JP6526987B2 - スロットミーリングディスク及びこのようなスロットミーリングディスク用の回転可能な取付けシャフト - Google Patents

スロットミーリングディスク及びこのようなスロットミーリングディスク用の回転可能な取付けシャフト Download PDF

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Description

本発明は、中心軸を有するスロットミーリングディスクにおいて、多数の切れ刃を備えた外周面と、中心軸の周りに支持面を有する第1の側面と、第1の側面とは反対側の第2の側面と、回転可能な取付け用シャフトの相手側取付け手段と相互作用して、回転可能なシャフトに対してスロットミーリングディスクを回転不能な形で取付けかつシャフトの端面において取付け面に対して支持面を押付けることができるように適応された取付け手段と、を含むスロットミーリングディスクに関する。
本発明は同様に、このようなスロットミーリングディスク用の回転可能な取付け用シャフトにも関する。
回転式ミーリングディスクを用いて金属ワークを機械加工する場合、気体または液体あるいは気体と液体の混合物の噴射流体を使用して、ワークおよび/またはミーリングディスクに噴射供給することが有利である、さらには必要であることが多い。このような噴射供給は、例えば冷却または潤滑目的または機械加工中にワークから切り屑を洗い流す目的などの理由で実施され得る。
スロットミーリングディスクの噴射供給を達成するための最も一般的な方法は、単に液体および/または気体流を外部から、実際の機械加工が行なわれている領域にあるミーリングディスクおよびワークに向かって導くことである。このような噴射供給方法の1つの欠点は、大部分の流体が、それが有用である領域に到達しないことから、効果がきわめて低いということにある。その結果として、液体噴射供給媒体の場合には大量の廃液が形成されることになり、これを収集し濾過するかまたは廃棄する必要がある。
特許文献1から、2つの組合わされたディスク部品で形成されているいわゆるギヤミーリングカッターの形をしたミーリング工具が公知である。ディスク部品のうちの一方は、他方のディスク部品と対面し当接するべき表面内に、円周方向通路およびセンター孔と円周方向通路の間の2本の半径方向供給用通路を伴って形成されている。その上、小さい直径の孔が、ディスクの周囲と円周方向通路の間でディスク部品を貫通して形成されている。このように形成されたギヤミーリングカッターにより、センター孔を通って延在するシャフトから、供給用通路、円周方向通路および小さい直径の孔を介して、ディスクの周囲にある切削用インサートに至るまで、噴射供給用流体を供給することが可能である。しかしながら、このように形成されたミーリングディスクは、2部品形態であるために製造コストがかなり高く、この方法では単一のディスクを含むスロットミーリング工具を形成することは不可能であると思われる。同様に、実際には、噴射供給用流体通路を有し、厚みがわずか約2〜10mmである薄いスロットミーリングカッターを2部品形態で製造することは不可能である。その上、中央シャフトからディスクの内側縁部表面までディスクに対する流体供給路を配置することは、漏出無く達成するのが困難であり、許容誤差を理由として取付け用シャフトと取付け用孔の間には小さいものの明らかなあそびがつねに存在しなければならないため、何らかのタイプの追加の密封が求められる。
特許文献2は、図17および18において、カッターの切れ刃に噴射供給用流体を供給するために流体噴射供給システムに連結されている回転式リングカッターを開示している。この実施形態において、回転式リングカッターはヘッド上に取付けられ、このヘッドはそれ自体スピンドルに取付けられている。噴射供給用流体は、スピンドルの内部の軸方向に向けられたパイプを通してヘッドの内部の環状分配チャンバに供給され、かつ半径方向に向けられた供給用パイプを通して回転式リングカッターに対面するヘッドの表面内の曲線溝に供給される。回転式リングカッターを通る軸方向に向けられた通路を用いて、噴射供給用流体を切れ刃の領域に供給することが可能である。しかしながら、この文献に係る流体噴射供給システムは、切れ刃がディスクの周面に沿って配置されている本発明に係るスロットミーリングカッターには適用不可能であると思われる。
