JP2020078279A - ジグヘッド - Google Patents

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萩原 徹
Toru Hagiwara
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Abstract

【課題】ワームの水中姿勢を好適なものとするとともに、ワームに埋没状態となるジグヘッドに視覚効果を付与することにより、これらの相乗効果によって良好な釣果を期待することのできる、ジグヘッドを提案することを技術課題とした。【解決手段】フック10Kに対して錘としてのヘッド10Hを組み付けて構成されるジグヘッド10において、前記フック10Kにおけるラインアイ11と胴曲げ14との間に形成されたオフセットクランク13の部分がヘッド10Hに埋没するように形成され、前記オフセットクランク13によりラインアイ11が針先12側に接近し、前記フック10Kにおけるシャンク16を水平にした状態で、前記ラインアイ11が重心Gの上方に位置していることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は釣り用擬似餌の一種であるワームと組み合わされるジグヘッドに関するものである。
比較的小型のアジ等の魚を対象とした擬似餌としてワームがある。このものは本体をPVC等の柔らかい素材を用いて昆虫、小魚等の形状に成型したものであり、これにジグヘッドを差し込んで擬餌針が構成される(例えば特許文献1参照)。
しかしながらこのような擬餌針L′の水中姿勢は、図4(b)に示すように、ワーム1′の尾びれ部4′側が下向きとなったものとなってしまい、このことが釣果に悪影響を及ぼしてしまっているとの見方がある。
また対象魚にワームを視覚的にアピールするために、素材の色を異ならせたり、ラメ素材を混入すること等が行われているが、ジグヘッドのワームに埋没状態となる部位を積極的に活用することは行われていなかった。
特開2016−28561公報
本発明はこのような背景を認識してなされたものであって、ワームの水中姿勢を好適なものとするとともに、ワームに埋没状態となるジグヘッドに視覚効果を付与することにより、これらの相乗効果によって良好な釣果を期待することのできる、ジグヘッドを提案することを技術課題としたものである。
すなわち請求項1記載のジグヘッドは、フックに対して錘としてのヘッドを組み付けて構成されるジグヘッドにおいて、前記フックにおけるラインアイと胴曲げとの間に形成されたオフセットクランクの部分がヘッドに埋没するように形成され、前記オフセットクランクによりラインアイが針先側に接近し、前記フックにおけるシャンクを水平にした状態で、前記ラインアイが重心の上方に位置していることを特徴として成るものである。
また請求項2記載のジグヘッドは、前記要件に加え、前記フックの一部は、胴打ち加工が施されて平坦面が形成されていることを特徴として成るものである。
更にまた請求項3記載のジグヘッドは、前記請求項2記載の要件に加え、前記平坦面は、組み付けられるワームに埋没する位置に形成されていることを特徴として成るものである。
更にまた請求項4記載のジグヘッドは、前記要件に加え、前記ヘッドは、両側面が正面視ハの字状に形成され、非平行状態となるように構成されていることを特徴として成るものである。
そしてこれら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
まず請求項1記載の発明によれば、ワームの水中姿勢を、実際の小魚等と同様、頭部から尾びれ部にかけて水平状態に近いものとすることができ、釣果の向上を期待することができる。
また請求項2記載の発明によれば、平坦面が煌くことにより、対象魚にワームを視覚的にアピールすることができ、集魚効果を高めることができる。
また請求項3記載の発明によれば、胴打ち加工された部位である平坦面が、抜け止め効果を奏するため、ワームの脱落を防止することができるとともに、姿勢の安定化が図られる。
また特に透明素材や半透明素材で形成したワームを用いた場合、ワームに埋没状態となる部位が煌くため、更に集魚効果を高めることができる。
また請求項4記載の発明によれば、ジグヘッドの重心をフックよりも下方に位置させることができ、擬餌針の姿勢を安定させることができる。
本発明のジグヘッドを組み合わせた擬餌針を示す斜視図である。 同上、ジグヘッドを示す側面図及び断面図である。 同上、ジグヘッドを示す正面図である。 本発明のジグヘッドを組み合わせた擬餌針の水中姿勢を示す側面図(a)及び従来タイプのジグヘッドを組み合わせた擬餌針の水中姿勢を示す側面図(b)である。
以下本発明のジグヘッドの最良の形態について、図示の実施例に基づいて説明するが、この実施例に対して、本発明の技術的思想の範囲内において適宜変更を加えることも可能である。
図中符号10で示すものが本発明のジグヘッド10であって、このものはワーム1に対して組み付けられることにより擬餌針Lを構成する。
前記ワーム1は、可塑剤が添加されたポリ塩化ビニル(PVC)等の柔軟な弾性部材を素材とし、小魚、甲殻類、昆虫等を模した短寸細径状を成すものである。
図1、4に示すワーム1は、一例として小魚を模したものであり、頭部2、胴部3及び尾びれ部4が連設され、前記胴部3の尾びれ部4寄りの部位には、胴部3の一部を切除したスリット6が形成される。なお本明細書においては、頭部2側を前方、尾びれ部4側を後方とする。
また前記ジグヘッド10は図2(a)に示すように、フック10Kに対して錘としてのヘッド10Hを組み付けて構成されるものである。
前記フック10Kは、ラインアイ11と針先12との間に、オフセットクランク13、胴曲げ14及び先曲げ15の三個所に曲げ加工が施された釣針であり、オフセットクランク13から胴曲げ14までの部位をシャンク(胴、軸)16と称し、シャンク16と針先12との間隔をゲイブ(フトコロ)17と称するものである。
