫通孔形態で設けられた、非ル−プの一本形態のラインは通すが、二本合わせ形態のラインおよび前記一本形態のラインの結び目は通さない形態の結び目止め孔(3)を有する、前記ルア一本体とは別体である結び目止め孔形成部材(23)、(44)に形成された結び目止め孔(22)、(43a)が連通された又は孔全体が結び目止め孔である第1のライン通し孔(4)、(13)、(19)と、
前記ルア一本体の前部側から後方向きで前記第1のライン通し孔(4)、(13)、(19)に非貫通形態で連通してなる第2のライン通し孔(5)と、とを備えてなることを特徴とするルア一。 - ルア一本体と、
このルア一本体の前部側から後方向きの貫通孔形態で設けられた、非ル−プの一本形態のラインは通すが、二本合わせ形態のラインおよび前記一本形態のラインの結び目は通さない形態の結び目止め孔(3)を有する、前記ルア一本体とは別体である結び目止め孔形成部材(23)、(44)に形成された結び目止め孔(22)、(43a)が連通された又は孔全体が結び目止め孔である第1のライン通し孔(32)、(38)と、
前記ルア一本体の上部側から下向きで前記第1のライン通し孔(32)、(38)に非貫通形態で連通してなる第2のライン通し孔(33)と、とを備えてなることを特徴とするルア一。 - 前記第2のライン通し孔(33)のライン出し口(33a)、が前記ルア一本体の背部に設けられてなるとともに、
前記ライン出し口(33a)から出たラインが上方に引かれる状態では、前記ルアー本体は該ラインに対して背を向けた姿勢となることを特徴とする請求項2記載のルア一。 - 第1のライン通し孔(4)、(13)、(19)のライン出し口(4a)、(13a)、(19a)が前記ルア一本体の背部に設けられてなるとともに、
前記ライン出し口(4a)、(13a)、(19a)から出たラインが上方に引かれる状態では、前記ルアー本体は該ラインに対して背を向けた姿勢となることを特徴とする請求項1記載のルアー。 - 前記第1のライン通し孔(4)、(13)、(19)、(32)、(38)または前記第2のライン通し孔(5)、(33)から通したラインの先端が当たる、前記第1のライン通し孔(4)、(13)、(19)、(32)、(38)または前記第2のライン通し孔(5)、(33)の壁面が傾斜面であり、該傾斜面によって前記ラインの前記先端が容易に進行方向を変え進むことができるようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のルア一。
- 前記ルア一本体に該ルア一本体よりも硬質な部材からなる結び目止め孔形成部材が設けられ、この結び目止め孔形成部材に前記結び目止め孔が形成されてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のルア一。
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