特許文献3では、一体化されたディスク形部分と、ディスク形部分の中央に配置されハブ部分の後端部で陥凹またはキー溝を有する支持面において回転可能シャフトに連結するように適応されているハブ形部分とを含むスロットミーリングディスクが開示されている。ディスク形部分の周囲には、ねじを用いて交換可能である多数の切削用インサートが配置されている。一実施形態において、スロットミーリングディスクは、ハブ部分の後端部内の陥凹の底面から軸方向に延在する冷却媒体通路を伴って形成される。軸方向に冷却する媒体通路がディスク形部分と同じ平面に達する位置において、これらの通路は、90度回転することで方向を転換し、次にディスク形部分の内部で半径方向に延在し、最終的に、ディスク形部分の外周内の出口開口部内に開放する。このように形成されたスロットミーリングディスクにより、冷却媒体を工作機械からハブ部分ならびにディスク部分を通って供給し、切削およびミーリング作業が実施されるその周囲から放出させることが可能である。しかしながら、ディスク部分とハブ部分ならびに内部冷却媒体通路を有する、このように設計されたスロットミーリングディスクは、複雑でひいては製造コストの高いものとなる。この設計は、工作機械の回転可能シャフトとハブ部分の後端部にある支持面の間の連結部に封止用配置を必要とすることから、工作機械の回転可能シャフトにスロットミーリングディスクを取付ける場合にさらに事を複雑にする。
前述の通り、薄いディスクとして形成されているものの、上述のハブ部分を含まず、わずか2〜10mmの厚みしか有さず、多数の切れ刃がその外周に具備され、主としてさまざまなワーク内に溝を切削するために使用されるスロットミーリングディスクも同様に公知である。その1つの側面上で、これらは、その中心軸に最も近く、回転可能な取付け用シャフトの一端部内で取付け用表面に対面しこれに向かって挟持されるように設計されている支持面を有する。冷却、潤滑および/または切り屑の排出を目的とした、噴射供給用流体を用いたこのようなミーリングディスクの噴射供給が、こうして、典型的には外部からミーリングディスクおよびワークに向けて誘導される1つ以上の噴射供給用流体ジェットを用いて実施される。しかしながら、ミーリングディスクの外部に配置されたこのような冷却、潤滑および/または切り屑排出動作は、特に深いスロッティングの場合、外部ジェットが概してスロットミーリング作業中にこのようなスロットの比較的深い部分に到達できないことを理由として、効果が無い。
欧州特許第1897642号明細書 国際公開第94/09937号明細書 独国特許第10145006号明細書
本発明の目的は、噴射供給用流体をその周囲に分配するための噴射供給用流体通路を伴う先行技術のミーリングディスクに付随する上述の欠点を少なくとも克服することにある。より厳密には、漏出なくスロットミーリングディスクの内側部分からその周囲まで噴射供給用流体を分配できるようにし、かつその直径サイズおよび厚みとは無関係に同一の回転可能シャフトに適合するように設計可能であるスロットミーリングディスクを、単純でかつ費用効果性ある形で提供することが、本発明の目的である。少なくともこの目的は、請求項1に係るミーリングディスクによって達成可能である。
本発明は同様に、本質的に上述のものと同目的を有する回転可能な取付け用シャフトにも関する。少なくともこの目的は、請求項15に係る回転可能な取付け用シャフトによって達成されてよい。
したがって、本発明の基礎を成すのは、限定的な断面を有し、第1の側面上の中心軸の周りで支持面内の入口開口部から周面内の入口開口部まで延在する少なくとも1つの噴射供給用流体通路が具備されているスロットミーリングディスクによってこの目的が達成される場合があるという見識である。これにより、入口開口部は、ミーリングディスクの平坦な支持面内に盲孔を形成していてよく、ここで噴射供給用流体通路はミーリングディスクの周面に向かう方向で、好ましくは直線方向または直線かつ傾斜した半径方向で、盲孔から延在している。このような浅い盲孔は、例えば、スロットミーリングディスク内の単純なミーリングまたは穴明け作業によって形成可能である。このように設計されたスロットミーリングディスクの場合、回転可能な取付け用シャフトの端面に向かって挟持されたディスクの第1の側でミーリングディスクをその支持面で組込むことが可能であり、ここでシャフトの端面には、シャフト内部の噴射供給用流体のために意図された供給用通路と流体連通状態にある少なくとも1つの供給用開口部が具備されている。