また前記針先12と先曲げ15との間の針先12寄りの個所には、バーブ(カエシ)18が設けられる。
そして前記ヘッド10Hを一例として鉛の鋳造により成型する際に、オフセットクランク13の部分がヘッド10Hに埋没するように形成される。
そして図2に示すように、前記オフセットクランク13により、ラインアイ11がオフセットクランク13の屈曲部よりも針先12側に接近した個所に位置するようになっている。更にシャンク16が水平になった状態で、ラインアイ11が重心Gの上方に位置するとともに、針先12からバーブ18にかけての部位が、ラインアイ11よりも上方に位置している。
なお前記オフセットクランク13は図2(a)に示すように鋭角状とする他、図2(b)に示すような複数個所を鈍角状に曲げたり、曲線状に曲げることにより形成することもできる。
また前記フック10Kの一部には、胴打ち(平打ち)加工が施されて平坦面19が形成されるものであり、この実施例では、胴曲げ14周辺に平坦面19が形成されるようにした。この様な平坦面19が形成されることにより、針先12側を広げようとする力に対する強度が増すこととなる。
なお前記平坦面19が、組み付けられるワーム1に埋没する位置に形成されることにより、後述するような今までにない集魚効果を奏することができるものである。
また図3に示すように、前記ヘッド10Hは、両側面が正面視ハの字状に形成され、非平行状態となるように構成されているため、ジグヘッド10の重心Gをフック10Kよりも下方に位置させることができ、ワーム1が組み付けられたときの擬餌針Lの姿勢を安定させることができる。
そして前記ワーム1に対してジグヘッド10が組み付けられるものであり、針先12を頭部2の正面に突き刺すとともに、針先12を押し進め、図1、4( a)に示すように胴部3から針先12が突き出るようにする。
なお図1、4( a)に示す実施例では、平坦面19の大部分はワーム1に埋没した状態となり、一部が外部に露出した状態となるようにされている。
そして上述のように構成された擬餌針Lは図4(a)に示すように、ラインTが引かれると重心Gがラインアイ11の下方に位置した姿勢となり、このときシャンク16が略平行状態となるため、ワーム1の水中姿勢を、実際の小魚等と同様、頭部2から尾びれ部4にかけて水平状態に近いものとすることができる。
この結果、ワーム1が受ける水流を、頭部2、胴部3、尾びれ部4の上面側に、入射角が小さい状態で受けることとなり、胴部3、尾びれ部4が効果的に曲げられて、対象魚Fにとって艶めかしい動きをして強烈にアピールすることができ、釣果の向上を期待することができる。
なお図4では、ラインTが引かれる方向がアングラーが操作するリール(図示省略)と擬餌針Lとを結ぶ直線よりも上方向となっている様子を描写しているが、これはリールから水面まで伸びたラインTは、水中をそのまま直線状に擬餌針Lまで伸びるのではなく、屈折するように伸びるといった実際の様子を表したものである。
また図1に示すように平坦面19が煌くことにより、対象魚Fに視覚的に強烈にアピールすることができ、釣果の向上を期待することができる。
また胴打ち加工された部位である平坦面19は、抜け止め効果を奏することとなり、ワーム1の脱落を防止することができるとともに、姿勢の安定化が図られる。
また特にワーム1を透明素材や半透明素材で形成した場合、ワーム1に埋没状態となる部位が煌くため、対象魚Fに対して今までになかった視覚的アピールをすることができる。
因みに図4(b)に示す従来のジグヘッド10′は、ヘッド10H′の両側面が正面視平行状態となるように構成されたものであり、ラインTが引かれて重心Gがラインアイ11′の下方に位置した姿勢となったときに、シャンク16′は後傾した状態になる。
この結果、ワーム1′が受ける水流を、頭部2′、胴部3′、尾びれ部4′の上面側に、入射角が大きい状態で受けることとなり、胴部3′、尾びれ部4′があまり曲げられないため、対象魚Fに対するアピールが弱いものとなってしまう。
なお上述のように従来のジグヘッド10′がラインTが引かれた際に後傾してしまうのは、シャンク16′を水平にした状態で、ラインアイ11′が重心Gの上方に位置することとなり、前方斜め上方向に位置するような構成に起因するものである。
1 ワーム
2 頭部
3 胴部
4 尾びれ部
6 スリット
10 ジグヘッド
10K フック
10H ヘッド
11 ラインアイ
12 針先
13 オフセットクランク
14 胴曲げ
15 先曲げ
16 シャンク
17 ゲイブ
18 バーブ
19 平坦面
F 対象魚
G 重心
L 擬餌針
T ライン

Claims (4)

  1. フックに対して錘としてのヘッドを組み付けて構成されるジグヘッドにおいて、
    前記フックにおけるラインアイと胴曲げとの間に形成されたオフセットクランクの部分がヘッドに埋没するように形成され、
    前記オフセットクランクによりラインアイが針先側に接近し、前記フックにおけるシャンクを水平にした状態で、前記ラインアイが重心の上方に位置していることを特徴とするジグヘッド。
  2. 前記フックの一部は、胴打ち加工が施されて平坦面が形成されていることを特徴とする請求項1記載のジグヘッド。
  3. 前記平坦面は、組み付けられるワームに埋没する位置に形成されていることを特徴とする請求項2記載のジグヘッド。
  4. 前記ヘッドは、両側面が正面視ハの字状に形成され、非平行状態となるように構成されていることを特徴とする請求項1、2または3記載のジグヘッド。
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Title
KOMEGEN: "[online]", 『DUO(デュオ) テトラワークス スナイプヘッド』入荷!, JPN6022023543, 23 September 2018 (2018-09-23), JP, ISSN: 0004914515 *

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