JP5840816B1 - ジグヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のアクションを再現することが可能であり、ターゲットフィッシュに対して高いアピール力を有するジグヘッドを提供する。【解決手段】ジグヘッド1は、ワーム(図示しない)が取替え自在に取り付けられるストレートフック20と、ストレートフック20が固定されるシンカー2とを有する。シンカー2には、ストレートフック20の固定位置よりも下側に形成される腹側延長部4と、ストレートフック20の固定位置よりも上側に形成される背側延長部5とが設けられている。背側延長部5には環状のアイ13が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、魚釣りに用いられるジグヘッドに関する。
近年、海でもルアー釣りが盛んに行われている。ルアーは、ハードルアーとソフトルアーに大別される。
ハードルアーの例として、ミノー、クランクベイト、ペンシル、ホッパー、バイブレーションなどが挙げられる。これらは、リアルな魚の形状・模様・色彩が施されており、その形状や仕掛けに応じて多彩な動き(アクション)を再現することが可能である。
ソフトルアーの例として、テキサスリグやジグヘッドリグが挙げられる。リグとは弾性体である軟質性のソフトワーム(以下「ワーム」と略す。)等を利用するための仕掛けのことである。
テキサスリグは、フックとシンカーが別体となっており、糸にシンカー(オモリ)を通した後、糸の端部をオフセットフックのアイに結ぶようにしたものであり、オフセットフックにはワームが取替え自在に取り付けられる。
一方、ジグヘッドリグは、フックとシンカーが一体となっており(一体となったものを「ジグヘッド」と称する。)、球形状(図7、又は、特許文献1掲載図面参照)、フットボール形状や、魚の頭部のみを模した形状などのシンカーにフック(ストレートフックであることが多い)が固定されており、このフックにワームが取替え自在に取り付けられる。一般に、ストレートフックは、針先がワームを貫通して外表面上に出てくるため(特許文献1掲載図面参照)、フッキングし易い反面、根掛かりし易いと言われている。
ところで、口の大きい魚はベイトフィッシュを後ろから丸呑みしようとするが、大抵は、ベイトフィッシュの目やヒレなどに攻撃を加え、ある程度ダメージを与えて弱らせてから補食しようとする。そのため、ワームは、様々な方向から、ターゲットフィッシュによるアタック(負荷)を受けることから、所定の位置からズレ易いという問題がある。
ワームの取り付け方にもよるが、一般に、ストレートフックの場合には、ワームはストレートに伸びるフックのシャンク部に挿通されるため、横方向からのアタック、即ちワームの腹部に向けて側面側からアタックがあった場合でも所定の位置からズレ難いが、ワームの尻尾がバイトされてワームが後方に引っ張られたときには所定の位置からズレ易い。一方、オフセットフックの場合には、ワームは屈曲したオフセットクランク部と針先との間に架け渡されるように取り付けられるため、オフセットクランク部が引っ掛かりとなってワームが後方に引っ張られた場合でも所定の位置からズレ難いが、横方向からのアタック(ワーム側面へのアタック)を受けたときには、ワームにねじり力が働いて位置ズレを起こし易い(図7参照)。図7は、横方向からのアタック(ワーム側面へのアタック)を受けたときに、ワーム100にねじり力が働いて、ワーム100の前頭部がオフセットクランク部101から外れた状態を示している。
ワームが所定の位置からズレてしまうと、その泳ぎ方が不自然になり、魚がバイトした場合でもフッキングしないおそれがある。したがって、ジグヘッドに取り付けられるワームは、魚のバイトや、根掛かりがあった場合でも、所定の位置からズレない方が好ましい。
特許第3749006号公報
従来のジグヘッドのシンカーは、球形状(図7、又は、特許文献1掲載図面参照)、フットボール形状、魚の頭部のみを模した形状などの単純な形状のものが主流であった。そのため、多彩な動き(アクション)を再現することが難しく、その動きもリアルさに欠けるという問題があった。その結果、ルアー釣りの楽しみが乏しく、魚の食いつきも悪いという問題があった。
魚は、捕食しようとする魚の背側と腹側とを、色の違いにより見分けていると考えられている。したがって、魚の背部や腹部を塗装により表現することできれば釣果の改善が期待できるが、従来のジグヘッドでは、球形状、フットボール形状、魚の頭部のみを模した形状などの単純な形状のシンカーが用いられており、魚の背部や腹部に対応する部分を有しないため、塗装により背部や腹部を表現することができなかった。