シャフトの端面内の1つ以上の供給用開口部およびスロットミーリングディスクの支持面内の1つ以上の入口開口部の設計および場所を互いに適合させることによって、工作機械の同一の回転可能な取付け用シャフトに対して異なるサイズおよび異なる幾何形状のミーリングディスクを組込むことが可能になる。同様に、このように設計されたスロットミーリングディスクによると、ミーリングディスクの支持面を取付け手段によりシャフトの取付け表面に押付けた場合、支持面と取付け用表面の間でのみ充分な締付け/封止効果が達成されることから、ミーリングディスクと取付け用シャフトの間に追加のシールを配置する必要は全くない。その上、噴射供給用流体通路は、ミーリングディスクの周囲とその内側中心軸またはセンター孔との間の距離全体に延在する必要がなく、このことは、スロットミーリングディスクの比較的薄い金属材料の内部に長い通路を製造する費用が高いことを考えると、有利である。好ましくは、支持面は、ミーリングディスクの第1の側面上の入口開口部を除いて、平面であり、中心軸に対して直交して延在している。
本発明は、特許請求の範囲内で数多くの異なる形で変更および修正が可能である。以下で説明し図示する本発明の2つの実施形態において、スロットミーリングディスクまたはいわゆるスロットミーリングカッターは、ワーク内に均等な幅の比較的深く長いスロットまたは溝を切削するために利用される。スロットミーリングカッターは同様に、突き切りまたは切断作業のためにも利用されてよい。スロットミーリングディスクは概して平坦で、平面的な第1および第2の側面を伴う。しかしながら、本発明は、必ずしも完全に平面的な側面を有していないスロットミーリングディスク上でも実施可能であるということを理解すべきである。
その上、図示された実施形態において、切れ刃は別個の切削用インサート上に配置され、ミーリングディスクの回転平面に対し直交して配向され、ディスク自体の幅よりもわずかに広い幅を有する。しかしながら、本発明は同様に、ディスク自体よりも小さい幅の切れ刃を有しかつ/または回転平面との関係において異なる角度で配向されているスロットミーリングディスク、さらには、ミーリングディスクの各側面に沿って回転平面に対して実質的に平行に配向された切れ刃を有するスロットミーリングディスクにも関する。別個の切削用インサート内に形成される代りに、切れ刃は、ディスクと一体化された状態で、したがって同じ材料で、形成され得るとも考えられる。
回転可能シャフトに対するスロットミーリングディスクの回転不能な形でかつシャフトの端面に向かっての支持面の押圧のための取付け手段は、説明され図示されている実施形態において、ディスク内の貫通孔およびシャフトの端面内のねじ孔、ならびに、ミーリングディスクのセンター孔を通って延在させられるべき中心ハブで構成されている。ここで、ねじは、ディスク内の孔を通って延在しねじ孔の中に螺入させられている。しかしながら、取付け手段は多くの異なる方法で形成可能であり、実際、ミーリングディスクの支持面をシャフトの端面において取付け用表面に対して押付け、ミーリングディスクおよびシャフトの相互の回転不能にすることのできるあらゆる取付け手段が構想可能であり得るということを理解すべきである。このような取付け手段の例としては、ハブナット、シャフトまたはミーリングディスクの一方の中にありこれら2つのうちの他方の中の孔内に延在するガイドピン、油圧式、空気圧式または電気式に作動する取付け手段およびこれらの任意の組合せが考えられる。
本発明の一実施形態において、スロットミーリングディスクには、その支持面内の入口開口部から、ミーリングディスクの少なくとも2つの連続する切れ刃の間の周囲内の出口開口部まで、そしてより厳密には各切れ刃間で周面内の凹形状のいわゆる切り屑スペースの領域内に位置する出口開口部まで延在する少なくとも1つの噴射供給用流体通路が具備されている。こうして、ミーリングディスクには、支持面内の入口開口部から周面内にある全ての切れ刃間の出口開口部まで延在する噴射供給用流体通路、より厳密には、各切り屑スペース内に位置する少なくとも1つの出口開口部が具備されていてよい。切り屑スペースは、機械加工中ワークからの切削された材料の切り屑を収容するように適応されている。切り屑スペース内に各々の出口開口部を位置づけすることの利点は、このようにして噴射供給用流体が例えばワーク内に機械加工されつつあるスロットから切削された切り屑を除去するのを補助するという点にある。出口開口部はさらに、ミーリングディスクの中心軸に最も近い切り屑スペースの周面部分の中に位置づけされていてもよい。こうして、ミーリングディスク内に延在する噴射供給用流体通路の長さが短縮される。
