JP6520216B2 - ワーク検査装置及び転がり軸受の製造方法 - Google Patents
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Description
また、ワークを支持する構造の例としては、例えば、特許文献1に記載されたワーク支持装置等がある。
(1) 内周面と外周面とを有する円環状のワークが載置されるワーク支持部を回転させ、回転する前記ワークの検査部位を撮影するワーク検査装置であって、
前記ワーク支持部に昇降自在に設けられ、前記ワークの互いに異なる半径領域をそれぞれ個別に支持する複数の分割支持部と、
前記複数の分割支持部を、前記ワークに当接させて支持する高さと、前記ワークから下方に離間した高さとのいずれかに相対変位させる昇降駆動部と、
前記ワークの前記内周面と前記外周面のいずれかの検査部位を撮影するワーク撮影部と、
前記ワーク支持部を回転駆動するための回転軸を備える回転駆動部と、
前記ワークを回転させながら前記分割支持部の高さを変更し、前記ワークの支持部位を切り替える制御部と、
を備えるワーク検査装置。
(2) 前記制御部は、前記ワーク撮影部が撮影する前記ワークの検査部位に応じて、前記分割支持部の高さを変更する(1)に記載のワーク検査装置。
(3) 前記ワークは、外輪と、内輪と、前記外輪と前記内輪との間に配置される転動体とを有する転がり軸受であり、
前記複数の分割支持部は、前記転がり軸受の軸芯と同心に配置され前記内輪の端面を支持する内輪支持部と、前記内輪支持部の径方向外側に配置され前記外輪の端面を支持する外輪支持部と、を有し、
前記内輪支持部は、前記外輪の内径より小さい半径領域に配置され、
前記外輪支持部は、前記内輪の外径より大きい半径領域に配置され、
前記制御部は、前記内輪の内周面を検査部位とする場合に、前記外輪支持部の外輪載置面が前記内輪支持部の内輪載置面より高い状態にし、前記外輪の外周面を検査部位とする場合に、前記内輪支持部の内輪載置面が前記外輪支持部の外輪載置面より高い状態にする(2)に記載のワーク検査装置。
(4) 前記内輪支持部は、少なくとも一部の外周面にスプラインが形成された回転軸に接続され、
前記外輪支持部は、前記回転軸の前記スプラインに係合するスプライン孔が形成されたスプラインナットに接続された(3)に記載のワーク検査装置。
(5) (3)または(4)に記載のワーク検査装置により検査を行う転がり軸受の製造方法。
図1は本発明の実施形態を説明するための図で、ワーク検査装置の概略的な全体構成図である。ワーク検査装置100は、ワークが載置されるワーク支持部を回転させ、回転するワークの検査部位を撮影する。撮影したワークの検査画像は、ワークの外観検査に供される。
次に、上記構成のワーク検査装置100による検査の手順を説明する。まず、転がり軸受Wの外輪21の外周面21aと、内輪23の内周面23aを撮影する様子について説明する。
上記構成のワーク検査装置100によれば、検査部位を変更する際、内輪支持部27と外輪支持部29を軸方向に相対変位させることで、転がり軸受Wの支持部位を切り替えできる。これにより、検査画像を撮影する際に不要光を生じさせる部材を、観察部位から遠ざけることができる。その結果、検査画像に無用な反射光による影響が生じず、画質品質の低下がなくなり、高精度な検査が可能となる。また、内輪支持部27と外輪支持部29の相対変位によって、内輪支持部27と外輪支持部29は、一体に回転駆動され、相対的な回転差が生じない。そのため、転がり軸受Wが回転中であっても、転がり軸受Wの姿勢を崩すことなく、転がり軸受Wの支持部位の切り替えが可能となる。
次に、上記ワーク検査装置100のより具体的な一構成例について説明する。
図7はワーク検査装置100の一部断面を示す側面図、図8は図7のワーク支持部11を透視した上視図である。以降の説明では、図1と共通する部材に対しては、同一の符号を付与することでその説明を省略又は簡単化する。
次に、昇降駆動部の変形例について説明する。図11(A),(B)は本変形例の昇降駆動部を備えるワーク検査装置の要部構成と動作を示す説明図である。
また、本構成では、ワークの検査部位に応じてワーク支持部位を切り替えているが、ワーク支持部位の切り替えは、ワーク検査装置のユーザが決める任意のタイミングで行ってもよい。これにより、ワークの検査部位をより適切な環境下で観察することが自在となる。
13 昇降駆動機構
15 ワーク撮影部
17 回転駆動部
19 制御部
21 外輪
23 内輪
25 転動体
27 内輪支持部
29 外輪支持部
33 回転軸
35 スプラインナット
37 スプライン軸部
41 昇降駆動部
51 撮像部
53 照明部
55 撮像駆動部
100 ワーク検査装置
W ワーク(転がり軸受)
Claims (5)
- 内周面と外周面とを有する円環状のワークが載置されるワーク支持部を回転させ、回転する前記ワークの検査部位を撮影するワーク検査装置であって、
前記ワーク支持部に昇降自在に設けられ、前記ワークの互いに異なる半径領域をそれぞれ個別に支持する複数の分割支持部と、
前記複数の分割支持部を、前記ワークに当接させて支持する高さと、前記ワークから下方に離間した高さとのいずれかに相対変位させる昇降駆動部と、
前記ワークの前記内周面と前記外周面のいずれかの検査部位を撮影するワーク撮影部と、
前記ワーク支持部を回転駆動するための回転軸を備える回転駆動部と、
前記ワークを回転させながら前記分割支持部の高さを変更し、前記ワークの支持部位を切り替える制御部と、
を備えるワーク検査装置。 - 前記制御部は、前記ワーク撮影部が撮影する前記ワークの検査部位に応じて、前記分割支持部の高さを変更する請求項1に記載のワーク検査装置。
- 前記ワークは、外輪と、内輪と、前記外輪と前記内輪との間に配置される転動体とを有する転がり軸受であり、
前記複数の分割支持部は、前記転がり軸受の軸芯と同心に配置され前記内輪の端面を支持する内輪支持部と、前記内輪支持部の径方向外側に配置され前記外輪の端面を支持する外輪支持部と、を有し、
前記内輪支持部は、前記外輪の内径より小さい半径領域に配置され、
前記外輪支持部は、前記内輪の外径より大きい半径領域に配置され、
前記制御部は、前記内輪の内周面を検査部位とする場合に、前記外輪支持部の外輪載置面が前記内輪支持部の内輪載置面より高い状態にし、前記外輪の外周面を検査部位とする場合に、前記内輪支持部の内輪載置面が前記外輪支持部の外輪載置面より高い状態にする請求項2に記載のワーク検査装置。 - 前記内輪支持部は、少なくとも一部の外周面にスプラインが形成された回転軸に接続され、
前記外輪支持部は、前記回転軸の前記スプラインに係合するスプライン孔が形成されたスプラインナットに接続された請求項3に記載のワーク検査装置。 - 請求項3または請求項4に記載のワーク検査装置により検査を行う転がり軸受の製造方法。
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JP2015040307A JP6520216B2 (ja) | 2015-03-02 | 2015-03-02 | ワーク検査装置及び転がり軸受の製造方法 |
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JP2015040307A JP6520216B2 (ja) | 2015-03-02 | 2015-03-02 | ワーク検査装置及び転がり軸受の製造方法 |
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