本発明は、これらの課題に鑑みてなされたものであり、複数のアクションを再現することが可能であり、ターゲットフィッシュに対して高いアピール力を有するジグヘッドを提供することを目的とする。
本発明のジグヘッドは、ワームが取替え自在に取り付けられるフックと、当該フックが固定されるシンカー本体と、当該シンカー本体に設けられた第1の環状のアイとを有するジグヘッドであって、前記シンカー本体の水底側には後方に延びる腹側延長部が設けられ、前記シンカー本体の水面側には後方に延びる背側延長部が設けられ、前記背側延長部には第2の環状のアイが設けられることを特徴とする。
さらに、本発明のジグヘッドは、任意的に、前記背側延長部の横幅よりも前記腹側延長部の横幅を大きく設定するようにしても良い。
さらに、本発明のジグヘッドは、任意的に、前記フックはストレートフックであり、前記腹側延長部の端部には上方に向けて返し部が形成されるようにしても良い。
さらに、本発明のジグヘッドは、任意的に、前記シンカーの水底側にはアシストフックが着脱自在に装着されるアイが設けられ、前記腹側延長部には当該アシストフックを嵌合することができる溝部が複数形成されたフィンが設けられるようにしても良い。
さらに、本発明のジグヘッドは、任意的に、前記フックはオフセットフックであり、前記腹側延長部は当該オフセットフックのオフセットクランク部に向けて形成されるようにしても良い。
本発明によれば、1つのジグヘッドで複数の動き(アクション)を再現することが可能であることからルアー釣りの楽しみが増し、ターゲットフィッシュに応じて適切な動き(アクション)を選択することにより、魚の食いつき性も向上する。
本発明によれば、任意的に、前記フックをストレートフックとし、腹側延長部の端部には上方に向けて返し部が形成されることにより、ストレートフック型のジグヘッドにおいて、ワームの位置ズレを低減することも可能であり、これにより、ワームの尻尾を下側に垂れさせるような取り付け方をすることもできる。また、本発明によれば、任意的に、前記フックをオフセットフックとし、腹側延長部はオフセットクランク部に向けて形成されることにより、オフセットフック型のジグヘッドにおいて、ワームの位置ズレを低減することも可能である。
本発明の一実施の形態であるストレートフック型のジグヘッドの側面図である。 図1に示すジグヘッドの背面図である。 図1に示すジグヘッドの底面図である。 図1に示すジグヘッドへのワームの取付け状態説明図である。 本発明の他の実施の形態であるオフセットフック型のジグヘッドの側面図である。 図5に示すジグヘッドのオフセットクランク部周辺の拡大図である。 従来のオフセットフック型のジグヘッドの側面図である。
以下、本発明の一実施の形態であるジグヘッド1について説明する。図1は、本発明の一実施の形態であるストレートフック型のジグヘッド1の側面図であり、図2は、図1に示すジグヘッド1の背面図であり、図3は、図1に示すジグヘッド1の底面図である。
図1に示されるとおり、ジグヘッド1は、オモリの役目を果たすシンカー2と、シンカー2に固定されたストレートフック3とを有している。このストレートフック3には、弾性体である軟質性の樹脂製ワーム(図示しない)が取替え自在に取り付けられる。シンカー2には魚の口や目を模した加工が施されており、その口内や目の上部には円環状のアイ10、11が取り付けられている。
シンカー2の水底側には後方に延びる腹側延長部4が設けられ、シンカー2の水面側には後方に延びる背側延長部5が設けられている。腹側延長部4は、ワームが取り付けられた状態で見たときにルアーの腹部の一部を構成するように、シンカー2の水底側から後方に向けて延びるように設けられている。背側延長部5は、ワームが取り付けられた状態で見たときにルアーの背部の一部を構成するように、シンカー2の水面側から後方に向けて延びるように設けられている。
本実施の形態においては、シンカー2は、ストレートフック3が固定されたシンカー本体2aと、腹側延長部4と、背側延長部5とが、同一の材料により一体として成型されている。もっとも、図示しないが、フックが固定されるシンカーと、シンカーの水底側で後方に延びて設けられる腹側延長部と、シンカーの水面側で後方に延びて設けられる背側延長部とを異なる材料で別々に形成した後、シンカーに対して腹側延長部や背側延長部を固定するようにしても良い。