本発明の一実施形態においては、支持面は、中心軸からミーリングディスクの最外周まで、最大で直径の半分だけ延在する。このようにして、取付け用シャフトに対するミーリングディスクを堅固に取付けることができ、ならびにシャフトからディスクへの流体移送を提供するのに利用可能な領域が有利にもなお大きいものでありながら、ワーク内にスロットを切削するためにディスク直径のかなりの部分を利用できるようにすることができる。その上、噴射供給用流体通路を有利なほどに短かくすることができる。
本発明の別の実施形態においては、支持面は中心軸からミーリングディスクの最外周まで最大で直径の3分の1だけ延在している。このようにして先の実施形態の場合に比べてディスクのより大きな部分をスロットの切削に利用できるようにすることができる、すなわち同じ直径を有するディスクでワーク内により深いスロットを切削することが可能となる。
本発明のさらに別の実施形態においては、支持面は、中心軸からミーリングディスクの最外周まで、最大で直径の4分の1まで延在する。このようにして、スロットを切削するため、すなわち同じ直径を有するディスクを用いて、先の実施形態の場合に比べてより深いスロットを切削するために、さらに、ディスクのより大きい部分を利用できるようにすることができる。概して、ミーリングディスクの全体的直径が大きくなればなるほど、充分な取付け力および流体移送を保証するために支持面の形をしているべきディスクの相対的部分はより小さくなる。
本発明の一実施形態において、入口開口部は、細長く、好ましくは円弧形の開口部を含む。こうして、単一の(円弧形)開口部にその入口開口部が連結されている複数の噴射供給用流体通路間で、有利な流量分布を達成することができる。したがって、共通の細長い円弧形入口の中に2つ以上の噴射供給用流体通路が開放していてよい。
こうして、各々の細長い円弧状入口開口部が、中心軸と同心の曲率中心を有していてよい。
本発明の一実施形態において、支持面は第1の側面と同一平面にある。スロットミーリングディスクはこうして、第1の側面と支持面が単一の平面を形成することによって容易に製造され得る。好ましくは、第1の側面および第2の側面は、平行な平面を形成し、ここで支持面は第1の側面の一部分を形成している。
さらなる一実施形態において、スロットミーリングディスク全体は、例えば金属材料の一体物として製造されているが、好ましくは、例えば超硬合金製の別個の切削用インサートにより提供されている切れ刃は例外であり、これはミーリングディスクの周面に配置されたインサート座の中に取付けられる。
ミーリング装置の全体的設計、例えばシャフトの供給用開口部の数、サイズおよび形状、支持面内の入口開口部の数、サイズおよび形状、ミーリングディスク内部の噴射供給用流体通路の数、形状および配向ならびにミーリングディスクの周面内の出口開口部の数、形状および場所は、特許請求の範囲内で多くの異なる形で変更および修正可能であると考えられる。第1の実施形態の場合のように細長い円弧形の開口部として供給用開口部を形成し円形孔として入口開口部を形成するか、または第2の実施形態の場合のように供給用開口部および入口開口部の両方を細長い円弧形開口部として形成する代りに、供給用開口部を円形孔として、そして入口開口部を細長い円弧形開口部として形成することも同様に構想できると考えられる。同様に、入口開口部および/または供給用開口部を、円形または他の形状の孔および細長い円弧形の開口部の組合せとして製造することも可能であり得、ここでは、円形孔が細長い円弧形の開口部の幅よりも大きい直径を有する場合、2つ以上の円形孔が1つの細長い円弧形の開口部により相互連結されている。その上、入口開口部および/または供給用開口部を2以上の細長い円弧形の開口部として形成する代りに、取付け手段例えばねじなどとの関係においておよび結果としてのミーリングディスクの脆弱化との関係において実施可能である場合には、ディスクおよび/またはシャフトの全周囲にわたり唯一の単一環状開口部を配置することさえ可能であり得る。入口開口部がこのように形成される場合、噴射供給用流体通路は全て1つの同じ入口開口部内に開放することになる。一方、供給用開口部がこのような形で形成される場合には、唯一の単一の連結用通路を用いて取付け用シャフトの内側で流体通路に供給用開口部を連結することが可能であると考えられる。
したがって、本発明の主要な特徴は、シャフトの取付け用表面に1つ以上の幅の広い供給用開口部が具備されており、かつ/またはディスクの支持面に1つ以上の幅の広い入口開口部が具備されており、ここで幅の広い供給用開口部および/または幅の広い入口開口部が既定の連結ゾーンを形成し、このゾーンに対し2つ以上の噴射供給用流体通路が連結されてよいことにある。このようにして、直径サイズ、切れ刃の数、噴射供給用流体通路の数などに関して多種多様なミーリングディスクを、ミーリングディスクの支持面が取付け手段を用いてシャフトの取付け用表面に対して取付けられた時点で、これらのミーリングディスクの入口開口部が自動的に供給用開口部と流体連通するような形で適合するように適応させることが可能である。
同様に、出口開口部を、図示されている実施形態の場合のように各切れ刃間の切り屑スペース内ではなく、各切れ刃のより近傍に、さらには各切れ刃に極く近接して位置づけすることもできる。さらには、例えば1つの通路部分が切れ刃に極く近接する出口開口部に通じ、一方もう1つの通路部分が切り屑スペース内の出口開口部に通じるような形で、噴射供給用流体通路を分岐させることさえも可能である。ミーリングディスク内に任意の数の噴射供給用流体通路を配置すること、ひいては一部の利用分野についてはそれで充分であり得る1本の単一の噴射供給用流体通路を配置することも同様に特許請求の範囲内に入る。しかしながら、通常は、切削ゾーン内で充分な噴射供給、潤滑および/または冷却効果を保証するために、各切り屑スペースに少なくとも1つの噴射供給用流体通路を配置することが好ましい。本発明によると、噴射供給用流体通路はミーリングディスクの内部で、実質的にはディスクの回転平面内で支持面内の入口開口部からディスクの周囲内の出口開口部まで延在させられる。しかしながら、噴射供給用流体通路は、厳密にディスクの半径方向に配向されている必要はなく、両方の実施形態において示されている通り、半径方向との関係において幾分か傾斜させることもできる。
ディスクの周面は、ディスクの外側境界である。スロットミーリングカッターの場合、周面は通常回転平面に対し直交しているが、勾配付きまたは他の形状の表面として形成することも可能である。
実施形態に係る噴射供給用流体通路は、円形断面を有する密閉された穴として形成されている。穴明けによって通路を製造することができる。ただし、通路は通常かなり長く、小さい直径を有することから、長く狭い孔をより容易に作ることのできる放電加工シンキング(spark erosion sinking)を用いて通路を形成することが好ましい。放電加工シンキングによって、円形以外の断面を有する密閉された穴として、例えば正方形または楕円形の断面を有する穴として、噴射供給用流体通路を形成することも同様に可能である。本発明に係るスロットミーリングディスクは通常、60〜315mmの直径を有していてよく、支持面は通常、中心軸から周面の最外部分までの距離の、最大で半分、より好ましくは最大で3分の1そして最も好ましくは最大で4分の1だけ延在する。ミーリングディスクの支持面が第1の側面と同一平面である場合、支持面の外側限界は、その延在が実際にはシャフトの取付け用表面の外径に左右されることから、通常明確ではない、または不可視である。しかしながら、いかなる場合でも、支持面は入口開口部を少なくとも短かい距離だけ超過して延在する。
スロットミーリングディスクの厚みは1.5〜10mm、好ましくは2〜8mmの範囲内であってよい。したがって、ミーリングディスクは、ワーク内に比較的深くかつ狭いスロットを切削するように設計される。支持面内の入口開口部は比較的浅く、0.5〜0.8mmの範囲内でミーリングディスク内に延在していてよい。
噴射供給用流体は任意に、液体、例えば水および/または油、気体(好ましくは圧縮空気であってよいが、他の気体も構想可能である)、あるいは気体と液体の混合物、例えば油を含む圧縮気体であってよい。液体流体、特に油を含むものを使用することの1つの利点は、切り屑が滑りやすくなり、これにより例えばワーク内のスロットからの切り屑の除去が容易になることにある。
本発明の例示的実施形態について、以下で添付図面を参照しながら説明する。