腹側延長部4を設けることにより、シンカー2の重心が水底側に設定されるとともに、腹側延長部4がバランサーとして機能しローリングしにくくなるので、ダートアクションを再現し易くなる。なお、ダートアクションとは、小魚が激しく逃げ惑う動きをイメージしたもので、ルアーが左右に突進するような動きのことである(魚が盛んにベイトフィッシュを追いかけているようなシーズンに有効なアクションとされている。)。ダートアクションは、例えば、アイ11に糸(図示しない)を結び付け、一旦、水中で糸をフケさせた後(弛ませた後)、一気に竿を上げて糸を張ることにより、ジグヘッド1の前面(魚の頭部を模したシンカー2の額部あたり)が水の抵抗を受けて、左右のどちらか抵抗の少ない方向に進むことになる現象を利用した動きである。
とくに、本実施の形態においては、図2に示されるとおり、前記背側延長部5の横幅よりも、腹側延長部4の横幅を大きく設定している。これにより、ジグヘッド1全体が更に低重心になるとともに、腹側延長部4のバランサーとしての機能が向上し、より安定感が増すので、更にダートアクションを再現し易くなる。また、ジグヘッド1がロールし難くなるため、ジグヘッド1やワームが糸と絡みにくくなり、快適な釣りが楽しめる。
背側延長部5には環状のアイ12が設けられている。これにより、従来製品よりも後方(背中側)にあるアイ12に糸(図示しない)を結び付けることができる。なお、本実施の形態においては、背側延長部5の先端に、円環状のアイ12が取り付けられている。
従来よりも背中側に設けられたアイ12に糸を結び付けて引き上げた場合、ルアーは全体として頭部を水底側にして前のめりに傾くので、糸をゆっくり引き上げながらルアーを泳がせた場合には、ルアーは水の抵抗を受けてバイブレーションプラグのような動き、即ち、ブルブルと小刻みに振動しながら泳ぐアクションを再現することができる。
以上述べたとおり、本発明のジグヘッド1は、腹側延長部4を設けたことによりダートアクションを再現し易くなり、アイ12が設けられた背側延長部5を設けたことによりバイブレーションの動きを実現することが可能となったものであり、1つのジグヘッド1で複数のアクションを再現することができる。
ストレートフック型のジグヘッド1である本実施の形態においては、腹側延長部4の端部には上方に向けて返し部6が形成されている。本実施の形態においては、返し部6は、腹側延長部4の先端を、ストレートフック3の根元方向に向けて上向きに折り曲げることにより形成されている。ストレートフック3にワームを取り付けた場合、この返し部6がキーパーとなって、ワームの取付け位置や角度を保持することができる。
図4は、図1に示すジグヘッドへのワームの取付け状態説明図であり、図中(a)が軟質性のワーム9の先端(頭部)から尾ビレまでが真っ直ぐになるように取り付けた状態を、図中(b)がワーム9の尾ビレが下側に垂れるように取り付けた状態を示している。通常、ワーム9は図4の(a)に示される状態で取り付けられるが、本実施の形態では返し部6が形成されていることにより、通常よりもワーム9をストレートフック3の根元に押し込んでも、ワーム9の復元力に抗してワーム9の取付け位置や角度を保持することができ、このような取付け方をした場合には、フックの曲がり(ベンド)により、図4の(b)に示されるように、尾ビレを下側に垂らすように取り付けることができる。このように、尾ビレを下側に垂らした状態でワーム9を泳がせると、ワーム9の尾ビレが左右に振れるという動きを再現することができる。
以上述べたところによれば、本発明のジグヘッド1は、ダートアクションとバイブレーションの動き再現することができるのみならず、腹側延長部4に返し部6を形成することにより、ワームの尾ビレを左右に振らせる動きも再現することができる。このように複数のアクションを再現することができるので、ルアーフィッシングの楽しみが増し、釣果の向上も期待できる。
さらに、本発明のジグヘッド1は、背側延長部5と腹側延長部4とを有するので、これらに塗装や加工を施すことで、魚の背部や腹部を表現することができ、よりリアルなルアーを作成することができる。ワームとジグヘッドが一体化して見えるフォルムに近付けることができ、スイムベイトのように、実際の魚の形状に近いルアーを作ることができる。