回転可能シャフトの端面上に取付けられた本発明の第1の実施形態に係るミーリングディスクの、前方からそして斜め上方から見た斜視図である。 ミーリングディスクがシャフトから取外された状態の、図1に係る分解組立斜視図である。 後方斜め上から見た、図1に係る分解組立斜視図である。 第1の実施形態に係るミーリングディスクの第1の側の斜視図である。 内部噴射供給用流体通路が破線で表わされている、第1の実施形態に係るミーリングディスクの第1の側の側面図である。 シャフトおよびディスクおよびシャフト内の流体システムが破線で表わされている、シャフトに組込まれた第1の実施形態に係るミーリングディスクの第2の側の側面図である。 図6中の線VII−VIIに沿った断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るミーリングディスクの第1の側の斜視図である。 内部噴射供給用流体通路が破線で表わされている、図8に係るミーリングディスクの第1の側の側面図である。
本発明に係るミーリングディスク1について以下で、図面を参照しながら2つの実施形態において説明する。両方の実施形態において、ミーリングディスクは、ワーク内に均一な幅のスロットまたは溝を切削するために使用されるスロットミーリングカッターである。まず最初に、図1〜7を参照すると、ここには、本発明に係る回転可能シャフト2とミーリングディスク1の第1の実施形態が示されている。図1は、回転可能シャフトの端面に取付けられたミーリングディスクを示す、前方そして上方から斜めに見た斜視図である。図2では、ミーリングディスクおよび回転可能シャフトが同じ方向から示されているが、ここではミーリングディスクは回転可能シャフトから取外されており、そのためシャフトの端面3が見えるようになっている。図3は、図2の図に対応するが、ミーリングディスクおよび回転可能シャフトは後方上から斜めに示されている。
ミーリングディスク1は、シャフトの端面上で取付け用表面7により担持されるように適応された支持面6を伴う第1の側と、取付け状態でシャフトから離れる方向に面するように適応された第2の表面8を有する、中心軸4を伴う薄く平坦なディスク本体を含んでいる。ディスクは、多数の鋸歯様の突出部分10を有する鋸歯様の外周面9を伴って全体に円形形状を有している。各鋸歯様の突出部分には、その先端近くで陥凹が具備されており、その中に、各々切れ刃12を有する切削用インサート11が取付けられる。図示された実施形態における切削用インサート11は、ワークを切断するか、またはワーク内に溝を作るために使用するように適応された切断および/または溝削り用インサートとして形成されており、その幅方向に延在する切れ刃を有する比較的長いインサート本体が各々に具備されている。切削用インサート11は、スロットミーリングディスクのインサート座にそれをしっかり固定するための挟持用フィンガーを伴うインサート座の中に取付けられる。これらの切削用インサートは、1.5〜10mm、好ましくは2〜8mmの幅を有しており、送り方向での切削動作用に設計されている。しかしながら、インサート11の切れ刃12は、スロットミーリングディスクの幅よりも幾分か広い幅を有し、こうして切削中のスロット内のワークとディスク間のクリアランスが保証される。インサートは、超硬合金、または他の硬質/耐摩耗性材料、例えば高速度鋼またはセラミクスで製造されてよい。このような切削用インサートは同様に、旋削加工技術の分野において切断および/または溝削り用としても公知である。2つの隣接する鋸歯様の突出部分10の間には、切削作業中切削された切り屑を中で形成させ収集することのできる切り屑スペース13として使用される凹状部が形成されている。ミーリングディスクには同様に、センター孔14および、センター孔の周りに分布した4つのねじ孔15の形をした取付け手段も具備されている。
回転可能シャフト2は、スロットミーリングディスクを回転させる目的で、開示されていない機械に組込まれるように意図されたアダプタの形をしている。より厳密には、機械に取付けるべき端部において、アダプタには、シャフトの内部にある図示されていないプルロッドにより係合され機械内の対応する形状を有する孔の中に引き込まれ得る幾分三角形状で円形ではない断面を有する円錐形で中空のシャフト16を含む、米国特許第5340248号に開示された種類のクイックカップリング、いわゆるキャプトカップリング(CAPTO COUPLING)が具備されている。スロットミーリングディスクが取付けられるべきもう一方の端部では、シャフトは円筒形状を有し、スロットミーリングディスク1に向かって取付けられるべき端面3において、ディスクの支持面6と当接するように適応された周囲の取付け用表面7と突出する中心ハブ17とが具備されている。シャフトは同様に、取付け用ねじ19のために雌ねじを伴う4つのねじ孔18の形をした取付け手段も含んでいる。図1に示されている通り、シャフト2にミーリングディスク1を取付ける場合、ディスクは、シャフトの端面3に接して位置づけされ、こうしてシャフトの中心ハブ17は、ディスクのセンター孔14の内部に位置づけされ、ねじ頭を有する取付け用ねじ19がディスクのねじ孔15に通され、シャフトのねじ孔18内に螺入させられるようになっている。ねじ19を締めることにより、ディスクの支持面6は、強制的にシャフトの取付け用表面7に対し密に接触させられる。
切削作業中の切り屑の洗い流し、冷却および/または潤滑作業のため機械加工された溝を液体および/または気体の形をした流体で効率良く噴射供給できるようにすることを目的として、ディスクは、図4および5を見れば最も良くわかるように、切り屑スペース13の各々の中のディスクの周面9内の出口開口部20、ディスクの第1の側51の支持面6内の全ての出口開口部に対応する入口開口部21、ならびに各出口開口部20を入口開口部21と連結する密閉された噴射供給用流体通路22を伴って形成されている。その上、シャフト端部3の取付け用表面7には、図2および6を見れば明らかであるように、2つの隣接するねじ孔18の各々の間の領域内に4つの細長い円弧形のまたは曲線の供給用開口部23が具備されている。各曲線供給用開口部23は、各供給用開口部のための分岐通路25を介してシャフト内部の中央流体通路24と流体連通状態にある。このことは、図6に、ディスクの第2の側8から見た図によって示されており、この図を通して噴射供給用流体用の分配システム全体およびシャフトは破線によって表わされている。これを見ればわかるように、噴射供給用流体は、中央流体通路24およびシャフト内の4つの分岐通路25から、シャフト端部の取付け用表面内の曲線供給用開口部23まで、そしてそこからディスク内部の噴射供給用流体通路22を介して入口開口部21を通って各切り屑スペース13内の出口開口部20まで、分配可能である。図6の線VII−VIIに沿ったシャフト2の端部部分とミーリングディスク1を通る縦断面図である図7を見ればわかるように、分岐通路25は、中央流体通路24からシャフト端部の外周に隣接する各供給用開口部に向かって斜めに延在している。
ミーリングディスクの幾分か修正された実施形態が、図8および9において、ディスクの第1の側5の斜視図と側面図で示されている。ここでは、入口開口部はディスク内部の各噴射供給用流体通路のための円形孔として形成されていない。その代り、入口開口部は、各々が形状および位置に関してシャフトの取付け用表面7内の曲線開口部23に対応しているディスクの支持面6の内部の4つの細長い円弧形のまたは曲線の開口部26として形成されている。各噴射供給用流体通路22は、切り屑スペース13内のそれぞれの出口開口部20に最も近いところに位置設定されている曲線開口部26から延在している。
1 スロットミーリングディスク
3 端面
5 第1の側面
6 支持面
7 取付け用表面
8 第2の側面
9 周面
12 切れ刃
15 取付け手段
18,19 取付け手段
20 出口開口部
21,26 入口開口部
22 流体通路
23 供給用開口部

Claims (15)

  1. 中心軸を有するスロットミーリングディスク(1)であって、
    多数の切れ刃(12)を備えた外周面(9)と、
    中心軸の周りに支持面(6)を有する第1の側面(5)と、
    前記第1の側面(5)とは反対側の第2の側面(8)と、
    回転可能な取付け用シャフト(2)の相手側取付け手段(18、19)と相互作用して、前記取付け用シャフト(2)に対してスロットミーリングディスクを回転不能な形で取付けかつ前記取付け用シャフト(2)の端面(3)にある取付け用表面(7)に対して前記支持面(6)を押付けることができるように適応された取付け手段(15)と、
    を含むスロットミーリングディスクにおいて、
    密閉された断面を有し、スロットミーリングディスク(1)の内部でその支持面(6)内の入口開口部(21、26)からその周面(9)内の少なくとも1つの出口開口部(20)まで延在する少なくとも1つの噴射供給用流体通路(22)を備え