図1や図3に示されるとおり、シンカー2の水底側にはアシストフックとしてのダブルフック20が着脱自在に装着されるアイ13が設けられ、腹側延長部4にはダブルフック20を嵌合するフィン7が設けられている。本実施の形態においては、アイ13はフィン7の前側付け根部分に設けられている。
図3に示されるとおり、ダブルフック20は、2つのシングルフックを端部で連結したものであり、この連結部がアイの役目を果たし、各フックのシャンク部21には僅かな隙間が形成されている。この隙間をフィン7に嵌め込むことにより、ダブルフック20をフィン7に嵌合することができる。また、ダブルフック20の一方の針先をアイ13に挿通させることにより、ジグヘッド1に対して、アシストフックとしてのダブルフック20を着脱自在に装着することができる。なお、本実施の形態においては、アシストフックとしてダブルフック20を用いているが、フィン7に嵌め込むことができる形状のフックであれば、これに限られず用いることができる。
フィン7には複数段にわたって溝部8が形成されている。溝部8はアイ13を起点として放射線状に形成されている。これにより、胸ビレとしての意匠性が表現されるのみならず、各溝部8に対してダブルフック20を挟み込むようにして装着することにより、ダブルフック20の装着角度を段階的に変えることができる。
アシストフックとしてダブルフック20を取り付けることにより、当然に、フッキング確率の向上が図られるが、次に述べるとおり、様々な効果を発揮することも可能である。例えば、キャストの際にダブルフック20をフィン7に装着すれば、空気抵抗が減るのでキャストの飛距離や精度を向上させることができ、また、糸の絡まり(ライントラブル)を回避することができる。加えて、ダブルフック20の装着角度を段階的に変えることができるので、様々な魚種に対応することができる。例えば、青魚やシーバスのように反転してベイトフィッシュ(ルアー)を頭部側から丸飲みしようとする魚をターゲットとする場合にはダブルフック20を立てることにより、ヒラメやコチのように後下方向からアタックする魚にはダブルフック20を寝かせることにより、フッキング確率を上げることができる。一方、アシストフックが必要ではないロックフィッシュを狙う場合や、根掛かりの多い場所で釣る場合や、釣行後に収納保管する場合には、ダブルフック20を容易に取り外すことができる。
ところで、一般に、ワームは、フックに固着ないし固定されるものではなく、元々、取替え自在に取り付けられるものであるため、魚にワームをバイトされた場合や根掛かりした場合には、その取付け位置がズレ易い。この取付け位置のズレは、前後左右方向のみならず、フックの軸回り方向にねじれてしまう場合もある。ワームが所定の位置からズレてしまうと、その泳ぎ方が不自然になり、魚がバイトした場合でもフッキングしないおそれがある。したがって、ジグヘッドに取り付けられるワームは、魚のバイトや、根掛かりがあった場合でも、所定の位置からズレない方が好ましい。
本実施の形態においては、返し部6を設けたことにより、返し部6がキーパーとなって、ストレートフック3に挿通されたワームのズレ易さを低減することができる。特に、ワームの尾ビレに魚が食い付いたり、根掛かりしたために、ワームが後方(尻尾方向)に引っ張られたときには返し部6がワームに食い込んでいく仕組みになっているため、ワームが外れてしまうことはほとんど無い。この点、特許文献1には、ストレートフックの軸にワームの抜け止めを有する発明が開示されているが、この抜け止めは、その全部をワームの体内に挿入する必要があることから、ワームを挿入しにくく、かつ、挿入する過程でワームの体内が切り裂かれるため、魚がワームに噛み付いたり、根掛かりしたときに、ワームが引きちぎられ易いという問題がある。これに対し、前記構成を採る本発明は、このような問題は生じない。
図5は、本発明の他の実施の形態であるオフセットフック型のジグヘッド30の側面図であり、図6は、図5に示すジグヘッドのオフセットクランク部周辺の拡大図である。図5及び図6で示される場合にあっては、ジグヘッド30はシルエットで表現している。これは、本発明が適用されるシンカー31は、魚の頭部を模した形状及び色彩に限られないことを表現するためである。
このオフセットフック型のジグヘッド30は、前述のストレートフック型のジグヘッド1と同様、軟質性の樹脂製ワームが取替え自在に取り付けられるオフセットフック32と、シンカー31とを有している。シンカー31の水底側には後方に延びる腹側延長部34が設けられ、シンカー31の水面側には後方に延びる背側延長部35が設けられている。背側延長部35には、環状のアイ33が設けられている。なお、シンカー31と腹側延長部34や背側延長部35は同一材料で一体として成型することにより形成しても良く、別々に成型した後、互いに固着させても良い。
このような特徴を有するオフセットフック型のジグヘッド30は、ストレートフック型のジグヘッド1と同様、腹側延長部34を設けたことによりダートアクションを再現し易くなり、アイ33が設けられた背側延長部35を設けたことによりバイブレーションの動きを実現することが可能となったものであり、1つのジグヘッド30で複数のアクションを再現することができる。
さらに、このオフセットフック型のジグヘッド30においては、腹側延長部34はオフセットフック32のオフセットクランク部36に向けて形成されている。これにより、シンカー31とオフセットクランク部34との間の隙間が小さくなるとともに、図6に示すとおり、オフセットフック34の根元の下側にワームの動きを制限する台座37が形成されることになる。
そうすると、ワームが横方向(進行方向からみて横方向)からの負荷を受けて、ワームの先端部分にねじり力が作用した場合でも、腹側延長部34の台座37がワームの動きを制限するストッパーとして機能するので、ワームの先端部分のねじれによる移動が制限され、かつ、オフセットクランク部36との間の隙間が小さいため、図7に示すようなワームの先端部分がオフセットクランク部36から外れてしまう事態を防ぐことができる。
なお、腹側延長部34の先端に、返し部6のような上向きの返し部(図示しない)を形成するようにしても良く、この場合には、オフセットクランク部36との間の隙間にワームを挿入し易くなるという効果が得られる。また、本形態のジグヘッド30においても、背側延長部35の横幅よりも腹側延長部34の横幅を大きく設定するようにしても良く、この場合には、ワームの動きを制限する台座としての機能が向上するのみならず、ジグヘッド30全体が更に低重心となって腹側延長部34のバランサーとしての機能が向上し、より安定感が増すので、更にダートアクションを再現し易くなる。
本発明のジグヘッドは、ストレートワーム以外の形状のワームにも用いることができる。
また、前記各実施の形態においては、背側延長部5、35に設けられるアイ12、33は、背側延長部5、35とは別体として用意したものを取り付けているが、背側延長部に貫通孔を形成し、当該貫通孔をアイとして利用するようにしても良い。
本発明は、釣り場を問わず、ルアー釣りのためのジグヘッドとして用いることができる。
1 ストレートフック型のジグヘッド
2 シンカー
2a シンカー本体
3 ストレートフック
4 腹側延長部
5 背側延長部
6 返し部
7 フィン
8 溝部
9 ワーム
10〜13 アイ
20 ダブルフック
21 シャンク部
30 オフセットフック型のジグヘッド
31 シンカー
31a シンカー本体
32 オフセットフック
33 アイ
34 腹側延長部
35 背側延長部
36 オフセットクランク部
37 台座
100 ワーム
101 オフセットクランク部

Claims (5)

  1. ワームが取替え自在に取り付けられるフックと、当該フックが固定されるシンカー本体と、当該シンカー本体に設けられた第1の環状のアイとを有するジグヘッドであって、
    前記シンカー本体の水底側には後方に延びる腹側延長部が設けられ、
    前記シンカー本体の水面側には後方に延びる背側延長部が設けられ、
    前記背側延長部には第2の環状のアイが設けられることを特徴とするジグヘッド。
  2. 前記背側延長部の横幅よりも前記腹側延長部の横幅を大きく設定することを特徴とする請求項1記載のジグヘッド。
  3. 前記フックはストレートフックであり、前記腹側延長部の端部には上方に向けて返し部が形成されることを特徴とする請求項1又は2記載のジグヘッド。
  4. 前記シンカーの水底側にはアシストフックが着脱自在に装着されるアイが設けられ、前記腹側延長部には当該アシストフックを嵌合することができる溝部が複数形成されたフィンが設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のジグヘッド。
  5. 前記フックはオフセットフックであり、前記腹側延長部は当該オフセットフックのオフセットクランク部に向けて形成されることを特徴とする請求項1又は2記載のジグヘッド。

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