    前記支持面(6)は、スロットミーリングディスクの前記第1の側面(5)上の平面であり、中心軸に対し直交して延在しており、
    前記入口開口部(21、26)は、平坦な前記支持面(6)内に盲孔を形成し、スロットミーリングディスクの前記外周面(9)に向かう方向に延在する前記噴射供給用流体通路(22)を伴っている、
    ことを特徴とするスロットミーリングディスク。
  2. 前記支持面(6)内の入口開口部(21、26)から、前記外周面内の少なくとも2つの連続する切れ刃の間の出口開口部(20)まで延在する、少なくとも1つの噴射供給用流体通路を備えている、請求項1に記載のスロットミーリングディスク。
  3. 前記少なくとも2つの連続する切れ刃の間の前記出口開口部(20)は、前記少なくとも2つの連続する切れ刃の間の凹形状の切り屑スペース(13)の、スロットミーリングディスク(1)の中心軸に最も近い周面領域内に位置する、請求項2に記載のスロットミーリングディスク。
  4. 前記支持面(6)が中心軸からスロットミーリングディスクの最外周までの直径の最大で半分だけ延在している、請求項1〜3の何れか一項に記載のスロットミーリングディスク。
  5. 前記支持面(6)が中心軸からスロットミーリングディスクの最外周までの直径の最大で3分の1だけ延在している、請求項1〜3の何れか一項に記載のスロットミーリングディスク。
  6. 前記支持面(6)が中心軸からスロットミーリングディスクの最外周までの直径の最大で4分の1だけ延在している、請求項1〜3の何れか一項に記載のスロットミーリングディスク。
  7. 前記入口開口部が少なくとも1つの細長い開口部(26)を含む、請求項1〜6の何れか一項に記載のスロットミーリングディスク。
  8. 前記細長い開口部(26)が円弧形をしている、請求項に記載のスロットミーリングディスク。
  9. 各々の細長い円弧形入口開口部(26)が中心軸と同心の曲率中心を有する、請求項に記載のスロットミーリングディスク。
  10. 2つ以上の噴射供給用流体通路が、共通の細長い入口開口部(26)内に開放している、請求項7〜9の何れか一項に記載のスロットミーリングディスク。
  11. 前記支持面(6)が前記第1の側面(5)と同一平面にある、請求項1〜10の何れか一項に記載のスロットミーリングディスク。
  12. 前記第1の側面(5)および前記第2の側面(8)が平行な平面であり、前記支持面(6)が前記第1の側面(5)の一部分を形成している、請求項11に記載のスロットミーリングディスク。
  13. 別個の切削用インサート(11)により提供されている切れ刃(12)を除き、スロットミーリングディスク全体が一体物として製造され、前記切削用インサート(11)はスロットミーリングディスクの周面に配置されたインサート座の中に取付けられている、請求項1〜12の何れか一項に記載のスロットミーリングディスク。
  14. 前記多数の切れ刃(12)が、切断および/または溝削りインサート(11)として形成されスロットミーリングディスクの周面(9)に配置されたインサート座面内に取付けられている別個の切削用インサート(11)に備わる、請求項1〜13の何れか一項に記載のスロットミーリングディスク。
  15. 請求項1〜14の何れか一項に記載のスロットミーリングディスク(1)を工作機械に対し回転可能な形で取付けるための回転可能な取付け用シャフト(2)であって、
    当該回転可能な取付け用シャフト(2)は、中心軸を中心として回転可能であり
    当該回転可能な取付け用シャフト(2)は、
    スロットミーリングディスクの相手側取付け手段(15)と相互作用して、スロットミーリングディスクの前記第1の側面(5)にある前記支持面(6)を当該回転可能な取付け用シャフト(2)の端面(3)で中心軸に直交する取付け用表面に対して押付けるように適応された取付け手段(18)、および
    当該回転可能な取付け用シャフト(2)の内部で流体通路(24、25)と流体連通状態にあり、かつ流体通路からスロットミーリングディスク(1)の入口開口部(21、26)までの噴射供給用流体の供給を可能にするように整形さ位置づけされた、前記取付け用表面内の供給用開口部(23)
    を含むことを特徴とする、回転可能な取付け用シャフト(2)。
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